1曲目はシャンソンの名曲だそうで、「行かないで」。感傷的なメロディを、切ない感情をふり絞るようにせつせつと吹き上げるロイド。ジュアレは雰囲気を保ちながらも、ダイナミックな不思議な魅力にあふれるソロを展開させ、再び、戻ってきたロイドが「行かないで」と連呼するバックでも見事にその暗く切ない気分を盛り上げています。「行かないで」が顔をだすエモーショナルなオリジナルバラードなどをはさんで、5曲目はメンバー間のディオを中心に曲が進み、淡々とした会話がカルテットとして熱く語りはじめるタイトル曲Jumping The Creek、続いて、ハンガリーの民族楽器を使いアルコでエキゾチックな効果をあげロイドらしい曲。