PR
カレンダー
キーワードサーチ
先月の下旬だったでしょうか。夕食後のんびりTVを見ていると、電話が鳴りました。
某通販会社の商品編集部の女性からで、私が去年購入した「エコ腕時計」についてお聞きしたいというのです。なぜこの時計を選んだのか、使ってみてどんなところが良かったか、今、どんなふうに使っているのか・・・そんなことを電話口で聞かれました。
私はホールクロックや鳩時計のことをブログに書くほど時計が好きです。それを誇示するわけではありませんが、腕時計もたくさん持っています。銀色の鎖のようなブレスレットのもの、細い革紐のような華奢なベルトのもの、やはり細い一本の針金のようなブレスレット状のもの、革紐を二重に巻いたもの、直径1センチの文字盤に、5ミリという極細ベルトのもの、タッセルが付いた和服用の蒔絵のもの、プールに出かける時スポーツ・バッグに吊るすものなど。それらはブランド品ではありませんが華奢で小さく、多少の思い出もあり、どれも気に入った品ばかりでした。
ところが年を取るとだんだん小さな文字盤や細い針が見にくく、時間が読み取りにくくなってきました。しかも電池式なので、時計の数だけ電池も要ります。その電池が切れる時期はまちまちですから、今日はこの時計をしようと思っても、電池が切れて使えないことが度々です。電池交換は仕方ないとして、少し大き目の時計が欲しくなりました。
そこでちょっと張り込んで、初めてブランド品を買ってみました。
文字盤は確かに読みやすいのですが、厚みがあるので袖口にひっかかります。特に袖口が絞ってある防寒用のジャケットは、着脱する際に気をつけなくてはならず、旅行時やデパートなどでさっとジャケットを脱ぎたいときなど、もたついて煩わしく、なんとかならないものかといつも感じていました。
そんなとき通販で、厚さ5ミリ以下という薄い腕時計を見つけたのです。しかも電池交換不要のソーラー式です。私が不便に感じていた厚みと大きさを、この時計は解決してくれそうでした。
さっそく注文して使ってみましたが、使い心地がとてもいいのです。文字盤の数字は3、6、9、12だけというシンプルさで、これがかえって見やすいのです。電池交換が不要というのも気に入りました。「薄さ」と表現したほうがぴったりの厚さは、写真で見るより実際に腕にはめてみたほうが実感でき、これでそで口のトラブルも解決です。
中国研修旅行では、成都には見栄を張ってブルガリをしていきましたが、上海にはこの軽く薄いエコ時計のほうが便利でした。
・・・といったようなことをお話したのです。すると「取材に伺ってもよろしいですか」とのこと。私はびっくりしてしまいました。
たかが鼻血、されど出血多量で。 June 3, 2022
レプリカによる正倉院宝物展 November 3, 2021
遠藤周作作品における「生活と人生」 October 11, 2021