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2008.04.23
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テーマ: 洋楽(3561)
カテゴリ: 70年代洋楽

ボブ・ディランの「Like A Rolling Stone」 での印象的なオルガンも、彼の演奏によるものである。

そんなアルは、ひとりのアーティストとしてもいくつもの名盤を残している。
R&Bの影響をしのばせたシンガー・ソングライター的音楽性で、都会人の孤独を繊細に表現した作品には定評がある。
中でもソロ三作目にあたる『Naked Song(赤心の歌)』('72年)は、彼の最高傑作にして、 アメリカン・ロック史に残る名盤 だ(※)。

名曲だらけの『Naked Song』は、約半数が他人のカバーで占められているのだが、「Jolie」はアル自らが書いた、とびっきりの一曲。
当時彼が入れこんでいた女性(クインシー・ジョーンズの娘らしい)への狂おしい愛を歌った、 メロウで美しいラブ・ソング だ。


イントロからあふれ出るオルガンがまず素晴らしい。
情感ほとばしる音色 とグルーヴィーな演奏は、これといってテクニカルではないものの、聴いてて胸を焦がされる。
キーボード・プレイヤーである彼の面目躍如たる名演。
そこに絡む女性コーラスも魅力的だ。

そしてアル・クーパーのヴォーカルである。
憂いを帯びた声 、その歌唱は素人に毛がはえた程度のものだが、そこには上手い下手を超えた何かがある。
それはまさに 赤心の歌
ピアノを弾きながら頼りない声をしぼり出すようにして歌うアルの姿は、技巧の有無と音楽的感動が 必ずしも一致しない 事を教えてくれる(と思う)。

全体を包む哀しげな雰囲気も印象的なこのナンバーは、アルが生んだ至高の名曲。
不滅 だと思う。

つーコトで「Jolie」を聴くには ここ をクリック。
アルの弾くオルガンと濡れたヴォーカルに泣け!

※ポム・スフレのメインHPでは、アル・クーパーの名盤 『Naked Songs(赤心の歌)』について





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Last updated  2008.05.06 16:02:45
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