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ザ・フォーク・クルセダーズの7枚目のシングル盤。プロとしての活動を1年間と決めて活動して、その最後に発売したシングル。北山修さん ベース、ボーカル加藤和彦さん ギター、ボーカルはしだのりひこさん ギターボーカル北山修(自切俳人)さんのコンサートにはよく行きましたが、(1978年〜1982年頃),ザ・フォーク・クルセダーズに関してはあまり深く聴く事はなかった。LPも買って持ってたけど、あまり聴かずに自切俳人名義の楽曲ばかり聴いてた。A面「青年は荒野をめざす」作詞 五木寛之さん 作曲 加藤和彦さん 編曲 川口真さん1978年に円山音楽堂で「昼下がりコンサート」で自切俳人とヒューマン・ズーを生で聴いてそこから北山修さんのファンになった。ナターシャー・セブン目当てでチケット買ったけど、自切俳人とヒューマン・ズーにこの時ハマった。それまでにラジオでは「世界は君のもの」など聴いて知ってましたが、生で観てから自切俳人とヒューマン・ズーのファンになった。「青年は荒野をめざす」は、「昼下がりコンサート」以前から知ってる曲で、フォークルの中でも好きなシングル曲でした。「花のかおりに」と「何のために」が一番好きなシングルでした。B面「百まで生きよう」作詞 北山修さん 作曲 加藤和彦さん 編曲 ありた・あきらさんA面よりも、この「百まで生きよう」方が好きでよく聴いてた。「♪若者よ生きていてほしい」の部分がどうしても「♪若者よ体を鍛えておけ」を思い出してしまい「世界は君のもの」が聴きたくなる。北山修さん作詞で好きな曲ベスト101位「ハエ・ハエ・ハエ」 ダントツの1位!この曲を超える事はないと思う。2位「マイ・ソング」 何度聴いても飽きない3位「題名のない愛の唄」 杉田二郎さんに提供した歌詞の中で一番好きです。 4位「再会」 ザ・ナターシャー・セブンに提供した最高の歌詞です。5位「あの素晴らしい愛をもう一度」 歌詞とメロディーとアレンジが全て完璧に思える6位「積木」 二郎ちゃんの声で生で聴くと、感動で毎回泣ける。7位「世界は君のもの」 「ゴールデンアルバム」じゃない元のバージョンの方が好きです。8位「青春時代」 この曲も何百回聴いたか分からないけど飽きない。9位「母恋岬」 聴く度に笑えてしまう凄い曲です。10位「出家とその弟子」 この曲も何百回も聴いてるのにどんな辛い時でも絶対に笑える凄い曲。北山修さんの歌詞ではダントツに「ハエ・ハエ・ハエ」です。北山さんの歌い方も最高だしアレンジも演奏も最高です!自切俳人とヒューマン・ズーの時の北山修さんがやっぱり最高だった。ザ・フォーク・クルセダーズの曲なのに結局、自切俳人とヒューマン・ズーの事ばかり書いてしまいました^^;赤盤シングル
2020年06月15日
1974年12月28日神田共立講堂でのライブ。10年ほど前にリマスター紙ジャケで初CD化されました。佐藤公彦さんの事を書くのは初めてかも。LPで1st〜4thまでとライブ盤は「オン・ステージ第一集」は持っています。この1974年のライブ盤は聴いた事がなかったのでCD化された時にすぐに買った。同時にほとんどのアルバムがCD化されたので全部ではないけどほとんどのアルバムを買った。もう完売で廃盤になったCDもあるようです。1974年12月28日の次の日、12/29神戸国際会館で自分はアリスのコンサートに行ってた。アリスIIIからの「青春の影」の激しい歌唱と演奏が強烈過ぎた!小学生の頃の鮮烈な記憶は消える事はなく、日にちを見るだけでこの日はどこでアリスを観たとか全て思い出せてしまうから怖い^^;小学生の頃、ケメさんのライブは一度も行った事はなかったけど、曲は何曲も知ってた。1曲目「80日間世界一周」イントロダクション2曲目「祈り」(6th「片便り−落葉に綴る」)3曲目「メリーゴランド」(1st「Keme VOL.1 午後のふれあい」)4曲目「落ちて行く時」(6th「片便り−落葉に綴る」)5曲目「小さなお話」(5th「Keme VOL.5 愛そして卒業」)6曲目「愛と私」(4th「Keme VOL.4 時が示すもの」)7曲目「虞美人草」(3rd「Keme VOL.3 千羽鶴」)8曲目「気付いた愛の重み」9曲目「帰りたい」10曲目「渡る世間は」11曲目「ゆめの中で」((5th「Keme VOL.5 愛そして卒業」)シングルカット)12曲目「その時恋が」(5th「Keme VOL.5 愛そして卒業」)13曲目「雨の音」アルバムに収録されていない未発表曲もあり、初期の人気曲もあって「オン・ステージ第一集」よりも好なライブ盤です。20代の頃の柴山好正さんのギターもじゅうぶん楽しめます。可愛い曲から骨太の力強い曲まで幅広く収録されてます。「落ちて行く時」「雨の音」なんかは長渕剛さんの初期の力強い曲のような印象もある。シングルにもなった「ゆめの中で」が自分は一番好きな曲です。あと「帰りたい」も胸を締め付けられるような寂しい曲です。この曲も名曲。ROCKナンバー「その時恋が」も軽快で大好きな曲です。佐藤公彦さんは3年前の6月に亡くなられました。
2020年05月30日
杉田二郎さんの1972年12月発売のシングル。今日、この曲を聴いたのは、昨日書いた「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」つながりで。1stアルバム「アパートメント 1109」を聴いてたら、この曲の事を思い出した。「アパートメント 1109」には、この曲は収録されてなくて、B面「夕ぐれ時計」は収録されてる。CD化されてる音源を持ってなくて、シングル盤引っ張り出してきて聴いた。A面「愛の子守唄」作詞・作曲 杉田二郎さん 編曲 青木望さんこの曲はAメロからずっと3パートでハモってる曲。ハモってるのはオフコースの二人です。1stアルバム「アパートメント 1109」のコーラスの多くはオフコースが担当しています。アルバムのどの曲よりも、この曲が一番コーラスが目立ってる曲だと思う。杉田二郎さんらしい優しく温かいナンバーです。B面「夕ぐれ時計」作詞・作曲 杉田二郎さん 編曲 ヘッドアレンジのんびりと大らかなこの曲が大好きで昔はよく聴いた曲。アナログ盤で聴くとびっくり!めちゃくちゃ音が暖かいく柔らかい。ずっとCDでばかり聴いてたので針を落として聴いた途端にゾクッとした。杉田二郎さんの声以外では考えられない楽曲です。いきなり終わるので、アウトロ作って余韻を楽しみたいといつも思う。ヘッドアレンジだからアウトロ、もっとジャムってみたら良かったのに・・・。赤盤1980年〜81年「ここが地球のどまんなか」コンサートのパンフレットより
2020年04月29日
「猫」の1974年発売のシングル。A面「各駅停車』作詞 喜多條忠さん 作曲 石山恵三さん 編曲 瀬尾一三さんシングル向きにかなり派手にブラスセクションを多用したイントロが印象的で、あのイントロでヒットに繋がったような気もする。ビートルズな感じのイントロから少し泥臭いロッカバラードが始まるのがまた良い!(この曲ではリードボーカルを内山修さんが担当) 「猫」と言えば最初に思うのがで猫の「地下鉄にのって」を天地真理さんがライブでカバーした事。(1976年夏のライブ)アロージャズオーケストラの演奏で、アレンジもカッコ良く最高でした。その上、Eギター、Aギターは、あの岩村義道さんが全曲演奏!岩村義道さんは、大塚博堂さんのバックバンドリーダーと編曲を担当してた方です。(岩村義道とスクランブル・ダスティン・バンド)岩村義道さんのEギターソロでの「恋する夏の日」のイントロやワウペダルを駆使したオブリなどかなり貴重な気がする。1976年夏のライブでは「恋する夏の日」はメドレーにならず2コーラス演奏。「びっこの仔犬」「想い出の渚」でも岩村義道さんのギターがかなりフィーチャーされてました。アロージャズオーケストラ➕岩村義道さんなので「地下鉄にのって」よりも「各駅停車」をカバーした方が良かったような気もする。B面「さびしい魔法使い」作詞・作曲 常富喜雄さん 編曲 猫自分はA面よりもこの「さびしい魔法使い」の方が昔から好きだった。アルバムではこの曲の次に「各駅停車」が収録されています(「各駅停車」はバージョン違い)バンジョーとEギター、Aギターが絡み合うようなバッキングがめちゃ良い。「各駅停車」広告チラシ「各駅停車」のシングルカットした経緯を話している記事1つ前のシングルの広告大久保一久さんは後に伊勢正三さんと「風」を結成。
2019年12月26日
みなみらんぼうさんのセカンドアルバム。昨日は「さだまさし」さん今日は「みなみらんぼう」さん…全部ひらがなの芸名のアーティスト繋がりフォークシンガーは全部ひらがなの人が多いような・・・。このアルバムは「ウイスキーの小瓶」と並ぶ代表曲の1曲「賑やかな酒場」が収録されてるアルバムです。そしてもう一つ特筆すべき事は、演奏とコーラスは「はちみつぱい」が全面参加!「はちみつぱい」が1974年11月解散コンサートの間近かにレコーディングした貴重な演奏です。(現在、はちみつぱいは、再結成して活動しています)A面6曲目「ルイ」以外は全曲 作詞・作曲 みなみらんぼうさん編曲は、田辺信一さん、はちみつぱい、千代正行さんA面1曲目「センチメンタル・ジャーニー I」2曲目「賑やかな酒場」3曲目「回転木馬」4曲目「空っぽな心で」5曲目「切符なしで」6曲目「ルイ」B面1曲目「羽根の生えた少女」2曲目「風のメルヘン」3曲目「少年に」4曲目「果てしなき旅」5曲目「ときには人生を」6曲目「センチメンタル・ジャーニー II」カントリーフォークの軽快で心地良いノリの楽曲と、物悲しいフォークナンバーで構成されています。駒沢裕城さんのSteel Gと武川雅寛さんのFiddleが入ってくる曲は特に自分の好みの音になってて聴き入ってしまう。「センチメンタル・ジャーニー I」で旅が始まって、「センチメンタル・ジャーニー II」で「暗い道でも帰ろう」と旅を締めくくるアルバム。「賑やかな酒場」は佐良直美さんが後にシングルとしてカバーしてヒットした曲。みなみらんぼうさんも2ndシングルとしてシングルカットしています。佐良さんが歌うバージョンとみなみらんぼうさんのオリジナルとでは見えてくる飲み屋の種類がまったく違ってくるように感じるのもおもしろい。A面3曲目「回転木馬」が一番好きな曲です。10代の頃の淡い思い出とか浮かんで来たりして懐かしい音に浸れます。ナターシャー・セブンが浮かぶようなハーモニーの響きも好きです。みなみらんぼうさんの「らんぼう」と言うのは芸名で、詩人のアルチュール・ランボーから「らんぼう」と付けたそうです。そのアルチュール・ランボーが歌詞の中に出て来ます。4曲目「空っぽな心で」は虚しく悲しい曲ですが、美しいメロディーとアレンジに引き込まれていく名曲です。5曲目「切符なしで」はフィドルとスチールギターが大活躍のカントリーフォークの真骨頂です。6曲目「ルイ」だけ作詞が吉田旺さんの作品です。多くの名曲の歌詞を書いた方です。佐良直美さんの「ひとり旅」の歌詞も吉田旺さんです。B面2曲目「風のメルヘン」の歌詞は昔から妙に心にひっかかる言葉で綴られています。4曲目「果てしなき旅」もカントリーフォークというかカントリーロックな曲で高校生の頃に大好きだった曲です。5曲目「ときには人生を」もA面でシングルカットしても良さそうな1975年当時大ヒットしそうなフォークナンバーです。1994年にCD 化されてたようだけど、昨日のさださんのライブ盤のように、その時に買っていなかったので今では廃盤で手に入らない^^;昨日のさださんのライブ盤同様、ノイズが少なそうなのを再び中古で購入。こんな感じで2枚以上持ってるLPってかなりあると思う。
2019年12月17日
グレープからソロになって初めてのさだまさしさんのライブアルバム。今でもアルバムが出ると必ず買って聴いてるけど、特によく聴いてたのは、1984年「Glass Age ―硝子の世代―」辺りまで。中でも、1st「帰去来」〜4th「夢供養」までは今でも歌詞を見ずにほとんど歌えるほど聴き込んだ。でも、どのオリジナルアルバムよりも、この「随想録」を一番多く回数を聴いてると思う。CD化された時に書いそびれ、今では廃盤で買えなくなってしまったので、LPで聴いています。DISC 1A面1曲目「Overture-交響楽」2曲目「きみのふるさと」3曲目「案山子」4曲目「秋桜」B面1曲目「最終案内」2曲目「敗戦投手」3曲目「第三病棟」4曲目「晩鐘」DISC 2C面1曲目「休憩〜雨どりや」2曲目「関白宣言」3曲目「木根川橋」4曲目「療養所 サナトリウム」D面1曲目「mc〜転宅」2曲目「掌」3曲目「飛梅」4曲目「つゆのあとさき」アンコールEPE面1曲目「ひき潮」1stアルバム「帰去来」から、「第三病棟」「転宅」の2曲1stの中で一番好きな「転宅」がライブ音源で聴けるのが当時うれしかった。「童話作家」はライブ収録してほしかった。2nd「風見鶏」からは「最終案内」「つゆのあとさき」「飛梅」「きみのふるさと」「晩鐘」の5曲。このアルバムからの比重がかなり大きい。この5曲は「風見鶏」の中で特に好きな5曲なのでよく聴いた。あと「セロ弾きのゴーシュ」があれば完璧。3rd「私花集」からは「案山子」「秋桜」の2曲。この2曲は特に好きな曲でもなかったので、「きみのふるさと」まで聴いてB面にしてたかも。この2曲だけあまりライブ音源で聴いた印象がない。「私花集」なら「加速度」「SUNDAY PARK」が特に好きな曲だった。その次が「フェリー埠頭」。「案山子」や「主人公」「秋桜」はあまり好きではなかった。4th「夢供養」からは「療養所(サナトリウム)」「木根川橋」「ひき潮」の3曲「療養所」は好きな曲だった。このアルバムで今、一番好きな曲は「空蝉」と「風の篝火」だけど、昔も今も変わらず好きな曲と言うなら「空蝉」が一番です。A面1曲目「Overture-交響楽」はグレープ時代の「せせらぎ」に収録されてた曲。B面2曲目「敗戦投手」はライブ盤のみ収録されてる曲。スタジオ録音はないようです。C面1曲目「休憩〜雨どりや」は「雨やどり」の替え歌。D面2曲目「掌」はグレープ時代の「せせらぎ」に収録されてた曲。かなり久しぶりのこのライブ盤を聴いたら、「晩鐘」「転宅」「つゆのあとさき」の3曲はやっぱり最高でした。「療養所(サナトリウム)」と「ひき潮」で、プチプチとスクラッチノイズが大きく出てきてたので、少し高めだったけど新品同様の盤質というのを信じて中古で買った。でも「晩鐘」でプチプチとやや気になるノイズがあったけどあとはまったく新品のような音だったので、まあいいか。中島みゆきさんの夜会「橋の下のアルカディア」を観た時に、この舞台セットが頭に浮かんだ人も多いかも。自分は飛んだ瞬間に頭に浮かんだ。「うつろひ」が出た頃のツアーパンフ
2019年12月16日
さだまさしさんが、ソロになる前に在籍してたグループ。オリジナルの発売は1976年2月の発売でした。この「グレープ・ライブ 三年坂 完全盤」は、何が完全盤なのかと言えば、アナログ盤では収録時間の問題や、カセット版のA面B面の時間を近くするためなどの理由で実際のコンサートの曲目や曲順が違っている事が多かった。LP版「グレープ・ライブ 三年坂 」も、曲順や収録曲数が大きく違っていました。それで2005年にさださんと吉田さんの監修のもと、実際のコンサートにほぼ近い形で再編集。そして、この2016年版は、2016リマスターでより鮮明にコンサートの音が甦っているようです。Disc 11曲目「オープニング・精霊流し」2曲目「交響楽(シンフォニー)」3曲目「哀しみの白い影」4曲目「殺風景」5曲目「風と空」6曲目「朝刊」7曲目「ほおずき」8曲目「縁切寺」9曲目「笑顔同封」10曲目「追伸」11曲目「島原の子守唄」12曲目「雪の朝」13曲目「Question(インストゥルメンタル)」14曲目「告悔(こっかい)」15曲目「紫陽花の詩」Disc 21曲目「バンコ(インストゥルメンタル)」2曲目「絵踊り」3曲目「第一印象(インストゥルメンタル)」4曲目「さよならコンサート」5曲目「僕にまかせてください」6曲目「フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-」7曲目「無縁坂」8曲目「あこがれ」9曲目「精霊流し」10曲目「掌(てのひら)」LPで聴いてた時の印象と全く違って感じられる曲順です。何よりも、この完全盤に収録されたDisc 1、2曲目「交響楽(シンフォニー)」とDisc 1 14曲目「告悔(こっかい)」の2曲。この2曲はグレープの全曲の中でもベスト5に入るほど好きな2曲で、この2曲が追加収録されただけでこのライブ盤を聴く回数が断然増えた。「交響楽(シンフォニー)」は、1979年ライブ盤「随想録」のバージョンが一番好きですが、この曲自体が特に好きなので、スタジオバージョンも含めどのバージョンも数え切れないほどに聴いたように思う。歌メロが素晴らしくて、初めて聴いたのは中学生の時だったように思うけど何度も聴いて感動してたのを思い出す。「告悔(こっかい)」は、天地真理さんのバージョンで小学生の頃に初めて聴いた。天地真理さんのライブ盤「私は天地真理」に収録されています。このライブ盤での天地真理さんの熱唱が素晴らしく、この曲が大好きになった。天地真理さんは、グレープの曲をよくライブでカバーしていました。「告悔(こっかい)」「哀しきマリオネット」「童話作家」の3曲はよく歌われてた。特に「童話作家」は、アルバムタイトルにして、スタジオ盤オリジナルアルバムとしても発売。そして、「三年坂 完全盤」の中で、この2曲の次に好きな曲は「ほおずき」「追伸」「あこがれ」「フレディもしくは三教街」「掌」の5曲です。特に「ほおずき」は、何年かに一度、どうしても聴きたくなる事がある曲。「あこがれ」は木田高介さんの編曲が好きでよく聴いてた曲。木田高介さんは大好きなミュージシャンでした。「掌」はライブ盤「随想録」のバージョンの方が好きです。LPではDisc2のA面2曲目に収録されてました。 さだまさしさんや、グレープの事ってあんまり書いていないような気がするけど、全アルバム持ってるし、新作が出たら買って聴いてるアーティストです。コンサートには行かなくなったけど・・・。1979年〜1984年頃はコンサートにもよく行ってました。なので、ライブ盤「随想録」が、さださんの全アルバムの中で一番好きなアルバムなのかも知れない。
