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今日は待ちに待った、マチュピチュ遺跡に行く日です。
マチュピチュに行くにはまずクスコの駅から 列車に乗ってアグアス・カリエンテスという町まで行き、
そこからバスに乗り換えてマチュピチュまで行きます。
出発は6時ですがまだ辺りはまだ暗いです。
飛行機のように、それぞれの車両に乗務員がいます。
列車は景色の良い山や渓谷を超えて行きますが、
何しろスピードがおっそ~い!!!のと
スイッチバック を繰り返しながら登って行くので
3時間ちょっとかかります。
途中、外の子供が走って列車を追い越して行きました・・・
時々、
ポケットに両手を突っ込んで線路沿いに突っ立ったまま列車を見ている人を見かけます。
なぜだかそれも絵になる風景です。
車内は暖房がないのでとにかく寒い
乗務員が軽い朝食と飲み物を運んで来てくれます。
景色はほんとうに美しい。
時々小さな村々を通り過ぎますが、
背中に大きな荷物をしょって、
のんびり歩いている人をよく見かけました。
3時間ちょっとの列車の旅の後、
ようやくアグアスカリエンテスに着きます。
そこでマチュピチュ遺跡の入場券を買い、バスに乗ります。
バスで、まともに舗装もされていない細くて 急な山道を30分程走り、
いよいよマチュピチュに到着です。
遺跡に入るまでその全貌は見えないので、
心臓がドキドキしました。
少し遠回りをすると、
マチュピチュの全貌が一気に姿を表すポイントがあるようなので、
そちらを選びました。
ちょっと丘を登る感じなのですが、
ハァハァと息が切れます。
もうちょっと、もうちょっと。
そして、、、
私はまだまだ、まだまだ、と見ないように下を向いて歩いていたので、
ポイントに着いてパッと顔を上げた時には、
そこには美しいマチュピチュの姿が顔を表していました。
すごい。。。
でも想像していたよりは少し小さく見えました。
でも実際遺跡の中に入ってみると、広い広い。
作りは全て石で積み重ねられており、
神殿だったと言われている場所や、牢獄のような部屋、
位の高い人の住居、庶民の住居など、
いくつもの区域で分かれています。
でもインカ帝国は文字文化を持たなかったらしいので、
ここは○○した場所らしい、とか
○○であったと言われている、
など、不確かな部分がほとんどだそうです。
マチュピチュが発見された当時、
発見された骸骨のほとんどは 女性と子供のものだったようです。
とにかく不思議で不思議で、考え込んで楽しめなくなってきたので、
とりあえず見る事だけに専念するようにしました。
王様気取りでポーズを決めてる旦那
見ごたえはすごくあるのですが、
とにかく広いのと、
坂道で階段が多いので疲れてしまいました。
もっともっと見たいポイントがあったのですが、
疲れが限界にきていたのでそろそろ遺跡を後にします。
本来の予定なら、
マチュピチュを2日に渡りじっくり堪能したかったのに、
ブラジルでの飛行機のせいでマチュピチュ見学は今日で終わり。
でもここに来た、という事実は変わりはないのでそれを思い出にとっておこう。
マチュピチュで撮った写真やビデオを旦那の家族に見せました。
旦那のおじいちゃんは石職人だったのですが、
クスコやマチピチュの
"この石の加工の正確さや積み重ね方は神業だ"、
と非常に驚いていました。
現代の石職人がここまで驚いてしまう程、
インカ帝国の、石を使った建造物の技術はすごかったという事ですね>
帰りはまたバスに乗りアグアス・カリエンテスに戻ります。
バスを追ってひたすら手を振るグッバイボーイにも会えました・笑
アグアス・カリエンテスから列車でクスコに戻るのですが、
列車の出発までにはまだ時間があるので、
ここでお土産を見たりお昼を食べました。
民芸屋さん並ぶ、密集した小さな街です。
アグアス・カリエンテスとは<熱い水>という意味で、
この町には温泉が沸き出ています。
本当はこの町に一泊し温泉に行く予定だったのに、トホホ
この町でゆっくりしたあと、
列車の時刻になりました。
また3時間ちょっとかけてクスコに戻ります。
途中の駅で、
列車の窓越しにおばあちゃんがとうもろこしを売りに来ました。
食べたかったのだけど、小銭がなく、
おばあちゃんもそんな大金のおつりは持っていませんでした。
しかたなく諦めたのですが、
1ドル札でも買えるのかな?と思い
またおばあちゃんが来るのを窓越しに待ちました。
遠くの方におばあちゃんが見えます。
おばあちゃんがこっちを見たので1ドル札を見せると、
大きな笑顔で走って来てくれました。
1ドル札は地元のお金に換金しずらいので受け取ってくれる人が少なかったのですが、
おばあちゃんはどうやら受け取ってくれるみたい!
おばあちゃんは嬉しそうにとうもろこしにお塩をザーっとかけ、
横にチーズを乗せて
窓の向こうから背伸びして私に手渡してくれます。
まだ暖かい。。。(^-^*)・:*。・:*:・°'☆♪
っつか、
デカいッ!!
おばあちゃん、素敵な笑顔をありがとぉぉぉ!!!
列車の中では、
伝統的なダンスの披露や、
アルパカで出来た製品のファッションショーがありました。
夜はクスコにさしかかった所で車内の照明を消し、
コンドルは飛んでゆくの音楽と共にクスコの美しい夜景を見せてくれる、
なんていうイキな演出もあります。
こうしてこの日のマチュピチュへの旅が終わりました。
明日はチチカカ湖への、
6時間のバスの旅、
のハズがまたもや、、、?!
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