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2006年11月26日
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テーマ: Jazz(1978)
カテゴリ: JAZZ(Born In The U.S.A. )

本人のHPでは、ロリンズやジョンスコとの共演なんてのがでてるけど、私はクリスポッターのアルバムに居たの印象的。脇役ながらも、所々で光り技かなぁ、、って感じ。
で、このレーベルはフランスらしいのですが、ミュージシャンは全員アメリカはニューヨークで活躍してる人達です。
私は、特に、ビルスチュワートが参加してるのが、やっぱ、買いたくなる由縁でもあるのですが。。
ただ、このアルバムが出ることは随分前から知っていたのですが、同じメンバーでオリジナルで固めた「What Survives」が意欲は認めるけどなぁ。。って感じだったので躊躇してました。
なんとなく、パスしてたのですが、、前々回のジャズ批評で、このアルバムの事が書かれていて、やっぱ、欲しくなった。
で、「VENTO AZUL RECORDSさん」で購入して、秋の初めくらいから聞き始めた。
同じメンバーの前回のアルバムより、ずっと良いぞ、っていうのが第一印象。買ってよかった。
派手なパフォーマンスやいきなりめちゃくちゃ入り込むようなアルバムではないのだけど、適度な緊張感、そして、誠実さから生まれてくる優しさ美しさを持っている感じ。


スタンダードやジャズミュージシャンのオリジナルなど。
こうやって、ピアノトリオとして向かい合って聴くケヴィンくんは、実に端正な感じ。
堅実、確実な音選びとでもいうのか。。
一聴、抜群にかっこいいのはビルスチュワートのドラム。
ただし、彼のドラムだけが一人浮かび上がるような演奏でもなく、3人それぞれが主張しながらも同じ方向でまとまってる。
ポッターのアルバムでも、切れ味良いピアノとは思っていたのですが、繊細さもかなりある。
むむ、「多情」にならないところが通好み、ってかんじかもなぁ。。
これだけ、感情が入りまくったピアノトリオのアルバムがでてるとこういう端正さもかなり美味しいです。逆に物足りなさをかんじる人もいるかもしらないけど、思った以上にたんたんとした中に歌心を発見。
1曲目のピアノの奥から聞こえてくるビルさまのシンバルの音からしてしびれる。
静かに耽美的な雰囲気を次第にリズム陣がぐぅ~と盛り上げていき、気付くとかなり高密度なスリリングな演奏になっている。わ、いい感じ。
タイトル曲となったFor Heaven's Sakeはベースの呟くようなピッチカートではじまり、次第に上り詰めていく感じの叙情的なバラードにしあがった。シンプルながら甘さだけに終わっていないなかなか素敵な演奏。

サムリバースの曲の後は、Beautiful Love。
切れ味、壮快さ、躍動感、、端正な中にも熱さが見え隠れするなかなか良い演奏かと。
クールな感じの演奏がつづくのですが、最後の2曲はアップテンポで少しパーカッシヴな演奏になり秘めた熱さも見せています。
結構、Caravan気に入ってたりします。

そう、感情控えめだけど、それが、、良いかも。

ほんと、凄くかっこいい。。
あまりにカッコイイので、、
実は彼が参加してるコープランドのアルバムも買ってしまった。(^_^);


1,Sonny Moon For Two
2,For Heaven's Sake
3,Lady Day
4,Beatrice
5,Beautiful Love
6,It Could happen to you
7,If ever i would leave you
8,Caravan

Kevin Hays(p)
Doug Weiss(b)
Bill Stewart(ds)

そう、、昨日、タイヤかえてもらちゃった。
気が、、はやかったかしら?





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最終更新日  2006年11月26日 13時51分50秒
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