2019年07月20日
ちゃんちゃこは、この曲を発売して解散しました。京都出身のフォークデュオで「空飛ぶ鯨」や「黄色いカラス」などのヒット曲があります。その2曲の事はかなり前に書いたと思う。A面「振り向いたメロディー」作詞 竜真知子さん 作曲 加瀬邦彦さん 編曲 千代正行さんゆったりと懐かしいメロディーとアレンジ。加瀬邦彦さんの世界です。アウトロでは加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズの大ヒット曲「想い出の渚」が使われています。シングル盤のジャケ写は篠山紀信さん撮影で、レコード会社は力入れてたように感じる。このレコードをリリースした頃、メンバーのきたかたよしろうさんが病気になり長期入院。プロモーション活動も出来なかったように思う。解散理由は病気が原因ではないようです。B面「今度こそBye Bye」作詞 竜真知子さん 作曲 加瀬邦彦さん 編曲 千代正行さんB面は爽やか系のA面よりもハードに作られています。解散が決まってて、この曲を作ったのかと思えるほどにタイミングが合ってしまってる。両A面でもいけるクオリティーの楽曲です。
2019年05月09日
みなみらんぼうさんの1stアルバム。このアルバムと「少年の日の情景」「途上にて」は好きで良く聴いたアルバムです。みなみらんぼうさんと言えば「山口さんちのツトム君」や、ちゃんちゃこに提供した「空飛ぶ鯨」「黄色いカラス」を作った事で有名です。自分が、みなみらんぼうさんを聴き始めたのは、「山口さんちのツトム君」や「空飛ぶ鯨」ではなく。天地真理さんが「ウイスキーの小瓶」のライブでカバーしたのがきっかけです^^;CD化されたけど、買い損ねて今では手に入りにくくなってる。LPで聴いて見たら、盤質も良く音質も落ちてなかった。全曲 作詞・作曲 みなみらんぼうさんA面1曲目「ウイスキーの小瓶」 編曲 田辺信一さん1976年4月に郵便貯金ホールで開催された天地真理さんのコンサートで歌った物がライブ盤になって発売されました。小学生の頃にそれを聴いてこの曲が好きになった。それで、中学生になってから、みなみらんぼうさんのオリジナルが聴きたくなってこのLPを買った。1976年11月の天地真理さんの東名阪キャバレー公演でもこの曲がセットリストに入ってました。オリジナルにブラスセクションを加えたのが天地真理さんのライブバージョンでした。久々にオリジナルを聴いたけど、素朴でゆったりとした時間を感じられてやっぱり凄く良い。2曲目「酔いどれ女の流れ歌」 編曲 萩田光雄さんこの曲も有名な曲です。森本和子さんと加藤登紀子さんのカバーがヒットしました。昭和のうらぶれた気怠さが逆に心地良かったりする・・・。らんぼうさんの声が良い!3曲目「武蔵野」 編曲 萩田光雄さんこの曲は凄い曲です。アレンジもカッコイイし、歌詞にもメロディーにも惹きつける力があって入り込んでしまう。「武蔵野」に行った事ないのに・・・^^;4曲目「空飛ぶ鯨の話」 編曲 田辺信一さんちゃんちゃこがカバーした時のタイトルは「空飛ぶ鯨」でした。らんぼうさんのオリジナルは、素朴さと寂しさを前に出してますが、ちゃんちゃこバージョンは、強めのビートを前に出してベースもかなり前に出てる。シングルヒットするには、これくらいじゃないといけないのは分かる。イントロや間奏のMoogの使い方はオリジナルと同じですが、これもかなり前に出してる。らんぼうさんのオリジナルはイントロ前にかなりスペイシーなSEが入っています。5曲目「淋しさよ消えておくれ」 編曲 田辺信一さん3拍子のカントリー調の楽曲。のんびりと柔らかい気持ちになれる曲です。この曲も好きな曲です。6曲目「クライ・イン・ザ・ウインド」 編曲 萩田光雄さんこのアルバムの中で一番好きな曲です。かなり久々に聴いてみて泣けた。高校生の頃に感動してよく聴いたのを思い出した。B面1曲目「コートにスミレを」 編曲 萩田光雄さんフォークソングの王道的な楽曲です。暑苦しく押し付けがましい政治的メッセージがあるフォークじゃなく、やっぱり自分は結局、こんな何気無い情景や感情を歌ってる方が好きみたいです。2曲目「花のある風景」 編曲 田辺信一さんこの曲も70年代フォークの良い部分が散りばめられてるような曲です。3曲目「独りぼっちブルース」 編曲 萩田光雄さんこの曲も凄く好きな曲。ホンキートンクピアノがカッコ良い、ホンキートンクブルースです。フィドルもいい感じに入ってて最高です。4曲目「ともだち」 編曲 田辺信一さんこの曲は軽快で爽やかなフォークソングです。天地真理さんにもカバーしてほしかった曲。こんなフォークソングがやっぱり好きだ。5曲目「虹の恋」 編曲 田辺信一さんこの曲も軽快でキャッチーな曲。この曲も天地真理さんに似合いそうな曲。みなみらんぼうさんの楽曲は、ホントに良い曲が多い。6曲目「ヨーコに逢ったかい」 編曲 田辺信一さんいきなり女性のフランス語の語りから始まります。アルバムラスト曲は、シャンソンとフォークの融合とでも言える名曲です。じわじわ来る名曲です。フランス語の語りの詩も掲載されてます^^;
2019年05月01日
杉田二郎さんの1983年7月21日発売のシングル。A面「忘れられないの」作詞 北山修さん 作曲 中島陽二さん 編曲 松任谷正隆さん50年代のドゥーワップを取り入れたおしゃれなアレンジはさすが松任谷正隆さんです。杉田さんの柔らかい歌唱にも合ってて好きな曲のひとつです。この曲は1983年7月17日京都円山音楽堂で開催された「第二回 コンサート夏の時代」で生で初めて聴いたように思う。この時のコンサートで杉田二郎さんは、このコンサートのために「夏が来たから」という曲を北山修さんと作って歌った!コンサートのスタートだったのもあって、この曲の印象が強かった。シングル「忘れられないの」と同時発売だったアルバム「Melody Basket」にも「夏が来たから」は収録されてません。第二回夏の時代では「Melody Basket」から堺正章さんのカバー「さらば恋人」を歌った。B面「マイハート」作詞・作曲 杉田二郎さん 編曲 新川博さん編曲の新川博さんは少し前に書いたアリスのインストアルバムを全曲編曲した方です。この曲は、たしか「夏の時代」では歌わなかったような気がする。記憶にないけど歌ったのかも知れない。軽いレゲエ風なアレンジと50年代のロックの雰囲気が合わさって懐かしいような曲です。第一回夏の時代は1982年7月10日(土)17時開演でしたが、第二回は祇園祭の日で、終わるのが19時(19時半くらいになったと思うけど)で河原町は身動きできないほどの人・人・人・・・阪急河原町駅までたどり着けるのかと不安になったのを思い出す。その日の昼は雨のコンサートだったし、疲れ切ったのを覚えてる。「行き先は変えられませよ」を歌ったのもこの時から。「戦争知らない子供たち’83」ってのも歌った。「孤独のマラソンランナー」みたいな曲だったと思う。「ハエ・ハエ・ハエ」は歌ってくれなかった。夏に一番聴きたい曲なのに・・・。このコンサートはFMでも90分にまとめて放送されましたが、三上寛さんだけいなかったかのような事になってた。全曲、放送できない曲ばかりでもなかったように思うけど・・。たしか「三上工務店が歩く」もやったと思うけど、あの曲なら大丈夫なはずなのに^^;「オートバイの失恋」も問題ないし。「なんてひどい唄なんだ」「ひびけ電気釜」「夜中の2時」「気狂い」あたりは絶対放送できないと思うけど…^^;
2019年03月26日
1974年5月発売の3rdアルバム「夢袋」の先行シングル。北山修さんが27才で結婚する杉田さんのためにプレゼントした詞だそうです。A面「27才」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 柳田ヒロさんオーソドックスなフォークナンバーに聞こえるけど、じっくり聴くとアレンジ凝ってる。チト河内さんのドラムも凄く良くてリズム隊にも聞き入ってしまう。コーラスにはイルカさんと神戸和夫さんも参加。イルカさんの声は聞き分けられるほど個性がある。北山修さんの歌詞と杉田さんのメロディの相性は、いつも思うけど本当に凄く良い!B面「何も言わずに」作詞・作曲 杉田二郎さん 編曲 柳田ヒロさんイントロのアコギフレーズはきっと石川鷹彦さんがセッションの中で作ったように思う。この時から3年後に発売されたアリスの「街路樹は知っていた」のイントロで、この時の雰囲気を少しフレーズを変えて使ってるように思う。「街路樹は知っていた」の編曲はもちろん石川鷹彦さんです。レコーディングのアコギも石川鷹彦さん。「何も言わずに」はアルバムではB面3曲目に収録。レコーディング風景。河口湖山荘でフィールドレコーディング
2018年11月02日
ジローズの1stアルバムをLPで聴いてたら、「青春のわかれ道」はアルバムに収録されていなかった事を思い出した。1stからのシングルカットだと思ってた。CDではボーナストラックとして収録されてるので、1stに入ってるものだと思い込んでしまってた。アナログで聴きたくてEP盤をレコード棚から探し出して聴いてた。第2期ジローズは、杉田二郎さんと森下次郎さんが作ったバンド。A面「青春のわかれ道」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん・北山修さん 編曲 田辺信一さん北山修さんの「ばあすでい・こんさあと」のライブバージョンのイメージが強くて、スタジオバージョンのイメージが弱い。トランペットの軽快なイントロはこの頃「戦争を知らない子供たち」「花嫁」とような感じ。ライブ盤でのアコギの16刻んでるストロークバージョンの方が好きですが、スタジオ盤では、歌バックでEギターがかなり激しくソロを弾きまくってるのはめちゃくちゃカッコ良いと思う。B面「鏡の中」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 馬飼野俊一さん1stアルバム「ジローズ登場 戦争を知らない子供たち」のB面4曲目に収録されています。この頃、北山修さんだけしか書きそうにない歌詞だと思う。アレンジもフォークそのものな感じです。
2018年09月07日
杉田二郎さんの1972年8月発売のシングル。少し前にソロ1枚目シングル「突然 」の事を書いたので、2枚目の事も。A面「人力ヒコーキのバラード」作詞 山川啓介さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 ヘッドアレンジ編曲にヘッドアレンジって表記してる曲は最近、あまりないように思う。ヘッドアレンジは、レコーディングしながらリーダー的存在の人(ここでは多分、杉田二郎さん)が楽譜に書かないで各パートに指示しながら音を作っていく事。ドラム、パーカション、アコギ2本、ベース、コーラス3人の編成。ギターの一人はオフコースの鈴木さん。そしてコーラス3人のうち2人はオフコースの鈴木さんと小田さんです。確か、この頃、杉田二郎さんが立ち上げた音楽事務所にオフコースも在籍してたと思う。この曲はいきなり全員のハモリから始まります。二人の声が入るとまるでオフコースです^^この曲は80年代前半までホールでのコンサートだったとしても、会場で配ってるようなコンサートチラシで紙飛行機を作って、この曲が始まると一斉にみんなが飛ばすという趣向があった。2階席からも山のように紙飛行機が飛んでた事もよくあった。杉田二郎さんのコンサートには、70〜80年代何度か行った。宵々山系の野外でも紙飛行機飛ばした事が何度かあった。今では怒られそうな感じだけど・・・^^;ライブ盤「長い旅のはじまる前に」にも収録されているし、1977年の「宵々山コンサート」ライブ盤でライブバージョンが聴けます。杉田さんと同じくらいに声が入ってきてるのは自切俳人さんかな^^;「ハエ・ハエ・ハエ」が一番似合う季節が今年もやってきました^^坂庭省吾さんの高音コーラスはいつ聴いても良い。B面「春は寂しいね」作詞 吉田拓郎さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 ヘッドアレンジほんわかのんびりした吉田拓郎さんらしい歌詞で凄く好きな曲。曲をつけた杉田さんも、吉田拓郎さん風な曲に心なしかなってるような・・・。この曲ではオフコースの二人だけがコーラス担当。全て美しいスキャットでのコーラスです。
2018年07月25日
杉田二郎さんの経歴を簡単に・・・大学生時代、アマチュアとして「ジローズ」を結成。大学卒業して今度はプロとして「はしだのりひことシューベルツ」に加入。「風」「朝陽の前に」などがヒット。1970年3月にメンバーの一人が亡くなり、バンドは解散。そして、このソロシングルを1970年12月に発売。この1枚だけソロシングルを出して、プロとして「ジローズ」を結成。1971年2月に「戦争を知らない子供たち」を発売、大ヒット。その後「涙は明日に」「青春のわかれ道」などを発売して1972年に解散。その後、ソロとして活動。最近は堀内孝雄さん、ばんばひろふみさん、高山厳さん、因幡晃さんと「ブラザーズ5」を組んでソロ活動と並行して、5人ユニットでも活動。A面「突然」作詞 阿久悠さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 青木望さん1960年代後半、阿久悠さんはすでに「モップス」や「スパイダース」の作詞をして有名になりつつあった頃。「また逢う日まで」の作詞で一気に大人気作詞家になった。それ以降は数え切れないほどのヒット曲を出している。杉田二郎さんのソロ第一弾シングルの作詞をしてる事はあんまり知られてないかも。のんびりとしたゆったりした楽曲です。突然の別れの手紙を受け取った心境を歌ってるのですが、曲調やアレンジは突然すぎて呆気に取られてる風の、少しコミカルは印象も持つ感じです。この曲を出してすぐに「ジローズ(第2期)」を結成したので、このEPの2曲はアルバムに収録される事はなかった。このA面はベスト盤CDに入ってるものもあります。B面「知らずにいたら」作詞 阿久悠さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 青木望さん教会音楽のようなパイプオルガンが印象的なイントロから、70年代フォークロック色が強く感じられて好きなアレンジ。A面よりも絶対にこっちの方が良いと思うんだけど・・・。
2018年07月21日
今日発売の山崎ハコさんの新作。今回のアルバムは、阿久悠さんの未発表作品に山崎ハコさんが曲をつけて、今回、楽曲として完成させた6曲とボーナストラック2曲含む、全8曲のアルバムです。1曲目「横浜から」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さんこの曲なんか特に山崎ハコさんのために書き下ろしてたのかと思うほどにハコさんの世界そのもの。「長い髪がけだるそうなら 切ってしまってもいいのです」「黒い服がかなしそうなら 白に変えたっていいのです」10代〜20代前半のハコさんのイメージを頭に思い浮かべて、詞を書いたのではないかと思ってしまう。2曲目「上級試験」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さんこの歌詞も山崎ハコさんが「硝子の景色」や「風の色」の頃に書いた歌詞だと言われれば信じてしまうと思う。メロディの感じも初期の頃過ぎない、1982〜1984年頃の雰囲気に近いように感じる。3曲目「いま美酒をてのひらで」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さん阿久悠さんと言えば、真っ先に浮かぶのは森進一さん。ピンク・レディーや八代亜紀さん、山本リンダさん、桜田淳子さんも浮かぶけど、やっぱり森進一さんの名曲の数々が最初に浮かぶ。この歌詞なんか、森進一さんのアルバム用に書いてた歌詞じゃないかと思ってしまう。「夢という名の女」「涙きらり」「林檎抄」辺りを、森さんに提供した頃の雰囲気に似てる。森進一さんに書いた阿久悠さんの名曲は「冬の旅」「さらば友よ」「別れの接吻」「あゝ人恋し」「故郷」「東京物語」「北の螢」「悲しい歌が流行ります」「昭和最後の秋のこと」「はな」の10曲は超名曲です。他にもシングル曲を多く、森さんに書いてるし、全曲阿久悠さんの作詞のオリジナルアルバムもいくつかあります。自分の中では、阿久悠=森進一ってイメージが大きすぎる。4曲目「UFOを待つ冬の窓」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さん軽快なロックナンバー。この歌詞を最初に読んだ時に浮かんだのは、2005年ピンクレディーが発売したシングル「テレビが来た日」って曲。阿久悠さんがピンクレディーの為に最後に作詞した曲です。この「テレビが来た日」も阿久悠さん本人の幼い頃の思いなどを歌詞にしてて、「♪テレビが来た日 ぼくんちは 劇場に変わった 八畳の部屋はスシヅメで立ち見さえあった」このピンクレディーが復活した頃に、書いた歌詞なんじゃないかと想像してしまった。5曲目「追いかけて春夏秋冬」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さんメロディとアレンジは懐かしい歌謡曲の感じです。歌詞は山崎ハコさんにバッチリ似合う。6曲目「オルゴール」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さんフォークロックなアレンジです。初期からハコさんは激しいめのフォークロック曲も多かったので、こんな感じのハコさんが聴けてうれしく思う。ボーナストラック1「ざんげの値打ちもない (完全歌詞版)」作詞 阿久悠さん 作曲 村井邦彦さん 編曲 安田裕美さんライブでもこの曲は10年以上前からずっと歌ってるように思う。最近、2年ほどまったくハコさんのライブに行けていない。ライブが終わって数ヶ月してから、気づく事ばかり^^;ファンクラブでもあれば、情報を得られて見逃さずに済むんだけど・・・。2「東京港町気分」作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさん 編曲 安田裕美さんこの曲はアルバム「縁 -えにし-」の2曲目に収録されてた曲。(2012年作品)
