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プロのつぶやき1262「そなえよ常に!ピンチでの冷静さ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。GWがあけたら少し肌寒い曇り模様の千葉ですが、新緑が眩しく心地よいです。5月は孫の女の子の誕生日で・・・我が家でプレゼントとケーキでお祝いしました。我が家は息子二人に初孫が男の子ですので、女子へのプレゼントやおしゃべりが新鮮です、かわいい(笑)土曜日は4月5月の公民館ツアー4回目でした、次回は7月、その後は秋冬になります。おかげさまで、毎回応募多数で抽選になっているそうですが、2時間のライブ?独演会?で疲れを感じるようになりました(笑) まぁ店の仕事なしでこーひーレッスンだけならまだまだ行けそうですけど(笑)そして、日本の誇るチャンピョン井上尚弥選手が34年ぶりの東京ドーム決戦でヒリヒリした勝利しました。最初気負いが見えてプロキャリア初のダウン・・・もうファンから関係者からみんな驚きました。しかし、その後の冷静さがさすがで・・・まず8カウントまで立ち上がらずしっかりと時間をとって、その後はクリンチしたりパンチを外したりで凌ぎました。2ラウンドからはいつものように鋭いジャブから組み立てて・・・いつの間にか圧倒・・・見事なKO勝利でした。翌日から解説動画を見まくって・・・オンタイムでは理解できなかった動きをなるほどなるほどと味わっています。昔はTVの解説者と翌日のスポーツ新聞くらいしか情報がなかったので・・・ボクシング専門誌は月刊で情報遅かったです・・・今は元チャンピョンから現役選手、マニア、国内から海外まで情報発信していて・・・同じ試合でも多方面からの見方を楽しめています。そんなこんなで・・・今までダウンしたことがなかった井上チャンプがダウンのイメトレをしていたから、ダウン後に慌てず8カウントまで立ち上がらず回復の時間を稼げたとコメントしていました。ピンチの後の冷静さが名チャンピョンの証でしょう・・・これも「そなえよ常に!」普段からの準備ゆえでしょう。コロナ禍、その後の物価上昇、厳しいお客さんの財布と・・・今年に入って飲食業界コーヒー業界がかなり厳しい状況になっています。実際身近でも閉店した店がいくつもあります。元々危なっかしい素人商売の店もありますが(そういう店は持って3年くらいかなという予想が当たってしまっています)、流行っていたお店もかなり厳しいようです。小さな店は、それだけで不利なものですから、土台や柱がしっかりしていないと長く商売はできません。そもそも個人店は少ない経営資源でのスタートです。資金も多くはないし、席数も限られています。それだけに、長く商いして繁盛するには大手と同じようにしていては難しい。しかし、SNS時代になっていますし、ネットでマスマーケティングのノウハウが広まっています。一見道理にあっているようで、大手と個人店では前提条件が違います。最近は個人店でも高学歴の人が増えてきて、そういう人は意識は大手になりがちです。意識は大手なのに経営資源は個人店です。(確率・効率の罠が待っています)最初に独立開店した紅茶の店テ・カーマリーの頃、そしてさかもとこーひーの初期と思うような売上にならないピンチがなん度もありました。そのような時に打つ手がある店と無い店の違いを感じます。ピンチの時に何を考えて、何から行うか、経営の基礎を身につけている店と勢いや思いだけの店の違いが見えてきます。当然、時代も変わるし、お客さんも変わっていきます。壁紙やカーテンは可愛くても、土台や柱が弱い店はピンチに弱いでしょう。昭和には当たり前にどこにでもあった町中華や町蕎麦屋・寿司屋、洋食、喫茶店等々が衰退していって少なくなりました。しかし、繁盛して生き残っているお店もたくさんあります、地元のお客に愛されているのがわかります・・・この違いが気になります。市場やお客が変化・衰退しているピンチの時代でも、お客に必要とされる店作りが伝わってきます。決して安売りやセールしているわけでもないし、高級店でもありません。お客さんにとって使い勝手の良い値ごろや美味しさ、クイックサービス・・・。売上上げるのではなくて、常連さんが増える店作り、必要とされる店作り・・・これからはフレンチやイタリアンでも同じようになる印象を受けています。お客さんと駆引きしたり、お客さんを操作しようとする店ばかりに感じています。確かに目先の効果はあるんでしょう。さかもとこーひーは初代から息子世代に変わっていきますが、時代の変化お客さんの変化に対応して、いつまでも常連さんに必要とされる店作りをしていきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.05.12
