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[22.05.01] 世界平和統一家庭連合 世界本部教会 平和ヌリ2022/05/01 09:30に公開予定です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.30
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真のお母様、「真の父母と成約時代」宣布アメリカ巡回講演07.10ホノルル、アラモアナ・ホテル07.11ラスベガス、サンズ・ホテル07.12ビリングス、シェラトン・ホテル07.13シャイアン、リトルアメリカ・ホテル07.14スーフォールズ、ベストウェスタン・ラムコタ・ホテル07.15オクラホマシティ、マリオットホテル07.16ジャクソン、ホリデーインダウンタウン07.17コロンビア、ブルックランド・ケイシー高校07.18ウィルミントン、ラディソン・ホテル07.19プロビデンス、マリオット・ホテル07.20ボーイッシュ、レッドライオン・ホテル07.21ファーゴ、ホリデイ・イン07.22オマハ、ホリデイ・イン・コンベンションセンター07.23デモイン、マリオット・ホテル07.24リトルロック、アーカンソー・エクセルシオール・ホテル07.25チャールストン、チャールストンハウス・ホリデイ・イン07.26オレゴン州、ポートランド、ホリデイ・イン07.27インディアナポリス、ウェスティン・ホテル07.28ワシントンDC、国会議事堂上院議員会館07.29バーリントン、シェラトン・ホテル07.30ルイビル、ブラウン・ホテル07.31リッチモンド、ラディソン・ダウンタウン・ホテル、コロンバス、コンベンション・センター「真の父母と成約時代」韓鶴子世界平和女性連合総裁のアメリカにおける講演1993年6月28日コネチカット州ブリッジポート大学にて ご来賓の皆様。紳士、淑女の皆様。ご参席いただきまして、ありがとうございます。多くの皆様が、平和世界の建設に向けて努力されていることに対して、本当に感動を覚えます。 ご存じのように、今日の世界は平和と幸福ではなく、争いと絶望に満ちています。私たちは、家庭崩壊と社会道徳の退廃に直面しています。この国は「トークショーの国」になったと言えますが、何度も討論を繰り返しながらも、解答はいまだ見つかっていません。なぜでしょうか? それは、真の解答が神様にかかわるものであり、症状ではなく、問題の根源について論議しなければならないからです。この根源を見つけるために、まず、神様の創造の目的を理解し、摂理歴史上最も重要な時期に来ていることを知る必要があります。 この重大な時に、神様は私の夫である文鮮明師に「新しい啓示を述べ伝えるように」と指示されました。それで私の夫は、アメリカの十二か都市を回って、希望のメッセージを伝えてきました。今、私はここで同じメッセージをお伝えしたいと思います。タイトルは「真の父母と成約時代」です。 神の創造理想 神様の創造理想は、人類始祖アダムとエバが神様の真の愛を中心として完成し、真の愛、真の生命、真の血統の善なる家庭を成すことでした。このような家庭は、家族の一人一人が神様の前に一つになった心情基盤の上に成されるものです。神様が最初の息子娘であるアダムとエバを創られた時、自分よりもよくなることを願いました。これまでの考え方からすれば、不合理だと思うかもしれません。 しかし、考えてみてください。親がその子供の顔を見る時、無限の愛と希望を望みます。自分が夢見てきたことを、彼らが達成することを願うのです。同様に、神様も子供に対し無限に与えたいのです。神様の願いは、一〇〇パーセント与えたいだけではありません。ご自身の持てる一〇〇〇倍のものを与えたいと思っておられるのです。神様の愛の性質は、完全に与え、そして与えたことを忘れてしまうのです。いくら与えたかを計算して、それで十分だと判断するような人間とは違い、神様にとって十分ということはありません。 神様の創造の目的は、愛の対象を持つことでした。父母と子女、夫と妻、そして存在世界のすべてのものが皆ペアとしてつくられたのも、為に生きる真の愛を実現するためでした。親が子のために、子が親のために生きるのです。夫が妻のために、妻が夫のために生きるのです。被造世界のすべてのものが他のために生きているのです。もし、真の愛の理想がアダム家庭において実現していたならば、そこから天国が始まったのです。それが歴史を通して、氏族、民族、国家、世界に拡大されるはずでした。これが、真の愛の世界となり、地上天国となったのです。それだけではなく、天上世界にも天国が連結されるようになっていたのです。 人類歴史の間違った出発 このような本然の理想が成されていたならば、メシヤとか救援摂理という言葉は必要ありませんでした。そうなれば、アダム家庭は一家庭でありながら、未来に成すべき世界の中心であり、国家の中心民族となっていたのです。そして、未来におけるすべての家庭の青写真となったのです。また、神様の理想世界実現のためのモデルとなったのです。ところが、人間始祖の堕落により、救援摂理が必要になりました。救援摂理歴史は、旧約から新約時代、そして、今日の成約時代へと延長され、このように複雑な過程を経るようになったのです。 神様が、アダムとエバを通して実現しようとされた真の家庭と天国理想は、彼らが神様の側を離れることによって、壊れてしまいました。堕落によって、この現実世界は、神様の理想から離れてしまいました。今日の世界は偽りの世界であり、自己中心の愛に満ちています。それは、アダムとエバがサタンとの偽りの愛を中心として、偽りの父母になったからです。偽りの生命と偽りの血統を受け継いだ偽りの家庭をつくることによって、善よりも悪を繁殖させました。これが偽りの氏族、偽りの国家、偽りの世界へと拡大してきたのです。 したがって、神様の救援摂理の究極の目的は、アダムとエバを神様の真の愛を中心として、再び真の父母として探し立て、真の家庭を復帰することです。そこから真の氏族、真の国家、真の世界を立てていくのです。言い換えれば、神様の真の愛と、真の生命と、真の血統が出発することのできる種をつくらなければならないのです。 和解のための公式 親愛なる皆様。悪と腐敗に満ちた世界が、どうして愛と善の神様から始まったのか考えてみたことがありますか? 聖書を注意深く読んでみると、人間の堕落がアダム家庭全体を失ったことにかかわっていると気づくでしょう。第一に、アダムとエバが堕落することによって、父母の位置が失われました。第二に、カインがアベルを殺すことによって、子女の位置が失われました。こうして、神様の理想家庭と世界の青写真は失われてしまいました。 それゆえ、本然の家庭を復帰するため神様は、カインとアベルの位置を転換し、真の母と真の父の位置を復帰しなければなりませんでした。真の父母を復帰するためのカイン・アベルの一体化は、復帰歴史を通じて一貫した公式として存在してきました。ユダヤ教、キリスト教の歴史の中で、堕落人間をカインとアベルに分立させることが繰り返されました。 堕落によって生まれた憎悪をなくすために、神様はまず堕落人間を、サタン側を象徴するカイン圏と、神側を象徴するアベル圏として分けられました。神様はアベルを先に打たせて、犠牲にする方法をとられました。その結果、アベルはカインから長子権を取り戻した立場に立つことができるのです。それで、世界を救うために天の側に立てられた宗教は、いつもサタンによる最も厳しい迫害を受けてきたのです。反対される道を経ながらも罪悪世界を救うために、犠牲的な努力を重ねてきました。また、善なる人はいつも打たれ、犠牲となる立場に立たされてきました。 私たちが住むこの堕落した社会においては、カインとアベルの戦いのような、善と悪の戦いはどこでも見られます。このような戦いは、個人の心と体の戦いから始まります。アベルを象徴する心は、カインを象徴する体を克服する戦いをしています。このような、個人においての戦いが、家庭、国家、世界に拡大しています。その結果、人類は常に善なるアベルと、悪なるカインの二つに分けられ、あらゆる段階で戦ってきたのです。 しかしながら、神様の意図はどちらか一方が勝利し、一方が滅びることではなく、両方が復帰されることです。例を挙げれば、イエス様の十字架を中心として、右側の強盗はアベルを象徴し、左側の強盗はカインを象徴しています。全世界的に、最後に右翼と左翼が戦うところが、韓国と北朝鮮です。また中東においては、キリスト教とイスラム教の戦いがあります。したがって、これら分かれたものをどのように統一し、真の母と真の父を復帰するための基台とするかということが、神様の救援摂理歴史に残された重要な問題でありました。 紳士、淑女の皆様。もし、家庭に神様の愛の理想がなかったならば、家族同士が戦うことになるでしょう。絶対的中心であられる神様の愛のない家庭は、最終的には崩壊します。さらに、そのような家庭が集まった国家もまた滅びるでしょう。自己中心の不倫の愛が、最初の家庭に侵入したために、自己中心性と貪欲さが、個人から家庭、社会、国家、世界に至るまで、人類歴史を支配してきました。 それゆえ、神様の復帰摂理は個人から始まるのです。サタンは、そのことをよく知っているので、同じように個人に焦点を合わせるのです。最近において、生活様式が個人主義に支配されているのも偶然ではありません。人々は、次第に孤立し、国や社会はもちろん、自分の家庭にさえ責任を持とうと思わなくなっています。離婚の増加は、夫も、妻も、結婚に対して責任を感じないことへの表れです。両親もまた、子供に対して責任を持ちません。個人においても、人間としての尊厳を失い、自分自身にさえ責任が持てなくなっています。 アメリカでは六〇年代の若者の運動から、そのような傾向が現れてきました。理想を求める若者は、物質を否定し、愛と平和を追い求めましたが、その過程においてモラルや責任までも捨て去りました。結局、彼らは真の愛を得ることができず、自殺と麻薬と、フリーセックスに流れていったのです。 「真の愛」対フリーセックス 神様にとっての一番の痛みは、フリーセックスなのです。フリーセックスの世界は、神様のみ意とは完全にかけ離れているのです。愛は情緒的なものが刺激されて出てくるものですが、フリーセックスは、全く情緒的な面が欠落した状態です。一体どれだけの人が、不貞や離婚の悲惨さに直面していることでしょうか? 一夜限りの情事に、神様が関与できるでしょうか? 親に性的いたずらを受けた子供の悪夢は、いかなるものでしょうか? 子供を破壊するフリーセックスに価値があるのでしょうか? 生徒にコンドームを配り、安全なセックスの幻想をいだかせ、結婚前のセックスも当然だとする風潮に警戒しなければなりません。ホモセクシャル、フリーセックス、麻薬、そしてアルコール中毒のあるところは、真の愛の世界とかけ離れています。 この世では、サタンはいつも「酒を飲め! タバコを吸え! 麻薬を吸え! フリーセックスをしろ!」と言います。しかし、神様のみ旨を成す人々の生活様式は、一八〇度違っているのです。歴史を通じて、自己犠牲の霊的道を歩もうとする人は、常に、そういうサタン世界の反対と迫害を受けてきました。 世界中の迫害にもかかわらず、統一教会が発展してきたのは神様の愛と祝福によるものにほかなりません。戦争に血塗られた韓国から起こった統一教会が、わずか三十八年で世界基準の宗教にまで発展した事実は、神様の変わらぬ導きを証しするものです。私たちの教えを妨害したり、悪い`を流したりして、統一教会に反対し続ける人々がおります。サタンは常に神様が最も大切にするものを打つのです。しかし、神様のみ旨に反対する者には、決して繁栄はありません。神側にいて不当な迫害を受ける人が、最後に祝福を受けるということは常に変わらぬ事実です。神様は、常に打たれて奪ってくる作戦を取られるのです。 真の愛の復帰 紳士、淑女の皆様。聖書にもあるように、まずエバが神様に背き、サタンと関係を持ちました。堕落により、エバだけでなく、アダムとその息子たちであるカインとアベルも、利己主義と偽りの愛に基づいたサタンの血統を受け継ぐようになりました。サタンによって汚された、人類始祖の後孫である私たちは、すべて、サタンの血統を受け継いでいます。 それゆえ、イエス様はヨハネによる福音書八章四四節の中で、「あなた方は自分の父すなわち、悪魔から出た者であって」と言われたのです。旧約聖書には「目には目を歯には歯を」という、復帰の公式を述べています。原理では「蕩減を払う」ことによる復帰について触れています。エバの過ちを蕩減するためには、エバが自分自身の責任を取らなければなりません。エバは堕落行為を元返しし、それぞれの段階において、霊的に肉的に償わなければなりませんでした。 神様のみ意は、エバが次男アベルに協助して、神様のみ旨と一つにさせることでした。創世記に記されているように、アベルの供え物は神様によって受け入れられました。しかし、それだけがアベルに願われたことではありませんでした。カインを愛することにより、アベルが神様の選民であると気づかせ、一体化すべきだったのです。 もし、カインがアベルと一体化していたならば、堕落によって起こった二番目の問題は解決されていたはずです。そして神様は、アダムとエバの問題について諭すことができたのです。エバは、人類最初の母として立つはずでした。彼女はカインとアベルを一体化させて、真の父母の基台をつくるべきでした。しかしエバは、生涯においてこの使命を果たせなかったので、歴史は堕落したエバの蕩減を払う別の女性を待たなければなりませんでした。 リベカの模範的事例 聖書の中の偉大なヒロインの一人に、イサクの妻リベカがいます。ヤコブとエサウの母としてイサク家庭におけるリベカは、アダム家庭におけるエバと同じ立場にいました。しかしエバと違って、リベカは神様の摂理を理解し、アベルの位置にある次男ヤコブを協助し、長男エサウが受けるべき長子権を奪いました。祝福が弟に渡ったことを知って、カインがアベルを殺したように、エサウはヤコブを殺そうとしました。 しかし、リベカの協助によって、二人の兄弟は最終的に闘争ではなく、温かい抱擁により和解しました。この和解は、神様にとって重要な勝利となりました。 しかしながら、これは象徴的な血統転換を意味するものであり、完全な勝利ではありませんでした。実体的な血統の転換は、胎中から成されなければならないのです。そこで、タマルの理解しがたい物語が意味を持つのです。リベカと同様、堕落したエバの立場に立っていたタマルを理解することによって、なぜイエス様がユダの氏族であるタマルの血統から誕生されたかが分かるのです。 皆様方は、タマルのふたごの誕生について、聖書を読まれていることと思います。タマルは義理の父であるユダによって、ふたごのペレヅとゼラをはらみました。聖書によれば、このふたごは胎中において長子の立場を争いました。出産の時、先にゼラの手が出たので、助産婦が赤い紐を手首に結びました。するとゼラの手は子宮の中に隠れ、弟のペレヅが長子として誕生したのです。 こうして、カインとアベルの立場が誕生以前において元返されたのです。このことによって、イスラエルはメシヤを迎える選民となったのです。人倫道徳から見るならば、リベカとタマルの物語は疑問を持たざるを得ない内容です。なぜ、神様が彼女らを祝福したのか? 神学界の根本問題として残っているのです。しかし、いまイエス様の誕生のために、サタンの血統を神側に転換する必要があったことが分かりました。清められた血統から、イスラエル民族が成長していきます。イスラエルという言葉は、勝利を意味します。彼らの勝利は、血統を清めたということです。 命懸けのマリヤの路程 ユダ支派の血統が子々孫々を通じ、氏族、民族、国家時代まで発展してきたのです。それで二〇〇〇年後、イスラエルからマリヤが現れてくるのです。マリヤは氏族的次元、国家的次元で、カインとアベルを一つにして、長子権を蕩減復帰しなければならない立場です。マリヤは神様の召命を受け、そして、他人から見れば舅をだまし、婚約中にヨセフをだまして、イエス様を懐妊したのです。当時は、夫もいないのに子供をはらめば、石で打ち殺される環境でした。そのような中でも、アダムの立場にいるヨセフは、勇敢にもこれを保護したのです。マリヤの信仰、そしてリベカ、タマルの働きにより、マリヤがイエス様を懐妊しても、サタンは「自分の所有である」とは主張できませんでした。 イエス様は、神様の直系の血統を持つ真の息子の立場で生まれました。イエス様は血統を清めた後、最初の神様の息子としてお生まれになりました。それゆえ、イエス様は聖者中の聖者であり、真の愛の血統の先祖になるのです。イエス様の誕生は、国家的な旧約時代の終結と、世界的な新約時代の出発を意味します。マリヤは堕落したエバを復帰する立場で、アベルの立場であるイエス様と、カインの立場である洗礼ヨハネが一つになるようにしなければなりませんでした。この一体化は、イスラエルの人々が、イエス様をメシヤとして受け入れるための重要な意味を持っていたのです。 ヨハネは年長者でした。彼には多くの人々が従い、広く尊敬されていました。イエス様が弟子たちに説明したことによれば、ヨハネの使命とは預言者エリヤが再臨して「主の道を直くする」という旧約時代の予言を成就することでした。しかしヨハネは、神様の摂理における自身の使命を果たしたでしょうか? ルカによる福音書には「ヨハネはエリヤの霊と力をもって」と書かれています。 しかしヨハネは、自分がエリヤであることを否定しただけでなく、ヨルダン川でイエス様に洗礼を施した時、明確な啓示を受けたにもかかわらず、イエス様をメシヤとして信じられなかったのです。ヨハネは宗教者として尊敬されていましたが、イエス様は貧しい大工の子としか見られなかったのです。ですから、ヨハネの助けなくして、ユダヤの人々がイエス様に信じ従うことは不可能でした。イエス様はただ一人で、ご自身を証す困難な道を行かざるを得なかったのです。 洗礼ヨハネは、イエス様を協助し、イスラエルの宗教指導者の位置に立てるべきでした。もし、彼が使命を全うしていたならば、アベルの立場のユダヤ教と、カインの立場であるイスラエルの国は、イエス様を中心として一つになっていたことでしょう。これが、子羊の婚姻の土台となったことでしょう。イエス様は人類の真の父として、その新婦は人類の真の母として立っていたのです。四十歳以前に、アジアとローマを教化して、七年以内にイエス様の教えは世界中に広がっていたはずでした。そして、イエス様とその花嫁は、個人天国、家庭天国、氏族天国、国家天国を成就していたことでしょう。 成就されなかった夢 しかしながら、この栄光の路程は実現されませんでした。宗教者自身がイエス様の言葉を受け入れず、彼を十字架に追いやったのです。イスラエルの不信仰に遭って、イエス様は、ご自分の命を捧げて人類の霊的な救いを成す決意をされました。 しかしながら、イエス様は霊的救いだけでなく、肉的、地上的な救いをもたらすため再臨しなければならないのです。イエス様によって、私たちの心が神側に近づいたとしても、肉体はいまだ悪なる誘惑に遭っています。聖パウロでさえ、肉体の欲望と霊の欲望の矛盾を嘆いたのです。多くのキリスト教の説教者も、この矛盾で悩んできました。この成約時代の開幕にあたって、霊肉両面の救済を成就することが重大な課題となっています。 イエス様の十字架の死によって、左翼と右翼の闘争が生まれました。これは、アダムの堕落によって、カインとアベルが分かれたのと同じです。このようにして、イスラム教が生まれ、キリスト教が生まれてきたので、すべてが闘争しています。イエス様が十字架上で亡くなられたことによって分かれたものを、再び来られる時には統一しなければなりません。 緊急なる一体化 再臨のキリストを迎えるために、神様はカイン・アベルの分立摂理を世界的に拡大させる必要がありました。これが、第二次世界大戦当時の摂理でした。連合国側のイギリス、アメリカ、フランスはキリスト教を代表し、アベルの立場に立っていました。同盟国であるドイツ、日本、イタリアは軍国主義の影響下にあり、カインの立場に立っていました。この大戦は、カインとアベルの戦いが世界的なレベルまで拡大したことを示しています。 連合国の勝利の直後、キリスト教を中心として世界平和への大きな前進が見られました。イギリスが世界的なエバの立場を代表し、アメリカとフランスが各々アベルとカインを代表して、これらの連合国は、再臨のメシヤを迎えるべき立場に立っていたのです。これらの準備にもかかわらず、神様の摂理は成されませんでした。 み言を携えた神様の代身は、まず多くの迫害と誤解を受ける中に来られました。それは二〇〇〇年前のイエス様の立場と同様でした。その当時、イスラエルは天から下ってくる再臨のエリヤを待ち望んでいたように、キリスト教徒たちも「再臨のキリストは、イエス様自身が雲に乗って来る」と期待していました。黙示録によれば、イエス様は使徒ヨハネに「主は新しい名前をもって来る」と証しされています。これは、エリヤがそうであったように、イエス様もまた異なった人物として来られることを暗示しています。第二次世界大戦後の重大な時に、神様は私の夫に、韓国のキリスト教徒へ新しい真理のみ言を述べ伝えるように指示しました。 しかしながら、韓国のキリスト教指導者たちは、新しいみ言を携えたみすぼらしい青年であった夫を受け入れることができませんでした。新約時代は、旧約時代の延長であるため、ユダヤ人がイエス様を信じられなかったように、彼らは再臨主がもはや地上に生まれるとは思っていませんでした。もしも、私の夫とキリスト教が一つになっていたならば、地上天国、天上天国は自動的にできていたのです。新約時代が終わる一九四五年から一九五二年までの七年間で、世界は一つになっていました。 迫害の道 しかし、夫と一体化するどころか、これらの宗教指導者たちは、夫に多くの人々が従ってくるのを見て嫉妬しました。彼らは耳を傾けることもせず、盲目的に反対しました。そればかりか、根拠のない悪い噂まで流したのです。夫の教えとは正反対の淫乱や、金銭欲の噂を流し、夫の人格を傷つけようとしました。神様がキリスト教を拡大し、アメリカのようなキリスト教国家を育ててきたのも、すべては再臨主を迎えるためでした。知る知らないにかかわらず、それらの韓国の牧師たちは、全キリスト教を代表していたのです。 第二次世界大戦後、アメリカと全世界のキリスト教が、夫と一体化できなかったため、彼らの権威と道徳は低下し始めたのです。第二次世界大戦後、合衆国とキリスト教はカインとアベルが一体化した勝利的基盤の上に立っていました。再臨主を迎える時が満ちていました。しかし、その機会は実らず、全世界が夫に反対するようになりました。こうして荒野に追い出されたのです。どん底まで落ちて再び、はい上がってきたのです。 かくして、冷戦が始まりました。世界は再び、第二次世界大戦中のように、世界的なカイン圏とアベル圏の二つに分かれました。左の強盗がイエス様を否定したように、神を否定する共産主義はカイン型世界を象徴しています。神の存在を認めるキリスト教民主主義は、右側の強盗、つまりアベル型世界を象徴しています。再臨のメシヤが、敵対する二つを一つにしなければなりませんでした。それゆえ、私たちは統一教会を興し、自由世界を代表する右翼と、共産主義を代表する左翼との闘争に終止符を打とうとしてきました。 また、キリスト教とユダヤ教間に平和をもたらすため、回教国の兄弟姉妹と共に働いてきました。冷戦の期間中、私の夫は、失われた再臨主のための基台を再建するため、個人的な塀を崩し、家庭、氏族、民族、国家、世界、そして天宙的な塀を崩してきました。私の夫は一代で四〇〇〇年、あるいは四〇〇年を生きることはできないので、四〇年の間に蕩減しなければならなかったのです。 この期間に、イエス様を迎えるまでの四〇〇〇年の歴史と、創世以後、再臨主を迎えるまでの六〇〇〇年の歴史を再蕩減しました。蕩減が払われたことにより、カイン・アベルが一つになり、冷戦は終結しました。これは、世界一六〇か国が一堂に会した一九八八年のソウル・オリンピックの時に達成されました。 数十年間、私の夫は完全なまでに誤解されてきました。北朝鮮においては三年間、強制収容所に拘禁されました。神様のみ旨を成す中で、合計六度、不当な投獄をされました。さらにメディアは、夫が自己の利益のために、青年たちを洗脳しているという偽りの評判をつくりあげたのです。「この世で、レバレンド・ムーンが最も迫害された宗教指導者である」と言えば、異議を唱える人がいるでしょうか? 私の夫が、いかに苦労してきたかを考えると、胸が張り裂けるようです。しかし夫は、いつも私を慰め、み旨ゆえに迫害される者への神様の深いあわれみを再認識させられました。 神の祝福がアメリカに 私の夫と私は、旧約、新約時代を含む過去の失敗を修復するために、蕩減復帰の道を歩んできました。韓国は旧約時代に例えることができ、キリスト教文化圏を中心にしたアメリカは、新約時代に例えることができます。最初の二十年間は、まずイスラエル国家と、ユダヤ教と、同じ立場にある韓国と、統一教会を中心として旧約時代の蕩減の道を歩まなければなりませんでした。そうして一九六〇年に真の父母の聖婚式が、国家的次元で成立するようになったのです。 一九七一年に、私の夫と私はアメリカにやって来ました。それからの二十年間は、アメリカで新約時代を完結し、成約時代を始めるための再蕩減の道を行かなければなりませんでした。なぜなら、神様を中心とした真の愛、真の生命、真の血統の原点である真の父母の家庭が、定着しなければならないからです。 アメリカが摂理に必要な理由は、ユダヤ教とイスラエル国家、そしてキリスト教がアメリカと直結しているからです。アメリカは、私の夫の活動に反対してきましたが、私たちはアメリカが摂理的な責任に気づくようにと祈り続けました。私たちの心からの願いは、アメリカが再び過ちを繰り返さないことです。神様のみ旨に一致できなければ、さらなる蕩減は不可欠となり、この偉大な国のために用意された神様の祝福は奪われてしまうでしょう。統一運動の助けがなければ、既に衰えていたことでしょう。ローマは、世界がローマのためだけに存在すると思ったのです。ローマはメシヤと一体となって、世界に貢献するために神様が復興させた国であることに気づかなかったのです。今日のアメリカも同じなのです。 神様がアメリカを祝福されたのは、アメリカ自身のためではなく、世界のためであることに気づかなければなりません。ピルグリム・ファーザーズは、富のためにアメリカに来たのではありません。神様に仕えるために来たのです。アメリカが、神様から祝福されたその目的を忘れるならば、その祝福は消え去り滅びていくでしょう。私の夫と私は、何としても、それを防ぎたいのです。このアメリカを救わなければなりません。 過去二十年間、私たちは神様のメッセージを、アメリカの人々に伝えようと努力してきました。アメリカの指導者、著名なクリスチャン、その他、世界の指導者たちは、未来を発展させるだけの力ある理念をほとんど持っていません。それゆえ、彼らが人々に授けられる見識、希望、指導はわずかです。このような、混沌とした世界において、人類は真実なる方向と、目的を求めているにもかかわらず、アメリカは、そして教会は確かな解答を持っていないのです。神様は、夫と私に摂理歴史の法則を理解する力を授けてくださいました。したがって私たちは、人類が行くべき方向を知り、神様と共に世界をその方向へ導いていくことができるのです。 統一教会がなし得ること 神様が、私の夫に啓示された真実は、『原理講論』に示されています。人類歴史と聖書の話を、摂理的な観点から見ることにより、数千年間隠されていた問題を、原理は正しく解き明かしています。原理を誠実に学んだ人々は、それが現在私たちの社会が直面する問題に唯一解答を与える、神様からの贈り物であることを悟っています。 かつて共産世界であった、旧ソ連の指導者や何千人という若者たちが、私たちの教義を学ぶことにより、新しい人生を見いだしているのです。共産主義の圧力から解放された彼らは、国家を導くべき崇高な真理に飢え渇いています。私たちのメンバーが、神主義や頭翼思想を講義している教室は学生で溢れています。原理が若い世代に希望と新しい生命を与えているという証は、数え切れないほどあります。 昨年、韓国において私たちは三万双の国際合同結婚式を行いました。彼らは人生を、お互いのために、神様のために、そして世界のために捧げた者たちです。親でさえ、自分の息子、娘を願いどおりにさせられない世の中であり、愛や結婚という本質的な問題については、なおさらですが、私の夫と私は、一三一か国の若者たちを一堂に集め、最も慈しむべき愛という名の夢を、歴史的方法によって実現したのです。 これは、正に現代世界の奇跡中の奇跡です。将来、人々がこのような家庭の貴さと、価値を知れば、数えきれないほど多くの人々が、そのような結婚を望むことでしょう。彼らを通して、神様はサタンが破壊した家庭を復帰することができるのです。神様を中心として復帰された家庭は、理想国家と理想世界建設のための基盤となるのです。 重大な女性の役割 親愛なる皆様。イエス様が救世主の到来について教えられた時、新郎の到来を待ち望む、新婦の例え話をされました。黙示録によれば、キリスト教は新婦の立場です。キリスト教を代表するアメリカも、また新婦国家と見ることができます。したがってアメリカは、新郎を再び探すことのできる世界的統一基盤をつくらなければなりません。女性が男性と対等な位置に立てる時代は、本然の男女、すなわちアダムとエバの位置が復帰されたことを意味しています。復帰歴史上の分岐点において、真の母としての女性が、世界的に真の父を迎えるための準備をしなければならないのです。 キリスト教が最初に新郎と出会うことに失敗し、神様の摂理は一九九二年まで四十年間、延長されざるを得ませんでした。その間、韓国、イギリス、アメリカ、フランス、日本、ドイツ、イタリアの七か国が再び一つになることを、夫と私は祈祷し努力してきました。一九九二年四月に、私の夫と私が「世界平和女性連合」を設立したのも、このためでした。 昨年、私は真の母として、この七か国をはじめ、ロシアやオセアニア諸国まで巡回しました。そして、これらの国々の女性を集合させ、「世界平和女性連合」の支部をつくりました。そうすることによって、第二次世界大戦以後の世界的なカイン国家と、アベル国家が一つになって真の母に侍り、再臨主に出会わねばならなかった基盤を、再び準備したのです。この基盤の上に、私の夫と私は今最初の真の父母として、世界的基盤の上に立つことができるのです。真の父母として、私たちは成約時代の到来を告げるのです。この歴史的転換時代に、個人的にはもちろんのこと、世界的にも心が体を神様の方に向くように導かなければなりません。このために、私は世界平和のための二つの組織を創設しました。 すなわち「世界平和宗教連合」は、心の時代を代表した機構として、神様の愛を中心としてすべての宗教が一つになることを目指す内的使命を遂行します。そして「世界平和女性連合」は、体の世界を代表した機構として、政治、経済、言論、学術、科学の各界の指導者たちが、健全な国家社会をつくる外的使命を担当するのです。 家庭的基台の完成 縦的に見れば、アダムとエバは四とおりの愛、つまり子女の愛、兄弟姉妹の愛、夫婦の愛、父母の愛を育むことによって、神様との直接の関係を持つようになっていました。したがって、アダムとエバは本来、神様の真の愛を中心として、心情的に完成した子女、完成した兄弟姉妹、完成した夫婦、そして完成した父母になり、四大心情圏を通過しなければなりませんでした。こうして完成した家庭をつくることができるのです。 完成したアダムとエバは、この家庭において、すべての基準になるのです。アダムとエバの子女たちは、その父母を目標として成長し、父母の立場で兄弟姉妹に対するようになります。やがて結婚して、父母に似た夫婦になります。そして結局は、その父母と同じ立場に立った時に父母の家庭と同じ、もう一つの完成した家庭をつくっていくようになるのです。 父母と子女が、兄弟と姉妹が、そして夫と妻が一つになり、壊そうとしても壊れることのない、真の一つの心情圏を完成した理想家庭を成すことで、初めて永遠の天国の基地が準備されるのです。神様を中心として、同じ先祖であるアダムとエバを基盤とした、すべての家庭は平等な価値を持つようになるのです。メシヤの理想の延長 紳士、淑女の皆様。今や成約時代を迎え、全世界の救いを成し遂げるためすべての家庭が、メシヤとしての使命を担う時が来ました。家庭を復帰した次には、地域、氏族、国家に出て行かなければなりません。このような家庭を「氏族的メシヤ」と言います。成約時代においては、母の役割が最も重要です。子供と夫を一つにし、その家庭を真の父母につなげなければなりません。 既に私たちは、何千という氏族的メシヤを全世界に送り出しています。間もなく本然の家庭理想が、世界中に成就することでしょう。このように、完成した家庭において、祖父母が神様を代身した王と女王の立場に立ちます。そして、父母が現代の全人類の王と女王の立場を代身し、子女たちが未来の後孫の王子と王女を代身します。この三世代が一つになることにより、過去の先祖と、現在の人類と、未来の後孫が一つに連結されるのです。 紳士、淑女の皆様。皆様に、「最初の真の家庭完成」を発表できますことは、偉大な恵みであります。私の夫と私、そして十三人の子女と、二十人の孫は、神様と人類に絶対的な献身をいたしております。 三世代が一つになることにより、家庭レベルにおいて、聖書でいう「生命の木」の中心根と、中心幹と、中心芽を造成しました。私たちの心からの願いは、皆様が私たちの理想国家、理想世界の実現のための歩みに参加され、象徴的に接ぎ木されることです。これが正に成約時代の始まりを証しするものです。世界が成約時代を迎え、私たちは神様と共に暮らすのです。そのために、私たちは心と体、父母と子女、夫と妻を一つにしなければなりません。そうして、神様の愛を中心とした理想家庭を築くことができるのです。そのような家庭により、腐敗した社会は消え去ることでしょう。神の子である確信を持つことで、酒や麻薬による誘惑の奴隷から解放されるのです。 さらに、夫婦間の愛の清さを知れば、不倫や乱交を拒絶する強い意志を持てることでしょう。最終的に、世界から戦争や人種差別、そして、飢饉をなくすため働くのです。その基台の上に、真なる幸福、自由、平和の世界が開けてくるのです。神様は正に生きておられます。人間に対する本然の理想は、絶対かつ不変です。私たちの宿命は、この理想を完成し、神様の心情を解放することです。 親愛なる皆様。「世界平和女性連合」は、そのために結成されました。実現に向けて共に働きましょう8全世界のクリスチャンと、すべての宗教人、そしてすべての人類が、同じ心でこの内容を理解して、共に摂理のみ旨に従って、皆様が神様の祝福の席に着かれることを、お願いいたします。神様の祝福が、皆様と皆様の家庭にありますように。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.30
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第19回神統一韓国平和フォーラム(2022.4.29)第19回神統一韓国平和フォーラム(2022.4.29)午前9(日本語訳はありません)ヒョジョン文化院文化ホールとtv.peacelink.live一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.28
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「救援摂理史の主流責任」1993年6月4日 一九九三年六月四日、アラスカにおいて、日本の幹部に日本語で語られた内容。 堕落した人間が救われていく道 救援摂理史の主流責任について、いつも考えなければなりません。堕落した人間が救われていくべき道があります。個人から家庭、氏族と八段階の道です。その主流の第一は長子権、第二は父母権、第三は王権、第四は皇族権です。このことをいつも考えなければなりません。 宗教は全て否定の道を行くようになっています。人類を救う道は元に帰る道であり、それが宗教です。カイン・アベルが完全に一つになって、ここに長子権が復帰されるのです。長子権が復帰されるには母が必要です。神様を中心としてこれが一つになって、父です。エバ、アダムそれから神様、これが復帰です。原則に従っていけば天国に入るはずであったのに、反対になってしまったので、逆に皆復帰していかなくてはならないのです。この基準が長子権です。いくらカインとアベルが一つになったとしても母がいなければなりません。エバを中心としてカイン・アベルが堕落してしまったので、復帰も母が必要です。第二次世界大戦がそうなっています。日本と連合国家、サタン側と神側、蕩減しながら反対に切替えさなければなりません。これが再臨主、真の父と一つになることによって父母権です。父と神様が一つになることによって王権です。長子権・父母権・王権です。神様を中心としているから、本来の王権です。 この道を、みんな何時も記憶しておかなければなりません。個人の生活やあらゆる方面において、堕落世界はこの条件の過程を通過しながら越えて行くのです。 あなたたち日本人の一人に信仰の基準が立ったとするならば、その前に日本全体がカインとなり、更に世界がカインの立場です。それが個人、家庭、氏族と八段階における長子権復帰の過程です。アダム家庭でカイン・アベルが逆になり、イエス様を中心として解決すべきであったカイン・アベル問題をイエス様は解決できませんでした。それゆえ、カイン・アベルを統一して、母親を中心に一つになって再臨主を迎えなければなりません。いくらその父母が一つになっても、神様が入って来なければならないのです。ここまでが長子権、父母権で、これからが王権です。 この道は救援摂理史の主流責任で、誰でも行かなければならないのです。これを越えて、元の世界、本来の系統だった王権を中心とする皇族圏で生活するようになるのです。真の父母を中心としての王権です。 王権をプラスとして、家庭をマイナスとして一つとなる、それが皇族権です。創造世界はそのようになっています。歴史はこのような発展の復帰路程、いつもこの公式を通過するのです。いくら摂理が難しいといっても、永遠を中心としてこの過程を通過しなければ、本来の霊界に入ることはできないのです。救援摂理史の主流責任、この責任はみんなの責任です。このことを今まで誰も知りませんでした。しかし、先生によって初めて明らかにされました。摂理史を誰も知らなかったのです。 サタンが家庭を破壊させようとする あらゆる宗教では、「先の者は後になり、後の者は先になる」と説き、逆説になっています。否定しなければなりません。すべて否定です。カイン・アベルからカインを否定しなければなりません。アベル自体も否定されます。父母も、この世の父母を中心として否定しなければなりません。サタンを中心として逆になっているものを、すべて否定しながら上がって行くのです。その基準は、結局は家庭が中心です。家庭で勝敗を決めなければなりません。サタンはそれを知っているので、終末の時代には、家庭が全面的に堕落していくのです。 神様は、堕落圏を収拾するためのメシヤの基台を、家庭を中心として作ろうとされるので、サタンは必ず、家庭を崩壊させようとするのです。三大王権というのは、祖父母、父母、子供ですが、それをみんな追い出してしまおうとするのです。子供もいらない、これが現代のアメリカのしている罪です。末恐ろしくなります。家庭崩壊です。家庭が崩壊すれば、神様の国が崩れるのです。 神様はその反対に家庭を収拾しなければならないのです。今、その最後の局面に立っています。だから、あなたたちの家庭が、世界全体を代表してサタンの崩壊現象をなしているアメリカで、それを乗り越え、収拾するかどうかが問題です。世界の全ての家庭とぶつかっても、あなたたちの家庭が何の影響も受けない場合には、理想的な家庭勝利圏が生まれるのです。家庭が全面的に一体となった場合には国家が動きます。サタンはよく知っています。その最後の日の標的を目標として、全ての環境を作ったのが今のアメリカです。はっきり原理を知って、我々はこの過程を通過しなければなりません。 長子権、それから父母権、それから王権、それから皇族権、これで全てです。王権を中心として全人類を皇族圏にするのです。皇族権において何を皇族化するのでしょうか。王権を作ったとしても、これは主流であって、堕落した環境そのもの、カイン圏をいかに収拾するかが問題です。皇族権としてこれを教えるのです。これがプラス、マイナスとなると神様がみんな入って来ます。これが一つになり大きくなって、もともとは堕落しなかった家庭においての皇族権をなしえた条件として天国に入るのです。それが公式であり、総まとめです。 今までの歴史はここへ入って来ました。長子権の問題が非常な問題になっています。今はこれがはっきり分かる、嫌でも行かなければならないということがはっきり分かります。日本なら日本にいるあなたたちは、いずれ日本という国を、カイン圏の国を凌駕して行かなければならないのです。それを日本で勝利したとするならば、次に日本は、世界というカイン圏を乗り越えて行かなければなりません。世界で勝利した場合には、天宙というカイン圏をいかに克服するか、霊界の地獄までそれを通過して、初めて神様に帰ることができるのです。 これは、総まとめの主流の責任として、骨子になっているのです。分かりましたか。永遠を中心とした、茫然としている公式的な過程を通過して、あなたたちも国に帰ってみた場合に、アダム家庭を中心として完成するのであって、霊界に行って完成するものではありません。 第一次的な問題は投入して忘れること 先生の責任としては、キリスト教と統一教会の関係において長子権を復帰することです。それが父母を中心として、だんだんに家庭問題を問題視するのです。それから家庭を中心として国という王権です。国がいくらあっても、王権があっても、皇族権がなければなりません。それは、世界と万民の前に、一つの主流を中心とした、王権を中心としての本家の伝統なのです。皇族権というのは、本家と相対的な家族を連結することであり、それによって、全てが一つになってくるのです。 なぜこのような公式的な道を行かなければならないかというと、創造がそのようになっているからです。救援摂理は復帰摂理、復帰摂理は再創造摂理、再創造の公式的な過程は何かというと、環境には環境を使って、必ずプラス・マイナスがあるのです。プラス・マイナスが神様と一つになる、それは何によってですか。真の愛によってです。カイン・アベルの問題です。真の愛でなければ行く道がありません。投入して忘れる、投入して忘れる。このような思想的根底的な内容を越えないとサタンの分別はできません。それは第二次的問題になります。第一次的な問題は投入して忘れることです。 基本的な思想を中心としてぶつかっていくのです。個人から繋がっています。あなたたちの体を中心としてカイン・アベルです。そこから始まります。みんなそうなっています。この共同的なカイン・アベルを復帰しなければなりません。心がアベルの立場に、体はカインの立場に立っているのに、いつも体が心を打っているのです。これを一つにさせないというと、親子において原理的母になることができません。これが一つにならないというと、親子の上がっていく道がないのです。だから父母は、神様の愛、本来の愛に一体となったそういう子供を願うのです。そうなれば、お母さんと一つになります。お母さんと一つになった場合にはお父さんと一つになります。 子供に問題があった場合には、その父母に頼ればいいのに、先ず兄弟が協力します。何かお父さんに願うのであれば、兄弟が一つになってお母さんを誘って、そしてお父さんを誘って、神様を誘って、それが復帰の路程なのです。 そのような観点でもって、あなたたちの生活環境が収拾されていきます。いつでもこれを忘れてはいけません。家庭に入って、家庭全体を中心として見た場合には、自分と家庭はカイン・アベルの問題に掛かっているのです。いかに家庭全体を復帰するか。反対したからといってどうするのですか。強制的に私がするわけにはいきません。三代、お祖父さんから父母から兄弟すべてを援助して、実地に実践して屈伏させて越える道を行かなければなりません。このような問題になっています。 一軒の家庭ばかりでなく、氏族全体が反対し、サタン圏の主流的反対にあうのです。これを復帰するには、氏族復帰を各人がしなければなりません。それは、霊界がどのような反対をするのか、この内容を知らなかった場合は抜け出る道はありません。だから、あなたたちが、今復帰完成時代において、いつも考えるべきことは、長子権を復帰したかということです。あなたたち、日本の責任者はアベル圏ですか。今までの日本の観点と違うのは、アベルが言った場合には絶対服従する、そうはいきません。絶対服従するカインの立場を通過しなければなりません。その先頭に立って、主人を失い、父母を失い、先生を失った神様の三大主体権に立った、その主体権の責任を身に付けることなのです。 アベルを中心として、アベル自体は親の代わり、主人の代わり、先生の代わりをします。今まで日本の指導者は間違っていました。アベルが言ったら絶対服従するのですか。絶対服従する内容は誰が提供するのですか。カインが提供するのではありません。そこに座って命令するようなアベルではいけません。血を流して万民のために犠牲になる道です。通過した後に、あのアベルの後をついて行くことによって、私は故郷に帰るのです。故郷でお母さんに会えるし、お父さんに会えるし、神様に会えるのです。父母がいる所は地上天国です。神様と父母を伴う永遠の本郷の地なのです。はっきりしています。 長子権のカイン・アベル圏は個人復帰です。体と心も、カイン・アベル長子権です。真の愛がなくてはなりません。投入して忘れるような基準がなければ、越える道は絶対ありません。自分の力を中心に男と女が勝手に家庭を作れば、これは完全に崩壊します。主体になった場合には、アベルの立場でもってそれを教えて示してあげるのです。これは同じ公式です。長子権は永遠に残ります。方便として通過できません。分かりましたか。堕落した人間は、救援摂理史の主流責任を逃れることができません。救援摂理史の主流責任という神様のこの公式路程を辿って、反対の方に遡っていくのです。 だから、長子権復帰、神様となんと遠いことでしょうか。長子権復帰するには、父母権と王権と皇族権を出し入れするのです。全てカイン・アベルです。万民共々に、その王権の主流圏に一体化させ、その主流全体を天国に連れて行くのが、神様の救援摂理史の主流思想なのです。それは単なる観念ではありません。 そこが、永遠のアベル圏です。地上でこれを解決するのです。永遠の世界に行ってからだと何千万年かかることでしょうか。地上で解決すべき切迫した立場にあるのです。分かりましたか。地上で解決すべきであって、霊界に行って解決するのではありません。地上でみんな偽りになってしまったのです。カイン・アベルが反対になり、父母もサタンを中心とするようになってしまいました。だからこのような基準にならないと、サタンはどこかに潜り込んでいます。逆に上がるのだから蕩減の道です。絶対蕩減の道を通過しない者は上がる道がありません。日本で任命されて責任者になった場合には、「命令する」、そうはいきません。伝統がありません。 愛と犠牲と奉仕により、初めて環境に認められる 神様は、お父様とお母様を中心として長子権復帰です。カインを中心として男・女です。本人の上から下まで、何の差し障りなしに通過すべき立場を経なければ、神様は地上・天上を往来できません。何かで塞がるのです。これは絶対無視できない公式過程と主流責任です。いずれ越えなければならないのです。これを分かった以上は、誰が責任か命令する必要がありません。神様と先生と共に、生涯かけてなしてきたのです。それが分かったとしても、分かったというその内容を通過することはできません。実施しなければなりません。 こう見た場合には、全世界をカイン圏として、アベル圏が追い掛けて行くのです。そうしないと蕩減の道は生まれて来ません。迫害の先端に立たなければ、自分の故郷に帰る道はありません。それを平定して、乗り越えて行くことによって、八段階を通過するのです。越えて行くことによって本来の故郷に帰る道があります。今までの堕落世界においては、宗教を通して行く道は、自分の故郷に帰るのではなくて、夫や妻や国を後にして、自分の父母や子供たちを後にして、外に出なければなりませんでした。公式的路程はみんなサタン圏です。 通過して、勝利して帰って、これが八段階です。歴史のこのようなサタン圏において、八段階の城壁を越えて、命を懸けてすべて倒してしまいました。そういうことを考えてみた場合に、第二次大戦後のこの歴史的時代というのは恐ろしい時代です。創世以来、誰も知らなかったけれども、このような終結点を中心として歴史的過程を通過する立場に立っていたのが、唯、神様と先生だけだったのです。しかし、もう通過してしまいました。 あなたたちには、まだ天法は立っていません。地獄の基準の八段階を越えていく、これが公式です。再臨の主の時代のこの問題を、地上において越えて行かなければならないのです。長子権復帰したのでアベルと言えるのです。それまでは、家庭を前にして自分を主張することはできませんでした。だから、命令することもできなかったのです。 下から、みんなに愛でもって犠牲になり、奉仕して、そうして初めて環境が「君は私より高い」と認めてくれます。このような背景をもって通過しなければならないために、摂理路程はこんなに長引いてしまいました。最後には、一日の生活圏内にこれをまとめて統一するのです。アダムの堕落というのは一日の生活圏内です。だから、瞬間に世界をひっくり返すことができます。家庭を中心として自分を貴重に思うのは、自分を確立して天宙があるからです。個人の解放、世界の解放、天宙解放は、自分の家庭を中心としてなされるのです。一番恐ろしいのは自分の家庭です。 このことが分かれば、大学に来た場合に、大学全体がカイン圏、会社に行っても全体がカイン圏、立つ所すべてがカイン圏であって自由行為ができません。行動や活動、運動というものは、授受作用によって相対圏を統一することです。授受作用ができないから孤独の道になるのです。どこに行っても、宗教圏おいて統一教会は、全宗教に対してアベル宗教です。宗教圏の中心として、いくら難しいといっても、神様を中心として先生はそれをなしています。「世界平和宗教連合」とか、「世界平和連合」など、なぜそのようなことをするのでしょうか。 そういう条件を作って教育して、川があっても橋を作ったのです。橋を作れば、それは全祝福家庭が乗り越えて行かなければなりません。誰がそれを作るか、誰も作ってくれません。自分が作らなければなりません。自分が再創造するのです。このような重要な自分の責任問題があります。この内容でもってみんな抜け出るのが、長子権復帰です。父母を中心として父母権、このことで再臨主は今まで戦ってきたのです。 家庭を中心とした統一祖国 子女を生み出すには母親が必要です。だから、聖霊という母を送ってくれました。母を中心として、子供も共でなければ父を迎えることができません。聖霊は、再臨の主を中心として女の神様であり、お母様です。再臨の主を迎えるのは、霊肉共の個人完成をなすためです。霊肉完成なしには神様を解放できません。神様は霊肉完成はできません。堕落により霊肉分離したのです。 神様が帰って来て初めて霊肉統一するのです。だから、神様抜きにはこういうことはできません。救世主をお父さん、真の聖霊をお母さん、これは皆霊的に準備されています。これを中心として、家庭において聖霊と一つになるのです。そうして一つになった場合には、家庭基準において、それはお母さんとお父さんと繋げるのです。家庭が一つに繋がっても、それだけでは何にもなりません。それは氏族的家庭、民族的家庭というように、世界、天宙を全て越えて家庭基盤理想が関わることによって意味があるのです。その核心としての家庭中心だから、自分の家庭が、本来アダム世界においては、王様の家庭として立つべき立場なのです。 個人家庭、氏族家庭、民族家庭、国家家庭、世界家庭、天宙家庭は、再臨主の王権と相対的に繋がります。それが皇族権です。ですから、今年の標題は何かというと、新しい家庭と何ですか。(「統一祖国です。」)統一祖国とは何でしょうか。新しい家庭を中心としてのものです。 自分の家庭はそもそも個人の家庭です。アダムの家庭が個人家庭であって、それが氏族を中心とする家庭、民族的家庭、国家的家庭、国を代表した王様の家庭となるのです。このアダム家庭が再臨の主の家庭で、全天宙すべての中心の家庭になり、モデルになります。それは、そもそもアダム家庭から始まるべきであったのです。 それができなくて、歴史はこのように長引いてしまいました。家庭基盤をずっと辿って来て、世界基盤において再臨主が来て、家庭基準に下ろすのです。天宙中心の再臨主の家庭、国家中心の家庭、氏族中心の家庭、家庭としての家庭、横的な立場においてこれらをなした場合には、どこに通じるでしょうか。この見地において、真の父母の新しい家庭と統一祖国です。統一祖国とは家庭を中心としています。これは天宙的な祖国になり、国家的な祖国、民族的な祖国になります。その中心は氏族的な家庭、家庭メシヤ、家庭真の父母です。 横的にこれを設定するのです。先生の家庭を中心として、天宙から逆に、国を越えて、民族を越えて、氏族を越えて家庭に入るのです。結局、家庭的メシヤ・家庭的真の父母です。それがアダムの家庭です。家庭的メシヤ・真の父母から、それがだんだん拡大することによってアダム家庭が中心になるのです。氏族的メシヤ・真の父母権、民族真の父母権です。 永遠の世界においては、アダム家庭が天の神様の位置に立っています。個人家庭、氏族家庭、民族家庭、そもそもそれは完成されたアダムの家庭の通過するべき道でありました。歴史的に戦ってきたのも、平面的にサタンから防備するためで、それには、家庭的理想圏を繋げないといけないのです。これはサタンと関係ありません。 だから自分が横的に立って、真の父母と関係をもって祝福された場合には、天宙まで横的に繋ぐようになります。再臨のメシヤ家庭が東に向いた場合には、自分たちは西の方で相対的な立場に立たなければなりません。再臨のメシヤが東に向いたから、自分も東を向く必要はありません。いつでも相対できるようにするのです。分かりましたか。 ですから、統一教会から見れば、全世界が先生のいる所を中心として、家庭全体がそれを標準として繋がらなければならないのです。全部の家庭が歩調を合わせて一つとなります。こういう観点から見た場合には、現在のあなたたちの生活は天国ですか、地獄ですか。(「地獄です。」)原則から逃れて来るのではなくて、永遠の管理が必要です。 天宙全てが完全に神様のものです。父母のいかなるものも、王様のいかなるものも捧げるものなのです。統一教会の全てのものはあなたたちに行きます。わたしの物、それは天宙を中心として私たちの物です。だから最高の道をいかに早く行かせるか、強制的にでも行かなければなりません。日本人の今までのアベル観と、いかに違うことでしょうか。 自分を主張する者であったら、お母様を越えることはできません。お母様の前に、賢い人は絶対的に慕っていきます。この道が残っています。神様の前ではカインが重要です。蕩減原則の道はまるっきり立っていません。このままでは日本の将来が非常に問題になります。 子供を生んで育てなければならない父母の立場、それが兄さんの立場です。それを知らないで、弟・妹からそれを搾取するとか、そういうことはできません。そういう関係を正さないと日本の将来はありません。すべてを失ってしまいます。いくらあなたたちが王宮に行っても、神様に帰らなければ、サタンが堂々と笑いながら、あなたたちを奪うのです。それを覚悟しなければなりません。 家庭を中心として天国に入る 統一教会で、最後に一番問題になるのは男女問題です。男女問題に引っ掛かるのです。統一教会の責任者がそうなったら、死刑どころではありません。鷲の餌になります。それをいい加減に、自分の考え通りにはできません。この問題に引っ掛かったら、神様といかに一つになろうとしても分裂します。あなたたちがいくら先生に誠実に侍ってきたとしても、「永遠に忘れません」と言っても、その基準に引っ掛かった場合には、永遠に狂ってしまいます。エデンの園でアダムとエバを追い出してしまったように、永遠の地獄に落ちてしまいます。神様は救う手がありません。自分が蕩減復帰しなければならないのです。 復帰するには、ただではできません。