2018年06月19日
70年代中頃に活躍したフォークデュオ「ちゃんちゃこ」の2ndシングル。デビュー曲「空飛ぶ鯨」の大ヒットで一躍有名になりました。京都出身の北方義朗さんと松村忠佳さん二人のグループ。ジローズ、ジャッケル等の人気バンドが在籍してた京都のフォークサークル「DIME」出身。A面「黄色いカラス」作詞・作曲 みなみらんぼうさん 編曲 萩田光雄さんデビュー曲「空飛ぶ鯨」もみなみらんぼうさんの作品でした。「空飛ぶ鯨」が大ヒットしたので、続くこのシングルもみなみらんぼうさんの提供曲。多分、オリジナルで勝負したかったんじゃないかと思うけど、この2曲とも名曲だし、ヒットもしたので結果的には良かったのかも。デビューアルバムには北方さん、松村さん1曲ずつだけオリジナル曲を収録。せめてアルバムは自分たちのオリジナルを多く発表したかったと思う。2ndアルバムでは、ほとんどの曲が二人のオリジナル曲で構成されています。この「黄色いカラス」を初めて聴いたのは、ちんぺいさんのラジオだったと思う。「空飛ぶ鯨」よりも子供ながらに胸に来る楽曲だった。「ニッセイのおばちゃん」の曲を思い出すような寂しげなメロディが、悲しい歌詞に相まって胸に沁みます。この曲を作ったみなみらんぼうさんといえば真っ先に「ウイスキーの小瓶」を思い出す。天地真理さんがライブでこの曲をカバーしたので好きになった曲。天地真理さんのオフィシャル盤ではライブ盤「私は天地真理」に収録されています。特にこの頃のライブでは天地真理さんはフォークのカバーを多く歌ってました。「サラダの国から来た娘」「いちご白書をもう一度」「春の風が吹いていたら」「なごり雪」「地下鉄に乗って」「赤ちょうちん」「我が良き友よ」「童話作家」「告悔」など。ギター1本で弾き語りも得意な天地さんは元々、フォークシンガー志望だったとか。スタジオ盤のLPでも、フォークナンバーはデビューアルバムから多くカバーしています。B面「星の宇宙船」作詞・作曲 みなみらんぼうさん 編曲 萩田光雄さんデビュー曲「空飛ぶ鯨」で印象的だったMinimoogの音を効果的に使ったスペイシーな曲。ガメラ映画の最後にでも大映子供合唱団が大合唱しそうな曲です。まだMinimoogもない頃、ガメラ映画ではエレクトーンのトレモロなんかを駆使して宇宙の感じを出してた。円盤が飛ぶ音は、あんな音なんだと信じ込んでた幼稚園の頃。バイラス星人の宇宙船内の音と、バーベラとフローベラが乗ってる宇宙船はよく似た音だった^^;ガメラの曲なら「ガメラマーチ」が一番メジャーで誰もに知られてる曲ですが、自分は少し演歌調の「ぼくらのガメラ」の方が好きだった。美樹克彦さんが歌った「大巨獣ガッパ」も「ぼくらのガメラ」に少し似た香りがする。「大巨獣ガッパ」は、GSサウンド風でもあったけど。ボニージャックスが歌った「ギララのロック」も忘れてはいけない^^「どこがロックやねん!」ってツッコミ入れるのが定番になってる曲。でも「ギララのロック」でいきなりイントロ、アウトロに使われてる不思議な響きは子供の頃に妙に気持ちよく感じてて、しばらくしてそれが、ディミニッシュやドミナントセブンスなどのおしゃれなコードだと知った。「ギララのロック」のおかげで、自分で曲を作るとやたらとディミニッシュを使ったりしてた時期があった^^;幼稚園の頃はほとんど特撮怪獣映画が自分の全てだった。(テレビの特撮物やマンガは子供の頃、ほとんど興味なかった。ゴジラ、ガメラ、ギララ、ガッパが全てだった^^;)ファンクな「かえせ! 太陽を」も幼稚園の頃に、違和感なく聴いてた。で、ちゃんちゃことまったく関係ない話になった所で、「ちゃんちゃこ」ってグループ名は笑福亭仁鶴さんのギャグから取ったそうです。当時、ラジオでもテレビでも仁鶴さんは「ちゃんちゃこ」使いまくりでした。例えば・・・笑福亭仁鶴さんの大ヒット曲「どんなんかなァ」の歌詞の中でも出てきます。「♪ぼくの夢見る 可愛い娘ちゃんちゃこ」「♪ぼくのきれいな彼女ちゃんちゃこ」セリフ「鼻天井向いてる 可愛い娘ちゃんちゃこやてですか?ほっといてんか!」「♪ぼくのいとしい 恋人ちゃんちゃこ」セリフ「猫に顔、ナメちゃんちゃこされてたがな キタナ〜」「♪ぼくの愛する 花嫁ちゃんちゃこ」1曲の中に6回も「ちゃんちゃこ」が出てきます。さらにB面曲の「おばちゃんのブルース」の中でもセリフ「そりゃ息子が悪い! 悪いちゃんちゃこや! そんな息子ドツキちゃんちゃこしたりぃな!」と、ここでも「ちゃんちゃこ」が出てきます^^
2018年06月16日
杉田二郎さんのソロ7枚目のシングル。A面「積木」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 青木望さんライブバージョンでよく聴いてるけど、オリジナルスタジオバージョンは、EP盤とLP「題名のない愛の唄」、「(青春は)まるで映画のように」に収録されています。(シングルとアルバムはバージョンが違います。)70年代の杉田二郎さんの楽曲の中ではベスト10に入るほど好きな曲。「題名のない愛の唄」「やわらかい心」「あの愛の歌を今唄いたい」「流れる雲をつれてゆく」「地球のどまんなか」「君住む街」などと並ぶほどに好きな曲です。この曲は歌詞もメロディーも美しく、アレンジは大胆でドラマチックです。ライブ盤「杉田 二郎 30周年記念コンサート「絆」 ~きたやま おさむ作品を唄う~」の中でも聴くことができます。B面「雨の中の太陽」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 青木望さんこの曲はロック色強めの楽曲。LP「(青春は)まるで映画のように」にも収録。ハードめに歌い上げる杉田二郎さんの歌唱もカッコいい。60〜70年代フォークロックのアレンジは青木望さんが最高峰。
2018年05月04日
1979年8月に開催された今で言う野外フェスのライブ盤。出演バンドは自切俳人とヒューマンズー 杉田二郎さんザ・ナターシャー・セブンダウン・タウン・ブギウギ・バンド他宵々山コンサートなどと、ほぼ同じ顔ぶれです。LP2枚組で発売されていた物が、昨年、初CD化されました!DISC 11曲目「オープニング」 JDSN蜩の鳴く声のSEとオープニングの挨拶的な337拍子2曲目「高い山に登って」 ザ・ナターシャー・セブン3曲目「シェナンドー・ヴァリー・ブレイク・ダウン」 ザ・ナターシャー・セブン4曲目「Oh!! 草野球」 ザ・ナターシャー・セブン5曲目「たづるさん」 ザ・ナターシャー・セブン6曲目「(JDSN)」 自切俳人さん7曲目「風のカーテン」 杉田二郎さん&自切俳人さん8曲目「積木」 杉田二郎さん9曲目「旅立つ彼」 杉田二郎さん10曲目「(JDSN)」 自切俳人さん11曲目「涙のからたち日記」 自切俳人とヒューマン・ズー12曲目「リハーサル風景」 自切俳人とヒューマン・ズー13曲目「涙の北海盆唄」 自切俳人とヒューマン・ズー14曲目「音頭与三郎」 上野民謡クラブ15曲目「題名のない愛の唄」 杉田二郎さん16曲目「やわらかい心」 杉田二郎さん17曲目「あの愛の歌を今唄いたい」 杉田二郎さんまず、DISC1は、「Oh!! 草野球」のライブバージョンが良い音で収録されてるのが貴重。「風のカーテン」は、杉田二郎さんと自切さんのデュエット!!この曲、かなり久しぶりに聴いて、物凄く感動した。名曲「積木」は、いろんなライブ盤で聴けるけどどのバージョンも最高です。9曲目「旅立つ彼」は、「旅立つ女」の事ですが、アルバム「旅立つ彼(ひと)」に収録されてるのは「旅立つ女(ひと)」です。このライブ盤では「旅立つ彼」と掲載されてます。この曲も凄く良い曲で、かなり前から二郎ちゃんは歌ってた曲。10曲目「(JDSN)」は、自切さんのMCで「母恋岬」がバックで流れてます!「♪母上さん ハハさん」11曲目〜13曲目のために、このライブ盤を買ったと言っても過言じゃない^^;めちゃくちゃな事になってるけど^^;この日のために作ったとか言ってる「涙のからたち日記」は、完全にドタバタコント。二郎ちゃんも大変そう^^; 何でこの部分を収録したのか謎すぎる。12曲目「リハーサル風景」は次の曲の打ち合わせしてる所^^;何でこれも選曲したのか・・・?13曲目「涙の北海盆唄」 ライブでは弦楽四重奏の演奏ではなく、ピアノ1本での演奏。木田たかすけさんのアレンジと演奏最高です。「自切俳人のゴールデンアルバム」発売日のライブなので、自切さんの歌唱はスタジオバージョンとそんなに離れていないオリジナルに近い歌唱です。終わってからもずっと泣いてるけど・・・^^;杉田二郎さんの「題名のない愛の唄」「やわらかい心」「あの愛の歌を今唄いたい」名曲3連発も感動です。特に「やわらかい心」は、この時の新曲でフルバンドでの演奏。DISC 21曲目「詩吟 木曽節」 県美センターのご主人2曲目「ナターシャーのテーマ」 ザ・ナターシャー・セブン3曲目「私に人生と言えるものがあるなら」 ザ・ナターシャー・セブン4曲目「ミー・アンド・ボビー・マギー」 ザ・ナターシャー・セブン5曲目「疲れた靴」 ザ・ナターシャー・セブン6曲目「(JDSN) 」 自切俳人さん7曲目「レイジー・レディ・ブルース」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド8曲目「ホノルル・コネクション」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド9曲目「ドライ・ボーン」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド10曲目「欲望の街」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド11曲目「サクセス」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド12曲目「(お知らせ)」 自切俳人さん13曲目「フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン」 全員14曲目「息もつかずに」 全員15曲目「いこまいか」 全員16曲目「ヘイ・ヘイ・ヘイ」 全員17曲目「寿獅子より江戸囃子」 赤尾三千子さんザ・ナターシャー・セブンはステージは当時の定番曲4曲。「私に人生と言えるものがあるなら」は、ずっと鉄板ナンバー。特に「疲れた靴」をこの頃よく聴いた印象がある。歌詞カード見なくても、ほぼ歌詞覚えてる。坂庭さんの高音のコーラスを聴くと懐かしさと、もう亡くなってしまってる寂しさで胸が熱くなる。「ミー・アンド・ボビー・マギー」 は、ジャニス・ジョプリンのバージョンで有名な曲。この曲も、この頃のライブでよく演奏してた。7曲目「レイジー・レディ・ブルース」はシングル「涙のヴァイア・コンディオス 」のB面。この曲はめちゃカッコよくて好きだった曲。もろブルースです。ミディアムでHEAVYにアレンジされてて最高です。アルバム「バック・ストリート・パート2」にも収録。8曲目「ホノルル・コネクション」この曲もアルバム「バック・ストリート・パート2」に収録されてる。リードボーカルは新井武士さんです。9曲目「ドライ・ボーン」は、コーラスナンバーで、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドが本当はコーラスが凄い所を聴かせる。10曲目「欲望の街」は大ヒットシングル。「白昼の死角」の主題歌。やっぱり、この曲カッコいい!11曲目「サクセス」は1976年の大ヒットシングル。この曲、スタジオバージョンも最高ですが、ライブの方が数段カッコいい曲!ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのアルバムってCDではベスト盤しか持っていないので、アルバムで欲しくなってきた。LPなら数枚持ってる。13曲目からは合同演奏。「フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン」 ナターシャーとダウン・タウン・ブギウギ・バンド何と言っても最高なのは、14曲目!ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの演奏で自切俳人さんの超名曲「息もつかずに」が聴ける!あのロングトーンの「♪だからア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」は、なし。15曲目「いこまいか」は、この野外フェスのテーマ曲。二郎ちゃんを中心にみんなの演奏で。この曲は作詞 自切俳人さん 作曲 高石ともやさんです。16曲目「ヘイ・ヘイ・ヘイ」ウディ・ガスリーの曲。「ハエ・ハエ・ハエ」の方がいいのに!!!!!!!!!!!「ハエ・ハエ・ハエ」を収録してほしかった。「ハエ・ハエ・ハエ」は超名曲!最後が「ハエ・ハエ・ハエ」だったら、超ぶっ飛んだ野外フェスになるのに。やっぱり「ハエ・ハエ・ハエ」をダウン・タウン・ブギウギ・バンドも混じえて演奏してほしかった。「Oh!! 草野球」のスタジオバージョンは、このシングルのB面。CD化もされています。
2018年04月23日
杉田二郎さんが1978年2月に発売したシングル盤。A面「八ヶ岳』作詞 高石ともやさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 高中正義さんこの曲のメロディーが美しくて、当時、凄くよく聴いてた。ライブでもこの頃は必ずセットリストに入ってたように思う。編曲に高中正義さんって不思議に思う人も多いと思う。関西フォークと高中正義さんってあまり繋がらないと思うけど、アリスの1972年発売の1st アルバムや4枚目のアルバムにも参加していたり、この頃のフォークのアルバムに参加してる事も多い。この「八ヶ岳」のアレンジは最高です。この曲に関してはスタジオバージョンが一番好きです。作詞の高石ともやさんも高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのアルバム「107 SONG BOOK Vol.11 想い出の赤いヤッケ。完結編」に収録しています。ナターシャーセブンバージョンでは木田たかすけさんのケーナの音色が曲の美しさを更に引き立ててます。B面「モーニング・サービス」作詞 自切俳人さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 高中正義さんこの曲の作詞は自切俳人名義で書かれています。自切俳人名義にしては、不思議な感じな歌詞。キタヤマ・オ・サム名義っぽいイメージの歌詞。シティポップ^^;風な爽やかな楽曲です。ユーミンの「チャイニーズスープ」的な・・・。この曲をライブで聴いた事はないと思う。自切さんも歌っていないと思う。この曲でも編曲の高中正義さんのセンスが光ってるように感じる。歌詞は、ちょっと不思議な朝食メニューです^^;1979年宵々山コンサートの時に入り口で配ってた東芝EMIのチラシ中は各アーティストのアルバム紹介裏には抽選でレコードがもらえるアンケート
2018年04月13日
