名古屋B食倶楽部

食べちゃいました、駅の立ち食いそば。
・・・じゃなくてきしめん。
滅多に食べられないから、折角だから、かき揚げで玉子も付けちゃいましたよ。



お～～～～！！！！立ち食いきしめん、来る～～～～～～！！
会いたかったぜ～～～～～
今から頂きますよ。と、ぱんぱんと柏手を打っちゃう。
う～～～～ん、良い香り～～～～
深呼吸しちゃうぞ。



あ～～～きしめんだ～～～～～
ちゅるちゅるつるつるずずずずず～～～～



ネギと一緒に・・・



ほどけたかき揚げと一緒に・・・



エビのしっぽと・・・



黄身と一緒に・・・

何と一緒に食べてもきしめんは旨いな～～

最後に汁をずびびび～～～～と完飲。
あ～～～美味しかったな～～～～

でもね、糖質制限おじさんは、ここで、汁は完飲しても、麺を三分の一、残しましたよ。
これがどれだけ涙ぐましい決心が必要か。
短い、薄い後ろ髪を引かれながら、「たまにしか食べないんだから、全部食っちゃってイイって。」
「それっぱか残したって体重、かわらんって。」という悪魔のささやきを振り切って、箸をそろえ、丼を両手でカウンターの上に持ち上げる時間。
自分の中ではスローモーション。
途中で引き下げて、もうひと啜りだけ食べようか逡巡し千千と乱れる心。
それを振り切るように「ごちそうさまでした。」と、もう、食べません。と宣言して店を出る。
振り返ると、おばさんが、何もなかったように当たり前に、おじさんの丼を片付けている。
あ～～～、丼を傾けて、残ったきしめんを捨てている。
ああああああああああ～、俺のきしめん～～～～～～
「また会いに来るから待っててくれ。」と、心の中で叫ぶおじさんでありました