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プロのつぶやき1261「16号線沿線から20年来の常連さんの来店」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。GW後半になって五月晴れで心地よくなりました、新緑が鮮やかです。GW前半は雨や曇り空で肌寒くて、体調管理に気を使いました、まぁ無理しないようにしただけですが・・・。まずは、千葉市の公民館コーヒーレッスンを2週間で3回行い・・・来週もう1回あります。その後は7月9月10月なので、ひと休みできます。2時間話しながら3回こーひー淹れますが・・・流石にぐったり疲れます。来年4月にも既に2回スケジュール入って、とっても嬉しいことなのですが・・・月に1回くらいに調整しようかと思っています。参加されたみなさんのご感想も悪くなくて・・・毎回抽選になる程申込も多いので・・・公民館としても都合良いようです。地道にこーひーのある暮らしと農産物として素晴らしいコーヒーの魅力を伝えていきます。(上手な淹れ方では無いところがポイントなんです)そうそう、2時間ライブと言えば・・・鈴木雅之 還暦ソウルから古希ソウルへツアー初日市川に行ってきました。2時間15分最初から最後まで大盛り上がり・・・50代60代の元ロックンロール女子が元気に踊っていました。アンコール「夢で逢えたら」のコール&レスポンスで・・・「素敵なことねええ~♪」が好きなんですが、おっさんの声は消えて、女子の声がホールに響きわたり、とってもよかったです。(大滝さんも喜んでるでしょう)まぁ以前は2時間半超えていましたが、さりげなく古希バージョンで時短しているようです。勿論、それが良いです。達郎も去年は2時間半目標で結局なんとか3時間に抑えていました。昔はあ当たり前のように3時間半ライブでしたが、もう3時間半はお互い厳しいです(笑)(ちなみに達郎のコンサートより女性ファンが明らかに多いです、さすがラブソングの王様です)そんなこんなで・・・5/2(木)通販の20年来のご常連ご夫妻がおゆみ野店に来てくださいました。薔薇が好きで京成バラ園に来られて少し足を伸ばしてくださいました。国道16号沿線、八王子の手前からのご来店で・・・まさに先週のプロのつぶやき「国道16号線とさかもとこーひーの通販」の代表的な常連さんです。今年還暦だそうで、40歳前後から毎月ご注文くださって、22年くらいになりますか。その前にアメリカに2年いかれていたそうで、帰国後たまたまさかもとこーひーを見つけて、それ以来毎月毎月ご注文のお客さんと直接会えて、お話しできて、職人冥利につきます。こーひーのある暮らし、こーひーをどういう淹れ方しているのか、お好み、最近の豆の高騰、アメリカのローカルなコーヒー屋さん等・・・短い時間でしたが、リアルな日常が伝わってきました。九州や関西の常連さんで東京出張の折にさかもとこーひーに寄ってくださる方もいらっしゃいます・・・いつもはメールやコメントでのコミニケーションが、よりリアルなものになりますし・・・色々なお話しからさかもとこーひーが暮らしの中でどのように飲まれているかも伝わってきます。そのような常連さんがいるから31年続けてこられたんだと実感します。データやデジタルでは感じられないリアルな世界でしょう。勿論、そういったことが積み重なって・・・さかもとこーひーの味作りや品揃えに反映されています。さかもとこーひーの美味しさはお客さんと一緒に作るものだと思っていますので、ありがたいことです。そして、何よりもさかもとこーひーがあるお客さんの暮らしを感じられて、とっても励みになります。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.05.05
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プロのつぶやき1260「国道16号線とさかもとこーひーの通販」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。あっという間に4月も下旬、いよいよGWです。さかもとこーひーはGW関係なく、月火定休日です。肌寒い日が続いたり、初夏の陽気になったり、身体がついていきません。NHKBSで毎週楽しみにしていた「船を編む」が10回、大団円迎えました。映画でも観ましたが 、映画から10年経ってデジタル化が進み、コロナ禍があって・・・映画と重なりつつ、新しいストーリーに仕上げて・・・とっても良かったんです。録画してあるので、もう3回通して観てしまいました、性格が出ています(笑)役者良し、ストーリー良し、音楽良しで・・・主演の池田エライザや野田洋次郎の良さは勿論、教授役の柴田恭平が最初は柴田恭平のイメージがありましたが、回が進むと松本先生そのものになっていました、素晴らしい。特に戦後の日本映画のような言葉の美しさが際立って・・・政治家やら官僚やらのいやらしい言葉使いに辟易しているので、とっても爽やかな余韻でした・・・山本夏彦翁が「祖国とは国語」だと書いていましたが、美しい日本語に惹きつけられました。