自切俳人とヒューマン・ズーの1977年発売のシングル。この曲は高石ともや&ザ・ナターシャー・セブンと共作で発売されています。(両方ほとんどメンバー同じですが…)A面「孤独のマラソン・ランナー」作詞・作曲 自切俳人さん 編曲 金田一耕三さん自切さんのバージョンばかり聴いてたので、こっちのアレンジやコーラスが頭の中に染み込んでる。たまに、ナターシャーセブンのバージョンを聴くと、あれ?ってなってしまう。(ナターシャー・セブンのスタジオ録音は2バージョンある)「お兄ちゃんどこいくの?」や「♪らんらんらららららん」や効果音^^;がない・・・それから、「♪若者はふと立ち止まり青い空を見上げて〜〜〜」部分がフリーテンポにならない。まず、コーラス、セリフ、効果音に関しては、ナターシャーセブンもライブではきっちりと「お兄ちゃんどこいくの?」「らんらんらららららん」を入れています。1980年以降のライブでは自切さんバージョンにはない、波の上を走る音と汽笛も追加されていました。ただ、スタジオ盤の両バージョンとも、コーラス、セリフ、効果音は、一切入ってません。フリーテンポになる構成に関しては、107 SONG BOOKバージョンで、自切さんほどエキセントリックではまったくないけど、一応、フリーテンポになります。ライブでも1981年頃は、この部分をフリーテンポにしてる事が多かった。ここまでは、「高石ともやとザ・ナターシャー・セブン」のバージョンについて。自切俳人とヒューマン・ズーのバージョンは、ナターシャーセブンよりもキーがかなり高い。自切さんはどの曲も普通にHeavyMetalのボーカルのキーに近いし、凄い高音シャウトもある。自切俳人とヒューマン・ズーのバージョンのアレンジは本当に素晴らしい。このバージョンの一番凄い所は、自切さんのフリーテンポ部分!この部分は自切さんにしか思い付かないような歌唱アレンジです。「♪わっかものはふとぉたちどまり〜 あおい空を見上げてぇぇええええ 出会った人や花をほほぉ 思い出してみるのぉぅぁぉ〜 いつまで〜ぼ〜〜ぉぉ〜〜〜くはぁ〜 走り続けるのおほぉほぉほぉほほ」特に「ぼ〜〜ぉぉ〜〜〜くはぁ〜」のスケールを無視したずり上げはいつ聴いても感動する。「高石ともやとザ・ナターシャー・セブン」は「道連れは南風」に続けて、この曲を演奏する事が(1980〜83年頃)多かったと思う。この流れは最高でした。そしてMC後、本編最後に「今、風の中」を歌って緞帳が閉まるって感じ。B面「風に消えたあいつ」作詞・作曲 自切俳人さん 編曲 斎藤茂兵衛とアコースティック・サーカス「孤独のマラソン・ランナー」の事を長々と書いたけど、このB面が自分にとってはメイン。あの頃、B面ばかり聴いてた。この曲では自切さんがシャウトしまくりです!プロの出すレコードとして、ここまで音割れしまくるシャウトが入ってる事も画期的!音が割れてる事なんかどうでもいいと、この頃から植え付けられたので、現在も音割れまくりの音質わるわるのBLACK METALやGrindcoreが普通に聴いてられる^^;そりゃ綺麗な音質のものの方がうれしいけど・・・^^;この曲ではちゃんとオアシス部分が作られてあって、杉田二郎さんがソロを取る部分、「♪涙はいつでも足手まといさ」が、一服の清涼剤になっていて、よりこのエキセントリックな楽曲を深みのある物にしてくれている。公式にレコーディングされてるライブ盤では、1977年宵々山コンサートのバージョンがベストだと思う。スタジオオリジナルバージョンをほぼ忠実に演奏している。最後だけ、スタジオバージョンのロバートプラントばりのシャウトで終わってほしかったけど、笑い声で終わっていくのも、かなりアリ。1978年宵々山コンサートバージョンは、テンポも速すぎるし、ちょっとおふざけが過ぎて^^;せっかくのこの曲の面白みが少し台無しになってるように感じる。自切俳人とヒューマン・ズーのこの曲を聴いた事があるって事を前提に書いてるので、知らない人はまったく意味不明かもしれない。ほとんど毎日そうですが・・・^^;高石ともやとザ・ナターシャー・セブン版
2018年03月25日
杉田二郎さんの1979年発売のシングル。当時のライブでは必ずと言っていいほどセットリストに入ってた曲です。A面「エンドマーク(2′46″)」作詞 キタヤマ・オ・サムさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 石川鷹彦さんタイトルの(2′46″)はこの曲の長さで2分46秒。ちょっとびっくりするのが、ライブでもほぼ2分46秒でやってしまうこと。「宵々山コンサート'79」では、前のMCと曲の余韻を引くと2分45秒。ドンカマ使ってたとは思えないし。「地球のどまんなか」ライブでは2分43秒。そんな事は置いといて・・・この曲は、ライブではアコギ2本、ピアノ、ボーカルの構成で演奏してる事が多かったのですが、その音の方が頭に強く残ってるので、たまにスタジオ録音バージョンを聴くと、やたら豪華に感じて感動です^^;もちろんドラムも入ってるし、ストリングスやムーグのようなシンセも入ってくるし…別に特に豪華って事はないけど、ライブの印象に比べるとって事で^^;でも、3人で演奏してたライブバージョンの方が好きです。「宵々山コンサート'79」の時は、オープニングの自切さんの開会宣言の雄叫びのあと、この曲から1979年の宵々山が始まります。B面「あの愛の歌を今唄いたい」作詞 キタヤマ・オ・サムさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 岡崎倫典さんこの曲は杉田さんファンならきっと心の中で大事にしてる曲だと思う。10代、20代の頃、この曲は特に響いた。そして今、改めて聴いてみると、その通りだったと実感してしまう。メロディーも美しく、歌詞がより胸に届く。そしてアレンジも素晴らしくて感動です。壮大なアレンジのスタジオ録音バージョン最高です!このシングルB面バージョンは5分30秒と前後を少し切っています。アルバムのフルバージョンは6分13秒です。1998年に発売された「杉田二郎 30周年記念コンサート《絆》 〜きたやまおさむ作品を唄う〜」にも、この曲を演奏しています。シブさと重みを増したジローちゃんの歌声で聴くと、より現在の自分に近い思いで聴く事ができます。長い間、杉田二郎さんを聴いていなかった人も、この曲を改めて聴くと、あの頃の思いなんかが甦ってきて、あの頃遊んでてた友人と会いたくなったりするかも知れない。杉田二郎コンサート 1980〜1981「地球のどまんなか」
2018年03月22日
杉田二郎さんが参加してたバンド「はしだのりひことシューベルツ」の3枚目のシングル。4人編成のバンドで、このシングルの翌年1970年3月31日にベース担当の井上博さんが23歳という若さで亡くなりバンドは解散する事に。A面「朝陽のまえに」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 青木望さん自切俳人とヒューマンズーファミリーの杉田二郎さんは、ジローズ➡️はしだのりひことシューベルツ➡️ジローズ➡️ソロ活動しながら自切俳人とヒューマンズーにも参加!この「朝陽のまえに」はソロになってからもライブでよく歌ってくれてた曲です。ソロのライブバージョンばかり聴いてたので、久々にスタジオ収録版を聴いたら、かなり印象が違った。スタジオ版はメロウで美しいアレンジのおとなしい感じ。ライブではもっと激しく演奏してるので物足りなさも感じてしまう。「地球のどまんなか」のライブバージョンがあまりにもカッコ良すぎるので仕方ない。「地球のどまんなか」ライブは、静かで長いイントロダクションが付いてて、岡崎倫典さんのピッキングハーモニクスを多用したキラキラした美しいギターに松田幸一さんのブルースハープが絡んできて、ジローちゃんの激しいストロークが入ってくると歌が始まる構成。「地球のどまんなか」ツアーのセットリストは最高だった!B面「さよなら」作詞 加藤久美子さん 補作詞 北山修さん 作曲 端田宣彦さん 編曲 青木望さん月刊「明星」で歌詞を募集して、加藤さんのこの歌詞が採用された。3連のバラード。このシングルの2曲はリマスターされて、このアルバムのボーナストラックに収録されてます。
2018年03月18日
杉田二郎さんが1979年に発売したソロになって15枚目のシングル。1978〜1983年頃、京都円山音楽堂で「宵々山コンサート」「昼下がりコンサート」「夏の時代」などが開催されてた頃、杉田二郎さんの歌声をかなり多く生で聴いてました。野外だけじゃなく、サンケイホール、神戸文化ホールなどでも杉田さんのコンサートにはよく行ってました。その頃に発売されたシングルです。最近、「自切俳人とヒューマン・ズー」ファミリーの楽曲をよく聴いてる。A面「やわらかい心」作詞 キタヤマ・オ・サムさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 馬飼野康二さんこの曲はテレビドラマ「弁護士かあさん」の主題歌になっていました。このドラマは観た事ないけど…キャッチーな曲で北山さんの歌詞もインパクトがあります。北山さんの名前だけど、その時々で違っています。自分は自切俳人の時がダントツに一番好きです!(キタヤマ・オ・サムの時もあれば、北山修、北山おさむ、きたやまおさむ、自切俳人の時もある)この曲はオリジナルアルバムにはたしか収録されてなくて、「GOOD NEWS」にも「やさしさは残酷」にも入ってません。B面の「おまえ」は「GOOD NEWS」に収録。最近、発売されたリマスター盤CD「GOOD NEWS」に、ボーナストラックとして収録されました。リレコーディング版もありますが、オリジナルを聴きたい人は「GOOD NEWS」を買えば良い音で聴けます。B面「おまえ」作詞 キタヤマ・オ・サムさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 岡崎倫典さん自分は、このB面の曲の方が好きです。ほぼ、松田幸一さんのブルースハープと、岡崎倫典さんのアコギのみ演奏に杉田二郎さんの柔らかいボーカルが乗って気持ち良いの極致です。ライブの時でも、まったくこのままの演奏で聴けるのも感動でした。「やわらかい心」「おまえ」ともに収録されてるCD廃盤になると手に入りにくくなるので、今のうちならまだ買えます。ちょうどこの頃の杉田二郎さんのコンサートチラシこの時は両曲歌ったと思う。やっぱり杉田二郎さんのバックには松田幸一さんと岡崎倫典さんがいないと…
2018年03月16日
ザ・ナターシャー・セブンの「107 SONG BOOK」の6作目「ハンぷティ・ダンぷティ。」この前は、オリジナルソング編の「春を待つ少女」を聴いてましたが、今日は、マザー・グースの曲を集めたアルバム。このアルバムはCD化されてかなりうれしかった。と、言うのも、42曲入りでA面、B面合わせて46分。「今、この曲だけ聴きたい」って針を落とす場所も細かすぎてわからくて、全編聴く事になるアルバム。CDになると「ハンプティ・ダンプティ」だけ聴きたいとか思ったら、何度でも繰り返し聴ける^^;このアルバムは多くのゲスト参加があります。自切俳人さん、杉田二郎さん、諸口あきらさん、石川鷹彦さん、城田妙子さん、高石たずるさん、のりみちさん、谷川俊太郎さんなど。LP A面1曲目「外に出て遊ぼう」2曲目「ボビー・シャフトー」3曲目「男の子はなんでできてる」4曲目「フクロウとコネコ」5曲目「ガァ ガァ ガチョウさん」6曲目「6ペンスのうた(黒つぐみ)」7曲目「コケコッコ」8曲目「ふりこ時計」(ボーカル 坂庭しょうごさん)9曲目「ネコとフィドル」10曲目「ぼくの小犬」11曲目「やかんをのっけてよ」12曲目「ホット・クロス・パン」13曲目「ひとつ ふたつ」14曲目「はさみと糸」15曲目「タッカーくん」16曲目「まき毛の娘さん」(ボーカル 木田たかすけさん)17曲目「シーソー・サクラダン」18曲目「ラベンダー・ブルー」19曲目「スカボロ・フェア」20曲目「テント虫」LP B面21曲目「むすこのジョン」22曲目「泣き虫くん」23曲目「ちびのウィンキー」24曲目「笛吹きトム」(ボーカル 杉田二郎さん)25曲目「ジャック・ホーナー」 (ボーカル 坂庭しょうごさん)26曲目「ジョージィ・ボージィ」(ボーカル 城田じゅんじさん)27曲目「ハンプティ・ダンプティ」(ボーカル 自切俳人さん)28曲目「のんきなサイモン」(ボーカル 石川鷹彦さん)29曲目「いじけた男」(ボーカル 木田たかすけさん)30曲目「ザブリザンブ3人男」31曲目「マフィン・マン(パン焼きおじさん)」32曲目「ドクター・フォスター」33曲目「コールの王さま」34曲目「ディー川の粉屋」(ボーカル 杉田二郎さん)35曲目「踊りましょう おとうさん」36曲目「このブタ買いもの」37曲目「ひつじさん」38曲目「こまどりさん」39曲目「カラス」40曲目「お星さま」41曲目「ねむれよぼうや」(ボーカル 谷川俊太郎さん)42曲目「ゆら ゆら ゆりかご」(ボーカル 谷川俊太郎さん、高石ともやさん)他は、ほとんど、高石ともやさんと城田妙子さんのボーカルです。タイトルナンバーの「ハンプティ・ダンプティ」が、一番好きですが、同じくらい好きなのは「ディー川の粉屋」です。杉田二郎さんの声の存在感はどんな曲でも凄いと思う。聴いてて気持ち良い曲なので、杉田さんの歌はずっと聴いていられる。自切さんの歌唱は人間離れしすぎてて個性の塊なので、これまたずっと聴いていられる^^;「風に消えたあいつ」のイントロでムチを打ちながら「ハァアアアアア!」って叫ぶ声が好きすぎる。(「風に消えたあいつ」は、このアルバムとまったく関係ありませんが・・・)あれほど、声で音が割れまくってるレコードはプロが出した物では、なかなかないと思う^^;この曲でも杉田二郎さんが「♪涙はいつでも足手まといさ」の部分だけをソロで歌うのですが、これが凄いオアシスのようになってて、さらにこの曲が好きになってしまう要因。ジャケットの版画は、坂庭しょうごさん作 LP帯には「マザーグース編 だんだんアホになってくる。」と良い言葉が載ってるのに、CDでは、どこにも載ってないくて残念。このアルバムタイトルは「だんだんアホになってくる。」って友人同士で呼び合ってたアルバムなのに^^;LPには簡単な譜面とコードも掲載されていました。自切俳人さんのコンサートのチラシ35才バースデーコンサートも良かったけど、やっぱり最高だったのは、「自切俳人のゴールデン・ステージ」です。「ゴールデン・アルバム」からの楽曲もほとんど演奏されました。
2018年03月12日
毎年、今の時季になると中学生の頃から必ず一度は口ずさんでしまう曲・・・「♪ひかる〜花は ねこ柳 春の陽を待ちながら〜」このアルバムのタイトル曲「春を待つ少女」です。感動して泣けるとか・・そう言うんじゃなくて・・・身体の奥底に染み込んでしまってる曲。この曲を生で初めて聴いたのは、1978年4月2日円山公園音楽堂。「'78 春昼下がりコンサート」でした。この時から春、夏、秋に円山音楽堂で野外コンサートがあれば、ほぼ皆勤で行ってました。ナターシャーセブンも目当てだけど・・・自切俳人とヒューマンズーが最大のお目当てだったけど…。ま、ヒューマンズーはナターシャーセブンみたいなもんだったから。1978年〜1983年夏頃まで自切さんやナターシャーや二郎ちゃんの生歌を聴くために、京都まで行ってた頃が懐かしい。「107 SONG BOOK」とは、1977年1月から季節ごとに毎年4枚だして、11枚のアルバムに107曲収録した長期に渡っての企画盤アルバム。昨年、11枚全てリマスターされてCD化されました。この 「107 SONG BOOK」Vol.5の「春を待つ少女」が11枚の中で一番好きってわけではないのですが、今の時季だから特に聴きたくなった。1曲目「明日になればね」2曲目「谷間の虹」3曲目「春を待つ少女」4曲目「旅」5曲目「街」6曲目「京都まつり音頭」7曲目「たづるさん」8曲目「涙色の星」9曲目「そして秋」10曲目「君かげ草」11曲目「浜木綿咲いて」12曲目「夏休み」13曲目「びっくりぶれいく団」14曲目「川下りブラック・ジャック」15曲目「うそつき きつつき」16曲目「つづれさせ かとうさせ」107ソングブックのチラシ。この中でライブでよく演奏してくれてた曲は、「明日になればね」「春を待つ少女」「街」の3曲くらいかも。「夏休み」も一度だけ聴いたような気がする。ワンカップ大関のCMソングだった「旅」はフルコーラスレコーディングしてほしかったと今でも思う。1コーラスだけの49秒です。 「街」は、1コーラス目を語りにしていない、「シングル文庫 ゆき 6号」バージョンの方が実は好きです。「♪下駄の音 路地裏通り 雨上がりの屋根 窓越しの手まり歌 おさげ髪の思い出」この部分はメロディつけて歌ってくれたほうがグッとくる。ライブで語りだった事はないと思う。ただ・・「シングル文庫」の方は3コーラス目からサビにコーラスが入ってくるのが…ちょっと。ライブではいきなり「♪この街が好きさ 君がいるから」と高石さんが観客にサビの歌唱指導をしてから「♪下駄の音 路地裏通り」とメロディつけて歌ってた事が多かったように思う。このアルバムで一番好きな曲は「春を待つ少女」ですが、それに負けないほどに好きな曲が「浜木綿咲いて」です。この曲ってほとんどライブで聴いた記憶がない。「びっくりぶれいく団」「川下りブラック・ジャック」「うそつき きつつき」の3曲はこれぞ!ナターシャーセブン!ってインスト曲で最高です。春は「春を待つ少女」を、まだ肌寒い朝の道をじんわり口ずさむのが小学生の頃から毎年恒例だけど、ナターシャーセブン繋がりなら・・・・夏は「♪今年も君にとても会いたくて 銀色の羽根を光らせて 待ってておくれ アパートの君の四畳半〜」と「ハエ・ハエ・ハエ」の3コーラス目の歌詞が絶対に出てきてしまう。全てのサマーソングの中で自分はこの「ハエ・ハエ・ハエ」が、誰が何と言おうとダントツに一番好きな曲です。夏=ハエ・ハエ・ハエの図式は「自切俳人のゴールデン・アルバム」を聴いた瞬間から決まってしまった。これ以上の夏の曲は見つけられない・・・。ライブ盤「宵々山コンサート'79」では、ライブバージョンが聴けます。ゆったりめのテンポの「ハエ・ハエ・ハエ」も、なかなか趣があって妙に感動してしまう。本人たちはふざけてる部分も多いのかも知れないけど、真面目に感動してる人もここにいる^^;自切さんの歌い回しの素晴らしさに泣けてしまうほど好きな曲です。「♪待ってておくれ アパートの君の四畳半〜」の「♪四畳半〜」が好きすぎる。ライブ盤でも、ここの歌い方はスタジオ盤をほぼ再現してくれてる。「♪初めて会ったのは あのぉほぉ〜 街角の」の「♪あのぉほぉ〜」も絶対に一緒にその歌い方で口ずさんでしまうほど好きな歌い回しです^^;「♪たとえば夏のう〜みべぇええ〜 街のレストラン〜」の歌い回しも鳥肌もんです。ライブでは「♪街のレストラン〜ヌッ!」と激しく歌うのも最高です。高石ともやとザ・ナターシャー・セブンはもちろん大好きですが、本当に一番好きなのは「自切俳人とヒューマン・ズー」だとは、当時あんまり人には言えなかった^^;北山修じゃなく自切俳人が好きで、ヒューマン・ズーとしての、ナターシャーや二郎ちゃんが一番好きだった。今でもそうだけど・・・。「自切俳人のゴールデン・アルバム」を聴いた回数は、世界中でベスト10に入る自信がある^^;今でも毎年、年に何回も通して聴いてる。自分の中ではコミックバンドだなんて一度も思ったことない^^; めちゃおもしろいけど・・・。「あ〜〜ふんどしぃの下から きつう吹いてくるなこの風は」の台詞回しもほぼ忠実に言えてしまう。二郎ちゃんのセリフも自切さんのセリフも、二郎ちゃんが笑いそうになるタイミングも身体が覚えてしまってる^^;こんなバカバカしい曲なのに、40年近く聴き続けいまだにまったく飽きていない自分が怖い・・・「自切俳人のゴールデン・アルバム」のお蔵入りになったバージョンとか、アウトテイク集とか出してくれたら、お金は惜しまない^^;高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのアルバムのこと、書くはずが、いつも自切俳人の話になってしまうのは仕方ない・・・。前に一度、チケットをたくさん載せたので、そのコンサートのチラシを。全部、チラシ載せようとしたけど、多すぎて残りはまたいつか。このコンサートで初めて円山音楽堂に行った。
