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2025.09.23
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海底トンネルの人道入口を抜けると、潮風がふわりと鼻先をくすぐり、目の前にはどどーんと広がる関門海峡にゃ。
にゃんとまあ、早鞆の瀬戸の潮の流れはにゃんこのしっぽよりも気まぐれで速く、船たちはその流れに逆らうように、あるいは身を任せるように、すいすいと海峡を渡っていくのにゃ。
その向こうには関門橋が空をまたぐようにそびえ立ち、まるで空飛ぶにゃんこの通り道みたいに見えるのがたまらんのにゃ。

公園に足を踏み入れると、歴史の気配がふわっと漂ってくる。源義経と平知盛の像が、まるで今にも動き出しそうな迫力で向かい合っているにゃ。
その眼差しは、壇ノ浦の戦いの記憶を今に伝えているようで、にゃんこの心もきゅんと震えるのにゃ。
ふたりの間に立つと、まるで時代の狭間に迷い込んだような気分になるにゃん。

そして、海峡に向かって並ぶ長州砲のレプリカたち。
幕末の攘夷戦で使われたというその姿は、どこかにゃんこの背中のように誇らしげ。

その瞬間、過去の戦いの記憶が空気に溶け込むようで、にゃんこのひげもぴくりと反応してしまうのにゃ。


※画像はAIによる生成(Gemini使用)

さらに奥へ進むと、御裳川碑が静かに佇んでいる。
安徳天皇を抱いて入水した二位の尼の辞世の歌にちなんだこの碑は、言葉にならないほどの哀しみと美しさを湛えていて、にゃんこの胸にもじんわりと沁みるのにゃ。
波の下にも都ありとは──その言葉が、海のきらめきとともに心に残るにゃん。

そういえば、ここから15分歩いて、赤間神宮へ





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最終更新日  2025.09.23 00:22:40
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