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2010年02月11日
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テーマ: Jazz(2004)
カテゴリ: JAZZ
Contribution / Daniel Szabo Trio Meets Chris Potter



春が見えてきてるのに、このところの大雪でみんなびっくりやら、ウンザリやら。。
しかも、このアルバムは、雄志をたきつけてフランスあたりから飛ばしたアルバムなのだ。
が、、結果、、○ニオンをはじめいろんな通販サイトより入手が遅くなった。。
皆さま、本当にすみません。。つうか、、くっそ、、って、きぶん。

しかーーし、そんなネガティブナ気分も演奏が始まればぶっ飛びます。(きっぱり)
クリポタが、なんでハンガリーなんだ?って、思ったんですが、なんあーんと彼の奥様はハンガリアンだそうで、ハンガリーでDaniel Szaboにであったようです。
おぉ!やっぱ。ジャズっておもしろいな。ただね、このピアニストは前作もあのカート ローゼンウィンケルを起用したりしてるし、ドラムもリーダー作の「Night Songs」という作品で、パークスはじめターナーやクリスチークなんか起用したアルバムを作ってたりするんですね。そうなんだ、彼らの視線の先は灰色のニューヨークの空な感じなのです。
もうすぐバレンタインデーだったりしますが、甘さはほとんどなく、ビター&ダーク、、そして、時折クールビューティって感じかな?


幕開けAttack Of The Intervalsから、クリポタのが全力疾走でとばします。リーダーのピアノと共鳴しただけあって、いきなりふりきれんばかりの力強いブロウ。そこに食いついてくるメンバー全員のレベルも高くちょー痺れる。
15分の大作Strange Windは、ピアノの氷のような冷たさと、ちょっと無機質な感じで鍵盤を動き回る中クリポタがつむじ風のように現れ激しく激しくブロウするのですが、周りの反応もおもしろい。
ピアノは硬質で、パーカッシブ。で、ソロで妖しく輝いてます。あ、美しさの感じが夜光虫みたい。Camel Gallopも強靭です。ウネウネハードに吹きまくるクリポタ。追随するめんばー。スリリングな応酬がつづきます。ピアノ一筋縄ではいきません。やるなぁ。
バスクラに持ち替えエキゾチックな曲Melodicを情感こめて。Whirligigはソプラノで。トリオの作りだすジオメトリックな空間に切り込んでいきます。There Was That Tooは、再びテナーで次第にヒーットアップ。終演はフェンダーロズも使って、変態変則なリズム陣と奇妙な踊りをくりひろげます。最後まで意表つく展開。ハードな演奏が繰り広げられます!いぇ~~い。

今回もスリルとサスペンスに満ちたハードボイルドな作品じゃ。先日、某ところに書いたのですが 、今のクリポタはフィジカル&ロジカルどちらも向かうところ敵なし!!

1. Attack Of The Intervals / Hangkozok Tamadasa
2. Strange Wind / Kulonos Szel
3. Camel Gallop / Teve - Vagta
4. Melodic / Dallamos
5. Whirligig / Bugocsiga
6. There Was That Too / Ilyen Is Volt


Daniel Szabo (p,fender rhodes)
Chris Potter (ts,ss,b-cl)
Matyas Szandai (b)
Ferenc Nemeth (ds)

そう、、ホランド閣下の新作にはクリポタ復帰だそうです。買わなくちゃ。(爆)


追記
トラバ出来ないとのことで。。
AZZとAUDIOが出会うと。。。 「Daniel Szabo / Chris Potter "Contribution"」





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最終更新日  2010年05月27日 18時16分00秒


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