2018年03月10日
1960年代、アメリカで西部の歌姫と呼ばれていたカントリー&ポップスの女性シンガー。この曲を知ったきっかけは天地真理さんのライブ盤。小学生低学年の時に2枚組のライブ盤「天地真理オン・ステージ」を初めて聴いた時は、外国のポップスやフォークが中心で、天地さんのオリジナル曲が7曲しか歌われてない事に少しガッカリと驚きでしたが、ずっと聴いてるうちに、外国のポップスも凄く好きになっていった。24曲中、11曲が海外のポップス、7曲がオリジナル曲、あとは日本のフォーク曲など。「天地真理オン・ステージ」で歌われてる海外のポップスは「Green Green Grass of Home」(想い出のグリーングラス)「This land is your land」(我が祖国)「Sugar Baby Love」(シュガーベイビーラブ)「Sugar Town」(シュガータウンは恋の町)「Those Were the Days」(悲しき天使)「Holidays」(愛の休日)「Johnny Angel」(ジョニー・エンジェル)「Top of the World」(トップ・オブ・ザ・ワールド)「The End Of The World」(ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド)「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」(ママがサンタにキスをした)「White Christmas」ライブ収録されていない、コンサートなどでも海外のポップス、ロックのカバー曲は多かった。「ダニーボーイ」「Over the Rainbow」「リリーマルレーン」「I Need to Be in Love」「There's a Kind of Hush」「ディス・オールド・ギター」「This old Guitar」「The Way We Were」など。「The End Of The World」 邦題が「この世の果てまで」と付けられてる事も多い。作詞 Sylvia Dee 作曲 Arthur KentSkeeter Davisのオリジナルはアレンジも歌唱も素朴な感じもして聞き入ってしまう。メロディーもホントに美しくて、小学生の頃にはカタカナ英語で天地さんの耳コピで歌えていました。今でも、よく聴く曲です。オリジナルも天地さんのバージョンも。大きな失恋をしてこの世は全て終わってしまったと、かなり悲観的な歌詞です。天地真理さんもオリジナルの映画歌詞で歌っています。日本語訳で歌ってる曲も多いのですが、この曲は英詞のままです。カーペンターズもライブ盤に収録しています。(1975年大阪フェスティバルホールでのLIVE)このベスト盤がおすすめ。日本盤も出てます。リマスターされてるし、有名曲はほとんど収録されてる。「The Essential Skeeter Davis」
2018年01月23日
アメリカのフォークロック「ママス&パパス」の1stアルバム。このアルバムに「California Dreamin'」や「Monday, Monday」が収録されています。1曲目「Monday, Monday」アルバムからのシングルカットで、3枚目のシングル曲。イントロのハモりを聴くだけで懐かしく思い出す人も多いと思う。ママス&パパスを知らない人でも、大ヒットした曲なので、どこかで耳にしてる可能性も高い曲。2曲目「Straight Shooter」たまにフォークバンドとして分けられてる事もあるけど、どちらかと言うとROCKかな。カッコ良いリフとビートを前に出してるこの曲も最高です。3曲目「Got A Feelin'」シングル「Monday, Monday」のB面に収録されてる曲。この曲はメロウでハーモニーも柔らかく美しい。4曲目「I Call Your Name」ホンキートンクピアノがゆったりとしたジャジーな世界を楽しませて、展開は8ビートの分厚いコーラスのパート。5曲目「Do You Wanna Dance」ミディアムテンポの少しラテンな曲。この曲は昔から大好きだった。この曲はオリジナルではなくて、50年代から多くのアーティストがカバーしてる曲。ベッドミドラーのバージョンも凄く良い。たしか、デビューアルバムの1曲目に収録されてた。6曲目「Go Where You Wanna Go」デビューシングル。60年代アメリカンロックの匂いプンプンな曲。7曲目「California Dreamin'」邦題は「夢のカリフォルニア」で、日本でも大ヒットした曲。今でも、ラジオやテレビから流れる事も多いので、知ってる人はかなり多いと思う。この曲はビートやハーモニーがカッコ良いのはもちろんですが、フルートソロが入ってる事が、さらにこの曲をカッコ良く感じさせる。この、フルートソロはいつ聴いても鳥肌です。8曲目「Spanish Harlem」 Ben E. King のカバー。南国のゆったりした世界が広がってくるような柔らかい曲。9曲目「Somebody Groovy」シングル「夢のカリフォルニア」のB面に収録されてます。邦題は「いかした娘」この曲は「夢のカリフォルニア」に負けないほどにカッコ良い曲で、自分はこっちの方が好きかも知れない。10曲目「Hey Girl」軽快なキャッチーな曲。11曲目「You Baby」この曲も軽快でハーモニーも気持ち良い曲。12曲目「The In Crowd」この曲は多くのアーティストがカバーしてる有名なブルース曲。少しHEAVYにアレンジされてて歌唱もハードで凄く良い!日本盤シングル「夢のカリフォルニア」
2017年12月24日
フォークデュオ「古井戸」の2ndアルバム。2006年にLP完全再現紙ジャケCDも発売されています。かなり前に1stアルバムの事は書いたように思うけど、「古井戸」を聴くのは、かなり久しぶり。加奈崎芳太郎さんと仲井戸麗市さん二人のブルース色強めなフォークデュオ。1曲目「僕の部屋で」2曲目「冬の夜」3曲目「六月の壁に」4曲目「暑い夏」5曲目「ひなたぼっこ」6曲目「お正月だよ」7曲目「酒をのむの歌」8曲目「抒情詩」9曲目「ねむけざまし」10曲目「終りです」11曲目「夕立ち」12曲目「ポスターカラー」13曲目「バスケットシューズ」14曲目「雨の日の街」15曲目「うわの空」「オレンジ色のすけっち」を久しぶりに聴きたくなったのは、この前黒猫チェルシーの曲を聴いてると、「この歌い方、誰かに似てる」と急に頭に浮かんだ。そしてこのアルバムに入ってる「六月の壁に」が頭に流れてきた。黒猫チェルシーの渡辺大知さんは、加奈崎芳太郎さんをリスペクトしてるのかも。特に渡辺さんが弾き語りライブなんかをやってる時の歌唱が、加奈崎芳太郎さんの声と歌い回しにそっくりな時がある。「雨の日の街」「うわの空」「お正月だよ」なども、よく似てるように思う。「六月の壁に」は、このアルバムの中で一番好きな曲です。その次に好きな曲は「雨の日の街」。この曲は高校生くらいになった頃に良さがわかってきた曲です。それまでは重い曲って印象しかなかったのに。そして最後の曲「うわの空」も大好きな曲です。あとは、シングルのB面だった「ポスターカラー」も優しく切ない曲で久々に聴いて感動した。小学生の頃はアリスを年に4回ほどと天地真理さんのライブを年に2,3回行くだけで精一杯だったので、他のアーティストのライブはなかなか行けなかった。中学生になってからは、アリス以外のバンドのライブにも行くようになってきた。それでも、いつの時もアリスが中心でした。1970年代半ば〜80年代前半までの、何でもありな頃のライブが懐かしい。その頃、アリスの他の日本のアーティストなら、ナターシャーセブン、杉田二郎さん、中島みゆきさん、山崎ハコさん、三上寛さん、シグナル、ばんばひろふみさんのライブには行ってた。歌謡曲なら天地真理さんはもちろん、森進一さん、ピンクレディーを観に行ってた。古井戸のライブには行った事がなかった。何度も告知のチラシは他のコンサートの会場でもらってたんだけど。何かの特典で付いてたミニポスター。
2017年11月29日
ベッツイ&クリス(Betsy & Chris)の7枚目のシングル盤。北山修さん・加藤和彦さんコンビで楽曲提供はこの曲が最後でした。このコンビ作品「白い色は恋人の色 」と「花のように」は知ってる人も多い曲ですが、この曲はあんまり知られていないと思う。1970年だけでもシングルを6枚も発売していました。A面「美しいものたちよ」作詞 北山修さん 作曲 加藤和彦さん 編曲 青木望さんストリングスアレンジの美しさが印象に残る曲です。歌メロも歌詞も優しく美しい。2コーラス目からAメロでずっと鳴ってる、バス・ハーモニカのアレンジはSimon & Garfunkelの「The Boxer」をかなり意識してるような感じもしますが、楽曲に凄く合ってるし、個性的で凄く好きです。このバス・ハーモニカを演奏してるのは、アリさんこと松田幸一さんかなぁ?B面「北国の恋歌」作詞 増永直子さん 作曲 三月はじめさん 編曲 青木望さんこの曲も柔らかく美しい曲です。楽曲はA面の方が好きですが、シングルA面向きなのは、こっちの曲かとも思う。
2017年11月17日
アート・ガーファンクルの1973年発売のシングル。1970年にSimon & Garfunkeの活動を停止してから初のソロシングル。初のソロアルバム「Angel Clare(天使の歌声)」のB面1曲目に収録されています。A面「All I Know」サイモン&ガーファンクルのアルバムは全て聴いてるし、日本盤のシングルもほとんど持ってる。一時期、かなりハマって聴いてた。自分が聴き始めた頃には活動してなかったので、二人のソロのアルバムやシングルを聴き始めた。自分はなぜかアート・ガーファンクルの歌声や曲に惹かれた。ポール・サイモンのソロも聴いてはいますが。この曲のイントロと歌い出しを聴いた時に凄く胸に響いた物があったのを覚えてる。大ヒットしたので、聴けば知ってる人もかなり多いと思う。アルバムも1st「Angel Clare(天使の歌声)」から5枚目「Scissors Cut」まで、どれも聴き入ってしまうアルバムです。いつの間にかほとんど聴くことがなくなってしまってた。この前、リマスターされたCDでアルバムを再び揃えたのをきっかけに、また凄く聴くようになってきた。サイモン&ガーファンクルの楽曲は結構、いつの時代にもコンスタントに聴いてると思う。B面「Old Man」今日、書きたかったのは、「All I Know」よりも、B面の「Old Man」。中学生の頃にこの曲の訳詞を読んでショックを受けたのを覚えてる。曲や編曲は美しく物悲しい壮大な楽曲なのですが・・・この曲はランディ・ニューマンが作詞、作曲です。「太陽も沈んだよ 鳥たちも帰って行った 誰も泣きには来ないんだよ さよなら おじいさん さよなら」「心を鎮めてくれる神はいないよ あの嘘っぱちを信じるなと 教えてくれたのはあなた あなたは誰もいらないんだ 誰もあなたを必要じゃない 泣かないでおじいさん 泣かないで みんな死んでいくんだよ」中学生の頃はこの背景にあるものが、まったくわからなくていろいろ考えた歌詞です。アート・ガーファンクルの歌声が美しく包み込むような優しさが溢れる歌唱なのも妙にショックだったりした。曲始まりの素朴で悲ししげなピアノやストリングスのアレンジの美しさにも心が震えます。アルバム「Angel Clare」には他にも美しい名曲でいっぱいです。自分は特に「Down In The Willow Garden」や「Mary Was An Only Child」が好きでよく聴いてました。後にシングルカットされた「Traveling Boy」も超名曲です。ジャケットは見開き
2017年08月26日
夏と言えばやっぱりこの曲!!!自切俳人さんの「ハエハエハエFLY FLY FLY」!この曲以上のサマーソングに未だに巡り合えていない。自切俳人さんを知らない人もいるかも知れないので、少しだけ紹介。自切俳人さんは北山修さんの別名。北山修さんと言えば、「あの素晴らしい愛をもう一度」「戦争を知らない子供たち」「風」「さらば恋人」「白い色は恋人の色」「花嫁」など超有名な楽曲の作詞をした方です。が、自分は自切俳人としての時の北山修さんが一番好きです。A面「ハエハエハエ」作詞・作曲 自切俳人さん 編曲 半分高さんこんな素晴らしいサマーソングは後にも先にも自分の前には登場しないと思う。曲も歌詞もアレンジも歌唱もどれも最高すぎる。この歌い回しを完璧にコピーしようと高校生の頃に友人と何度も歌ってた・城田じゅんじさんのコーラスも素晴らしく、こんなにかっこいいサマーソングを作った事は奇跡です!1979年発売の「自切俳人のゴールデンアルバム」からのシングルカット曲です。夏と言えば! 絶対この曲以外の曲が頭に浮かぶ事はない。この曲が完璧すぎて発売から18年・・・・この曲が好きすぎて夏の曲はこの曲以外聴きたいとは思わなくなってる。自切さんの歌い回しが素晴らしすぎて、まったく同じように歌えるように高校の教室で何度も友人と練習したのを思い出す^^;ちょっとだけ今でも自切さんのこの歌唱をほぼコピーしてる自信がある^^;もしカラオケに入っていたりしたら十八番になると思う。カラオケなんて何年かに一度しか行かないけど…。この曲は蝿目線での夏のラブソングです。犬目線や猫目線、鳥目線なんて何とも思わないけど、蝿目線で切ない、この曲の物悲しさや躍動感は他のサマーソングには絶対にない。自切俳人さんの個性的すぎる歌い回しのかっこ良さに未だに鳥肌です。「♪今年も君にとても会いたくて 銀色の羽根を光らせて 待ってっておくれ アパートの君の四畳半 氷あずきでも食べながらね」この3コーラス目の「♪アパートの君の四畳半」の歌い方が最高すぎてそこだけ何度も聞いてしまう^^;唯一、オフィシャルでライブ音源が残ってる「宵々山コンサート'79」の演奏はスタジオ録音よりもかなりテンポを落としてるのはかなり残念なのですが、「♪アパートの君の四畳半」の歌い方がよりデフォルメされてて鳥肌もんです。2コーラス目「♪たとえば夏の海辺〜 町のレストラン〜」の歌唱に関しては「宵々山コンサート'79」の歌唱はカッコ良すぎる!「レストラン〜ヌ」って歌ってるのが最高。「宵々山コンサート'79」のライブLPって自切俳人さんの所しか聞かない事が多い。「ハエハエハエ」の後に歌った「マイ・ソング」も素晴らしいけど「マイ・ソング」に関してはもっと良いバージョンがオフシャルで出ています。1977年ライブ盤の「風に消えたあいつ」もおすすめ。宵々山コンサートのライブ盤は自切俳人さんと杉田二郎さん、ナターシャーセブンの所以外は聞く事はないけど淀川長治さんやミヤコ蝶々さんの所はたまに聞きたくなる。永六輔の話とか長くていつも退屈で円山音楽堂でライブで聴いてる時もライブ盤でも聞きたくなくなってしまう^^;永六輔は特に好きでも嫌いでもないけど中学生の時からおもしろいと思えた事が一度もない。中学生の頃から永六輔の話より城田じゅんじさんや坂庭しょうごさんの話をもっと聴きたいと宵々山コンサートの度に思ってた。そんな事を毎夏、一緒に行ってた友人たちと帰り道で話してたのも懐かしい思い出。自切俳人さん観るのが第一の目的で行ってたけど・・・^^;B面「息もつかずに」作詞 自切俳人さん 作曲・編曲 半分高さん半分高さんって木田高介さんで合ってるのだろうか・・自切さん以外、誰が誰なのか・・・。当時は分かってたと思うけど忘れてしまった。ヌアヌチャチャイが城田じゅんじさんだったっけ?この曲は息継ぎ箇所がないロックンロールナンバー。QUEENの「Keep Yourself Alive」を意識してるのかと当時思ったけど、まったく関係なさそう^^;この曲はライブでも何度か歌ってくれた。一番最初にラジオで流してたバージョンと少し違ってるけど、自分はこのアルバムバージョンの方が好きです。「世界は君のもの」に関しては元のバージョンの方がずっと好きだけど・・・。今日は懐かしい友人と居酒屋とBarを2軒はしごしてかなり飲んできた。この「ハエハエハエ」を帰りに聴いてて北山修さんの楽曲の中で実は一番凄い曲はこの曲なのではないかと思いながら聴いてた。「自切俳人のゴールデン・アルバム」は発売当時から異常な回数聴いてるけど、まったく飽きる気配がない^^;夏と言えば「ハエハエハエ」!!!!!!!!!
