カレル橋を渡りきり、集合場所に着く。
初日に「置き去り」事件があったので、集合時間より、より早く皆様は集まってくる。
カレル橋のあちら側、プラハ城のあたりも可愛らしい町並みだったが、渡ってきたこちら側も少しずつ、建物は大きくなっているが、デザインがとても可愛らしい。

ボヘミアングラスやガーネットのお店に行く。
普段なら、ちょっと苦手なのだが、寒いので、どこでも入れてくれるなら入らせてーと言う気分だ。
ほほぅ、日本人が連れて行かれるお店は店構えも立派、内装も重厚だ。(かなり儲けてますね)
1階はボヘミアングラス。そこで免税や保証についての説明がある。
何故か値段表示は円で、目につくものは結構なお値段だ。
素敵だけど、持って帰れるわけでもなし、セットなんかは10万くらい平気でする。
嬉しいのは、店員さんはたくさんいるけれど、誰も声をかけてくるでもなく、勧めて来たりもしない。
東欧の旅の記念にチェコではガーネットのピアスを買おうと決めていたので、とっとと2階に上がった。
んー、どれどれ。
割と古典的なデザインが多く、ガーネットはやっぱりルビーからみると、ちょっと地味めな色。
こちらから「Excuse me,」と言わなければ、全く近寄ってこない。
「Please show me this one」それでも笑顔ひとつなく、無表情だ。
これが旧東側なのだなぁと思う。ロシアもそうだった。
つけてみてもいいかと言えば、だめとも言わず、つけているのは見ているが、「よくお似合いですよ」とか勧めるでもなく、こちらは自由。
売っても売らなくてもお給料は一緒なのだろう。
歩合制なら彼女たちも、もっと熱心になるんだろうか。
あまりアンティークな感じでも服を選びそうなので、シンプルな小さい物を買う。
「オネエチャン、何かったん?」
「ピアスか、ええねー。かいらしぃわー」
「私ら?何も買わんわー、オバチャンが赤い石つけてどないすんのん?」
と、そこへ70歳前後の荷物を受け取れなかった奥様が通りかかり、
「オバチャンかて赤い石つけてもええがな。私は買いましたで。
それとな、私ら夫婦じゃあらしませんので、ほな」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「やるわぁ、人生、謳歌しはってん」
「すると、なにかいな、あの人はboyfriendかいな」
「結婚なんてしたら、面倒みなあかん、ええわ、boyfriendー」
コメントできず。

お店から全員に1個ずつこんなお土産をもらった。
ただでもらったものにしては可愛くて綺麗でとても気に入っている。
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