「Out of Nowhere」白く細い指から奏でられるサウンドは、繊細で知的。そこに、ベーシストにならなかったこの人の指はどうしただろう?って、くらい分厚い手の森さまの安定感たっぷりなベース。アンプなしでも、ブンと空気を振るわせる。わたしは森さんとはじめて握手して時、びっくりしたのです。楽器を演奏する人にとってもフィジカルは重要なのだなぁ。。と。見た目はもっさりした太い指だけど、ベースの上では、素早いのだ。力まなくても力強いからね♪ 「Paesaggi In Movimento (動き行く風景)」 、そのメロディは、移ろいゆく情景を映しだす。間を大事にした演奏で、そこに生まれ出てくる抒情をかき立てる。 森オリジナルは、「La Tamps Ratrova」フランス語のタイトルのエキゾチックなメロディ。アルコでの演奏から入って、思索的なギター、ベースのピチカートになって、切なさが増す。互いの思いは空気の振動をとおして、互いの心に共鳴する。心の中で共鳴した思いは私達の音となって届く。あぁ。。だから、糸ものデュオはたまりません。。 ファビオさまのギターの源流に色濃く見えるジムホールの曲、「Waltz New」レッドミッチェルとのデュオにあるジムホらしいワルツっぽくない曲。百戦錬磨の森ベースも「冒頭部分は気合いがいるんだよねぇ」、って、高速ユニンゾン部分、クールに燃え上がるファビオギター、熱い森ベース。 再び、新譜からファビオオリジナル「Nice Groove」。CDではちょっと冒頭部分フリーな遊びがあるんですが、ここはストレートに、陽気なテーマから痛快なソロにすすめて、躍動感ある森ベースが踊る!観客の高揚感を煽って1セット目終了。
ファビオさまの新曲「Two Swing」優しく穏やかな中にも、思索的なフレーズが続くファビオギター、そのギターを浮かび上がらせる森ベース。もう、最後の最後の1音まで美しく聴かせてくれました。うって変わって、遊び心が詰まったモンクの「Will, You Needn't」。丁々発止、互いの遊び心を刺激しあったようなたのしい演奏。面白いっ! 寂しがりな森オリジナル、、夕暮れ迷子のテーマ曲「MoMo」。歌心たっぷりな森ベース、日本情緒どっぷり。ベースのピチカートに目が潤んでいたら、、満の持して始まったファビオギターのソロが、ブルージィでかっこよかったのですねぇ。胸がキュンとしました。これも、最後の最後まで泣かせられましたぜぇ。 天上の音楽のように、甘いイントロから現れ出たのは、「枯葉」。インテリジェンスたっぷり、洗練された枯葉。
ギターリストの曲がお望みだったのかな?結局、ウエスの「4 on 6」に。あの独特な高揚感、疾走感で、日本人もイタリア人も大好きな曲でーす。(笑)ブルージィだけどクールに飛ばすファビオギター。まさにファビオな「4 on 6」!森ベースも、クールでかっこいい。ほんと、2セット目は、最後の最後の1音まで、聴き逃せないのだぞ。いぇ~~い!!
と、わきわいわいとしたおしゃべりがあって、、 新譜から「 In Un Giorno Di Pioggia (ある雨の日に) 」に。。 もの悲しさも含む、哀愁あるメロディ。静かに過ぎゆく時を音で現した感じですねぇ。とても、好きな曲です。淡々と紡ぐファビオギター。その心情をくんだ森ベースのソロ。森ベースは本当に哀愁ある曲でのソロが切なくて素敵だなぁ。そろそろ終わりかなぁ。。 と、一周年の記念のライブとのアナウンスもあって、ここではやめられません。。はい。
大サービスで、マックザナイフこと「Moritat」♪ギターもベースも楽しそう。。お疲れのはずなのに、でるわでるわ、変則プレイ♪開場からリズムをとる音も聞こえて、新潟は猫屋敷の夜は更けていく。。ヤンヤ!!と、、まだ、終わらないよっ! エリントン曲、「In A Sentimental Mood」。高揚した感情を沈めるようなバラードメロディを淡々と、歌いあげるファビオギター。時折はいる高速のフレーズに気持ちの高ぶりも感じ、この生々しさが、、ライブだ。。まるで初めてのように丁寧に弾く森ベース。。 拍手喝采です。。