そんなこんなで・・・「国道16号線 日本を創った道」柳瀬博一著 を興味深く読みました。「はじめに」で、日本の歴史の中心には、有史以来現代に至るまで、1本の道が走っている。「国道16号線」だ。神奈川県三浦半島の付け根横須賀市から・・・横浜、町田、八王子、福生・・・埼玉県入間、狭山、川越、さいたま、春日部・・・千葉県野田、柏、千葉、市原、木更津、富津とつながってます。東京をぐるりと囲む16号線エリア、約1100万人が住む一大経済圏で、旧石器時代から人々が集まり、二つの幕府の礎となり、絹の輸出で近代国家を支え、戦後は米軍キャンプからミュージシャンが活躍、ユーミン等の才能が育まれた・・・その秘密を地形から探っていく、とのことです。坂本自身は生まれたのも育ったのも、商売も16号線沿線で、確かに貝塚が身の回りに多いし、自由研究でも貝塚をテーマにしました(笑)さかもとこーひーは、開店して当初は千葉市内四街道市内を配達していて、2000年頃スペシャルティコーヒーに参入し、ホームページを作り、コラムで発信してきて、全国からのご注文に対応し、通販が増えてきました。今では卸も含めて通販でのお届けが大きな割合になっています。この通販が増える中で意識してきたのは、鎌倉、横浜、世田谷、練馬、埼玉、柏、松戸、船橋、千葉といった16号線沿線のコーヒー好きなみなさんの暮らしや価値観です。一応全県にお客さんがいますが、実は16号線沿線に常連さんが集中していて多いんです。東京や周辺で働く人、住宅地、ライフスタイル、価値観にフォーカスしていると、似たような価値観やライフスタイルの常連さんが全国にも多いです。まぁ、最近は渋谷区や港区、江戸川区といった今まで常連さんが少なかったエリアのお客さんも増えてきました。勿論、通販も千葉市や千葉県内が多いんですけどね。さかもとこーひーはそのような常連さんに使い勝手が良いような、品揃え、味作り、価格を意識しているんです。サポートしている自家焙煎店には、町内・市内・県内のお客さんが通販でも買いやすいようにすることをアドバイスしています。ネットやSNSが広まって、ご近所の常連さんが増える意識が弱いように感じますね。(日本の店なのに、英語表記ばかりの店もあって、驚きます(笑))16号線沿線の歴史的背景から、郊外住宅地の発展、その沿線住民の暮らしや価値観がさかもとこーひーの店作りにつながっていて、興味深い本でした。ホームタウン・16号線沿線・こーひーですね。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.04.28
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【スプラッシュカフェ】(200gパック)ホットでもアイスでも・・・夏むけの後味のキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークで豊かな味わいの印象からやわらかな口当たりになって、キレの良い後味で爽やかな余韻です。余韻のフルーツ感とキレの良さが爽やかさを押し上げています・・・ホットでも、アイスでも、乳脂肪にも合うのでミルクを加えても、スイーツとの相性の良さも格別です。デビュー23年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかな印象になったと思います。乳脂肪の味わいとバランス取って・・・後味のキレを良くして、爽やかな深煎りをイメージしています。半袖が心地よい季節にホットでもアイスにしても・・・そのままでも、たっぷりのミルクを加えても・・・爽やかな余韻が魅力だと思います。ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。
2024.04.23
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【夏への扉】(200gパック)22年目の「夏への扉」・・・タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかに、円やかにとリニューアルしました。円やかさと甘さの味わいから爽やかでキレの良い余韻へと流れていきます。もう22年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。ブラジルクラシクス、モカ・イルガチェフェ、タンザニア・ムベヤのブレンドで・・・コロンビアをタンザニアに変えました。まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とタンザニア・ムベヤで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう22年になりました!!)
