幕開けAttack Of The Intervalsから、クリポタのが全力疾走でとばします。リーダーのピアノと共鳴しただけあって、いきなりふりきれんばかりの力強いブロウ。そこに食いついてくるメンバー全員のレベルも高くちょー痺れる。 15分の大作Strange Windは、ピアノの氷のような冷たさと、ちょっと無機質な感じで鍵盤を動き回る中クリポタがつむじ風のように現れ激しく激しくブロウするのですが、周りの反応もおもしろい。 ピアノは硬質で、パーカッシブ。で、ソロで妖しく輝いてます。あ、美しさの感じが夜光虫みたい。Camel Gallopも強靭です。ウネウネハードに吹きまくるクリポタ。追随するめんばー。スリリングな応酬がつづきます。ピアノ一筋縄ではいきません。やるなぁ。 バスクラに持ち替えエキゾチックな曲Melodicを情感こめて。Whirligigはソプラノで。トリオの作りだすジオメトリックな空間に切り込んでいきます。There Was That Tooは、再びテナーで次第にヒーットアップ。終演はフェンダーロズも使って、変態変則なリズム陣と奇妙な踊りをくりひろげます。最後まで意表つく展開。ハードな演奏が繰り広げられます!いぇ~~い。
1. Attack Of The Intervals / Hangkozok Tamadasa 2. Strange Wind / Kulonos Szel 3. Camel Gallop / Teve - Vagta 4. Melodic / Dallamos 5. Whirligig / Bugocsiga 6. There Was That Too / Ilyen Is Volt
Daniel Szabo (p,fender rhodes) Chris Potter (ts,ss,b-cl) Matyas Szandai (b) Ferenc Nemeth (ds)