蕩減の業が必要です。この観念を絶対に忘れてはいけません。蕩減が大きければ大きいほど、自分の復帰の道が早くなります。先生は全世界に向かって、「早く全体で打ってこい! 三回以上打て!」という観念をもって対しました。そういう基準から見た場合に、あなたたちの現状がいかなる立場かはっきり分かるでしょう。カイン・アベル圏を越えていますか、越えていませんか。 これは公式なのです。救援摂理史の主流とは自分の責任です。神様の責任であり、それは父の責任であり、母の責任であり、カインの責任であり、アベルの責任であり、全体の責任です。それは共同して一つにならないといけません。そして、家庭に帰るのです。カイン・アベル問題は兄弟です。お母さんと父と神です。家庭圏を越えないと道がありません。 祝福家庭とは何でしょうか。世の中の家庭をカイン圏として、アベル圏に立つのです。そうであれば、祝福家庭はアベル家庭として、世界に向けて影響を与えて、祝福家庭に従うようにしなければなりません。あなたたちはそういうことを考えてみたことがないのです。祝福を受けた場合、そこから初めて基台が立つのです。それを自覚しないと自分自身が占領されているから帰ることができません。家庭というカイン圏を解放して、夫婦共々に徹底させないとできません。それは天宙的な鉄の扉だからです。 今から、自分の一族に、自分の国に、家庭を中心として影響を与えないと、サタンは、一族、家庭を中心として、国を中心として破壊攻勢をしてくるのです。現在、世界の一番の問題は家庭問題と国問題です。それは直ちにいきます。歴史は茫然としているようで、はっきりしています。自分の家庭は、この日本の全ての家庭を収拾し教えて、自分に従うようにして環境を収拾しなければなりません。その側近の者が氏族的メシヤなのです。家庭がみんなばらばらになって、氏族自体も定着していません。氏族的メシヤを中心として、早く祝福を受けるようにしないと、家庭的解放は絶対にできません。結婚をできなかったために、その待合室になっているのがパラダイスです。結婚をして、世界的な勝利基盤の上に立った家庭を中心として天国に入るようになるのです。サタン圏の氏族とか、国家とか世界は天国に入れません。霊界の地獄を消化した後に天国に入るのです。分かりましたか。 復帰路程の長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、これは話だけではありません。即時にあなたたちが直面します。長子権復帰しましたか。統一教会を中心として供え物です。父母権というものは家庭の問題です。サタンは拉致事件とか、ディプログラミングなど、兄さんの立場でもって、勝手に悪の力を引っ張り、その力を使ったのです。自分の家庭を中心として、死力を尽くしてサタンを解放しないと、それは主流全体が足を踏み入れることができません。そのために家族がいかに一体となるか。絶対に一体とならなければなりません。 国の端にあっても、その家庭とその場所に一つになることによって、家庭自体を早く越え、黒人と日本人と国際結婚しながら、黒人の社会を越えて、それは一つとならなければなりません。家庭救済の最短の主流責任は、国際結婚した主流として、人種を越えた結婚観において、この世と異なった立場で影響することができるかどうかということです。それは横的に繋ぐ道です。 将来は閣僚の子女や、王女・王子が国際結婚を願うようになるでしょう。アメリカにおいて、統一教会の結婚観に最高の者が関心を持ち、願うようになっています。アダム・エバが堕落して、サタンがすぐ立ちました。それで主流観がめちゃくちゃになりました。標準を示すべき家庭なのに、あのようになってしまったのです。世界で最後に残った標準がムーニーです。分かりましたか。今はみんな感動しています。 このように自由世界がめちゃくちゃになっています。だから、サタン世界に厳然として、氏族関係で、サタンと授受できないような関係を作っているのです。これは簡単な話ではありません。 長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、皇族権復帰、それは先生から聞いた話であって、あなたたちと何の関係があるのですか。関係ありますか、ありませんか。先生はなしています。なさないと、それは教えることができません。アダム完成をなさないで、それを分かった振りをすることができますか。できません。これは絶対的なものです。 だから、悪辣な、反対するサタンの所に行きなさい。涙ぐみながら彼等を愛して、横的な実体経験基盤を作り、いかに収拾するか。これは、毎日の生活の課題として天は要求するのです。重要な問題です。救援摂理史の主流責任、これを解決しなければ、結婚も国もいかなる成功も、全てが台無しになってしまいます。 これをはっきり知って、自分が本来どういう道を行くか、二人で相談した場合には自分自体に嘘をつけません。コンピューターに入れれば、押せばその通りに出て来ます。摂理の背後が押せばみんな見えるのです。 ここまで越えて行って、勝利して元の家庭に帰るのです。先生だってそうです。先生を中心として長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、皇族権復帰です。霊界に行っても、どこに行っても、自分の責任は蕩減復帰によって無難に通過する、天の国に入って行っても、天の国の法律を無難に通過する、天の国の宮中法律を通過する、その内容の骨子になるのが主流責任です。これを考え、このような道を遡るのは大変です。神様は、堕落した後の後孫を知った時、いかに痛哭したことでしょうか。今まで、すべてを投入して、再創造路程を歩んで来た主人がいたということを知らなければなりません。その前には何の弁明もありません。 自分のために自分一人祝福されたのですか。統一教会を守って来たのは自分のため、宗教観を持つのは自分のためですか。東西南北全てを収拾して中心点に入って行くには、サタン的な要件を皆消化して来るのだという決意がなければなりません。蕩減復帰です。分かりましたか。蕩減です。 だから、あなたたちは早く家族を収拾して、三か国以上に世界宣教師を早く送って、血を流し、汗を流さなければなりません。そうなっていますか。先生ははっきり教えます。真の父母としての天国の伝統の家庭として、それを果たして行かなければなりません。天国の国民として果たして行かなければなりません。それは伝統的な主流責任なのです。あなたたちは消えて行くかもしれませんが、この原則は消えていきません。不平を言えますか。先生は生涯不平を言ったことがありません。不平を言ってはいけません。 救援摂理史の主流責任、それは大変です。あなたたちは第二次大戦後の神様の摂理観を知っています。それは、連合国の勝利によって、キリスト教国六か国を中心として世界を統一することです。日本もドイツもソビエトも何もできません。先生を中心とした場合には、きれいに収拾できます。家庭を中心として国家編成して一つになるのです。すべて相談して、相対的になした場合には、サタンは干渉することができません。 模範を示さなければならない 先祖の道は後孫にとって恐ろしい道です。すべてアベルのせいです。日本の責任者たち、イエス様の先頭に立った兄さんの使命を行っていますか。アベル圏だから兄さんでしょう。上の幹部たちが下の弟たちを犠牲にするのですか。それは反対です。あなたたち考えてみなさい。今まで勝手なことをやって来ました。日本から、エバ国からこれを訂正しなければなりません。そうしないと将来大変なことになります。 日本で統一教会から離れた者が、サタンの戦略で入って来て、サタンも統一教会に入れさせて、引っ張って反対の基準を作るのです。これは怨讐の怨讐です。そうなれば、一家族、一族全体まで、後孫まで引っ掛かります。恐ろしいことです。売国者の後孫は、国、歴史が批判するのです。自分の先祖が引っ掛かり、自分の後孫が引っ掛かります。霊界に行ってみなさい。 統一教会に入って、三十年以上たった者、手を挙げてみなさい。恐ろしい立場です。兄さんの兄さん、父親の立場に立って、お祖父さんの立場に立って、その一家を治めるような伝統を示して、模範を示さなければならないのに、何ですか。こういう救済の道を辿ってここまで付いて来たのに、何ですか。 摂理観によって、神様の未来の摂理の勝利圏を求めて来て、自分の統治統制時代を迎え、統治は自分の目で感じる基盤になっているが、自分の功労のためにやっているのではありません。天の功労の歴史の全ての犠牲の代わりに、それを正して感謝しなければならないのに、不平とは何ですか。そういう意味で先生は徹底しています。その伝統を受け継がなければなりません。 救援摂理史の主流責任、主流責任です。主流思想は関係ありません。相対的でなく主体的です。やらなければなりません。主流責任でもって相対圏を創造しなければなりません。それは、神様の創造と同じです。血を流し、涙を流し、貧乏な生活の中で、親は子供を抱えて、夜昼休むことがないのです。周辺の神様の摂理を見た場合には、心身の痛みを隠すことができません。それが、この世の父母の立場、兄さん、姉さんの立場であると考えて、天的配慮の立場で見守って、今から百パーセントそうなるべきなのに何ですか。 国際結婚した家庭を、あなたたちは訪問したことがありますか。どのようにして天国をつくりますか。自分たちだけ便利な環境にいながら、日本に来ている外国の家庭がいかに不便かを知っていますか。二重三重の十字架を背負っているのです。それは将来、日本の祝福家庭全体が、日本で勝手に結婚をした者が、みんな恐れ尊敬するようになります。 自分を中心として今までやって来たことは、すべて先生は認めません。自分を中心としては希望がない、いくらもがいても発展する道がありません。この点から見て、自分の財産は自分の物ではありません、それは神様に献納しなければなりません。アダム・エバが、カイン・アベルを中心として、神様の愛を始めとして全体を泥棒したのです。それゆえ、真の愛を中心として、サタン的愛以上の基準を先立てて全てを捧げなければなりません。 それが原理なのに、統一教会の祝福家庭がいい家を持ちながら、今まで祝福を受けていない人たちに命令して、自分の家を残して食口たちの家を売るようなことがあったら、先生は放っておきません。祝福家庭がやるべきです。それは間違っていないので、神様も先生の方向に行くのです。先生の方向に、神様の見る方向にそれを正さなければなりません。 我々の宿命的責任 “私の長子権復帰” をなしましたか。先生は全世界に父母権を発表したのです。七年前に、世界的に反対した者が、「レバレンド・ムーンは地下に消えて行け」と、勝手なことを言って牢に引き入れました。しかし、七年後には反対に、真の父母と成約時代を宣布しました。自分で自分を打つようになるのであって、先生を打つことはできません。打たれた場合には先祖が蕩減する、そういう基準なので、そのように押し出されるのです。 きょうお母様は、シカゴでの講演会を無事に通過しました。先生は十二回で、もうそれ以外に講演会をしなくてもよいのです。イエス様を中心として、十二弟子を中心として、相対圏を祝福したことと同じです。カイン・アベル、お母さんとお父さんが、アメリカを中心として行ったり来たりする、だから真の親として発表しました。発表する以上は、その背後の責任分担を伴うのです。お母様も責任分担をなしているのです。 第二次大戦後に、七か国の勝利圏を失ってしまいました。エバ国が、新婦圏を再び収拾して探り合っているのです。そういうことがなければ、このような大会を宣布できません。でたらめに、思うがままになしていることではありません。きちんと計画があり、それを目的に全ての活動をするのです。あなたたちも同じで、これを目的に活動するのです。いかに辛いことがあっても、その日を見て死ななければなりません。その日を見ずしては死んではいけません。いかにして生き残るか。その日を迎えるためには、自分の子供を先に立たせることはできません。自分の妻を先に立たせて、先にするのです。分かりましたか。 神様が再創造の道を担当したのと同じように、投入して忘れる、涙を流して忘れていくのです。個人のために涙を流し、家庭のために涙を流し、ますます大きい痛みを耐えながら深い穴を掘りつつ、埋まっている神様を引き出さなければなりません。堕落というこんなに大変なことをなした、それを正した基準の条件を立てる祝福家庭とは、いかに貴いものでしょうか。ここで堕落する者は恐ろしいことです。そのうち先生はきれいに整理します。「原理原則を正せ」と言った場合にとんでもないことになります。堕落した家庭の、その後に生まれた者をどうするか。エデンの園の堕落以降に、アダム・エバを追い出した神様の心情というものは変わっていません。恐ろしいことです。フリーセックスやホモ主義者を考えてみなさい。動物でも、そんなことはしません。みんな地獄に落ちてしまいます。 愛の価値も何も知らない者よ! 愛を信じて行きなさい。破壊力を増します。この現状を先生はいっぺんに収拾して、南北統一して、周辺の三天使長が先生の話を聞くようになるでしょう。そのような責任を果たせない時ではありません。もう既に子孫が交差結婚しています。世界的に決戦の勝利基盤に立つのが交差結婚です。 日本の国は、宝石で着飾って、裸になって寝ている女性のようなものです。三人の天使長がみんな日本を狙っています。それを先生は守るのです。サタンが、日本の地に先生の手も足も入れさせません。見てみなさい。政府がだんだんと腐敗していきます。そういう人の家庭がみんな崩壊していくでしょう。 男が腹を持って堂々とやった場合には、倒れたら天運が救うのです。最後になってじりじり自分が反省する時は、めちゃくちゃになります。はっきりしています。これは、あなたたちがいずれ通過しなければならない宿題です。あなたたちの家庭、日本民族、日本の統一教会は共同作戦しています。 この道をいかに乗り越えていくか。それはエバ国家の使命です。周辺の天使長が見詰める場に、王権復帰、南北の統一を先頭に立ってやるのです。天使長だから家庭もなければ相対圏もありません。だから家庭無視のホモやレスビアンに向かい、相対的理想を見付け出せないのです。その代わりに何処に行くかと言うと、みんな最後は日本を狙うのです。アメリカのエイズからフリーセックスまで日本人を狙います。サタンは日本を狙います。今の世界的問題は日本と韓国です。カイン的アメリカより、もっと散り散りに堕落していくでしょう。いかに防御するか、深刻です。 分かりましたか。救援摂理史の主流責任です。主流思想でも、主流観でもありません。自分たち、私の責任です。自分はアベルの立場かカインの立場か、今こういう責任で考えることは何か、はっきりしなければなりません。 自分を中心として、統一教会の周辺の者を犠牲にして、自分は安楽な生活をする、これは悪魔です。先生はそんなことをしません。だから、このような緊急時に、お金を一文も先生のためには使いません。恐ろしいことです。それを使ったら毒薬を扱うようなものです。 国を犠牲にしても世界救済する、それが伝統的摂理路程の公式になっています。間違いありません。先生は韓国のために摂理しているのではありません。世界救済の標題を作るためにやっているのです。日本救済の標題を残さなければなりません。 日本が難しいと言ってできなければ、先生がそれをなして、あなたたちに提示してあげます。日本の国にこれを活用して、それを全体が協助して、日本の国をカイン圏として、祝福家庭が救済しなければならない宿命があります。運命は変更することができ、代わりを使うことができますが、宿命は代わりを使うことができません。父子関係、父女関係、それは宿命であって変えることはできません。親子の関係を切り返すことはできないのです。天と地、父子関係は宿命的です。 いかなる場合にも、血を流せば、それを蕩減返済しなければならない共同運命があります。神様もそうです。神様と子女と人類が、それを抜き出さなければなりません。抜き出せなければ救済する、そういう内容を教えているのですからはっきりしています。観念ではありません。再創造の路程をその如く行っているのです。これは長子権復帰、父母権復帰です。 神様の介入する王権、神様を引き入れないと王権は戻って来ません。その王権を中心として皇族圏を持つのです。王権は一つの家庭を中心として、周辺の千万の家庭がみんな相対圏になって皇族権です。これが一つになって天国に入ります。公式です。これは我々の宿命的責任です。堕落によって、アダム家庭を失ってしまいました。それはサタンによって占領され、基盤を失いました。蕩減復帰するのは宿命です。死んでまた死んでも、蘇ってまたやらなければなりません。その基準は大変なのです。 伝統を平等に立てる この問題を考えてみなさい。第二次大戦後先生は何も持っていなかったのですが、七年圏内にすべてを収拾しなければなりませんでした。キリスト教と先生がやった場合には七年もかかりませんでした。しかし、いっぺんに失いました。東に日が昇るのが、西に逆になってしまうのです。それを迎えた神様と先生の悲劇はどのようであったか、考えてみなさい。 神様と先生が四十年で、創世記からの聖書歴史六千年を復帰しなければならなかったのです。今から全てのことを収拾して行かなければならない、原理はその実践記録です。永遠に宝として、子々孫々に、親が読んだ本を提供しなければなりません。日本が吹き飛んでも、この伝統は日本に繋がなければなりません。世界のあらゆる先進国が吹き飛んでも、この伝統はその地に残さなければなりません。先進国でも後進国でも、どこでも伝統を平等に立てながら、その光は、上のものは下、下のものは上へと平均的な平等世界になって行くのです。 ですから、先進国家の膨大な消耗を節約して、それで後進国を救済しなければなりません。先生がテキサスに日本農園を作ったのは、アフリカ中の二千万人の飢えている者を救済するためです。 共産党のソビエトも北韓も、先頭に立って救ってあげます。いよいよ倒れてしまう国だから、先頭に立って救ってあげるのです。全世界の統一教会の指導者を犠牲にして、ソビエトを救う宣教をしています。万人同等の救済をする、その思いやりは間違いなく真の父母としての考えです。 歓迎している国は、国家が動き出します。お母様の大会は、韓国で十六万七千人以上集まったというから、北韓は、歴史にないような、二十万、三十万の女性の集会をやろうというのです。サタンは完全屈伏しました。アメリカ政府も、日本も中国もソビエトもできません。南北統一するのは、ただ先生のみです。 考えてみなさい。先生がいかに孤独な男か…。同情する者は一人もいません。サタン圏だから当然そうなのです。ただ神様だけが同情するのです。霊界自体も先生を知りません。こういうような実績自体が現れないと霊界で宣布しません。先生が「真の父母と成約時代」を宣布することによって、霊界に現れ、出てくるのです。 牢屋の部屋で、雨の降る晩に、誰かが杖を引いていって跡が付いた場合には、それはやがて大きな川となることを知っています。それが大きな主流の川となるのです。世界から見れば、何の考えも何も満たせないような立場で宣布します。宣戦を布告するごとに、それは将来大きな川となって行きます。だから全てのことを宣布しないといけません。 コディアックは重要な所です。昨年、宣教師も、アメリカの指導者もみんな、ここで重要な教育をしました。なぜかというと、ソビエトと中国、北米、南米、カナダを繋ぐその中間位置で、一番近いからです。ここを中心として、将来、世界的な交通の中心となることでしょう。みんな八時間以内に通じるのです。ロンドンもモスクワも日本も、ニューヨークもそうです。不思議な所です。 神様は魚を先に造りましたか、人間を先に造りましたか。(「魚を先に造りました。」)人間はめちゃくちゃになりましたが、魚は主人が来ないと誰も手を付けることができません。日本は鯨を取ろうとしますが、鯨はどんどん保護する方向にあり、問題になっています。そう見た場合には、創造した本然の所はアラスカしかありません。先生はその魚を、主人として愛しながら行くのです。それは復帰摂理において正当な考えです。海を愛し、魚を愛しなさい。先生は取ってきた魚を食べません。魚を食べるために取って来たのではなく、人類救済のためです。 ここへあなたたちを呼んで、天国の摂理の底辺に繋ぐのです。大きな発電所があって、送電線が切れた場合には、鉄パイプでも送電線の代わりになります。一時は使えます。それを教わるのです。 あななたちは氏族だけ治めればよい はっきりと教えます。救援摂理史の主流責任、中心的な責任です。流れの主流がないといけないのです。あなたたちの生涯の主流責任です。復帰摂理史の主流責任、神様が責任を持って、先生が責任を持って来てこれを果たしました。子女たる者は、その道を辿って行かなければなりません。これは、苦労と犠牲の道を涙ぐみつつやって来たのですが、あなたたちはそうではありません。氏族だけ治めればよいのです。分かりましたか。 自分の家族メシヤを作りなさい。イエス様を神様が送ったように、先生は地上の神様の立場で氏族的メシヤを送りました。それはイエス様を送ったことと同じです。イエス様の家庭はアダム家庭を復帰すればよいのです。分かりましたか。氏族は地上圏内にきちんとまとまっています。逃げることができません。十人いれば十人で、乱暴な権限を振るった場合には、その全てが、その弟たちに服従しなければならないのです。時代的にそのような天運に立っています。こう見た場合に、あなたたちは統一教会の教会長をするべきですか、氏族的メシヤをするべきですか。教会の責任者をするべきですか、氏族的メシヤの使命をするべきですか。(「氏族的メシヤです。」)氏族的メシヤをするべきです。 出エジプト時代において、エジプトのイスラエル民族は、その体制などには唾を吐き掛けました。国も何もあったものではありません。分かりましたか。教会を無視する使命、統一教会はそのような重大な計画で活動するのです。アダム・エバを復帰した時に新しい国を作って、新しい神様に侍る、解放の神様を迎えるのは先生の願いです。その神様は国で叫んでいます。分かりましたか。家庭を持って、親孝行する家庭を復帰して、その国に行って忠誠を尽くす家庭、それは、聖子の家庭です。その聖子の家庭を国に投入するのです。 先生の言うことは、方便で考えては出て来ません。動物の世界にも、先生の教えるところのペアシステムを認め、真の愛を認めることができます。どこに行ってもペアシステムです。犬もペア、猫もペア、蟻もペア、昆虫も虱もペア、今は細菌までもみんなペアになっていることがはっきりしています。こういう宇宙全ての内容でもって、公式的な原理を話しているのです。原理はどうすることもできません。それは一つ当てはめて、何百も当てはめて主体としてやるのです。そういう環境が、こういう原則によって作られているのだから、その環境内で、先生の教えと思想を消すことはできません。主体と客体間における代表的な発展の道は進化論とは異なるのです。 こういうような膨大な無限の真理も、風呂敷に包んだ場合、一つになります。これを風呂敷に包んで、きちんと一つに抱えて持って行くのです。複雑な摂理を、みんな一つに包んであげるのです。反対すれば、ぺちゃんこになります。これは誰の物ですか。私の物、私の家の物、日本の国の物です。個人完成・家庭完成・氏族完成です。分かりましたか。日本の伝統だけでは日本は滅びます。いくら威張っても駄目です。アメリカはサタン圏として消えていきます。しかし、この基準に立った文先生は、叩かれれば叩かれるほど、周辺で押せば押すほど有名になります。周辺が押されても、先生だけは世界最良の家庭ができているのです。先生を追う者は誰もいないでしょう。「私の言う通りに行け」と命令するのは間違いですか、正しいですか。姿勢を正して聞いてみなさい。本当の話、聖書の歴史はそうなっています。人類歴史はこういうような公式になっています。社会体制などはめちゃくちゃになっています。 先生の故に跳躍した日本 日本は神様の国の摂理どおりになって来ました。日本がこうなったのを先生はよく知っています。一九八七年、八八年から、「将軍」の映画からずっと上がって行きました。当時韓国は、十四年間で日本に次いで上がりました。先生の言った通りです。あんなめちゃくちゃになった国が、いかにしてあのようになったか、韓国人がやったのではありません。 今から韓国と日本を収拾する道を行かなければなりません。兄弟が組まなければアジアに生き残れません。交差結婚しなければなりません。第一、第二の新しいエバ・アダム統一国家を建設しようとする、それを反対する日本人は罰せられます。 イエス様の御言にもない、世界を蕩減復帰して、はっきりしたレールの軌道に、機関車を作り列車を作って、立派な一等席に乗せてあげたのに、それが分からないのです。国がはっきりしないとみんな奪われてしまいます。 はっきりしています。これを持って帰って死のうとすれば、みんな守られます。先生はこれを抱えて、生涯懸けて来ました。四十年前からこれをすべて知っていました。語れない、公表できない寂しさ、辛さを誰が分かりますか。メシヤが分かった途端に行動するのに相応しい環境にあってさえ、語れなかったのです。そのような道以上の忠勤、忠孝はありません。 他の所で献金を募るような考えをするのではありません。氏族を基台にしなさい。教会に止まって責任を果たすのが早いと思いますか、親戚圏を中心として行ってやるのが早いと思いますか。親戚圏です。 韓国の文氏圏はみんな文先生を総宗としています。文氏圏の大将格です。一遍に四十万復帰できます。帰ったらそういうことをします。そしてお母さんの側もすぐできます。韓国内の文家と韓家が交差結婚する、それは不孝になりません。 日本の食口がたくさん韓国に来ています。日本の立派な大学を卒業した者が苦学生のように、誰も歓迎しないことをやって、唾を吐き掛けられても、その家に祝福が来るように祈っているのです。祈る者は主人になります。 韓国人と結婚した場合に、日本国内には伝統的に嫌がる者がたくさんいます。回れ右するのです。回れ右したら尻尾が先頭になるでしょう。はっきりしています。長子権復帰、父母権復帰、それから王権、神様を解放してからでないと王権復帰はできません。皇族権復帰、皇族権がなければ天下を相続できません。はっきりしています。先生が長子権復帰を言ったにもかかわらず、「自分とは何の関係もない」と言う訳にはいきません。生死の境遇に立ちながらもなさなければなりません。はっきりしています。 地方を愛する者になりなさい。神様は親の立場なので、悲惨な姿の子供をもっと愛するのです。その国のエイズ屑からフリーセックス屑を集めるのです。青少年が皆、アダム・エバが堕落したと同じような結実体となっています。誰が責任を持つか、親も責任を持てません。国も持てません。 先生の年齢はもう八十に近いのです。七年間で整理しなければなりません。その責任をどうするか急いでいるのです。日本のために、あなたたちが責任を果たす以外に希望はありません。先生はアンテナをたくさん持っている者、自分の行くべき道を知っている者です。でたらめな男ではありません。責任を果たしながら、先生に直結して因縁を持って、新しい時代と共に神様の国に、闘いの出征をするのです。 男として女として、歴史の希望の的として、華々しく覚悟して立つのです。相続する全ては万民のために、そのように最後を地上で終えて行く者は天運に立つのです。堂々と天宙と共に行く、神様がいたと涙ぐむ、感激しえる生涯を、その基準の下に果たして行くのです。宿命によって望む立場で荒野に着いたならば、もう遠くありません。先生は高い欲望がないから、文先生を王様に推戴しようとする者が出てくるかもしれません。しかし、先生はそれは願いません。 日本はどうなりますか。太平洋戦争によって、太平洋に潜り込んで消えて行く運命の日本が、西洋文化の頂上に立って、神様の国に跳躍・飛躍して行くという、このような素晴らしい国民圏を持つようになったというのは、先生の故であることを忘れてはいけません。 今の復帰を自分を中心として誇ってはいけません。このままでは日本は滅亡します。はっきりしています。その通りに間違いなく行きたい者、手を挙げてみなさい。(「はい!」)手を挙げるのは素晴らしく、感嘆するんだけれど、今から本当に行動が素晴らしいかどうか、責任を持ちますか。(「はい!」)先生の身代りとして、堂々たる善の主体性を持って、正しい道を行って欲しい、それが先生の願いです。 完全な安全圏に立つ二世 一番緊急なことは、親の住んでいる故郷です。時が遅れた場合には、その部落を中心として、サタンが侵入してしまいます。サタンの三世が、再び旗を差し込むのです。そうすると、あなたたちが蕩減を払わなければなりません。祝福家庭がそれを蕩減するのです。恐ろしいことです。あなたたちの二世が引っ掛かってしまいます。故郷に帰ってみんな蕩減復帰して、氏族を復帰した場合には王子のようになります。分かりましたか。 自分の氏族に、天来の王様の伝統的子孫を築いて、真の父母になって、氏族を収拾して一体になれば、堕落しようとしてもできません。完全な安全圏に二世が立つのです。先生みたいになりたければそれをしなさい。したくなければしなくてよいです。祝福してこれ以上の基準がないことを忠告します。 あなたたちはそう思うでしょう。先生の子供がどこに行っても、みんなが尊敬して侍るようになったら、悪いことはできません。同じことです。天の伝統的子孫を立てるのです。王権を伝授しえる基盤は、自分の後孫の二世、三世からです。それ以上何もありません。 氏族的メシヤをしながら、でたらめに生きる者はサタンです。どこに帰りますか。(「故郷です。」)みんな統一教会の責任者は、故郷に帰りたくない、自分の働いた場所、今まで泳いだ所が一番良いというのですか。渡り鳥は、時が来た場合には発たなくてはなりません。 先生の話ははっきりしています。長子権、父母権、神様解放、王権、王権ができたら周辺のカイン圏を収拾して、神様を中心として皇族圏と認めて、反対した者はみんな許してあげます。誰よりも忠誠を尽くしなさい。そうすれば、反対した後孫が、反対しない後孫よりもっと忠誠を尽くすようになります。それで平均的にして越えて行くのが神様の大きな愛の形なのです。先生も同じです。 はっきりしています。これを銘記して一族のために祈りなさい。一族に対して侍ること以外にありません。自分のお祖父さんに対して、父母に対して、兄弟に対して、叔母さんに対して、親戚に対して、メシヤから祝福を受けたアベルの立場で、それをすべて伝授しながら、犠牲になりながら、たったの七年です。その一族を率いて国に帰るのです。 自分の一族を中心として日本を救った伝統を中心として、世界の主流としながら、神様の国を建設しながら、本郷の地に帰るのです。国を越えて本郷の地に帰るのです。はっきりしています。一氏族を中心として一民族、一国家、一世界、一天宙、それはアダムとエバから、アダム氏族から、アダム民族から、アダム国家から、アダム世界になっていくのです。間違いありません。氏族を復帰した百六十圏を一体として組織していった場合には、入籍問題があります。 家庭基準、国家基準の世界、天宙、先生の命令によって皇族権復帰、蘇生・長成・完成です。これは三段階の旧約時代、新約時代、成約時代です。この国が真の父母様と成約時代を最終的に発表します。それは公式的になっています。一番近い道は統一教会の基盤ではありません。氏族的メシヤの基盤です。氏族的メシヤは、家庭メシヤが侍ってくれないと死んでしまいます。統一教会は家庭メシヤとしては関係ありません。血統的に何の因縁もない、血統転換しないといけないのです。今からどこに帰りますか。(「故郷です。」)アダムとエバが堕落して故郷を失ってしまいました。再び築いてはんだ付けするのです。自分の一族を中心としてカイン・アベルです。 超教派的祝福 イエス様はアダム家庭を救済するのに失敗してしまいました。二千年の恨みを解放するために復活したアダム家庭を中心として、イエス様の家庭を中心として、アダム救済圏を横的に復帰するのです。そこに行って、一族を率いて出発するのです。一族が中心となって固まった場合には、一国家、周辺の主流民族がみんな付いて来るのです。 日本の主流民族として日本救済、日本救済した場合には、世界の主流国家として立ちます。それが、国民として家庭を愛し、父母を愛し、妻を愛し、兄弟を愛し、家庭を中心として一族を愛し、一国を愛して行く忠誠の道なのです。それを失ってしまいました。再びそれを父母に帰して、カイン・アベルです。はっきりしています。 それを越えて、アダム家庭の先祖として受け入れられるのです。それは、モーセが六十万一族を率いて行った以上の世界になっています。坂ではなく、これは平面で、さっさっと行く家庭に反対する者はありません。家庭から先生の所に平均に通じるのに阻む者は誰もいません。今までたくさんの個人的家庭がありました。サタンが作ったのです。みんな砕いてここに集めます。これは統一祖国です。アダム家庭が統一される祖国、アダム氏族が統一される祖国、氏族祖国、アダム民族の国家祖国、それは世界祖国に繋ぐのです。そういう意味です。それが、「新しい家庭と統一祖国」です。中心の中心として国が立つのです。どこでも東西南北三百六十度通じる道がそこにあって、中心を中心として三百六十度回るのであって、世界平等な統一の世界に繋ぐのです。 統一教会ではそれはできません。教会は訓練所です。家庭教会から氏族教会です。分かりましたか。全面的に、全国的に平準化を果たすのです。統班撃破を韓国でしているでしょう。八十パーセント以上の国民は先生の方に固まっています。もう戦争は終わりました。あなたたち日本の教会長は何年で人事異動になりますか。氏族長になった場合には人事異動はありません。永遠の教会長になります。 先生はみんな率いて、永遠の関係の家族に帰る、国に帰るのです。南北統一を一瞬にするのです。それからイスラエル圏とアラブ圏、イエス様の親近関係を解放します。復活した再臨のメシヤはイエス様の体まで収拾するのです。 今後、祝福は統一教会に限りません。この次からは、宗教団体をカイン・アベルとして合併する、そういう構想を持っています。インドに行って宗教議会で堂々と発表しなさいと言いました。文先生は全世界の平和のために、家庭平均化から進めます。それは貧乏も貴族もあったものではありません。平均的にみんな組み合わせて、平等教団基盤を持つのです。みんな国を越えて行います。あなたたちは、文先生がこのようにしているのに歩調を合わせて、世界的宗教統一です。国境を越えて結婚するのと同じように、国境を越えて宗教の教団を組み合わせるのです。 みんなは「統一教会のメンバーと結婚できればいいんだけれど、キリスト教のメンバーとは絶対しません」と言うでしょう。みんなが統一教会、アジア人と結婚したいと言うでしょう。皆さんと同じです。統一教会のメンバーがたくさんいたら、「文先生がするのだから、我々も関心があります」と言うでしょう。 日本には宗教がたくさんあります。だから世界聖書、一つのバイブルを作るのです。クリスチャンを中心として教育します。だんだんそうなって来ます。みんな訪ねて来るでしょう。そうすると、超教派的祝福問題にならなければ地上界の整理はできません。その前に、あなたたちの氏族結婚を早く終えなければなりません。世界がそうなった場合に、宗教家として先生がやっていることが分かります。 祝福の最後に残る者は、世界の大統領よりももっと尊敬されるでしょう。それはびっこでも、文盲でもきちがいでもいい。最後に残る者は、伝統的に全世界を訪問して、ご褒美を差し上げましょう。宗教を越えて祝福します。神様の苦労を知るために、宗教世界は先生を中心に固まっています。それは教祖とか、その宗教の指導者とか大変なことです。外交問題になります。 宗教が一つとなった場合は世界が救われます。大きな峠を越えつつあります。その前に、自分の一族の祝福を三年以内にしなければなりません。真剣です。三年以内にそういうことが起こります。三年以内に自分の一族を収拾する自信がある者は手を挙げてみなさい。(「はい!」)本当ですか。できなければ讒訴されます。 先生はみんな教えました これ以上教育する必要はありません。みんな先生は教えました。王権を復帰したアダム家庭は、四大心情圏と三大王権、みんな知っています。愛を中心として子女完成、兄弟完成、夫婦完成、父母完成です。それは子女の結実として、兄弟の結実として、夫婦の結実として、父母の結実として、万民を越えて入って行きます。それは理想郷になるのです。 先生は蕩減条件を完全になしました。ソビエトに対しても、アメリカに対しても、日本に対しても果たしました。先生は死んではいません。目前にして、モーセは八十歳で死んでしまいました。イエス様も死んでしまいました。そうはいきません。 先生の名前は有名になっていきます。こういうことをして万民の解放をするのです。それは罪の後孫として、みんな、祝福を平等に分配するために、親心を持った天の神様、真の父母様を通過するのです。その伝統を後孫まで、それは迫害なく相続しなければなりません。これは天的使命と共に、生涯の使命として、氏族の使命、国家の使命として果たして、霊界に行かなければなりません。分かりましたか。 それをやりましょうか、そのまま止めておきましょうか。(「やります。」)六か月以内になした場合には、日本の色々な問題は解決します。あなたたちは本気で六か月以内にみんな収拾しますか。父母三代を前にして、親近関係の一族百二十四名です。自分のお父さんから見て四代圏です。三代圏でいい、七十二人です。ヤコブの一族七十二名を中心としてエジプトに行ったでしょう。それはカレブを先頭として、六十万を組織して代表して帰って来ました。そのように決めました。 先生の言うことに不平を言っては駄目です。一族を中和して忠誠を尽くす、そのようにやれる腹を持った者は手を挙げてみなさい。(「はい。」)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.27
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「我の生涯」一九九三年四月二十一日ベルベディアで・ニューヨーク(ニュージャージー地区の日本人対象の修練会にて) 神と自分との関係 自分の生涯というものは、重要なものです。「私」といえば、個人をいいます。私の生涯、女だったら女、男だったら男、父母といってもお父さんとお母さんが、みんな別れています。兄弟もみな別れています。子女もみな別れています。それをいかに統一するかということ、それは簡単なことではありません。 統一教会のメンバーは「我々は統一教会のメンバー」と考えますが、「我々」という前に「自分」というものがあるのです。「私」を中心としての統一教会、「私の生涯」を懸けた統一教会。そういう個人的な生活のすべてにおいて、統一教会の理念を中心として、「自分」というものといかに相対関係をつくるか、それは重要なものだというのです。 いかに決死的態度でもって対処してきたかというのです。各自がそれをはっきり分別しないというと、なすすべてがぼけてしまいます。はっきりした自分の決定権を中心として、少年時代から青年時代、壮年時代、老年時代、生涯をこういうふうに懸けていくというようなプログラムのもとで、自分というものを正して、後ろからだれかが追ってその方向に進むことができるような、そういう行程、路程をもたなければならないのです。 生涯の道はそう簡単ではありません。いろいろな問題が起こってくるのです。自分が考えたより以上の問題、自分一人では耐え切れない、あらゆることが、生涯の前にはぶつかってくるのです。その時どうなるのですか。それに対処して勝利し得る覚悟、はっきりとした自分というものをもっていないと、くたびれてしまうのです。 こう考えてみた場合に、ここにいるメンバーはみんな日本人です。その日本人というものは、歴史性をもっていて、否定することができないのです。日本なりの伝統をもっているのです。文化、背景、習慣性をもった生活基盤を、確固として維持しようとしているのです。それは自分ばかりではなく、周辺全体、国全体が、現在だけでなく未来までも、それを拡張しようとするのです。 その中において、いったい統一教会とは何なのでしょうか。このような現代の、いろいろ混迷する社会状況から抜け出し、統一教会の信仰をもつようになり、統一理念の道を自分が決断して立つようになった。これは簡単なことではありません。きみたちは小学校、中学、高校、大学、その間には、自分の人生を検討しながら、「将来自分なりに、日本を中心としていく」という覚悟をみんなもっていたでしょう。だれもが考えてきたのです。しかし、統一教会に入り、それを超越してしまったのです。それ自体が偉大なことです。 このような若者たちが日本の地において、伝統的習慣性、背景を乗り越え、自分一身を投入し、その統一の方向に「自分を犠牲にしてもいい」と覚悟をしたということは、これは歴史的覚悟だというのです。日本的ではありません。世界的、世界を懸けた歴史的覚悟だったのです。その道に立ったということは、歴史的決定のもとで、あらゆる分野を超越し、絶対的位置によって決めたことなのです。 先生は韓国人です。日本と韓国は怨讐です。それゆえ、永遠に会う道がないような、そういう環境に立ったのが日本と韓国なのです。 日本という国は、アジアにおいて非情な侵略国家として認識されています。一方、世界からは注目されているのです。それなのに日本は自分なりに、経済的に豊かな基盤をもったといって、誇ってしまっているのです。あるいは、現代的科学技術・先端技術において先立っていると誇っています。経済問題なら経済問題、先端科学技術なら先端科学技術、それらを日本列島の基地にとどめるという目的のためにやっているとしたら、大間違いです。歴史を通した国家的観点から見た場合、日本は特別な使命があるから、そういうふうになっているというのです。それを知る者はいません。それを知っているのは統一教会の者だけです。 日本はエバ国家です。そんなエバをだれがつくったのですか。だれが決めたのですか。だれも考えていない所をエバ国家と決めたのです。そのエバという観念は簡単なものではありません。 復帰は公式的になされるのです。個人においても公式、家庭においても公式、その公式通りに行われている天の摂理において生まれたという観をきみたちは知っています。ですから、日本を乗り越え、アジアを乗り越え、世界へだれが早く行き、その基地をつくるかというのです。それは召命された者たちです。召命された立場から決定したのです。今あなたたちが座っている所はどこですか。日本ではありません。アメリカです。 アメリカといえば、第二次世界大戦の時は敵国です。米英撃滅! あなたたちは知らないでしょう。先生はよく知っています。中学、高校、大学の先生から、みんな米英撃滅! 一心不乱に国民総動員して、その目的を可能ならしめるよう努力したのですが、結局、日本は負けてしまったのです。その日本自体が四十年後には、世界的トップの経済圏に来たというのです。神様がいるとするならば、神様の援助なくして、ここまで来るはずはありません。もしも、神様がいたとするならば、なぜ援助しなければならなかったのでしょうか。それは、エバ国家の使命があるからです。分かりましたか。(「はい」)。まず、これをはっきり知らなければなりません。 この問題は神をはっきり知る、神と自分との関係の問題です。男女の関係、家庭の関係をいかに定着して、「神を中心とする観を切り離すことができない」という絶対的重大圏を、自分たちが公認しながら生涯を越えていくという内容です。それが重要だというのです!。 走り回った後に何を残すか 今は何かというと、自分が問題です。自分を中心としての家庭。アメリカ人と結婚したとするならば、結婚して連れられて、引っ張られていくための結婚ではありません。革命のためです。 先生はアメリカで、二十四年間苦労してきました。あらゆる迫害を受けてきました。それは普通のことではありません。日本国家を懸けたその使命のために、そんなことをしたのではありません。アメリカだけの使命を懸けて、そんなことをしたのではありません。現世の民主主義政体を正そうとして、そんなことをしたのではありません。これは、根本的な問題、人類の問題、世界の問題なのです。全人類の希望する最後の解決として、これをだれでも考えなければならないのです。だれでも、いかなる家庭でも考えるし、氏族、民族、国家、全人類すべてが解決しなければならない重要な問題なのです。そう思いませんか。 何のためにアメリカに来たのですか。ニューヨークの都市を見たいから?ワシントンの都市を見たいから?来た目的は何ですか。エバ国家は、カイン・アベルを包容して養育しなければなりません。養育とは、内的精神的養育と物理的養育の両面に責任をもつことです。それで、今まできみたちを中心として、日本を中心として、アメリカを支援してきたのです。それを中間で中断すればいいですか。これを延長して、継続的に世界の果てまでつなげるのがいいですか。「早く中断してくれればいい」と、日本の統一教会の食口は、今そう考えています。「日本も困っているのに、アメリカとか世界とか援助して何になります」と、そう言う者がいます。そういう者はみんな消えていくのです。 いかに難しくても、召命されたその初めの思想、初めの決定を携え、国を超えて、歴史を越えて、世界にまで及び余りあるような起点まで行くというのが、統一勇士として願うべき道なのです。中間で止まったとするならば、これは、とんでもないことです。蹴飛ばしてでも、その者は、放すようにしなければならなりません。 それはまさしく、イスラエル民族の荒野四十年間と全く同じです。モーセを中心として率いられる六十万のイスラエル民族の運命は、だれにかかっていたのでしょうか。各人にかかっていたのではありません。神とモーセとイスラエル民族、これは三者一体です。三者一体となる各自、親は親なりに、お父さんはお父さんなりに、お母さんはお母さんなりに一つになるのです。共々に一つになり、その一つになった人が夫婦になるのです。お父さんとお母さんが」つにならなければならないのです。まずは、個人が問題です。私というものがモーセと一つになるのです。神が願うのは、神とモーセと六十万人全部が、個人的に一つになるのを願うのです。そう願うのです。そうではないですか。 きみたちの良心と肉身は二重性をもっているのです。自分たちを中心としています。これは、ある時は反対し、嫌がるのです。すなわち、それはずっとさまよい、ぶつかり合うのです。それを個人で自然に統一し、理想郷に進んでいくという論理を生み出すことはできません。歴史を通して、今までその戦争をやめさせたことはないのです。教育しようとしたことがないのです。 心身一体圏を中心として、神と一つになる。モーセと一つになる。それは、そう簡単なことではありません。だから、イスラエル民族六十万人の先輩はみんな、荒野で鷲のえさになってしまいました。出発する時に、希望と勇気をもっていたとしても、その姿勢が薄らいできた場合には、その民族は方向を見いだせず、死んで消えていくのです。それが無情な歴史の発展の姿であり、無情なる戦争の勝敗なのです。敗北者は、だれも支持しません。認める原則があるのです。その原則に一致しない者は、みんな敗北者の圏内に追われていくのです。サタンと神がそのように対処しながら、分別して、分け合っていくのです。そのことをきみたちは分からないのです。歴史の背後はそのようになっているというのです。分かりましたか。(「はい」)。 自分が問題です。自分のものを解決しない者が、相対的な関係を解決しよう、家庭全体を解決しよう、国全体を解決しようとしたとしても、それはみんなうそです。偽りです。なぜかというと、心身一体は絶対圏で一つになるのです。地上圏ではありません。頭頂でもって、雷がその稲光りを出すには、絶頂点、最高の先端でぶつかるのです。 そう見た場合に、心身一体圏を中心として、本当に神の御旨のために活動した日にちが、何日、何時間あるかというのです。冷静に批判、検討しなければなりません。きみたち、死刑囚が死刑場に出るのは、自分の一生の問題です。この肉身がつながる一生の問題です。我々の願うものは、一生の問題ではなく、永遠の問題です。永遠の生涯に向けての決定です。自分が何百回生まれ変わっても、その問題を解決しない以上は、自分においての解放は絶対にないというのです。それから、周辺の助けによって、波によって、それが解決すると思ってはいけません。それは間違っています。蕩減復帰は個人です! 分かりましたか。(「はい」)。召命も個人です! 家庭ではありません。 そうすると、天から召命されて、この統一教会が世界的基盤になったとするなら、統一教会圏に立つ自分の召命の基盤というのは、いったいどこですか。きみ、アメリカ人なの、日本人なの?(「日本人です」)。アメリカ人と結婚した場合には、アメリカ人ではないですか。アメリカ人となる前に、日本人としての権威を正さないといけません。 日本の女と日本の男は、アメリカという異国の地で召命圏を全うしなければならないのです。何かを残すためです。きみ、ずっと走り回った後に何を残すのですか! 問題はそこです。ずっと振り返ってみて何もなかったら、周辺のあなたたちの友達から、「あの女の子、あの男の子は、アメリカに行って結婚したんだけど、アメリカに何を残したか」と言われるでしょう。 世界的運動として統一教会が主流的な立場に立った時に、きみたちを呼んで、「アメリカヘ行って結婚し、何を残したか、個人の証を聞いてみよう」となった場合、十年、二十年と、数える年が恥ずかしいのです。一年、二年という日にちが恥ずかしいのです。春夏秋冬、時間が恥ずかしいのです。全部がきみたちを讒訴するのです。分から、時間から、日から、季節から、年から、生涯を懸けてすべてが讒訴するのです。きみたちの行く所には解放はありません。 まあ何とかなる、そうはいきません。勉強しないと落第します。博士になるためには、内外共の実績をもたななければなりません。博士にならなければならないのに、子守をやっています。何だ! 大学を卒業し、博士になり教授をしている者が、子守をするのですか。こういう悲惨さは何ですか。そうした場合には、博士号をもらうことはできません。そのペースに入った場合には嫌でもどうでも、そのことに一致した答えを出さなければ、自分が立つ場がありません。 そのような深刻な運命を懸けて、一日一日を、生活しているということを忘れてはなりません。だから、生涯は一生を懸け、生活は一日を懸けるのです。一生を懸け、一生に向けて一日自体が、一生を歓迎する一日とならなければ、その一生と関係をもつことはできません。それは深刻です。 統一教会の伝統 蕩減復帰には、三大要目があります。一つは、神に呼ばれ、指名され、召された「人」。それから、「条件物」。それから、「期間」という問題です。「条件物」と「人」は、いつでもどこでも補充できますが、「時間」はできません。 先生にとって四十年という悲惨な生涯……。きみたちも「統一教会に入って苦労させられた」とか何とか、言うかもしれません。しかし、統一教会を率いている先生がもっとそれ以上に、神様によって奴隷の王としての扱いを受けているのです。歴史にない自分の最も愛すべき子供を、奴隷の王のように扱っているのです。それを弁解された神様を見たことがありません。まだ果たすべき使命があります。行かなければならないのです。万民がたたえる後について、神様はその栄光を賛美したいのです。それが貴いのです。一歩進んだことで拍手し、「おお、万歳」と言うのは、神の願いではないのです。決定的に、最後までこれを解決して、万民共々が先生を見て、手を挙げて万歳し、生涯懸けて、何千代を懸けて、後孫まで万歳し得るような栄光と、それをたたえる基準が立たなければ……。「真の父」という者を立てることは難しいのです。それが神様の立場なのです。 そういう訓練を受け、そのように扱われた統一教会の伝統を、そのまま引き継いで、自分に適用しようというそういう者は、いったいどこにいるのですか! 一人もいません! お母様でも知りません。お母様も先生がいるから、後ろについてくるのです。だから、問題は「自分」です。真剣なものです。 先生の生涯は、どういうものでしょうか。自分のすべてを投入し、ギャンブルをやるように、すべてを懸けて一度に勝敗を決める。その決断というものは、天下すべてを懸けるのです。先生の生涯は、このギャンブルのカードと同じです。 神様はいつも重労働させます。蕩減復帰は、ジョーカーにならなければ越えることができません。そういう蕩減をきみたちは、将来、どうしても越えなければならないのです。地上で越えなければ、永遠を懸けて、無限の世界に行ってなすのです。それが直ちに、自分の目前に競って来るのです。その時、弁明はできません。弁明できるのなら、先生はここまで苦労しません。みんな引っかかることを知っているから、万民の代わりに先頭に立って開拓するのが、真の父母なのです。アダム・エバが真の父母になれなかった、その全体の責任を地上において蕩減復帰しなければならないのです。そこに弁明はありません。 平和でない万民の境地を見ながら、争いの歴史過程を通過しながら、現世、未来における安泰の世界の方向において、真っ黒な雲が襲い迫る、そういう環境に責任をもって解決していかなければならないのです。それは、個人の立場ではありません。日本の国とか、そういう問題ではありません。分かりましたか。アジアの問題、六大州の問題ではありません。それ以後、何百年、何千、何万年の後のことも解決するのです。天から、地から、サタンから見て、「これしかない」と承認させる基盤をつくらなければ、この地上に平和の郷、万国幸福の基地は生まれてきません。 そういうような天宙の運命のモットーたる起点と、日々の生涯と離れたなら、何の関係もありません。その基準をいつも目標として、生涯懸けた目標として、きみたちが心身一体をなしたとするならば、霊的五感と肉的五感のすべてがその起点といつまでもつながり、そこを中心として回るのです。それを離した場合、とてつもない所に飛ばされてしまいます。そういう自分の決定的な定着基準、新体験というものをもっていないではないですか! 率直に言えば、みんなでたらめです。神から見ると、希望も何もありません!。 アメリカを生かす この修練会に毎日出席していない者がいるでしょう。毎日出た者、手を挙げなさい。 先生がこの修練会をなぜ行っているのでしょうか。きみたちは日本をよく知りません。天の御旨の方向と相対的基準のない所から、それを引っ張ってくる先生の苦しみは、だれも知りません。一度決めた場合、それをなして越えていかなければなりません。エバ国と決めた以上は、アジア基準に上げてやらなければなりません。 エバになるには、カイン・アベル問題を解決しなければなりません。日木が、世界の問題、カイン・アベル問題、統一の問題を考えますか。アダム国家のことを考えますか。考えません。日本の知識者たち、言論界はもちろんみんな、日本をエバ国家として、韓国をアダム国家として立たせるという、そんな宗教は、売国の群れであると考えるのです。いろいろ迫害したのを知っています。 エバは、たくさん必要なのではありません。エバは一人です。神の御旨に一致した、創造理想に一致したエバとなり、真の愛を中心として夫婦になり、子供を産む、そのような家庭が一家庭あれば十分なのです。本当は、たくさんの家庭は必要ではないのです。もともとその種たる要素全般において、欠けた内容をもった場合には、その種は完成された種ではありません。病気にかかった種です。いつかその木は成長しても、天から受けた年数、基準に立つことなく、中間で死んでしまうのです。 そう見た場合には、日本に、本当にエバの使命をもった女性が何人いるのですか。男性が何人いるのですか。エバ国になるには、必ずしなければならないことがあります。エバの使命は、カイン・アベル問題の解決です。 アダム国家の代表はだれですか。アダム国家の中心はだれですか。先生が韓国を離さない以上は、韓国は何ももっていなくてもいいのです。女はその韓国を中心として、全部一つになっていかなければなりません。 本当に先生はアダムですか。(「はい」)。アダムを見ましたか。見たこともなければ、関係をもったこともないではないですか。聞いて分かったのですか。それを信頼できますか。今までずっと文先生がやっていくのを見て、数十年たって「間違いない」と思うようになったのですね。その期間というものは、長いです。エバの日本の食口たちが、この長い期間、無視した結果になるのです。一年、十年、自分の個人的利益のためにそういう関係を結んでいくようなことをいろいろ鑑定し、観察し、世界的報道を全部鑑定しながら、「間違いない」という結果をきたすような基準になるには、これは簡単なことではありません。 今は、先生がそっと高い所に上がっていくのです。