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2025.07.29
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​​​​​吾輩は猫風にしてみたにゃん。

1.若松港が日本一だった頃にゃん。
(1)石炭の黒き潮が港を満たしていた頃
1)おいらは港町生まれのにゃんこ。
  そうさ、石炭の香りで育った筋金入りの炭鉱キャットにゃ。
  にゃに? 石炭が臭いって? ちがうにゃ、あれは働く男たちの汗と情熱が混じった、いわば港町の香水にゃんよ。
  明治の終わりから昭和の初めにかけて、筑豊の炭田から運ばれてきた黒いダイヤが、若松港にどっさり集まって、日本一の石炭積出港ってにゃんね。
  空はグレーで港は真っ黒にゃん。 でもね、そんな景色がなんだか懐かしくて温かかったのにゃ~。
 2)港には石炭を積んだ船がギッシリ並んで 、ドスンバシャンと荷揚げの音が鳴りっぱなしにゃ。
  にゃんこの耳には、そのリズムが今でもBGMとして再生されるくらい印象深いんだにゃ。
  たまに汽笛が鳴ると、「 お、今日も稼ぎどきにゃ~
  にゃんこは近くの屋根の上で昼寝しながら、「 働くってこういうことにゃ 」なんて見守ってたんにゃよ。


※画像はAIによる生成(Copilot使用)

(2)若松駅から港へと走る蒸気機関車
1)にゃんこの秘密の寝床、それは線路のすぐ横にゃ。
 若松駅から港まで、石炭を山のように積んだSLがガタゴト走るたび、地面がぶるんぶるん揺れて、お腹の中までビリビリ震えるのにゃ。
 え?危ないって?にゃんこは身軽にゃから、ちゃんと安全な場所を選んで寝てたに決まってるにゃん。
2)空に向かって白い蒸気がもくもく昇って 、鉄のかたまりがゴゴゴーッて唸りながら走る光景は、それはもうカッコよかったにゃあ。
 まるで町全体が心臓をドクンドクン鳴らしてるみたいで、その鼓動の中で育ったおいらは、今でもSLの音を聞くとちょっぴり胸が熱くなるにゃ。

2.この時代の菓子とグルメにゃよ
(1)労働者の腹を満たす甘味と旨味はなつかしいにゃん。
1)でもね、港町といえば石炭だけじゃないんにゃ。
  甘い香りがふんわり漂ってたのも思い出深いにゃ~。

  働きづめの炭鉱夫たちも、これをひとくち頬張れば「ふぅ~」って顔がほころぶんにゃ。
  ※今でも若松駅前(道路の反対側)にあるお店で食べられるにゃん。
2)それから港の通りには、焼き菓子とか羊羹なんかを売る店 もたくさん並んでて、にゃんこはよく店先で「落とさにゃいかな~」って粘ってたのにゃ。
  おこぼれゲット率? 高めにゃ! 店の女将さんも「また来たんか、この猫め~」なんて言いながら、ちょびっと分けてくれたこともあったんにゃ。
(2)港町のうどん文化の萌芽
1)そして、忘れちゃいけにゃいのが「かしわうどん」 にゃん。
 若松駅の立ち食いうどんにゃ。
 にゃんこはもちろん、うどんそのものは食べにゃいけど、あの香りにはもはや本能レベルでうっとりしてしまうのにゃ~。
 あぁ、おいしそう……。
2)かしわ、つまり鶏肉が甘辛く煮込まれてて 、その出汁と合体することで最強の香り兵器になるんにゃ。
 立ち食いしてるおじちゃんたちは、疲れてるのに幸せそうな顔してて、「これが人間の至福ってやつかにゃ」って、おいらはそっと眺めてたのにゃ。

3.若松駅のかしわうどんの詳細
(1)出汁と鶏肉の絶妙なる調和
1)このかしわうどん、 ただの駅うどんじゃにゃいのにゃ。
 出汁は昆布と鰹のダブルパンチに、鶏の脂がじんわり溶け込んでて、香りだけでご飯三杯いけそうな勢いにゃ。
 にゃんこの鼻は高性能センサーつき、間違いにゃい。
2)鶏肉はしっかり甘辛く煮てあって、 ひと噛みすればジュワ~って旨味が広がるんにゃ。
 麺もやわらかめで、出汁をたっぷり吸ってて、まさに働く人の胃袋にしみる味ってやつにゃ。
 これ、にゃんこが人間だったら週5で通ってたにゃ。
(2)駅の風景とともにある味
1)若松駅のホームに立つと、汽車の音が響いてきて 、そのすぐそばでうどんの湯気がふわぁ~って立ちのぼるんにゃ。
  その湯気を見るたびに、おいらはあの賑やかだった石炭の時代を思い出すのにゃ。
2)立ち食いって、ふつうは急いでるときにチャチャ っと済ませるもんだけど、若松のかしわうどんだけは別格にゃ。
  急いでても、しっかり味わいたくなる一杯にゃんよ。あれはただのうどんじゃにゃい、港町の魂が染みこんでるのにゃ!


※画像はAIによる生成(Copilot使用)

4.まとめ
おいらは港町の片隅でひっそり生きてきた、ちょっと古風なにゃんこにゃ。
若松の港に石炭の香りが漂い、汽笛が日常だったあの頃、おいらはその音とにおいに包まれて育ったにゃ。
港は黒くて空はくすんでたけど、人の心はぽっかぽかにゃった。
今はその頃の風景も薄れてきたけど、 若松駅のかしわうどん の湯気をかぐたび、おいらの中に港町の記憶がふわっとよみがえるにゃ。
その香りには、汗にまみれて働いた人たちの声や、子どもたちのまんじゅうの笑顔、みーんな詰まってる気がするにゃ。
道向かいのお菓子屋で買える茂兵衛まんじゅう、その甘さも、おいらにとっては港町の想い出そのものにゃんよ。

​いま若松を訪ねるには、いくつかのルートがあるにゃ。​
戸畑駅から歩いて、若戸渡船に揺られて海を渡るにゃんて まるで時代を旅するような気分になるにゃ。
赤い若戸大橋を見上げながら海風を浴びると、おいらの耳もぴこぴこ動いてしまうにゃ。
そのままレトロな街をぬるぬる歩いて、若松駅でかしわうどんをすする……これが港町散歩の王道コースにゃ。
車で来るなら、橋を渡って駅に寄り 、あったかいうどんで腹ごしらえしてから、高塔山に登ってみるといいにゃ。
そこから見える若戸大橋の景色は、きっとおいらの記憶の中にある港町の姿に重なるはずにゃ。
にんげんは味わえる。にゃんこは見つめる。それでいいにゃ。
それが港町で生きるものの役目にゃ。おいらは今も若松の風と一緒に、静かにそこにいるにゃよ。


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最終更新日  2025.08.24 11:02:11
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