2024.04.22
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プロのつぶやき1259「夏への扉、スプラッシュカフェ」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。今週は春から一気に初夏になってしまいました、陽射しが眩しいです・・・が、梅雨までいい陽気ですね。朝家を出るとお日様がだいぶ高くなっています。4月になって新年度・・・千葉市の公民館でのこーひーレッスンツアーがスタートしました。まずは1週間で2カ所、新宿公民館とおゆみ野公民館でご近所でした・・・これから今年いっぱい10カ所くらい伺います。さかもとこーひーのこーひーレッスンは教室とか講座といったようなお勉強にならないよう・・・2時間コーヒーの話しを聞きながら3種類のこーひーを飲んで、同じテーブルの方とリラックスしたひと時を過ごしてもらえるようにしています。なんか、淹れ方や歴史を学ぶってのが嫌なんです。10年20年続けていると・・・当然参加のみなさんの年齢が前期高齢者の自分に近くなってきて・・・もう同世代の方が増えています。昔のコーヒーや喫茶店の話題になると頷きが大きくなって、質問も多く、毎回盛り上がってます。そんなこんなで・・・初夏に向けて2種類のブレンドのご紹介です。爽やかなに円やかにリニューアルした「夏への扉」・・・キレの良い後味が人気の「スプラッシュカフェ」・・・そして先月からご好評いただいている「やまぶき」と「コロンビア・ロスイドロス」も初夏にぴったりです、引き続きお楽しみください。【夏への扉】(200gパック)22年目の「夏への扉」・・・タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかに、円やかにとリニューアルしました。円やかさと甘さの味わいから爽やかでキレの良い余韻へと流れていきます。もう22年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。ブラジルクラシクス、モカ・イルガチェフェ、タンザニア・ムベヤのブレンドで・・・コロンビアをタンザニアに変えました。まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とタンザニア・ムベヤで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう22年になりました!!)1080円/200gパック(税込)【スプラッシュカフェ】(200gパック)ホットでもアイスでも・・・夏むけの後味のキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークで豊かな味わいの印象からやわらかな口当たりになって、キレの良い後味で爽やかな余韻です。余韻のフルーツ感とキレの良さが爽やかさを押し上げています・・・ホットでも、アイスでも、乳脂肪にも合うのでミルクを加えても、スイーツとの相性の良さも格別です。デビュー23年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかな印象になったと思います。乳脂肪の味わいとバランス取って・・・後味のキレを良くして、爽やかな深煎りをイメージしています。半袖が心地よい季節にホットでもアイスにしても・・・そのままでも、たっぷりのミルクを加えても・・・爽やかな余韻が魅力だと思います。ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.04.21
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プロのつぶやき1258「美味しい、不味いを仕事にして・・・。」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。朝玄関を出ると気持ちの良い陽気になりました・・・先週は桜が満開かと思ったら春の嵐で、近所の小学校の入学式で新一年生が頑張って傘さしていました・・・翌日は晴れて、桜もなんとか持って、孫の小学校入学式・・・赤ちゃんの頃の喜び、毎年一年一年の成長、妹が生まれてお兄ちゃんらしくなってきたり・・・これからも楽しみいっぱいです。そんなこんなで・・・喫茶業界で仕事して50年経ったのですが、なんだかんだ毎日美味しいとか美味しくないとかやってきたわけです。飲食店はみんな美味しいだの美味しくないだのがありますが・・・これが厄介で、美味しいのどうのは誰でもが感じるもので、それを仕事とするのはややこしいものだと思っています。まぁ、美味しさは100m競争では無いし、勝った負けたでは無いですけど・・・。(勿論、クオリティはお好みとは別の問題です)それに、価格毎の美味しさもありますしね~。さらに、紅茶やコーヒー、お酒などの液体の味覚は食感が無いことや、口に含むとすぐに喉を通ってしまいますので、味を捉えるのが難しいです。