世界的最高の席順にです。世界にはメシヤと自称する人がたくさんいます。その世界的な二人のうちの一人は文先生です。二人のうちに挙がっています。その一人は九十歳になって、きょうかあす消えていくような人です。そうなると世界的メシヤというものは、文先生以外にないということになります。 その文先生は、メシヤになる内容をもっています。これしかないという教育をしています。二百冊の先生の説教本を考えたことはありますか。それを読んでみなさい。天下なきものがないのです。アメリカの図書館に二百冊の説教集が置かれたとするならば、大変なことになります。どうですか。日本ではどうですか。それを無視するのですか。 レバレンド・ムーンは世界的に問題を起こしたのですが、先生はその国にいて、悪いことをしたことはありません。泥棒しましたか。何をしたのですか。何もやっていません。自分の一身を投入して、怨讐を許しながら救済しようという、生涯懸けた実績は、どこからも否定できないというのです。それを否定するような才能はありません。それは共産党や悪らつな反対する者が、うそを中心としてつくった小説みたいなものです。それは事実とは違います。それは世界も分かるようになってきました。世界はばかではありません。みんな見ています。世界でも、自分なりに鑑定しています。 日本の将来の問題。それは核の廃棄物処理問題です。それは大変なことです。五十年以降になったら、日本は大変なことになります。五十年を見通しながら、そういう処理問題も先生が考えています。だれも知りません。顔を真っ黒にして毎日、ハドソン川でストライプト・バス(米国産シマスズキ)を釣る漁夫みたいな男が、それをやるとは思わないのです。なぜそういうことをやるかというと、二千万の飢え死にする人類を解放するためなのです。汗を流し、「ハドソン川を忘れるな」、汗を流し、「サケを通して忘れないように」とやっているのです。 川は五大洋に通じます。先生は息を吸いながら、考えながらやっています。その見えない波動、電波みたいなものが、五大洋を通じ、魚を通じ、未来に通じて、人類解放のものになっていくのです。先進国でも思わないことを、先生は考えているのです。 テキサスを中心として、ニューホープ・ファームをつくり、今から着手したいのです。アメリカに投入しながら、その道を開拓しています。その思想はいい思想ですか、悪い思想ですか。(「いい思想です」)。統一教会できみたちが、十年、百年伝道しても、二千万人が二年に死んでいくのです。十年であれば何人になりますか。二億になります。十年で二億人を伝道できますか。どうしても先生を否認することはできません。力の平均度から見て、問題の男です。分かりましたか。 その時に、この日本の者たちは、いかに自分の権威を正すことができるか。そのような準備! 何の話か分かりましたか。耳なき者は知らなくてもいい! 何か準備しなくてはいけません。エバ国の日本人として、アメリカにいて何をしたのですか! 見せなさい! 何をしたのですか! アメリカにいて、寄生虫になってしまいました。そんな姿を見るために、先生はきみたちをアメリカに連れてきたのではありません。 ブレーキ装置が必要です。日本のきみたち、それができますか。ブレーキをかけて火花を噴き出しても、切られず、焼かれずに、それを止めることができますか。自信ありますか。自分の一家庭もブレーキをかけられず、コントロールできない立場で、アメリカを生かすのですか。そんな愚かな考えをする者は、みんな生きていても死んでいるようなものです。何の用もありません! 異国で生活をしている者は、「本国人よりも何倍も苦労をしながら、その国のためにやる」という観念をもたなければなりません。そうしなければ、その国は発展しません。 日本人はみんな、外国に行って金をもうけて帰るのです。韓国人はそうではありません。韓国人は国に帰りません。変わっています。巨大な中国と、日本の中間にある小さい国です。絶対、死んでも大使館に行って、「助けてくれ1‐とは言いません。自分の親戚も尋ねません。骨が折れることがあっても、そんなことはしません。先生だってそうです。先生だって一人ぼっち……。アメリカと真正面にぶつかって、判決が出るまで……。言いなさい。だれが負けたのですか。先生が負けたのですか。アメリカが負けたのですか。 「日本はアジアの盟主だ。レバレンド・ムーンなんか何でもない。自分勝手にやるままに消えていく」。そんな愚かなことを考えてはいけません。そういうことをしたとするならば、先生は日本の若者を連れて来ません。若者を交差結婚もさせません。世界平和は、この運動しかありません。「怨讐国家の人と結婚する運動が、人間として正当な道である」と考える世界になった場合には、世界統一は問題ありません。戦争はありません。 日本の国を捨て、シベリアを開拓して、日本より以上の土地をもらうことができるのです。何の話か、分かりましたか。(「はい」)。今、コディアックを中心として、アラスカを考えています。日本はちっぽけな島国。何の話か、分かりましたか。もうこれ以上、長く言わなくても分かるでしょう。 希望に燃えてアメリカヘ きみたちは修練を受けてよかったのですか、受けないほうがよかったのですか。(「よかったです1‐」。「よかった」という決断は、何を中心にしたものですか。きみたちを中心としてですか。日本人全体のためによかったのですか。日本人がエバ国家としてアメリカに対する責任を果たすような、その効果を見るようになったから、よかったのですか。どちらですか。個人? 自分? 個人のためなら、エバ国家の国民ではありません。日本民族の代表なのです。 日本に帰った場合は、今以上に活動するでしょう。アメリカまで来て、先生に直接しかられ、訓練されました。そうでしょう。日本のメンバーで、先生の顔を見ていない者がたくさんいます。ビデオで顔を見て、「ああ!、お父様、お父様」と真剣に侍りながら走っています。 きみたちはそれを何だ! 毎週ベルベディアに来て、先生に会い、話を聞いているではないですか。そういうような最高の起点に立っています。考えてみなさい。ぜいたく過ぎます。恥を知らない者たち。こういう者たちをそのまま残した場合には、アメリカを滅ぼします。先生は日本とアメリカをつなげます。全員、新体験が必要です。きみたちは、何人引き連れたら切れますか。二億四千万人いても、私は切れません。 どうですか。脅迫みたいな話ですか。本当の摂理観から見た、世界救済の主流観点から見た話ですか。どちらですか。答えるのは易しいです。責任をもたない話は、いくらでもできます! 気持ち悪いですか。先生がどなりつけて、気持ちが悪くても、先生に反抗する何の内容ももっていません。先生はきみたち以上に苦労しました。アメリカの地も怨讐の怨讐です。それを愛していかなければならないということです。話し合うのではありません。全国民を啓蒙して、方向をわきまえていかなければなりません。使命のために……。 五月十三日から十二都市でもって、三千名以上集めなさい。それでおしまいです。きみたちと関係をもち、いつもベルベデイアで会う意思はありません。きみたちはきみたちなりに、各人が決定し、「私の生涯」「自分」をコントロールしなさい。みんな教えてあります。これ以上あげるものはありません。天地のあらゆる法は、みんな教えてあります。韓国の幹部も、日本やアメリカで話したものを、後についてきながら学んでいます。なぜでしょうか。カインを先に愛して消化していかなければならないからです。 エバはカイン・アベルを消化して統一して、教えなければなりません。自分の一身を消耗しても育てていきたいという、真の愛の母の心情をもった国民にならなければなりません。日本人に、そういう心はありますか。真剣な話です。分かりましたか! 無限の価値に対比させたいのが、人間の欲望です。そうではないですか。復帰路程は、真の父母をさておいては、永遠になされません。真の父母も、神をさておいては、永遠に生まれてきません。神と共に、真の父母と一心一体となることによって、復帰路程の真の歴史が生まれてくるのです。それはなくなりません。それは教育の資材です。そこに後孫が生まれてくるのです。アダム・エバの時は、原理結果主管圏と直接主管圏があったのですが、それを横的にみんな拡大したのですから、神様の代わりに自分の父母が育てるようになっているのです。先端はただ二つしかありません。 分かりましたか。だれの生涯?きみたちの生涯はどうですか。重さは何キロですか。大切な問題です。エバ国家として先生に召命され、アメリカヘ太平洋を越えながら……。 考えてみなさい。二十代、三十前です。希望に燃えてアメリカヘ行って、「何とか天宙復帰の基台を、生涯懸けて残していかなければならない」と思ったでしょう。日本の国民が自分に向かって万歳する一日を迎えるような、最高の希望をもったでしょう。だれでも最下位の希望をもった者は、一人もいません。みんな最高の希望をもったでしょう。「私がアメリカを救ってやる!」、そんな考えをもって太平洋を横断して来ました。そうでしょう。 春の陽気に花を眺めながら笑顔で、そういう姿でもって、アメリカに伝統を残すのですか。夢みたいなことを考えてはいけません。夢は実際と違います。その反対の十倍、何十倍のことを目標として、当然あるべきこととして消化して、余りあるような自分を発見できないといけません。 二十年の先生への悪宣伝を集めれば、トラック何百台になります。あんなに迫害されて生き残った者は、世の中にいません。日本でも共産党が悪らつな宣伝をしましたが、生き残っています。きみたち、そんなにたたかれて、生き残る自信がありますか。一日でもうるさく言われた場合、姿も何も、消えてしまうような者ばかりが集まっています。強く迫害を受けるのは、緊急に世界的に拡大する作戦です。第二の新しい戦法です。 きみたちの死骸を抱えて痛哭する者が何人いるか 結論は簡単です。深刻なものです。「私の生涯」、だれが責任をもつのですか。「自分の生涯に、先生が責任をもつ」という考えをしてはいけません! そう考えると、「復帰は神様が責任をもつ」ということになります。分かりましたか。復帰はだれが責任をもつのですか。自分がもつのです。九八パーセントまでは神様ですが、二パーセントは蕩減の道です。自分が全力を尽くして、二パーセントまで率いていかなければなりません。 だから、統一教会に入れば、生涯を懸けて解決する問題なのです。何千年の歴史性をもっているのです。先祖全体、日本人全体を代表しています。そういう立場において決定し、立った自分というものは、行く道は一つしかありません。もう決めて立ったはずなのに、今、事態が間違っています。日本を発つ時に、「世界蕩減復帰まで責任をもち、日本解放に全権をもってやる」と、自分が主体的に考えたでしょう。自分の生涯をそのように考えたのに、現在はどうですか! 話にならないほど惨めなものです。太平洋を越える時の飛行機が讒訴します。アメリカの地を踏んだ、そのアメリカの地が讒訴します。 考えてみなさい。たくさんの日本人が、いかにアメリカに影響を与える波動を送ってきたか。悪い意味において、アメリカ人をびっくりさせました。きみたちの内心では救うために来たのですが、また侵略に来たと見ています。侵略のために来たというその基盤を消化し、救いのために来たという、その伝統的中心性を正さなければ、きみたちが来た意味は一つもありません! きみたちがここで死んだ場合に、きみたちの死骸を抱えて痛哭する者が何人いますか。アメリカの地で、アメリカのためにこんなに苦労して……。悲惨なその歴史を知っているアメリカ人は、きみたちの墓場にも、死期を忘れずに訪問し、花束をもって「あなたは人類愛の伝統精神を、生涯懸けて、怨讐国家の一国に残しました。私もそういうふうに立派に生きたい」と……。革命は、地獄の下から永続的に起こってくるのです。 先生の説教集を読んだ場合には、世界の若者はみんな痛哭します。先生は、毎日それを二時間ずつ読んでいるのです。立派な内容です。「それは文先生の説教だ」と言う者もいますが、そうではありません。ちゃんと理論にかなっています。自分の見解を越えた話であることを知らないで、みんな自分なりに判断して消えていきました。その消えていった者は、文先生を讒訴する何ものもありません。話した内容は永遠の表題として、「痛哭教育の資料」として生きています。真の心をもって伝えられた真の心情の苗は、根をもって、ちゃんと穂先が生きています。そこに接すれば、復活運動はどこでも爆発するのです。 先生の祈祷などは、先生自体も感嘆します。立派な祈祷をしています。先生は、説教の題目を決めて研究したことはありません。今話している「我の生涯」も、来る時、さっと決めました。なぜかというと、縦的世界が初めなのです。垂直になった場合には、流れるようになるのです。水道のコックを開くと、水が流れるようにです。聴衆を見た場合に、必要な人がいるから、いろんな話をするようになり、長い時間かかるのです。 その話を聞くことによって、何人かが生き返るのです。それを知っているから、十時間以上も話すのです。先生の記録は、十六時間三十分。そんなことをやったことのある人が、世界のどこにいますか。何のために?地上をよみがえらせるためです。死の境地をさまよっている子供を見れば、親として黙っていられないのです。死力を尽くして、最後の、あるだけの自分の誠意を込めて、一言でもつけ加えることによって、その境地を越えるのです。お母様は、そういう境地を分かりません。一人でも生かそうと、生命を懸けた戦いをやっているというのです。分かりましたか。 先生の生涯は、人の生命を懸けて戦っているのです。それは、霊界に行ったらすぐ分かります。そういう者は、天運が打つことができません。牢屋に入っても、かえって反省します。「私のなすべき投入が及ばなかったから、こういうことが起こる」と。それによって、それ以上やるのです。やった後には、後悔はありません。後悔せずに、忘れてしまうのです。そうすると親は、その子供を見て子供の前で涙ぐんで、永遠を懸けて祝福するのです。心情圏は、そういう背後関係があるのです。恐ろしいものです。 「まだ自分は足りない」と、先生もそうです。今、七十四歳です。ハドソン川に行き、ストライプト・パスを捕って何するのですか。それは売ることもできません。毎日、数百ドルの費用を使って、何するのですか。訓練です。先生がいなくなっても、ハドソン川でストライプト・バスを捕る期間になった場合、数万人の人が訪ねてきます。ストライプト・パスを捕るのが問題ではないのです。周辺は、みんな有名な観光地になるのです。歴史は新しい世界をつくっていきます。 魚を捕るのが目的ではありません。魚族を中心として、人類解放、飢饉の解放のためです。それは、魚族が創造された本然の目的です。 統一教会には聖別生活を二十年やって、そのまま霊界へ行った者もいます。その旦那さんに、夫婦生活しないからといって、毎日むち打たれながら……。その歴史が分かった場合には悲惨です。先生はよく知っています。そういう女たちが、先生の前で涙する姿を、忘れることができません。ある者は髪を切られ、パンツだけになって追い出されて、冬の寒い中、行く所がないのです。そして、先生の所にそのパンツ姿でもって、夜、垣根を越えて来るのです。それを村中の人が見るのです。 そういううわさがみんな、町を歩いて世界まで広がっているのです。その時の先生の立場は、どうなりますか。女たちのために苦労しました。アダムの堕落は、このように復讐されています。分かりましたか。エバ国家の女性たち、きみたちは先生によってしかり飛ばされ、生涯に何百回の涙を流しても、先生がなし得たこの恩に報いる道はありません。分かりましたか。 「犠牲」というのは恐ろしい力がある 日本がエバ国家になるには、特徴があります。何かというと、カイン・アベルがなければなりません。日本はエバ国家だから、朝総連と韓国民団があるのです。先生がエバ国家を決めたから、こうなったのです。これがなかったら、エバ国家になれません。エバは、カイン・アベルを腹中から包容し、日本国内において、日本人と韓国人が自動的に一緒にならなければなりません。 昔のきみたちの心持ちと、統一精神を分かった今の心持ちと、どちらが広いのですか。昔は、狭い日本しか分かりませんでした。日本第一でした。今は日本を犠牲にしても、何が第一ですか。世界が第一です。イスラエル民族がイエス様に対して侍れなかったのも、そうです。メシヤが来た場合には、イスラエル民族を中心として、世界を踏みにじるのではなく、イスラエル民族を犠牲にしてローマ世界を救うのです。そのような神の御旨を知らなかったのです。 イタリアもそうです。イタリア民族と法王を中心として、イタリアのために世界を踏みにじる。それはまずいのです。イタリアとその王国を犠牲にしても、世界を救うということを知らないから、滅んでしまうのです。イギリスもそうです。五大洋六大州に日が暮れる所はない、というような世界最高の権限をなぜ失ったかというと、世界はイギリスのためにあると思ったのです。イギリス自体を犠牲にしても世界を救うという、神の御旨があったのです。アメリカも同じです。今アメリカは世界的な勝利圏になっています。アメリカを犠牲にしても、世界を救わなければなりません。神の御旨は、そうなっています。恩讐圏までも復帰しなければなりません。 だから、文先生は滅びないのです。統一教会を犠牲にしても、自分の家庭を犠牲にしても、自分の国、統一教会の国、韓国を犠牲にしても……。先生が二十年間韓国にいたなら、こんなになりませんでした。国を犠牲にしても世界を救うのです。分かりましたか、何の話か。だから、統一教会は及ぶものがない、最高まで上がるのです。神はそう思っています。 あなたたちも日本からこっちへ来て、今まで活動して、苦労したと思っているでしょう。何年間か苦労したのでしょう。自分なりに考えて「苦労ばかりした」と、不満な顔つきをします。そういうような態度を先生がもったとするなら、自分のことを考えるようになった場合には、もうすでに消えてしまっていました。 六回も牢屋に引かれて行きました。牢屋は、そうたやすい休養所ではありませんよ。悲惨なことです。最高の位置を占める宗教宗派として、迫害を受けて、牢屋に引き込まれた場合には、監房の囚人からいろいろ迫害され、二重、三重の迫害を受けるのです。知らないで迫害するものは、天的に蕩減でき、むしろ万民解放の計算がちゃんとなされているのです。むちで拷問されI発打たれたら、それは何百万人の解放になるとか、そういう条件として計算されることを知っているのです。それゆえ「打て1・」と……。 きみたちの力が及ばないから、先生が打たれてしまうのです。しかし、堂々と打たれます。そして、アメリカに戻りました。そういう旦那さんはいらないでしょう。いつまでも牢屋に引き込められていて、拷問され、血を吐き、体も動かない、そのような立場。そういうような旦那さんは、女として必要ではありません。 そういう意味において、今でも聖進様のお母さんには同情します。既成教会が反対しなかったら、どうなったか。絶対、そんな立場に立ちません。国のために、世界のためにそうなったのです。聖進様のお母さんがそんなふうにならなければ、悪いうわさは統一教会にはありませんでした。聖進様のお母さんが既成教会と手を組んで、その背後の共産党と組んで、ないことを全部書きました。「奥さんがこう言うのだから、逃げる道はない」と。それが事実として、世界的にうわさされました。その過程において、らち事件もあります。その峠を、統一教会全部が、人類全部が越えるのです。いかばかりつらいでしょう。 この国において、死後において、後孫の世界において必要なことを先生は言っているのです。日本が消えても、歴史は必ずこういう背後の内容を必要とするから、言っているのです。金を国のために稼ごうとして努力する者は、自分一個人のためには、永遠に心配する必要はありません。先生は、ご飯を食べることも考えたこともありません。空気は平均をつくります。流れるものはみんな平等になります。それと同じように、真の心情をもてば、愛の真空圏である場合、神様の愛の高気圧がずっとうめてくれるのです。心配する以上のことが、いくらでも生まれてきます。 「犠牲」というのは、恐ろしい力があるのです。日本の統一食口が一つとなって、本当に御旨のために、神と同じように投入して忘れるようになった場合には、水は高い所から来るのと同じように、真空の高気圧がうめてくれるようになるのです。 そのようにすれば、統一教会は発展していきます。そういうことをなし得た女、男は、神から記憶されます。緊急の時、そういう者が日本にいますか。いなかったら、エバ国としての使命を果たすどころではありません。 お母さんの国として日本が栄える 草創期の統一教会の伝統は、伝道期間にキップを持たずに、みんな歩いて行きました。十里も百里も歩いていくのです。車もハイヤーもありません。汽車に乗る時間になったら、どうしようかと考えながら駅に行くのです。すると、ちゃんと白い着物を着て、先祖がキップを買って準備して待っているのです。聖書に書いてあることは、いくらでもあります。それ以上のことも、いくらでもあります。神は生きていらっしゃいます。 先生は「ある宣教師が死刑になる」と報告を受けたことを、今でも忘れることができません。「何日にこうなる」と、先生に手紙をよこしました。見たこともない先生に侍りながら、「自分は子供として、立派な真の父母の伝統に汚点を残さずに、清くいきますから、霊界でお会いしましょう」と。深刻な話です。そういう背後があって、世界の統一教会の基盤が拡大されていることを忘れてはいけません。何の話か分かりましたか。 宣教をする時の基準を、きみたちは知りません。ある女の子は、ある国に滞在するのに、三か月したらビザが切れる。どのようにしても、延長する道がない。自分の国の大使館でも、面倒を見てくれない。天の道がない。死ぬ以外に道がない。しかたがないから、いったん国境を出て、再び入って来る道しかない。 国境は海で、そこにはワニがいるのです。そこを、女の子が泳いで渡らなければならないのです。十五分以内に渡らなければならないのです。そうしないと死ぬのです。見てみると、たくさんのワニの頭が見えるのです。そうして渡って、帰る時もまたそうです。そういう経験をもった者が、神を不信することがあると思いますか。 十六年間、一通の手紙も送っていません。発つ時、先生が話しておきました。日本人、ドイツ人、アメリカ人、三人が一つになるのです。一つになってその国に行った場合には、日本の大使館も、アメリカの大使館も不思議な顔をし、ドイツの大使館も「おー、ドイツ人、日本人、アメリカ人、怨讐国家同士が、一室に平和に住みながら、完全に一つになっている。兄弟より仲がいい」と驚くのです。 こういううわさが広がった場合には、大変なことになります。大使が訪問してきます。「立派なことをしている」と言うのです。一つになれば、世界的に御旨の道が、あなたたちのゆえに、はしごがつながるのです。それで、国々に、みんな電話して話をするのです。しかし反対に、一室に住みながらけんかすると、何でもないことも悪く報告するのです。 先生の言う通りにしないといけません。一つにならないといけません。 日本のアベル・カインの教えは、間違っています! カインに何も教えないで命令して、どうなるのですか。天のすべてのことを教えてあげないといけません。自分がいなくても、代わりにやれるように教えてあげないで、命令ばかりしています。そういうアベルがどこにいますか! 伝統がそうなっているのですか! それなら、先生が世界的に命令すればいいのです。 日本の女は国際結婚をして、世界に出るのです。蕩減です。御旨の道において、統一教会の日本の女が結婚して、世界各国にたくさん行っています。一面において、蕩減の内容があるから、その地に行って涙しながら、その国のメンバーや先輩の宣教師や先生に従って御旨を果たすのです。蕩減なのです。先進国家の先頭に立つ日本の女たちが、低開発国家圏において惨めな生活をしながらも、親よりも尊ばれ、母よりも、父よりも、叔母、叔父よりも、兄弟よりも、自分が産んだ子供よりも尊敬されるようになったとします。そうなれば日本人として、あなたたちの生んだ子供たちが、三十年もたたずに、間違いなくその国の指導者になります。 それは、日本としては、世界に通じる膨大な大陸を抱えることになるのです。そのように結婚して、アメリカに来て何をするのですか。お母さんの国として、日本が栄えるようになります。 今からはどんな命令をしても、不平を言わずに、慕ってよく後についていきなさい。慕って後について行く者は、不平を絶対言うことはできません。 自分の生涯を懸けて何かを残さなければならない さあ、結論を出します。私の生涯、どのようにしたいのですか。アメリカの地において、何を残していきたいのですか。日本の地に帰って残したいのですか。まずもって、これを決めないといけません。 死ぬまで何の功績も実績も、この国において参考になる伝統も残せない者は、いても邪魔です! 部落に入って、アジア人に対しても関心をもつこともなく批判しかしないで何をやるのですか。日本に帰って残したいのですか。今ここで残したいのですか。どっちか決めなければなりません。先生の権限です。「今、みんな帰れ」と言ったら、あすにはみんな飛行機に乗って帰らないといけないのです。帰りますか、帰りませんか。帰らないという者、手を挙げて! なぜ手を挙げないのですか。それは、統一教会の伝統的な信者ではないということです。 それは公式的になっています。先生もそうです。神様が「今晩、帰れ」と言ったら、帰ります。それは、異議がありません。絶対的です。未来は、どうでもいいのです。行って死ぬような事があっても、神の利益になるのだったら、神はそう命令してもいいのです。自分の子に、何もできない神様ではありません。何でもいいからやれ! 「死んでくれ」と言われれば死ぬし、迫害に遭う時は迫害を受けます。その国が利益になるのだったら、不平なしに迎えます。堂々と迎えます。 きみたちは統一教会の勇士なのですか、勇士ではないのですか。どうです。統一教会の精鋭部隊ですか。反対は、何ですか。脱退部隊ですか。自分が間違いなく精鋭部隊だと思う者、手を挙げてみなさい。先生は暗い所も見えます。暗い所に引っ込んで手を挙げない者は、帰りに事故に遭い、病院に運ばれるかもしれません。 さあ、文句なしに決定しました。日本に帰らず、ここにとどまりますか、日本に帰りますか。先生の言う通りに間違いなくやりますね。(「はい」)。先生の決定の言葉は、「日本に帰ってもいいし、帰らなくてもいい」です。自由です。しかし、自分の生涯を懸けて、何かを残さなければなりません。分かりましたか。夜、昼寝ないで編み物をしても、隣組を感動させなさい! 逸話が残るような、そういう歴史が残ることによって、未来はアジアがアメリカを指導するでしょう。蕩減復帰です。アジアが、花を咲かせる希望の地になるのです。 南北アメリカは、みんなキリスト教文化圏です。南はラテン国家、それは旧教で、北はアングロサクソン民族、新教国家です。この新教と旧教をアジア人たる統一教会、文先生を中心として、日本のメンバー、アジア人が統一するのです。西洋人と違う平和の国民として、万民に通ずる平和の福地になるのです。そういう考えを先生はもっています。 だから、きみたちをこのようにして残して、その方向に必要な「伝統的材料」を……。「伝統的材料」とは、平和裏になすものではなくて、迫害を受けながらも、その国を愛するということです。春夏秋冬、時勢は変わり、世紀は変わっても、それをなし得た女の国、日本人の統一教会の勇士であるその者は、変わることがないのです。 これを残した場合に、アメリカは戦わずして自動的に統一されるでしょう。それは神が願う最高の目標であり、万民も願う一つのモットーになっているのです。そういうことをなせる使命があった場合には、万民とも競って自分が先立ち、頭領として名を残したがるのです。そういう希望の道に立っていることを忘れないで、心に刻んで明記してもらいたいのが、先生の話です。分かりましたか。 今から、何か残さなければなりません。何を残しますか。お金ですか。お金はみんなどこかにいってしまいます。何代かして、ぱらりぱらりとお金はみんな消えていきます。技術もそうです。何年か後に、今以上の高い水準の時代になって、みんな消えていくのです。分かりましたか。しかし、精神的基準において、天の王国の国民となる愛国心を植えた場合には、永遠に消えていきません。愛国心! アメリカ、世界を愛して、天宙を愛して、神に帰らなければなりません。それが人生として、公式的な、公的な道なのです。このことを知った場合には、アメリカがいくら怨讐の地であっても、悲惨な環境の生活であったとしても、正々堂々と天の子女として、天の伝統にかなうその精神でいかなければなりません。そこを通過した場合には、アメリカであなたが墓場に移される時は、列をなして部落の騒動となるに違いありません。何かを残さなければなりません。 いい子供を産んで、よく教育することはもちろんですが、何百名、何千名と信仰の子供を残すのかということです。それは霊界に行って、自分たちの財産になるのです。そういう者は、高い霊界で侍られるのです。そういう群れとなるのです。それは間違いない、我々の主流的な結論であり、教えです。そこに参席したい者、手を挙げてみなさい! みんな泥棒みたいに素早く挙げますね。恐ろしい者たちです。そういう者は信じられません。本当ですか! 先生もそれを知っているから、生涯懸けて、休む暇もありません。寝る暇もありません。そういう習慣になっています。いくら疲れても、昼寝をしません。そういう習慣です。病気みたいになっています。先生は三時半になったら起きます。間違いなくそうです。 さあ、何を残して帰らなければいけないか、分かりましたか。 きみたちの父母は、アメリカヘきみたちが渡る時、みんな反対したでしょう。「文先生、早く死ねばいいのに。自分の田舎でこんなに立派な子供、娘に育てたのに」、「愛国者みたいな立派な男、女になったのにアメリカに連れていくとは何事だ! 日本全体に利益になると思ったのに、渡米とは」と。 みんな反対しましたか。歓迎しましたか。みんな先生は知っています。知っておりながら、なぜやるのですか。先生の言う通りにやった場合には、どうなると思いますか。 その親族がアメリカの地に行き、日本の自分の財産をすべて売って、あんたたちに献金します。間違いないと思っています。あんたたちの活動してきた、何十年間の話をしてみなさい。深刻に書いた日記を広げながら、読み、聞かせた場合、一族全体が痛哭します。涙を流さざるを得ません。だから、一族全部が競って、アメリカにいるあなたたちに援助したがるのは、当然なのです。 そうした場合には、どうなりますか。アメリカの旦那さん、奥さんの親戚一家が、「ああー、自分たちは、反対した」と、きみたちにそっくり同じように言います。「アメリカの地において、自分たちは知らないで反対した」と。そうなると、親戚こぞって援助するようになります。アメリカの一族も加わって援助するようになれば、国家を越えた氏族復帰圏が成立するようになるのです。これは、偉大なことです。先生は今後、国を超えた伝統の材料としていきます。その材料を残したくないですか。(「残したいです」)。 善なる問題を起こさなければならない 「女だったら、尻が大きくて重たいから、座って、寝たほうがいいよ。寝なさい。寝なさい。遊びなさい。遊びなさい。酒を飲んで酔っ払い、アメリカが気に入らないと言って、地域を回って歩く統一教会員になれ7」とは、先生は死んでも言いません。そういうことを見つけた場合、蹴飛ばします。何でも、できない運動はありませんでした。何でもやりました。革命者になるには、自分の一身の方式を知らないといけません。今でもそうです。垣根を飛び越えます。 文先生が、きみたちの目から批判される何かをやったのですか。先生の背後を知って働くきみたちが「私は文先生に訓練されました」と言えば、人々は「はあー」とそうなります。人々がいくら反対しても、「私はレバレンド・ムーンの精兵である。反対しなさい。体はこんなに小さくても、心の大胆さは、いかなる白人もかなわない」と堂々と言いなさい。 ニューヨークの五番街に立って、「私は日本からアメリカを救いに来ました。耳ある者は聞きなさい!」と言ってみなさい。有名になり、見物人が集まります。反対する者もいます。でも、どんどんやるのです。そういう舞台をつくるのです。賛成ですか。不賛成ですか。善なる問題を起こさなければなりません。だれかが活動しなければなりません。 エバ国家として、アメリカ人の部落の十二家庭を毎日回りながら、同化作用。同化作用の意味を知っているでしょう。同化の「化」は、質を変えるということです。サタンの世界のものを、神の世界の質に変えるのです。この「化」はそのままの形をもって、質を変えるということです。 きみたちは主体となって、新しい相対圏を創造していくのです。それが再創造の造です。原理から離れることはできません。その道を生涯懸けて広げていくのが、我々の使命です。召命の目的です。分かりましたか。自分を投入して、何百年、何十年……。サタンが見ている前で、夜が来ても、昼でも、反復して立ち向かわなければなりません。 私の生涯を残す春夏秋冬は変わっていきます。三百六十日という日数は、毎年変わりませんが、私の生活内の三百六十日は日々、その実績は変わっていきます。それを誇る者とならなければなりません。時間、日、年、十年、生涯を懸けて、誇り得る自分となっていくところに、統一勇士たる資格があるのです。先生の弟子として、小なるものですが、合わせると大きくなるのです。だから、統一教会は千人、万人の一つの大きな水晶体なのです。先生は大きな世界に向けて、きみたちは家庭内の核を集めて、それが千個あったら千倍になるし、万個あったら万倍になるのです。分かりましたか。結晶体です。 春夏秋冬には風が吹きます。台風が吹きます。雨が降ります。私の生涯にも台風が吹きかけるのです。雨も降ります。アメリカの地において台風を吹かせるのです。自然の力に環境が治められてしまうように、天運の行く方向に、国も何もかも超えて、世界も治められてしまうのです。 その一日の勝利の一点を目指して、統一勇士は千万年であっても、そういう覚悟で、生涯の定着基地を求めていくのです。いかにして回るかというのです。一人で回るか、千人つなげて回るかというのです。十人ももっていないではないですか。今三人ももっていないではないですか。千人でも万人でも百万人でも、神様は、やるなと絶対止めません。欲望の余りある力だけやりなさい。種をまいても、間引きしてしまう者もいるのです。その中には、「私はやってもしかたないから、消えていってもいいだろう」と言う者もいます。しかし、そうはいきません。きみたちの先祖は先生なのです。 全世界的に平等に種をまく ホモセクシァルの打倒、レズビアンの打倒、日本の女がそのようなことを開拓するのは、最初は難しいのですが、開拓した後の効果は、アメリカ人がやった何十倍の効果が上がるのです。間違いないのです。先生がずっとアメリカにいて、共産主義解放とアメリカ救済運動をしました。今は分かりませんが、分かった場合には、それは万年を通じて、歴史を通じて、忘れることができません。西洋文化は今まで、東洋文化に影響を及ぼしてきましたが、先生を中心としては、東洋文化が西洋文化に影響を及ぼしてきました。万民がひざまずくようになしています。 だから、先生に伴って、先生の勇気と先生の血の動きで染められたきみたちは、真の子女としてその一画において、防備対策するような主体性をもたなければなりません。もたない者は、存在すべき価値はありません。そのように言ったら分かるでしょう。もう長いこと話す必要はありません。 そのように決定します。帰ってもいいし、帰らなくてもいいけれど、帰った場合にはアメリカの十倍以上活動しなければなりません。日本人と思う者、手を挙げてみなさい。本当に日本人ですか。間違いなくアメリカ人かと思ったのに、色に染まっていないのですね。そのように考えていいのですか。絶対、アメリカナイズされては駄目です。アメリカの国、家庭には、希望はないのです。みな崩壊状態です。アメリカの家庭伝統は、世界の国々を崩壊させているのです。そこに、恐ろしい悪の凶器があるのです。それはエイズです。その防備は、世界人類の最後の生命を懸けた闘いです。統一教会はエイズを好きですか、嫌ですか。(「嫌です」)。 純潔夫婦です。夫婦関係は、万年の相対以外にはしてはいけません! 原理世界が生まれてくるのです。統一教会の純潔は世界的模範です。話も立派だし、追いついていくのが難しいのです。だから、みな来ないのです。追いついていくのが難しいのが、蕩減なのです。蕩減、地上でこれを逃れていった場合、霊界へ行って何十倍、何百倍になるのです。越えることができません。先生はそれを知ってるのです。 先生はとても頭のよい男です。ですから、とてもよく理解しています。一度方針を決めれば、何も問題がありません。お父様は、先生も助言も必要ないのです。なぜですか。お父様はすべてのことを明瞭に理解しているからです。分かりますか。人々がどんなに、私に反対しようともです。先生に似たいという思いは、日本人でもあるでしょう。 先生はアメリカと闘っています。ソビエトを倒した先生です。共産党がなぜ近年、急に滅亡に至ったのですか。それを準備したのはレバレンド・ムーンです。ニューヨーク・タイムズもできなかったし、ワシントン・ポストもできなかったし、ハーバードもできませんでした。有名な学校、学者がやってもできなかったのに、レバレンド・ムーンがやって、共産党は完全に未来を生き延びる理論的実力がないということが分かり、完全に平定してしまいました。彼らにも分かります。それが偉いのです。宣伝せずに知られないようにしているのに、分かったら、後から「文先生、万歳!」となります。津々浦々、山奥からも「文先生、万歳!」。そして、夜通し寝ないで、本を読むようになります。世の中は、よいものを絶対忘れません。よいものには必ず引きつけられ、因縁をもちたいのです。 超国家的、超距離的になった、時空を超越する現代において、テレビで全世界に伝わるようになりました。ワシントンのテレビ報道機関を活用した場合に、四十日で世界をいっぺんに回ります。伝道する必要は、本当はないのです。そのように伝道できる時になって、きみたちは何を誇るのですか。何も誇るものがないから、条件がないから、今こういうことを言っているのです。きみたちが伝道しても、日本、韓国、みんな、文先生に関心をもっているのであって、きみたちに関心をもっているのではありません。みんなそうです。「文先生は、いかなる男か」と、きみたちが尋ねられたら、先生を紹介する自信がありますか。 今までは、自分の考えで原理を中心として二十一修、四十修をして、総合的に結論をつけてきました。因縁をかけて自分のものとして、心中に残すことができませんでした。今度の修練会を通して、全日本人を教育し整理運動をします。今からは、本を離れてはいけません。この前、先生は「一人三十冊ずつ原理の本を中心として、一日に一冊ずつ配布しなさい」と命令しました。ここで三十冊の原理の本を買った者、手を挙げてみなさい! 一年三百六十軒、今まで何もしないで損をしてしまいました。アメリカの家庭の周辺に、自分の血と汗を流しながら、原理の本とビデオテープを買って、みなに奉仕するのです。そのためには、きみたちが原理を知らないといけません。「何ページのここは」と聞かれた場合には、電話で答えて、指導していくのです。 このようにして全世界的に、平等に種をまいていくのです。そういう組織体をつくっていかないと何もできません。定着時代だから、家庭に帰れというのです。分かりましたか! 今からさっそく買いなさい。さっそく四月以内に買って、五月一日からみな、配布しなさい。「立派な本です。一か月貸してあげます」と言うのです。そのようにして読んで感化された者は、ビデオも希望するし、自動的に育っていくのです。分かりましたか! ひよこだって、えさをやれば自動的に大きくなって、自分勝手に何でもできます。 だから、原理を知らなければなりません。修練会は必要ではありません。現地修練です。部落ごとにそれを修練すればいいのです。高等学校を卒業すれば、本を読みながら、ずっと勉強しています。一週間も三週間も四十日修練も問題ありません。そのようにした場合に、どんどんと本を中心として、社会をカバーすることができるのです。共産党が七十年間に世界をふうびしたのは、指導者が行って講義したのではありません。本です。本を読んだ者はみな、高まるのです。十人が集まって読んだ場合、自分の感動と九名の感動が、それを育てていくのです。 だから、共産党は読報会をするのです。読んで報告するのです。自分を感化させるのです。新聞を中心として、国家機関誌の内容を毎日読解するのです。生産方面の内容はどうか、政治はどうか、経済はどうかと、読解するのです。重要なものを読解した場合には、暗記しないと、それは大変なことになるのです。統一教会は今まで、何もしていなかったのです。 アベルを犠牲にしてカインを愛しなさい 先生からいえば、アメリカに連れてきた観点は二つあります。一つはアメリカを支援するためです。第二番目は何かというと、それは心情的基準において、新しい心情圏を植えつけるために呼んだのです。アメリカ人、天使長は、心情圏がありません。伝道して、アメリカ全国に心情の伝統を立てるのです。その二大目的です。そういう観点から見た場合に、先生の活動を支援しているのですか、していないのですか。これが問題です。それから、アメリカ教会の食口たちを育てないといけません。 今まで日本人がアメリカヘ来て、苦労したすべては、いったい何だったのですか、日本人同士で組んで、別個の団体行動をしていました。アメリカ人と結婚して子供を産んだ場合に、自分の子供として愛するのですか。アメリカの子供として愛するのですか。きみたちは、日本人同士で親しくなり、アメリカ人と親しくならないというのは、自分の子供もそういう立場に立たなければならないということですか。結局将来、お母さんと子供は別れなければならないのですか。子供はアメリカ人です。 この伝統をどのように防備するか。アベルを犠牲にして、カインを愛しなさい。日本人同士で愛し合うということは、神様には分かりません。そういう心情を越えて、それ以上にアメリカ人と愛し合いなさい。そういうことをやっていないでしょう。どうですか1・そうでしょう。言葉は通じなくても、心情的に通じ合うようなことをしなくてはいけません。 日本人が協力して、支援して、みなで引っ張っていくのです。そういうような雰囲気になっていません。それが問題です。皆が生んだ子供たちは西洋人です。日本人の女に似た顔はないでしょう。男に似ているのです。西洋人の血を引いて、西洋の食べ物を食べ、水を飲むのだから、日本人に似た場合には、おかしいのです。そして、信仰の子供はカイン圏なのです。カインを愛してから、自分の西洋人タイプの子供を愛するようになっているのです。自分の子供を先に愛するというのは、原理観に逆らうことです。 先生もそうです。先生の十四人の子供たちは、みな放りっぱなしで、夜、昼、彼らに会ったこともありません。朝早く出て、遅く帰ってきます。先生は一年に何回も見ません。そのようにするから、先生に対して、アメリカ人は不平を言うことができません。歴史は正しいことを言うのです1きみたちは、アベルの立場であり、アメリカ人はカインの立場です。カインをもっと愛さないといけません。 神様の目から見た場合に、女が二人います。堕落したエバと復帰したエバです。復帰されたエバを愛したくても、堕落したエバをそのままさておいてはできません。復帰されたアベルの奥さんを中心として、カインのほうにすべてを投入して愛し、再び創造するような心情圏をもたなければならないのです。奥さんたる復帰されたエバがそれをしなければ、家庭平和圏を求めることはできないのです。ですから、「怨讐を愛せ」というその決定的論理を、先生は話しているのです。 将来、あなた方の家族はみんな、一番心に合わない祝福家庭の子供同士を結婚させます。不思議なことに、先生は知らないでやったのに、みなそのようになっています。親同士がけんかをして会いもしないし、話もしない者たちがみんな、よくも組まれています。 先生は普通の男ではありません。祈祷の中で、啓示の中で教えられた人はみな、間違いなく、その人を決めました。これは人間の力ではありません。だから、きみたちの結婚は、そう簡単なものではないのです。 「私の旦那さんは醜い。運悪く、あんな男を先生は……」。それは歴史的自分の先祖、全体が引っかかっているものを切ることであり、解放されることなのです。それを愛することによって、一つになることによって、先祖、数十万、数百万が解放されるのです。それを切るためなのです。そういうことを分かった場合に、天下に、一歩でも譲歩することはできません。 今、旦那さんが気持ち悪いと思う者、手を挙げなさい。今晩、解決してあげます。手を挙げないで離婚した者は、ブルドーザーで太平洋へ押し込んでしまいます。 何かあるからそうなのです。そういう時は、普通の先生ではないのです。神秘的な教師がいて、何かあるのです。何千年やったら分かります。個人の運命を鑑定する能力があるから、国家の運命、世界の運命を鑑定するのです。分かりましたか。先生が言い出した言葉は、その通りになります。もしならなかったら、先生がなします。 その二つ、分かりましたか。支援するために呼んだのです。それから、心情一体圏と共に、アメリカの食口を増やして、アベル圏をつくり、アメリカを救済するために来たのです。今から三十冊の本を毎日持ちながら、涙ぐみつつやりなさい! 二重のむちで打ってもそれを越えさせたいのが親の心、真の父母の心 今はもう、天宙復帰は簡単です。氏族メシヤまで派遣しています。国はもういいです。国や世界はもう先生が勝利して、ちゃんとサタンを退けました。今は家庭基盤しか、サタンのとどまる所はありません。分かりましたか。これを崩壊させるのです。世界的女性連合をつくって、氏族メシヤと組むのです。 氏族メシヤはアダムです。完成したアダムです。自分の旦那さんは天使長であり、堕落したサタン圏です。だから、奥さんはエバの立場に立ち、カイン・アベル。それをみんな握って、氏族メシヤと一つになって、氏族メシヤのことを教えるのです。絶対に氏族メシヤの教えに、家庭ごとに服従しなければなりません。これを平定した場合、戦争は終わるのです。分かりましたか。 地上天国は簡単です。一国を構えた場合には、三国で構えた場合は、世界はいっぺんに回ります。それで、先生が準備したホーム・チャーチ組織、韓国の統班撃破、一番最下位の組織です。 家庭を中心として種を植えなければなりません。アダムの堕落は、堕落の種を家庭に植えたのです。そうでしょう。復帰も家庭でなさなければなりません。サタンを分別しながらです。だから、エバとカイン・アベルを新しい氏族メシヤを中心として組んで、それをずっと国のほうに、真の父母につなげればそれで終わりです。サタンの活動すべき所はありません。 教育はまず家庭を中心として、四大心情圏を中心として、長子権復帰、父母権復帰、王圏復帰の三大王権復帰と、皇族権復帰の心情体をなさなければならないのです。それが家庭基盤をなすそのものなのです。その基盤には、絶対にサタンの因縁はありません。永別、永遠に別れるのです。分かりましたか。だから、世界を統一するのは問題ありません。 このニューヨークに祝福家庭がいた場合には、そこで個団活動をしなければなりません。個団活動を知っていますか。日本人、知っているでしょう。その組織体をここでやるのです。十二人組んで訪問するのです。個団活動です。分かりましたか。 きょうは修練会の終わりです。修練会は続けてやります。今度は英語でやります。旦那さんまで教育しなければならないのに、英語ができないものは、子供と旦那さんをアメリカに残して、風呂敷包んで日本に帰します。 間違いなくします。母たる権威をもつのです。天的メンツ、日本的メンツ、アジア的メンツ、西洋的に習うものは何もありません。奥さんとして旦那さんに愛される、そういうばかなこと、そんな愛はこの世のサタンの愛です。汚し、汚される愛です。めちゃくちゃな承認できない愛です。万国どこにも通じない愛です。分かりましたか。「新しい愛の伝統を、アメリカの地に植えつけるために来た」ということをはっきり知らなければなりません。 自分の故郷に帰っていけないのだから、第二のアベルの氏族メシヤ圏をつくって、本家に帰ってそれを蕩減するのです。何百人も伝道して自分の本家の所に連れていき、一年で、何か月で、みんな復帰するのです。そのように決心をして、呼び出されてきたその内容を、今また蕩減復帰しなければならないのです。分かりましたか。 本を三十冊買うこと、それから個団活動です。個団の責任者は、その地方に十二人いた場合、その中から決めるのです。地域で近い者を組むのです。三十人いたら近い者十人を組み、三個団をつくったらいいのです。マイクロバスを買い、それで共同的な訓練をするのです。それが必ず必要です。旦那さんが死んだらどうするのですか。個団活動が保護策です。分かりましたか。 それから、今年から献金は十分の一の三乗です。それをやる者は一人もいない。三乗やりなさい。一つは教会のため、一つは国のため、一つは世界のためです。加入したくないと言う者は手を挙げなさい。理由を言いなさい。それは抜いてあげます。加入したい者、手を挙げなさい。きみたち、手を挙げましたね。みんな天で写真を撮っています。コンピューターにちゃんと入っています。はっきりさせないといけません。文句は言えません。その使命はいつでもきみたちを讒訴します。使命は、裁判のその罪をつくる項目になっています。これをなし得なかった場合には、裁判に引っかかります。 先生はそのために生涯を懸けて、悲惨な生涯を越えているではないですか。あなたたちみたいに愚かではありません。あなたたちを愚かな者にしたくないのです。霊界へ行って、永遠の世界へ行って、引っかかるような者を見たくないのです。 だから、この地上で厳しく、二重のむちで打ってもそれを越えさせたいのが、親の心、真の父母の心なのです。分かりましたか。 あなたたちは、心配がないではないですか。迫害がありますか。何を心配しますか。牢屋に引き込められますか。T人二人にぶん殴られても、それは問題ありません。ぶん殴られれば、もっと蕩減の価値になります。自分の生涯において、それは飾りものになるのです。 四十歳以上、手を挙げなさい。四十七歳までは、第二次世界大戦後の出産物です。これはアベル圏に属するのです。全部こういう行動をしなければなりません。分かりましたか。 第一は支援、第二は心情、伝道です。心情は子供がなければ大変です。心情圏をつくらないといけません。伝道です。これははっきりしています。怨讐の子供たちを連れてきて、自分の子供より孝行息子をつくらなければ復帰はできません。そのためには、自分の氏族のうちで「直系の子供たちを犠牲にしてまでも、怨讐を愛した」という基準になった場合、それ以降の世界には怨讐圏は生まれてきません。完全に統一世界になります。分かりましたか。 アダムは本然の基準です。だから、蘇生時代アダム家庭、旧約時代、新約時代、成約時代の三時代を中心として何をするかというと、神様を中心として、神様の創造した本然の男と本然の女が結婚するのです。その結婚は今までなされませんでした。だから、反対するのです。だから、復帰は反対だというのです。 本来、神様を中心として、アダム・エバ・カイン・アベルと、下に命令してつなぐようになっているのです。しかし、堕落したサタンがみんなもっていったのです。全部サタンの血統になってしまったのです。サタンがアダムをもっているのだから、神はしかたなしにアベルを中心とするのです。(黒板で説明される)こういうふうに、逆にしてアベルを中心として犠牲にしないと、その兄さんを完全に屈伏させることできないのです。それで、反対に行くのです。蕩減です。復帰路程は蕩減しなければならないのです。 アベルを中心に、神と一つになるのです。アダムと一つになるのと同じです。絶対一つになって何をするかというと、愛の心情圏を中心として心を屈伏させるのです。兄さんを逆に弟の立場に立たせて、アベルが兄さんの立場に立たなければならないのです。それはたやすいことですか。兄さん圏は、天下、世界全体になっています。 神から見た場合、一人から始まるのです。これが生まれた場合には、みんな首です。部落で首を取られます。迫害です。公式は簡単です。だから、神様はしかたなしに、アベルを中心として一つになるのです。万人から復帰です。長男がサタンになったのだから、これを神の長男にしなければならないのです。復帰です。神の長男が上がっていかなければならないのです。逆にしないといけないのです。これが二つになって、エバが逆にならなければならないのです。だから、創造はプラス・マイナスが一つになった場合には、大きなプラスと一つになるのです。これは再創造路程です。 私一人を解放するための歴史的犠牲 イスラエル民族とユダヤ教と、どちらがアベルですか。ユダヤ教がアベルで、イスラエル民族がカインです。これが二つになって、母を中心として、再臨のお父さんを迎えるのです。ユダヤ教とイスラエル民族が二つになって、イスラエルを収めました。来られるメシヤは、カイン・アベルを合わせた王様です。王様が来られる時、ユダヤ教、イスラエル民族は新しい宮殿をつくって準備しなければならないのに、イエス様が馬小屋で生まれたのです。悲惨なことです。これは公式なのです。 母たる全キリスト教は、再臨の主を迎える新婦教会です。旧約時代に出発できなかったのだから、世界的版図を拡大して、世界的にやらないといけないのです。蕩減しなければならないのです。分かりましたか。英・米・仏が失敗したのです。これに対峙する日・独・伊です。これは、神様においては三大条件です。日本も島国です。日本は英国の文化を泥棒してきたみたいです。歴史始まって以来、初めて、宗教圏、キリスト教、仏教文化を中心として、エバ国家圏を中心として、カイン・アベルを抱えて、世界統一をなしたのです。天下創世以来初めてです。そうでしょう。 統一圏です。その統一された国は、だれのために準備されたかというと、再臨の主なのです。再臨主は一人で来るのです。国もなければ、家もなく、何もないのです。見えない神様と、神様の心情と、それから真の愛を中心とした真の子供の種をもっているのです。それ以外にありません。エバは種をもたないのです。エバは畑だから、いくらでも植えればいいのです。だから、サタン世界の戦争において負けた場合には、王族の女とか子供を殺せばよかったのです。なぜかというと、そうすれば神の復帰路程において、エバと理想のカイン・アベルを得ることができなくなるのです。それもみんな、天とサタンとの契約のもとになされていくのです。 こういう、今までだれも知らなかったことを、先生が初めて発見して発表するようになったのです。それはもう、神様は驚きます。サタンも大変なことになったのです。再臨の主は一人です。家もなければ、先祖もなければ、根もなければ、何もありません。イエス様もそうでした。ただ一人です。 (黒板で説明される)家庭はここから始まるのです。家庭はここを切り替えなければなりません。母を中心として兄弟です。子供を中心として一つにして、自分の旦那さんは、旦那さんではありません。十六歳圏で因縁をもっているのですが、それ以上の因縁がないから、サタンに属するのです。アダムの体をもっているのですが、堕落したアダム圏です。天使長の立場です。それは愛のパートナーがいないのです。所有権がないのです。 全世界にサタン圏が今、所有権と愛の権限をもって、神の摂理を破壊しているのです。それを復帰しなければなりません。所有は、みんなサタン世界の所有なのです。みんな愛の所有権に属するものは、偽りの愛の圏に率いられ、サタン圏のものとして、万物ともども嘆息圏に入っているのです。これを解放しなければなりません。 だから、逆に行くのです。ここを切ってしまって、ここと神様を中心としてつなぐことによって、元のアダムとエバが新生されるのです。分かりましたか。だから、これは一八〇度違うのです。これは地獄で、これは天国です。だから、善悪を知る木というのは、エバの愛、女の愛を中心としたものなのです。女はお嫁に行くことによって、悪い女でも、善なる王様のところへ行くことができるし、いくら善なる女でも、悪の王様なら悪にもなってしまうのです。恐ろしいものです。 だから、そういうことがないように、先生がちゃんと氏族メシヤを送って、家庭ごとに自分の氏族を中心として収めれば、今からの戦争は、家庭戦争を終わらせれば問題ないのです。先生は日ごとに有名になります。歴史上、先生みたいな男はいません。新しい世界観、新しい歴史観、新しい思想体系を唱えているのです。それに加えて、実績をつくって教えてきました。