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2019/09/05
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カテゴリ: 仕事に関連して


B1B2 は、パナソニック商品の純粋なショールームで、1階が、​ Tokyo Renovation Museum ​ となっていて、パナソニックの商品を押し出すというよりも、思想を前面に出した体感型の展示になっています。

「リノベーション」という言葉自体、ここ数年で特に耳にし始めた言葉ですが、分かりやすく言えば「増改築」。
ただ、リノベーションという言葉には、従来のリフォームとか、増改築とかに含まれる「古くなったから手直しする」という消極的なイメージを取って、「さらに新しい価値を付加、創造する」といった前向きな意味合いがありますね。
そのため、昨今は、リフォームと言わず、何でもかんでもリノベーションと言います。

さて、リノベーションミュージアム。
少し入ったところに、1980年代~90年代頃の標準的なマンションの間取り模型。
廊下の両側に、部屋や洗面を配置。

確かに、標準的ですね。

その後、子供たちが出て行ったりして、生活のステージが変わってくれば、当然暮らし方も変わってきます。
ということで、完全に既存の間取りを取り去った状態のマンション。
マンションの構造躯体は部屋の外周に面しているので、間仕切壁を取り去ると、がらんどうの広いスペースになります。

そこに、暮らしを重視した新しい空間を創造するのがリノベ。
コンセプトの違う、3人の建築家による提案の模型があります。
これは、空間を半分アウトドア化したプランですね。

様々なリノベーション事例を、ほぼ原寸大のスクリーンに映して体感できるコーナー。

さらに奥に進んでいくと、インテリアスタイルごとに、外壁や建具、クロスなどの展示があり、自分にあったインテリアスタイルを確認することができます。

こちら、ヴィンテージスタイル。

シャビー感のある仕上がりのヴィンテージ。


こういったインテリアスタイルごとの素材展示が、確か10パターンくらいあります。

リノベの事例として出てくるものに共通するのは、「棚」の使い方ですね。
収納するという機能と、装飾するという機能をうまくミックスさせて、空間を有効に使うのがポイント。

先ほどはミニチュア模型でしたが、実物のリノベ提案空間もあります。
こちらは、できるだけ仕切りをなくして広々と使うタイプ。


対面キッチンの、部屋側の棚。
棚というのは、あればとっても便利ですが、ぎっしりつめればいいというもんでもありません。
見せながら収納していく、というスタイルは、特に、子育てが終わった家庭には適しますね。

グリーンを基調とした、寝室。
個室のパターンもいくつかあって、インテリアの完成度も高いです。


天井回りに配した棚。
まあ、埃がたまりそうですが、邪魔にならなくて便利かも。

時間の関係で、読んでませんが、関連書籍コーナーもあります。

じっくり見ていけばいろいろ学ぶところも多いと思います。

パナソニックのショールームも見てみましたが、地下2階は主にキッチン関係。
地下1階は、ライティングの展示が中心。
さすがに住宅建材の総合メーカーだけに、充実した展示になってます。
こちらは、照明の違いによる見え方の違い。

実際の空間を使って、ライティングの効果を確認できます。

とにかく、いっぱいスイッチがあって、照明をつけたり消したりしながら、効果の確認ができます。
当然、一つずつのスイッチをつけたり消したりするのではなく「くつろぎモード」とか、「食事モード」とかいったシーンごとにまとめて照明効果を変えるスイッチもあります。
お金を掛けようと思えば、いろんなところにお金をかけることができますね。

この日、あいにくの雨。
汐留方面に歩いて5分くらいの場所なので、東京に行かれた際にはちょっと覗いてみる価値はあります。





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Last updated  2019/09/05 12:53:34 PM
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