食べ物だと噛んだり、口の中にある程度の時間とどまったり・・・味を感じる時間に余裕がありますが、液体はその辺が頼りないものです。元々、自分の嗅覚や味覚に自信が無いのですが・・・そんな人間が味覚の仕事に就いたわけなので、味覚レベルを向上させることを意識してきました。もっとも、不味いものが嫌いだったので、それが救いと言えば言えますし、食欲旺盛だったので、少しは才能あるのかなと思うこともあります(笑)二十歳くらいからあちこち食べ歩いたり、飲んだり呑んだり、いまだに同じです。20代の頃紅茶の店で働いていた頃は分かったような分からないような感じでしたし、コーヒーの有名店通って、何種類かの豆買ってきても、その違いをあまりよくわからなかったり・・・今になると、その頃のコーヒーはそんなに違いが無かったのでわからないのも当たり前かと思っています。仕事になると・・・お客さんがどう感じるかも大切です。店主がいくら美味しいと思っても、お客さんの感じ方は様々ですし、コーヒーの場合はお客さんが淹れるというハードルもあります。(まぁ、それがお店では美味しかったのに、家では同じようにならないという業界の問題点もあります。)ある程度高額な飲食店だと、お客さんが限定されますから・・・店主とお客さんの美味しい関係ができます。さかもとこーひーでも常連さんがほとんどなので・・・常連さんが美味しく感じるようなバランスが作りやすくなっています。(多くの人が嫌わない美味しさもありますし、一部の人が感動する美味しさもありますね。)新しいお客さんでさかもとこーひーに合わない方はリピートしないでしょうし・・・お好みが合った方はご常連として長いおつきあいになります。なので、急成長はできないんです。さらに液体なので、しばらくさかもとこーひー飲んでいるうちに、他店との違いを感じるようになることがほとんどのようです。お客さんのお好みのコーヒーやカフェのコーヒー飲んで・・・プロとしてお好みとは別に素材や焙煎のクオリティに問題がある場合があります。それでもそのお客さんのお気に入りですから、それでいいと思っています。美味しい不味いは厄介ですね。美味しい不味いとは別に仕事としての味覚のトレーニングもあります。息子二人は店に入ってから、毎日毎日カッピングトレーニング、二人ともに最初の一年二年は何がなんだか分からなかったと言っていますが、三年くらいしたら急に言われていることが分かるようになったようです。今はそれぞれの感性があるので、それが参考にもなります。自分の感覚で独りよがりにならないように意識しています。とにかく、味覚は自分の感覚しかわかりませんから・・・自分の感覚と他の人の感じ方の違いをどう擦り合わせるかも難しく感じますし、共通の物差しも必要です。カッピングと言っても、素材を見極めるカッピング、焙煎を見極めるカッピング、ブレンドのカッピングとそれぞれフォーカスするポイントが違ってきます。(前提として大切なのは、クオリティの低い豆でカッピングしてもスキルアップは難しいと言うことでしょう。)さかもとこーひーでは2種類のこーひー並べたら、誰もが違いを分かるように品揃えしています・・・違うとか、こちらが好きとか・・・。そうそう、先日デュワーズ12年のリニューアルをBS番組の町中華卒業した秋ちゃんが紹介していたので買ってみました。スコッチは40年くらい前にシングルモルトやブレンドものを色々と呑みました。その前には紅茶をリプトンやブルックボンド、フォートナム&メイソン等々たくさん飲んでいて・・・そのブレンディング技術や感性を学んだのですが、スコッチも同じで、特にデュワーズがよく売れていると聞き、そのバランスの取り方にも学ぶことが多く・・・それ以来スコッチは家でも外でもとりあえずデュワーズになっています。そしてデュワーズ12年を呑んで・・・デュワーズのお客をイメージしました。イギリスには美味しいものが無いと言われることがありますが・・・紅茶やスコッチにジャムは美味しい・・・パウンドケーキやスコーンやヴィクトリアサンドイッチケーキも美味しい・・・まぁ身近なものばかりですけどね。ここだけの話し(笑)・・・色々と誘われて食事会や呑み会に参加したり、お店を紹介されたりしますが・・・幹事さんや紹介しれくれる人によって当たり外れがあります、どんなに人気店や高得点とっているお店でも合わないことありますし、外れの無いこともあります。まぁ、それは当たり前のことで、それが味覚商売の難しさで楽しさでもあると・・・爺いになるとなんでも楽しめるようになりました・・・コーヒー紅茶は別ですが(笑)(演出による美味しさと演出関係ない美味しさもあるので困ったものです。勿論、演出も大切なんですが、美味しさを前面に出しながら、実はそれが演出や煽りやマーケティングだったりすると・・・まぁ、こちらも食の仕事なので、興醒めすることもあります。お客さんを楽しませるための演出もありますので、それは嬉しいです。)ランキングやタイトル、スコア、TVや雑誌、YouTubeでの露出・・・業界誌であっても雑誌を売るのが目的なので、メディア受けする店とそう言うこと気にしない店の違いもあります。