PR
Calendar
Comments
Keyword Search
Freepage List
東京からのみかん狩り
小田原・石垣山のみかん園に、11月25日、東京からの4名の来客がありました。
小田原・石垣山は、伊豆や箱根などの温泉リゾートの旅にとって、
行楽の帰りにたちよる休憩地であり、みかん狩りを楽しめるところでもあります。



今は、どの様なみかんが旬なのか、
どの様な色づくのみかんが美味しいのか。
みかん園で、実際に味見をしながら収穫していただいています。
途中の景色の一番は、やはり富士山でしょうか。
写真で見ると、山肌に登山道のジグザグが見えています。
肉眼では、全体の姿しか見れませんから、ジグザグはわからないんですが。
東京から小田原までは、車で2時間ですから、東京人の憩いの場です。
富士山の景色と、伊豆、箱根で、温泉と自然の景色を楽しんで、
相模湾の海鮮料理なども味わった後に、
その帰りがてらに、途中の小田原のみかん畑にたちよって、
みかん農家とみかん畑の様子を見聞しつつ、
みずからもみかん狩りするため、農道を上り下りして、農家の苦労を体験するというわけです。
そうした都会のひとたちが来園してくるのを、みかんの木は待っています。
いまは早生みかんの収穫が、最終の段階にありますが。
このあとは、温州みかんの「大津」や「青島」に移っていきます。
温州みかんは、12月末までには、木から果実を収穫(おろして)するようにして、
大仕事をした木ですがら、その木を休ませなければなりません。
人間の方は、農家の方は、収穫したみかんを販売する、
生産(収穫)-流通(選果・搬送)ー販売(消費者へ届ける)と、
さらに、もうひと頑張りしなければならないんですが。
私などが見ているまわりは、農家の70歳代はまた若手のうちです。
いまを働くみかん農家の方たちは、だいたい80歳以上ですから、
それがみかん農家のおおくの状況ですから、
これ以上の耕作放棄地を広げないためには、営農が続けられるためには、
今現在、政治や社会による具体的な「援農」が求められているわけです。
はたして、その実情が、どれだけ知られているのか、疑問ですが。
こんかいも、みかん狩りに来てくれた方たちは、
そうした状況をみて、みかん農家の問題を感じてくれているんですが。
今日も、党首討論会がありましたが、政治には、なかなか届かない事態になっています。