それをなした者がいません。すぐ世界的になります。反対になったものが、こういう経緯で、元に返らなければならないのです。復帰です! 蕩減復帰は絶対です! 個人時代、家庭時代、氏族、民族、国家、世界時代の八段階。それは涙ぐみながら戦い、数千年来、宗教団体を連結して犠牲にしてきているのです。その犠牲の量は、日本民族は話になりません。人類、その歴史の五十億、話になりません。それ以上のものを犠牲にして結局、自分一人の解放、私(あなた方)一人を解放するために……。分かりました。 私(あなた方)の生涯を、その勝利圏に立たせるためなのです。その歴史を振り返ってみて、自分万人を解放するために、たくさんの負債を蕩減してきたということを思い、自分の責任観念を感じつつ、どれほどの犠牲でも復帰路程において敢然と行かなければなりません。自分の使命を果たすべきです。そうでなければ、神様と関係ありません。これは公式です。先生がつくった言葉ではありません。みんな公式です。 天下統一は遠くありません カイン・アベル、旧約時代、新約時代、成約時代も同じ公式です。成約時代は世界的です。アダム・エバ、カイン・アベルを中心として、再臨の主と一つになったならば、神様を中心として一つの世界になるのです。そこから理想世界を展開するべきなのに、第二次大戦後……。 今から戦争はありません。戦争をした場合には大変です。めちゃくちゃになった場合は、再建が不可能な時代に入ります。世界統合圏に入るのだから、個人的損害を出した場合には、だれも保護してあげません。だから、再臨の主は、文先生です。文鮮明。英・米・仏が、二十代の文鮮明先生を天下統一した世界において王様の立場で迎えることができませんでした。 二千年間、歴史を越えたにもかかわらず、いまだにキリスト教信者は三パーセントにもなりません。イエス様の時代において、ユダヤ教、祭司長がイエス様を王様として侍り、迎えることは夢みたいな話なのです。分かりましたか。それに伴って、旧約聖書のマラキ書に、「救世主が来る前にエリヤが来る」という話があります。エリヤは火の車に乗って天に上がったのです。そして、その通りに来ると思ったのです。 洗礼ヨハネは兄さんであり、イエス様は弟です。復帰路程においては、洗礼ヨハネの妹をイエス様の相対に決めなければならないのです。その時、どういう問題があったのでしょうか。エリサベツとマリヤは分かるのです。イエスがだれの子供であるのか。洗礼ヨハネも分かったというのです。ザカリヤは同じ父となり、兄弟結婚という話になるのです。その一時瞬間、そういう関係を通過しない限り、復帰路程を完全に消すことができないのです。この内容がアメリカの近親関係問題です。サタンが延長させて、それを理想の場として、この世の中をみんなめちゃくちゃにしてしまったのです。それは原理の道を知らないと、正す道がありません。先生がいなければ正す道がありません。 そういう秘密の内容を、だれも知りませんでした。この秘密が分かった場合には、キリスト教と全体を救済する責任があるのです。エバはマリヤの立場と同じです。日本の救済目的がいかに大きいか、分かりましたか。先生は今ごろになって明らかにするのです。今年から話しました。今までは先生も言っていません。先生はもう蕩減し終わったのだから、みんなに言ってもサタンは讒訴できません。 その時にイエス様を迎えることができなかったように、文鮮明を世界の代表の指導者として迎えることができませんでした。迎えていれば、王様と共に七年間で天下を統一していました。旧教も何の問題もありませんでした。先生が壇上に立って教えた場合には、みんな統一されました。それができなかったのだから四十年間です。イエス様は洗礼ヨハネを中心として家庭的基盤を築くことができなかったから、国を出て、洗礼ヨハネの代わりに、洗礼ヨハネの失敗圏を中心として、自分の相対的新しい氏族をつくろうとしたのです。 それと同じように、先生が世界的勝利圏を得る時に反対したのだから、洗礼ヨハネの道をたどって行くのです。統一教会を中心として、既成教会をカイン圏として、それを一つにさせ、世界的蕩減をなしました。第二次大戦後の新婦圏、キリスト教文化圏がなし得た基盤を再びつくらないというと、お母様を立たせることができないのです。それが二九九二年を中心として、お母様を横に立て、失った世界蕩減基準を復帰した条件を立たせて、世界女性解放、お母様の解放と共に、全世界の女性を解放しました。 そして、先生の家庭を中心として全世界の家庭が一つになれば、その家庭はみんなエデンの堕落しなかったアダム家庭として復帰され、自分の生まれた故郷が天国とつながるような立場になるのです。堕落しなかった先祖をもち、先祖と共に故郷をもつような立場に返らなければならないのです。 きみたち、故郷はないでしょう。だから、氏族メシヤは、先祖復帰と、故郷復帰と、神様復帰です! 堕落したために神様を中心として「生活侍義時代」に入るのです。神様と共にアダム家庭が行く場合、アダム・エバが家庭をなし、愛を中心にして一体圏、縦横に一体化した場合には、神と永遠に分裂することはできないのです。神と共に住むその世界、それが新約時代の始めであり、再臨の主の使命を完成した出発点なのです。はっきりしています。分かりましたか。 先生は四十年間、洗礼ヨハネの代わりに世界的に戦いを起こして、屈伏させ、今は戦うものがなくなってしまいました。今は歓迎する人が八〇パーセント以上になったのだから、国に帰ることができるのです。個人からサタンと戦い、世界、天宙まで上がって勝利して、そこから天宙、世界、国を超えて、氏族を越えて、家庭まで来ているのです。だから氏族メシヤを中心として、世界的蕩減条件をなし得たその基準を家庭で蕩減することによって、神の管轄圏内にすべての世界がつながるのです。 そういうことの結末をつけて、年頭に「新しい家庭」と発表しました。氏族メシヤと一体となって生まれた家庭を、新しい家庭というのです。今年の目標です。「新しい家庭」と何ですか。(「統一祖国です」)。「統一祖国」というのは、個人的統一先祖、家庭的統一祖国、氏族的統一祖国、民族的統一祖国、国家的統一祖国、世界的統一祖国、天宙的統一祖国です。祖国とは、みんな家庭を拡大したものです。家庭、氏族、民族、国家と、家庭を中心としているのです。だから、統一祖国というのは全部です。家庭的統一祖国、氏族的統一祖国、民族的統一祖国、国家的統一祖国、世界的統一祖国、天宙的統一祖国、そして神とつなぐのです。平面です。 それは何かというと、歴史の初めに堕落したのだから、堕落せずに、生きて今まで戦い、全世界を平面的において、アダム家庭完成、イエス家庭完成、再臨主家庭完成、五十億の家庭が平面的に完成して、王圏を中心として王族心情圏をなし得る、そういう体験をしなければ天国に入ることはできません。だから、長子権復帰絶対、父母権復帰絶対、王圏復帰絶対、四大心情と三大王権復帰絶対、皇族権の体恤をきみたちの家庭においてなさなければならないのです。家庭は世界を代表し、国家を代表し、民族を代表しているのです。 全部代表した基準において、解放圏をなすのです。家庭は、すべての完成の本郷になるのです。真の父母を中心として、平面に五十億の家庭がつながれば天下は治まるのです。今から敵はありません。そういうふうに聞けば、天下統一は遠くありません。世界的テレビ会社を中心として、四十日修練会を万民が受ければ、一度にみんな回れ右するのです。そういう準備をしています。アメリカの言論界と大戦争をしているのです。先生は愚かな男ではありません。 きみたちの生涯はきみたちが責任もたなけれはならない 蕩減復帰は反対に行くのです。迫害を受けるのは、迫害する者たちの所有権を相続する、第二の神の作戦法なのです。恐ろしい言葉です。きみたちもそうです。同じ公式です。その周辺で公的な神の立場で迫害された場合には、その周辺全体の財産をきみたちに相続するのです。地方でみんな迫害を受けます。いいことをやろうとすると、悪い者がみんなぶつぶつ言います。迫害するのです。迫害した者はみんな奪われます。サタンは打って奪われるし、神は打たれてそれをもらうのです。復帰です! こういうことは何回でも言うから、はっきりしないといけません。蕩減、きみたちはいかなければなりません。子供を抱えて安らかに寝る一夜が、どういうような毒薬をばらまくか、分からないのです。千万年の道を汚してしまうのです。 だから、先生は生涯懸けて、針の布団を敷いて座るような気持ちです。心安らかに座ったこともありません。寝ることもできません。使命を果たすまで、真っ昼間から自分の額を天に向けることはできません。先生がそういう生活をしました。 霊界に行って、コンピューターのボタンを押せば、全部出てきます。自分の生涯と比較対照してみれば、どういうふうに顔を上げますか。いくら祝福を受けたとしても、祝福の子供たちはみんな讒訴します。堕落したアダムの後孫が、アダムに対して讒訴したと同じように、「何だ、あの先祖たちは、怠けて! こんなみすぼらしくしたあの人たちは……」と、きみたちの後孫が讒訴するのです。何の話か、分かりましたか。 日本人の女の子たちを集めて、夜通し話して、十二時まで、これは何ですか。何の関係もない先生が来て……。関係ないのですか、あるのですか。(「関係あります」)。何の関係ですか。「蕩減復帰!」。それ以外、関係ありません。蕩減復帰される勝利基盤が満たされない限り、こんなことやるのはみんな、ばかばかしいことです。損害賠償を日本民族に支払わせなければなりません。恐ろしい話です。本当です。 あすの時間をいかに設けて、公的使命を果たすか。仕事を見つけて就職して、自分の生活を解決しても、何の功労もありません。先生の前に、何の公的価値もないのです。価値は、アメリカの教会支援と心情圏、伝道のために来たということです。 同じ子供なのに、なぜお父様の言葉を知らないのですか。今度の交差結婚をした後孫は全部、言葉を知らなかったら大変です。きみたちの最高の希望は、いかに韓国の高い祝福家庭と結婚を通じて親戚となるかということです。それは最高の希望です。言葉が通じないと駄目です! だから、韓国に留学しないといけないのです。歴史と言葉と知らなければならないのです。 その時、日本の歴史はみな、なくなってしまいます。韓国の歴史もそうです。先生の蕩減復帰してきたそれ以外にありません。見てみなさい。今から二千年まで、先生が八十一歳まで、見てみなさい。その時どうなるか。 韓国で苦労した者は、伝統を世界的に教えなければならないのです。その国に行って、韓国語を教えながら、韓国の歴史を教えながらちゃんと教育しなければなりません。そういう体制をこの前の「父母の日」に発表しました。そういう時代になるのです。部落ごとに韓国人が行って、伝統を植えつけなければならないのです。日本人もそうです。分かりましたか。 英・米・仏が、文先生に万能の王様として侍らなければなりませんでした。考えられることですか。イエス様とそっくりです。旧約時代の延長が新約時代、新約時代の延長が再臨時代なのです。イエス様と洗礼ヨハネの失敗したその通りに蕩減しなければならないから、そのベースをそのまま踏んで行かなければならないのです。まさしく、イエス様と再臨の主は同じです。メシヤが来る時に、エリヤの代わりとして、洗礼ヨハネが人として生まれたとは思わないのと同じように、再臨のメシヤが人の子と生まれたとは、だれも信じることができないのです。そっくり同じです。 きみたちの生涯は、きみたちが責任もたなければなりません。分かりましたか。 父母に侍り、国に侍る。そうならないで、自分の子供に侍り、自分の旦那さんに侍っているでしょう。そうではありません。父母はいるのですが、国がありません。南北統一を日本でしなければなりません。先生が世界の歴史をみんなたどって解怨しているということを、みんな知らないのです。それを世の中の人たちが分かった場合、きみたち以上に奮起して、御旨の方向に直行するでしょう。その時、きみたちはふるい落とされてしまいます。その前に自信をもちなさい。間違いなくやりなさい!(「はい!」)。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.26
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「日本人特別修練会における御言」 一九九三年四月十六日アメリカ・ペルペディアにて 神様を知ること きょうは(修練会)何日目ですか? 四日目だね。今、何の講義をやっていたのですか?(創造原理、堕落論、復帰はイエス家庭、祝福問題を終え、お父様の路程の中に入ったところで、お父様ご自身がおいでくださいました)。(歓声と拍手) ここに集まっているのは、大体祝福家庭だね。祝福家庭でない者は手を挙げてみなさい。何人もいないね。全部祝福家庭だね。祝福家庭が一般家庭と違っているところは何ですか?(原罪がないことです)。過去、現在ですか?(笑い)それは、ずっと後からの問題です。堕落のために、みんなこういう結果になったのです。堕落したために、神様を中心として祝福されなかったことを蕩減復帰しなければならないのです。堕落によって偽りの父母が現れて、その偽りの父母を中心として、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受け継いだのです。そして、偽りの悪の家庭が拡張して、偽りの氏族、民族、国家、世界となり、完全に神様と関係のない世界になってしまったのです。これが、歴史を経てきた現在の世界なのです。 これをいかに処理するかということは、大変な問題です。これは、一国の力でもできません。現代は、人倫的崩壊、道徳的崩壊、それから家庭的崩壊、社会的体制の崩壊が全面的に拡大され、世界化されてきたのです。これをどのように正すかということは、世界的問題なのです。アメリカ、(旧)ソビエト、共産圏、いかなる宗教団体もできません。放棄状態になってしまったこの現状をいかに処理するか? それができるところは統一教会しかないし、先生しかいないということは、一般の知識階級の常識者たちが認めているのです。 家庭問題を中心として、家庭崩壊とともに、エイズ問題、フリーセックス問題、ホモセクシュアル、レスビアン問題、これらをどういうふうに解決するのでしょうか? それは力でも、経済力や政治力でもできないし、軍事力でもできません。この解決方法は、神様を知ることによるのみです。問題は神様を知らないからです。神様を知った場合には、神様は世界の中心であり、最も価値の中核であるのです。絶対なる神様をはっきりと知った場合には、絶対絶対なる存在によって、絶対なるみ旨と心というものは絶対に一つになるのです。それは過去、現在、未来を通して変わることがないものです。ですから、すべての解決の鍵は神様を知ることにあるのです。 神様を知って、神様と人間はどういう関係か? これは、一般の宗教ではよく分からないのです。神様を知って、神様と人間の関係は何か? これは、統一教会に頼る以外に分からないのです。既にすべてを試験して、みんな失敗に終わってしまって、現状はどうにもできない放棄状態で止まっているのです。この間に、エイズという病は世界を浸蝕しているのです。これを正す道は何かというと、それは神様を知り、神様と人間の関係を知ることです。 それで、人間関係といえば男性と女性であり、どんなに五十億人類が住んでいるといっても、結局はこの男女、二人に尽きるのです。これを突き詰めて、問題解決の起点を探っていけば、すべて男性と女性にあるというのです。いくら世界的複雑な問題があったとしても、それは男性と女性の問題なのです。映画やビデオなどを見ても、全部が男性と女性の関係であり、不忠、不孝、あるいは均等化されない、バランスが取れない、ハーモナイズされないということなのです。結局は、男女の問題なのです。 それで男性自体を見ても、女性自体を見ても、個人の中で心と体が二重性になっているのです。これをいかに一つにするかということで、今まで人類は歴史を通して、この争い圏にさらされてきたのです。また、この解決方法を考えた人もいません。聖人たちが現れて、多くの教えでもって外的世界をコントロールし、何とか正そうと思ってみたのですが、自分にかかわる根本問題で良心と肉心とが争っているのです。 これは、いつから出発したのかも分からないが、歴史を通して今日まで続いているのです。そして、その後孫たちを中心とした人類が残っている以上は、この争いは止まらないということなのです。そのことの見通しがつくような男性だったら、男性一人の問題として、女性だったら女性一人の問題として、この解決をしなければならないのです。ですから、宗教とか、修養とか、いかなる教育制度を高めていっても、結局は良心と肉身を一体化し、神様に好まれる人になれるかということであり、もし神様がおられたとするならば、神様の相対の立場に立つ、子女の関係にいかに立ち帰るかということです。これが重要な問題なのです。 結局は男女の問題であり、祝福されたとしても、夫として妻として、どちらも一つになっていないのです。体と心、男と女を合わせれば、四つになっているのです。それを誰が一つにしてくれるのですか?今までの歴史上において、誰もそれができなかったのです。世界の指導国家であっても、それはできなかったのです。外的な問題は取り扱ってきたのですが、内的な本心の問題を、解決する方法を考えた者はいません。 それから、男女の問題として、男性はなぜ生まれてきたのか、女性はなぜ生まれてきたのか、人間のために生まれてきたのか、神様のために生まれてきたのか、という問題です。もし、神様のために生まれてきたのだとすれば、神様が責任を持たなければならなくなるのです。人間のために生まれてきたのだとすれば、そういう論法を正すことはできません。 人間のために神様が生まれてきたのではありません! 人間は、第一原因の存在ではありません! 結果的第二の存在なのです。何によってなされたものであるかというと、より根本的なものは、無限と超世界的な因縁につながっているのです。それで我々の本心は、世界よりもっと大きいものを考えることができるのです。どんなに小さな女の子でも、女性として一番になりたい、最高の女性になりたいと思っているのです。みんなそうです。男もそうです。顔などはどうでもいいのです。人間の欲望というものは、みんな最高の者になりたいというのです。 では、最高の者の最高の標的は何かというと、それは神様でなければならないのです。男性も、女性も、みんなが願う最高の頂点の欲望というものは、これは歴史を通して、革命を通して、いろいろ世界的教育制度が違っても、思想体系が違っても、人間の欲望というものは永遠に続くものであり、一人になって考えてみると、自分自身がよく知っているのです。みんな最高の者になりたいのです。みんなそういう欲心を持っているのです。持っていない者は人間ではありません。動物と同じです。 良心の欲望 なぜそのような欲望を持つようになったかというと、それは不可能な目的のためではありません。元から可能な目的があり、神様との因縁をつくるために、神様が下さった賜物なのです。それは最高の賜物なので、自分が最高の位置に立ちたいのです。教育を受けた女性として、世界一の有名なノーベル賞をもらったとしても、それで満足するものではありません。それが最高、最大の目的の標的ではありません。男性もそうです。たとえアメリカの大統領になったとしても、どんなに世界的な大統領になったとしても、それは一次的にしかすぎないのです。歴史を超越して、永遠に環境を超越して、自分の権限の及ぶすべての人生路程を超えて、永遠にそういう立場になりたいという思いはどうしても消すことができません。 それがあるからこそ、人間は万物の霊長だというのです。動物は、そんなことなど思いもしないのです。猿がいくら人間に似ていても、そういう思いは持ちません。いかなる動物もそういう思いは持ちません。ただ人間のみが、そういうことを思うというのです。それは、万物の霊長たる特徴を持っているからであり、その特徴性は、誰と関係を持つべきものかというと、絶対なる神様が主体としておられたとするならば、その主体性と関係を持つ以外にはありません。どんなに神様を知り、神様を占領したとしても、神様が隠している宝の箱があったとすれば、何はさておいても、その宝の箱を奪いたいのです。 もし、お父さんとお母さんがいた場合に、夫も兄さん姉さんもどうでもいいから、宝物を自分のものにしたいと考えた時、この宝物は天来的に長男、長女を中心として、主流を通していくものだということを理解しているので、兄や姉のことを考えるのであり、父母を考えるのであり、祖父母を考えるのです。そのような思いは万民共通であり、そこには差別がありません、このような人間の欲望の全般的な平均的な思い、万人のこの欲望をいかに達成するかということは、大変なことです。 君たちが、もし霊界に行った場合にはどうなるかというと、その思想しかありません。私は「あのように最高になりたい」という、その思想性、その基準だけが残るのです。その基準にも通じないような生涯を過ごしてきた者は、反対の世界に追い込まれるのです。それが地獄なのです。それが一番に、欲望として願う内心の深い思いです。それがそのまま実体として現れるのが霊界なのです。 そこに行った場合には、地上で生活して死んでいった数多くの先祖が、みんな集まっているのです。だからといって、私は霊界に行かないと言える人はいないのです。死なない人はいないのです。死んでいった者は皆、一つ所に行くのだけれど、その標準基準というものが何かというと、善の絶対なる理想郷を慕って、心の中心性を中心として体を同化させた影響圏の内容が、天的所有権の権限の位置を得る資格になるのです。ですから、良心的生活をしなければならないのです。 その良心の欲望は、神様を占領してもそれ以上に占領したいものです。すべてが神様から始まったので、神様がアルファであり、オメガであるというのです。始めであり、終わりであるというのです。すべて神様から出発したものは、結局は神様に帰らなければならないのです。皆さんは、故郷をいつも慕っていても、故郷に行っても何もないのです。君たちの田舎の故郷を見ても何もないのです。都会とか、アメリカの有名な風景と比べて見た時、何もない所を慕っているのです。それはなぜかというと、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、親族たちの愛の根拠地があるからです。愛の因縁でつながったものは、結局そこに帰らなければならないのです。 保護を受けて、どこに帰るかというと、神様に帰るのです。地上の保護の中心地が故郷なのです。そこで保護を受けて、永遠に移動している本郷の地に帰るのです。そこが天国であり、霊界というものです。ですから故郷を中心とした親族関係、親近関係すべてが愛し合えるような人になりたいというのです。 それが拡大して国となり、国民全体から愛してもらいたいし、さらに拡大して人類から愛してもらいたいし、それをまた拡大して霊界すべてから慕われたいのです。永遠の始めから永遠の終わりまで、すべての人々から尊敬され、愛されたいのが人間の欲望なのです。なぜそのように思うのかというと、そうならないと万民を、過去、現在、未来を通して愛した神様と相対関係を結べないからです。本心はそれを知っていて、故郷を慕い、愛国心とか、聖人の思想とか、そのような思いを持つのは結局、神様を中心として神様の国に帰って、相対のペースに合うためです。分かりましたか?(はい)。 ですから地上でもって、私は日本人だという思いを持って霊界に行けば大変です。アメリカ人だという思いを持ったら大変です。それは、第二次世界大戦を戦った怨讐圏であり、いかにその峠を無視してしまうか探しても、そういう道はありません。民族性を超越し、国境を超越し、伝統の習慣性を超越するということは大変な問題なのです。今、日本は島国で生活し、経済的に威張っていても、何十年か後にはどうなるか分からないのです。十年、二十年、二〇一〇年になれば、日本の経済圏も世界市場圏も中国が占領してしまう、そういうことを先生は知っているのです。安くてよい物がいくらでも作られてくるからです。御飯だけ食べられれば、利益はどうでもよく何でもできるのです。ですから民族とか、国家というものが大きな問題になってくるのです。神様の前で「私は日本から来ました日本人です。死んでも武士道精神です」。そうはいきません。 中心性で守る愛の道 ですから、統一教会は国境を超越しなければなりません。文化を超越しなければなりません。伝統性を超越しなければなりません。超越して何をするのかというと、超越する内容も持たないで超越すれば、みんな泥棒になってしまって収拾の道がなくなるのです。しかし統一教会では、正しく収拾の内容を教えているのです。神様が中心であり、神様は誰よりも身近なのです。世の中で一番近いのが神様なのです。原因と結果は切り離すことができません。いくら嫌でも、一つにならなければならないのです。原因と結果、男性と女性を平面的に見た場合に、どちらが原因でしょうか、どちらが最初に生まれてきたのでしょうか?(男性です)。それを見たのですか?(笑い)誰も見たことはないのです。 世の中の秩序から見てもそうです。女性は男性よりも小さいし、いくら女性が立派なことができるといっても、オリンピック大会で女性のチャンピオンは何名くらいいますか? 男性と戦った場合には、みんなビリになるのです。尻尾の尻尾になってしまうのです。マラソンをしても何をしても全部相手になりません。そういう観点から見て、神様はまずもって男性を考えて、それから女性を考えるようになったと思わざるを得ないのです。聖書は皆そのことをよくも指摘しているのです。「神様は初めに男をつくった。女はアダムの肋骨を取ってつくった、男をかたどって、女を見本としてつくった」という話です。肋骨でもって女性をつくったのではありません。それでは女性がかわいそうです。平等思想などというものも、あり得なくなるのです。 横的に見た場合には、男性が中心です。そうですね? 女性は男性の左のほうについて行き、右手は男性も使い女性も使うのですが、左にいるのです。男性の左手より下のほうです。なぜ男性は右の手で保護するかというと、保護される立場は保護する者の次にいるので、兄さんは弟を保護するし、姉さんは妹を保護するし、先生は学生を保護するのです。ですから、男性は絶対に主体であり、女性は絶対に主体ではないというのです。 雨が降る時、水の少ない所はお皿でもって雨をもらうというのです。天は授ける所であり、地は受ける所です。地は女性を表徴し、男性は天を表徴するのです。ですから男性は行ったり来たりしては駄目です。敢然として中心性を守らなければなりません。堕落の時みたいに行ったり来たりしてはなりません。女性が永遠に中心性で守ってもらいたいものは何の道かというと、教育の道でもなければ、生活の方便を教えてくれる道でもないのです。それは愛の道です。そうですね? 愛を中心としての絶対なる中心性です。中心の中でも最も価値ある中心は、最も中心に立つ縦的、縦的中心であり、それは一つしかありません。 女性が一番好きなものはダイヤモンドですね。黒人も、白人も、黄色人も、みんなダイヤモンドを欲しがるのですね。ダイヤモンドはよく見ると、何でもなく、炭素が固まってダイヤモンドになったのです。そのダイヤモンドがなぜ価値があるのかというと、硬いし、変わらないからです。尊いものは変わらないのです。硬さにおいてはダイヤモンドを越えるものはないのです。人間は誰でも硬いものを思うのです。硬くなければ強くないのです。脆いもの心強くないのです。そうですね? いくら強くて硬いものをつくっても、結局は強いものが硬いものに負けるのです。だから男性は敢然とした中心性を持つことです。中心というものは一つしかないからです。 祖父母、父母、自分たち夫婦、そして子供と暮らしている家庭で、一番貴重なものはなにかというと、家庭愛というものです。家庭愛を尊重する孝行は、すべてに通じるのです。本当におじいさんに孝行するお父さん、その子供、そして孫、それは孝行する者にみんな通じるのです。一家族四代で住んでいるとすれば、過去のおじいさんはどうだったか、自分の父に対して本当に孝行したのか、その子供は知っているのです。皆さんのお父さんお母さんはよく知っているのです。お父さんは、自分の子が本当に孝行か、自分と自分の子供を比べてみてどうか、みんな知っているのです。おじいさんに孝行した場合、おじいさんとの子女関係と、自分の子女関係を比べてみた時、おじいさんが自分より幸福だと思うのです。 では、誰がその家族を率いていくのかというと、祖父母、父母、夫婦、子供の中で、誰に家族の中心として率いていってもらいたいのかと聞けば、最も孝行する者が中心者です。ですから、誰が最も親に対して孝行するかというのです。それは、家族を誰よりも愛する者です。孝行は縦的であり、家族は横的なのです。すべて縦横関係なのです。 家庭を維持する中心点 顔を見ても横的ものがあり、縦的ものがあるのです。みんなペアシステムになっているのです。目玉も、歯も、みんな二つの組み合わせになっているのです。ですから、男性も女性が必要であり、女性もまた男性が必要なのです。これを何で組み合わせるのかというと、これが問題なのです。最も愛する祖父母から、父母から、夫婦から見た場合に、何を中心として最も横的家庭全体の模範になり得るか否か、夫婦一体化できるか、八十歳以上になったおじいさんが、生涯を懸けた生活の背後から自分の子供や親族を見た時に、「いやー、あの夫婦は理想的な夫婦だ」と言えるものでなければなりません。 結局、家庭を維持する中心点は何かというと、縦的に家庭を愛するかどうかを重要視するものです。それを国家的に延長したものが愛国者であり、それを世界的に延長したものが聖人です。万民を自分の国家、国民より以上に愛する者を聖人と言うのです。そして、天地を愛する者を聖子と言うのです。聖子は天の法律も守り、天国の王族の法、皇族の法律を別に持っているのです。国家の法律と共に王族の法律、地上の法律と共に地上の王族の横的法律、両天地、両世界のすべての内的外的法を完全に守って、それを包容せしめる愛の心でもって、因縁づける者を聖子と言うのです。 家庭には孝行者、国には愛国者、世界には聖人、天地には聖子、このような四段階になっているのです。それらはみんな愛を中心としてつながれるのです。知識ではありません。権力ではありません。お金ではありません。愛国心というものは、お金があれば国を愛することができるというのはありません。お金はあればあるほど、個人的になっていくのです。お金が問題です。いつでもサタンはお金を使って、人類歴史をみんな破壊しようとしてきたのです。お金でもって政権を取った場合には、みんなお金でもってやりくりするのです。人倫道徳をさておいて、手段方法を構わず、お金でもって梯子をつくって、みんなサタンの方便となるのです。神様の愛の世界には通じません。 もし、そうなった場合には、男性が中心であって、女性は間違いなく相対です。今アメリカの女性たちは、女の権限を振るおうとして問題になっています。男性には信じられないことです。命懸けで絶対に信じようとした男性たちが、今とてつもない方向に流れているのです。大変です。女性が男性を信じられない時代になったのです。レスビアンとか、ホモセクシュアルとかになっているのです。愛の因縁の世界と、愛の連結体の世界は、今やなくなりつつあるのです。組織的な体制の世界は、民主主義組織など政治体制であって主義ではないのです。愛の体制でもって訓練をされていないのです。日本の国もそうです。全部が家庭主義ばかりです。日本の国民としての愛国心は後にして、みんな自分の家庭を中心としている現状です。 愛の梯子をたどって神様に帰る道 家庭での孝行をパスした場合には、その家庭を超えて国を愛さなければなりません。国を愛した後には、世界を愛さなければなりません。それは人間が愛の梯子をたどって神様に帰る道であって、永遠に必要なのです。霊界に行けば必ずそうなっているのです。孝行者は地獄には行きません。地獄に行こうとしても再臨主が来るまで保留されて待つのであって、地獄へは行きません。中間霊界というものがあるのです。 孝行者になれますか、愛国者になれますか、聖人になれますか、聖子になれますか?(聖子です)。親孝行しなくても愛国者になった場合には、親孝行を完成した上に立つのです。分かりましたか? 聖人は愛国者の上に立ち、聖子は聖人の上に立つのです。光でいえば、一〇ワットのライトと一〇〇ワットのライトは、一〇ワットが何千個あっても一〇〇ワットには勝てません。一〇ワットは何万個あっても一〇ワットであり、一〇〇ワットには勝てません。それと同じく、親不孝になっても愛国者になれば、それは歴史が保護するし、天運が保護するようになっているのです。愛国者にならなくても聖人になれば、世界万民を愛し、国を愛したより上に立つのです。 孝行者、愛国者、聖人、聖子、これらはなぜ必要かというと、親孝行をしたとしても一〇〇年くらいであり、一生涯することはできないのです。そうですね? 親は千年、万年も生きられないのです。一生涯孝行しても一〇〇年未満なのです。しかし愛国者は一代を越えるのです。愛国者の伝統は祖父母から父母、自分から自分の後孫まで相続するのです。そうでないと国が成立しません。分かりましたか?(はい)。聖人思想は愛国者を超越するのです。日本の国ばかり愛しても、その国の中には神様は住めないというのです。宇宙全体を愛した上に住まなければなりません。ですから、聖人の道は愛国者の道を越え、聖子の道は聖人の道を超え、最高位に立つのです。地上の天国、天上の天国の法律、両国の法律をみんな尊重し、尊敬される内外の縦横の関係を保っているのです。 聖人は、これら二つをプラスしても及びません。三つをプラスしてもイコールにはなりません。なぜ、人間歴史は、このような愛を中心として尊重するようになってきたかというと、良心というものが直接、自動的に自分は何者であるか、みんな知っているからです。自分が善なる者か、悪なる者か、みんな知っているのです。知らない者はいないのです。神様よりも自分のほうが、はっきりと知っているのです。それを誰か否定できますか? 泥棒の従兄弟みたいな自分か、あるいはマッテヤの従兄弟みたいな自分か、みんなよく知っているのです。それは説明の必要がないのです。 霊界に行けば一〇〇パーセント、コンピューターに入ったプロジェクトがみんな現れてくるのです。良心は永遠の世界に展示するコンピューターのフロッピーのようなものです。みんな入っているのです。そっとボタンを押せば、幼く母に抱かれてオッパイを飲んでいた時から、ずっと一生涯何をやってきたか、すべて心の映像がみんな分かるようになっているのです。そういう世界が、君たちを完全鑑定のために日々記録しているのです。その日がいつ来るかというと、死ぬ時です。万能なる鑑定コンピューターの前に立てば、誰も嘘はつけません。霊界の映像が影みたいな世界として現れてくるのです。全部が記録されているのです。 皆さん、深刻な問題は神様を知っているかということです。神様を知っていますか? もし神様を知っていれば、このような所には来ていません。祝福家庭は、神様が祝福された価値がどういうものか分かった場合には、こんなことはしていません。神様を知っているかと聞いた場合に、本当に知っている者はいないというのです。五十億人類の中で一番神様をよく知っている代表者が、文先生です。 君たちは本当に神様を知っているのですか? 今からそのことを祈祷してみなさい。証明してみなさい。水をかぶって条件を立ててでも、このことを解決しなければなりません。神様を知っていると言いながら、神様を本当に知っていたのか? この手が神様の手みたいに働いたことがあるのか? この頭が神様みたいに考えたことがあるのか? この体が、この目が、五官全部が、精神一体が、どのような距離があるのか? 君たち自体がよく知っているのです。それは、方便でもってカバーすることなどできません。 ですから、神様に談判しなければならないのです。「私は神様を知っていると言いながら、みんな嘘でありました。本当に神様、分かるようにしてください」と。それで、神様はどうでしょうか? 喜ぶと思いますか、笑うと思いますか、どう思いますか? 神様は笑います。文先生が教えている内容も学ばないで、神様を教えてくれなどと言ってはなりません。文先生の教えをすべて学べば、それに比例して神様が分かるようになっているのです。神様をいくら分かろうとしても、神様は教えてくれません、文先生を通さなければ、分からないのです。 そして、皆さんの目玉が神様の目と同じようになれば、ニューヨークの町を歩いた場合に、腐敗した状況を見て、どう思いますか? その声を聞いて、どう思いますか? 匂いを嗅いだり、話しを聞いて、どう思いますか? 自分の子供たちが堕落して、崩壊寸前の姿をしている時、親の心の痛みはどうでしょうか? 一代の一〇〇年の因縁を持った子供に対する親の心情も、このように大変なのに、永遠なる親の心情の因縁を持った神様はいかぽかり大変なことでしょうか? 統一教会員であり、神様を知っていると言いながら、神様が分かっていないのです。それを忠告しておきます。本当に神様が分かりますか? 先生が君たちを、公的な立場で叱れば気持ちが悪いでしょうが、先生は一回も褒めたことはありません。君たちを褒めたら虫が付くのです。叱る時の文先生が恐ろしいので、虫も付かなくなるのです。ですから喜ぶべきことです。そのように愛する者を鞭を打ち、試す厳しい先生は立派な先生なのです。学生に甘い先生はよい先生ではありません。 神様の認定を得る道 問題は神様です。皆さんは神様を知っていますか?(はい)。本当に知っていますか? 握手したことがありますか、神様とキスしたことがありますか? 何もないんじゃないの。それが問題です。神様は人を代表しているのです。人間の父親なのです。お父さんなのです。ですから、父親より以上に子供を愛する者には、もしその子供が死んだ場合には、その子供を愛した者に相続させてあげたいのです。全人類を神様の子供と考えた場合に、神様より以上に全人類を愛した場合には、もし全人類が地獄に行ってしまったとすれば、全人類に授ける祝福はその人に伝達されるのです。それと同じことです。 人を愛しなさい。今、自分の子供が病気になって死にそうな立場を迎える親心以上に、本当に人を愛したことがあるのか? 本当に人のために奉仕したことがあるのか? それが問題です。原理はこのことを教えているのです。自分の命を捧げても、まだ投入したいところから、命を捧げて忘れてしまうところから、真の愛は出発するのです。話としては簡単ですが、自分が本当にその心境になったことがあるのか?これは、真剣なことです。それを霊界で聞かれるのです。「先生の教えはこうであったのに、この基準に対してあなたはどういう関係を持ったのか? 霊的五感と肉的五感はどうなっているのか? 一つになってこの基準に合わせるような努力をしたことがあるのか?」。どう思いますか? 天国はどうでもいいでたらめな所ではありません! 祝福を受けてもでたらめなことをするような者の集まる所ではありません。真剣な者の集まる所です。君たちは、先生よりもっと真剣にならなければなりません。 先生は過去、イエス様の時代より真剣で涙ぐまない日はありませんでした。自分の時代において迫害を受けることは当然なことです。男らしくもなくポロポロと涙を流すようなことはしないのです。先頭に立って堂々とやるのです。過去の先祖たちが誤った内容を、彼らには後悔する道はなく、悔い改める道がないので、私が身代わりになって痛哭しながら、許すための涙を流したのであって、成約時代においての先生は堂々として戦っていくのです。直行するのです。牢獄に入る時も堂々と統一教会の教祖として入ったのであり、統一教会の一信者として入ったのではありません。 「国がどうなるのか? 世界がどうなるのか?」。そこでもって、二つの国が一つにまとめられるのです。たくさんの分裂した統一の動機が生み出されるのです。いくら原理を覚えても何にもなりません。頭で考えるものは実績とは関係ありません。実績というものは、実際に戦った実践結果において出てくるものです。考えでは通じません、サタンと対決して勝利の旗を揚げる時にこそ、神様の認定を得るのであり、いくら旗を持っていたとしても、揚げる時は実践して勝敗を決めた時だけです。それが天下分け目の戦いであり、関ケ原の戦いなのです。何回も、のるかそるかの道を通過しなければなりません。先生は本当に真のお父様ですか?(はい)。本当ですか?(はい)。本当に内心の深いところに染み込んでいますか?(はい)。 復帰は蕩減を通してなされる 本当に真の父母を知っていますか? 何パーセント知っていますか? 先生が四十年間に、創造以来再臨主時代まで、イエス様の再臨時代まで、旧約、新約時代を通して四〇〇〇年、創造以後六〇〇〇年、再臨の主が来るまでを一代で蕩減復帰したと、本当に考えているのですか? 先生は本当に蕩減のために戦ってきたかというのです。考えてみなさい? 数多くの歴史的な人々、聖書に現れた人々の失敗をすべて蕩減復帰しなければならなかったのです。真の父母であれば、それを正さなければならなかったのです。真の父母とは、そんなにたやすいものではありません、山に行って虎を何十匹、何百匹捕まえることなど問題にもなりません。 考えてみなさい。誰も知らなかった内容を一人で探り出して、それを理論的体系として整えて、サタンと神様と三位基台で会談して、決定した後も実行しなければならないのです。そうしないとサタンは後退しません、そうすることによって、神様は先生の後に来るのであって、できなければサタンが押し出すのです。アダムが先頭に立つのであり、神様が先頭に立つことはできません。これが原理です。 人間の責任分担という膨大な複雑で込み入った内容を、体系的にみんな整えて、四十年生涯の間に縮小させて、それを蕩減して乗り越えていかなければ人類解放はできないのです。そのペースに合わせて、神様は世界の現状、世界情勢を先生の言うとおりに合わせるようになっているのです。偶然ではありません。具体的なのです。四十年の計画をすべてプログラムして、第二次世界大戦後に、キリスト教の新教と旧教が、先生の話を聞いた場合には、七年間で世界統一できたのです。 そうなれば、日本がエバ国に選抜される原理はありません。サタンが一番尊いものを握ったので、神様は仕方なしにサタンの尻尾を握ってでも、戦って奪い返さなければならなかったのです。それが蕩減の道です。蕩減は逆さまに行くのです。エバ、カイン、アベル、アダム、サタン、神様。(先生が黒板を使用される)これが堕落しなかったならば、本当は上から下がって来るものです。しかし、これをみんななくしたのだから、これをサタンが占領してしまったため、神様は仕方なしに逆の方からアベルを中心として、上がっていったのです。 復帰は蕩減を通して成されるということを、はっきり知らなければなりません。なぜ蕩減が逆さまにいくのかというと、このアベルを失ったのだから、アベルを中心として一つにしなければならないので、再創造の道の環境をつくっていくのです。そこには主体・相対があるのです。プラス・マイナスが創造原則です。再創造の道も、この原則を利用しなければならないのです。主体がサタンのほうになって、相対が神様のほうになっているのです。これを取り返さなければならないのです。サタンが上を取ったので、神様は仕方なしにアベルを中心として、プラスとマイナスを一つにした時に、代表圏、代表相対になるのです。(先生が黒板を使って説明される) それで、原理の総合的結論は何というかというと、四つに分立された長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、(天的)皇族権復帰です。祝福家庭はこれを成さなければなりません。プラス・マイナスが逆になっているので、アベルがカインを復帰しなければならないのです。家庭から氏族、民族、国家、世界でのカイン・アベルの問題です。世界的右翼と左翼の問題です。右翼を中心として左翼を屈伏していくのです。これが公式です。公式的な復帰原則を通過しなければなりません。 それが第二次世界大戦後における、英国、米国、それからフランスです。エバは島国で、いつも大陸を慕うのです。アメリカはエバが生んだアペルです。旧教が新教を生んだのです。フランスは連合国側のカインです。その反対のサタン側は、日、独、伊です。このように、連合国家と枢軸国家が対峙したのです。サタンと神様との二つに分けて植えたものが、総合的な収穫期を迎えて清算しなければならないのです。サタンを完全に屈伏しなければならないのです。しかし、英、米、仏が統一教会に反対し、先生に反対したのでみんな失敗しました。でなければ、再び日本やドイツが神様のほうに立つ道はありません。 アメリカを再び選択したのは、蘇生、長成がなければ成約時代が完成しないからであり、再臨主が立つためにもアメリカを復帰した場合には、ユダヤ教とキリスト教、旧約と新約を復帰したことになるので、これを再びまとめなければならなかったのです。 第二次他界大戦後において、アメリカと日本とドイツが世界権限を持っているのですが、それは先生がアダム国家、エバ国家、カイン・アベル国家を決めたためです。そこで、母はカイン・アベルを一つにしなければならないのです。聖霊を中心として右翼と左翼を一つにし、旧教と新教を一つにし、カインとアペルを一つにするのです。 再臨主が来られた場合には、それらが一つになって、その国全体が先生と一つになった時、七年間以内で、T九五二年に世界は一つになるのです。先生は三年前に、北韓の全日成にそのことを公言したのです。サタンはよく知っているのです。そういう内容の歴史が素通りして何の内容も成し得ない場合には、蕩減原則によって、長子権復帰もできず、父母権も立たないのです。カインとアペルが絶対に一つになれないのです。ユダヤ教とイスラエル国家はカイン・アペルなのです。カインはイスラエル国家、アペルはユダヤ教です。それが一つになって母を準備しなければならないのです。王宮をつくって、王様が来られた場合には、その王宮を中心として、イスラエル国家とユダヤ教が一つになって、天下を治める王様のために万全の準備をしなければならない使命があったのです。そのために、イスラエル民族を四〇〇〇年間苦労させてきたにもかかわらず、なぜイエス様が馬小屋などで生まれなければならなかったのでしょうか?それを誇るなど、そんな馬鹿なことはありません。天の摂理の背後のみ旨の道を知らないから、そんなことを言うのです! サタンが長子の権限を持って行ったので、地上の政権を中心として、今まで宗教圏を迫害して殺してきたのです。それを復帰しなければなりません。復帰するには、母が失敗し、カイン・アペルが堕落した結実が実って、地を受け継いで天の父を追い出してしまったのですから、今日、再び世界的基準で一つにすることによって、蕩減復帰するのです。復帰路程は必ず、蕩減の道を行かなければならないのです。なぜかというと、逆に堕落したからです。分かりましたか?(はい)。祝福家庭は、世界的環境圏を家庭圏まで行くために、そのような蕩減の道を通過しなければなりません。先生が今、全世界的に問題となる非常時なのに、蕩減の道に逆らって、一族と共に自分勝手に定着し安定した祝福家庭は問題になるのです。 統一祝福家庭の行くべき道 個人は家庭のために犠牲になり、家庭は氏族のために犠牲になり、氏族は民族のために犠牲になり、民族は国家のために犠牲になり、国家は世界のために犠牲になり、世界は天宙のために犠牲になり、天宙は神様のために犠牲にならなければなりません。これが八段階です。このような統一教会の行くべき公式の道を、君たちは祝福を受けたからといって、二人でもって子供を生んで、自分たちだけで楽しく生活していては、これは大変なことになるのです。 イスラエル民族は出エジプト時代、みんなモーセの命令下で全体出動しなければならなかったのに、隠れていれば、皆殺しされてしまうのです。どんなに難しいことがあっても、先生の示す道に死力を尽くして、世界平和圏に向けて、競争して突進しなければならないのが、統一祝福家庭の行くべき道なのです。モーセの命令を守らない者はイスラエル民族も皆、荒野の鷲の餌食になってしまったのです。同様に、先生の言葉を重要視しない者は、皆アメリカの荒野の鷲の餌食になってしまうのです。皆さんがアメリカに来たのは、’アメリカの人と祝福を受けて、アメリカの人の子供を生むためだけではありません。このアメリカの国を救ってあげるために来たのです。エバがカインとアペル、アメリカとヨーロッパ、旧教と新教圏を救ってあげなければならないのです。 南アメリカはローマンカトリックであり、アメリカはプロテスタントです。あちらはラテン民族、こちらはアングロサクソン民族です。それらが互いに争っているのです。先生はそれを一つにするために、「AULA」という組織をつくっておいたのです。それで、今は「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」を、六大州を越えて超民族的に組織しているのです。これはカインとアペルです。心と体が一つにならなければならないのです。個人から世界までつなげるような組織をつくっておかなければならないのです。「世界平和女性連合」は「世界平和家庭連合」に昇和するのです。 女性はカイン・アペルを収拾して、真のアダムである完成再臨主と一体にならなければなりません。そして、氏族メシヤを中心として皆家庭につなぐのです。メシヤと一つになることにより、アダムに接ぎ木されて、個人伝道時代は過ぎ去り、家庭接ぎ木時代に入るのです。 お母様を中心にして、さらにアメリカを中心として、英、米、仏、日、独、伊の六か国が一つになるのです。第二次世界大戦後に、新婦として新郎を迎えるべきことを皆失敗したので、再蕩減するためにアメリカは、アメリカと民衆を再び復帰しなければならないのです。復帰するためには蕩減しなければなりません。では、誰がそれをするのかというと、女性がお母様を中心としてするのです。そのようにして復帰時代を完成した条件が立ったので、「世界平和女性連合」新設とともに、女性解放を宣布したのです。 それで、男性は堕落しなかった時のアダムの立場と、天使長の二つの立場があるのです。ですから、天に命令を受けた僕の立場と同じです。子供の立場ではいくらでも地上に来ることができるのですが、エバが堕落したので、女性はみんな地上に基地がないために自由に地上に来ることができないのです。ですから、地上で誰が来て準備するのかというと、男性が地上に来て一つにして解放するのです。 イエス様がヨセフとザカリヤの家庭を中心として、氏族メシヤ圏において勝利すべきだったのに、洗礼ヨハネが侍ることができなかったのです。洗礼ヨハネがカインの立場であり、イエス様がアベルの立場なのです。堕落の時に、カイン圏天使長がアダムの妹を奪っていったので、蕩減復帰原則によって、アペルが洗礼ヨハネの妹を奪ってこなければならないのです。なぜそれができなかったかというと、親族関係で結婚することは、ユダヤ教が、イスラエル歴史が法的に歓迎しなかったからです。 このように、親近関係が最も近づいた歴史的な一時があったのです。今日のアメリカも、最後の終点期を迎えて、そのようになっているのです。そこで方向を天に変えるべきなのに、サタンに引っ張られていって、今日フリーセックスになり、破壊圏に落ちてしまったのです。そこからいかに回るか? それには原理を知らなければ回れません。今や家庭が恐ろしい所です。家庭を中心としてすべてを失ったので、再び家庭を中心として、すべてを探して来なければなりません。そういう内容をすべて先生は知っているので、これらを正すことができるのです。霊界へ行って聞いてみれば、皆そうなっているのです。 統一教会の家庭は四大心情圏と三大王権復帰 アメリカにいる祝福家庭は、アペル家庭として、世界の各家庭、長子家庭を消化して自動屈伏させて、主流の家庭の方向へ甦らせてあげなければ、このアメリカは復興できません。生きる道がありません。そういうこともしないで、日本人同士で生活していては、アメリカは救えません。ですから今、君たちを再教育しなければ、日本の伝統を越えることができません。民族性を持ったまま霊界に行った場合は、大変なことです。霊界に日本の教会が残るというのです。 日本人という前に、統一人であることを忘れてはなりません。アジアから見た場合に、日本列島は女性と同じです。また韓半島は男性と同じです。イタリアもそうです。イタリアが一〇〇〇年以上の権限を振るえたのは、大陸における女性と同じ立場なので、文明が発展したからです。そういう意味において、地理地学上から見ても、日本は韓国と一つにならなければなりません。でなければ大陸への道はありません。文明の発展の基地はすべて半島です。イペリア半島やギリシャ半島など、みんなそうです。シンガポールも、みんな半島です。世界の文明の交差点にもなるし、分割点にもなるのです。 はじめに、祝福家庭はなぜ尊いのかと尋ねましたが、なぜだか分かりましたか? 原罪ではありません。原罪は堕落以後のものです。堕落以前の神様との関係があるのであって、原罪とは関係ありません。そう言う人は、原理を知らないからであり、原理が分かれば、祝福家庭は神様と直接の関係なのです。 さあ、神様中心としてアダムとエバが喜びながら、踊りながら、祝福を受けたとすればどうなるでしょうか? 考えてみてください。神様の子供だったら、結婚させてあげないといけないでしょう? そうだね。原理の道は否定できません。聖書を読んでみると、堕落して追い出されてしまった後で、子供を生みましたか、生みませんでしたか? アダムとエバは子供を生んだのですね。子供を生んだということは結婚したことです。誰を中心として結婚したのかというと、神様が追い出したのですから、追い出したそのアダムとエバに再び神様は追っかけていって、祝福して結婚させてあげるということはあり得ません。ですから、サタンを中心として結婚したということは否定できないのです。 問題は神様です。君たちは本当に神様を知っているのですか? 何パーセント知っているのですか?正確に解答を出しなさい! 何パーセントですか?(まだ、わずかです)。これは大変な問題です。神様を知った場合には、神様の計画や何十年以後のことなど、今から成さなければなりません。先生がそうです。それで四十年前からこのことをやってきたのです。その当時は、何も理解できなかったのですが、四十年たった今、みんなを組み合わせてみると、世界のいかなる国にもできないような巨大で強大な、強固な組織体制になったのです。それをみんな涙ぐみながらやってきたということを忘れてはなりません。 君たちはみ旨の道においてどのぐらい十字架を背負ってきましたか? アメリカはともかく、日本を救うためにです。これは真剣なことです。結局は、神様が分からないということが問題だということです。分かりましたか?(はい)。夫を理解するよりも、先に神様を分からなければなりません。妻を理解するよりも、神様をもっと分からなければなりません。それが分からない者は、夫婦共々に分からないようになって流れていって、でたらめになってしまうのです。 文先生が世界中の男性と女性を集めて何をするかというと、日本では何といいますか?(仲人です)。それは、世界的な家庭問題、国の問題を解決するためです。世界が収拾できないのは、家庭問題であり、男女の問題です。そうですね。それから、祖父母と父母と相対と子供、三代の問題です。これ以外に国を救う道はありません。これを解決する方法を統一教会は、根本的目標として、歴史を通して今日までやってきたのです。統一教会の家庭は、四大心情圏と三大王権を復帰するのです。 自分の祖父は天の特権大使です。もしも、アダム家庭が堕落しなかった場合には、おじいさんには神様と同じように侍ればよいのです。歴史を経て霊界に行って先祖たちの一番最後の者として残された主人がおじいさんなのです。ですから神様の代わりです。そして、お父さんは、この世界の地上の家庭の王様です。君たちの父母はみんな五十億の人類家庭の現代の王様です。過去の王様がおじいさん、現代の王様がお父さん、そして未来の王様となるのが、霊界の天国と地上の天国の両国を合わせた二つの国を相続し得る王子王女であり、アダムの子供であるべきだったのです。これが三大王権です。 この家庭を引っ張っていけば、神様もついて来るし、人類もついて来るし、未来も全部ついて来るのです。これが、天上、地上、王権の中心になるのです。長子権を復帰できなければ、父母に帰ることは絶対できません。ですから先に長子権を復帰して、次に父母が堕落したのだから、父母を探さなければ王権が復帰できないのです。王権を復帰した場合には、王様ばかりではなく、世界五十億人類をまとめて、王権建設が成されるのです。