まぁ、メディアに出たりタイトル取れば集客になりますが、不特定多数の新規客ばかりになると店のスタイルが崩れるリスクもあります。小さな飲食店はその辺のバランスが難しいです・・・それに自店に合ったお客さんの集客やリピートの仕組みが弱いので、売上上げようと意欲がある店主はメディアに頼りがちですね。なので、さかもとこーひーはピークのない店作りを頑固に守っています。おっと何がなんだかわからなくなってきました(笑)と、言うことで・・・自分の味覚・美味しさを作ること・・・お客さんの感じ方を感じること・・・自分の美味しさと常連さんの美味しさをマッチさせることをあれこれしていたら・・・美味い、不味いで50年経ってしまいました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.04.14
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プロのつぶやき1257「喫茶で50年を駆け足で・・・。」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。4月になりました、やっと桜も満開・・・春ですねー。我が家は初孫が小学校入学、会えるのは年に数回ですが・・・今はスマホで写真共有アップしてくれるので便利です。子供の成長にはエネルギーもらいますね。さかもとこーひーおゆみ野店は4/6で6周年を迎えました、いつもお引き立てありがとうございます。これからもホームタウンこーひーとしておゆみ野の街で必要とされるよう精進していきます。気がつけば長男も次男もキャリアを重ねて・・・最近はリードしてもらうことが増えています。そうそう、津田沼ブラウンサウンドコーヒーさんが、僕の昔のレシピからヴィクトリアケーキを作るようになって・・・しかも今の時代に合うように少し軽いテイストに仕上げてくれて、昔のレシピではコクはあるけど今には合わないかなと感じていたので、流石いいセンスしているなと嬉しいものでした。昔ならミルクティに合わせましたが・・・この日は春夏向けのエスプレッソブレンドでのラテで、ご機嫌でした。千葉市中央のカフェアンドさんでは、発酵バターのスコーンが人気になっていて、40年前毎日12時に焼き上がるようにオーブンに入れていた時は、スコーンって女性に人気で、ポットサービスの紅茶と一緒のスコーンランチが5分10分で売り切れていましたが・・・自分ではどこが人気なのか分からなかったのです(笑)・・・そしてカフェアンドさんでは少し小さく、少し軽めに仕上げていて、なるほどなぁーと・・・40年前との違いを実感しました。幕張のリトルフェイバリットさんでも、僕のレシピでプリンやマフィンが人気で・・・もうケーキを焼かなくなりましたが、若いカフェでお客としてお茶を楽しめて染み染みとしてしまいます。そんなこんなで・・・19の春に喫茶業界に入ってこの春で50年経ちました。自分としてはコーヒー紅茶でなんとか食べてきたので感慨深いものがあります。駆け足で振り返ってみます。カフェとかで20代の独立希望者に会うと・・・ちゃんと学校出ているなら就職すればいいのにと思ってしまいますが・・・そう言っている自分も親や友達からはあちこち就職の心配されたものでした。特に親からは喫茶店なんて入っても食べていけない、大きな会社に勤めなさいと何度も言われました、まぁ当たり前ですね。(それでも独立やその後も金銭的に色々と応援してくれたのですが・・・。)自分としては・・・喫茶店というよりは、茶道が認められているように、コーヒーや紅茶も素晴らしいもので、極めるぞ!って思っていたのですが・・・そんな若輩者の戯言なんて伝わるはずがありません(笑)しかし、高校は理数科なのに、数学や物理が全く分からず即文系に切り替えて・・・文系の授業はほとんど無いので高二の頃から放課後水道橋の予備校に通っていたんです。これ幸いと授業はそっちのけでお茶の水、水道橋、神保町の喫茶店、古本屋、レコード屋、名画座と回って・・・一浪の時も同じようにぶらぶらしてました。親からしたら酷い息子です。(なので、一浪しても落ちてしまいました、当たり前です!)まぁ、今になってみればその頃の暇つぶしがどれだけ役に立っているか・・・千葉でのフルーツパーラー2年の修行後神保町の紅茶の店タカノにお世話になったので、またお茶の水神保町界隈をぶらぶらしてました。古本屋はあるし、ランチも飲み屋も名店もあります。今でもたまにぶらぶらしています。紅茶の店タカノではスリランカの紅茶農園ツアーに参加させてくれて、現地に行かないと分からない陽射しや風、匂いや現地の食べ物等々体験し・・・コーヒーになってからも当たり前のように産地に行きました。そして27歳になる直前に千葉市中央で紅茶の店テ・カーマリーで独立・・・ポットサービスの紅茶や焼きたてのスコーンにケーキと人気でしたが・・・これでは一生は食べていけないと感じて、自家焙煎のビーンズショップの準備を始めました。