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2020/08/20
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カテゴリ: ちょっとおでかけ


ということで、仕事関係のネタを整理する時間もないので、本日は、お盆休み中に、お墓詣りに訪れた家内の実家のある尾道の朝です。

正確に言えば、実家は、尾道の向かいにある向島なので、目覚めたのも向島(むかいしま)。
みんなが寝静まっている早朝5時すぎに起きて、そろりと散策に出かけました。
冒頭の写真は、朝の空を背景にした、造船所のクレーンのシルエット。
造船の町、尾道らしい風景でもあります。

尾道と向島の間には「尾道水道」という狭い海があり、その間を「渡船」が結んでいるのですが、始発は6時なので、まだ動いていませんでした。
始発で尾道に渡ってみることに決め、それまで近くをうろうろ。
造船所のクレーンがあるのが向島側で、向こう岸には、さほど高くないビルが並んでいて、そちらが尾道側。


その中で、もっとも古い渡船で、地元で「一円ぽっぽ」と言われています。
今でも、3つの渡船の中で最も安い、片道60円。

福本渡船のあたりをカメラをかかえてうろうろしていたら、渡船で働いているおじいさんが、「入って写真を撮ってもええよ、落ちんさんなよ」と言っていただいて、桟橋の中でパチリ。
今では、尾道大橋も無料になったので、渡船フェリーを利用する人も減ったようです。

そうしているうちに、6時になったので、福本渡船から、2~300M運河を内陸に入ったところに桟橋のある向島運航の渡船で尾道へ向かいました。

尾道水道です。
この水道を、平尾容疑者は泳いで渡ったんですね。
西に向かって撮影したので、左側が造船所のある向島側。
右側が本州です。

向島渡航のルートは、もっとも尾道駅に近いところにつくので、始発で、向島に渡ってサイクリングをする人がすでに動き始めています。

船を下りて、陸橋の上から尾道水道をパチリ。

私は初めて尾道に行ったのは、かれこれ35年ほど前になりますが、そのころは駅前も整備されておらず、海にはみ出すようにして家々が立ち並び、漁船が係留され、魚が乾されていたりして、かなり「雰囲気」がありましたが、今ではきれいに整備されています。

駅前から、尾道のアーケード街に向かうと、入口には林芙美子の像があります。
「携帯で電話してる」と言われている、ポーズ。
線路の向こうには、急斜面に折り重なるようにして家が立ち並んでいます。

尾道のメインストリート。

それでも、観光客の増加によって、おしゃれなカフェなども増えてきています。

アーケード街に入って最初の路地を山側に入ると、線路を渡る陸橋があります。

そのまま山側に行くと、土堂小学校。
大林宣彦監督の母校ですね。

まだ人通りが少ない早朝だからか、石の階段のあちこちに猫がいます。

林芙美子像のあたりから見えた洋館が並ぶ附近ですが、かなり老朽化しているのが分かります。



立派な赤レンガの塀も崩れかけて、内側が草ぼうぼうです。

積んである石垣の高さを見れば、ここがどれだけの急斜面かが分かりますね。
かつての尾道は、この急斜面に家を建てるほどに栄えていたという証拠でもあります。

路地のいたるところに猫がいます。
足音が近づくと、ぴっと緊張した感じで、こちらの様子をうかがっています。

尾道駅の東側にある踏切。
この風景は、尾道に来たことがあるひとなら、必ず見る風景だと思いますが、違和感を感じないでしょうか?
実は、この山の上には、つい最近までお城がありました。

城のあった時の写真がこちら。(2017年撮影)
尾道は商人の町なので、本来、お城はありません。
お城ブームの際に、観光用に作った「尾道の恥」とも言われていました。


みんな起きたようなので、散策を終えて、再び渡船で向島に帰還。

朝7時前だというのに、駅前の電光掲示板の温度計は、30度になっていました。





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Last updated  2020/08/20 01:18:13 PM
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