そして、その王権を伝授される者は、その王様の長子なのです。 王権、長子権を相続して、アダム家庭から歴代の長子が堕落しないで、王権を引き継いできたと同じような体制編成を世界的に成しながら、それを中心として、アダム家庭から王族、兄弟親族たちが王権を守って一体となり、王様と皇族がカイン・アペルとして一つにならなければ、神様は臨在できません。すべてが公式的になっているのです。ですから、(天的)皇族権を体恤しなければ、アダム家庭が家庭的天国に入るためには、今までの歴史と五十億人類を中心として、世界的天国を一度に地上と天上に再建設しなければならないのです。 それは、女性解放問題も同じです。同等の権限で、今まで横的に広げたものを再臨主が来て、縦的体制とともに横的体制を整えて、四大心情圏と三大王権を成すのです。三大王権は、祖父は天の過去の霊界の王様であり、父は地上の現代の王様であり、子供は未来の王子王女という、三大王権です。これは各自の家庭において成すべきものです。先生の直系の子供を中心として、それから王族の立場において一つにならなければなりません。 そして家庭編成、氏族編成、民族編成、国家編成を一度で成していくのです。サタンは、このような原則基準に合う基台を地上に持っていないので、退かなければならなくなるのです。ですから、この世界は行くべき道がありません。家庭と国を治める真理がないのです。それは、この統一教会にしかないのです。日本も、アメリカも、先進国家が何を言っても、皆同じです。何の方法も持たないのです。神様と真の父母を中心にして解決しなければなりません。 それには、神様一代から何千代もの王権を相続して、五十億人類が堕落しなかったという勝利圏を横的に拡大して、主流王族と四方の王族たちが歩み寄って、真の愛を中心に一つとなって生活して、死んでから行く所が本来の天国であったというのです。分かりましたか? (はい)。このことをはっきり知らなければなりません。これは世界的です。今はその基盤だけをつくればよいのです。一か国、二か国、このことを成した場合には、世界は一度にすべてまとまってしまうのです。世界は既にそうなってきているのです。これを平面的に、五十億人類を中心として成し遂げるのです。 長子権復帰、次に父母権復帰です。皆さんは父母なのです。氏族メシヤは家庭父母として、家庭メシヤをつくらなければなりません。家庭メシヤは、家庭においてのサタン勢力をすべて征伐しなければなりません。分かりますか? メシヤは真の父母であり、真の父母はサタンの権限をすべて征伐するのです。ですから氏族メシヤを送って、家庭メシヤとして整理するのです。それがアダム家庭復帰です。アダム家庭復帰、氏族王様、国家王様、世界王様、天宙王様となり、神と共に真の父母様につながれるのです。 新しい家庭編成から そのような主流王権を中心として、六〇〇〇年の歴史をまとめて、そこに全人類が一つになって、真の心情圏で統一されて生涯終えていく所が、本来の天国だというのです。ですから、そこには民族感情がありますか、ありませんか?(ありません)。人種感情もないのです。それで、先生を中心として世界的祝福をするのです。白人も、黒人も、黄色人種も、問題ありません。皆、兄弟姉妹の心情を持たなければなりません。統一教会は新しい家庭編成、新しい民族編成、新しい国家編成、新しい世界編成を成し遂げていくのです。二〇〇三年までに整理しなければなりません。 この前、イエス様の三十三回目の誕生日を祝いましたね。イエス様が四十三歳になるまでに、出エジプトの四十三年、四三〇〇年を延長してきたところの四十三年以内に、アジアとローマを一つにして、世界的氏族圏を持つ立場に立つべきだったのですが、イエス様が十字架につけられることによって、それらを皆、失ってしまったのです。それで先生は、イエス様を解放して、イエス様が家庭を持って四十三歳になるまでに、完全な世界的基盤をつくらなければならないので、急いでいるのです。分かりましたか?(はい)。日本民族大移動です。氏族メシヤをしない場合には、女性が皆出かけるのです。模範的な日本の女性になりなさい。 日本の女性は韓国に行っても、絶対に韓国の女性に負けてはなりません。韓国の女性は姉さんであり、日本の女性は妹です。復帰の基準から見た場合は、世界的アペルの立場に立っているのですが、国家的には韓国の女性が姉さんなのです。これは、神様から長子権、長女権を復帰したと同じですから、妹たる日本の女性は韓国の姉さんと一つにならなければなりません。二人はカインとアペルです。韓国の女性がアペルで、日本の女性がカインです。二人が一つになって天国をつくらなければなりません。今そのことをやっているのです。ですから、交差祝福を受けた祝福家庭は日本と韓国の代表です。昔みたいに日韓家庭、韓日家庭などと言ってはなりません。それが主流なのです。日本民族も、韓国民族も、アジア民族も、みんな同じです。サタンが、それを分からないように分割していったのです。神様は決してそうは願われなかったのです。神様のみ旨は統一です。統一教会は、そのような統一を成す教えを全面的に責任持っているのです。分かりましたね?(はい)。こういう問題を成すに当たって、まず神様をよく知らなければなりません。神様を知ってから、長子権復帰が可能であり、神様を知ってから父母権復帰が可能であり、父母権復帰が必要なのです。神様を知ってから王権が必要なのです。神様王族が必要なのです。神様には何もないのです。そうだね? 神様と真の父母を中心として成すのです。今は兄弟の戦争です。民主主義は兄弟同士の戦いなのです。民主主義は腐敗して、もうだめです。これから王権時代に入るのです。これから、世界はどうなるかというと、先生の言うとおりになるようになっているのです。君たちが考えるようにはなりません。それでなければ、先生がつくるのです。君たちが聞かなくても、先生は聞かせるのです。これから、ヒマラヤの頂上のような峠を越えていかなければならないのです。 原理の道は踏んでいく道 世界中で飢えて死ぬ二〇〇〇万の人々のために、先生は魚の牧場をつくったのです。公害問題のオゾン層を、人類の代表として解決できるのは文先生しかいません。そのようにして、各方面に関心を持っていかなければなりません。先生が行けない時には皆さんが行って、涙を流し、汗を流して、先生の足跡の上に自分も足跡を残そうという思いを持たなければなりません。原理の道はそのごとくに踏んでいく道です。越えていく道ではありません。分かりましたか? おじいさんも、父母も、その道は子々孫々、何千代の後孫も、原理の道はそのごとくに行かなければならないのです。ですから蕩減の道なのです。 「長子権復帰!」。先生の後について言ってください。(長子権復帰)。「父母権復帰」(父母権復帰)。「王権復帰」(王権復帰)。そして四大心情圏と三大王権復帰です。分かりましたか?(はい)。「王族権復帰」(王族権復帰)。「(天的)皇族権復帰」(皇族権復帰)。これは、祝福家庭が成さなければならない絶対的に重要な項目です。分かりましたか?(はい)。 長子権復帰で、初めての地へ行った場合には、模範を示さなければなりません。朝になって挨拶することにおいて、一日の生活において、サタンが自動的に頭を下げるような模範を示さなければなりません。それは、理解してくださいというのではありません。神様はそう言いません。まず実績でもって、その効果、価値を示さなければならないのです。それを各自が鑑定して、「それはもっと尊い。それは美である」ということを知った場合に、自分のものをすべて売ってでも、その美と取り換えるようになるのです。サタン世界の全財産を売っても、祝福を買ってでもまだ余って感謝するようになるのです。祝福家庭はそのようにならなければなりません。日本の問題もそうです。自分の家庭に財産を持っておりながら、自分の一家の安逸を貪って引き継いでいくのは罪悪です。それだけ、日本エバ国家の使命が完成されていないのです。しかし先生は、もうそういう時代を越えているのです。 女性解放をしたので、皆アダム・エバになったのです。ですから、すべての女性も、子供も、すべて先生の下にあるのです。第二次世界大戦以降の四十七歳以下の者は、全部先生の下に移るのです。ですから今は、世界を指導する最高の人々は四十代から五十代なのです。神様は実にプログラムどおりにやっておられるのです。それからイエス様を中心として四十代まで下がってくるのです。ですから、あのクリントンも四十数歳で大統領になったのです。これは時世の運勢なのです。一時に、それを獲得させるのです。それを交差して転換させなければなりません。彼は先生の話を聞かなければ消えていくのです。ブッシュも先生の話を聞かないので消えていったのです。 祝福家庭は実子権の家庭なので、祝福されてない家庭を教化しなければなりません。日本から太平洋越えてアメリカに来たのは、先生に引き寄せられて来たのですから、この天使長の国にエバ国家の伝統を残さなければ、自由世界は滅亡するのです。アメリカ人は、みんな高慢です。ドイツ人も高慢です。日本の統一教会メンバーが母の立場で、彼らを抱擁して教育するようになれば、統一教会もこんなに苦労しません。 それで海外宣教十六年を終えて、昨年初めて宣教師たちを呼んで、先生がアラスカで教育したのです。十六数は韓国動乱の時の十六か国、オリンピック大会参加の一六〇か国です。不思議ですね。再臨の時代には、イエス様の時代の一二○を、一六〇家庭と一六○国家にするのです。ですから氏族メシヤとして一六〇家庭を復帰して、これを率いていかなければなりません。これが基本数です。ですから今は、ボヤボヤしていて氏族メシヤ圏を失った場合には大変なことになるのです。氏族メシヤ圏を持たなければ登録できないし、結婚しても入籍できないのです。子供を生んだ場合に入籍しないと大変なことになるようにです。それと同様に、国の定着時代になった時には、入籍時代に入るのです。その入籍の列が日本海を越えて太平洋まで長く続くというのです。全人類が、先を競って家庭ごとに入籍するようになるのです。大変なことです。 ですから、アメリカで夫と共に子供たちを抱えて幸福に生きようと思っていたら大間違いです。先生自体がジプシーの親なのです。ジプシーです。ジプシー家庭の父親なのです。ジプシーです。ジプシーを知っていますか?(はい)。定着地のない群れなのです。それを率いていく者は、草原を求めて天幕を張って生活しながら移動していくのです。草を求めて草原を巡りながら生きていくのがジプシーの群れです。イーストガーデンが先生の定着地ではありません。 本を中心とする教育 原理の本も皆先生がつくったのです。今回の、「真の父母と成約時代」という本は、先生が全面的歴史を縮小してつくったものなのです。何回も訂正してつくったのです。ですから君たちは将来、先生の語った内容、先生の書いた内容を、自分勝手に加減して、訂正しようというような思いを持ってはなりません。そのようなことをした場合には、先生の二〇〇巻以上の説教集が皆飛んでしまうのです。分かりましたか?(はい)。天と霊界の先生の話のとおりにしておかなければなりません。いくらノーベル賞をもらったアメリカの大統領であっても、有名大学の出身者であっても、その人の意見で先生の話を変えることできません。 この世界救済のために、先生が今まで話してきた内容は膨大なものであり、二〇〇巻もあるのです。それを先生は今全部読んでいるし、聞いているのです。毎日二時間以上です。これは立派な内容です。先生が三十年、四十年前に祈祷したその内容を聞いても、自分でも知らないうちに涙が出るところがたくさんあります。だから、ある韓国の有名人の教授は、先生の祈祷文を読んで、「いやー、歴史以来このような立派な祈祷をされた方はいない」と言ったのです。そのように評価され得る内容がたくさんあるのです。君たちはその本を読んでいないんじゃないの? 本(原理講論)を中心として教育するのです。大学で四十日修練会を行う時も、皆本を中心として教えてあげるのです。本を重要視する講義をしなければなりません。本を捨てて、原理講義だけを聞いて、三週間、四十日の修練会をしたとしても、それは永遠に残るものではありません。いくら講義をよくしたとしても、本には及びません。みんな本でもって教育する方法を取っていれば、世界的に統一教会は発展していくのです。高等学校を卒業した人に、本でもって教育した場合には、いくらでも教育できるのです。三週間、四十日修練会などいくらでもできるのです。 ですから、今からは絶対に本を中心として講義するようにしなさい。そのことを命令してやったのが共産党です。それで七十年の間に、世界を風葬して一つにまとめられたのは、人が語って教育したからではありません。地下組織で本を読みながら、徹夜しながら、アンダーラインを引きながら、内容を何回も読み直すことによって、拡張運動をして共産圏が生まれてきたのです。これと同じです。サタンが神様の作戦を盗んで自分の勢力基盤を拡大し、神様のみ旨の道を崩壊するために先手を打って生まれてきたのが共産主義です。ですから、彼らの重要な会議は、皆夜に隠れて行うのです。 問題は神様をどのくらい知っているのか、真の父母様をどのくらい知っているのかということです。皆さんは、真の父母様をどのくらい知っていますか? 将来のことは皆さんも分からないでしょうが、休む暇はないのです。先生は走り続けて駆け続けても、追いつかない道を走ってるのです。祝福を受けてボヤーッとしていてはなりません。荒野路程四十年の彷徨の路程を越えて、ヨルダン川を越えて、本国に帰国しなければ何の用もありません。南北統一をしなければなりません。 日本は、エバの胎中にカインとアペルがいたように、リベカの胎中にヤコブとエサウがいたように、タマルの胎中にペレヅとゼラがいたように、双生児がいて戦っているのです。それが民団と朝総連です。それを一つにしなければなりません。それが日本の使命です。柳寛順は十六歳でエバの代表です。神様のみ旨を去らせてしまった、崩壊させてしまったエバではなく、韓国の地に真のエバとして立ったのが十六歳の柳寛順です。彼女は生きた聖なる捧げものとなったのです。日本に完全占領された中で、独立運動をしたのです。その条件によって先生が生まれたのです。分かりますか? その先生が、日本人を愛するというのです。韓国人を越えて、韓国人より以上に愛するのです。もし結婚した場合には、自分の兄さん姉さん、父母より以上に妻を愛するのは、その正統性によるものです。すべてを日本のために捧げてきたのです。それで日本は大変です。 最近、西洋の男性は皆、東洋の女性と祝福を受けることを願うようになってきました。アメリカの男性は、絶対にアメリカ人の奥さんをもらいたくないというのです。なぜかというと、すべてに風習が違うので、かゆいところがあった場合には、あれもこれもかいてくれと言うし、炊事も代わりにやってくれと言うし、子供もみんな抱えて歩いてくれと言い、みんな下敷きみたいにやって、みんなしてあげなければならないのです。このようなことは東洋の男性にとっては死んでもできないことです。本当に西洋の男性は、東洋の女性をみんな願うようになるのです。そうなると、西洋の女性は行くところがなくなり、フリーセックスとか、女性だけの風潮をつくっているのです。遊興街は七〇八Iセントが女性なのです。それを統一教会の女性は、絶対に歓迎するのですか、絶対に反対するのですか? (反対です)。女性が問題なのです。女性がいなくても問題だし、いても問題なのです。そのような女性が三人集まったら、一番悪くなるのです。女性が三人集まった場合には、天下が安らかでないというのです。 永遠の故郷 問題は神様です。真の父母と神様をどのくらい知っていますか? 原理も重要ですが、原理の本体が真の父母なのです。真の父母も重要ですが、もっと神様が重要なのです。先生は平面的ですが、神様は中心であり、中心は絶対に一つしかありません。横的に無限に拡大して、球体になった場合には、スペースルームが無限に拡大するので、天国の国民は真の横的父母によって清算されるようになるのです。 子供をたくさん生んで、霊界へ連れていった場合、天国は住む所がないということはありません。一人が一他の子供を生んで連れていっても、住む所はいくらでもあるのです。霊界は食料工場もなければ、自動車も必要ありません。考えてみなさい。食べるものも、着るものも、乗るものをつくる工場も何もなくてもいいということです。瞬時に思うとおりに、すべてが現れるようになっているのです。 すべて愛の心情圏が、拡大される理想的拡大圏が無限であれば、無限圏の創造構想を現実圏界内で実践可能なる世界が、霊界、天国なのです。神様が私たちを住まわせるための永遠の住まい、本郷の地がいかに立派な背景でもってつくられているのか考えてください。その世界が、我々の永遠の故郷なのです。そうした場合に、真の父母がおられる霊界に皆方向を合わせるのです。 祝福家庭は先生が行ってみたいという家庭にならなければなりません。絶対にお母様や子女たちが「その家は行くに及びません」と言っても、無理をしてでも訪問したいという家庭にならなければ、先生に率いられて直接天国に入ることはできません。 皆さんは七大名節などのいろんな記念日を、何年も前から準備して迎える家庭になっていますか? 国を離れて長い間別れていた夫が帰ってくるのを、何十年も待っている女性はいくらでもいるのです。歴史以来、分離された天地が理想郷として合併するその一日を迎えるために、地上の女性は何十年、何百年、何千年も待ってきたのです。キリスト教は新婦教会であり、新郎を六〇〇〇年も待ってきたのです。六〇〇〇年は聖書の歴史であり、本当の人類歴史は何千万年、地球の歴史は少なくとも二五〇〇万以上です。そのような長期間、神様はこの一日を待ってきたのです。その神様の犠牲はいかばかりでしょうか? 神様と真の父母様をどのくらい知っているかというその比重が、中心に対して比例するその位が、霊界に入る自分の位になるのです。そのことを知って、地上に王権を準備しなければならないのです。それは真の父母の前に孝行し、真の父母の国の忠臣になり、愛国者にならなければならないのです。真の親の世界においての聖人になり、真の親と天の親の国、両国の王子王女にならなければならないのです。王子王女になるには、日々心情圏における相対圏をつくらなければならないのです。それらは皆アダムとエバを中心としての話であり、男性と女性の二人を中心としての話なのです。家庭を中心としての話なのです。それがモデルです。その原型を失ったので、それを元返すために、歴史は長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、四大心債権と三大王権の復帰なのです。 おじいさんは天の特権大使であり、お父さんは地上の五十億人類の家庭の王様です。皆さんは「自分のおじいさんが天の王様になればいい」と思い、「自分のお父さんが王様になればいい」とみんな思い、「そして自分が王子王女になればいい」と思うのですが、それが可能になるのです。欲望の最大の目標が完成されて可能になるのです。人間はそれを失ったのだから、満足することがないのです。足にピッタリ合うような靴がないのと同じです。ですから、みんな王様になりたいし、女王様になりたいし、天下のすべてのものを自分のものにしたいのです。 霊界行けば無限の世界です。何千億マイルをも、愛の心情、愛の心を持てばどこへでもつながるのです。それは体と同じです。先生の体は大きいけれど、そっと触っただけでも全部が分かるのです。それと同じことです。霊界も一つの愛の心情圏になっているのです。その世界を占領するためのマラソン大会をしているのです。皆さんは何等になりたいですか? 一等ですか、二等ですか? 二等です)。誰でも、その特権を持っているのです。一等になりなさい。一等になるには、走っていかなければなりません。転んで飛んでいくのです。飛んでいって、足が地に着かなければ皆無効です。足を地に着けて飛んでいけば、一等になれるのです。 世界平和女性連合から世界平和家庭連合へ 救援摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は蕩減なのです。なぜでしょうか? なぜ蕩減が必要なのですか? (蕩減しなくては復帰できません)。なぜ蕩減が必要になったのですか? (罪を犯したからです)。ですから、反対に行かなければなりません。アベルは兄さんを屈伏させなければならないのです。これはやさしいものではありません。子供たちがお母さんを復帰して、お母さんをつくらなければならないのです。お母さんと子供が勝利して、再臨主を引っ張ってこなければなりません。そのような蕩減をしなければならないのです。それでエバとカイン・アペルが、キリスト教文化圏を中心として蕩減しなければならないのです。 カインとアペル、それは二つの国です。そこで、右翼と左翼を一つにして再臨主を呼んで来なければならないのです。原則は変わりません。これからは、全世界において氏族メシヤが中心になるのです。家庭において、主人は女性です。女性を中心として子供、それから氏族メシヤと再臨主が一つになるのです。夫は天使長であり、堕落のアダムです。自分の相対者を、自分の妻、自分の子供だと思ったら大間違いです。氏族メシヤの奥さんとして、子供として、三年以上侍らなければなりません。そうして、その氏族メシヤを王様のように、自分は天使長、供として侍って侍って、そうして祝福して、自分の相対を授けてあげたいという思いで奉仕するのです。これが反対の長子権復帰です。 再臨主は完成した長子の立場に立って、十六歳圏の堕落したアダムのような、二番目の次子の立場を接ぎ木させて、同じ基準に上げてやらないと自分の子供と、相対圏の奥さんを祝福してあげることができないのです。これが原理観です。ですから世界のすべての女性は、先生の氏族メシヤ圏と一つにならなければ天国に入る道がありません。なぜかというと、アダムの堕落は家庭から始まったので、蕩減復帰も家庭から始めなければなりません。個人から始まって、心身分裂、夫婦分裂、天下分裂、神人分裂、善神の衝突期が生じたのです。これを治めるためには、再び家庭を中心として、全部を総合して清算しなければなりません。それが原理公則なのです。 ですから、女性は今、世界的に新しい男性理想を求めていかなければなりません。それで先生は、氏族メシヤ圏を送っているのです。そこに「世界平和女性連合」が、各家庭の女性をみんな引きつれて、そうして、その氏族メシヤと一つになることによって、「家庭連合」になるのです。「世界平和女性連合」は「世界平和家庭連合」に消化されていくのです。「家庭連合」に帰着しなければなりません。「家庭連合」の主人は氏族メシヤであり、奥さんと子供は、その氏族メシヤの権限下になるのです。 それで旦那さんは、アダム家庭における天使長として侍らなければならないのです。結婚の相対圏はありません。天使長には、パートナーの所有権はないのです。分かりましたか? (はい)。アダムの体でもって堕落したのですから、それを再び愛することによって、奉仕することによって、自分の相対圏にあった奥さんと子供を再び祝福してやることによって、神様のほうに収拾できるのです。このように、アダムの実体を復帰すれば、後は霊的天使長しか残らないのです。 これが氏族的メシヤ作戦の最後の戦略です。これを成した場合には、世界の戦争はなくなるのです。分かりましたか? (はい)。ですから第二次世界大戦後、四十七年以降に生まれたすべての者は皆二世です。イスラエル民族がエジプト出る時に一世をみんな殺したけれど、二世はみんな残したと同じように、二世は神様につながれるようになっているのです。不思議なことに、(旧)ソ連でもそうです。ソ連の二世も先生のほうです。全日成の二世もそうです。中国の二世もそうです。みんな先生が好きになるのです。不思議にもそうなっているのです。ですから、必然的にこれを収拾しなければならないという歴史的な使命を各自が持って、各家庭で平準化しなければならないのが原理観です。 真の父母と成約時代 氏族的メシヤは、一六○軒を収拾しなければなりません。それで四月十日を中心として、韓国でも、日本でも「真の父母と成約時代」と題する新聞広告を出すようにしたのです。先生がアメリカを巡回して講演する度に、新聞に掲載し、また世界一六○か国でも発表した場合には大変なことになります。今まで誰も、神様の摂理がこのように公式的になっているということを語ったことがないのです。この内容を知れば、これまでの歴史がはっきり分かるのです。知性ある人々はすぐに分かるのです。そして、大問題になるのです。このように大問題を起こして、すべてを神様のほうへ回るようにしなければなりません。それが先生の使命です。いくら迫害されても、「やりたければ、やれ!」と。これが最後の決戦なのです。ですから、問題は真の父母のために、神様のために証人になりなさいということです。何になるのですか?(証人です)。証人、証人、証人、証人の実体になりなさい! 証人では駄目です。後継者にならなければなりません。でなければ、先生の勝利権を伝授することはできません。 ですから、親をはっきりとさせなければなりません。真の縦的親が神様であり、真の横的親が真の父母ですから、’親を知らない者は、その後孫として天宙の祝福権を相続する権限はありません。真の愛に結ばれた心情圏に立った場合には、親も、子供も、神様も、真の父母も、すべてが平等な所有権を持つようになるのです。分かりましたか? (はい)。何がはっきりしていなければならないのですか? (親です)。縦的親ですか、横的親ですか? (縦的親です)。縦的親は誰ですか? (神様です)。横的親は? (真の父母様です)。それをはっきりとさせなければなりません。 そして個人蕩減時代、家庭蕩減時代、氏族、民族、国家、世界と、これが縦的八段階なのです。また横的世界の個人復帰、家庭、氏族、民族と、八段階を全部知らなければなりません。それらを蕩減するために先生がいかに苦労してきたということは、君たちもこれから原理が分かることにより知ることができるのです。そして分かった場合には、そのとおりにやろうとしてもやる場所がないのです。君たちの行く場所は氏族圏しかないのです。先生は世界圏をみんな勝利したのです。先生が世界圏、国家圏、霊界圏、全部を勝利したものを、皆さんが氏族圏だけ勝利すれば、それらが全部つながるようになるのです。 ですから、根と幹と穂先が、蘇生、長成、完成です。根が間違って、幹が間違って、穂先が間違ったので、新しく真の愛による氏族メシヤで五十億人類を、根と幹と穂先に全部をくっつけてしまうのです。立派な木に接ぎ木して、歴史以来堕落しなかった勝利圏を世界的に組むことによって、地上天国顕現が可能になるのです。先生の計画は一族復帰ではありません。韓国、日本、アメリカ、今はそういう世界的時代に入っているのです。ですから民族性とか、習慣性とか、一国主義はみんな過ぎ去っていくのです。 神様が分かった場合には、真の父母分かった場合には、それが自動的に解決するので、私たちは国境を越えて結婚するようになるのです。地球の果てまで手を伸ばして、愛の相対を求めていくようになるのです。それは健全なことです。君たちは渡り鳥を知っているでしょう? 熱帯圏に住む鳥も、赤道を中心として北へ二十三度、南へ二十三度と、太陽の移動と共に行ったり来たりするのです。南に住む魚も、鳥も、北に移ってくるのです。つばめもそうです。なぜ南に行ったのに、そこで住まないで春になったら北へ向かって飛んでくるのでしょうか? それは南で獲物を食べて、北に来てまた獲物を食べることによって、それらがプラス・マイナスになるからです。魚もそうです。塩水の魚は、繁殖するために卵を産む時は、雨水の境界線でないといけないのです。大洋に住んでいるサーモンやストライプト・バスの群れが、ハドソン川を上がってくることによって、海水と淡水、プラスとマイナスを調和させることにより、立派な種がつくられるのです。 それから小さな魚も、大海の中央の水と島の岸の雨水が一緒になるプラス・マイナスの所で皆、卵を産むようになっているのです。大きな魚も皆、島に来て、雨水に濡れて、塩分を落して卵を産むのです。プラス・マイナスが和合することによって、健全で立派な子孫が産まれてくるからです。 また呼吸にしても、一度吐き出してまた再び吸うように、すべてが平均的になってるのです。これらが平均にならなかった場合には、長生きはできません。それと同じように、みんな違っていても、歩調を合わせるところに理想が生まれてくるのです。統一教会は、今からそのようにするのです。北極の人と南極の人は、寒いことでは同じです。しかし方向が全く違うのです。向こうは地球の上のほうに立つので逆さまになるのです。それですべての細胞も平均を取るようになっているのです。ですから渡り鳥も、そういう意味で健全な後孫を残すために、大洋を越えてヒマラヤ山脈を越えていくというのです。 同じように統一教会も、一国を越えるだけではなく、何か国も越えて、西洋の果てまで行って、相対を求めるというのです。そして、共に自分の故郷に帰り、愛し合えば、そこに生まれた子供は世界を指導するようになるのです。ですから皆さんの子供たちを見てみなさい。先生が祝福してあげた子供たちなので、みんな立派で、賢いのです。 統一勇士祝福家庭の使命 ここで子供のいない人は手を挙げてみなさい。この世界では子供を生まないことを誇りとするようですが、統一教会では子供を生むことを誇りとするのです。それで一世紀以降には、統一教会のメンバーが世界人口の三分の二以上になるでしょう。(笑い)これは本当です。日本もそうだね。優秀な子供を残すために、大洋を越え、ヒマラヤの山脈を越えて、先生のいる大陸へやってきたのですね。もし、先生がアメリカにいなかったならば、こんなに日本人が来ることはないのです。 それでアメリカヘ来てみて、そう悪くはないというのですね。アメリカは膨大な国です。水平線という話はあるのですが、これが地平線だということを、本当にアメリカに来て実感しました。朝、夕、太陽が昇り、日が暮れる風景は、実に感動的です。皆さん、紫の空を見たことがありますか? それは実に精神がスーツとなるような、何だか見惚れてしまうような気持ちです。自分も知らないうちに、そこに引っ張られていくような思いです。それで、太陽が昇るその時間が長いし、広いし、朝焼けを見ただけで感嘆するのです。 それで先生は、将来ここに農場をつくって、日本の女性たちや、子供たちを連れてきてあげたいと思うのです。あなた方が年を取って、六十歳、七十歳になった場合には、自然の中で万物を育てながら、子供を育てると同じ心情を体恤して、神様の創造の心情圏を体恤して霊界に行けば、高い霊界に行けるのです。ですから、統一教会で苦労した人は、晩年そこへ連れていって、別荘で自給自足するのです。そういう計画です。それが理想郷です。先生はそのような大きな構想を持っているのです。 また、アフリカで飢えて死んでいく子供たち見た場合に、そういう子供たちがサマリヤなどにたくさんいることも知っているので、真の父母として真の王権を考える者は、それ解放してやるべき天的使命がなきにしもある、絶対あるというのです。それで日本のメンバーにも、先生の代わりにやってもらおうと思っているのです。歓迎ですか、不歓迎ですか? (歓迎です)。本当ですか? (はい)。ありがとう。それで一六○か国から十人ずつにしても一六○○人ですから、今から一六○○双を中心としてやろうと思います。日本の高い文化をそこに伝授してあげるのが、統一勇士祝福家庭の使命なのです。分かりましたか?(はい)。本当に神様を知り、本当に真の親を知れば、その先頭を切ってやるのが祝福家庭であり……(ます)。「ません」。(ます)。「ません」。(ます)。「す」。(す)。「ません」と言わないところは、頭がいいね。やっぱり日本人です。 きょうは、みんな原理の話を聞いていたので、このような内容の話になりました。神様をいかに知るかということ、それから神様との関係です。そして四大心情圏と、長子権、父母権、王権、(天的)皇族権についてです。君たちはまだその王権を相続する直系圏に入っていないのです。そして、真の愛を中心にして、理想的家庭の王権の主流と周辺の王族との一体統一圏、カイン・アペル一体を成して、行くべき所が天国なのです。それを成さなければ入れません。はっきり分かりましたね? (はい)。分かりましたか、分かりませんか? (分かりました)。分かったという者は手を挙げてください? (はい!)。みんな手を挙げたのですね。 そのようにして、今からは家庭を重要視しながら、その家庭は種を植えられたブドウの木のように、だんだん、だんだんと大きくなって、その使命を果たさなければならないのです。分かりましたか? (はい)。先生は、もう時間がありません。ここに来たのが、九時四十分ですから、もう二時間半になります。三時間かな?(三時間半です)。 いろいろと話をした内容を簡単にいうと、神様と真の父母をどのくらい知っているかということです。それは霊界に行った場合、すぐに聞かれることです。先生の教えはこれしかありません。これを全部まとめた長子権復帰、父母権、王権、(天的)皇族権、祝福家庭完成を成したらば、神様と共に住むことができるのです。 氏族メシヤは先祖復帰です。父母復帰です。それから故郷復帰です。そして、神様と共に住むことです。皆さんが家庭メシヤをつくることで、親が自分を生んでくれた地が自分の故郷になるのです。今の故郷は天国につなげないのです。先祖復帰とともに、君たちの故郷を、真の父母と神様を中心として堕落しなかったエデンの家庭と同じ立場につなぐのです。ですから故郷復帰が可能なのです。 先生の生まれた北韓の平安北道の定州は、先生の故郷であって、君たちの故郷ではありません。先祖復帰とともに故郷復帰を成し、それから神様を迎え入れるのです。アダムの行く所には、どこにでも神様はついて行くのです。ですから氏族メシヤ、家庭的メシヤをつくることによって、自分の父母が堕落しなかった完成アダム圏に立ち、完成した父母の立場に立つので、自分の生まれた故郷が天国につながって、天国故郷になり、堕落しなかった基準になり、神様と共に住む時代になるのです。これが氏族メシヤの三大使命です。みんな今は故郷がないのですね? 日本の島々は、神様とつながっている故郷ではありません。真の父母が生まれ、勝利の権を中心として、世界的に喪失した故郷を復帰しなければなりません。 そのように先祖、父母を復帰することによって、故郷復帰、神様復帰をするのです。父母と神様が分離されたことが、初めて歴史以来そこで一つになり、アダム家庭と共に永遠に住むようになるのです。それが本来、家庭において完成すべきだった創造理想なのです。その基準を蕩減復帰するのです。分かりましたか? (はい)。氏族メシヤの使命を勝利するために試験をしましょう。三大重要項目をはっきりとさせなければなりません。さあ、十二時が過ぎ、雨が降ってきたので、先生は帰ります。最後に万歳をしましょう。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.25
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「真の父母と祝福家庭」1993年3月23日ニューヨーク・世界宣教本部第三十四回「父母の日」記念式典がの御言。六時間半の内容を翻訳、整理したもの。 復帰の道は蕩減の道 ここで、祝福を受けていない人は、手を挙げてください。宗教の世界では、今まで、結婚を認めませんでした。東洋を代表する仏教と、西洋を代表するキリスト教の信徒は、独身で暮らしました。そして、高次元の宗教は、出家をしました。修行の道を行くためには、国を離れて、故郷を離れて、父母、兄弟を離れるのが、最高の教えでした。故に、宗教国家を代表するイスラエルを見ても、その祖先はジプシーの群です。故郷を離れて、摂理の基盤を築いてきたことを、歴史の伝統を通して、私達はよく知っています。 ユダヤの国を見ても、選民圏のイスラエル民族七十二名がエジプトに入って、四三〇年間苦役しながら、そこで蕩減の道を経て来ました。西洋の先進国家の人達は、蕩減を嫌がるのです。この蕩減ということをはっきり知らなければなりません。堕落しなかったならば、上から下ってこなければなりませんでした。これが伝統です。故に、神様が復帰摂理をされる時、サタンが頭を握っているので、神様は足の先から始められるのです。弟が兄の立場になり、兄が弟にならなければなりません。 イサク家庭においても、弟が兄の長子権を奪ったのは、このような逆説的な論理があったからです。弟が兄になり、兄が弟になるのです。ここに、サタン圏の国を中心として、神側の家庭が打たれ、犠牲にならなければならない理由があるのです。堕落したために、この世界を捨てて、逆さに行かなければなりません。蕩減は絶対に必要です。アメリカの食口達は「幸せであり、豊かに暮らしているのに、蕩減が何故必要ですか」と言いますが、それは通じません。復帰の道は、蕩減を払わないと行くことができません。蕩減の道を行かなければならないので、宗教も否定を説きます。国を否定し、父母を否定し、全部、否定しなければなりません。否定しないと帰る道がありません。これは蕩減のためです。救援摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は蕩減です。この蕩減を、絶対知らなければなりません。蕩減しないと、帰ることができないということを知らなければなりません。何故ですか。逆に行くためです。 サタン世界が、兄、父母、国を持って、上から全部打ってしまうので、宗教の道は、血を流し、犠牲になりながら行かなければなりません。これは簡単な言葉ですが、宗教圏はこのことを知りません。宗教が、これを知らないので腐敗し、世俗化するのです。キリスト教をはじめすべての宗教は、これを知っておりません。イエス様が、「祈りなさい。断食しなさい。犠牲になり奉仕しなさい。」と教えたのは、全部、蕩減のためです。そうでなければ、前進して行くことができません。故に、宗教は、迫害を受ける時発展します。「死なんとするものは生き、生きんとする者は死ぬ」という逆説的な論理は、蕩減があるからです。生命をかけて犠牲になれない人は、復活することができません。また、「私は先に教会へ入会したので兄です。」と自慢する人は、蕩減法に引っかかります。カインも同じ立場です。神様の御旨は、カインを屈伏し、弟が兄の立場に立たなければなりません。だから、傲慢な人は必ず審判を受け、奪われてしまいます。統一教会の中でも、三十六家庭など、先に祝福を受けた者が傲慢であれば、この蕩減法に引っかかります。 不平を言うと再創造の道がなくなる 復帰摂理は再創造の摂理です。これは公式です。この概念は、宗教の世界では誰も知りませんでした。統一教会の皆さんだけが知っているのです。このようなことは、神様とサタンとレバレンド・ムーンと統一教会のもの以外は知らない内容です。再創造の過程を経て来なければなりません。神様は創造の時、始めに環境を創られました。環境には、必ずプラス・マイナスの主体と対象があります。原子、分子自体もプラス・マイナスの対応的関係を持っています。これが一つになれば、より大きいプラス・マイナスになります。創造の世界は、このように公式的になっています。進化も同じです。プラス・マイナスが合わさって、より大きなプラス・マイナスになって、もっと大きく発展して行くのです。再創造も同じ公式です。 統一教会においても、レバレンド・ムーンはプラスであり、皆さんはマイナスです。主体と対象は、自然に一つになることはできません。主体が投入して、再創造するのです。神様が創造される時、被造物は存在の概念を持っていません。土と水と空気で形を作って行く段階では、概念がありません。大きくなって、主体と相対関係を結ぶ時、私がマイナスであることを初めて意識しなければなりません。それまでは自分の存在意識を持ってはいけません。「私はアメリカ人です。私は祝福家庭です。私は有名な血統です」。これは通じません。自分という概念はありません。プラスの前に完全に従わなければなりません。陶器を作る人が、自分の好きな形に自由に作るごとく、絶対的です。創造過程では、このような意識を与えないということを知らなければなりません。絶対服従、絶対従順でなければなりません。 統一教会の食口が、教会に入ってたくさんの不平不満を持ち、「先生のやり方は独裁的だ、ああだこうだ」と言ったということを、先生はよく知っています。「私は、ハーバード大学卒業生です。博士です。修士です」などと言って批判しますが、胎内から生まれた赤ちゃんのように、お母さんから与えられたミルクを飲まなければなりません。方法はそれしかありません。「私達は今まで、神様の御旨の前に支障のある自分であり、サタンのいとこではない」という人は手を挙げてください。 皆さんが今まで、再創造の原則に違反しながら暮らした者であることを悟らせるために、このような話をしました。もし、サタンの国が打つ時、不平を言うと再創造の道がなくなります。故に、神様は打たれてもじっとしておられるのです。原資材になるためには反抗してはいけません。だからサタンに迫害されても静かにしているのです。原資材は羊のような立場です。そのような材料を神様は用い、再創造が始まるのです。これが原理です。誰もこのようなことを知りません。宗教界を通じてみて、我々はどれほど幸せなことでしょうか。 忍耐し、怨讐を愛しなさい 我々には心と体があります。この心と体が闘争しています。この体は、本来ならばマイナスです。絶対的マイナスになって、プラスの前に絶対に服従しなければならないのに、ここにサタンが入って来て、プラスになってしまいました。そのためプラスとプラスになり、反発し合うのです。故に、心と体が一つになれない人は、天国に入れないことを、知らなければなりません。牧師や世界のどんな復興師でも、この原則を考えたことのある人はいません。心と体が一つになった男性と女性が一つになって、相対的夫婦になり、家庭の段階に上がります。そしてより大きなプラスと一つになることができます。氏族とプラス・マイナス関係を結び、さらに国家と世界へ発展して行くのです。メシヤと一つになると、世界と一つになり、霊界と一つになり、神様へ帰るのです。神様から出発したので、神様へ帰らなければなりません。神様は宇宙の王様です。故に、アダム・エバは王子であり、王女です。その後孫である私達も、神様を中心として王子・王女の立場にいるので、女性は世界の女王になりたいし、男性は王様になりたいのです。天下の主人になりたいのです。 真の愛を中心として宇宙が連結されるので、その愛の立場に立つことによって、宇宙が私のものになります。神様が私と一つになって、神様が内的私になり、私は外的私になって、神様が造られた全てが私のものになります。人間の欲望は成すことができないのではありません。人間の欲望は、本来は成しえるはずなのに、失敗してしまったので、心から嘆きながら、その欲望を捜し求めているのです。皆さんの家庭が一つになれば、国と一つになりたいし、さらに世界・天宙・神様まで一つになりたいのです。これが、本来、人間の持つべき特権です。レバレンド・ムーンの教えの内容と一致できれば、人間の欲望の世界を越えて行くことができます。皆さんは、偶然に教会に入って来たと思ってはいけません。その背後には、とてつもない価値があることを知らなければなりません。その主人になるためには、内外の人格を完成して、神様の身代わりにならなければなりません。 再創造の摂理の公式は何ですか。環境には、必ず主体と対象があります。これが一つになって、より大きい主体と対象に発展し、そして神様に帰るのです。この公式をここに活用して、逆に行かねばなりません。故に蕩減が必要です。兄が弟になるためには、神様が投入して忘れてしまうように、兄は、たとえ弟の立場で辱められても、忍耐しなければなりません。打たれても、じっと感謝していなければなりません。息子・娘が打たれる時、それを見る父母はどんなに悔しいでしょうか。神様も同じです。忍耐し、怨讐を愛しなさいと言うのです。この公式に比較して見ると、天国に行く人は一人もいません。そのために、天国は空いているという結論が出ます。 いつも感謝しながらゼロの立場に立つ 救援摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は蕩減摂理であり、再創造摂理です。再創造摂理は、プラス・マイナスの相対関係を中心として、神様に似て、神様に帰らなければなりません。このような結論が出ます。復帰路程は絶対に蕩減路程が必要です。何故か。我々は逆の道にいるからです。皆さんは原資材の立場、本来の立場に行かなければなりません。そこは何の観念もありません。何の文化も、何の言語もありません。観念がそこにはなく、人種がそこにはなく、ゼロポイントです。皆さんはゼロポイントに至らなければなりません。そうしなければ再創造することはできません。分かりますか。これは公式です、公式! いかに原資材を見いだすか。サタンは試験します。反抗の観念は本来の観念ではありません。反抗の観念の大元はサタンです。「お前は私のものだ。逆の復帰路程を行くことはできない。」神様はそのような男を用いることはできません。その場所では復帰システムをつくることができません。明らかです。 クリスチャン達は、「全能の神様、このサタン世界を滅ぼして、一日で天国を作ってください」と祈っていますが、神様もそうしたくてもできません。再創造の公式があるからです。ローマの四百年の迫害の時代においても、キリスト教徒がライオンの餌になって、殺されていくのをご覧になって、神様は悲しみと怒りを感じながらも、忍耐されました。そのために、自分を否定しなければなりません。「死なんとするものは生き、生きんとする者は死ぬ」のです。願わなくても、行かねばならないのが蕩減の道です。何故ならば、サタンを分立するためです。この秘密的公式は、神様とサタンと私しか知らないのです。レバレンド・ムーンはサタンに属しますか、神様に属しますか。(笑い)(「神様です。」)先生が、神様に属するならば、神様に似て、神様のように、忍耐して行かねばなりません。私も迫害を受け、投獄されたので、アメリカは私の怨讐です。しかし、怨讐の国を生かすために、投獄された中でも色々とやって来ました。ですから、サタンが屈伏したのです。それで、個人的段階、家庭的段階と八段階を越えて行くのです。皆さんはいつ蕩減しましたか。 もし、イスラエル民族がモーセと一体となって、「モーセが飢えれば、私達はもっと飢えなければならない。モーセが迫害されたら、私達はもっと迫害されなければならない」と、そのような考え方を持っていたならば、イスラエルが今日、世界を統一していたでしょう。しかし、指導者を尊敬できなかったし、指導者を神様のように侍ることができませんでした。自分がゼロの立場になって、指導者を高めたならば、世界は既に神様の国になっていたはずです。ここで、プラスの前に、マイナスは絶対的立場にいるので、打たれて奪って来るのです。降参してはいけません。サタンまでも、神様に似ていると認定し、讒訴できない立場に行くことによって、そこから、引っ繰り返すのです。自分の生命を犠牲にし、また投入しようとする立場で、神様に相対できるので、真の愛が出発することができます。兄が弟の立場、弟が兄の立場に逆になっているので、これを全部否定しなければなりません。そして、より大きいプラスの前に、マイナスになって、自然屈伏しなければなりません。全世界は、レバレンド・ムーンを独裁者の王様だと批判しています。サタン世界で一番憎まれています。サタン世界では、独裁者はいましたが、独裁者の王はいませんでした。 独裁者の王は、レバレンド・ムーンです。それで、統一教会の悪い点を、反対に全部、レバレンド・ムーンに覆いかぶせるのです。ここで、批判し、不平を言うと再創造されません。最後まで忍耐しなければなりません。その時、神様がプラスの立場、レバレンド・ムーンは完全なマイナスの立場でひとつになり、違う次元へ行きます。分かりますか。お父様は全生涯、そのような路程をとってきました。同じです。環境圏内でプラス・マイナスを作らなければなりません。カイン・アベルにおいて弟が兄になり、兄が弟になって、より大きいプラスであるお母さんを復帰するのです。エバの復帰です。そして、アダムの身代わりのメシヤを中心として一体となり、最終的プラスの神様と一体とならなければなりません。これは公式です。この公式によって復帰されるのです。 故に、我々が完全に自己否定しなければならない原則があるので、サタンは我々を原資材になっているかどうか、テストしていることを知らなければなりません。サタンがテストして合格しなければ、もう一度火の中に入れてつくり直さなければなりません。ヨブはサタンのテストを十回以上受けても、いつも感謝しながらゼロの立場に立ったので、かえって数百倍、数千倍祝福を受けました。それが、復帰時代の勝利的象徴として登場したのです。 自己否定しない限り神様に帰れない アメリカが第二イスラエルとして、新婦圏の国であるならば、アメリカの国民は、ゼロの立場で再臨主を迎えられる完全なマイナス的立場に立っていますか。新郎のプラス、その前に新婦の立場は絶対のマイナスの立場を作らなければなりません。何の概念もない立場をアメリカと自由世界がとっていますか。今、そのような姿勢になりつつありますか。これが問題です。「アメリカが神様と一つになって世界中を指導している。」これは公式と違います。完成の場に至ることはできません。 イスラエル民族、ローマ・カトリック教会も同じ、英国も同じ状況です。当時、彼等は世界中を支配しており、彼等は完全なマイナスの立場を取りませんでした。その立場に至りませんでした。結局、サタンの立場に回ってしまいました。分かりますか。皆さんはこの公式の原点を知らなければなりません。クリスチャン達が、再臨主が雲に乗って来ると言っているのは、まったくナンセンスです。復帰摂理は、必ず蕩減復帰しなければなりません。何故ですか。サタンが八段階で打ってくるからです。 世界の数多くの宗教が、個人レベルから家庭レベル、国家的、世界的段階に来るまで、たくさんの迫害を受けてきました。アメリカも同じです。旧教から迫害を受け、ジプシーのように他国のここに来て、初めて新教の独立国家をつくったのです。旧教に負けないで、この国を、神様の愛する新教の王国としてつくったのがアメリカです。 サタン世界と連結されたものを、全部否定しなければなりません。我々は自己否定しない限り、神様に帰ることができません。この道を行かなければ、千年、万年、死んでも永遠にこの公式を経て行かなければなりません。皆さんの博士コースが必要なのではありません。子供達のできがよいと自慢してはいけません。この公式に一致しているかどうかが問題です。天国に入るためには、この公式を避けていく道がありません。 教会のメンバーが自分の親によって、歴史上聞いたこともないような拉致、洗脳を受けているのを先生は知って、非常に憤慨しました。本当に報復したいと思うのですが、何故沈黙しているのでしょうか。悪いことをしているからだとみんなは考えるのですが、そうではありません。正にこの公式の道に従っているのです。公式のためです。だから報復の道を取らなかったのです。はっきりしましたか。皆さんもそのような姿勢を取れるかが問題です。皆さんはそうすることができますか。(「できます。」)それはやさしい道ですか、難しい道ですか。どれだけ難しいですか? (「大変難しいです。」)十回、百回と皆さんの生命を投入して、忘れて忘れる、そのような道です。それができますか。これからははっきり分かったので、できるかもしれませんね。 私はアメリカの立場に警告します。いかに変えることができるか、それが問題です。「我々はそれは必要ない。統一教会員にだけ、それが必要だ。我々アメリカ国民はそれは欲しくない。」それは何の価値もありません。消えていきます。 蕩減です。蕩減、絶対の蕩減です! 投入して、その後でより高いレベルに達することができます。さもないと決してできません。はっきりとした答えです。復帰路程には蕩減価値が必要です。自由世界、アメリカ国民はそれを欲しません。「我々は今や地上で天の側に到達したのに、地獄のような所にまで下っていくことができるだろうか。」どんなに誇らしい態度を取っているとしても下っていかねばなりません。そうしなければ天国に至ることはできません。分かりますか。あなたはあなたの親に絶対的に従わなければなりません。それが蕩減の道です。 すべての宗教を集め合同結婚式 今までの宗教は、国を捨てて、世界を捨てて、出家しなければならないし、結婚もできませんでした。しかし、統一教会は今「結婚しなさい、家に帰りなさい」と、一般の宗教とは違うのです。そのために、異端だと迫害されるのです。宗教の使命は、今までの世界を清算して、新しいページに越えて行くことです。我々は今、故郷に帰ることができるし、神様の許しの中で、初めて結婚できたのです。神様を中心として、真の父母を中心として、これは最高レベルです。故郷というのは、我々は故郷を持たなければいけないということです。皆さんには今は故郷はありません。サタンの故郷であって神様の故郷ではありません。これから神様の故郷が現れてこようとしています。 きょうの題目は、「真の父母と祝福家庭」です。真の父母によって、祝福が可能になり、故郷に帰ることができるのです。如何にこの祝福が重要であるか知らなければなりません。 今年の世界宗教大会(「世界平和宗教連合」第一回議会)の時、先生が郭錠煥をしてスピーチさせた内容の中で、これから、すべての宗教が集まって結婚できるように運動することを宣布しました。宗教が全世界の家庭の倫理を収拾すべきなので、すべての宗教が一致して、この公式的原理に合わせれば可能だから、合同結婚しましょうと提案したのです。世界の祝福を、私の名で、数十万双でも、数百万双でもしましょうと提言しました。統一教会の祝福を与えようとするのに、それを嫌がって受けなければ、霊界に行って問題になります。これを世界的に宣布することによって、世界平和宗教連合の責任者としての使命を果たしました。私は提案したけれども、受け取らなければ仕方ありません。 カトリックの神父、シスター、仏教の僧侶を祝福してあげないと、フリーセックスに流れてしまいます。彼等が祝福を受けると新生しますが、そうでないと、皆亡んで消えてしまいます。今日、神父達が浮気しているのは、先生が祝福を与える時期が来ているからです。個人が交差し、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙も交差するけれども、交差のチャンピオンはメシヤです。個人レベル、家庭レベル、氏族レベル、民族レベル、国家レベル、世界レベル、天宙レベル、それに神様のレベルで皆さんは交差をしなければなりません。さもないと神様の世界に帰ることはできません。分かりますか。(「はい。」)故に、アメリカでも、祖父母、父母を否定する現象が起こり、家庭の破綻が起こります。瞬く間に、地獄と天国の境界線が生じます。完全に否定して、方向を変えて肯定すれば、天国に行けるのです。メシヤはそのような交差の場を求めています。分かりますか。直ちに新婦はメシヤに会います。 アメリカで、親子、兄弟が性的関係を持つようになっていますが、本来、イエス様はヨハネの妹と結婚するはずだったのです。この近親関係を通して、神様の国へ帰るようになっていたので、サタンは、これを悪の方向のフリーセックスでもって、地獄に引っ張って行こうとするのです。アメリカは新婦の立場でしたが、瞬く間にサタンに利用されて、地獄に落ちてしまいました。結婚することができなかったので、新婦の立場を失ってしまい、地獄に落ちました。二つの世界は、ゼロを中心として瞬間的に変わります。先生の教えた原理を中心として交差すべきです。先程、「祝福家庭は手を挙げなさい」と言いましたが、祝福家庭は、このように交差して祝福を受けるべきなのに、その立場に立つことができませんでした。しかし、今からでも遅くないので、その立場に立つように教えてあげるのです。 先生がプラスであり、祝福家庭がマイナスの立場 この原則によれば、先生と祝福家庭の関係は、先生がプラスの立場であり、皆さんはマイナスの立場です。そして、皆さんは、真の父母によって再創造されなければなりません。この原則を通して、完全に一体とならねばなりません。心と体が一つになり、夫と妻が一体となって、父母様の対象となるのです。しかし、心と体が闘い、夫と妻が争い合っていたら、父母様の対象になることができません。そのような家庭は全部除かれます。祝福家庭の基準は生きていますが、その立場に合格できるまで、霊界に行っても、再びこの過程を通過しなければなりません。しかし、霊界では清算する道がありません。地上で堕落したので、この地上で清算しなければならないのです。 