発達障がいな息子たちとの日常

発達障がいな息子たちとの日常

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2007.01.19
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カテゴリ: 子供たちのハナシ
昨年の晩秋ごろ

相手は保育園入園前から知っている子。
いつも加害者側であるmisaの言うことなので
初めは信じられませんでしたが
大粒の涙をこぼしながら訴える姿に
ただ事ではないと、心配になりました。

相手はいつも同じ子とグルになり
毎日のように殴る蹴るの暴力行為を受けていること、

消しゴムを窓から投げ捨てられたり鉛筆を折られたり
とにかくイジメに近いようなことをされていて
いくらやり返しても1対2では勝てない、と。
先生は・・・と聞くと
「先生が注意しても全然きかない」
misaの担任は新卒の可愛らしい女の子。
子供もいなければ
こんな野蛮な男児など扱ったことのない新米先生。
そんな先生を相手の子は完全になめていて
授業中にも好き放題にふるまっているのだ、と。

misaには何度も何度も念を押し

相手の親に電話してもいいのかどうかも確認しました。
よほど辛かったのか、
「してほしい」と言うので
misaの目の前で電話しました。

すぐに謝りにきましたが

その親もわが子の言うことを信じたい様子。
misaも悪いところはあったと認め
その場は円満解決したかに思われました。

ところが昨日、misaから
まだその行為が続いていると聞きました。
毎日、登校してから下校するまで繰り返される言葉の暴力。
やや太り気味のmisaに「デブ、ブタ」という身体的なものから
ありもしないことをでっちあげてmisaのせいだと言いふらす…
それどころか今度はもっと恐ろしいことに
その子はグルになっている子に
「misaを怪我させると母さんが家に電話してくるから怪我はさせるな」
と言って暴力をふるうと・・・。

なんて、なんて恐ろしい!!!
これが9歳の子供の言うことでしょうか!!!

胸が引き裂かれる思いがして
今度もmisaの了解の上で、相手の家に行きました。

母親は驚いていました。
自営業で母親も父親を手伝っている忙しい家なので
もっと自分の子供を知ってほしいと思いました。

ところが
夜になって電話がかかってきた時には
呆れる言葉が次々と発せられたのです。

「ウチの子はいじめているのではなく、ただのケンカだと言っている。
 ウチは子供のケンカには口出ししない方針だ。
 お兄ちゃんやお姉ちゃんの時にもイジメの問題があったけれど、
 親は口出しせず学校も休ませず全部本人に任せて、今はきちんと解決している。
 自分で解決できなければ社会に出てから何も乗り越えられない。
 misaくんにはお兄ちゃんがいないから鍛えられていない。
 ウチの子だってソフトボールに行けばコーチや先輩にしごかれているが
 頑張って耐えているから強くなった。
 その頑張っている姿を見にきてほしい。
 misaくんだってソフトをやれば痩せる。
 ウチの子が壊したものや無くしたものがあれば言ってほしい、全部弁償するから」

その上で

「もうこれからはウチの子からはmisaくんに話しかけない、近付かないようにする。
 ウチの子にその気がなくてもmisaくんはいじめられていると思うだろうから」

なんなんでしょう、このモヤモヤした気分は…

素晴らしいことを言っているように聞こえますが
何か違う、と思うのは私だけなんでしょうか・・・
なんだか一方的すぎて
言葉を失ってしまいました。
まるで私達親子を否定されている気がして
ものすごい脱力感に襲われてしまいました。

ケンカ・・・
そう、ただの子供のケンカなら私だって口出ししません。
ケンカは、
双方の意見に対立があって起こるものではないのですか?
何もない状態から起こるものはケンカと言うのでしょうか?
例えばそれがケンカだとして
子供たちは毎日ケンカするために学校に行っているのでしょうか?
モノはお金で返せば解決するのでしょうか?

悔しいけれど、
電話を切ってから次々と言葉が湧いてきて
胸が苦しくなりました。

この母親は、あらゆる場面でこういう感じです。
先生にだって独自の持論を押し付けます。
1年生の時から預けている学童にも
迎えはいつも兄や姉だったので
先生から、一度は親に来てほしいと言われても
自分が忙しくて行けないから兄や姉に迎えに行かせているのだから
行けるわけがない、と問題にもせず
結局いまだに一度も行っていません。

実はここのお宅の子供は5人ですが
上から3人は前妻の子供さん。
その3番目が問題の子です。

これがもし、自分がお腹を痛めて産んだ子でも、
自分の産んだ子がmisaの立場になったとしても、
やはり同じ対応をするのだろうか・・・
と、余計なことを考えてしまいます。

それとも
私が過保護なのでしょうか…

旦那に話したら同じ気持ちで怒ってくれたので
ホッとしました。
結局、misaからも
相手の子に近付かないようにしようということになりました。
こんな答えは何か違うと思うのですが
相手にこちらの気持ちが通じないのでは仕方ないのかもしれません。

それでも、misaが心配です・・・





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Last updated  2007.01.21 01:06:09
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まりこ@ ブログを読ませていただいて お母さま・お義母さまが相次いで旅立たれ …
どんどこ母さん @ kazuyorちゃん >認めたくなくて子供に向き合わない親御…
どんどこ母さん @ haruharu318さん >おつかれさまでした。ついこの間、前の…
どんどこ母さん @ Re[1]:学童最後の日(09/29) 温かいメッセージありがとうございます。 …
kazuyo@ よいことだネ すごくいいことだよ。私達家族の救いの神…

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