2017年07月22日
吉田拓郎さんの1980年11月発売のシングル。A面「元気です」作詞・作曲 吉田拓郎さん 編曲 青山徹さん 大村雅朗さんアルバム「アジアの片隅で」の8曲目に収録されてる曲で、アルバムと同時発売のシングルカット。軽快な8ビートの明るい曲調です。「アジアの片隅で」は凄く好きだったアルバムで当時何度もよく聴いてた。重い印象になりがちなアルバムだったのですが、この曲とラスト曲「この歌をある人に」が明るくやんわりとしてる曲で凄くバランスの取れてるアルバムに感じてました。「まるで孤児のように」「アジアの片隅で」の2曲がHEAVYにレゲエのリズムでぶつけてくる楽曲で、この2曲は別格に好きですが、「古いメロディー」や「元気です」のような曲の良さが、後になってかなり感じられるようになった。「ひとつまえ」も当時、凄く好きだった曲。自分も10代後半〜20代前半は尖ってたんだと思い出してくるような曲。B面「証明」作詞・作曲 吉田拓郎さん このB面は長い間、CD化されなかったように思う。「ONLY YOU ~Single Collection~ 」が、ボーナスCD付の2枚組で発売されて、この曲もリマスターされて聴けるようになった。この曲は1979年7月日本武道館公演のライブバージョン。ギター1本での弾き語りです。シングルはこのB面ばかり聴いてた。(A面はアルバムに入ってるから)自分の未来が不安だった10代半ばの学生には、何か安心させてくれるような曲だった。
2017年06月19日
大塚博堂さんの1981年6月16日発売のシングル。大塚博堂さんは1981年5月18日に亡くなりました。その約一ヶ月後に発売されたシングルです。A面「Never could say good-bye」作詞・作曲 大塚博堂さん 編曲 あかのたちおさん追悼盤として発売されたシングルです。この曲のメロディは一度聴くと、しばらく頭の中をぐるぐる回る美しい楽曲です。単純な歌詞とメロディの繰り返しなんだけど、曲は表情を次第に変えていき感動的な盛り上がりになっていきます。歌詞は「Sailing with you Never could say good-bye」と 「Flying with you Never could say good-bye」のみです。この曲は完全なレコーディングやMIXが出来る前に、大塚さんが亡くなったらしく、死期を予感してたのかも知れないと思ってしまう歌詞とメロディに胸が熱くなる。このシングルの2曲のCD化はかなり遅かった。B面「映画館」作詞 藤公之介さん 作曲 大塚博堂さん 編曲 あかのたちおさんこの曲も大好きな曲で、子供の頃によく意味もわからずに映画館でフランス映画を観てた日を思い出すような可愛い曲です。美しいメロディに優しい歌詞が乗って、オーボエやバンドネオンの音やコントラファゴット?のようなベース音も魅力的です。通常のファゴットかな?シンセで作った音かも知れないし・・・。完成形はどうなる予定だったんだろ。大塚さんの柔らかい歌唱に惹かれて心地よくなってくる。
2017年06月02日
高石ともや&ザ・ナターシャー・セブンが1979年11月から1980年12月にかけての企画シングル。シングル文庫と名付けられて「あき」「ふゆ」「はつ」「つゆ」「なつ」「ゆき」と6作品発表。この前、「つゆ」の事を書いたけど、一番好きなのは、この「ゆき」。A面「街」もB面「陽気にいこう」も好きだし、ブックレットの坂庭しょうごさんの企画もおもしろい。ややふざけてる意味不明感もいい感じです^^;A面「街」作詞 高石ともやさん 作曲 木田高介さん・高石ともやさん 編曲 城田じゅんじさん・高田弘さんこの曲はザ・ナターシャー・セブンの代表曲の一つでファンなら知らない人はいないだろう名曲。「♪ この街が好きさ 君がいるから この街が好きさ 君の微笑みわるから」のサビを会場のみんなと何回一緒に歌ったか数えきれないほど。このシングル文庫のバージョンは新たに録音したバージョンです。1コーラス目歌詞を高石さんが朗読するバージョンではなく、「♪下駄の音 露地裏通り 雨上がりの家根 窓ごしの手まり唄 おさげ髪の想い出」と最初から歌い始める。3コーラス目から、軽快なリズムが入ってきてストリングス、コーラス、そして間奏のトランペットと派手なアレンジです。アレンジだけで言えば、元のSAXの湿気のあるような気持ちいい演奏が入る方が好きです。シングルとして発売するなら、そりゃこのアレンジの方がインパクトあって良いと思う。B面「陽気にいこう」訳詞 高石ともやさん 曲はアメリカ民謡 編曲 ザ・ナターシャー・セブンこの曲もファンなら知らない人はいないし、4番まで歌詞を歌える。この曲と「私を待つ人がいる」のオートハープとギターでカーターファミリーのオリジナルの音に近いものが出せた事が「107ソングブック」を作るきっかけになったらしい。1979年12月2日にFMで放送された「サウンド・アプローチ」はザ・ナターシャー・セブンのファンにとっては、かなり興味深い内容でした。この「陽気にいこう」のオリジナル、カーター・ファミリーの演奏の「Keep On the Sunny Side」をまず流してから、ザ・ナターシャー・セブンが続けてその場で演奏するという企画でした。軽快で明るい楽曲なんだけど、高校生の頃から、この曲をライブで聴くと、鼻の奥がツンと泣けそうになってたのを思い出す。それは高石さんの歌唱の力と訳詞の力とザ・ナターシャー・セブンの演奏の素晴らしさに惹かれてたからだろう・・・。通常のホールでのコンサートなどでは、この曲から始まる事が多かったし、アンコールの最後に、もう一度、この曲を演奏する事も何度かあった。「今、風の中」が出てからは、最後は「今、風の中」で終わる事が多かったかも。「今、風の中」の方がさらに好きな曲ですが・・・。「サウンド・アプローチ」では「陽気にいこう」の他に「私を待つ人がいる」もカーター・ファミリーのオリジナルを流してから、ザ・ナターシャー・セブンが演奏。「私を待つ人がいる」も凄く好きな曲で、「♪いつの世も人は海へ山へと 旅に出かけるけど」って流れ出すと、円山音楽堂の客席の草や木や夏の匂いが頭に浮かんでくる。映画「俺たちに明日はない」でも有名な「フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン」もオリジナルに続いて、ザ・ナターシャー・セブンの演奏。そして「Sunny side of Life(陽のあたる道)」もオリジナルとの演奏を比べ、そして「デキシー・ブレイク・ダウン」もオリジナル流した後に演奏!「デキシー・ブレイク・ダウン」は生で聴くと演奏の凄さにお口ポカーンになってた。城田さんと坂庭さんが神がかって見える瞬間でした。
2017年05月25日
フランスのシンガーソングライター「Danyel Gerard」の大ヒットシングル。この曲は小学生の低学年の頃にすでに知ってて日本語歌詞でよく歌ってた。何でフランスのシンガーのこの曲を知ってたかというと・・・^^;天地真理さんがカバーして1stアルバム「水色の恋/涙から明日へ」のアルバムラストに収録されてたから。これがまた子供ながらにドラマチックなアレンジに惹かれて大好きな曲になってた。A面「Butterfly バタフライ」 作曲 D. Gérard 作詞 H. Barnes R. Bernet天地真理さんのバージョンをずっと長い間、聴いて、10代後半の頃にオリジナルを聴きたくなって中古レコード店などを探し回って見つけたレコード。オリジナルのアレンジは天地真理さんの物とはかなり違ってて最初はそれほどハマらなかったけど、何度も聴いてるうちにフランス語の響きや静かに始まるアレンジなどに惹かれていった。Danyel Gerardさんは、この曲を各国の言葉に訳して歌っている。オリジナルはフランス語です。天地真理さんのバージョンはよりフォークソング風にアレンジされています。訳詞は、なかにし礼さん。この日本語の歌詞は完全に頭の中にインプットされててフルコーラスいつでも歌えてしまう^^;天地さんの歌唱も、アレンジも本当に気に入ってるのですが、3コーラス目のサビから入ってくる男性コーラスだけが・・・何とかならなかったのかと子供の頃から感じてた。やる気があるのか、ないのか分からないような感情のかけらもないコーラス^^;オリジナルのDanyel Gerardバージョンにも男性コーラスが入るのですが、声の広がりも温かみも感じられる素人っぽさを前に出してる素晴らしいコーラス。天地真理さんの歌唱が素晴らしいだけにコーラスが出てくるとハァ〜ってなってしまう。B面「Le Petit Ours En Pluche 熊のお人形」この曲はコミカルなアレンジで軽快なナンバーです。70年代フォークの音そのものって感じもするアレンジです。天地真理さんの1stアルバム最初はこの形の帯で顔が少しどうしても隠れてしまう。この帯の裏はハガキになってます。デビューアルバムなのでプロフィールなども掲載されてます。目標とする歌手はNancy Wilson。天地さんはジャズもよく聴いてて好きだったようです。天地さんの歌唱で軽快な「Gentle On My Mind」なんかも聴いてみたかった。「Try A Little Tenderness」「Fly Me To The Moon 」も天地さんの歌唱で聴いてみたかった。
2017年05月20日
高石ともやとザ・ナターシャー・セブンの1981年のシングル曲。1982年発売の「ヒット・エンド・ラン」が初CD化されて、そこにボーナストラックとして「道づれは南風」のA、B面とも収録されました!A面「道づれは南風」作詞 亀村実幸さん 作曲 高石ともやさん 編曲 井上鑑さんシングル盤でのアレンジはかなり派手にカントリーロック調になってます。この曲は「九州自然歩道テーマソング」として作られた曲で、これくらい派手にしたほうが良かったんだと思う。このスタジオバージョンのアレンジでライブで聴いた事はないような気がする。この曲のライブバージョンで、最初に浮かんでくるのは、「私に人生といえるものがあるなら」から繋がるように、坂庭しょうごさんのマンドリンが「道づれは南風」のサビのメロディを弾き始め、坂庭さんのマンドリンのみの静かな演奏で高石さんが静かにテンポフリーでサビを歌いだすバージョンが一番印象に残ってる。Aメロからバンドが入ってきて、スタジオ盤のテンポでの演奏になりました。マンドリン、バンジョー、ギター、ベース、ウォッシュボードのみのあの頃の通常のバンド編成でのアレンジです。派手なKeyやEGが入るよりも、あのライブバージョンが好きだった。坂庭さんのハスキーな高音での「♪ South Wind~」から徐々にメンバーでハモっていく構成もライブでのほうが好きだった。この曲に一番感動したのは、たしか「須磨浦公園ドレミファ噴水パレス」でのライブ。「♪光の中のかたつむり せめて夢を背負いながら 歩いて行くよこの道を 君に会えるまで」のサビを繰り返し唄いながら、間にいろんな話を挟んで聞かせてくれました。あの時も静かにサビを歌いだすアレンジでした。B面「朝の雨」作詞・作曲 Gordon Lightfootさん 訳詞 高石ともやさん 編曲 城田じゅんじさんこの曲は城田じゅんじさんがリードボーカルです!1972年にも、一度レコーディングされていましたが、あの時は高石とし子さんがリードボーカルだったような。この新しいバージョンを最初聴いた時は。めちゃくちゃカッコよくて何度も聴いたのを思い出す。オリジナルはカナダのシンガソングライター「Gordon Lightfootさん」が1966年に発表した曲です。初CD化された「ヒット・エンド・ラン」は名盤です!LPでかなり前にこのアルバムの事を書いたように思うけど、CDで聴いてて、やっぱり「見知らぬ世界」は名曲すぎる!!!「少年」も「再会」もホントに何度聴いても感動する。北山修さんの作詞の楽曲ばかりになってしまうけど、また、この3曲をライブで聴ける事があるのなら今でも泣けると思う。坂庭さんは、まだまだ演奏して歌っていてほしかった、と言っても仕方ないけど。ジャケ写はみんな良い笑顔で、高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのシングルの中では一番好きなジャケットです。ジャケットの中は見開きになっていて九州自然歩道路線図が。これ歩くの・・・ボーナストラックが5曲も収録されています!もう1枚「シングルコレクション」も初CD化の楽曲だらけで、あの頃の高石ともやとザ・ナターシャー・セブンを聴きまくってた人にとってはうれしい曲だらけです。
2017年05月19日
ザ・ナターシャー・セブンの1980年に発表されたシリーズ物のシングル。「はる」「つゆ」「あき」「ゆき」・・・などと、季節ごとにシングルを出す企画でした。「はる」は「春を待つ少女/スティング/イモ・イモ・ホクイキ/ウリリエ」「つゆ」は「明日になればね/オールド・ブラック・チューチュー」「なつ」は「君よそよ風になれ/ジョギング・ソング・フォー・ユー」「あき」は「私に人生と言えるものがあるなら/リンドンでリー・エアー」「ふゆ」は「時には化粧を変えてごらんなさい/ソルジャーズ・ジョイ」「ゆき」は「街/陽気にいこう」昨年の暮れに全てCD化されました。107ソングブックも今年の1月に全てCD化!あとは各「宵々山コンサート」のライブ盤がCD化されたら最高なんだけど。107 SONG BOOKでは、Vol.5の「春を待つ少女」が一番好きで当時は凄く聴いてた。Vol.1「陽気にいこう」もライブでよくセットリストに入ってた楽曲が多くてよく聴いてた。vol.6「 ハンぷティ・ダンぷティ。 マザーグース編」には自切俳人さんが参加してたので、タイトルナンバーは特にお気に入りでした^^;A面「明日になればね」作詞・作曲 高石とし子さん107ソングブックVol.5の1曲目にも収録されてるアップテンポで陽気なナンバー。坂庭さんと城田さんの演奏にいつも引き込まれて、口をぽか〜んと開けてライブに観入ってた。ブルーグラスのカッコ良さや美しさを感じさせてくれたのが、この二人でした。凄いテクニックなのに、いつも笑顔で楽々と弾いてるように感じさせるカッコ良さ。心底、音楽を楽しんでる姿はまだまだ10代だった自分には違った新鮮さがあった。5弦バンジョー、マンドリン、フィドル、ギター、ウッドベースのシンプルな編成なのに、音楽の幅の広さを感じさせてくれた。そしてナターシャーセブンで忘れてはいけないのは木田たかすけさんの存在!高石ともやさんを中心に3人の凄腕ミュージシャンが集合してる凄いバンドでした。B面「オールドブラック・チューチュー」作詞・曲 Terry Fellこの曲は1979年の「宵々山コンサート」で演奏されたバージョンが印象に強い。高音パートの坂庭さんの歌声がタイトルを見ただけで頭に浮かんでくる。
2017年05月11日
大塚博堂さんの1977年発売のシングル。この曲は1976年発売の1stアルバム「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」の3曲目に収録。そこからのシングルカットでした。大塚博堂さんは1981年5月に37歳で亡くなってしまったアーティストです。名曲を多く残してるので、今でも根強い人気があります。自分は全曲知ってるわけではないけど、当時、シングル7枚とアルバム3枚買ってて、今でも時折、聴いています。アルバムやベスト盤など多くCD化されています。A面「季節の中に埋もれて」作詞 藤公之介さん 作曲 大塚博堂さん 編曲 森岡賢一郎さんピアノの印象的なイントロが頭に残る叙情派フォーク。歌メロも美しくて、70年代フォークの良い所を凝縮させたような曲に感じる。この曲の作詞はデビューシングル「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」を作詞した藤公之介さん。シングルのA.B面をほとんど収録したCD「シングルス」を買うとリマスターされた音で聴けます。B面「旅でもしようか」作詞 藤公之介さん 作曲 大塚博堂さん 編曲 あかのたちおさんこの曲は軽快な明るいナンバー。このシングルは両面とも凄く好きで、当時よく聴いた。アレンジもホントに美しく、特にストリングスアレンジが最高です。今、大塚博堂さんの楽曲の中で一番好きな曲はどれ?って聞かれたら「星への階段 (Stairway to the stars)」って答える。この曲は文句なしに最高です。シングル「もう子供でも鳥でもないんだから」のB面に収録されてます。そしてアルバム「もう子供でも鳥でもないんだから」のラストにも収録。「星への階段 (Stairway to the stars)がB面に収録されてるシングル。
2017年04月01日
杉田二郎さんの1989年発売の全曲新録音のベスト盤。夏をテーマにしてる曲を集めたアルバムです。1曲目「サマーソング for you」作詞 魚住勉さん 作曲・編曲 馬飼野康二さん 1989年のビールCMのテーマ曲。アコギのストロークの音が気持ち良い爽やかなキャッチーな曲です。2曲目「海においで」作詞・作曲 杉田二郎さん 編曲 中西康晴さんEP「僕たちの箱舟」のB面にも収録されてた曲。ボサノバ風のおしゃれなアレンジになって杉田さんの歌唱も力を抜いで軽快に歌ってます。3曲目「昨夜」 with ブレッド&バター作詞 許瑛子さん 作曲 岩沢幸矢さん 編曲 船山基紀さんラテンのリズムに80年代後半っぽいシンセドラムがバシバシ鳴ってる曲。4曲目「朝陽の前に」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 船山基紀さんオリジナルはフォークロック調のシブい楽曲でしたが、新たなアレンジは打ち込みとシンセドラムが目立ちまくりのテクノ色を+したようなアレンジ。アコギ、ピアノ、ベースでのシンプルな編成でフォークロックっぽく激しい演奏のライブアレンジが一番好きでした。5曲目「祈り ~Prayer~」 with 森山良子さん作詞 きたやまおさむさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 岡崎倫典さん 森山良子さんと二人で美しく歌い上げています。この曲は美しく感動的で人気曲です。このアレンジも音が広がっていくような壮大さで凄く良い!6曲目「青春の別れ道」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 船山基紀さんジローズの3枚目のシングルだった曲。80年代野外ライブで聴いて凄く感動したのを覚えてる。歌詞もメロディも胸が熱くなります。7曲目「自由をありがとう」作詞 きたやまおさむさん 作曲 杉田二郎さん 編曲 中西康晴さんモダンジャズ風のアレンジでのんびりじんわり聴けます。8曲目「Your Magic」 with 小林明子さん作詞 松本一起さん 作曲 宇崎竜童さん 編曲 志熊研三さん小林明子さんとデュエットのジャジーな曲。9曲目「男どうし」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん 編曲 山本肇さんオリジナルのイメージとそんなに大きく変わらないアレンジで軽快な軽めなROCKです。ライブでは「人力ヒコーキのバラード」と並んで盛り上がる曲だったように思う。メロディが特に凄く好きです。10曲目「STAY」作詞 魚住勉さん 作曲・編曲 馬飼野康二さん 美しく柔らかいロッカバラード。