(40年経った今なら、SNSもあるし、もう少し繁盛したでしょうが、それでも厳しいのは同じでしょう)結局テ・カーマリーを10年営業して・・・自宅ガレージでのさかもとこーひーを開店しました。よく何故紅茶から自家焙煎に変わったのか?聞かれますが・・・お茶のひと時ということでは同じなんです。ただ、紅茶は仕入れて淹れるだけですが、自家焙煎は同じ生豆使っても焙煎やブレンドでの職人仕事があるのが気に入っています。なので、いまだに自宅では紅茶を日常的に飲んでいますし、毎回しみじみと美味しいなぁーと思います。さかもとこーひーになって、微増微増で少しずつ常連さんが増えて31年今に至っています。最初にサンケイリビングさんでコーヒー教室してくれて、そこからずーっとこーひーレッスンを続けています。千葉市内四街道市内を毎日配達していて・・・配達できなくなったら通販に・・・そしてネット時代になって、HP作ってネット通販になりました。同じ頃、25年くらい前にスペシャルティコーヒーを知って、アメリカSCAAカンファレンスや産地訪問をして・・・スペシャルティコーヒーの情報発信をしながら・・・素材のカッピング、焙煎の検証しながら焙煎メソッドのバージョンアップ、同時にブレンドもたくさん作ってきました。焙煎とブレンドのカッピングもトレーニング、トレーニング。スペシャルティコーヒーをビジネスのチャンスと捉えた業界人が多い中・・・さかもとこーひーは農産物として素晴らしい素材に出会って、その魅力を常連さんのためにどう生かすかの25年でした。同時に自宅ガレージから本店への移転、支店のおゆみ野店の開店・・・はじめに次男が店に入って、長男も入って・・・焙煎機もフジローヤル5kgからプロバット12kgへ・・・で今に至ります。先日届いた「TATSURO MANIA」のインタビューで、達郎は自分は100%ドメスティックな人間で、海外での活動はしない、TVでない、本書かないと言っていますが・・・まぁ昔から言っていることなのでファンにはお馴染みのことです。同じように、さかもとこーひーはホームこーひー、ホームタウンこーひーを柱としていますので、カフェしない、多店舗展開しない、社員は雇わない・・・この20年は業界と距離を置き、業界誌とも距離を置いていますので、若い人にはあまり知られていません。(それでも、新しいお客さんがすっこしずつ増えていますので、そのくらいがいいと思っています。)拡大思考が自分にとってあまりいいことではないことと・・・良い素材が手に入り、焙煎やブレンドのメソッドが出来上がり、ビジネスモデルも出来ると・・・業界のざわめきが邪魔に感じるようになったからです。(そうそう、今サポートしている自家焙煎のビーンズショップが10店舗くらいあります。焙煎見学に来た方から一年二年に一店舗くらいサポートするようになっています。素材・焙煎・ブレンド・ビジネスモデルとサポートしています。さかもとこーひーの暖簾分けやFCよりも、各自がその街でコーヒーの魅力を広めていけることがホームタウンこーひーとして良いことだと思っています。条件はカフェ併設をしないでビーンズショップで行うことです。開店後数年常連さんが増えるまでは大変ですが、その後は年々安定していっています。このサポートもやりがいのある仕事です、スペシャルティコーヒーの魅力が全国に広まっていきます。)素材があって、お客さんがいれば・・・あとはお客さんに喜ばれて、必要とされることにフォーカスしています。ビーンズショップは常連さんさえ増えれば、安定して一生食べていけるので良い仕事だと思っています。(カフェ併設だと豆の売上がなかなか上がらないので、しません、ここに業界人は気がつきませんし、気がついてもどうしたら良いか分からないようです。)来年は古希を迎えるので・・・仕事量を減らしながら、息子への事業承継が仕事の仕上げになっています。ピークを作らない商いを心がけてきましたが、なんとかなったようです。相変わらずの微増を続けられるように精進していきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.04.07
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【コーヒーバッグ・深煎りグアテマラ】苦いと言うよりも、しっかりとした豊かなコーヒー感と華やかな余韻が魅力的だと思います。さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・この度コーヒーバッグでも登場です。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーで、是非コーヒーバッグで味わって欲しくて、この度新登場です。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。・・・*コーヒーバッグでホットコーヒー淹れる場合-150cc(通常のコーヒーカップ)~200cc(マグカップ)にコーヒーバッグ1個の目安です。