韓国同居暮らしと日本語教師

韓国同居暮らしと日本語教師

2004年03月23日
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テーマ: 韓国!(17924)
カテゴリ: 韓国と韓国生活
 「鯨を捕まえに行く」って何かわかるだろうか?

 韓国語で「包茎」と「捕鯨」が同じ発音のため、そう言われる様になった。

 そして、泌尿器科専門の病院は、学校が長期の休みになると、子供でいっぱいになるらしい。
 子供達が休みを利用して、包茎手術を受けに来るからだそうだ。


 この包茎手術、実は上の子がまだオムツをつけていた時、上の子に施すかどうか、真剣に検討したことがある。

 理由はおちんちんの先が炎症を起こし、病院通いに苦労したからだ。

 それで、先輩ママに意見を伺うと

 それでないと、この手術は麻酔をかけられない(?)ので、あまりの痛さに心に傷が残る場合がある。」
 と、言っていた。

 それで、この件は本人の意思に任せることとなった。


 ユダヤ教では生後8日目になると、割礼という包茎手術が施される。
 イスラム教やアフリカのいくつかの部族でも、思春期になると男らしさの象徴として包茎手術が行われるらしい。

 もともとは宗教的文化的慣習であった。

 それがアメリカで正式な医療行為と許可されたのは、1949年。「手術を受けた男性の性病発生率が低い」という論文が発表されたのがきっかけだそうだ。
 そしてアメリカで包茎手術が慣習的に広まった。

 そして現在、1999年にアメリカ小児科学会は新生児の包茎手術は必ずする必要はないと公式発表し、包茎手術を勧めるだけの医学的根拠が充分にないという結論が出ている。




 韓国でこれほど盛んに包茎手術が行われているのには、理由がふたつほど考えられる。

 一つ目は、アメリカ文化を盲目的に模倣した結果でないかと思われる。ここずっと世界的に普及速度が早いと自慢げに語れている携帯電話を見ても分かるように、一度何か流行したとなると、誰もがこぞって群がる社会的風潮が作用していることだ。

 二つ目は兵役が義務づけられている韓国では、集団生活を余儀なくされているため、衛生面や心理的健康面からすべての兵役者に対して包茎手術を施していることだ。


 この包茎手術、北朝鮮の男性は包茎手術をしないばかりでなく、その包茎手術自体を知らないらしい。

 よって、スパイがどうかを確認する方法のひとつに、包茎状態で判断するという方法があるという笑い話があると朝鮮日報には書かれていた。

 が、この話、冗談どころではなく、本当のようである。

 98年7月12日、江原道東海市の近海で、ビニールに包んだ拳銃を携帯した潜水服姿の男性の屍体と、この男性が乗って来たものと推定される推進機(別名スクーター)が発見された。
 スパイの身体には「私こそがまさにスパイです」と言わんばかりの特別な「標識」がある。スパイと推定される壮年男性の身体に「皮」を処理した痕跡がないならば、彼は十中八九スパイだ。この屍体はやはり包茎状態であった。しかも拳銃と無線機を所持しているため、間違いなくスパイと判断された。

 とのこと。


 それで、うちの夫(30代半ば)にも思い切って聞いてみた。
 「包茎手術したことある?」と。

 そしたら
 「しなかった」
 と答えていた。

 うちの夫はひょっとして北朝鮮のスパイかも? 





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Last updated  2004年03月23日 09時44分51秒
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