2017年01月02日
1982年4月発売の山崎ハコさんの6枚目のシングル。デビューからアルバムに比べてシングルのリリースが少なく、1982年にはこの曲を含む9枚目のアルバム(幻想旅行II)が発売されてる。「幻想旅行」のスタジオ録音は3種類あります。1.1981年8枚目のアルバム「幻想旅行」の1曲目に収録されてるもの。 作詞・曲 山崎ハコさん 編曲 井上淑彦さん2.1982年9枚目のアルバム「幻想旅行II」のラストに収録されてるもの。 作詞・曲 山崎ハコさん 編曲 大村雅朗さん3.1990年リレコーディングのベスト「山崎ハコBEST」の3種類。13曲中、10曲が新録音。 作詞・曲 山崎ハコさん 編曲 森一美さんこのシングルカットされたバージョンは2つめの「幻想旅行II」のラストに収録されたものです。1はブラスセクションを多用したブラスロック的なアレンジで一番派手なアレンジ2はシンセサイザーや打ち込みを多用した、ややスペイシーなアレンジ3は2のスペイシーな雰囲気を減らして生々しいROCKなアレンジ歌詞は1だけ違っていて、2と3が同じ歌詞です。自分は3のハードなバージョンが一番気に入ってます。この時のリレコーディングされた10曲とも全て凄く気に入ってます。元々ハードな曲はよりハードに、ドラマチックな曲はよりドラマチックになってます。「ジプシーローズ」「ハーモニカ吹きの男」「鍵とコイン」「本牧750cc」「港Out」などこのアレンジのままで当時のライブで聴きましたが、ライブ映えするカッコいいアレンジです。A面「幻想旅行」作詞・曲 山崎ハコさん 編曲 大村雅朗さんライブでは最近、ほとんど歌ってくれないけど。「メンフィスまで」が発売された頃のツアーではよく歌ってくれていました。現在は完全にアコースティックな編成でのライブでやってるのですが、安田裕美さんと2本のアコギでのアレンジでもめちゃカッコ良く演奏出来そうに思う。いつもラストに歌ってる「気分を変えて」を「幻想旅行」に変えてみる事があってもいいような…B面「ばいばいことば」作詞・曲 山崎ハコさん 編曲 瀬尾一三さんこの曲はライブで何年か前にひょこっと歌ってくれたように思う。アレンジはもろに瀬尾さんって感じです。瀬尾さんはこの曲が収録されてるアルバム4曲のアレンジを担当してますが、4曲目「あんたの大阪」のアレンジは斬新で凄く気に入ってます。6曲目「港の景色」はアルバムの中で一番気に入ってる曲です。この曲も今の編成でライブで歌ってほしい曲のひとつ。LPとCDジャケ「幻想旅行」が収録されてるCD上から1981年バージョン、1982年バージョン、1990年バージョン上から1982年バージョン、1990年バージョン
2016年11月23日
山崎ハコさんの新作が発売になりました。今日、Amazonから届いてずっと聴いてますが、今回のアルバムも感動です。2012年「縁 -えにし-」、2014年「歌っ子」、そして「私のうた」と2年おきに発売されたこの3作は今の山崎ハコさんでしか作られないアルバムだと思う。特に今回の「私のうた」はその3作の中でも素晴しい作品だと感じる。(まだ数回しか聴いていないけど、初めて聴いた時にそう感じました)このアルバムはアナログ盤で聴きたくなる。LPでも発売してほしいアルバムです。1曲目「ごめん…」美しすぎるアコースティクギターの音にまず惹かれて、歌が進むごとにじわじわ胸が熱くなってくる。聴いた人によって浮かぶ人はいろいろだと思う。この曲を聴き終えると不思議と忘れかけてたような物がいろいろ思い出されてスッキリする所もあったりする。ハコさんの歌声に包まれて何度聴いても胸が震えます。2曲目「プラーグマ」カッコ良く渋いノリの楽曲です。3曲目「一位の恋」静かに美しいギターの音とハコさんの歌声で儚さと共にホンワカ出来る。4曲目「街の灯・ゆらり」昭和の良質な歌謡曲のようなメロディとアレンジに引き込まれる。5曲目「森のスクリーン」この曲はちょっと懐かしいハコさんを感じる。「硝子の景色」「ダージリン」あたりのアルバムに入っていそうな楽曲。この曲も凄く好きな曲です。聴き込む度に次第に胸が熱くなります。6曲目「セピアは光る」軽快な8ビートなナンバー。楽曲は軽快なんだけど、このアルバムのコンセプトのような物が感じられてじわじわ感動します。7曲目「女は人魚」ブルージーでスモーキーなアコギ1本と歌のみの曲。歌詞に「寺山修司」が出て来る。8曲目「鳥に帰る」物悲しさが迫ってくるようなアレンジと、振り切るような強さを感じるハコさんの歌声に感動です。9曲目「歌ひとつ」40年以上歌い続けてるハコさんだから書ける楽曲のようにも思う。長くハコさんの歌を聴き続けていますが、一環して根元は何も動いていないのがわかる曲。10曲目「私のうた」この曲も理屈なしに聴いてると心が熱くなる。ハコさんの素晴しい歌詞、曲、そして素晴しいアレンジと歌唱にドップリ浸かってしまうと再びこのアルバムの1曲目から聴きたくなります。iTunesに入れて流しっぱなしにしてると、このアルバムの最後の曲が終わると拍手が流れ出しライブアルバム「私の幸せ」が流れ出す。それも「望郷」です。偶然だけど何か凄いなと思った^^;約40年前のハコさん
2016年09月20日
森田童子さんのアルバムがリマスターされて再発されました。とりあえず、昔よく聴いてた3枚のアルバムだけ買ってみました。その中のひとつがこのアルバム。持ってるLPはノイズもひどくなってきてたので、クリアな音で聴けて良かった。1曲目「地平線」2曲目「逆光線」3曲目「君は変わっちゃったネ」4曲目「雨のクロール」5曲目「ぼくと観光バスに乗ってみませんか」6曲目「友よ泣かないのか」7曲目「海を見たいと思った」8曲目「センチメンタル通り」9曲目「さよならぼくのともだち」10曲目「風さわぐ原地の中に」音質は美しくなってるけど、MCはやっぱり聞き取りづらい。ブラックメタルによくある感じの深すぎるリバーブで「Black Funeral」「Hellspell」とか「Krieg」「Tsjuder」なんかのボーカルを思い出してしまった^^;1stアルバム「good-byeグッド・バイ」から「地平線」「君は変わっちゃったネ」「雨のクロール」「さよならぼくのともだち」の4曲が歌われてます。特に「雨のクロール」が当時好きだったので、何年かぶりに聴いて懐かしかった。中学生の頃のようにこの曲では心はもう動かなくなったけど。2ndアルバム「マザー・スカイ」からは「ぼくと観光バスに乗ってみませんか」「逆光線」の2曲。「海を見たいと思った」も当時、好きな曲だった。「風さわぐ原地の中に」のスタジオ録音は存在するのか、どこに収録されてるのか分からないけどこのライブ盤の中で一番好きな曲だった。2016年最新リマスターで8種類のアルバムが発売されました。Mayhemの「Grand Declaration Of War」のジャケットを初めて見た時にこのアルバムジャケを思い出した。オリジナルはカラーだけど、再発されたLPはなぜか全てモノクロになってた。再発LPの中にはピンナップ写真2枚(裏が短編小説)今回のリマスターCDのブックレットには写真も小節もありませんでした。
2016年07月26日
山崎ハコさんのライブに行ってきました。1部は山崎ハコさん一人での弾き語り、2部は安田裕美さんと二人のステージでした。先月、亡くなったギターの松原正樹さんへの追悼を込めた曲も多く歌われました。 <1部 >1曲目「桜の日」 3rd「藍色の詩」の5曲目に収録2曲目「織江の唄」 アルバム「軌跡」に収録 5thシングル3曲目「白い花」 2nd「綱渡り」の2曲目に収録4曲目「ヘルプミー」 2nd「綱渡り」の5曲目に収録5曲目「ひまわり」 2nd「綱渡り」の3曲目に収録6曲目「ハーモニカ吹きの男」 2nd「綱渡り」の7曲目に収録 <2部 >7曲目「ヨコハマ」 5th「流れ酔い唄」の5曲目に収録8曲目「ヨコハマ・ホンキートンクブルース」カバー曲 アルバム「未・発・表」に収録9曲目「ざんげの値打ちもない」カバー曲 企画盤「歌鬼~阿久悠トリビュート~」に収録10曲目「空の舟」 32th「歌っ子」3曲目に収録11曲目「歌っ子」 32th「歌っ子」1曲目に収録12曲目「縁(えにし)」 31th「縁(えにし)」の1曲目に収録13曲目「今日からは」 5th「流れ酔い唄」の7曲目に収録14曲目「サヨナラの鐘」 1st「飛・び・ま・す」の5曲目15曲目「帰れない二人」 井上陽水さんのカバー16曲目「気分を変えて」 1st「飛・び・ま・す」の8曲目1部は2nd「綱渡り」から4曲歌われました。ちょっと珍しく新鮮な印象でした。「ひまわり」の熱唱が特に胸に響きました。スタジオ盤の歌唱よりも数倍迫力のある歌唱でした。「ハーモニカ吹きの男」も久しぶりに聴いたような気がします。2ndのオリジナルバージョンはもちろん好きですが、1990年にリメイクして新たなアレンジで歌われたバージョンも大好きでした。少しレゲエっぽいアレンジでオリジナルよりもテンポを落して重くHARDになってました。1990年のリメイクアルバムは「気分を変えて」もメタルっぽくアレンジされててカッコ良かった。「今日からは」も感動でした。それから最近の楽曲「空の舟」「歌っこ」「縁」の3曲はライブで聴くとより感動が大きい。「サヨナラの鐘」も素晴らしい演奏と歌唱でした。最後に「会えない時でも」を歌わなくなったのは何となく寂しい。最近、よく聴くハコさんの曲は・「鍵とコイン」オリジナルもリメイクバージョンも両方凄く好きです。・「私が生まれた日」オリジナルもニューバージョンも両方最高です。・「暗闇」いつ聴いてもかっこ良すぎる曲・「ブラック・テトラ」スローブルース曲の中では「ベンジャミン・パラダイス」と並ぶほど好き・「誰が呼ぶ」この曲もいつ聴いてもゾクゾクする。・「荒野にShinkiro」レゲエな曲。・「硝子の夕暮れ」この曲、ライブで歌ってほしい。「硝子の景色」は全曲良い。・「夢」この曲は最近じゃなくても定期的に確実に聴いてる・「Don't cry my love」この曲はハコさんのロッカバラードの中でも特に名曲だと思う。・「城」文句なしにカッコいい曲・「BEETLE」この曲も飽きない名曲。アコースティクバージョンも最高・「Blue Earth」アルバム発表前のライブでだけやってた頃から好きな曲・「小さな質問」この曲もライブで聴きたい曲・「霧の朝」もの凄い名曲だと思うんだけど、1991年以来ライブでは歌ってくれない・・・。・「ターコイズブルーの空」発売当時よりも今頃、よく聴くようになった^^;一度、6枚目のアルバム「人間まがい」以降の楽曲だけのセットリストでライブやってほしい。「人間まがい」「歩いて」「硝子の景色」「風の色」「ダージリン」「てっせんの花」「SA・SU・GA(流石)」「私が生まれた日」からの曲が特に聴きたい・・・。1983年発売のエッセイ集「風の色」から
2016年03月23日
祇園祭の前々日(宵々山)に円山音楽堂で毎年、開催されていた音楽イベントのライブ盤。自分は1978年〜1983年頃までほぼ毎年観に行ってました。この年は宵々山の日の次の日に開催される後夜祭の方に行ってました。お目当てはまず北山修さんこと自切俳人とヒューマンズー、そしてナターシャーセブン、そして杉田二郎さん!Disc1 A面1曲目「オープニング」自切俳人さんの開会宣言杉田二郎さんのコーナー2曲目「エンドマーク2’46」シングルヒットした名曲。3曲目「おまえ」 この曲のライブバージョンが聴けるのはうれしい。4曲目「あなただけに」 杉田さんが初めて作ったオリジナル曲らしい。5曲目「正調ユメカシーラ」ナターシャーセブンじゃなくこの日は作った自切さんと杉田さんで。6曲目「男どうし」ライブ盤でカットされた楽曲は「八ヶ岳」「人力ヒコーキのバラード」ナターシャーセブンのコーナー7曲目「ナターシャーのテーマ」8曲目「オールドブラック・チューチュー」9曲目「パン売りのロバさん」10曲目「ミ・アモール・コラソン」ライブ盤でカットされた曲多数。「バングラデッシュの歌」「ウリリエ」「イムジン河」「私に人生と言えるものがあるなら」他Disc1 B面11曲目「永六輔さんのコーナー」お話と「夕焼け小焼け」谷啓さんと安田伸さんのコーナー12曲目「12番街のラグ」13曲目「ハワイアンメドレー」歌 高石友也さん14曲目「スコットランド・ザ・ブレイブ」15曲目「ガンジスに陽がのぼり」16曲目「ビーパップ・ア・ルーラ」17曲目「スターダスト」谷啓さんと安田伸さんのパフォーマンスは何度聴いてもおもしろい。二人の演奏はやっぱり凄い。Disc2 A面18曲目「淀川長治さんのお話」このディスク2のA面は約40分たっぷりと淀川さんの話が聞けます。その夏に公開されてる映画の解説を中心に自分の映画論的な話も聞けます。「エイリアン」「チャンプ」「スーパーマン」「チャイナシンドローム」などの裏話をおもしろおかしく話してくれます。19曲目「後日談」この日の想い出を後に淀川さんが語っています。Disc2 B面20曲目「赤尾三千子さんの指舞」再びナターシャーセブンのコーナー21曲目「アイリッシュ・フィドル・チューン」22曲目「バファロードリーム」23曲目「みなとのマーチ」「バファロードリーム」は阿久悠さん作詞の近鉄バファローズの応援ソング自切俳人とヒューマン・ズーのコーナー24曲目「ハエ・ハエ・ハエ」スタジオバージョンよりもテンポはゆったりとしてますが、歌、コーラスはほぼスタジオ盤を再現してます!城田さんも最高です。シングルカットもされたけどタイミングとプロモーションが良ければ少しはヒットしたと思う。いつ聴いても良い曲!この曲を歌う自切さんの歌い方がめちゃくちゃ好きです。「♪たとえば夏の海辺 町のレストラン」の歌い方がスタジオ盤でも最高すぎるんだけど、このライブでの歌い方もゾクゾクするほど良い!「♪待ってておくれ アパートの君の四畳半」の歌い方もめちゃくちゃ好きです。歌のくせとか真似して完全近いほどマスターしてたのが懐かしい^^;3番まで歌詞見なくても完璧に覚えてる。コミカルな曲なんだけど懐かしくて聴いてるとジーンとして胸が熱くなる^^;25曲目「マイ・ソング」この曲も1979年から何百回聴いただろ・・・。この曲もスタジオ盤での自切さんの歌い方を学校でみんなで真似して癖をマスターしようとしてたのを思い出す^^;このライブ盤ではスタジオ盤の歌い方をさらにデフォルメしてたりしてます。自切さんのオペラのような発声になる時がめちゃくちゃ好きです。ロバートプラントのような高音歌唱も最高!翌日の後夜祭、昼下がりコンサートでは1.孤独のマラソンランナー2.ハエ・ハエ・ハエ3.青春時代4.マイ・ソング5.涙の北海盆歌そして「息もつかずに」をダウンタウンブギウギバンドの演奏で歌いました!自切俳人さんのライブだけを集めてCD-BOXを出してほしい。26曲目「ヘイヘイヘイ」27曲目「街」この曲を合唱するのも懐かしい。1980年9月22日サンケイホールでの自切俳人とヒューマン・ズーの「ゴールデンステージ」をライブ盤でなぜ出さない・・・。「ゴールデン・アルバム」からほとんど曲がセットリストに入ってたし、新曲も多く「西瓜太郎」などもこの時に歌われたと思う。今、「出家とその弟子」〜「スター誕生」を繰り返し聴きながらブログ書いてるけど、何回聴いても飽きない。杉田さんの「そんなにゆうんやったら!」が特に好き^^「もう〜・・笑う もう十分笑ったから もう一回行く コラ!よしき!」いいなぁ・・・永六輔さんと淀川長治さん谷啓さんが描いた「宵々山コンサート'79」の画
2015年11月28日
2001年に三上寛さんと石塚俊明さんのユニットで制作されたアルバム。頭脳警察の石塚俊明さんとの活動は不定期で現在も続いてるようです。1曲目「トンボ」ギターとドラムのみの演奏に三上さんの歌。三上さんの歌でトンボと聞くと、最初に頭に浮かぶのが「ひびけ電気釜」です。「♪飛んでいくのか片目の赤とんぼ〜」で始まる有名な曲です。後にセルフカバーした「このレコードを盗め!!」では歌詞が変わって「♪飛んでいくのか両目の赤とんぼ しゃぼん玉は時々、退廃的だ」とかなり変わった^^;2曲目「ポスト」この曲も凄くて聴いてると固まってしまう^^;「投函口が見えない投函口が捜せない投函口が分からない」と「BLOWしてBLOW BLOW BLOW」がしばらく頭に残る。3曲目「リズム」この曲のイントロのリズムを聞くといつも頭の中で勝手に「♪You say that it's over baby You say that it's over now」ってジャニスの声が流れる。歌詞がおもしろくていろいろ考えてしまう。7分32秒の長尺ナンバー。4曲目「ダンス」この曲が一番アヴァンギャルドかも。同じ歌詞を延々繰り返される。次第に街頭演説のように聞こえて来る^^5曲目「ポップス」残留性有機汚染物質の事かと深読みするけど違うみたい・・・「夏のポップスは上流家庭によく似合う」らしい。「理論は女優に見破られ身体はダンスに食べられた」・・・なんか凄い。6曲目「ドクター」この曲も凄い前衛的です。歌詞もリズムも激しい。久しぶりに三上寛さんの歌声を聴いたけど、たまに聴くと刺激が強くて良い。
2015年10月25日
