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夜が待ち遠しい

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さかまたつみ

みなさんこんばんは、ようやく待ちに待った夜が来ました。今日も無事夜を迎えられたことを喜びつつ、今歩いている土地やこれから向かう場所、そこで見聞きしたことや思い浮かべたことあれこれを綴っていきたいと思っています。

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さかまたつみ@ Re[1]:巣鴨の新顔中華屋で賛否が分かれる(07/28) ひざげりさんへぼくも聖人面を装ってい…

ひざげり@ Re:巣鴨の新顔中華屋で賛否が分かれる(07/28) 自分もその友人未満に近いものが有るかも…

さかまたつみ @ Re[1]:西川口の夜道に目立つ中華屋さん(06/30) ハードコア丸山さんおはようございます…

ハードコア丸山@ Re:西川口の夜道に目立つ中華屋さん(06/30) 西川口ならこちらも伺う事をお勧めいたし…

さかまたつみ @ Re[5]:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25) ひざげりさんへ日本って相変わらず書籍…

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2025/05/25

若い頃から秋葉原は、馴染みのある町です。なんてことを言ってみせたけれど、ぼくはもともと田舎者だから馴染みがあるといってもせいぜいが耳馴染みがあるといった程度の意味であります。それでも子供の頃に知っていた東京の町のひとつでったことは間違いがない。というか地方都市に住んでいた小学生時代の夏休みに都内近郊在住の親戚宅(そこはぼくの住んでいた地方都市よりもずっと田舎びてはいたけれど)にしばらく泊めてもらったことがありました。行きたいところがあるかいと聞かれてまず候補として挙げたのが神保町と秋葉原であったことを記憶しています。当時はこの2つの町が目と鼻の先という位置関係にある事すら知らなかったけれど、ともかく要望を聞き入れてもらい秋葉原の町を散策したことを微かに記憶しています。では、もし仮に現在のぼくが田舎暮らしの小学生だとしたら果たして秋葉原に行きたいと思うだろうか、と想像してみる。きっと全く興味を抱かないだろうなと思うのだ。当時のぼくは秋葉原に対して世界のどんな町とも違った特別なところだと思っていたし、実際にはそこまでではなかったけれど、とても奇妙で面白い町と思ったのだ。でも今の秋葉原にそうした感想を抱くことはきっとできないだろうと思うのです。ぼくの初めて知った秋葉原は、その後、様々な変化を被った挙句に残念な方向に辿り着いたようです。この先も変化し続けることは当然ですが、その変化を想像してみても脳裏に浮かぶのは衰退だったり崩壊だったりといった負のイメージばかりなのです。そんな秋葉原ですが、極めて限られてはいるものの古い酒場も残存しています。ぼくなんかは当然、そちらに気が引かれる訳ですが、同世代のオッサンたちは新しい時代の酒場を気ままにサバイブしているのもいるのです。そんなオッサンの独りに誘われて秋葉原の新時代を象徴する酒場に連れて行かれたのでした。

　なんてちっとも新時代っぽくはない「新時代秋葉原本店」にお邪魔したのでした。噂には聞いていたけれど、その大仰な店名に怖気をなしてとても一人で訪れようとは思えなかったのです。こういうネーミングのセンスってどうなんだろうねえ。ぼくの感性では絶対に避けたいと感じるけどねえ。例えば履歴書に「令和○年○月○日新時代秋葉原本店店長至現在」なんて記載することに激しく抵抗を感じるけどなあ。いかんいかん、近頃は店名に意識を向け過ぎてしまって、そのことだけを語って済ませてしまおうという癖が付いてしまっています。なので無難に感想を述べると、店の雰囲気は活気があり、外国人客も半数近いインターナショナル感ある(たまたまこの夜が外国人比率が高かっただけかもしれないけれど)のは悪くなく、スタッフも手際がいいとは言わないけれどキビキビとしてそれなりに好感を抱けます。加えてお値段も手頃だし、肴も豊富かつ工夫があって楽しいのです。例えばポテサラは、材料を器にわっさと盛って、そのまま食卓へ。食べる人が混ぜるというスタイルは、今となってはさほど珍しくもないけれどちょっと楽しいかも(『三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。』（原作・久部緑郎　漫画・トリバタケハルノブ　１巻・集英社）のセルフ・ポテトサラダもそうでした)。まあ、こういう卓上調理タイプのものって結局鍋料理同様に美味しい部分をどっさり奪ってしまう奴がいたりして案外人間性が見え隠れして愉快といえば愉快ですが、相手の知りたくない一面を知るツールともなり得るんじゃないかと思っている。ってまた脱線。とそれなりに楽しんだのですが、どうも乗り切れないのだ。酒場としての構成要素のあれこれがいずれも及第点だとしてもそれだけじゃあなんかが足りないって感じてしまうようです。図々しい望みなんだろうかねえ。

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Last updated 2025/05/25　08:30:05 AM
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■コメント

Re:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25)

ひざげりさん

『三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。』を読んだことが有る方に遭遇するとはｗｗｗ

(2025/05/26　07:07:16 AM)

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Re[1]:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25)

さかまたつみさん

ひざげりさん、こんにちは。

お試しレベルではいかにもつまんなそうなタイトルでもざっくりと眺めています。最近のマンガは玉石混淆ではあるけれど、思い掛けない作品が当たりだったりするので、どうしても乱読にはなりますが満遍なく目を通すのを日課としています。ほとんどは期待外れなのは仕方ないかな。特に居酒屋や酒場を冠する作品はお試ししがちですが、まだこれぞという作品には巡り合えていません。『辺境酒場ぶらり飲み』はちょっと好きです。 (2025/05/26　05:13:45 PM)

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Re[2]:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25)

ひざげりさん

さかまたつみさんへ

辺境酒場～、これまたマニアックなｗ
原作者も作画担当も注目している人たちです。 (2025/06/02　07:04:35 AM)

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Re[3]:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25)

さかまたつみさん

ひざげりさんへ

和泉晴紀に対する興味は大分失せてしまいましたが(久住昌之はほとんど興味がなくなりました)、藤木TDCへの興味と期待は以前(『東京裏路地〈懐〉食紀行』の頃ね)にもまして高まっています。というのも一時期沈黙を保っていた気がするけれど、近頃その殻を破って一気に爆発したようですね。今日、著作リストを眺めてびっくりしました。そのうちまとめて読みたいと思いました。 (2025/06/03　11:43:20 AM)

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Re[4]:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25)

ひざげりさん

さかまたつみさんへ

藤木さん最近、著作多いですよね。
俺は久住さんも追いかけ続けています。なかなか読めないんですけどね。 (2025/06/04　06:55:11 AM)

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Re[5]:秋葉原では新時代が留まることなく到来する(05/25)

さかまたつみさん

ひざげりさんへ

日本って相変わらず書籍の刊行数がすごいことになっていますが、それなりの水準を保てている(ような気がします)ことに驚きを覚えます。今思うと昔の出版物は情報も薄っぺらで、しかも退屈なもののいかに多かったことか。この先、AIに作文させることが当たり前になるとちゃんと読める情報も充実した書籍が増えるんじゃないかと、世間の悲観論に反して楽しみになってしまいます。 (2025/06/04　01:03:55 PM)

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