先生が「祝福家庭は、先生の言うことを聞きますか、聞きませんか」と聞くと、どう答えますか。四位基台の各位はあらゆる観念を忘れ、ゼロポイントにならなければなりません。分かりますか。お父様の教えがどのようであろうとも、すべてに従うのです。さもないと再創造の道を行くことはできません。自分という観念を完全に否定しなければなりません。皆さんは、祝福を受けて十数年になりましたが、この公式と比べて、今まで皆さんはどのような姿勢を取ってきましたか。いつ皆さんは交差のゼロポイントの時を持ちましたか。それが問題です! いつ交差しましたか。家庭を中心として、この公式を通過しなければなりません。このようになってこそ、氏族メシヤになるのです。 真の父母の実体の身代わりとして、プラスの主体になって、マイナスの自分の家庭に帰るのです。これによって再創造が起こるのです。投入して忘れてしまうのです。これが氏族的メシヤです。先生が、国家的メシヤ、世界的メシヤ、天宙的メシヤ、神様まで一体となる基準を立てたので、皆さんが氏族的メシヤの使命を果たせば世界を収拾できます。世界は統一されるべきです。氏族的メシヤの前には家庭です。家庭的メシヤの立場に立って、その上で氏族的メシヤです。氏族的メシヤの使命は絶対的です。これができなければ、自分の氏族、自分の国を失うのです。地獄に行くのです。氏族的メシヤの使命を、アメリカの統一教会の食口が果たせば、アメリカが新生しますか、しませんか。天国へ行きますか、地獄へ行きますか。どちらですか。アダム家庭の失敗のために、家庭を失い、氏族、国家、世界を失ってしまいました。故に、氏族的に全てを越えて、真の家庭の勝利圏を、全世界の祝福家庭が整えることによって、天国が逆に連結されるのです。先生を中心として見ると、サタン世界において、個人から八段階を経て世界まで、迫害を受けながら勝利して行くのです。 初めは二つの世界があります。この共産世界と民主世界、左翼と右翼の世界がなくなると統一的世界が来るのです。世界が引っ繰り返る現象が起こります。この中心には、レバレンド・ムーンだけがなれます。レバレンド・ムーンは、サタン世界の注目の的となり、それ以後の未来世界の注目の的となります。この中心は一つです。縦的な中心はただ一つです。 このように世界的に勝利した基盤の上において、真の父母様の家庭はモデル家庭になりました。真の父母様の家庭が原形となって、このような個人、家庭、氏族、民族、国家、世界へ復帰され、真の父母様の家庭と全世界の祝福家庭が、横的に同じ立場に立つのです。ここから、戦いがなくなるので、氏族メシヤの使命を果たせば、家庭を中心として、民族の編成、国家の編成、世界の編成は、瞬く間に起こります。先生は、八段階の壁を全て崩したので、先生の行く所には、個人から家庭、世界、天宙まで、神様が自由に従って来ることができるのです。天上世界と地上世界を、自由に往来できるのです。このような真の父母様の家庭を受け継ぐために、氏族的メシヤを立たせて、先生の家庭と同じ立場に立たせるのです。このように連結させるのです。 全世界が平面的に立つために、女性連合を中心として、お母様を中心とするカイン・アベルが一体化し、四位基台を復帰して、堕落したアダム家庭を復帰するのです。堕落しない本然のアダム家庭は、世界の代表であり、天宙の代表です。ここにすべてのものが接ぎ木されて、一つの大きな神様の統一的理想圏内に入るのです。先生の家庭を中心として、女性を中心とする接ぎ木をしなければなりません。その上で、女性達が新郎を迎えることができるのです。女性連合を中心として、お母さんがエバの立場に復帰され、カイン・アベルを一体化すれば、新婦圏を代表した家庭の基盤の上で、氏族的メシヤがこの家庭と一体化できるのです。それによって家庭の復活圏が起きるのです。故に、堕落しない家庭として世界に連結されるのです。 氏族的メシヤを勝利し天国へ入籍の時 真の父母様を迎えて、数千年かかったことを、全部蕩減して、全世界的勝利基盤を築き、今の時代において、全ての家庭が復活して、神様の創造理想である、地上天国と天上天国が成されるのです。母とカイン・アベル、この三人が一体化できれば、新郎であるメシヤを迎えることができます。そのようにして、家庭的メシヤを迎えなければなりません。氏族的メシヤ、国家的メシヤは、本来の家庭的メシヤに接ぎ木されて出発しなければなりなせん。この公式を解くために、第二次大戦後、イギリスをエバ国、母として、アメリカをアベル、フランスをカインとしてこの三か国が一体化して、再臨主を迎えたならば、世界的基盤から、下へ下ってきて、家庭を中心として、世界まで七年間で勝利していたのです。それが失敗したので、四十年後にこのことが再び展開されるのです。メシヤ家庭が、この公式を中心として、家庭的に接ぎ木することによって、地上に天国が成り立つのです。 キリスト教の文化圏が、二千年間、数多くの迫害と苦難の中で復興して来ました。ところが、第二次世界大戦後、自由天地のキリスト教文化圏が四十年間で亡び、荒んだキリスト教になった理由は、レバレンド・ムーンを迫害したためです。新婦として、新郎を迎える責任を果たせませんでした。キリスト教は、どんなにひどい迫害を受けても二千年の間に、繁栄する立場に立ちました。世界的基盤を持ちました。何故そのようなコースを辿ったか。神様が守護したからです。第二次大戦後、四十年の間に、キリスト教指導者や自由世界が何故衰退したか。 キリスト教世界、新婦の世界的な基台は摂理的な道を今まで辿ってきました。それが第二次大戦後に完成しました。そのような国家的な使命を果たした者達はメシヤと会わなければなりませんでした。メシヤは国家の指導者ではありません。強力な独裁者でもありません。オリンピックのマラソンなどのチャンピオンでもありません。(笑い)メシヤは何も持ちません。ゼロでした。 イエス様も同じです。当時、ユダヤ教とイスラエル民族はメシヤに会いたいと思っていました。イエス様は「私はメシヤである」と宣言しました。彼等はうわさを聞いて、すべてをチェックし、内容を分析しました。彼は私生児でした。父がいないのです。イエスは私生児として生まれた男だといううわさは全国に広まりました。たとえ彼がどんなに有名であろうと、どうして彼はメシヤとなりうるのか。みじめなものです。イエスの二千年後の今と比べてみてください。ユダヤ教は今でも「イエスは異端だ。彼はメシヤではない」と言っています。二千年たって、イスラエル民族の中でクリスチャンは十パーセント以下です。二千年前の当時、イエスを、イスラエル民族の王様のように、ユダヤ教のメシヤと信じることができるでしょうか。カインとアベルの両方ともイエスを歓迎するでしょうか。 また旧約聖書は常に「メシヤが現れる前に、エリヤが地上に降りてくる」と教えてきました。そのような考えをすべての旧約の人々は信じています。天に上げられたエリヤが天から降りて来る、それについて考えてみてください。エリヤはその時、現れませんでした。イエス様の弟子達は出かけてどこでも宣教していましたが、洗礼ヨハネの弟子がイエスの弟子に尋ねました。「あなたの先生はあたかもメシヤのようです。旧約聖書にマラキは『メシヤが現れる前にエリヤが現れる』と書いています。エリヤが現れないのに、どうしてあなたの先生がメシヤだと言うことができるのですか」と。誰でも唾を吐きかけます。十字架上のイエスが再び地上に来られると、すべてのキリスト教世界は信じています。ちょうど王様のような権力、絶対的な権力をもって。サタンはそのようなメシヤの前に立つことができないと。考えてもみてください。そんなことはありません。 同じように先生も一人で現れて、何の基盤もありません。当時、韓国は国がありませんでした。たった一人の男だけでした。プロテスタント教会は何のために準備してきたのでしょうか。再臨主のためです。再臨主とは誰でしょうか。レバレンド・ムーンです。三か国は、ちょうどイエスの時代の東方の三博士が貢物を捧げたのと同じです。それら三か国は「あなたにすべての国と世界を捧げます。どうぞ自由に取ってください」と言わなければなりません。それが容易にできますか、難しいですか。 今や旧ソ連の多くの国家的指導者が四日修練会を受け、百八十度逆になりました。彼等は神様を否定していました。しかし、今や完全に神様を受け入れています。背後でレバレンド・ムーンに従っています。考えてみてください。共産主義世界を今や完全にカバーしています。かつて、アメリカは神様を中心としていましたが、今や私に敵対しています。しかし、彼等はレバレンド・ムーンを歓迎しています。これをいかにひとつに結びつけるか。イエスの時代の左の強盗、右の強盗とバラバ、これら三者を全部統一しなければなりません。一方は共産世界、もう一方は自由世界、キリスト教世界、それにイスラム世界、バラバ圏です。当時、三人の強盗は世界的基台を代表していました。今は最後の機会です。私は完成させねばなりません。それを成しました。一つは世界平和宗教連合であり、もう一つは世界平和連合です。それらを結合した中心がレバレンド・ムーンです。体の立場と心の立場が一つに繋がります。 一九九二年四月十日、イスラムの八か国の指導者をそこに連れてきました。私が祝福し、統一させました。共産世界のメンバー、イスラム世界のメンバー、それに自由世界のメンバーたちを、その時、一緒に祝福したのです。それが、その後統一世界が現れる出発点となったのです。再臨主は、共産主義と民主主義の一体化、南北統一、宗教圏のアラブとイスラエルを一体化させなければなりません。レバレンド・ムーンを除いて、南北の統一は不可能です。今は平和の時代が来ました。アメリカが世界的平和のリーダー国になるためには、モデル国家がなければなりません。南北統一と、中東を統一しなければなりません。国連機構がカインの立場、新しい国連機構がアベルの立場で、カイン・アベルを中心として、神様の御旨と一致して、平和のモデル国家にならないと、平和を主導することができません。 イエスを中心として霊肉が分れたので、これを一つにしなければなりません。故に、アメリカはアジア、アジアはアメリカを探して一つにならねばなりません。そのために、太平洋文化圏の時代が来るのです。何故ならば、イエスの体をアジアで失ってしまったので、アジアに連結させるために、太平洋文化圏が来るのです。先生は、内外を一体化させる責任があるために、世界平和教授アカデミーやサミット・クラブを中心として、世界的にこのような事をやっています。これから、世界がどうなるかという問題は、家庭の天国を成すことによって、すべて終わりです。家庭メシヤ・氏族メシヤ・民族メシヤ・国家メシヤが全部完成されました。先生は、これを接ぎ木するのです。イエス様が、国を中心として、氏族的十二弟子と百二十門徒を探そうとしましたが、それができなかったので、再び氏族圏を取り戻すために、氏族的メシヤを送るのです。 イエス家庭とザカリア家庭において母が失敗し、洗礼ヨハネ家庭の失敗を蕩減復帰するためにイエス様が亡くなりました。これを再び蕩減するために、氏族的メシヤとして帰って、氏族的王権を立てなければなりません。そうすることによって、世界の王権は自動的に成り立つのです。すべて終わるのです。故に、家庭的メシヤを如何に立たせるかが最後の問題です。世界の問題は、家庭問題と国の問題の解決、この二つしかありません。これは、再臨主が今教えた内容を持って完全に解決できます。 氏族的メシヤが還故郷して、統一教会に反対する先祖達を許して、同じ立場に立たせて、三代を屈伏させ、百二十家庭を収拾して、神様の国へ入籍できる時が来るのです。この公式が分りましたか。皆さんは、この公式を環境の中で応用しなければなりません。再創造の公式です。 再創造の道はプラス・マイナスのペアシステム 皆さんの心と体はプラスとマイナスの立場です。しかし堕落の後、この体はプラスの立場に なりました。それ故に政治世界はいつも宗教界を叩いてきたのです。それが問題です。それで皆さんは絶対にメシヤが必要です。メシヤとは真の父母です。真の父母は、ちょうど医者のようです。そうしないと神様の前には立てません。敵の王国はこの体です。人間の体は皆さんの敵です。体はサタンが好きです。サタンの姿勢、サタンの特性をこの体が相続しています。サタンの好きなものの一つはフリーセックスです。性的な行動はサタンの理想です。その力は神様の基盤を壊すのです。皆さんは自分自身をはっきりと知らなければなりません。皆さんの敵は歴史を通じて行動してきました。永遠に向かって、それをいかにしてストップさせ、切って取り除くか。それが問題です。 人間の野心は神様までも占領したいというものです。神様をポケットに入れて、コーナーを見回して、もっと貴い真の愛を見いだすと、神様が私の後について来るのです。どんなに神様が絶対的存在であろうとも、神様も絶対に必要とするものが真の愛です。神様の御座は真の愛の御座です。 レバレンド・ムーンは真の愛を持っていますか、いませんか。(「持っています。」)一人では愛の力は現れません。パートナーを必要とします。神様さえも真の愛を必要としています。パートナーが現れても、真の愛がないと、何の力も出ません。どんなにレバレンド・ムーンが有名な立場に立って、深い考えについて話しているとしても、真の愛が欠けているとしたら何の価値もありません。それは正しいですか。お母様もそれが絶対必要です。皆さんも真の愛が必要です。 体はサタンの王国です。個人基盤、サタンはどこでもコントロールします。家庭基盤も同じです。サタンは「あなたが天国に行くとしたら、私の許可を得なければならない」と訴えるのです。個人の公式路程を通過したかどうか、サタンはこの公式をよく知っています。今、はっきりと教えたので、皆さんはよく分かりましたか、どうですか。(「はい。」)今私達は、サタンよりも、はっきり学びました。 サタンはどれだけ賢いと思いますか。創造の後何千年もの間、神様を讒訴して、神様の行動はそこでストップしてしまうのです。「あなたはもう行くことはできません。この点を解決しなければなりません。」「お前の言うとおりだ。」それは正しいのです。もし占領基盤を乗り越えられなければ、上がって行くことはできません。それは公式なのです。 復帰路程は絶対的な蕩減の路程です。分かりますか。逆の道を行くのです。弟が兄の立場にならなくてはなりません。それは易しい道ですか、難しい道ですか。神様の息子・娘になるためには、神様の如くしなければなりません。それと同じように、皆さんは、真の父母様のようにしなければ、父母様の息子・娘になることができません。同じ原理です。蕩減は先生も嫌いです。何故、いつも蕩減を中心として話さなければならないのかというと、これが公式であるからです。公式を解かないと、十年、千年やっても不合格です。 再創造のコースはプラス・マイナスのペアシステムです。小さいものは、より大きいもののために犠牲にならなければなりません。そのために、小魚は大魚に喰われ、虫は小鳥に喰われ、小鳥は鷲に喰われ、鷲は狐に喰われるのです。大きいもののために犠牲になるのが原則です。取り去るというのは泥棒に近いのです。この国は誰の国ですか。白人の国ですか、東洋人の国ですか。東洋人の国です。我々は歴史を知らねばなりません。明らかにするのです。 小さな日本は今や全世界を占領する経済大国です。誰がそのような力を与えましたか。日本人は「我々がそのような力をつくった」と言っていますが、そうではありません。神様が与えたのです。それを忘れてはいけません。あなたたち白人は目覚めよ。天を、神様を見上げなさい。さもないと何の希望もありません。来る日も来る日も、来る年も来る年も闇が一層訪れてくるでしょう。この原則を、二十一年前にアメリカが歓迎したならば、このような状況にあるはずがありません。神様も、愛の対象は人間しかいません。それを記憶しなさい。絶対的なプラス・マイナスを神様が統一し、相対関係がより高く上がって行きます。この公式路程を繰り返し、遂に神様を占領するのです。神様は「私は始めであり、終わりである」といわれます。始めと終わりが一つに繋がって一つの円を作ります。それが統一という意味です。 どんなに難しい状況にあっても、皆さんはレバレンド・ムーンに絶対的に従わなければなりません。さもないと、真の愛を中心として対等のパートナーシップをつくることはできません。主体と対象が一つに結びつけば、それは、真の愛で結びついています。さもないと、永遠に消え去るというのです。真の愛、神様を中心としての絶対的存在とは永遠の生命の意味です。それは正しいですか。神様がプラスとなって、人間をマイナスとして真の愛を中心に一つに結びついて、一つの円を作ることによってパートナーシップが生まれます。真の愛を中心として結びつく統一場所、それは心の側と体の側を代表しているのです。それらは分かれることができません。神様は永遠の存在であり、真の愛を中心とした究極的なパートナーも永遠の存在です。これはもっともな結論です。 人間は真の愛を中心として永遠の存在です。なんと素晴らしいことでしょう。霊界は真の愛の観念で満ち満ちています。皆さんが他界して天に至った後、皆さんはすべてをキャッチすることができます。それらはなんと素晴らしいことでしょう。皆さんは分かりませんね。何と畏るべき所でしょうか。皆さんの観念では、そのような天国を測ることができません。分かりますか。大きい、大きい、大きいという言葉が止まることなく永遠に続く、そのような観念です。何千、何マイル、どんなに遠くの場所にパートナーの男性がいようとも、私が「あの男性と私は話したい」と叫べば直ちに現れます。何故ですか。愛の速さは一番だからです。全宇宙で最もスピードが速いものが真の愛です。時空を超越しています。だから、愛のレベルが高ければ、何でもすることができます。皆さんが想像するものをいつでも自由に得ることができます。そのような価値は、どんなものとも比べようがありません。そういう所に臨席したいですか。(「はい。」)絶対にそうしたいですか。絶対にそうしたいということは、皆さんが絶対存在になるということです。そういう立場をつくったか否かが問題です。 ムーニーとは、レバレンド・ムーンの血統という意味です。その血統は、いわゆる真の愛の人種、氏族です。真の愛の人種をサタンは占領することができません。皆さんの状況は上がっていますか、それとも下がっていますか。(「上がっています。」)上がりたいのでしょう?(笑い)先生が尋ねているのは今の状況です。最初、入教した時に感動したのと比べて、十年後、皆さんのレベルは上がっていますか、下がっていますか。(「上がっています。」) 神様を占領する唯一の方法は真の愛 レバレンド・ムーンはどんどん上がっています。皆さんも同じコースを辿るのです。皆さんの行く道において、頂点が現れます。それは否定の場です。皆さんはそれを乗り越えて行かなくてはなりません。蕩減がそこで皆さんを待っています。それが統一原理の五パーセントの責任分担の教えです。それは正しいですか。神様はそこで皆さんを助けることはできません。それは皆さんの責任分担なのです。 再創造において、真の父母様と祝福家庭は、どちらがプラスですか。これが完全に一つになって、より大きいプラス、より大きいマイナスになって一体にならねばなりません。皆さんも、家庭を築いて、国で出世したいでしょう。国で出世したら世界で出世し、世界から天宙へ、天宙から神様へ帰るのです。神様へ帰る道を、私は全部見通しているのです。先生は、この行くべき道を知って見ているのに、行けない人々を見ると、どれほどあきれ返るか分かりません。この世界では分かりません。そのために、これは大変な問題です。神様の創造されたすべてを、再臨主が来られて教えてあげるのです。絶対的マイナスが一つになって、神様を占領しなければなりません。神様を占領する唯一の方法は、真の愛しかありません。 愛する妻が亡くなったとすれば、夫は妻の髪の毛一本でも抱いて痛哭することがあります。何の話か分りますか。たとえ髪の毛一本でも、相対のように思うのです。神様も同じです。私がある祝福家庭に与えたハンカチ一枚を、三十年間ぼろぼろになるまで大切にしているのを見て、お母様もあのようにできるだろうかと思ったことがあります。神様から出発したので、神様へ帰るのです。最後には、神様も友達になるのです。父子関係も、息子が老いると父の友達になります。どこへ行っても、どの教会の食口達とでも友達のように接したいのが、先生の特徴です。神様もそうです。お母様や子女様も、そのような面では教育を受けなければなりません。結婚した子供達がお父さん、お母さんを後において、こそこそ話をするとしても、妬むことはありません。何の話か聞きたいし、喜ぶのです。 何時ですか? 時間はどうしてこんなに早く過ぎていくのですか。皆さんと会って、この地上でこの時間が永遠に最後だとするなら、皆さんはどのように思いますか。神様から始まり神様に帰る。神様は主体であり、心のような立場を代表しています。宿命の力は変えることができません。真の愛を中心とした夫婦を分けることはできません。それでは、先生が右手を挙げれば、皆さんはどうしますか。右手を挙げますか、それとも左手を挙げますか。お父様と皆さんが一体となれる内容をよく理解できましたか。これを忘れてはいけません。 神様を中心として、一番目の真の愛は、子女の愛です。二番目は兄弟の愛です。三番目は夫婦の愛、四番目は父母の愛です。この愛は神様から現れたものです。私達から出て来たのではありません。神様も、主体と対象、プラスとマイナスです。性相と形状です。原理講論には、子女の愛、夫婦の愛、父母の愛の三対象の愛が出ていますが、本来は、兄弟の愛が必要です。それでは、子女の愛の完成者はどんな人であり、兄弟愛の完成者、夫婦の愛の完成者、父母の愛の完成者はどんな人であるか、これが問題です。この四つの愛が別々のものではなく、一つにならねばなりません。無形の神様を中心として四位基台です。 神様が父母の立場に立って、アダム・エバが、小学校・中学校・高校・大学など育って行きますが、その中心はいつも父母です。これは、世界人類の家庭のことではなく、アダム家庭の話です。その時は二人しかいません。息子・娘も二人であり、兄弟も二人であり、夫婦、父母も二人です。これは何の意味かというと、男性においても、息子の完成級、兄弟の完成級、夫の完成級、父の完成級があり、女性においても、娘の完成級、姉妹の完成級、妻の完成級、母の完成級を成さなければなりません。これを一つにするためには真の愛が必要ですが、真の愛の完成の基準は何でしょうか。神様が縦的な基準で、息子・娘を愛し、育てることによって、男性として完成の基準を備え、女性として完成の基準を備えなければなりません。アダム・エバは兄弟ですが、二人が公式であり、教科書です。神様の愛を中心として、神様の息子・娘として愛し合い、別れたとしても、その愛が小さくなるのではなく、より大きくなるのです。神様の喜ばれる兄妹関係とは、父母の身代わりの兄になり、父母の身代わりの妹になって、お互いに兄として愛し、妹として愛をプラスすることです。そうなることによって、その愛は子女の愛より大きいことを知らなければなりません。 このようにして、中学校・高校・大学を出て、博士コースまで出たとしても、結局、男性は女性、女性は男性に会うために生まれたのです。男性が絶対的に必要なのは男性ですか。女性ですか。ホモは「男性」と言います。レズビアンは「女性が必要なのは女性」と言います。キリスト教の本来の考えは違った立場です。それは真理ですか。誰も単純な真理を知りません。女性は男性のために生まれました。男性は女性のために生まれました。博士になるのは、父母のためであり、夫や妻のためであるということを知りませんでした。良い学校に行って、良い教育を受けるのは、結局、良い結婚をするためです。 たとえ、女性がハーバード大学を卒業し、博士の学位を取り、自分の夫は高校卒業だとしてもハーバードの先生である以上に、自分の夫のために教えなければなりません。その博士の学位が、自分のためではなく夫のためであり、父母のためだからです。夫と一つになり、息子・娘を愛するために、博士の学位を取るのであって、自分だけ自慢し、自分だけの良い暮らしを得るためではありません。互いに相対のために博士の学位を取ったとするならば、その息子・娘は幸せです。しかし、世の中はその反対です。「自分は大学を出て博士の学位を取ったので、夫が高校卒業者であれば結婚できません。」と言うのですが、真の愛は博士の学位と取り替えることができますか。それでは、博士の学位には生命がありますか。理想がありますか。それは全体のものですか。全体と通じません。自分だけが通じます。しかし、真の愛はどこにでも通じます。時空の障害はありません。愛が通じる速さはナンバーワンです。 統一教会において最も価値あるもの、それは真の愛です。男性は女性のために生まれたので、絶対的に女性が必要です。パートナーシップは絶対に唯一つです。二つではありません。もちろん三つでもありません。(笑い)フリーセックスではありません。フリーセックスは三百六十五日異なったパートナーシップです。動物も愛する相対以外は、絶対相対を取り替えません。動物以下の人間を審判する方法がエイズという病気です。統一教会の食口達はエイズが好きですか。絶対永遠にあり得ません。それを誇りにしています。考えてみてください。清い真実の愛、清い女性と清い男性の完成した統一基盤から子女を産むことがどれほど清いでしょうか。そのように清い子供を産むことができます。なんと素晴らしい考えでしょうか。全然汚れていないのです。皆さんは清いのが好きですか。 カップルをバランスよく創造された神様 エデンの園でアダムとエバは、動物の世界において、鹿や牛など雄と雌がペアになって愛し合っているのを見たのです。花が最初に問題を起こします。色の違い、香りの違い、それで周りを飛んでいる蜂や蝶がそこにやって来て、くっついて繁殖します。同じ意味で、女性が問題を起こしています。注意しなさい! 男性は神様を代表しています。何故かというと、男性は子供の種を持っているからです。所有主であり、所有権を持っています。アメリカの女性はこの考えを学ばねばなりません。レディーファースト、それは間違った考えです。神様は最初にアダムを造ったのです。それを原型として創造したのがエバです。あばら骨を取り出したのではありません。だからどんなに女性側がおごり高ぶっても、二番目の者です。自然の法則です。男性が先か、女性が先か。自然の基盤は、最初の者は男性だというのです。そのような法には従わなくてはいけません。アメリカの女性達、分かりましたか。 愛の主人は男性ですか女性ですか。男性は子供の種を持っているから主人であり、所有者です。女性ではありません。女性はいつも準備をして、所有者がそこを訪れます。そこから結ばれます。結ばれる時をいわゆる結婚といいます。そういう時を持ちたいと思いますか、思わないですか。交差の中心点が結婚です。男性が女性の世界を占領し、女性が男性の世界を占領するのです。絶対に分かれることがありません。真の愛はそのような永遠の力であり、調和の基台です。だから男性は背が高く、女性は背が低いのです。反対の場合を考えてみてください。女性が背が高くて男性が背が低いとどうですか。 実に偉大な神様、科学的な神様です。既にすべてを理解した上で、カップルをバランスよく造りました。男性の強く、低い声と、女性の高い声が調和をなして、気持ちよく聞けます。ぶつかる音ではありません。それは正しいですか。誰も教えてあげなくてもアダム・エバは、動物の世界の鳥や蜂や虫、さらに花までも全てペアで愛し合っているのを見て、愛を学ぶようになっていました。アダム・エバはそのエデンの園の主人なので、もっと素晴らしい愛を成さなければなりませんでした。男性と女性が手を握って自然に歩いている、そういう理想的な統一教会のカップルを見るとき拍手かっさいを送るべきです。それを見て他の男性や女性が、その夫婦の各々を誘惑しようとする時、最も悪いのは女性です。狐のような女性がどこでも待っています。路上で売春をするのは誰ですか、男性ですか女性ですか。相手になる男性ももちろん同じほど悪いですが、始めた方は誰ですか。 愛の主体は誰ですか。男性ですか、女性ですか。結婚は、右と左に分かれたのを、統一するためです。男性は女性に出会い、女性は男性に出会うことによって、完全に東西が一つになるのです。それで、上下がどこで出会うかが問題です。兄弟を中心として円形になると、前後が生じます。この前後、左右、上下は、何を中心として一つになりますか。如何にして統一させますか。どこで統一するかが問題です。一つのセンターを中心として、上下、前後、左右を一つにしなければなりません。男性と女性は、どこで一つになりますか。誰が愛をコントロールしなければなりませんか。それは男性です。男性は直ちに準備ができます。応答にスローなのはどちらですか。私は知りません。皆さん夫婦が毎日経験しているので、私よりももっと知っているでしょう? (笑い) アダムが成長して行くモデルは神様です。性相と形状が一つになって、自分を愛したように、神様の息子として、神様の兄弟として、神様の夫婦として、神様の家庭の父母として、神様に完全に似なければなりません。神様の内的な息子としての完成者、兄弟の完成者、夫婦の完成者、父母の完成者にならねばなりません。 子供を生まないと神様の四大心情を理解できない 神様は愛の主体として、その愛の対象である人間を創造しました。人間は愛を通して、神様の身代わりに、実体の創造主の立場に立つのです。第二の創造主の立場に立たせるために、子供を生むようになっています。子供を生まないと、神様の四大心情を体恤できないので、神様の完全な対象になることができないという結論がでます。兄弟プラス夫婦プラス父母、このように愛が拡大します。父母の愛は、子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛全ての愛のモデルです。 神様は見えませんが、アダム・エバのモデルになってアダム・エバが育って行くのと同じように、人間の世界においても、アダム・エバが完成して息子・娘を生むと、この公式や原則によって、父母はいつでも子女のモデルであり、兄弟のモデルであり、夫婦のモデル、父母のモデルとして見せてあげなければなりません。孤児が何故かわいそうですか。このような四大愛を受ける道がないので、心細く淋しいのです。どんなにお金持ちでも、偉くても、博士や大統領であっても、一人で暮らすとかわいそうです。 子女の愛に兄弟の愛をプラスし、その兄弟の愛にさらにプラスしたのが夫婦の愛であり、子女の愛と兄弟の愛と夫婦の愛を合せて、父母の立場に立つことによって、息子・娘を愛することのできる資格ができ、神様の身代わりとなるのです。アメリカの家族システムは親の観念を必要としていません。いつでもどこでも、真の愛の情が成長するには、父母の公式・原型が中心になります。それで縦的なラインを垂直にします。さもないと、上と下を一本のラインに繋げることができるでしょうか。父母の立場はいつも縦的です。アメリカ人は夫婦だけ、夫婦がリードします。他は必要ないのです。それは平らで横的な世界です。その横をなした後に、縦的な道が必要です。字を書くのも、西洋は左から右へ書きますが、東洋は上から下へ書きます。 男性と女性は、そのまま一つになることができません。愛を中心として一体となるのです。一つになる基盤がなければ、一体となることができません。それが愛の器官です。これはどれ程貴いか分かりません。堕落したので悪になったのです。皆さんは覚えておかねばなりません。その部分は真の愛の宮殿、真の血統の宮殿なのです。最も重要な部分です。そこで神様と人間が一体となる、そのような所です。 神様も、四大心情圏を通して、神様ご自身が成長して行くのです。アダムにおいて、子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛まで完成するようになっています。女性も同じです。神様も、アダムの内的な心情基準に連結して、子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛を探して行くのです。 心と体、上下、前後、左右がどこで一致しますか。子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛が、神様の内的四大愛が、霊的、肉的に一つになるのです。ここに、すべてが真の愛を中心として直結されるのです。真の愛によって分かれて、真の愛に帰って一つになるのです。真の愛の連結によって、完成することによって、父母はすべての愛の見本になるのです。真の愛の連結によって、神様が「私の子女の創造が今完成した」と宣言します。 また私の兄弟愛の完成、私の夫婦愛の完成、私が欲したすべての創造の内容が完成します。その後で、それらが一つに連結し、それがちょうど霊界、神様の立場のようになります。元に帰るのです。霊と肉の両方の側、神様が創造した本来の結果の場所がここです。それで神様の再創造システムが現れるのが子女です。これは二回目の真の愛を中心とした創造の時です。四つすべての観念の完成、それが結婚の立場です。だから結婚は最も重要な時なのです。すべてが完成するのです。故に、親族が一つになり、隣近所まで一つになるのです。父母の愛は、神様の愛のモデルであり、原型であり、動機です。息子・娘は結果です。結婚することによってこのことが可能になるのです。結婚は、前後、左右、上下を一つにすると同時に、子女の完成基盤、兄弟の完成基盤、夫婦の完成基盤、父母の完成基盤を全部完成させる家庭の定着地です。故に、息子・娘を生まなければなりません。 真の愛を中心として、家庭の理想を成すことが真の愛の教育です。親が宝物を持っていたなら、それは親の物ではなく、その家族の物であり、未来のための物です。家庭の伝統は、家庭全体のために使うのであって、個人のために使うことはできません。故に、愛の理想の完成は、自分のために完成するのではありません。男性は女性を完成させるために、女性は男性を完成させるために互いに必要です。これは絶対的です。このような愛を体験してから行く所が霊界です。世界の万民が神様の息子・娘なので、私はその息子・娘と双子のように感じなければなりません。結婚し、子供を生み、愛する家庭を持たないと、霊界に行った時、霊界のリズムに合わせることができません。 祝福家庭は多くの神様の国の民を繁殖しなければならない 女性がどんなに美人であっても、その女性の顔や写真を見て死ぬ人がいますか。(「いません。」)しかし、愛する人がそんなに美人ではないけれども、愛する人のために生命をかけるし、死ぬことも問題ありません。故に、愛のために生まれたことを否定することができません。自分のために生まれたのではなく、愛のために生まれたのです。真の愛の根本は、自分のためではなく、相対のためであることを否定することができません。 結婚とは、東・西・南・北を占領して、次は何をしますか。神様と一つになるのです。結婚は東西を合わせ、上下を合わせ、神様を占領するためです。神様を占領するだけではなく、神様の愛の同伴者になって、神様の永遠なる定着地を探すためです。愛によって繁殖しても、この縦的原則は絶対不変です。アダム家庭のカイン・アベル問題や、復帰路程の目的は何かというと、第一は長子権復帰、第二は父母権復帰、第三は王権復帰、第四は皇族権復帰です。真の愛による、血統的内容を中心とした長子権皇族は、千年、万年続くのです。これは長子であり、縦的です。皆さんは、このようなアダム家庭の公式に合わせるのです。この公式に合わせることによって天国に入るのです。 この愛を体験した人は、神様が、「息子・娘達、集まれ!」と言えば、どこにでも行けるし、兄弟集まれと言えば、どこにでも行けるし、「夫婦、父母、集まれ!」と言えば、どこにでも行くことができます。神様は、そのような所にどこでも同参します。アダム・エバが夫婦になることによって、すべての完成が成り立つのです。故に、結婚が絶対に必要です。祝福とは、このような価値を与えることです。祝福家庭である皆さんを中心として、神様が再創造したように、皆さんの家庭で、神様の身代わりに自分の息子・娘を愛し、兄弟を愛し、夫婦が愛し合って、伝統的父母になり、夫婦の見本、兄弟の見本、子女の見本とならねばなりません。それが祝福家庭です。神様の立場で、再現して完成しなければならない版図が地上です。 祝福家庭は何故子供をたくさん生むことを願われますか。天国は、横的に広げて、数多くの家庭が神様の国の民を繁殖しなければなりません。縦的に立つ場所は一点です。何のスペースもありません。地球の横的な面は多くの空間があります。多くの点の場所を集約しています。それは多くの家族システムを代表しています。横的に兄弟愛を経験し、それを繁殖します。それで、巨大な天、多くの広い空間をいかに埋めるか。皆さんは多くの子女を生まなければなりません。いかに増やすかが問題です。一度にはそうすることができないので、多くの世代を繋いで、繁殖するのです。神様は見て喜ばれます。 そこでは食べることは全然問題ではありません。着る物も何の問題もありません。車や工場もありません。飛んで行くかのようです。何千マイルを一歩歩くような時間で飛びます。星の世界が我々の行動の場なのです。金の星、白い星、黄色い星、銀色の星など、あらゆるものがあります。ダイヤの星もどこかにあります。皆さんは全宇宙をコントロールできるのです。それが欲しいですか。限られた体が問題です。体という衣を脱ぐ時、それが我々の希望に満ちた活動世界です。それが霊界なのです。そこでは直ちに神様に出会うのです。こちらでは長時間祈っても、神様に出会うことができません。どんなに退屈な時間でしょうか。分かりますか。霊界では繁殖がありません。地上における夫婦は、神様の国の民を繁殖するためです。 迫害とは、迫害した世界の財産を相続する神様の秘密の戦略 長子権、父母権、王権、皇族権はプラス、マイナスになって大きくなるのです。これを逆にして探して行くための蕩減は、どれほど大変だったか知らなければなりません。サタンがこれを握っていたので、神様は打たれて、又打たれながら自然屈伏させるのに、どれほど長かったか分かりません。神様の戦略は最初に打たれて、それから受けるというものです。サタンは最初打ち、失うのです。神様は打たれて、受ける方法です。全世界がレバレンド・ムーンに反対しました。忍耐した後で、外部世界のすべてをこちらに相続するのです。迫害の本当の意味は、迫害した世界の財産を相続するためです。これは神様の秘密の戦略です。レバレンド・ムーンが解明しました。 周囲が私に対し直ちに騒音を立て、反対側が立つと、私を打て、あらゆる人も国も私を打てというのです。サタンは打って、得るか、失うか。ソビエトは私を打ち、アメリカも私を打ちました。既成教会も私を打ちました。あらゆる宗教世界も私を打ちました。すべての世界の家庭が私を打ち、個人が私を打ちました。それは真実ですか。(「はい。」)ということは、全天宙をレバレンド・ムーンが相続するということです。何と素晴らしい神様の戦略であり、物事に対する見方でしょうか。 誰かが、「統一教会に行ってはいけない。私はそれを願わない」と言って打ちます。静かにしなさい。あなたの失う時は私の得る時です。兄が国をリードする大統領であって、横になっている弟を最初に打ったとします。兄がどんなに有名であっても父母は弟の立場に立つのです。分かりますか。同じ意味です。 ある工場で彼は一生懸命働いている。周りの人々は「何故そんなに一生懸命働いているのか」と騒音を立て、迫害を繰り返します。そこで忍耐し、忍耐し、忍耐を継続していく時に、遂に大統領がそれを理解し、大統領は彼の側に立つのです。それは真実ですか。 神様の戦略に従う道です。我々信仰者と宗教世界はこの公式の道を取らなければなりません。最後に長子権と父母権と王権を得るようになるのです。それで聖書は「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」と我々に言っています。 愛の器官を通して神様と人間は出会う 神様と人間はどこで出会いますか。男性と女性の愛の中で出会います。愛の器官を中心として出会うのです。これが堕落して、天地を亡ぼしたので、悪なるものになったのです。故に、男性と女性は愛し合う時、神様に仕えに行くと思わなければなりません。愛を中心としてこの器官をいかに連結させるか。その時間、神様に真の愛を捧げるのです。私は神様を歓迎しなければなりません。神様を連結するどんなに深い場所か考えてみてください。この場所で、子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、真の父母の愛、すべてが連結して、神様は喜び、刺激を受けられます。その時、我々の家庭は神様の理想で満ち、神様が皆さんの家庭の中心に住むのです。 堕落の後、この器官がすべての創造理想を壊し、最悪のものとなりました。しかし本来は真の愛を中心とする神様の住まわれる所です。それはどんなに貴いでしょうか。すべてがここで完成するのです。右と左、上と下、前と後、すべてのものがその場所で連結し、完成します。どれだけ価値あることでしょう。今日、真の愛のセンターがありません。それは絶望の場所、暗い場所になっているのです。 結論として、神様は祖父母になりたかったでしょうか、なりたくなかったでしょうか。祖父母、父母、子女、この三者が一家庭で結ばれるのが理想的システムです。故に、家庭には、祖父・祖母・父母・自分の夫婦がいなければなりません。この世界は、祖父母のグループ、父母のグループ、子女のグループになっています。このような家庭の三代が横的に拡大される時、神様はこの中心に直接おられるのです。 真の愛を中心として神様に対するのは、皆同じであるので、この距離を中心として神様を天の父と言う事ができます。真の愛を与えてアダム家庭全体に対するのです。だからお父さんなのです。分かりますか。それでは、(黒板に書かれながら)これは過去の霊界です。アダム・エバは現在で、これは未来です。このような関係を横的に広げてみれば、ここにお祖父さん、お父さん、息子・娘の位置になります。神様の位置は祖父の立場、アダムの位置が親の立場、子供は未来形です。過去、現在、未来の核心になるのです。故に祖父は天の国、霊界を代表した、天の国に派遣された特権大使です。そして父母は、この世の王と女王です。祖父母は天の国の王と女王の立場で、父母は、この世の家庭を中心とした家庭世界の王と女王です。祖父母は霊界を代表し、父母は地上天国を代表して、この二つの王権が合わさって代が代わったのが後孫です。だから、息子・娘はいつでも父母と一つになり、祖父母は、父母を中心として子孫といつでも一つになることができるし、父母も祖父母と一つになるのです。これから外れたら天国の法則に合わないのです。皆さんの家庭が全てアダム・エバの家庭と同じく、父なる神様として侍るので、アダム・エバの家庭と同じ価値です。だから天の国の王子・王女です。何のことか分かりますか。 故に、家庭でお祖父さんに神様のように侍らなければならないし、お父さんにこの世のどんな王様より立派な王様のように侍らなければなりません。天の国と地の王権を代表した息子・娘を、未来の二つの国の世界の王権を代表した息子を連れて、父母に侍り、祖父母に侍らなければ、二つの国の王権を立てることができないのです。あの世とこの地上とで解放されないのです。東洋で、このような公式原理に合う国は韓国しかありません。そして、成長すれば、長子直系者の息子は、どんなに年齢の高い叔父、従兄がいたとしても、直系の孫がどんなに年齢が若くても、直系を中心として代が引き継がれるのです。そのような伝統的家庭系列を持っているのは韓国しかありません。これが天の伝統にあっているのです。 あなたの家庭が、地上天国と天上天国の王宮なのです。王宮! 夫婦の使命は、天上天国・地上天国両方を一つに連結して、彼等の子女がそれを相続することができるようにすることです。これが祝福された夫婦の使命です。観念ではなくて、これは現実です。それによって皆さんの家庭は二つの天国の王宮の立場になります。分かりますか。真の愛が連結された家庭が、全生涯を越えて他界した後に行く場所は天国です。さもないと天国に行けません。 神様の観点からすると、子女完成、兄弟完成、夫婦完成、父母完成して神様に連結する、内外、心と体が真の愛に連結され、完成する場所が愛の器官です。この器官が二つの世界を連結させるのです。 最初の先祖がその器官で堕落しました。愛の道で間違いました。神様の立場はどれほど苦痛の立場であり、長い間、どれだけ忍耐の時を過ごされたことでしょうか。それを誰も知りません。その内容を知って初めて神様の深奥の立場が分かるでしょう。それが人間の行く最終の目的です。 地上でどんな権力を持っていても、それは何の価値もありません。どんなに有名で、名誉ある学位を十以上持っていても、そこには何の価値もありません。神様のようにいかに人類を愛することができるか、それが問題です。祝福家庭の父母は神様の立場で、神様と同じ気持ちで、子女を見詰め、抱いて養いなさい。「あなたは宇宙的な愛のパートナーです。あなたは神様の真の愛のパートナーです。あなたは成長して結婚し、本当の父母の道をたどっていかなければなりません」と教育しなければなりません。 もしアメリカ人がこの観念を聞けば、アメリカの全土はみな、自分を中心としたこれまでの姿勢を改めるでしょう。何と素晴らしい家庭現象でしょうか。そのような姿勢のアメリカは滅びるでしょうか。(「滅びません。」)我々には完成の青写真があります。それ以外は必要ありません。 眠ることも食べることも忘れ教えてきた先生の生涯 きょうは第三十四回父母の日です。三十三周年です。三十三は完成を意味します。それは、きょうの父母の日はイエス様の年齢だということです。イエス様は、三十三歳の時に家庭をなすはずでしたが、十字架上で亡くなり、その立場をなせませんでした。再び霊界でキリスト教世界を見い出しましたが、キリスト教世界は国家の基盤がありません。ちょうど雲のようです。国がありません。 イスラエルは、当時国がありました。クリスチャンには国の基盤がありません。そのためローマ世界で四百年迫害を受けました。今、神様の側も国がありません。アメリカは神様の国ではありません。韓国は神様の国ではありません。これから我々は真の家庭システムを立てなければなりません。最初、家庭そして氏族、民族、国家、世界、それが進展の仕方です。先生はすべてを成し遂げ、ハイウェーを作りました。川やトンネルなど様々な困難な状況を開墾してきれいなハイウェーを作り上げました。皆さんは車を造り、運転を学んで、ライセンスを取得しなければなりません。皆さんはガソリンを供給しなければなりません。これは原理の観点でいう五パーセントの考えと同じ意味です。 どんなにハイウェーが皆さんを待っていても、皆さんに車やガソリンがなければならないし、又、運転ができなければ、それは役に立ちません。では、ここアメリカの祝福家庭に、お祖父さん、お祖母さんはいますか、いませんか。いなければ、老人ホームへ行って、祖父母の代りに侍らなければなりません。アメリカ人は、黒人のお祖父さん、お祖母さんを連れて来て、侍りなさいというのです。神様のように侍りなさい。そうしたら滅びるでしょうか、生きるでしょうか。天国は科学的な組織になっています。 彼等は賞讚しているでしょうか。讒訴しているでしょうか。(「賞讚しています。」)どこでも「万歳、万歳」と万歳で一杯です。アメリカは地獄に行くでしょうか。天国になるのです。私の言葉を受け入れたら福が来ます。見なさい。レバレンド・ムーンが韓国人として来て、アメリカの二億四千万人、自由世界の十五億近い人に語る時、静かにして聞いていると言う事は、解ってみれば真理だからです。「彼は歴史の観点から見て真理を語っている。」地下組織のFBIも何も言わないではないですか。きょう、もう何時間になりましたか?(「五時間です。」)じっと座って、お腹が空いたのも忘れているのだから気狂い一家だと言うのです。万一、教える立場の私が教えずに、交通事故で死んだとしたらどうですか。目を閉じられるとでも思うのですか。時間が問題なのです。お腹が空くのが問題ではありません。それほど深刻なのです。 何のことか分かりますか。お腹が空きましたか。(「いいえ!」)こんなに座っているのも奇跡です。時が経つのも忘れて先生の話が面白く、時には笑わせたり、悪口を言ったりするから尻が痛くなっても逃げて行きたいと思わないのです。逃げたら話は聞けません。父母様は十七時間も伏せて祈祷して我慢して捜したのです。十年間そうしました。惨めな状況です。皆さんはあまりにも楽にしています。皆さんも私のように考えてみてください。どこでも皆さんは自分が理解した内容を教えなければなりません。眠るのも忘れ、食べるのも忘れ、昼夜、教える経験をしてみてください。先生が全生涯を通じて行ってきた使命はそのようなものです。 教区長達分かりましたか。今までの「真の父母と祝福家庭」については、これで終わりました。これからは、御飯を食べないで会議することにします。今や先生は、アメリカに来てやるべき事を全部なしましたが、世界で一つ残ったものがあります。 一年間に餓死する二千万人に責任を持つ 何かと言うと第三世界において、アフリカでは、一年間に二千万人が飢えて死んでいっていると言うのです。二千万人! これを誰が責任持たなければならないのかと言うのです。一日に六万人が死んで行くのです。誰が責任持つのですか。アメリカが責任持つのですか。こうしたことを、同じ兄弟のように思い、あるいは、息子・娘のように思って扱わなければなりません。あなた達が、さらにあなたがたを教えているレバレンド・ムーンがやらなければならないのです。水産業も統一教会のためのものではありません。これから餓死しようとしている人達を助けるためのものです。テキサスは韓国の四倍はありますが、ここは、全部地平線です。行ってみたら主人がいません。白人達は、荷物をまとめて、他の所に行って生活しようとしているのです。先生がその土地を見て、私が主人にならなければならないし、統一教会が主人にならなければならないと思ったのです。これから、このような荒れた地を、肥沃な土地に作り変えなければなりません。 飢えて死んでいく人には、土地と水さえあればいいのです。水で養殖をするのです。魚の養殖です。次に土地では穀物を作るのです。西洋の人達は、アフリカの人々に農業を教えなかったのです。だから滅びたのです。蕩減してあげなければなりません。これらを歓迎しますか。しませんか。(「します。」)では、三食食べるのを一食抜こうと言えば抜きますか。抜きませんか。(「抜きます。」)不満を言わないですか。(「はい。」) 先生は今、強く話しましたが、内容は分かりましたか。先生の話す言葉は二つではなく一つです。絶対に一つです。二つというのは敵です。これはレバレンド・ムーンの考えではなく、統一原理の考え、本然の世界、神様が造られた被造世界の考えです。だから、皆さんも真の父母の話す言葉の考えを学ばなければいけません。さもないと、霊界へ行った時、「あなたは地上で真の父母に会ったでしょう? あなたはお父様から天の側の隠された秘密を教えられたでしょう? あなたはお父様の言葉を学びましたか」と尋ねられます。 真の父母の言葉はアメリカ憲法よりも尊いのです。真の父母は永遠に唯一です。以前も以後も二度と現れません。一度だけです。過去に真の父母はなく、未来にもいません。真の父母の実体が存在するのは、永遠に一回だけです。だから、真の父母は天の隠された秘密をはっきりと教えるのです。それらの教えを先生は完成しました。そうする前に教えると、サタンが奪ってしまいます。完成した後にはっきりと教えるのです。だからサタンは私に不平を言うことができません。神様も承認するのです。ここに集まっている皆さんがそれを信じられないならば、何日間か断食して深く祈ってみなさい。どんな答えが返ってくるか。先生の教えは永遠に正しいのです。皆さんは永遠に従わねばなりません。 王権、王宮の土台が我々の家庭です。祖父を神様のように奉らなければなりません。天の王です。家庭において絶対的な力が祖父です。皆さんの父母はアダムの立場です。ここで完成をするのです。哲学世界の観念の完成、宗教世界の目的の完成、個人の目的の完成、歴史の完成、すべての完成の終着地です。真の父母は原型の家庭、鋳型のようなものです。そのような鋳型を鋳造すれば、何千も同じ製品が出て来ます。お父様の家庭に皆さんは従わなくてはなりません。これは祝福家庭の使命です。二世はこの考えを理解して親を導くのです。どんなに難しくても我々は越えて行かねばなりません。これが本然の教科書の教えです。 死の限界線まで仕事をしなければならない では、今話した農場を中心にして、二千万人を救うため、百六十か国を中心として五百名ずつで八万名を、どのように教育するかです。そこで自給自足することができるシステムを考えています。そこへ行ってみたら、神様が祝福してくださっていることを感じました。じゃがいもの大きいこと、昼飯に食べようと思いましたが、あまり大きくて全部食べ切れませんでした。野菜はいくらでも作れます。主食は問題ありません。そして家も組立て式の家を考案しています。農場を、テキサスを中心としてメキシコまで持っていって仕事をしようと思っているのです。国境地帯に連結するのです。そして五十州の各州が千エーカーずつ買おうと決定しました。メキシコのどこを買うかまだ分かりません。前もって分かったら土地の値段が上がりますからね。 その土地で穀物を全部作ります。大西洋から水を引くし、ミシシッピーから運河も引きます。ブルドーザーを購入して一人一マイルずつ掘っていったら三日で完了します。問題ないのです。祝福家庭は、皆一律に三年間は、一年に三十日ずつ手弁当を持って来て、炎天下で仕事をするのです。ノーサラリーです。(笑い)献身的に働かなくてはなりません。そうしないとどうして二千万の人々を救えるでしょうか。牛だって焼けるように暑い所で、はーはー息をしながらじっと耐えて仕事をしているのです。万物の霊長が牛に負けることができますか。 今から投入です。二百名が一人に責任を持てば、全世界から飢えて死ぬ人はいなくなるでしょう。その雰囲気とその熱意は誰が作るのですか。レバレンド・ムーンが作るのです。では統一教会のメンバーは、家を売ってでもやらなければならないでしょうか。死の限界線まで仕事をしなければならないと思いますか。それともよく食べ、よく生きた方がいいと思いますか。死ぬ程までに貢献しなければと思うのですか、どうですか。アメリカ人がそれをできますか。私は信じられません。何度私を否定したことでしょうか。本当のことを言ってすみません。ここに集まっている皆さんはアメリカ人とは違うのですね。ムーニーの色の付いたアメリカ人です。 では、この仕事を支持する者、手を挙げなさい。真剣な、深刻な立場です。この問題解決の責任を誰が取りますか。世界の誰も取りません。それが問題です。レバレンド・ムーンが、今からこの世界にそのような雰囲気を造ります。ここには全世界から集っていますね。貧しい国も貧しいなりに参加しなければなりません。抜けてはいけません。それは、新しい成約時代に、我々が父母様から受けた恵沢に対して借りを作ってはならないからです。少しでも負債を返さなければなりません。そして、その地には、リゾートも作り、ハンティング、フィッシング場も作って、これから良くなるでしょう。二十年前、海洋産業を始めるのに、大きな会社のグループに入らなければならないため、借金しながらも、今まで大変な苦労をして発展させてきました。たった一人の人間が四十年の間でそれをなしました。 核の力をアメリカなどだけが持ち、北朝鮮は持たないと誰が決定するのでしょうか。アメリカと全世界各国の大使館が一つになって委員会を結成し、共同体を造ってそこでコントロールするのが良いのです。アメリカ国民だけがコントロールするのではありません。先進国だけが所有して、自由に使用し、コントロールすることはできません。他の国は何の力もないというアメリカの見方は問題です。そうなれば、全アジア地域は一つに結束して、アメリカに対抗するようになるでしょう。 今日のアメリカはフリーセックス、ホモ、堕胎、更に軍部までがホモを受け入れようとしています。すべてのアメリカのクリスチャン、惨めな人々が一つに集まって反対し、きれいにしなければなりません。さもないとアメリカは滅びます。私は皆さんに警告します。 ムーニーは偉大です。先生が飢餓で苦しんでいる二千万の人達を救うのに、買いますか、買いませんか。だから、トラックを買い、伝道するためモービルも準備していたのに、時が来たにもかかわらず、この者が売ってしまいました。かわいそうな人達のために準備しておいたものを全部売ってしまったのです。一台一台修理工場で修理しなさい。それで足りなければアメリカで工面しなさい。先生は、三十歳まで常に空腹感がありました。満腹では信仰生活はできません。お腹が空く以上に神様を愛さなければならないのです。そして、サタンの三大武器である寝ること、女性を思うこと、食べることよりも、二千万人を救うことを考えなければなりません。先生も家では、この小さなタオル一枚しか使わないのです。小便も三回するまでは水を流しません。その節約したお金でもって二千万、三千万人を救おうと考えているのです。公的な人とは、そのように生きるのです。 二千万人が死にかけているのに、私は、立派な車を乗り回して自慢したい気持ちはありません。一年にいくらかずつでも、自ら食を断ってでもやらなければならないのです。あなた方は乞食ではありません。しかし、自分の子供が、飢えて死にかかっているのなら、親は乞食のようになってでも、その子供達を生かさなければなりません。だから、世界のどんな人よりも良心を持ちなさい。どんな時にも良心の呵責を受けないならば、天が協助するのです。レバレンド・ムーンは金持ちが持っているビジネス中心の考えは好きではありません。彼らに「何よりもあなたはレバレンド・ムーンとその考えを尊重しなければなりません」と言います。では、この仕事に投資したいですか、どうですか。投資したい家庭には、いつか良いことが起こるでしょう。これに賛同する人は、口を大きく開けて笑って手を挙げましょう。 統一教会の皆さんは、真の父母様に対する子女として、やるべきことができなかったら、責任を取らなければなりません。必ず成さなければなりません。 きょう、三十四回の父母の日を中心として、成約時代において、父母様の責任の時代は過ぎ去りました。全世界の統一教会の全ての食口達が、父母様の代わりに、全面的責任を持って果たす時に、国や世界は自動的に復活するでしょう。それではお祈りしましょう。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.24
