発達障がいな息子たちとの日常

発達障がいな息子たちとの日常

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2005.04.22
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カテゴリ: 子供たちのハナシ
久しぶりに、ホントに久しぶりに落ち込んでます・・・(-_-;)


昨夜、misaの仲良しクンのママから電話があった。
「言おうかどうしようか悩んだんだけど、黙ったまま付き合うことが私はできないから、言うことにしたわ」と。

仲良しクンのママのもとに、
misaの同級生の女の子のママから相談があったとか。
「1年生の時から毎日のようにmisaクンに蹴られている。一体misaクンってどんな家の子なの?!家はどこ?!」と・・・。
・・・・・((((((((((((((-_-;)
返す言葉がない。


手も出すけれど、足もよく出る。
もちろんそんなこと、私はしない。
でも、旦那は何でも足だ。
そのせいかどうかは分からないけど、足癖は確かに悪い。

そこへmisaの性格も拍車をかける。
我慢ができない・怒りっぽい・負けず嫌い・根に持つ・逆恨みする・気まぐれ・自己主義・・・
お友達とのトラブルは、保育園時代からずっと悩みのタネだ。
保育園にも学校にも、
胸張って行ったことがない。
いつも誰かに呼び止められる気がして、
なるべく顔を見られないように、


でも、今までのトラブルで、
こういう形になったことがなかった。
大概は先生を介してとか、本人同士のものだった。
よそのお母さんから聞かされるということは
ほかでもmisaが話題にのぼることがあるということだ。

どこかでmisaのことを話しているのかもしれないと思えてきて
ものすごく辛くなってしまった。

でも、幸いその仲良しクンのママはとってもいい人で、
その女の子のママには、
ウチが同居で、私がジジババにも気を使っているツライ立場だ、とか
ジジババも口うるさい厳しい人たちで、
misaクンはちょっと厳しくされすぎていて
学校で発散しているのかも、とか
私が決して放任ではなく、子供には目をかけている、とか
本当はmisaクンは根はいい子なんだよ、とか
とにかくウチを擁護してくれるようなことを言ってくれたらしい。
そして、「ここは私に任せてくれない?」と
直接その女の子のママからウチに来ることがないよう計らってくれた。

「ちょっと、厳しすぎるのかもよ」
・・・・・ハっとした。
頭の片隅に追いやっていた言葉だった。

同居した当初は、これで悩んで何度も泣いた。
旦那に言っても何の解決にもならず、
直接オオカミたちに言ったら逆上され、
逆上されただけでやっぱり何にも変わらず、
結果、前より自分がツラクなっただけだった。
そのうちに、自分が働くようになり、
子供のこと以外にも気持ちが向くようにもなったし、
外での悩みも増えた分、
オオカミたちとのトラブルに悩んでいるヒマがなくなった。
そして出た答えが「気にするのはよそう」。

悩んでいた頃は「私が子供を守らなければ!」という想いでいっぱいだったはずなのに
いつの間にか、「ツラい状況から自分を守る」ために
見て見ぬフリ、気にせぬフリをするようになっていた。
「悩んでいる自分」をどこかへ置き去りにして、
「自分はクヨクヨ悩むような人間じゃない」と
自分で自分を見なくなっていた。
実はネガティブな人間なのに
ポジティブな人間になりすまして、
問題を取り上げなくなっていた。

嫌なこと、腹の立つことが毎日たくさんあって、
以前は友達によく愚痴っていた。
でも、会うたびに愚痴ばかりでは、
友達は面白くないだろうし、
どうせ同居していない人には何も分からない。
自分も、それしか話題のない面白くない人だと思われるのが嫌で
友達にも言わないようにした。
それより、ほかに話題を見つけようと
問題は山積みのまま背中を向けた。
そして「吐き出す」ことがなくなったんだけど、
自分は何もストレスなんて感じていないから、
「吐き出す」ものなんて何もないんだと、思い込んでいた。
本当は、そうじゃなくて、
吐き出せなくなったものを、全部丸呑みしていたのに。

確かにそれで、自分はとてもラクになった。
私ってこんなに気の大きい人間だったっけ?
あんなに悩んで泣いていた私ってなんだったの?
喉元過ぎればなんとやらって言うけどホントだなぁ、
なんて、お気楽なことも思っていた。

