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柳水庵の正面側はひらけていて林道も有るので、ここまで車でくることが出来ます。
某ブロ友さんは、藤井寺から 柳水庵まで歩いてきて、その日はお迎えの車で帰り、日を改めてここから焼山寺まで歩いたそうです。
舗装の道を少し行って左に入ります。
登って下って、そして、また登り道です。
3つ目の最後の庵は<浄蓮庵>
柳水庵から2km程、標高745m 柳水庵との標高差は245m、ここから傾斜がきつくなります。
この日は花曇りで風がないので、気温も上がってきました。
服を脱いで白衣もリュックにひっかけました。
つらい坂をコツコツ上がる・・・こんな坂も慌てずに登れる自信が一巡するうちに身に付いてきました。
ふと気が付くと階段、見上げれば、あのお大師さんです。
♪ 番外霊場 一宿山 浄蓮寺 ♪
お大師さまがここを通過される時、木の根を枕に仮眠された。
夢の中に阿弥陀如来が現れたので誓願込めて尊像を刻み、堂宇を建立し安置された。
その時お手植えになった杉は、老大木となって、今も通過する遍路を感動させている。
納経は12番、焼山寺。
浄蓮庵の杉の下にある弘法大師の銅像は42段の石段と共に、 大正 15年( 1926年 ) 京都市 の河地幾太郎が建てたもの。
~向こうに見えるが焼山寺の駐車場~
一本杉のお大師像の写真はよくUPされているけれど、実物は想像以上に大きくて、
杉の木も太く高く・・・あぁ~これは絶対自分の目で見た方がいい。
すごく、いい。
階段を一歩一歩登り、正面にお大師像を見た時の感動。
威圧感と言うよりは、広く抱きしめられている様な包容力があります。
どなたの作でしょう。いい像ですねぇ~
階段を登りきると、右手にベンチがあるので、しばしここに腰を下ろします。
するとちょうど逆光で、お大師像がシルエットになって、なんともありがたい。
歩いてきたからのご褒美。そんな風におもえます^^♪
~左右内(さうち)~
焼山寺への道は丁度いい具合に、庵が三か所にあるので、休憩しながら調子よく歩いてきました。
浄蓮庵を過ぎると、またまた下り坂です。
H745mからH400mまで下って、H700mのお寺へと登ります。
う~ん、折角登ってきたのに・・・これが、キツイ原因で「へんろ返し」と呼ばれる所以ですね。
山あいの小さな集落に下りてきました。
空家もあるようです。
この日のへんろ道で初めての民家だけど、誰にも会いませんでした。が、生活されています。
~手入れされた畑に満開の梅~
ここまで10km 4時間かかりました。
生活道路があるので、ここまでタクシーがお迎えに来てくれるようです。
タクシー会社の電話番号を書いた目立つ看板が有りましたよ^^;;
でもアタシは行けそうです。
小さな谷川を渡って、いよいよ最後の登り坂です。
2kmほどで300m上がるので、手ごたえがあります。
道もゴロついて足首に負担がきます。
支えはお寺の鐘の音です。
浄蓮庵を過ぎた辺りから、谷を渡ってこちらまで響いてきます。
だんぜん、張り切るオバハンです。
藤井寺を発った時は最後を歩いていたのですが、この坂で夫婦さん、るるぶさん、3人のアメリカさんに追いつきました。
視界が明るくなり道が広くなると、もうお寺さんの駐車場です。
懐かしい~。
一巡目の時は車のお接待を頂いて、千葉の老夫婦とこの立派な参道を登りました。
麓では桜が満開だったのに、ここに着いたらヒョウが降りだして、暗く寒いお参りでした。
あの時と同じく、何処の誰が御寄附したのかなぁ~、なんて石碑に刻まれた名前を見ながら石段を登ります。
お寺さんの建物は、すでにUPしているので私好みをパチリと納めます。
山寺らしくて、いいですねぇ~
カッコいいアメリカさん達は、地面に寝転んで天を目指す大杉やお寺の写真を興奮して撮りまくっています。
歩き初めの頃は梵鐘に目がいかなかったけれど、鶴林寺・太龍寺の山道を歩いた時、辛くて苦しくて
堪らなかった時に聞こえてきた鐘の音が、忘れられなくて。
それから必ず鐘を撞かせて頂いています。
こちらの鐘を撞けると思うとワクワクします~♪
重く深~い音色。
幾つもの山や谷を越えて響いていく、つよい音、いい音色です。
藤井寺から5時間かかりました。
この日の宿は、こちらの宿坊、一番乗りで、おじゃましま~す。
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