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大阪市淀川区の障害者支援施設で、
入所者の男性が虫歯の治療中に死亡した事件で、
歯科医師と看護師が書類送検されました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、
大阪・阿倍野区の歯科医師の61歳の男と
兵庫・西宮市の看護師です。
2024年5月、大阪・淀川区の
障害者支援施設「アンダンテ加島」で、
入所していた知的障害のある69歳の男性が
虫歯の治療中に意識がなくなり、
病院に運ばれましたが、
胸や腹の圧迫による「急性呼吸障害」などで死亡しました。
警察によりますと、治療の際、
嫌がって暴れる男性に対し、
看護師や職員ら5人が
馬乗りになるなどしていたということです。
男性との意思疎通は難しく、
医師は本来麻酔をするなどの対応をとるべきところ、
体をおさえつけて治療を続けた結果、
男性は死亡したとみられています。
調べに対し医師の男は
「身体の拘束は指示していないが反省している」
と話しているということです。
TVOテレビ大阪