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[22.04.24] 世界平和統一家庭連合 世界本部教会 平和ヌリ2022年4月24日09:30に公開予定です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.23
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世界平和女性連合創立30周年記念2022年4月21日10時、HJグローバルアートセンター&PeacelinkTV一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.23
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「世界の女性の復活と解放」1993年2月1日 一九九三年二月一日、ベルベディアで行われた月始めの礼拝の説教の内容です。 真の愛で統一されなければならない 個人において心と体があります。一つにならなければなりません。男性であればプラス、女性であればマイナスです。心は縦的であり、体は横的です。心は縦的な私であり、体は横的な私です。皆さんの心は一つですが、全世界に連結されています。横的な世界を全部自分のものにしようとします。世界を自分の所有にしたいと願うのです。心は高いものを願っています。より良いものを願っています。より良いものは縦的です。この二つを合わせると、全ての構成体になります。それから前後が必要です。立体になるためには、前後が必要です。故に、上下、左右、前後があるのです。回る時、前後、左右は回るけれども、縦的な基準は、移動しません。だから、縦的なものが中心です。 縦的は変化しないし、場所を移動しないので永遠に中心になるのです。中心は縦的なので、全ての中心にならなければなりません。分かりましたか。東洋、西洋を見ると、西洋は分析的であり、物質を観察する主義なので、西洋文明は物質文明であり、横的文明です。東西の文明を如何に調和させるか。一つにしなければなりません。 本来、堕落しなかった世界では、物質が大きくなれば、精神も大きくなり、精神が大きくなれば、外的な物質も大きくなるはずです。しかし、堕落した世界であるため、横的な物質文明が大きくなれば、精神文明は低くなるのです。反対になります。故に、物質文明が発達したアメリカでは、信仰や宗教が全部堕落していったのです。物質文明を願った共産主義は、物質が完全に無くなって精神が強くなり、精神文明を願ったこちらは、精神がなくなって物質が強くなりました。共産世界は物質がなくなり、精神的共産主義が強くなりました。逆に民主世界では、物質は豊かになり、精神がなくなりました。終わりの日には、そのような現象が起こるのです。ちょうど反対です。 それでは、精神と物質を誰が一つにしますか。この問題が解決できれば、世界は一つになり、本来の世界に帰るのです。本然の宇宙、天と地において、縦的、横的すべてが一つになるためには、男性と女性が一つにならねばなりません。男性が天となり、女性が地となって、天と地が合わさって、縦横が合わさるのです。 男性を所有し、女性を所有するものは、この宇宙を所有するのです。何がそのようにさせますか。女性でもなく、男性でもありません。女性と男性の願う愛が、そのようにさせるのです。真の愛の主人は誰ですか。神様と真の父です。神様と男性が一つになり、相対が一つになれば、宇宙は一つになるのです。 では神様は、最初に誰と接したのでしょうか。女性から造りましたか、男性から造りましたか。男性からです。男性は神様の代身です。聖書を見ると、男性のあばら骨を取って女性を造ったとありますが、それは、男性を見本にして女性を造ったという意味です。プラスは天を象徴し、マイナスは地を象徴します。上は天を象徴し、下は地を象徴します。前は天を象徴し、後ろは地を象徴します。このような構成で宇宙が連結されるのです。問題は、天と地が如何に一つになり、男性と女性が如何に一つになり、上下、前後、左右が如何に一つになるかということです。愛で統一されなければなりません。 父は中心であり母は横的 では、子供が生まれる時、憎みながら出産しますか、保護しながら出産しますか。誰が抱き締めますか。(「母です。」)母は横的です。母は三百六十度であり、父は中心です。故に、母と子供達は父を中心として回るのです。母は、縦的愛を中心として、夜も昼もいつも好きでなければなりません。そうすることによって円満に回るのです。父と母、そして子供達が離れては回ることができません。完全に一つにならなければなりません。何でもって一つになるでしょうか。愛です。夫が妻を愛し、妻が夫を愛すると、子供達も親を愛するのです。夫を無視すると子供達もそのようにします。夫の愛を受けると、夫の身代りに子供達を愛することができます。そうして縦的な愛が横的に拡大します。これが、九十度の角度で東西南北に展開されてこのような絵になります。これを結ぶことができるのは、男性でもなく女性でもありません。子供達でもありません。愛です。これは事実ですか。(「はい。」)アメリカの女性達がこのことを知っているならば、家庭が不和になることはあり得ません。 今日のアメリカの女性は、男性と対等でなければならないと思っていますが、同じであればどうなりますか。男性がこのように回ろうとすれば、女性は違うセンターを中心として回ろうとします。どのようにして一つになりますか。これは重要です。男性は成長すれば、ほっそりして身長が高くなりますが、女性は年を取ると、太り、おしりが大きくなります。お産の時、骨盤が大きくなるので、子供をたくさん生むと太くなります。これは仕方ありません。自然です。 女性のお尻や胸は、自分のためではなく、子供達のためです。これは事実ですか。男性は上が広いし、女性は下が広いのです。神様がそのように造られたのです。故に家庭の中心は女性です。家庭の隅々まで手入れをするのは、男性ではなく女性です。手入れすることは、地を愛し、宇宙を愛することです。故に、多く手入れをすればするほど、宇宙の愛のエキスが集中するのです。そうすることによって、夫を絶対的に愛し、すべての力が補充されるのです。このような家庭を、神様は天国の倉庫に入れるのです。天国とは何かというと、神様が、良く実った穀物を倉庫に入れる所です。実った倉庫が天国です。 皆さんの心は何を象徴していますか。男性の心は神様を象徴しています。女性の心も神様を象徴します。男性や女性の心はプラスであるけれども、これが一つになって男性の完成、女性の完成となります。男性の完成は、男性がプラスとなり、女性の完成は、女性がマイナスになることです。女性がプラスになれば大変なことになります。故に、女性は神様を愛し、男性を愛さなければなりません。男性は精誠を込めなくても、天の立場に立っているのです。そのために、宗教は女性達が信じてきたのです。母がしなければなりません。故に相対的です。男性は主体的なので誰の言うことも聞こうとしません。男性は、誰かの主管を受けて、頭を下げようとしません。縦的立場にいるのに、頭を下げたらどうなりますか。大変なことになります。 このように見ると、女性は神様を崇めながら、「お祈り致します」と、宗教を信じていますが、男性は無関心です。キリスト教を見ても、女性達が教会に導かれて行きますが、男性は、女性から「教会に行きましょう」と引っ張られて行く人はいません。また、今まで教主に女性はいませんでした。皆、男性です。宇宙の存在の原則において相対的な立場にいる女性達が、教主を好きになることは仕方がありません。それでは、男性と女性は何が違いますか。主体と対象です。主体とは何ですか。もう一つ持っているのです。学校や友達の中でも、もう一つ持っている人が中心になり、指導するようになります。大物が中心になるのです。山を見ても、木がどんなに多くあっても、大きい木が一本あれば中心になります。歴史時代において、男性より大物の女性が多いですか、少ないですか。仕方ありません。まず神様と男性が一つになり、統一しなければなりません。そうでなければ統一する道がありません。それを知らなければなりません。 女性達の精誠 しかし、サタンが中心になったために、混乱が起こるのです。サタンが全部分けてしまいました。白人、黒人、黄色人など、なぜこのようになったのですか。熱帯地方は暑すぎるし、寒帯地方は寒すぎるので、人は温帯地帯で育つようになっています。このように見ると、白人はどこから来ましたか。黒人はどこから来ましたか。本来、人類が平和に、中央を中心として暮らしたならば、人種の色が変わらなかったはずです。なぜこのように変わったのでしょうか。人類全体が、中央で団結して暮らさなければならないにもかかわらず、分かれてしまったからです。誰がそのようにしましたか。サタンです。大衆の前に誤って、北極に、南極に逃げて行かなければなりませんでした。環境的に社会制度を破壊したので、自然に逃げて行ったのです。 北極では海賊文化が生じました。スカンジナビア半島やイギリスなどは、海賊気質です。それは善ですか、悪ですか。白人の文化は血を流して来ました。黒人社会は、暑いので仕事をしたがらないし、木の実を取って食べたり、寝たり、怠惰な生活をします。いつでも食べたり、踊ったり、心配することもなく遊ぶだけです。そのようにしながら、男女の淫乱関係が起こるのです。海賊は男性を皆殺して、お金と女性だけを奪って行きました。 海賊は女性ですか、男性ですか。それでは、海賊はどのようにして福を受けたのでしょうか。キリスト教の文化圏で、神様をよく信じる女性達が、海賊に奪われ、精誠を尽くしたのです。海賊の女性達が、精誠を尽くした基準の上で立った国がイギリスです。ですから、イギリスはエバ国家です。海賊の妻たちは、海賊の息子、娘を生めば、「お前は、私の故郷の子供達以上に立派に成育して、これを清算しなければならない」と考えたのです。このように見ると、イギリスが海賊の気質で世界を支配したのも、男性達が成したのではなく、女性達が精誠を尽くしたためです。このような論理が成立するのです。歴史には現れてない事実を、このように見ることができます。 宗教はどこから出て来ましたか。すべての宗教は東洋から出て来ました。イギリスやフランスなどの国は、東洋を支配しながら、東洋やアフリカの男性を教育しませんでした。女性を教育して、女性達を男性より優れた立場に立たせて、女性達をコントロールして男性達を支配しようとしたのです。 中国で起こった阿片戦争は、阿片を男性に飲ませようとしましたか、女性に飲ませようとしましたか。女性たちは現実のより良いものを求め、贅沢な生活に憧れて西洋人が好きになり、西洋人について行きました。そのようにして、女性に関心を持たせて、女性達を分裂させようとした作戦が阿片戦争だったのです。女性の好きな男性がいれば、西洋の男達が、その男性をゆっくり殺す方法として用いたのが、阿片の作戦です。ゆっくり、自然に殺したのです。 アメリカを代表するアングロサクソン民族が、そのような歴史を蕩減復帰するため、今日、アメリカの青少年達は、麻薬中毒者になっています。蕩減復帰です。それでは、西洋の白人が東洋人に悪いことをたくさんしましたか、東洋人や黒人が西洋人にもっと悪いことをしましたか。先に打つのです。西洋人が東洋人や全ての人類の血を流したのです。白人達は、このような歴史的背景を持っているので、神様が救ってあげなければ亡びます。人種戦争と宗教戦争です。 どのようにして、白人社会がキリスト教文化を受け入れたのでしょうか。それは、善なる社会であったからではなく、宗教を信じた女性達が、海賊に奪われて行って、そこで精誠を尽くしたからです。その背景を中心として、息子・娘を立派に教育し、外的世界よりもっと精誠を尽くした女性達が、息子・娘を中心として団結することによって、しかたがなくその夫や、その国の主権者も宗教を受け入れるようになりました。このことによって、神様の祝福圏内に入ったのです。 夫婦愛がうまくいかなければ、一族は滅茶苦茶 堕落する時、女性が先になしたため、復帰の時代には、女性を通して連合運動をして来たのです。そのようなことを人間は知らないけれども、神様は役事して来られたのです。お祈りをたくさんするのは女性ですか、男性ですか。何故、女性ですか。男性にとって、この世界は自分の世界です。願うことがありません。殴られ、蹴られ、抑制されたのは、女性ですか、男性ですか。(「女性です。」)それはお祖父さんや中年の人、少年に聞いても、答えは同じです。 今日、人間世界で重要視する愛を中心として、歴史的に供え物として、犠牲になって来た人は男性ですか、女性ですか。(「女性です。」)それでは、女性は夫の複雑な愛を願いますか、自分だけの愛を願いますか。男性は世界を歩き回ることを願います。世界の女性達は、素晴らしい男性がいれば誘惑したくなります。女性の堕落はそのようにして起こります。故に、男性達は、巡りながら浮気するのは普通です。 しかし、夫は、自分の妻が浮気することは絶対に願いません。ですから、どんなにか不公平ですか。夫がどこかに外出して帰って来ると、「今度はどんな女性に会いましたか。言ってみなさい」と毎日不平を言いながら喧嘩をします。女性が歩き回ると、村で問題になり、事故が起こるのです。それで、女性は尻が大きいので、じっと座って暮らさなければなりません。男性達は、じっと座っていれば重いし、押されて暮らすことができません。センターを散らさなければなりません。故に、男性は歩き回るのです。これは、笑いごとではありません。先生は、自然の道理を中心として話しているのです。 歴史以来、この地上に愛というものが現れ、愛によって悪人にもなり、善人にもなり、悪人が善人に変わることのできる曲折を経て来たのです。歴史路程において、愛の車の中には、一番嘆きながら涙を流し、一番血を流し、一番悲惨な内容が、びっしりと入っています。今まで、幸せに暮らした男性と女性が、ある日突然家もなくなり、大変なことになるのです。夫婦の愛がうまくいかない場合は、祖父母を始め、孫までその一族は滅茶苦茶になります。 このように見ると、愛の純情はどこにありますか。絶対的な男性、絶対的な女性を中心として、真なる血筋がどこにありますか。皆さんの先祖の中には、殺人者、強盗など色々な悪人が混ざっていないと思いますか。真の血統を如何に作るかを考えたことがありますか。この世では不可能です。愛を混乱させたのは誰ですか。サタンです。サタンが全部混ぜてしまったので、神様は真なる血統を作ることができませんでした。 皆さんの先祖は、皆、善なる先祖だと思いますか。この世を混乱させるのは男性ですか、女性ですか。男性は歩き回るので心配だし、女性はそのために喧嘩するので心配です。このように、愛の問題で混乱が起こるので、これを解放してみようと、フリーセックスが出て来たのです。それを誰が先に始めたでしょうか。男性ですか、女性ですか。男性はいつもフリーセックスです。世界的な権力を持ってアメリカの男性は、フランスに行って浮気し、ドイツに行って浮気し、世界のどこへ行っても浮気して、国家的に問題になるので、自分の身分を保護するため、フリーセックスが出て来たのです。フリーセックスだから、祖父と孫が関係し、父と娘が関係し、母と息子が関係し、祖母と孫が関係します。これは何ですか。罪という観念がありません。 ここで、赤い水・黄色の水・白い水を全部混ぜると、どんな水になりますか。何にも使えません。赤い水は赤い水として使い、黄色の水は黄色の水として使うのです。それが、このようにして、男性と女性は心が気持ち良いですか。六十代の老人は老人同士ではなく、若い人や子供まで連れて来て蹂躙するのです。年寄りが若者を襲い、滅ぼすのです。祖父母は、後代を保護しなければならないにもかかわらず、全部滅ぼしているのです。動物のように、小学生や子供達まで捕らえて行うのです。大学でも、教授が学生を選んでそのようなことをするし、小学校でも、先生がそのようなことをして、全部滅ぼしてしまうのです。そこには家庭があり得ないし、国があり得ないし、世界があり得ません。神様が一番嫌いなのは淫乱です。 これはどうしたら良いですか。誰が責任を持ちますか。大統領もできません。大統領さえそのようなことをしているのです。アメリカの宗教指導者やキリスト教指導者が、皆、女性の問題で立場を失うのです。誰が治しますか。これは病気ですか、正常ですか。ここに皆、引っ掛かって悩んでいます。世界の女性が、皆、ここに引っ掛かっているのです。 女性の最高の願いは真の男性による真の愛を得ること 男性と女性の中で、どちらを先に治せば良いですか。愛のため一番涙を流し、苦労する人は、男性が多いですか、女性ですか。それなら、男性を無くしてしまったらどうですか。女性はそのようなことを願いません。殺さないで、約十年間、男性は北極に、女性は南極に分けて分別し、教育してでも病気を治すべきですか、そうではないですか。そのようにしてでも治すことができるならば、そう願うのです。神様も、そのようなことを考えた時、そのままおいて収拾する方法を見付けたでしょう。限界のある人間ではできないけれども、全てを超越された神様は、人間をそのままおいて収拾する方法を考えたでしょうか、考えなかったでしょうか。これを宗教側でしますか、その反対側でしますか。 宗教側の背後にはキリスト教の歴史があり、キリスト教は新婦を教えて来ました。「絶対的新婦はこのようにしなければなりません」と教えたのです。それで「地上に一番の新婦が現れたので、一番の新郎が現れるようお願いします」と願うのです。「今までのサタン側の夫とは違う、神側の永遠なる愛を持った夫が来てください」と願うのです。そして、恨の多い歴史を通して悲しみ、あまりに悲惨であった全てを越えられる一つの道があるとするならば、この地上に真なる、また永遠なる夫を送ってくださるように、神様にお願いするしかありません。 そして、真の愛を持った真の男性によって、真の種をもらいたいと願ったのです。血統が清く、純潔な未婚の男性・女性は、そのような純潔な男女に会いたいですか。それとも、穴ぼこになった汚い人に会いたいですか。エバが堕落することによって、歴史以来、女性の願いは、真なる男性による、真の愛の種をもらうことにあったのです。それが女性の最高の願いです。女性達が神様にたくさんお祈りしますが、その願いは何でしょうか。真なる男性、真なる愛、真なる家庭、真の愛のために生き、死ぬように願うのです。 女性が、どれほど踏みにじられ、怨みを抱き、涙を流し、悲痛な立場でたくさん祈ったことでしょうか。故に、神様は、その願いを聞いてあげなければなりません。女性を思うならば、この祈りをかなえてあげなければなりません。この世の男性は女性達を蹂躙したのです。だから、終わりの日には、女性の側が男性の側を否定する世界が現れるでしょう。またもし、女性達のために、神様のみ旨を成すための宗教があるとするならば、その宗教を通して、女性を一つにして男性を否定させることをされるでしょう。 家庭から国家、世界、天地を一つにする時代 本来、人間が堕落しなかったならば、真の愛、真の父母、真の家庭を皆さんは願うでしょう。男性も願い、女性もそれを願います。アメリカはそのようになっていますか。真の愛もないし、真の父母、真の家庭もありません。何もありません。正反対です。これをそのままにしておけば良いですか、消した方がよいですか。すべて無くなったので、混乱が起こるのです。神様はこのようなことを消す時、このようなことを、予め準備されたのです。これを誰が持って来ますか。来るべき再臨主が持って来るのです。再臨時代の真の父です。 アメリカ人は個人主義なので、父母も必要ないし、夫も必要ないし、国も、世界も必要ないという結論が出て来ます。神様も必要ありません。すべてを失い、否定するのです。人間はそうではありません。男性と女性が一つになって、父母も必要であり、兄弟も必要であり、夫婦も必要であり、国、世界、天地が必要です。天地が一つになって暮らすのであって、分かれて暮らすようになっていません。否定ではなく、肯定しながら暮らすようになっているのです。 世界は今、一国を中心とする国家主義時代を終え、ブロック国家時代になっています。東洋・西洋が一つの国になって行くのです。このような世界で、統一教会は、自由国家を完全に一つにする運動をしています。ここに、人種問題、国境問題を全部越えて行くのです。愛を中心として、皆国際結婚をするので、すべて越えて行くのです。合同結婚式は統一教会しかありません。国境を越え、文化を越え、人種を越え、宗教を越え、すべて乗り越えるのです。白人は、自分が黒人と結婚しようと考えた人がいますか。統一教会では、言葉も分からなくて、白人と黒人が初めて会ったとしても、先生によって結ばれると、喜んで結婚するのです。この世の中で、このようなことがどこにありますか。 今日、希望を失った世界で、このような出来事によって世界は大変な事になりました。国境、人種、言語、豊かな暮らしと貧しい生活、どれほど複雑ですか。これを一度に無くしてしまうのです。どれほど偉大ですか。統一教会は、絶対的愛、真なる愛、真なる父、真なる母、真なる家庭を主張しています。これは、レバレンド・ムーンが好きだからではなく、神様を始め、天地すべての存在は、このように生きるようになっているからです。 サタンは、神様の御旨を破壊しようとするし、神様は、サタンと反対方向に引っ張って行こうとします。二人で戦っています。個人的戦いの時代、家庭的戦いの時代を経て、今日、世界まで戦って来ました。この個人が、自分勝手に分かれて来たし、家庭、氏族、民族、国家、世界が自分勝手に分かれて来たのをどのようにして一つにしますか。一つにする方法がありません。定着する場所がありません。これを、個人を縛り、家庭を縛り、国家、世界、天地を一つに統一するにはどのようにするか。これは、神様以外には不可能です。このような新しい福音として現れたのが統一教会です。今日の人類を全部混ぜ合わせたら、将来どうなりますか。黒人の色になりますか、黄色人の色になりますか、白人の色になりますか。それは黄色人の色になります。何故ならば、五十億の人類の中で、三十二億が黄色人、八億五千万が白人、六億五千万が黒人、残りの三億は雑種人だからです。これからは黄色人のパワーの時代が来ると言われています。合同結婚式を一緒にしても、三分の二が黄色人、三分の一が雑種人になります。 故に、これからの世界は黄色人種の時代になります。私が黄色人だからこのような話をするのではありません。原則がそうなっています。故に、西洋人や西欧社会は東洋を慕うのです。西洋の若者は東洋人と結婚しようとしますが、西洋人と結婚しようとする人はいません。皆さんはプロポーズする時、一般的に男性が先にしますか、女性が先にしますか。(「男性です。」)では、アメリカの男性がアメリカの女性を好きではなく、日本や東洋の女性を好きだったら、アメリカの女性達はどうしますか。 仕方なく東洋の女性のように謙遜にならざるを得ません。今までと反対でなければ大変なことになります。ここに日本の女性が多いですが、皆さんは日本の女性を無視しますか。それとも、皆さんより上の立場で、皆さんを支配するのが良いですか。横的面では何の権力もありません。第二次世界大戦もアメリカが勝ちました。しかし、一つの方法は信仰の基準しかありません。統一教会において、日本の女性の信仰の基準が高いですか、アメリカの女性の信仰の基準が高いですか。 レバレンド・ムーンがこの国へ来て、多くの悪口を言われてきましたが、男性の中で一番名高い男性になりました。今は、アメリカの男性の中でも、レバレンド・ムーンを尊敬する人が多いのです。レバレンド・ムーンがアメリカへ来て、悪い事ばかりやったと思いますか。以前は、そのように思われていました。しかし、今は、だんだん上がって行っています。アメリカ人たちがレバレンド・ムーンの言う事に従って行きますか、クリントン大統領の言う事に従って行くでしょうか。全世界の男性や女性は、レバレンド・ムーンを賛美するようになっています。 レバレンド・ムーンが合同結婚をした家庭を世界的に見る時、彼らの生活は自由世界の家庭とは比較になりません。たとえ、祝福家庭の男性が十年間離れて暮らしても、その女性は平安に寝るばかりです。浮気するとは夢にも思いません。また、女性がどこかを走り回っても、浮気をすると思う男性はいません。それは幸せですか、不幸ですか。このような祝福家庭は良い家庭ですか、悪い家庭ですか。その中でも、信仰の中心は女性ですか、男性ですか。(「女性です。」)今まで女性は男性に従って来ました。それが理想的になるためには、女性に従って一つにならなければなりません。キリスト教文化圏は新婦文化圏です。その新郎になれる男性は二人ですか、一人ですか。(「一人です。」)世界の女性と一人の男性がどのように暮らしますか。どのように調和すれば良いか問題です。 再び新婦圏を作り、新郎を迎える基盤を整備 復帰とは原型に帰るという意味です。最初に神様が人間を創造される時、男性を先に造られたように、再臨主が一人の男性としてこの地上に来られる時も、女性とプラスとマイナスの相対基準を造成するのです。本来ならば、一次のアダム家庭で成すべきだったのに、成すことができませんでした。二番目のイエス時代にも成せなかったし、三番目の再臨時代に来て成すことができるのです。三番目のアダムの名前は何ですか。文鮮明です。これを誰が信じますか。世界が信じませんでした。 堕落によって、サタンを中心としたアダムが、復帰によって、神様を中心として、一つになって新しく出発するのです。家庭、氏族、民族、国家、世界へと発展していきます。第二次大戦後、エバ国家、カイン、アベル国家がどのようにして一つになりますか。これが英・米・仏の国家でした。女性を通してメシヤが来られるのです。アベルはメシヤの子供です。連合国の時代においては、アメリカが中心になります。このように、個人が蒔いたものを世界的に刈り入れたのが第二次大戦です。エバの堕落によって、カインがアベルを殺し、実を結んだので、母と息子・娘が一つになって、神様の国を復帰しなければならない歴史的責任があります。これは公式になっています。家庭的に失ったことを世界的に刈り入れるのです。第二次大戦後、宗教圏のキリスト教文化圏を中心として、歴史以来統一世界が展開されるのです。 歴史家達は、一九六〇年を世界の大転換期だと言いました。この時は、戦勝国が敗戦国を独立させる時代に入って来たのです。これは、世界が兄弟国になったという意味です。なぜならば、一九六〇年を中心として、この地上に新しい父母が出て来るからです。サタン世界において、兄弟同士、十二兄弟が争い、十二弟子が争ったのを全世界的に一つにしたのです。兄弟の国になりました。 エバが、サタン側の夫である天使長を除いてしまい、再臨主を迎えなければなりません。個人的アベルが勝利し、家庭的アベルが勝利し、氏族的、民族的、国家的アベルが勝利し、左・右翼を中心として、このすべてを統一したのでお母様が現れました。 これによって初めて、エデンの園で失ったエバと息子・娘を取り戻すのです。サタンから出発したことを否定し、天の父を再び探して行かなければなりません。この地上のすべての女性達と二世の息子・娘を、神側を中心として抱き込まなければなりません。旧約時代は、国家次元でカイン・アベルをエバと連結し、メシヤを中心として一つにしなければなりません。メシヤを中心として、ユダヤ教とイスラエルが、母を中心として一つにならなければならないのに、これができませんでした。 それゆえ、延長されて新約時代に入って来て、世界的次元でキリスト教とアメリカが一つになって、母を中心として再臨主を迎えなければなりません。公式は同じです。キリスト教では、イエス様が昇天する時、聖霊は地上に降りて来るのです。男性は天を象徴し、女性は地を象徴するので、聖霊は地に来るのです。縦的基準が立っていないので、縦的基準を作らなければなりません。 そのようにして、英・米・仏を中心として、統一教会が一つにならなければならないのに一つにできなかったので、一九四五年プラス七年の一九五二年に、プラス四十年かかって一九九二年になりました。キリスト教圏が反対したので、先生を中心として、再び再編成しなければならないのです。故に、先生は世界的に追い出されて、世界的個人、世界的家庭、世界的氏族、世界的民族、世界的国家、世界、天宙、すべての天国と地獄全体を動員して、先生を迫害したのです。英・米・仏を中心として失ったので、日・米・独を中心として、アダム、エバ、カインとアベルを中心として再編成して、今まで失ったすべての八段階を乗り越えて来ました。 戦争によって、日本、ドイツは廃墟になりました。先生も同じように灰の推積になりました。アメリカは誰が取り戻しますか。神様はできません。神様の息子としての先生が、ユダヤ教の旧約と新約を連結させるのです。完成時代、すなわち成約時代は、旧約と新約の基盤がなければできないので、アメリカを私の手でアベル圏に立たせて、再び取り戻すために、二千年を二十年で蕩減復帰するのです。また、それ以前の韓国での二十年を取り戻すのです。旧約時代の二十年と新約時代の二十年を合わせて四十年を探さなければなりません。その基盤がなければ成約時代を迎えることができません。四千年の歴史を四十年で蕩減したのです。 そのようにして、八段階を越えて行くのです。越えて行くのに、神様とレバレンド・ムーンと、キリスト教に代って統一教会が始まるのです。統一教会が世の中に定着できなかったため、荒野に追い出された統一教会を中心として、統一教会と先生が一つになるのです。統一教会もカイン・アベルを中心として、教会と食口を中心として、キリスト教を消化し、再び探すのです。 第二次大戦直後、英・米・仏ができなかったことを、日・米・独を中心として、再び新婦圏を作り、新郎を迎えられる時代が来て、第二次大戦の直後に失った基盤を再び探すことができる時代になりました。これは何を意味するかというと、サタンが人類を全部蹂躙しましたが、聖書の六千年歴史以前のアダム完成者になって、歴史を遡って再びサタンを除去するのです。先生は、このようにして旧約時代、新約時代、成約時代を整備して来たのです。そして、アダム家庭からすべてをきれいに清算することによって、アダムが再び本然のアダムの立場に立って、神様に仕えて、帰って来るのです。それで、先生の後にはいつも神様がついて来ます。アダムが堕落しなかった時は、神様はいつもアダムとエバについて行き、アダム・エバと一つになったのと同じように、神様は、いつも先生の後について来ることができます。 しかし、第二次大戦直後、先生を中心として、世界的版図内で一度に収拾することができたにもかかわらず、不信することによって、再び旧約時代、新約時代、成約時代の段階を経て、再び本然の立場に上がって来たのです。再臨主を中心として、一代にすべてを完成すべきだったので、追い出されても、一代にすべてを蕩減復帰しなければなりませんでした。それが四十年路程でした。 お母様がキリスト教文化圏の失敗を蕩減 アダム家庭から出発して、アダムの一族が王権を中心として、世界どこでも自由に往来できるはずだったのに、サタンによって塞がれてしまいました。先生を中心として、それを全部清算して、神様は地獄の底から天上世界まで、自由に往来できる時代が来たのです。その時が一九六〇年代でした。長成期完成級に堕落したので、一九六八年に神の日を設定しました。この時は、神様と共に家庭を引っ張って七年路程を辿って来ました。家庭時代に祝福を与え、祝福家庭を中心として、世界版図を拡大させて来ました。個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代を経て、世界時代を迎えたのです。 今まで、キリスト教が新婦の使命を果たせなかったので、統一教会を中心として、新婦であるお母様を立たせて、この峠を越えながら、先生が世界的基盤を全部越えて来ました。故に、お母様御自身も、新婦圏のキリスト教文化圏を蕩減するために、韓国と日本、七か国を抱いて、お父様と連結したのです。 第二次大戦後、韓国と日本、米国、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアの七か国を統一された世界として結ぶことができなかったので、お母様は、これを再び結ばなければなりませんでした。それで、新婦であるキリスト教文化圏の全世界の基盤を再び取り戻すために、お母様は、韓国の女性と日本の女性、米国の女性、欧米の女性、ロシアの北側と海洋地を連結しました。昨日までの八か月間に、再び蕩減して連結することによって、初めて、キリスト教文化圏が失敗したことを、完成した立場でお母様が、全体を抱いて、全体と一つになって、お父様と一つにならなければならなかったのです。お母様を中心として、キリスト教文化圏を接ぎ木することによって、第二次大戦直後の新婦と新郎が一つになり、迫害のない勝利の立場に立ったので、お母様を中心として女性解放を宣布するのです。 イエス様が旧約時代、新約時代、成約時代を完成しなければならないにもかかわらず、十字架につけられたことが再現するのです。イエス様が十字架で死ぬことによって、新婦圏を中心として、世界を一つにできなかったので、先生の時代に、旧約時代から新約時代、成約時代に越えて来る時、必ず、右翼・左翼の問題、宗教圏問題、バラバの問題が起きてきます。それを先生が収拾し、その後、三大国のエバ国家、カイン・アベル国家を立たせて、越えて行くことによって、第二次大戦直後の英・米・仏を中心とする勝利圏を、再び取り戻して来るのです。 故に、世界平和女性連合を中心として女性を結ぶのに、再臨主が全部の女性には相対できないので、氏族的メシヤを送って、女性達と子供達を教育し、一つになることによって、失ったキリスト教文化圏を再び取り戻すのです。 エバには、カインとアベルの二人の子供がいました。エバの堕落によって、神側とサタン側の二人の子供を抱いたのです。サタンとカインが一つになったのを否定して、神様とアベルが一つになり、神側のアベルとカインが一つになることによって、母が生き返るのです。カインとアベルが一つになり、そして母と一つにならないと帰ることができません。復帰するためには、弟が兄の立場に立ち、堕落したエバは、復帰されたエバの立場に帰らなければなりません。母と息子・娘が喧嘩したけれども、神様を中心として一つにならなければならないのです。 旧約時代はユダヤ教とイスラエル国、新約時代はキリスト教とアメリカ、これが一つになって新婦を迎えなければなりませんでした。それを知らなかったのです。この二つが一つになれば、父を迎えることができます。これが対応的な面で、一次、二次、三次と、一つにならなければなりません。再創造なので、プラスとマイナスが一つになり、対応的に相対基準になって、より大きくなる関係を知らなければなりません。このようにして、歴史を遡って行くのです。では、問題は何かというと、エデンの園において、本来ならば神様を中心として、父と母が一つにならなければなりません。父は地上とは関係ありません。二人のカイン・アベルは母のおなかの中に入らなければなりません。そのようにして、カイン・アベルは喧嘩するのではなく、カインも弟のアベルと一つになって、神側の息子として立たなければなりません。共産世界と民主世界も同じです。全部が母のおなかの中に入らなければなりません。リベカのおなかの中でヤコブとエサウが戦いました。また、タマルのおなかの中でペレヅとゼラが戦いました。しかし、戦ってはいけません。一つにならなければなりません。 日本はエバ国家なので、日本の中には、カイン・アベルが入っています。これは民団と朝総連です。この二つが入っていなければエバ国家になれません。韓国人は選民です。日本の中に選民の種が入っているのです。リベカのおなかの中に、神様が選んだ選民が入って、二人が戦ったのです。世界的に見ても、キリスト教とユダヤ教は、母を中心として、母のおなかの中に入って一つにならなければなりません。日本の中にも、民団と朝総連が怨讐となって戦っています。日本がエバ国家として立つためには、民団と朝総連を一つにしなければなりません。 人類は真の母のおなかを通して、再び生まれなければならない 成約時代に入ったので、統一的運勢でこのように教育し始めました。故に、お母様は、韓国を始め、日本の全体の女性を一つに結んで、息子・娘を中心として、真のお母様のおなかに入れるのです。そのために、昨年、お母様が成されたことは何かというと、お母様を中心として一つになることです。全世界の女性の解放と共に、真のお母様と一つにならなければなりません。このようにして、お父さんとお母さんは、真の愛を中心として一つにならなければなりません。 ここで、母のおなかの中にいる子供達が、母によって出て来るのではなく、父に帰らなければなりません。アダムの中に入っている精子の立場に因縁を結んだという条件を経て行かなければなりません。お母さんの真の愛と、お父さんの真の愛を中心として連結し帰って、再び、お母さんによって生まれたという条件を立てなければなりません。そうすることによって世界の女性の復活が起こるのです。 世界の人類が、お母様のおなかを通して、再び生まれなければなりません。復活しなければなりません。故に、先生の息子・娘である孝進様と誉進様が生まれた時、一緒に生まれたという立場で、統一教会の食口達はわかめのスープを皆、飲まなければなりませんでした。キリスト教の「新生」という言葉は、このように難しいのです。皆さんは全世界を率いて、お母さんのおなかの中を通して、お父さんの骨の深くまで入って、再び生まれて来るのです。しかし、自分だけで生まれることはできません。先生の直系の息子・娘を通して、付いて生まれたという条件を持って出て来るのです。故に、カイン・アベルは、体が二つですが一人です。 本来ならば、完成したアダムの種から完成したエバを通して生まれて、天国に入るべきだったのです。お父さんの生命の種から、お母さんの生命の種を起源として一つになった所で、天国に入ることができます。そうでないと入ることができません。再創造の原理も同じです。創造原理に一致化させなければ天国に入ることができないので、このようにして新生するのです。サタン世界に打ち勝ったお父さん、お母さんのおなかに入って、再び出て来なければならないという意味です。サタン世界とは百八十度違います。永遠に違います。サタン世界のフリーセックスやホモ、アルコールなどに反対しなければなりません。これによって、どれほど神様を犠牲にさせ、どれほど善なる人を愛によって悲しませたかを、歴史を通して悲痛なる事実を残したかを知らなければなりません。 祝福家庭の願いは真の父母の直系の子女と祝福を受けること 皆さんは、祝福がどれほど恐ろしい立場にあるか分かりますか。今までの宗教圏で、結婚を認めた所はありませんでした。皆、独身生活をするのです。仏教など、高次元の宗教は独身生活を強調しました。何故ですか。人類の真の父母が今まで結婚をしなかったからです。それを知らなければなりません。宗教は皆、結婚を否定しているのに、歴史時代に、統一教会が合同結婚をして、先頭に立ったのです。結婚を認めたのです。仏教には比丘と妻帯僧がいますが、比丘が妻帯僧になってしまっているのです。カトリック教会も、結婚を否定すれば問題が起こり、教会を離れたりするのです。 真の父母様の御聖婚以来、一九六〇年代から全部変わりました。サタン世界はフリーセックスによって破壊工作に入り、一方は結婚時代に入ったのです。交差するのです。サタン世界はフリーセックスで結婚を否定しますが、統一教会は結婚を認めるのです。一方は反対の立場を取り、もう一方は収拾して行くのです。神様を中心として、高次元から低い所まで全部収拾し、家庭を中心とする世界統一理想へと越えて行くのです。 故に、祝福がどれほど貴いか分かりますか。祝福家庭は自分勝手に生きることはできません。必ず、先生の直系の子女と一つにならなければなりません。先生の息子・娘、孫を中心として、全世界の全ての国々が結婚しなければなりません。祝福家庭は、どのようにして先生の直系の子女と祝福を受けることができるか。これが祝福家庭の願いです。世界万民の願いもここにあります。どの国の人が先生の血族と結婚するか。その結婚した血族が中心になってその国が一つになるのです。先生の家庭の三代までは、韓国人と結婚しなければなりません。それ以後は拡大するのです。今、先生の家庭は興進様を入れて四十三名です。これは摂理的数字です。出エジプト時代に入ったのです。四十三数は四百三十年の解放数に当たります。 先生の息子・娘は多くいますが、子供をたくさん生むでしょう。百二十名を越えれば世界的になるのではないかと思います。皆さん祝福家庭の願いもそうです。そのためには、各国で、誰が原理の伝統の通りに生きているか。誰が家庭を中心として、復帰の心情を中心とする伝統を受け継いで生きているか。先生の御言をどのように実践しているかが問題です。このことを中心として、天の祝福が彼らと共に連結して一つになるのです。 その次は、三十六家庭、七十二家庭など祝福何双という祝福家庭を中心として、サタン世界の家庭は、高いレベルの家庭と祝福を受けるようになります。先生の家庭と祝福を受けることが最高の願いですが、それができなければ、どのようにして、より高いレベルの祝福家庭の血族と結ばれて行くかが問題です。今後、祝福家庭は、息子・娘に讒訴されないようにしなければなりません。祝福家庭の後孫達はサタン世界と結婚できません。 聖酒は全歴史を蕩減した内容を中心として作ったもの 新生するには、母の腹中に入って、おなかを通して再び生まれてこなければなりません。お母さんは二度生んであげなければなりません。皆さんを生んでくれたお母さんがいますが、霊界に行ったすべての人も、二人のお母さんの腹中を通らなければなりません。一人は堕落したお母さんの腹中であり、もう一人は復帰されたお母さんの腹中を通じなければなりません。 先生は生涯をかけてこの道を歩んで来ましたが、それを代表して聖酒式があるのです。全ての歴史を蕩減した内容を中心として、二人のお母さんの腹中を経て来たという内容を整理して作ったのが聖酒です。聖酒は、根から取り入れた実、野原で刈り入れた実、木の実の蘇生、長成、完成からなっています。旧約時代までの二千年、旧約時代から新約時代までの二千年、新約時代から再臨時代までの二千年と同じく、六数の基準を中心として、二十段階と三段階を越えて行くことのできるすべての原理的内容が入っているのです。最後には、二人のお母さんの腹中を経ていく内容も入っています。故に祝福を受けなければなりません。二人のお母さんの腹中を経ていくためには、二人の父に侍らなければなりません。二人の父の起源を通じなければなりません。乞食として生まれたけれども、真のお父さんから再び生まれて来なければなりません。故に、絶対に真の父母が必要です。 ですから、イエス様が雲に乗って来ると大変なことになります。そのように信じているならば雲をつかむような話であり、気違いであり、亡びます。そこで、二人のお父さんの愛と二人のお母さんの愛という言葉が出て来ます。神様は、最初の父と母の愛を否定することはできません。最初の父と母を審判し、罰してしまうと、二番目の父と母の基盤がなくなるので、仕方なく神様は、一番目の父と母を同じく愛したという立場に立たせなければなりませんでした。このことが、今まで、愛を中心とした神様の苦痛だったのです。 故に、神様は悲しみの神様であるという結論が出て来ます。苦痛の神様という言葉がここから出て来るのです。神様がサタン世界の男性を見る時、サタンとアダム、父と子です。お母様を中心とすれば、母と子の関係が成り立ちます。父子と母子です。ここで父子関係は、堕落して父と子になったので、母子を通して復帰しなければなりません。ところで神様の立場からすれば、二つの愛があります。女性が二人です。一番目の女性は堕落した女性です。復帰しなければなりません。神様はこれを否定することができません。神様には怨讐という概念がないからです。怨讐という概念があれば二元論になってしまいます。神様は絶対的神様なのです。何の話か分かりますか。 怨讐を愛した資格を持って天国に行く エバを中心として見る時、本来の夫と、偽りの夫がいます。現在一緒に住んでいる者は偽りの夫です。故に、本然の夫を探し求めて行かなければなりません。父の代身としての再臨主にも、やはり二人の女性がいます。母にもやはり二人の男性がいなければなりません。ここに怨讐という概念があれば、復帰という概念は完全になくなるのです。 ヤコブを中心として見る時、レアとラケルがいました。ヤコブを中心として、この二人の女性は一つにならなければなりません。女性は、二人の男性を一つにしなければならないし、男性は、二人の女性を一つにしなければなりません。これができなければ、復帰という概念はあり得ません。怨讐に対して、怨讐という概念があれば帰る道がありません。それでは、この概念を中心として復帰歴史を見ると、神様と理想的アダムは神側におり、エバはサタン側です。エバとカイン・アベルです。これが一つにならなければなりません。堕落しなかったならば、神様とアダムとエバが完全に一つになり、カイン・アベルは怨讐ではありません。皆が愛し合いながら天国に入るのです。サタンになった天使長も、アダム・エバと一つになったならば、アダムとエバが天国に入る時、天使長も付いて入って行くのです。神様とアダムとエバが愛し合いながら、その愛の中に一緒に天使長を連れて天国に行かなければなりません。 故に、天使長は「私は堕落してサタンになったけれども、神様の天理の法道は、神様とアダムとエバが完成して、私を愛することですし、私は堕落しても、神様と神様の息子・娘は、その原理原則を捨てることはできないでしょう。私を愛さないと、天国に入ることができないのが原則ではありませんか。」と言うのです。そのために、一番最後には、サタンになった悪魔を愛したという立場に立たないと天国に入ることはできません。そこから怨讐を愛せよという論理が出て来るのです。 世界の女性達が、いかにお母様、お父様によって生まれたとしても、サタンを愛したという立場に立たないと、解放されるということはありません。私達は祝福を受けて新生したけれども、まだサタン世界は、世界的分野が残っていますから、これを復帰するまでは、怨讐の立場で迫害があるのです。いつでも衝突します。これを消化しなければなりません。迫害する人は他人ではありません。自分のお兄さんのように思わなければなりません。ここでは「悪なるサタン」という概念を捨てなければなりません。 イエス様が十字架につけられた時、世の中は大変な事になりました。しかし、神様は独り子イエス様を殺したサタンを、怨讐視してはいけないのです。自分の息子が殺されても、愛の心情を持って越えなければならない神様の心情的苦痛はどれ程大きいでしょうか。また、イエス様も、神様がサタンを愛するように、十字架につけているローマの兵士達を愛さなければなりません。故に、彼らの罪を許してくださるように祈ったのです。これをパスしたので、サタンが分立されました。神様とアダムの立場にいるイエス様が、サタンを愛したという伝統と精神によって、サタンは全く讒訴することができなくなり、分立されました。これによって、キリスト教を中心とするサタンの分立の歴史が展開されるのです。常に、個人的、家庭的にサタン側を愛し、死ぬ立場に入って行っても愛し、神様と共に祈祷してあげることによって復帰して来なければなりません。 イエス様が十字架につけられて死ぬ前に、ローマ兵士達のために祈られたのは、怨讐ではなく、彼らを愛し、ローマまでも救わなければならなかったからです。そのことによって、世界的にキリスト教を中心として、世界の大勝利の統一的時代を迎えるようになるのです。それで、キリスト教を中心として、第二次大戦後、世界の統一が起こったのです。全世界のキリスト教徒達は、殉教する直前においても、イエス様のような祈祷をしなければなりません。「神様、彼らを許してください」と祈らなければなりません。 天国に入るには、神様とアダム・エバが、天使長を愛するという原理・原則基盤を復帰しなければなりません。堕落した天使長を、本来の天使長と同じ立場で愛したという資格を持ってから天国に行くようになります。公式がそのようになっています。故に、サタンは、天国の門の前に立っているのです。 このように見る時、今日のキリスト教は、全部分裂して戦っています。世の中の人々よりも悪いというのです。しかし、私達がこのような原則を中心として受け入れる時、ここから家庭天国が起こり、社会天国、国家天国、天上天国が起こります。サタンはそれを讒訴できません。 先生自身も、数多く監獄を出入りしました。キリスト教を中心とする韓国や、先生を迫害するすべての人々が一緒になって先生を監獄に投じました。しかし、日帝時代に、監獄から出て来た先生は、その怨讐達に包みを持たせて逃がしてあげました。それを、今、日本の青年達が蕩減しているのです。第二次大戦後、私が一言話せば皆殺されたのに、包みを持たせて、逃げられるように世話してあげたのです。 ソ連も同じです。ソ連を救うために戦いました。亡び行くソ連を救ってあげました。ソ連は怨讐です。アメリカも私の怨讐です。アメリカは、私を迫害し死ぬことを願いながら、監獄に入れました。しかし、法定闘争しながら、ワシントン・タイムズを作り、AFC(アメリカ自由連盟)やALC(アメリカ指導者会議)など六つの団体を監獄で作るなどして、アメリカを救うために準備したのです。皆さんも為に生きていますか。先生はアメリカの国民を愛しました。王として、祖父母として、父母、夫、兄として、皆さんがアメリカを愛する以上に愛したのです。 愛の怨讐を自分の身のように愛する 先生にも二人の女性がいます。聖進様のお母さんと真のお母様です。二人が戦わないで、如何に一つになるかが問題です。ヤコブを中心として見ると、レアとラケルがいました。ヤコブの願いはラケルとの結婚でしたが、先にレアを抱きました。ここにラバンがいます。そして彼の妻がいます。このラバンはサタン側です。長女をしてヤコブを誘惑するのです。ヤコブはラケルを願いましたが、ラバンは、レアとヤコブとの結婚を願いました。互いにぶつかったのです。夜一緒に寝て、朝、起きてみるとレアだったのです。それで、ラケルのために、また七年間を費やしました。世の中にそのようなことがあり得ますか。ヤコブに息子・娘が生まれましたが、自分が願った息子・娘でしたか、願わない息子・娘でしたか。レアとラケルには愛の喧嘩がありましたか、ありませんでしたか。これが問題です。 神様の立場は、悪魔までも等しく愛するべきなのに、それと同じ愛がないためサタン側になるのです。ヤコブの時代に、先生が教えてあげることができたならば、どれ程良かったでしょうか。ラバンの妻は母として、長女と次女を一つにしなければなりませんでした。そのようになればサタンはあり得ません。それを知らなかったのです。二人が愛の喧嘩をしました。女性達の喧嘩が、十二人の子供達の戦いに展開されるのです。二人の女性が一つにならなかったために、後孫は、イスラエルの十支派とユダの二支派に分かれました。本来ならば、父が一人なので一つにならなければなりません。誰が一つに結ぶかというと女性達です。 イエスの時代も同じです。洗礼ヨハネとイエスです。マリアとエリサベツも一つにならなければなりません。洗礼ヨハネとイエスは兄弟の関係です。ザカリヤを中心として一つにならなければなりません。イエスはマリアを通して生まれましたが、イエスの父は誰ですか。原理で見るとザカリヤにならなければなりません。聖書では未解明です。そうすると、洗礼ヨハネは兄です。エリサベツの立場がレアであり、マリアの立場はラケルです。ここで、父と一つになり、母と一つになったならば、洗礼ヨハネの家系も一つになり、イエスの家系も一つになります。そのようになれば、洗礼ヨハネはイエス様を裏切ることができません。ザカリヤも分からなかったし、母も分からなかったのです。皆、知らなかったので、イエス様は迫害を受け、十字架につけられて亡くなりました。 イエス様は結婚をしなければなりませんでした。洗礼ヨハネの妹がいなければ、洗礼ヨハネの知人を通して結んであげるべきだったのです。マリアと洗礼ヨハネが話し合ったり、この三人が一つになったならば、イエス様は死ぬはずがありません。結婚ができておれば、イエスの時代に完全に蕩減することによって、イスラエル国を中心として完全に一つになったのです。カイン・アベルに分かれたすべてが、母を中心として、自動的に一つになり、統一圏が起こるのです。このようになったならば、アジアを中心として、儒教や仏教が自然に一つになります。そうすることによって、西洋のローマは問題ではありません。全部一つになって、ローマを消化するのです。このようになっていれば、キリスト教が西洋から始まるのではなく、東洋から始まり、完全に西洋を吸収したことでしょう。 公式的なプログラムを通して摂理されるのです。皆さんの家庭も同じです。祖母・母・姉・義姉・妹・義妹など女性達がたくさんいます。この女性達が皆、和動して一つになれば喧嘩はありません。女性が問題です。ここで喧嘩すれば大変なことになります。サタンが入って来るのを知っているならば、喧嘩はしないのです。このような訓練をしなければなりません。神様が忍耐し、真の父母様が、それを全部消化して来ました。神様と先生を中心として、怨讐を愛しているのに、自分の血族を互いに一つにできないはずがありません。自分の血統であり、一族です。皆さんの怨讐を愛さなければなりません。家庭内の小さな怨讐を愛さなければ天国に行けません。二人の男性と二人の女性を皆、受け入れて愛さなければならないのです。 女性達の喧嘩によって、イスラエルの十支派とユダの二支派に分かれ、イスラエルの王国が亡びました。イエスが十字架につけられた原因がここにあったのです。ヨセフを十人の兄弟が売り飛ばしました。怨讐になって売り飛ばしてしまいました。故にサタン側です。サタンは神様にとって愛の姦夫であり、愛の怨讐です。しかし、神様は怨讐を処断することができません。サタンが「神様、原理原則はこうではありませんか」と讒訴して来ると、神様はいつも「そうだ、君の言うことは正しい」と、愛の怨讐を自分の身のように愛するのです。自分と同じように愛することは、神様にとってどれ程苦痛でしょうか。イエス様も同じです。先生も同じです。分かりましたか。 嫁としてよく行えばその家は発展する それでは皆さんは、家庭の中に入って統一させるのは問題ありませんか。このことを完成した人は、天国に行っても歓迎されるし、地獄に行っても歓迎されます。今までは迫害されましたが、これからは歓迎されます。サタンを屈伏させればそのような時代が来るのです。このような立場で、世界的次元で真の父母様が現れ、蕩減的すべての内容を全部立たせたので、これからの世界は平和の世界に行かざるを得ません。