1998年8月に大阪と京都で開催された30周年記念コンサートのライブ盤です。サブタイトルにもあるように全曲!北山修さんの作詞の作品のみを歌うライブでした。そしてきたやまおさむさん本人もゲスト出演!1曲目「Overture」2曲目「題名のない愛の唄」杉田さんの歌唱を前面に出すようにピアノ1本の演奏に軽くギターが重なってくるだけのシンプルな演奏で静かにこの名曲をじっくり聴く事ができます。80年代のライブではラスト間際などに歌われてた印象。2013年に発売されたセルフカバーアルバムでもこの曲はもちろん収録されてます。その2013年の歌唱もこのライブに近い形です。3曲目「涙は明日に」この曲は何度も同じ事書いてるけど、本当に大好きな曲です。歌詞もメロディも何百回聴いても飽きないし未だに聴く度に感動できます。この時の演奏はこれまでにあんまりなかった感じのちょっとオシャレなリズムパターンで軽いロックにアレンジされてます。4曲目「16の春」1988年発売のアルバムに収録されてる隠れた名曲。ライブ盤に収録されてるのも珍しいかも。5曲目「男どうし」この曲は関西フォーク好きならみんな知ってるんじゃないかと思うほど有名な曲です。80年代の杉田さんのライブでは凄い手拍子で盛り上がってた曲です。この日のライブも客席の盛り上がりはじんわり伝わってきます。6曲目「子供の心」この曲は胸が熱くなる曲です。素直な心で聴けたなら泣きそうになる歌詞です。7曲目「戦争を知らない子供たち」シンプルなアレンジでの演奏です。2013年のセルフカバーバージョンにも近い感じだけど、あのバージョンは子供のコーラスを前面に出してのアレンジだったから違うか・・・8曲目「あの愛の歌を今唄いたい」シングル「エンドマーク[2'46"]」のB面に入ってた曲。当時、聴いてたよりも今の杉田さんが歌う方がグッと心に迫る。9曲目「さよなら青春」ここで北山修さんが登場!そしてこの曲を北山さんが熱唱!この曲の作曲は坂庭省吾さんです!自切俳人としての曲だとついつい思ってしまってるけど、35才バースデーライブのラストに歌ってた曲です。坂庭さんが付けた歌メロが秀逸すぎて心がぞわぞわする。歌い始めとかついついニヤニヤしてしまいそうになるけど、聴いて行くうちに胸が熱くなる不思議な曲です。北山さんの作る歌詞は簡単なありふれた言葉を繋ぎ合わせてるだけのように思えるけど、不思議な事に自分だけが分かる具体的な風景や光景が見えてくる曲が多い。北山さんの作品は好きな歌詞だらけです。10曲目「赤い橋」これは貴重です。ひょっとしたらアルバムの中で一番レアな曲かも知れない。浅川マキさんに北山修さんが作詞した名曲です。それを北山さんのリクエストで杉田さんがカバーしてます。浅川さんが歌う「赤い橋」から見えてくる橋の風景とはまったく違う世界が見えます。この曲は浅川マキさんの作品の中でも異色の名曲です。11曲目「積木」シングルとしても発売されてヒットした曲。ライブで聴くと毎回感動してました。12曲目「光の海」1年12ヶ月ひと月ごとの光の有難さや柔らかさを歌ってる大きなテーマの曲です。13曲目「京の旅人(京都市自治100周年テーマ曲)」本編ラスト曲は円山音楽堂での野外ライブのテーマでもあるこの曲。北山さんが2コーラス目を歌ってくれています。13曲目「エピローグ ~あの素晴しい愛をもう一度~」ラストは北山さんも参加してこの曲を。2コーラス目はなし^^;北山さんが参加してるからか・・・
2015年06月15日
昨日は宝塚歌劇「1789」を観劇。「1789」を観ながら「そういえば三上寛の「1979」は最近まったく聴いてないな…」と思ってた。BLACK METALバンドの「1349」の事も頭に浮かんだけど…^^;三上さん50代最後のアルバムでソロアルバムの一区切りになったアルバムです。1曲目「インバ」具体的に何を歌ってるのか、いまだによく分からないけど聴き入ってしまう。このアルバムはそんな曲が多い。2曲目「五百子先生と山羊」「♬奄美の島には山羊がいる」で始ま物悲しい曲です。3曲目「未だ」このアルバムはメロディがはっきりある曲で作られてるので聴きやすいと思う。4曲目「大きい羊は面白い」この曲はこのアルバムの中で一番好きな曲。自分なりの解釈でいつも聴いてるけど、聴く度に正反対に感じたりする事もあっておもしろい。5曲目「戦士の休息」寺山修司さんの詩に三上さんが曲を付けたものです。「夢は夜ひらく」の「このレコードを盗め!!」バージョンではあしたのジョーの虚しさを長々と歌っています。これもボクサーの哀しさを歌ってます。6曲目「ここまで引かれた線」(長谷川一夫へ)この曲は何度聴いても難解に思えてよくわからないけど妙に惹き付けられる。7曲目「.......してしまったので使えない」この曲も大好きな曲。機械的な歌唱にも引き込まれる。8曲目「枝分かれ」「♬大日霊貴神社の境内に」で始まるけど大日霊貴は天照大御神の別の呼び名。この曲も何なんだろ・・・変に惹かれる。9曲目「瑞雲」この曲は懐かしい感じの三上さんも感じられる。1979年というと最初に頭に浮かぶのはアリスの武道館7日連続コンサートと追加公演の横浜スタジアム。「HOT JAM '79 in TSUMAGOI」でもアリスを観に行った。4月にはQUEENも来た!BLACK SABBATHからOZZY脱退のニュースが流れたのも1979年だった。
2015年05月07日
秋田県出身のフォークシンガー山平和彦さんの1973年発売の2ndアルバム。かなり前に1stアルバム「放送禁止歌」の事を書いています。1曲目「たまねぎ」このアルバムも12曲中6曲を瀬尾一三さんが編曲しています。スリーフィンガー1本で歌い始め、途中からストリングとウッドベースが入ってきます。リマスターされてるのかアコギの音もストリングスの音も鳥肌立つほど美しい。2曲目「風景」この曲も瀬尾さんのアレンジです。歌詞は9割「♪いちめんのなのはな」ですが、絶妙なコード進行と斬新な美しいアレンジで「いちめんのなのはな」の歌詞にどんどん感動させられていきます。3曲目「蝿」ギター1本で歌う表面上はコミカルな曲。4曲目「秋田草刈唄」民謡をアレンジした作品。5曲目「秋田甚句」この曲も秋田の民謡をアレンジした作品で前の曲同様、フルートとアコギとベースの演奏で歌われている。ベースラインもそうだけど、イタリアのプログレみたいな感じです。6曲目「抱擁」少しエロっぽいファンタジーの世界の歌詞に、あの頃の瀬尾さん独特なアレンジがおもしろい。7曲目「君が好き」少し吉田拓郎さんっぽいメロディとアレンジです。この曲も瀬尾一三さんの編曲。キャッチーな曲なのでシングルカット向きな感じ。8曲目「貝」この曲は凄い好きな曲です。この曲も瀬尾一三さんのアレンジ。「何もないから 生まれることもなければ 死ぬこともない」で始まる、不思議な世界の曲です。コード進行もゾクゾクする。9曲目「秋」ギター1本で歌う生々しい歌声に引き込まれる。10曲目「街の君」作詞、作曲、アレンジとも西岡恭蔵さんのジャジーな雰囲気も楽しめるナンバーです。11曲目「どうやら私は街が好きらしい」この曲がこのアルバムで一番好きな曲です。間奏からのストリングスの入り方もゾクゾクします。12曲目「ぼうやの五寸くぎ」かなりホラーな怖い歌詞を子供たちだけが歌っています^^;ライブ収録なのか観客は笑っています。「♪だれかさんの おなかに 五寸くぎ1本 刺してあげたいな」と子供たちが陽気に歌います。
2015年04月19日
山崎ハコさんのLIVEに行ってきました!昨年は日が合わずにハコさんのLIVEに行けなくて残念だったのですが、約1年半振りのハコさんのLIVEに感動しまくりでした。ニューアルバム「歌っ子」の発売記念でもあったLIVEですが、「歌っ子」からは2曲のみだったので「40周年記念」って事でいいかと・・・2部構成で1部はハコさん一人だけの弾き語り。ハコさんが10代の頃に作った歌を中心に歌ってくれました。終ったら10時15分・・・。いっぱい今まで聴いた事のなかったような話もMCで話してくれました。1曲目「望郷」デビューアルバムの1曲目に収録されてるハコさんファンなら誰でも知ってる名曲。5.6年前からハコさんが声が凄く出るようになって歌の迫力が増しています。今日のライブはこれまで以上に声に迫力があり安定してて素晴らしかった。2曲目「織江の唄」シングルヒットした有名曲3曲目「ヘルプミー」2nd「綱渡り」の5曲目に収録されてる超名曲!この曲が聴けるとは思ってなかったので鳥肌ものでした!スタジオ盤のローズピアノを中心したアレンジの印象が強烈なのですが、ハコさん一人の弾き語り、そして今の声で聴く「ヘルプミー」は凄かった!歌唱も当時よりもシアトリカルに演出されててカッコよかった!この曲を10代の時に発売してたのも凄い・・・。「Help Me」と言えばハコさんの曲以前に公開された映画「エクソシスト」の中で12歳の少女リーガンマクニールが自分の中にどんどんPAZUZUが侵蝕してくる苦しみを自分の腹に「Help Me」と浮き上がらせる名場面があります。自分の本意じゃない嘆きの「Help Me」をハコさんの曲を聴くと思い出す時がよくある。4曲目「さすらい」デビューアルバム「飛びます」の2曲目に収録されてる超名曲!続いてこの曲が聴けたのも大感動でした!スタジオ盤では第一線のジャズプレイヤーが演奏してたジャズナンバーです。ギター1本ですっごいジャジーな世界を作り上げていました。声が強烈な今のハコさんだから歌えるんだと思う。10年前のハコさんなら今日のような凄い迫力は出せなかったと思う。ハイトーンのスキャット部分も素晴らしかったし、とにかくカッコよかった!5曲目「ヨコハマ」4枚目「流れ酔い唄」の5曲目に収録されてるライブではほぼ定番の名曲「サマータイム」をスキャットで歌ってから「ヨコハマ」のイントロに繋がるバージョン。この曲を聴くといつも同じ風景が頭に浮かぶ。この曲は横浜だけど神戸港の第二突堤辺りでよく遊んでた風景が浮かんで来る。海の油っぽさの混ざった潮の匂いとか、だるま船が黒く光ってる姿とか・・・間奏やアウトロでハコさんが船の汽笛の音を真似て声を出すのでさらに神戸港や兵庫の運河の音や匂いまでも浮かんで来る。6曲目「綱渡り」2nd「綱渡り」のタイトルナンバー。今日はMCでも、この曲の事や「ヘルプミー」を作った経緯を詳しく話してくれたのでまた印象が変わり感動が大きくなりました。声がびっくりするほど良く出てて第2部7曲目「白い花」2nd「綱渡り」の2曲目に収録されてるライブではお馴染みのナンバー。第2部から安田裕美さんと二人での演奏。やっぱり安田さんのギターは凄い!音が美しすぎる!今日は演奏する予定じゃなかったらしいけど、急遽セットリストに入れたそうです。8曲目「ヨコハマ・ホンキートンク ブルース」この曲は定番カバー曲。1990年の「SA・SU・GA」のライブハウスツアーの時辺りから歌い始めたと思う。歌い込んでるので今では自由自在に歌ってる感じです。9曲目「リンゴ追分」美空ひばりさんのカバーですが、ハコさんの「リンゴ追分」も素晴らしく絶品です。粋な歌い回しもカッコよく、セリフパートは本当に感動的です。セリフパートの後の間奏部分の魂の叫びのようなスキャットは凄かった!完全にハコさんのブルースとして完成させたと思う。企画アルバム「未・発・表」にスタジオバージョンが収録されています。10曲目「懺悔の値打ちもない」最近はこのカバー曲と「ヨコハマ・ホンキートンク ブルース」はセットリストから外れる事はないように思う。11曲目「てっせん子守唄」この曲は大好きなので毎回歌ってくれてもうれしい。オリジナルスタジオバージョンはもちろん最高だし、2006年にセルフカバーしたバージョンも大好きだし、1986年発売のライブ盤「私の幸せ」のオリジナルバージョンに近いライブバージョンも大好きです。あのライブはリバーブが深すぎるのだけが残念。今日のライブは安田さんのギターも最高でハコさんの歌唱もこぶしの入り方が特に最高だった!その上、高音部分も地声で強烈な声量で聴かせてくれました。12曲目「空の舟」ニューアルバム「歌っ子」の3曲目に収録してる名曲。「歌っ子」は好きな曲が多くてもっとニューアルバムから聴きたかった。13曲目「帰れない二人」井上陽水さんのカバー。安田裕美さんの紹介した後に急に安田さんが弾き始めて1コーラスだけハコさんが歌ってくれました。引き続き「桜三月散歩道」もちょこっとだけ演奏してくれました。14曲目「歌っ子」ニューアルバムのタイトルナンバー。スタジオバージョンよりもかなり激しい印象でした。ハコさんのストロークが16刻んでたりしててフォークロックのようなカッコ良さでした。スタジオバージョンももちろん最高ですが、アコギ2本のライブバージョンも最高でした!15曲目「縁(えにし)」本編ラストは一つ前のアルバム「縁(えにし)」のタイトルナンバー。「歌っ子」もそうですが、2000年代に発表したこの2枚のアルバムは素晴らしい。90年代最後のアルバム「唯心」も好きでしたが、今のハコさんの方が何もかもずっと良くなったと思えます。<アンコール>16曲目「会えない時でも」フルバージョンこの曲はアンコールの定番曲にいつの間にか定着しました。最初の頃は歌詞も全て出来てなくて、その時々で歌詞を作ったりして歌っていました。あの頃のその時思った事を歌詞にして歌うのも感動的でした。スタジオ盤は2種類あります。「未・発・表」と「歌いたいの」のベスト盤(企画盤)にそれぞれ違うバージョンが収録されています。ライブに近い感じが好きなら「未・発・表」がおすすめ、バンドサウンドのゴージャスバージョンなら「歌いたいの」です。「未・発・表」には超名曲「BEETLE」と「BEETLE-アコースティックバージョン」も収録されています。シングル「BEETLE」のカップリング曲「SODASUI」も入れてしまってほしかったように思う。カップリング曲「SODASUI」も強烈な名曲です。17曲目「気分を変えて」本編ラストやアンコールで必ず演奏される定番曲。BLACK SABBATHやOZZYのソロの「PARANOID」的な曲。今日のライブも最高でした!「ダージリン」「てっせんの花」までがCD化されたので、これで全アルバムCDで持ってるけど、「光る夢」からもリマスター盤を発売してほしい。「光る夢」「時は流れて」「なわとび」「SA・SU・GA」までとりあえずリマスター盤を出してほしい。「SA・SU・GA」からもライブでやってほしい。「ベンジャミン・パラダイス」なんて安田さんのギターで聴いてみたい。「霧の朝」も今のハコさんの声で聴きたい。「城」も安田さんと二人でブルージーに演奏したらカッコいいと思う。「Don't cry my love」も「ブリキのマーチ」「ANOU」「さ・す・が」「夢荒野」も聴きたい。「SA・SU・GA」ってアルバムはまったく飽きる事なく今でもよく聴いてる。それから今、ハコさんの声が凄いので「私が生まれた日」を今、歌えばあの頃よりももっと良く歌えると思う。「私が生まれた日」は音域の幅が超鬼なので今なら最高音部分も余裕で歌えると思う。もう20年前のアルバムなのかぁ・・・。つい最近のように思ってしまう。「ハコのお箱」バージョンの「私が生まれた日」も最高だった。今日の公演のチラシを持ってなかったので、今日配られてた豊橋でのライブのチラシ。このベスト盤はジャケットに釣られて買ってしまったLP。1983年「ダージリン」が発売された後、1984年に発売されたベスト盤。「ダージリン」のジャケットのオレンジ色と繋がってるような夕暮れのオレンジ色に惹かれた。「ダージリン」も大好きなアルバム。「ダージリン」からはラストに「サマータイムが聞こえる」が収録されています。裏ジャケはハコさん写ってないけど、夕暮れ空のオレンジ色が美しい。谷村新司さんの「黒い鷲」のジャケットを思い出す夕暮れの空。
2015年03月23日
北山修さんの2001年に開催された55歳バースデーコンサートのライブ盤です。全曲、北山さんのメインボーカルで聴けるのは貴重です。あたりまえだけど作詞は全曲北山さんです^^;1曲目「悲しき億万長者」 作曲 高石ともやさん60年代の日本の歌謡ロック調のナンバー。北山さんの歌唱法や声は個性的で一声聴けばわかってしまう凄さがあります^^;2曲目「三つの箱」 作曲 城田じゅんじさんこの曲は大好きな曲。ナターシャーセブンのコンサートでもよく歌われてた曲。1982年3月の神戸公演でも「ほっちょせ節」と繋げるように歌ってたように思う。北山さんのボーカルでは1982年レクチャー&ミュージックか夏の時代か、その頃に初めてライブで聴いたように思う。「♪君は迷い過ぎて選べない いつまでたっても選べない」の後の「なにも〜!」の坂庭さんの声を聞くと胸が熱くなった。歌ってる顔やポーズが頭にくっきり浮かびます。3曲目「中年の心」 作曲 平井宏さんこの曲はあんまり印象に残ってないのはあの頃は歌ってなかったのかな?4曲目「西瓜太郎」 作曲 坂庭省吾さんコミカルでホラーで哀しい曲。この曲も1982年頃に初めて聴いたのかな。この曲も「三つの箱」と同時期の1982年頃にライブで初めて聴いたと思う。5曲目「涙は明日に」 作曲 杉田二郎さんピアノとアコギアルペジオの静かでスローなアレンジが北山さんの声に合ってます。6曲目「朝陽の前に」 作曲 杉田二郎さんこの曲は難しいのにちゃんと歌えてる^^;やっぱりこの曲は名曲です!7曲目「夢」 作曲 北山修さんこの曲は凄く好きな曲。ギター1本で歌うのはなんか新鮮です。8曲目「北の海の道」 作曲 北山修さん35才バースデーコンサートの時よりもゆったりとシアトリカルに歌い上げています。9曲目「白い色は恋人の色」 作曲 加藤和彦さん10曲目「戦争を知らない子供たち」 作曲 杉田二郎さん11曲目「風」 はしだのりひこさんここまでは客席と一緒に歌うコーナーっぽく北山さん自身はメインで歌っていません。12曲目「積木」 作曲 杉田二郎さんこの曲もめちゃくちゃ好きな曲。北山さん杉田さんコンビの作品は好きな曲だらけです。13曲目「あの素晴らしい愛をもう一度」 作曲 加藤和彦さん出演者みんなで歌っています。北山さんはオリジナルで自分が歌ってたパートはソロで歌ってます。14曲目「さらば恋人」 作曲 筒美京平さん北山さんが歌うこの曲は凄く好きです。15曲目「イムジン河」この曲はみんなで歌っています。杉田さんの声が前でよく聞こえます。16曲目「あなたにハッピーバースディ」作詞 城田じゅんじさん 作曲 坂庭省吾さん北山さんに内緒にしてサプライズで歌われた曲。1979年 宵々山コンサートで配られてたチラシ
2015年03月10日
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