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2011/11/04
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カテゴリ: 仕事に関連して
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足場事業部が、TOKYO DESIGNERS WEEK に出展を始めてから4年目。
それにあわせて上京していますが、このイベントも、ウチの展示内容も年とともに変化していて、時間の移り変わりを感じます。

今年は、コマもコンパクトにして、自然塗料「リボス」のイケダコーポレーションさんとの共同出展となりました。
足場板の木口の金具と識別色に焦点を当てた展示は、コンパクトなスペースだけに、とても印象的です。

デザインに力を与える大きな要素として、「必然性」というものがあるように思います。
あるべくして、そこにある。
それが力です。
足場板の切り口に塗られた色と、打ち込まれた金具は、それ自体がこうして並べられると「デザイン」なのですが、そこに必然性があるところが「根っこ」になって、デザインに厚みを与えるように思います。

木口の色は、「識別色」と言って、足場板を現場に貸し出すリース会社によって所有者が誰であるのかがすぐに分かるように塗られるもの。
この展示も、足場板そのものの長さではありませんが、ある程度の長さにカットして奥行きを出したところにイメージも膨らみがありますね。

イベント会場をぐるーりと回ってみますと、それぞれの作品には「コンセプト」というものがあります。
このコンセプトこそ、作者の考えた、その作品が生まれるための「必然性」の証明でもあります。
必然性を形にするためのアイディアやアプローチの方法が、作者のオリジナリティとなります。

今回は、小さなコマがたくさん並んでいましたが、まるで見知らぬ町のお祭りの屋台を眺めながら歩いているようで楽しかったですね。

足場事業部の皆様、お疲れ様です。
日曜まで開催しているようなので、興味のあるかたはお越しください。

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Last updated  2011/11/04 06:42:00 PM
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