でも、ホントはそうじゃなかった。
自分が逃げてきた分、子供たちにシワ寄せが行っていたんだ。
気付けば最近の子供達は、
私と、オオカミ、ゴリラ、たまにいる旦那の4人から責められている。
同居した当初、あんなに嫌だったはずの状況になっている。
いつの間にか、
怒るお母さん=育児に熱心なしつけに厳しい、いいお母さん=私
という図式が自分の中に出来上がっていて、
ほぼ固定されつつあった。

その仲良しクンのママの言葉がなければ、
ずっと気付かすにいて、
もっともっと子供達を傷めていたに違いない。

「なんで相談しないの?悩んでるのは自分だけじゃないんだよ」
仲良しクンのママに言われて、泣いた。
そうだった、私って、悩んでいたんだった。

ちょうど電話を切ったところへmisaが顔を見せた。
「どうしたの?」と可愛い顔で聞いてくる。
「みぃく~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん(T□T)」
思わず力一杯抱きついて、また、泣いた。
この時、心から思った。
どうしてこんな可愛いmisaのこと、みんな分かってくれないの?
どうしてmisaにもいいとこあるのに、みんな見てくれないの?

そして後から気が付いた。
misaのよさに気付いていないのは私だった。
悪いところしか見ていない。
人に、misaのよさをアピールしたことがない。
まず、私が変わらなくちゃ・・・。

そして今日の夕方、その仲良しクンのママから電話があった。
たまたま電話にmisaが出た。
話している。
その、返事の中に「蹴ってないよ」があった。
電話を切ってから「なんだったの?」と聞いたら
今日その仲良しクンともう一人と遊んでいて
仲良しクンのヘルメットを、もう一人クンが蹴ったんだ、と言った。
仲良しクンが泣いて帰ったんだ、と。
「misaじゃない?」・・・しまった、また聞いてしまった!
「違うよ」
「そうだよね。misaはそんなことしないもんね。でもさ、そのもう一人クンに注意しなかったの?」
「ん~・・・」
「2人のどっちが悪いの?」
「わかんねぇ」
「そっか。でもさ、ヘルメットを蹴るのは悪いよね。それは『ダメだぞ』って教えてあげるとか、『もうケンカはやめろ』とか、何か言えばよかったよね」
「ん~・・・できんかった」
「でも、2人とも仲良しのお友達なら、これからは言ってあげようね」
「うん・・」

とは言ったものの、ウチに電話があったってことは、
その仲良しクンがmisaの名前を出したからじゃなかろうか・・・
気になって、ママに電話をかけなおした。
「蹴ったのはmisaクンじゃなくてもう一人クンだって。ウチの子が言ったんだよ」
「あ~よかった、なんか話し込んでる風だったから気になって」
「でもね、『misaクン見ていたなら、もう一人クンを注意してくれるとよかったな』って言ったんだよ。『ウチの子のこと好きで仲良くしてくれてるんだったら、困っている時には助けてやってね』って。」
おぉ・・・・・
まさに、私がさっきmisaに話したことじゃないか・・・!
よかった。
このママは私と価値観が同じかもしれない。
それに、こうして他人の子にひとつ踏み込んで話をしてくれるママなんてそうはいない。
「ありがとう、そう言ってくれてありがとう(;_;)」
「誰にでも言うわけじゃないよ。やっぱり、お母さん次第だから。」

こんな近くに、私の悩みを受け止めてくれる人がいたなんて、
ものすごくうれしい(T_T)

ちょっと時間はかかるし難しいけど、
軌道修正だ。
オオカミにも思い切ってまた話をした。
以前と違って、感情的にならずに話せる。
でも、そこはオオカミ、自分の非は決して認めない。
すべてはゴリラと旦那のせいにしていた。
なのでハッキリと
「私が怒っている時はお義母さんまでが怒らないで、私を止めてね。あくまでも子供達の味方の立場でいてやってね」と言っておいた。
が、どこまで分かったのかいつまで覚えているかはわからない。

でもまずは、私が変わること。
私のフィルターを取り除いて、もう一度子供達を見直そう。

とりあえず、月曜日には授業参観で
その女の子のママに会います・・・。
















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Last updated  2005.04.23 01:09:39
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まりこ@ ブログを読ませていただいて お母さま・お義母さまが相次いで旅立たれ …
どんどこ母さん @ kazuyorちゃん >認めたくなくて子供に向き合わない親御…
どんどこ母さん @ haruharu318さん >おつかれさまでした。ついこの間、前の…
どんどこ母さん @ Re[1]:学童最後の日(09/29) 温かいメッセージありがとうございます。 …
kazuyo@ よいことだネ すごくいいことだよ。私達家族の救いの神…

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