家庭の理論を中心として教本が現れたので、その教本に従って行かざるを得ないのです。それによって地上天国、天上天国が成されます。 特に、女性が問題です。女性が嫁に入って、嫁としてよくやっていければその家は発展するし、よくできなければその家は亡びるのです。世界の家庭は皆そうです。とても不思議なことです。女性が問題です。義姉、姑、夫の祖母など女性から歓迎される嫁にならなければなりません。このように、女性達が嫁を好きになれば男性達も好きになります。エデンの園で、女性が主張して全部破綻させたので、復帰時代には、女性は絶対服従しなければなりません。 このことが一番嫌いなアメリカの女性達は、百パーセント適応しなければなりません。新生するためには、父と母の腹の中に入って出て来なければなりません。家庭に入って来て、女性達がすべて犠牲になり、一つにすることによって解放されます。女性達がしなければなりません。男性達はついて行くのです。エデンの園で女性が堕落したので、復帰も女性達がしなければなりません。アメリカにおいて、離婚の原因は女性ですか、男性ですか。女性の方が七十五パーセントです。 自分の一族を亡ぼすだけでなく、世界を亡ぼしました。復帰するためには、お母さん、お父さんの腹の中で絶対に一つにならなければならないし、お母さん、お父さんが率いている世界の人々と、絶対に一つにならなければなりません。誰が一つにするかというと女性達です。女性が堕落することによって、神様と真の父母を失ってしまいました。故に、女性達が復帰されることによって、神様と真の父母様を知りました。その真の父母様と完全に一つになり、真の父母によって新生しなければならない全ての人類を、真の父母のように女性達が愛することによって、世界は復活し、解放が起きるのです。この運動が世界平和女性連合です。 世界的基準の相対は家庭的基準です。家庭において、母と息子・娘が一つになり、真の父を迎えて、真の父母と一つになり、再び、母と子女が夫を尊敬して一つになることによって、本然の家庭を復帰するのです。皆さんは祝福を受けたので、母と息子・娘が絶対一つにならなければなりません。これによって解放が起きるのです。 復活は女性達だけですが、解放は、家庭全体の父と息子・娘までなので、女性が中心であり、女性が重要です。女性によって、夫を亡ぼし、人類を亡ぼしました。真の父母に侍って復活し、新生して、女性が家庭に入って、これを復帰しなければなりません。これが私達が成すべき責任です。ここから成約時代の責任です。女性運動は家庭を連結しなければなりません。それで、氏族的メシヤを世界に派遣して、氏族的メシヤが父と母を教育するのです。 今日、世界平和女性運動に反対する人は一人もいません。今までは、男性が誤って世界をこのように作りあげました。女性達は今まで出世できなかったけれども、これからは、女性達が出世する時代です。誰と共にですか。メシヤと共にです。メシヤは一人ですが、女性達は二十五億です。女性を中心として、氏族的メシヤが教育して、夫を復帰しなければなりません。この運動は世界的に展開されます。女性連合はお母さんを中心として、息子・娘と一つになり、氏族的メシヤは夫を復帰するのです。家庭に入って来て再創造するのです。解放するには、怨讐を愛するという概念を必ず持たなければなりません。 全世界の女性の復活圏が起こる 女性連合や氏族的メシヤを中心としてこの運動を展開し、完全に清算することによって解放が起こるのです。それは女性がしなければなりません。メシヤが一人で来られて、男性達を皆解放し、家庭を全部解放して、全世界の五十億人類の家庭を解放させることが、今のこの時になすべき使命です。 それでは、世界の女性がどうすれば復活しますか。全部、お母様のおなかの中に入らなければなりません。一九六〇年以前の人々は堕落した天使長の側ですが、それ以後に生まれた人は神側なので、お母様のおなかの中に入ります。その残りは天使長級です。ここで、先生と一つになった因縁を中心とする運勢圏内にいるので、第二次大戦以後生まれた人々は、神側へ導かれるのです。その時先生に会っていたら、今日の出来事が、その時に起こっていたはずですが、それが四十七年間を通して、再び巡って来て、今このことをしています。第二次大戦後にそれができなかったので、再びお母様を立たせて、お母様のおなかに入って、新生された立場に立たせるのです。このようにして、全世界の女性の復活圏が起こるのです。 完全に真の父母様と一つになり、その次に、自分の家庭を復帰するためには、この公式に従って、女性が息子・娘を中心として一つになって、世界を代表して一つになって、先生とお母様の身代りになって、自分の夫を復帰することによって、堕落のない本然の世界へ帰ることができるのです。そこで解放が起こるのです。その中心は女性です。男性ではありません。皆さんは、先生に絶対に服従しなければならないし、これから、この地上の男性達は、女性達に絶対に服従しなければなりません。天国に入るためには、教え通りに従わなければなりません。 堕落とは何ですか。エバが天使長を引っ張って天国に入ることができなかったので、蕩減復帰して天国に行く時は、エバが全部連れて行かなければなりません。分かりましたか。復活と解放、最初に新生して、家庭を復帰しなければなりません。これは女性達の責任です。故に、女性の時代が来るのです。男性の時代は過ぎて行きます。これからは、国会とか国を動かす所に、女性達がたくさん登場するでしょう。アメリカの大統領も、早く女性が出て来なければなりません。女性が大統領になって男性の中心にならなければなりません。そうすると一つの世界になります。これからは、男性の大統領ではなく、家庭の大統領にならなければなりません。そのためには、選挙も、どれほど夫婦が一つになり、親と息子・娘が一つになり、親戚が一つになっているかが問題です。大統領になった家庭は、いつも選挙するのではありません。それを引き継いで、伝統としていくのです。今の民主主義時代は過ぎ去っていくのです。 皆さんは、この内容を全部教えなければなりません。きょうの御言や、新年を中心として語った御言や、その前後に語った御言は、極めて重要な内容であるだけに、それをプリントして、その内容を完全に暗記しなければなりません。どこでも、誰にでも、すらすらと話せるように、専門家にならなければなりません。 メシヤ宣言の第一は、母が息子・娘に、救援摂理が如何なるものかを教育しなければなりません。その本を作らなければなりません。青少年の教育に必要なメシヤ宣言第一号の本が出れば、第二号はお母さん達が知らなければならない内容です。このような本を作り、全世界の統一教会の食口達に皆、配るように指示しました。 真の父母の言葉を習わなければならない これからの伝道は個人伝道の時代ではありません。母を伝道して、家庭を伝道する時代です。個人的に連結されたとしても、必ずその家庭のお母さんを中心として伝道しなければなりません。原理の本を中心として、各自が自分の故郷や親戚に三十冊ずつ配り、一か月に一度この運動をすれば、世界は瞬く間に復帰されます。これを本格的に始めなければなりません。共産党が、世界七十か国を制覇したのは本によるものです。スピーチでしたのではありません。統一教会の人々は、本も読まないで講義するとか、七日修、二十一日修、四十日修を受けることが全てではありません。本を中心として教育しなければならないし、本を読まなければなりません。朝食、昼食、夕食の前に本を読み、寝る前に本を読まなければなりません。そうすれば、すべての人々に、本を持って教育することができるのです。本で教育すれば、誰でも二十一日修、四十日修の講義ができるはずです。故に、一人が三十冊ずつ本を配らなければなりません。 女性の責任がどれほど重要であるか分かりましたか。特にアメリカの女性達は、世界の統一の歴史に責任を持たなければなりません。韓国や日本やアメリカを一つにするのは女性達です。男性達ではできません。世界を一つにするためには、韓国の女性、日本の女性、アメリカの女性、ドイツの女性、フランスの女性、イタリアの女性、七か国の女性が必要です。七か国の女性が一つになれば世界は統一されます。先生は、英・米・仏の女性と韓国の女性達を教育し、一つにさせて、男性達を神側へ導くようになれば終わりです。韓国の女性と日本の女性を一つにするのは問題ありませんが、一番問題はアメリカの女性です。アメリカの女性はいつも先頭に立とうとするのです。しかし、反対です。韓国の女性の後に日本の女性達が立ち、日本の女性の後にアメリカの女性が立たなければなりません。そのため、お母様は、韓国の女性、日本の女性、アメリカの女性、欧米の女性、ソ連の女性、オーストラリアの女性の順番で巡回されました。西洋の女性は個人主義です。これは、堕落したエバとちょうど同じです。 これからは、一つの家で、韓国の祝福家庭、日本の家庭、アメリカの家庭、ドイツの家庭が一緒に生活する訓練をしなければなりません。四つの家族が一つの家で一緒に暮らしながら、自分の息子・娘を育てる運動をしなければなりません。そして、一つになる運動をしなければなりません。このようになると、一番問題になるのは西洋の女性です。ドイツの女性とアメリカの女性です。 故に、大移民の時代が来るのです。皆さんはどこで暮らしますか。訓練を受けて自分の故郷に帰るのです。故に、一番問題は言語統一の問題です。日本語を使いますか、ドイツ語を使いますか、英語を使いますか、韓国語を使いますか、どの国の言葉を使いますか。真の父母様の言葉を習わなければなりません。事実ですか。(「はい。」) これから、皆さんの息子・娘・孫など一族が、十家庭、十二家庭になり、五色人種が集まったら、家の中でどの国の言葉を使いますか。今から整理しなければなりません。十二か国の言葉を使いますか。孫の時代まで行けば、瞬く間に、一家族の中で十二家庭が暮らすようになるのです。どのようにして、皆さんの孫が、韓国の先輩家庭と祝福を受けられるかが問題です。神様の国の皇族の編成時にそこに入るのが祝福家庭の願いです。アメリカの女性達は、今までは勝手に暮らして来ましたが、これからは気をつけなければなりません。 今、先生は、世界的にコンドミニアムをたくさん建てています。ここで祝福家庭は、三年間訓練を受けなければなりません。息子・娘を育てるのには、ドイツ人、フランス人、アメリカ人など国境は必要ありません。なぜ、そのようにしなければなりませんか。神様がそれを願われるし、真の父母様が願われるし、神様の国がそのようになっているからです。霊界は全部統一されています。死なない自信のある人は従って来なくてもよいです。それでは、先生の御言の通りにやる人は手を挙げなさい。お祈りしましょう。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.21
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「 第十回愛勝日」1993年1月2日 一九九三年一月二日、第十回愛勝日及び第9回興進様昇華式記念式典が、ソウルの漢南洞公館で行われました。この御言は、その際、教会幹部、及び祝福家庭の子女(二世)達に語られた内容の全文を翻訳したものです。 祈祷 愛する天のお父様。きょう、興進君が昇華して九周年を迎え、愛勝日を設定してから十回を迎えた祝賀の日です。この日を通して、天と地が近付くことのできる勝利的橋を作ることができ、イエス様と地上の多くの兄弟達と連結し、真の父母様の家庭の愛が霊界と直接連結できる橋を作ることによって、キリスト教のすべての霊が、地上の真のご父母様を中心として活動舞台に同参できる門を開いてくださったことを感謝致します。このように、興進君が霊界で活動した全面的内容を、全体が協助して、地上に多くの因縁を結び、今も活動している事実を思う時、これが人間をして構成されたことではなく、神を中心として始められた実績であることを感謝致します。 興進君が地上でできなかったすべてを、更に、二倍の力を通して、霊界のすべての宗教圏を、霊界と力を合わせて、地上全体を真の父母様の愛の圏内に導くように、数倍、数十倍、強化して、地上の全ての後孫達を天と連結できるように、神が祝福し、許諾してくださるように、切にお願い申し上げます。 きょう、このような記念日に、興進君が霊界に行った日を心から追慕するすべての統一家の食口達と兄弟達の心を合わせて、彼の活動を追加できる喜びの日となるようにしてください。地上で、他人ができなかったことを、私達が代わりに精誠を尽くして、霊的世界から地上世界に連結できるように幅を広げる良い契機となるように切にお願い申し上げます。 この式典を、天のお父様のみ前に、興進君と共に、父母様と全食口が捧げますので、喜びとして受け取ってください。今、父母様の解放圏と共に、二世達が本格的な南北統一と、世界の祖国統一に向かって前進する全ての路程を祝福してくださるよう切にお願い申し上げます。この日を喜びとして受け取ってくださるようお願い申し上げます。真の父母様の御名を通して祝願いたしました。アーメン。(「アーメン。」) 敬礼式後の祈祷 愛する天のお父様。この日は、興進君が、昇華されてから満九周年を迎えます。また、愛勝日を設定してから十回を迎える祝賀の日です。イエス様がこの地上に来られて、真の父母として地上に着陸できなかった故に、歴史を延長させて、キリスト教文化圏を中心として二千年の受難の路程を通して蕩減して、歴史的な家庭を中心として基盤が拡大すると共に、霊界と連結させなければならない責任ある重大な時において、この統一家はいつも二番目の子女達が今まで霊界に行きました。しかし、真の父母様を中心として、直系の息子の中で二番目の興進君が、この日に天のみ前に召命され、歴史的な全ての蕩減を代表して、また、統一家の今までの祝福家庭が責任を果たさなかったことを全て蕩減復帰するため、供え物として天のお父様のみ前に行ったことを知っております。 地上から天上世界まで、険しい道を、真の父母様が精誠を尽くして統一式をしてあげることによって、天と共に勝利の道を築くことのできる息子として、天のみ前に召命されることによって、真の父母様の家庭を中心として、心情的基盤を連結されなかったイエス様の恨みを解き、三十歳の霊的救援摂理の基盤を、キリスト教の文化圏に残された歴史的な事実を、真の父母様の直系の息子である興進君によって、実体的青少年の基準まで、イエス様が残されたことを蕩減しました。 また、地上での実体の父母様の勝利の基盤の上で、天のみ前に行くことにより、全ての蕩減の全体責任を持って、霊界の代表者の立場でイエス様と一つになって、キリスト教文化圏と一つになり、数多くの宗教と一つになって、又、それ以外のすべての中間霊界と地獄まで版図を広げて、真の父母様の直系の子女を中心としてイエス様と一つになって、天と地の架け橋となりました。それで自由に往来しながら、地上の真の父母様の家庭を中心として、全世界の統一家と共に、キリスト教文化圏がカインの立場に立ち、統一教文化圏がアベルの立場に立って、この両者が、霊肉を中心として一つに成されることによって、お母様を中心として、お父様と、この地上に初めて統一的基地を設定することのできる全ての恩恵を感謝いたします。 その間、興進君が九年間、この地上に残された責任を果たすため活動した内容を感謝いたします。イエス様と一つになって、真の父母様と統一家の行くすべての基準を、霊界のキリスト教と、数多くの宗教圏を、霊界が協助して、地上に統一的な一つの家族を形成することにおいて、全体の責任を持って活動してくださるよう、特にお許しください。 天のお父様。興進君の行く道を、この日を通して再び祝福してください。九周年を迎えるこの時間を通して、十年に向かう新しい出発となり、新年の出発は、この日を基として興進君が活動できる道を拡大させて、すべての霊界と地上界の氏族と民族を越えて、ご父母様の勝利の基盤を、霊界の勝利の基盤として伝授させる中間の橋となるようにお願い致します。地上拡大と共に天上拡大、天上拡大と共に地上の拡大が統一圏を成し、地上と霊界が、カイン・アベル圏を中心として、真の父母様に仕えるように、家庭を代表した地上天国、天上天国、王権を立てられるように祝福してくださるよう、お願い申し上げます。 きょう、ここには、世界に広がっている子女達が集いました。特に、韓国の食口達と日本の食口、その他、国際家庭の食口達全体が、興進君とイエス様を中心として、統一教会とキリスト教が、霊肉を中心として、統一できる一つの象徴的実体としてこの式典に参加しました。そして、集った人々に接近し、地上の実体圏の代表者として立って前進できるような地上の基盤となるように、天のお父様、お許しください。 この日を通して、興進君の功績を、食口達と共に、すべての祝福家庭とその後孫と共に関係を結び、残されたすべての世界の人と共に、あらんことを切にお願い致します。 特に、興進君と薫淑が家庭の基盤を成したので、新しい世界の家庭編成の出発となるように、この日を通してお許しくださるようにお願い申し上げます。 きょう、聖なるこの祝賀の式典を喜びとして受け取ってください、万民を抱くために、全世界に拡大するようにお許しくださることを切にお願い申し上げ、真の父母様の御名を通して祝願いたしました。アーメン、アーメン、アーメン。(「アーメン。」) 人類が犯した罪を、宗教圏を通して蕩減 神の復帰摂理は蕩減復帰摂理です。必ず、犯した罪は蕩減復帰しなければなりません。蕩減というのはサタン分立です。蕩減することによってサタンを分立し、本然的基準に戻るのです。では、歴史的過程を通じて犯した人類の罪はどれ程大きいことでしょうか。悪なる人々が犯した罪のために、その人は知らないけれども、善なる人々が犠牲になることによって蕩減し、それが世界の舞台まで発展してきました。人類全体で見ると、その過程において、復帰のための蕩減的供え物となった善なる人が多かったのです。故に、ある悪なる人で、罰せられて死ぬ人がいれば、善なる人々の犠牲によって蕩減していくのです。 このように見ると、世界には数多くの民族が住んでいるので、世界的蕩減は、世界的宗教圏を中心として蕩減するのです。一族であれば、一族圏内の善なる人が蕩減し、韓国の犯した罪は、韓国の特別な人によって蕩減するけれども、世界的蕩減はどうなりますか。一族や民族の犯した罪の量は各々異なります。これを横的には蕩減することができません。 では、如何に横的蕩減するかというと宗教圏です。ですから、歴史時代に世界的宗教圏が必要であることを知らなければなりません。地上に住んでいる人々は分からないけれども、歴史時代を経て、世界的宗教が今日、世界のすべての人類が犯した罪を、宗教圏を通して蕩減するのです。故に、宗教を信じる人々は、宗団の責任者を中心として迫害があるとすれば、もちろん、その宗団の蕩減もあるけれども、横的に見れば、その国を越えて世界的に犯した罪を蕩減するためです。故に、宗教圏の中で、多くの犠牲をうけた宗教ほど神様の摂理に近い宗団です。 ですから、宗団に困難な時や試練があれば、必ず犠牲があります。そして、世界的な宗教が発展するためには、いつも犠牲になって来ました。宗団の犠牲者を通して、国家の罪を払ってきました。このように蕩減的路程を経てきました。 では、宗団の中で、一番悲惨な宗教は何かというと、キリスト教です。キリスト教は殉教の宗教です。故に、世界的発展過程において、その犠牲の代価をいつも支払ってきました。世界人類のすべての犯罪的内容を蕩減するための供え物として行ったのです。この関係を中心として、中心的宗教と善なる人々が犠牲になり、血を流すことは、世界的犯罪、世界的罪を蕩減するためには避けられない道でした。宗教圏内で、供え物として最高の歴史を残したのがキリスト教です。そのような蕩減を最高に払った宗教は、歴史時代において、世界が神側に戻る時は、一番福を受けるのです。キリスト教を中心として、世界の統一の恩恵を受けるようになることも、蕩減原理の結果です。歴史をそのように整理しなければなりません。 ローマを犠牲にしても万国を救うという理論的基盤 では、統一教会は何故現れましたか。本来、イギリス、アメリカ、フランスが、エバとアベル・カインの関係です。イギリスはエバ国家であり、アベルはアメリカであり、フランスはカイン国家です。このような立場の三国家が一体となって、第二次世界大戦においては、日本はサタン側のエバ国家となりました。日本はサタン国家の故に、韓国に将来メシアが来られることを知っていたため、サタン国家日本は韓国を侵入して来ました。「日・韓併合」を中心として、神社参拝など強要しました。その後再臨時代において、反対方向に展開されることを知っていたのです。悪魔は、神様の行く道と正反対の方向を通して、神の御旨を根本的に破壊させる準備をすることによって、必ず、神の御旨と一八〇度違う結果をもたらそうとするのです。このように見る時、日本が、韓国を占領し、韓国民族を日本民族化して、完全に民族を無くそうとしたのは、サタンの理想を全面的に展開する作戦のための過程的現象だったのです。真が来る前に偽りが来て、道を妨害するための準備だったのです。 神側のエバ国家、カイン・アベル。サタン側も同じです。この両方の側の戦いが、第二次世界大戦です。第二次世界大戦は二番目なので重要です。ここで、アメリカを中心とするキリスト教の統一国家、統一世界が成されるのです。この統一世界の目的は神側に戻ることです。サタン世界を完全に燃やして収拾して、神側の統一的結果をもたらし、世界的基盤の上で、エバ的実、アベル的実を結実するのです。アベルも、個人、民族、国家、世界へ発展し、エバも、カインも、そのように発展して来ました。これが、総結実的世界的版図となって神のみ前に戻るためには、反対的立場で戻らなければなりません。故に、エバ的イギリス、アベル的アメリカを中心として統一世界がなされるのです。 この統一世界はどこへ戻るのですか。エバが堕落することによって本来の理想のアダムを裏切り、神様を裏切って、離れたのです。本然の理想的神様を離れて、サタン側へ行ったのです。戻ることによって、エバとカイン・アベルは、完成したアダムと出会わなければなりません。完成したアダムが旧約聖書のメシアであり、イエス様が来られて、メシアとしての責任を果たさなければならなかったのです。ユダヤ教を中心として、ユダヤ教とイスラエル国はアベル・カインと同じです。カイン・アベルが一つになって、お母さんを準備しなければなりません。それを知らなかったのです。メシアは新郎として来られます。統一的基盤を完全に築いて、対外的な活動ができるように、対内的基盤を準備するのが、四千年間のイスラエルの歴史だったのです。故に、ユダヤ教とイスラエル国は、アベル・カインが一つになって、お母さんを捜さなければなりません。ヤコブとエサウはアベル・カインと同じです。ヤコブとエサウがお母さんと完全に一つにならなければなりません。生まれる以前から、愛・生命・血統の起源が一つになるのと同じように、絶対一つにならなければなりません。一つになって、来るべきメシヤに仕えなければなりません。 イスラエル国とユダヤ教が父母に仕えることができなかったが故に、十字架に死ぬようになりました。これが延長して、イスラエル国の代わりにアメリカが立てられ、ユダヤ教の代わりにキリスト教が立てられたのです。イエス様が死ななかったらキリスト教という言葉はありません。統一国家が出来て、ローマを収拾するようになれば世界は統一されます。イエス様が生きている間にローマを統一するのは問題ありません。その時代を見ると、アジアにはインドがあり、巨大な中国があります。西欧におけるイタリア国と対置できるアジアの基盤がありました。これが中東地域で、イエス様を中心としてローマに支配されていました。その時、ローマの政治は腐敗していたため、この渦巻の中で、イエス様が家庭的基盤から始めて、ユダヤ教とイスラエル国が一つになった基盤の上で完全に統一されたとすれば、ローマは戦わないで全部吸収することができたのです。 このような御旨をイエス様は果たせないで死んだために、反対に、ローマへ引っ張られて行きました。アジアから西欧に行くべきだったのに、逆にローマから行ったのです。それで、十二弟子がローマで犠牲になりました。ローマがイエス様の体を持って行ったので、この実体基盤を蕩減復帰して、四百年の受難の道を歩んで来ました。そして、ローマ帝国滅亡以降、中世のキリスト教文化圏を中心として世界統一が成されるようになっていったのです。その時、ローマ自体が知らなければならなかったことは、キリスト教は、ローマのためのキリスト教ではないということなのです。それを知らなかったのです。キリスト教は世界のための宗教であることを知らなかったのです。イスラエル民族も、何故イエス様に仕えることができなかったかというと、世界を救うためのメシアであることを知らなかったからです。もし、知っていたとすればメシアを殺すようなことはなかったはずです。キリスト教は全世界の万民を救うためのキリスト教であり、ローマを犠牲にしてでも万国を救うという理論的基盤がなかったので、神様の御旨と対立しました。 ここから旧教と新教が分立し、紛争問題が起こるのです。これが発展して、イギリスに来て、十六世紀になると、大西洋を中心としてイギリスは全ての国々を占領したのです。これは神様の戦略です。イギリス自体もやはり同じです。キリスト教文化圏を中心として世界を動かすようになり、神の祝福を受けるようになったことも、イギリス自体のためではありません。 しかし、全世界の全ての貴重な物がロンドンに集まっていくようになったことは亡びる兆候です。イギリスの良い物は世界に与え、イギリスのオックスフォード大学よりもっと素晴らしい学校を六大州に設立し、イギリス民族以上に与えようとする考えがあったならば、イギリスは絶対に世界を統一したはずです。イギリスはこれができなかったために、新教と旧教が分立しました。 怨讐を愛しなさいという論理 それで、大西洋を渡ってアメリカへ行きました。アメリカは新開拓地なので、当時は国もないし未開の土地です。新教徒は、ヨーロッパの超民族的結束体としてアメリカへ集まったのです。一番、神様を愛し、神の御旨のために生きようとする二世達、即ちアベルです。そのアベルが大西洋を渡って実を結んだその国が、唯一つの新教独立国家です。歴史以来、初めて、新教独立国家としての超民族的国家です。ヨーロッパから追い出されただけに、旧教以上に作らなければならない。どんなに犠牲を払っても、旧教以上に作らなければならない、ヨーロッパよりもっと豊かな国を作ろうと、そのような思想を持ったのです。超民族的基準で団結し、ヨーロッパのすべてのエッセンスを奪って来るのです。アメリカは、豊富な資源の背景を持って、二百年間に、ヨーロッパの能力のある人材を選んで来て養成したのです。「ヨーロッパ以上の、世界一豊かな国を作ろう。」これが、神様の祝福を受けられる動機となりました。ヨーロッパ以上の基準になっていなかったならば、神様はアメリカに祝福を与えられません。故に、アメリカは、できる限り過去の旧教から脱皮し、新教を中心として、ヨーロッパから外された人々を引っ張ってきたのです。そのようにして、二百年間に新文化世界を創建したし、ヨーロッパを越える立場に立ったのです。エンパイアステートビルとか、学校や教会も造り、世界一の国を作ろうとしたのです。世界最高の理想国家を形成しようとしたのが新教独立国家のアメリカであり、超民族的結束を中心とする超世界的な民族形成を目指したことが、神様の御旨と一致したのです。故に神様は、喜んでアメリカを二百年の間に強大国と成したのです。そして、アメリカを中心として統一された基盤の上で、世界が完全に統一されるようになっていたのです。 キリスト教が天下を統一しなければならないのは何故でしょうか。キリスト教の理想は、再臨主を迎えることです。アメリカは、旧教を中心とするフランスなど、全部怨讐視しました。カインよりアベルが豊かになれば、アベルがカインを収拾しなければなりません。その面から見ると、アメリカはそれができませんでした。新教が独立国家になったら、旧教を統一し、超教派的基準で連合的背景を成り立たせるべきだったのに、それができなかったのです。教派同士が分立した立場で戦ったのです。本来ならば、ヨーロッパとアメリカを一つにしなければなりません。しかし、アメリカは世界を一つにすることができませんでした。アメリカが神様の御旨を中心として世界を連合し、一つにしなければならないのに、アメリカの新教文化圏だけを中心とする第一主義を主張しました。即ち、アベル主義です。 しかし、神様の御旨はそうではありません。神様の御旨を中心として見ると、アベルを犠牲にさせてカインを屈伏させることによって、自動的にアベル圏を築くのです。アベルの前にカインが屈伏しなければなりません。そのようにしないと、復帰の道はありません。 このように、摂理史の終末時代に、この二つの異色的民族統合を神様は願われたので、怨讐を愛しなさいという論理が出て来ました。これをはっきり知らなければなりません。キリスト教の歴史をはっきり知らないと、皆さんの生活面は分別できません。歴史はこのように蕩減してきたのですが、そこには必ず、分別するための代価を払わなければなりません。 代価は、カインではなく、アベルが払わなければなりません。故に、統一教会は、万民を解放させ、万民が福を受けるように、統一教会員を苦労させなければなりません。還故郷して供え物になりなさいというのです。この論理もそのような原則から出てくるのです。 四十年間で四千年の歴史を蕩減復帰 アメリカは第二次世界大戦後、新婦として新郎を迎えることができませんでした。文化的背景を見るとき、アメリカの中心支柱はアジアです。歴史的に見ると中心的出発地はアジアです。終わりの日に宗教を統一し、人類を統一できる一番の近道はアジアです。アジアには人類の三分の二が住んでいるので、アジアが世界を統一するのが一番の近道です。 神様の御旨を完成させるため、歴史的に統一的世界を作るためには、来たるべき方はアジア人として来られるという可能性が大きいのです。また、イスラエル民族もアジア人です。故に、第二次世界大戦と天下統一は、誰のためかというと、先生のためなのです。来たるべき再臨主のためにしたのです。再臨主は雲にのって天から来ると思っていたのに、地上から来るとは夢にも思いませんでした。 旧約聖書も同じです。エリヤが雲に乗ってきたら、メシヤが来ると言ったのですが、洗礼ヨハネの弟子達は、「もしあなたの先生イエスが神のひとり子であるとすれば、先に来ると言ったエリヤはどこにおりますか」と、そういう過ちを今まで繰り返してきたのです。故に、来たるべき再臨主は、エリヤが雲に乗ってくるのではなく、洗礼ヨハネであったのと同じように、人の子として来るのです。故に、エリヤの再臨は雲に乗ってくるのではなく、洗礼ヨハネの実体として来たということを認めなければなりません。 ユダヤ教とイスラエル国が一つになって、メシアの王権を立てて、全ての国を治めなければならないのに、それができませんでした。キリスト教文化圏は新婦圏なので新郎を迎える準備をしなければなりません。統一圏のイギリス、アメリカ、フランスは再臨主に侍らなければなりません。再臨主は誰ですか。お父さんです。お母さんを準備して、王宮を作っておいて、お父さんに仕えることのできる準備をしなければなりません。万王の王です。統一教会の文先生が再臨主を宣布し、世界的基盤を築いたので、今は、世界的評価を受けています。歴史時代において、神様は統一的キリスト教基盤を失ってしまいました。イギリス、アメリカ、フランスを失ってしまいました。そのために世界を失ってしまいました。イギリス、アメリカ、フランスを取り戻さなければ世界を取り戻すことはできません。神様が一代目に失敗したので、二代目には私が復帰しなければなりません。イギリス、アメリカ、フランスの代わりに、エバ国家、アベル国家、カイン国家を立てて、世界を再編成しました。イギリス、アメリカ、フランスをあげてサタンを屈伏させました。蕩減復帰です。ですから、神様はどれ程悲惨ですか。神様は、千年、万年、救援摂理の歴史の中で、キリスト教文化圏のイギリス、アメリカ、フランスをエバ、アベル、カインの統一的基準に立てて、訪れてくる夫、父母を迎える基準を再び築いたにもかかわらず、新郎として受け入れることができなくて反対したのです。 これによって、完全にサタン世界に入ってしまいました。サタン世界に入らざるを得ませんでした。故に、先生は荒野に追い出されました。世界を失ってしまい、イギリス、アメリカ、フランスを失い、統一世界を失い、天地を失って、荒野に追い出されました。先生がその立場に立って反対される時、聖進様のお母さんが迫害しました。天地を取り戻し、エバ国家、カイン・アベル国家を探さなければならなかったにもかかわらず、自分の息子と妻だけの面倒を見られますか。 先生が監獄に入っているのに、母と娘(聖進様の祖母と母)が来て脅かすのです。「お前が再臨主なのか」と、そのような罪を犯しているのに、それが分っていなかったのです。天地を失い、イギリス、アメリカ、フランスを失ったことを再び収拾し、エバ国家とカイン・アベル国家をまた探さなければなりません。しかし、先生は四千年も生きることができません。また、四百年生きることもできません。故に四十年間で探さなければなりませんでした。このようにして千辛万苦を重ねて、一人で歩んできました。戦争によって荒れ地になった日本をエバ国家として立てて、アメリカをアベル国家として立たせました。 何故アメリカを立たせましたか。イスラエル国と、キリスト教文化圏の旧教、新教、蘇生、長成の基盤がサタン側に行ったので取り戻さなければなりません。そうしなければ天下を統一できません。旧約基盤と新約基盤を連結しなければなりません。そのような旧約と新約の基盤がアメリカにあったのです。イエス様は国家的に失敗したので、それを完成させてアメリカへ渡りました。それで、二十一年間戦ったのです。先生を中心としてみると、日本と韓国は怨讐です。日本とアメリカも怨讐です。アメリカとフランス、そしてイタリアは怨讐です。先生は二十一年間韓国を捨てて、世界的勝利基盤を築いたのです。韓国においては国際機動隊(IOWC)が来て、韓国の政府と私が一つになって、キリスト教は攻撃しましたが、韓国の政府は西洋人を歓迎しました。そして、世界のキリスト教の文化圏を連結できる版図を韓国に接ぎ木しました。 その基盤の上で、アメリカと戦って勝利しなければなりませんでした。このように見ると、亡びざるを得ないアメリカを回復させなければなりませんでした。しかし、韓国と日本は怨讐であり、アメリカと日本が怨讐であり、アメリカとドイツ、フランス、イタリア、イギリスも全部怨讐のような立場でした。これを再び収拾して、超国家的な怨讐の人達が、文総裁の支持を受けて、亡びるアメリカにブレーキを掛けて回復させたのです。七十年代、私は共産党を攻撃しました。朴普煕とフレーザーとの聴聞会において、朴普煕をして絶対に攻撃をしなければならないと指示しました。怨讐のアメリカを、怨讐の国々が一致して復興運動をしました。新しい理想的国家を着陸させるため、人類歴史の中で努力した人は文総裁しかいません。事実ですか、事実ではありませんか? (「事実です。」)。アベルがカイン圏の個人、氏族、国家、世界を愛し、犠牲になることによって、カインは屈伏せざるを得ません。天が改めて統一するようになれば、瞬く間にやってしまいます。 悪魔は攻撃して、だんだん崩れて行くけれども、神様は自然屈伏させて、大きく発展するのです。天理の創造理想、本然形態がそのようになっているので、蕩減復帰は再創造歴史過程を行かなければなりません。四十年間で四千年の歴史を蕩減復帰しなければなりません。そのために、アダム家庭からノア家庭、アブラハム家庭、モーセ家庭、イエス・洗礼ヨハネ、イスラエル歴史を全部貫かなければなりません。分らないので何千年もかかったことを、先生は四十年間で蕩減しました。 何千年もの間望んでいた王権を前において、獄中生活 一九六五年から、先生は氏族メシアの話をしたのです。どれ程深刻な問題か分りますか。氏族メシアの定着地は、メシア の一番の目的でした。しかし、皆さんは氏族メシア としての使命を果たせませんでした。子供や学校は問題ではありません。カナンを復帰しなかったらどうなりますか。イスラエルを建国するためには戦わなければなりません。座り込んで千年、一万年生きられると思いますか。 レバレンド・ムーンは、廃れた立場に追い出されて、そこからさかのぼって来たのです。三十八度線を降りて来る時、共産党は私の手で、南北統一もアメリカも、私の手で収拾する決心をしました。命を掛けてやらなければなりません。「死なんとする人は生き、生きんとする人は死ぬ」というのです。「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、主なるあなたの神を愛せよ」。これが、一番大切な戒めであるというのです。命を十回放棄してでもこの道を行こうとする人に、神様は共におられるのです。 しかし、祝福を受けた皆さんは楽に暮らしました。このような話はしたくありません。このような話をすると呪いが出て来ます。しかし、きょうこのような話をすることによって、歴史がきれいに整理されるのです。 それで、イギリス、アメリカ、フランスが、再臨主を迎えることができなかったために、神様は、アダム・エバが堕落して追い出された時よりも、その何十倍、何百倍の悲しみを受けられたのです。これを知らなければなりません。アダムの堕落は家庭的堕落ですが、これは世界的堕落です。再臨主は四百年生きることはできません。一代で収拾しなければなりません。歴史はアダムとエバを探すために数千年間かかりましたが、完成したアダムは、一代で世界を出発し、王者の立場に立つための責任と心情を持たなければなりません。神様の心情を考えてみてください。 キリスト教が統一教会をどれ程迫害しましたか。韓国の六代の政権が私を迫害しました。韓国から迫害を受け、世界から迫害を受けました。統一教会の女性達のために、私はどんなに悪口を言われましたか。 このようにして失ってしまったアメリカと自由世界を探さなければなりませんでした。そのためにアメリカと戦いながら、どんなに冷遇されたか、皆さんは分りません。監獄に入って冷遇された話は皆さんに話せません。敵討ちをしようと思えば、一人も残すことができません。しかし、怨讐を愛さなければ統一的起源を探すことができないのです。先祖の過ちを、私が責任を持って、蔑まれても我慢し、未来に向かって大きな希望を持って歩んで来ました。 女性達はどれ程先生を苦労させましたか。お母様を立たせるためにどんなに大変だったことでしょう。このお母様を中心として、世界の版図で、アダムが果たせなかった責任と、新婦圏であるキリスト教文化圏まで四千年かかったことを、先生は四十年の間にキリスト教文化圏を収拾したのです。そして、アメリカとソ連、中国、北韓まで収拾し、ドイツの機械工業や日本の電子工業もすべて収拾して、未来の行く道を準備してきたのです。私が統一産業を作る時、「ごはんも食べられない難しい立場で、統一産業を作って何をしますか」と言われました。 私がこの国の主人です。主人は、この国の科学先端技術において貢献しなければなりません。また、思想的面においても主人です。内外の主人です。今日の「現代」の自動車産業は統一産業がなかったら何もできません。 イギリス、アメリカ、フランスを目指していた先生の立場が、獄中生活とは何ですか。何千年もの間望んでいた王権を前において、獄中生活とはどういうことですか。その心情を推し量れますか。考えてみなさい。皆さんには考えられない問題です。 北韓に行って獄中生活をし、韓国で獄中生活、日本、アメリカで獄中生活をしました。失ってしまった世界のキリスト教文化圏、新婦文化圏を文先生が全部再創造したのです。行く道が塞がってしまっていたアメリカのキリスト教を生命の木に接ぎ木するために、二五〇〇か所で復興会をしました。アメリカのキリスト教は文先生でなければ復興できない程だったのです。また、アメリカは文先生に、思想的指導を受けなければならないし、ワシントン・タイムズや、今後、統一教会の人を中心としないと希望はありません。 今はソ連も屈伏し、全て勝利しました。今は、私を殺そうとする人はいません。故に、メシア宣布をしなければなりません。国や世界に対して、私は全部責任を果たしました。これから、統一教会の韓国人を中心として、シベリアや満州など北側の地域、更には北極など、第二の地球を私が開発して、統一天下の基盤を築こうと思っています。 それで、満州に工科大学を設立し、中国も韓国以上に開発しなければなりません。間違いなくやります。きょう「やる」と言ったら必ず成し遂げます。 統一教会の滅びない秘訣 では、四十年ぶりに全部蕩減しましたか、しませんでしたか。先生は四五年から五二年までの七年間を、八五年から九二年までにおいて、お母様を中心に立てて七年路程を経て来ました。七千年の歴史の代わりに、七年路程を通して、エバ圏を中心とする相対世界が出来たので、初めて全部越えて来ました。 エバはアダムに出会うことによって、世界の頂上の立場に立ったために、お母様を立たせて女性解放を宣布するのです。女性解放を宣布することによって、地上でキリスト教文化圏を失い、アメリカを失い、全部失ったことを再び蕩減復帰したのです。 それで、新婦圏、自由世界の解放圏を中心として、お母様を迎えられるようになりました。七か国に女性連合を作り、韓国を始め、日本、そして、アジアの女性連合に連結させるのです。韓国の女性連合はお姉さんであり、日本の女性連合は妹です。お姉さんは長女権復帰したので、次女圏復帰とカイン圏復帰をし、失ったアメリカを探して、自由世界が先生の方向に従って行くことのできる統一的方向を備えるよう完了したので、解放という論理が成り立つのです。 今年の年頭標語は、「新しい家庭と統一祖国」です。これからは迫害はありません。統一教会の行く道において、迫害はありません。このように見る時、解放圏を全部成し遂げました。四十年基盤の上で、失ってしまったエバ圏を中心とする統一圏を、今、先生を中心として全部越えて行く段階に入って来たのです。ですから、「強く、雄々しくあれ」というのです。「私達の国」です。カナン七族を恐れてはいけません。では、先生の御言通り蕩減復帰しましたか、しませんでしたか? 故に、メシア宣布をしなければなりません。これからは、統一の一族が編成されます。アダムが系列によって発展しました。復帰も同じです。故に、全世界の国家の中で、統一教会のない国は「何故、文総裁は我が国には送ってくれないのですか。」と、恨みとなります。 先生が知恵のない人であったとすれば、女性解放は成せませんでした。女性達! 感謝しますか。万歳しなさい。(「万歳!」) もう一度(「万歳!」) もう一度(「万歳!」) もう一度(「万歳!」) 何故、四回したかというと、天の息子として娘に会える時となり、神の兄弟として兄が妹に会える時となり、妻として夫に会える時となり、お母さんとしてお父さんに会える時となったために、四回万歳しました。分かりましたか。その次は解放です。女性連合を通して世界的御旨を成し遂げなければなりません。これは天命です。先生の御言ではありません。これ以上、教えてあげることはありません。 四大心情圏と三大王権は、真の父母様を中心とした言葉です。皆さんは皇族にならなければなりません。長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、皇族復帰、王権があれば、皇族がなければなりません。これから皇族編成が成されます。世界各国の数百民族を収拾できる皇族を送り込んで、そこに接ぎ木する時が訪れるのです。 今、先生を信じないで、原理を信じてください。先生は、いつかは霊界に行きます。先生は行ったり来たりしますが、原理は行ったり来たりできません。先生は臨機応変で、不利なときは避けることができますが、原理はそのようにできません。ですから、先生を信じてはいけません。 このような観点から見ると、全世界の祝福を受けた国、例えば、イスラエル国とか、イタリアとか、イギリス、アメリカなどは失敗しましたが、今日、統一教会の人々が失敗しない秘訣は何でしょうか。原理を中心として、御旨の通りに行かなければなりません。では、その御旨とは何ですか。統一教会の御旨は、祝福を受けた人々を通して万民を解放することにあるのです。祝福を受けた三十六家庭以上は、世界人類を愛さなければなりません。今回、三十六家庭の先輩家庭を全部、追い出すように言いました。それは亡びないためです。先輩達は先頭を切って出て行かなければなりません。そうしないと統一教会は亡びます。統一教会が亡びないためには、祝福家庭で統一教会の重要なメンバーが先頭を切って、万民救済のために十字架を背負って走るところに、未来の世界が統一教会と一致するのです。家族と一身すべてを犠牲にして、万民解放のためにすべてを投入し、生命までも投入することが、生き残る秘訣であり、結論です。統一教会の亡びない秘訣を知らなければなりません。 今までの受難の道は蕩減復帰のための道でしたが、これからは還故郷のための受難の道です。氏族は、氏族メシアが面倒をみるのであって、誰が面倒をみますか。氏族メシアを出発した人は手を挙げなさい。これを実現すれば、世界統一は問題ありません。戦わないで世界統一ができます。天の一番素晴らしい戦略は、氏族メシアです。戦わないで完全に天下統一するのです。二世達、皆さんは、皆さんのお父さん、お母さんたちに従わないで、先生に従わなければなりません。 先生の息子・娘が打たれる 愛勝日とは何ですか。愛が死亡圏に勝ったことです。先生の家系を見ると、二代目は全部客死したのです。二番目のお祖父さんが客死しました。二番目の龍善のお父さんも客死しました。私の代に来て、私が生き残ったために家庭が目茶苦茶になるのです。蕩減はそのようになっています。では、先生を中心として統一教会を見ると、二代目が全部問題です。喜進君が客死しました。サタンが襲ったのです。それを私は知っていました。イエス様が三十代に死んだので、三十代以後に死んだ人は霊界に行って恩恵を受けられますが、三十代以前に死んだ人は恩恵を受けられません。そして、地上の真の父母との血縁的関係のない霊界のキリスト教文化圏は何の関係もありません。真の父母様の直系の血縁関係が、本来は天上世界です。ところが、それが霊的基準だけで実体基準がないのです。 先生が、実体を中心として、二番目のイエス・キリスト教圏と次子圏を中心とする地上心情圏、世界心情圏と、天上心情圏を如何に連結するかは、重要な問題です。故に、韓国で勝共大会をしたのは、北韓が攻め入ることのできる時だったのです。国が苦難の時だったのです。そのために、私が代わりに戦ったので全世界のサタンが私を攻撃したのです。 そのような時、光州の集会をしました。光州の集会は超満員になりました。その時、先生を打とうとしたのですが、打つ何の条件もないので、二代目に来たのです。その三年間は、孝進から、誉進、仁進までも気が抜けたのです。サタンに心の門を開かれて蕩減復帰したのです。何故かというと、三十六家庭、七十二家庭が責任を果たさなかったからです。韓国において蕩減条件を立てることができなかったので、先生の息子・娘が打たれるのです。みんな交通事故が起こるのです。孝進も、自分の車がトラックと衝突しました。興進の事故の日も、孝進が車に乗って行く途中、サタンが襲って来るのが見えたのです。私は興進に、「お父さんがいない時は絶対に外出してはいけない」と言いました。 先生は後で、その現場に行ってみました。本来ならばハンドルをこのように動かすべきなのに、逆にこのようにしたのです。それは、何故かというと、珍吉の生命を救うためでした。興進は、お父さんのいない彼をとてもかわいそうに思ったのです。食べ物があれば、食べさせたりしました。故に、車のハンドルを自分の方に動かしたのです。そのような現場を見て感謝したのです。この息子は歴代の供え物として行ったのです。歴代の二世達を攻撃しようとするすべての条件を完全に一つにして、世界の分立された全てを清算できる統一式が成されました。それで、二世の行く道において攻撃されるすべてを完全に塞いでしまったのです。それ故に、興進君の行く道は死亡圏に勝ちました。愛が勝ちました。死ぬ場で、愛が死に勝ったので、涙を流すことができなかったのです。 愛が死亡圏に勝利 イエス様が、長成的霊界だけ連結させたのを、実体的真の父母様を中心として、青少年時代に、若者達と共に、実体の身と接ぎ木したので、霊界にあるイエス圏が地上に自由に再臨することができるのです。キリスト教文化圏を代表した統一教会を中心として、興進君が橋を作ることによって、キリスト教の善なる霊人達が、統一教会の基盤を中心として活動することができるようになりました。真の父母様の基盤を中心としていつでも再臨することができます。四十代に先生が果たせなかった責任を、霊肉実体完成的基準を、イエス様が再臨することによって、実体が完成するのです。霊的世界と肉的世界が統一された基盤に基づいて、すべての霊界と地上界の壁が崩れました。 それで、愛によってすべての死亡圏に勝ちました。真の愛は死亡圏に勝ちます。これは創造原理です。昇華式は結婚式と同じです。泣いてはいけません。それで、三日になる前に、お母様と二人でこの式をしました。それが愛勝日です。愛勝日を宣布したのです。統一家のすべての息子・娘は、興進君の死に基づいて昇華式をする時は、サタンに讒訴される何の条件もなくなるのです。義人、聖人が来て連れて行くのです。そのような歴史的な、一大革命的次元で連結される瞬間でした。 恵進様も二番目の娘です。皆死にました。唯二世である私が残っています。祖父の時代から、父の時代、先生の時代、息子・娘の時代にかけて、全部サタンが攻めて来たのです。しかし、孫の時代にはサタンが攻めることはできません。故に、先祖の責任が重要です。このように、皆さんは見えない世界の恩恵を受けているので、特に注意をしなければなりません。 愛勝日とは、愛が死亡圏に勝利したことを言うのです。故に、統一教会の人は、死んだ時泣かないで、喜びをもって送らなければなりません。興進君が霊界に行くことによって、霊界と肉界の壁が崩れました。北韓までも完全に行ったり来たりするのです。故に、二世達は先生の味方です。それで、興進君は全人類の犠牲的供え物として行ったので、きょうのこの日を記念するのです。 「新しい家庭と統一祖国」 一九九三年の元旦の年頭の辞は「新しい家庭と統一祖国」です。新しい家庭とは、解放された基準において、アダムとエバが完成された立場で祝福を受けた、真の父母様の家庭のことです。その基盤では迫害がないために、国家を越え、統一できる一つの祖国を作ることができます。南北統一ではありません。数多くの国や民族があります。その民族の言語や文化は異なります。しかし、統一祖国は、一つの文化、一つの言語、一つの風習です。 年頭標語は何ですか。「新しい家庭と統一祖国」です。新しい家庭とは、今まで祝福した立場ではありません。真の父母様が解放を宣布しましたが、アダム直系の息子・娘として祝福を受けた、そのような家庭を意味するのです。本来ならば一つの祖国しかありません。今日、そのような時代に入って来たので、超民族的なこの運動を中心として、氏族メシアを中心として連結されると、自動的に超民族が形成され、超祖国が形成されるのです。氏族メシアの使命を果たさないと、絶対に不可能です。祝福家庭は、アダム・エバが堕落しないで完成した立場で、真の父母様を中心として祝福を受けた家庭の立場ですべてを考え、処理しなければなりません。氏族メシア 圏を定めなければ、祖国を探すことができません。既に家庭が立ったので、あとは氏族だけ連結すれば国はすべて成し遂げられます。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.20
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天苑宮勝利奉献決意式(22.04.17)2022.04.17 10:00からの映像配信予定です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.16
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2022天地人真の父母 孝情天宙祝福祝祭(22.04.16)2022/04/16 09:00に公開予定です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.16
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天地人真の父母様天宙聖婚62周年記念 天一国敬礼記念式が22.04.16 07:00からオンラインにて配信される予定です。映像はPeaceLinkTVホームページからご覧ください。また、09:00からは祝福式も予定されています。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.16
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2022真の父母様天宙聖婚62周年記念孝情天寳特別大役事 映像視聴案内です。ログインなしで視聴できます。日時等はホームページで確認してください。https://jp.hjcbt.org/一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.15
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久保木修己先生の証し「神との出会い」光言社 U-ONE TV(要ロクイン)からの久保木修己講演シリーズ 「スプリング・フェスティバル東京」の映像です。1988年5月18日に行われた「スプリング・フェスティバル東京」での久保木修己会長の講演をお届けします。久保木会長はこの中で、この道を本格的に歩むきっかけとなった「神様との劇的な出会い」を証しながら、「皆さんも確信をもって、力強く前進してほしい」と訴えました。【関連記事】久保木修己初代会長の講演(ビデオ)がお勧め!! | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)久保木会長 聖和13周年、立正佼成会は統一教会に準備された教団! | 奇 知 外 記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 本部原理講師時代の証しと久保木会長の復帰【櫻井家庭教会】
2022.04.10
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[22.04.10] 世界平和統一家庭連合 世界本部教会 平和ヌリ2022/04/10 09:15に公開予定です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.09
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第7回天の父母様聖会 孝情ヌリ[FFWPU]세계평화통일가정연합チャンネル登録者数 1.44万人天一国10年 天暦3月3日(2022.4.3)天苑宮天苑教会大聖殿 & PeacelinkTV一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.04
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(TC-053-日本語)_開会式み言(李基誠 天心苑長)_第1534回 修錬会HJ天宙天寶修錬苑における映像修錬会(2022.03.26)における李基誠 天心苑長の開会式み言です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ (TC-050-日本語)_孝情公演(日本1地区,天の独り娘)_第1534回 修錬会
2022.04.04
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第17回 神統一韓国平和フォーラム(22.04.01)第17回神統一韓国平和フォーラム(2022.4.1)午前9時(韓国語のみ)ヒョジョン文化院文化ホールとtv.peacelink.live一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2022.04.03
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