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2008.04.26
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テーマ: 洋楽(3560)
マイケル・ジャクソン (『Off The Wall』、『Thriller』)のプロデュースを手掛けた人であり、かの 「We Are The World」 の仕掛人として、PVでも指揮者をやっていた人である。
さらには映画「夜の大捜査線」「ゲッタウェイ」の音楽を手掛けた人であり、当然、自身でも優れたソロ作をいくつも残している。
あの 久石譲 も、名前をここから取っていることで有名。

人のよさそうな顔をしたこのオジサン、つまりは大衆音楽史において とてつもなく偉大なお方 なのだが、ワシの中でのクインシー・ジョーンズといったら、どうも ストレンジな音楽家 という印象がある。

「Soul Vossa Nova」 がある( ここ をクリック)。
ビッグバンド形式によるダサカッコいいインスト・ナンバーなのだが、猿の鳴き声のような楽器の音を聴くとどうしても 東京モード学園 を思い出してしまう。
主旋律を奏でる笛の音色がアヤしい~。
この曲を作ったのがクインシーさんだと知った時には 軽い衝撃 を受けたものだ。
21世紀に入ってからは、『オースティン・パワーズ』でも使われていましたね。

さらには コレ
テレビのCMなどでもよく使われる、'81年のヒット曲 「Ai No Corrida」
哀感あるメロディとつんのめるようなファンク・ビートがカッコいい名曲である。
なのに、なんでタイトルが 大島渚のあの映画 と同じなんだ~?
曲自体は大好きなだけに、どうも違和感が残る。
ま、曲を作ったのはクインシーさんじゃないから彼の責任ではないのだが、 う~ん、なんだかなぁ。。。

これ だ。
知らない人など存在しないだろう。
この曲の名は 「Ironside」(『アイアンサイドのテーマ』)
クインシーの'71年のアルバム「Smackwater Jack」(上写真)に収められている、彼自身の作によるインスト・ナンバーである。
もともとはアメリカのTV番組「鬼警部アイアンサイド」のテーマ曲として作られたものであり、緊張感あるメロディと編曲の妙が冴える スリリングなジャズ・ファンク に仕上がっている。
おなじみのフレーズ 「ぱっぱらっぱらっぱ~」 はもちろんの事、せわしなく動くベースと管楽器のソロがカッコいい。カウベルの音も実にファンキーだ。
何よりも、全篇に漂う いかがわしい雰囲気 が最高!

日本では伝説のTV番組 「ウィークエンダー」 のジングルに使われ、ワシのような 昭和人間(泣…) の心に深く刻みつけられる事となった。
21世紀に入ってからは映画 「Kill Bill」 でも使われ、新たに認知度を高めることとなり、他にもあちこちのテレビやラジオでジングルとして使われ、今日に至る。

が、 例の部分 ばかりが浸透してしまったために、今じゃほとんど 効果音 と化しているのが悲しい
作った当の本人は、この現状をどう思ってるんだろう?
楽曲としての仕上がりもA級なんだけどなあ。。。


これで、お分かりいただけただろうか?
ワタシにとってクインシーさんがヘンな音楽家であるという理由が。
分からない?  つーか、どうでもいい?  そうですか。

なお、先述のアルバム『Smackwater Jack』は、「Ironside」以外にも 聴き所が満載 の名盤。
くわしくは ここ ( の下の方 )を参照してください^^

2003年には、生誕70周年ベストアルバムがリリースされた。興味がある方はそちらから聴いてみるのもいいかも。
今年で75歳。そのキャリアは既に 半世紀 を越えるクインシーさん。
偉大なる音楽家に乾杯!





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Last updated  2008.04.26 07:04:33
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