-95℃以上の熱湯を注ぎます。(熱湯はさかもとこーひーの基本です。)-4分以上置いて、コーヒーバッグを上下に数回振って引き上げて、出来上がりです。-150cc(通常のコーヒーカップ)ですとしっかりとした味わいになります。-200cc(マグカップ)ですと、やや柔らかめの味わいになります。(常連さんは、コーヒーバッグ1個で2杯分は淹れられると仰っていますね。)-マグカップの方が湯量があって、コーヒーバッグがしっかりとお湯に浸かり、抽出が良い感じです。-300-500cccc位のコーヒータンブラーですと2個の目安です。-グラスサーバーやポットで2人3人分淹れて、カップに注ぎわけても良いですね。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。
2024.04.02
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【コーヒーバッグ・ブラジルクラシクス】豆でも定番で安定した人気です・・・柔らかな口当たりと甘さ、ミルクチョコレートやアーモンドの余韻「とびっきり普通に美味しいブラジル」です・・・親しみやすい味わいなので、この度コーヒーバッグで新登場しました。ブラジル伝統的な口当たりの柔らかさや甘さの余韻を大切にしました…勿論きれいな味わいで、雑味えぐみ等クリアーしています…キャラクターはミルクチョコレートの心地よさをイメージしています。苦く無く、酸味も感じず、口当たりが良くて、コーヒーらしい香り、心地よい余韻…普通に美味しく飲めますが…ありそうで無いクオリティだと思います。さかもとこーひーの常連さんの日常の暮らしをこーひーで少し心地よいものにしたいと思うと…とびっきりの際立った魅力だけでなく…「とびっきり普通の美味しさ」も大切だと思ってます。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。*コーヒーバッグでホットコーヒー淹れる場合-150cc(通常のコーヒーカップ)~200cc(マグカップ)にコーヒーバッグ1個の目安です。-95℃以上の熱湯を注ぎます。(熱湯はさかもとこーひーの基本です。)-4分以上置いて、コーヒーバッグを上下に数回振って引き上げて、出来上がりです。-150cc(通常のコーヒーカップ)ですとしっかりとした味わいになります。-200cc(マグカップ)ですと、やや柔らかめの味わいになります。(常連さんは、コーヒーバッグ1個で2杯分は淹れられると仰っていますね。)-マグカップの方が湯量があって、コーヒーバッグがしっかりとお湯に浸かり、抽出が良い感じです。-300-500cccc位のコーヒータンブラーですと2個の目安です。-グラスサーバーやポットで2人3人分淹れて、カップに注ぎわけても良いですね。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。
2024.04.01
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プロのつぶやき1256「コーヒーバッグ・リニューアルのお知らせ(2024/04/03(水) 発送・販売分から)」ネットショップを一本化しました。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。今週は桜が開花しそうでしない・・・晴れたり、冷たい雨だったり、朝晩は冷えを感じたり、強風吹いたり、今朝は18.5℃と初夏のようです・・・4月の入学式の頃に満開ならそれもいいですね。孫の小学校入学式に満開ならうれしいです。ネットショップを一本化したり、今週はコーヒーバッグのリニューアルだったりで・・・コーヒー相場の高騰や円安、消耗品やら運送費やらの値上げになんとか対応しています。5年前10年前20年前の仕入れや経費を今の状況と比較すると気絶しますが・・・まぁ、商売して40年変わりないことはありませんので、あらゆる状況の変化に対応するのが店主の仕事の一つだと思ってあれこれジタバタしています。そうしながら常連さんの暮らしに必要とされるように、家族やスタッフの暮らしを守れるように足掻いています。そうは言っても、お客様のご負担が増えていますので心苦しいのですが、精一杯抑えていますので、ご理解をよろしくお願いします。*「デカフェ・ブラジル」を2袋3袋買われる常連さんが増えていますので・・・「デカフェ・ブラジル」の500gパック(2592円/500g)を用意いたしました。少しお買い得になります、ご利用ください。そんなこんなで・・・「コーヒーバッグ・リニューアル(2024/04/03(水) 発送・販売分から)のお知らせ」です。2017年以来ティーバッグスタイルで4分間熱湯に浸けるだけ、簡単に美味しく「こーひーのある暮らし」をお届けして・・・さかもとこーひーの柱の一つに育った「コーヒーバッグ」・・・今年に入って製造工場からの製造費値上げの通知があり、さらに相変わらずのコーヒー仕入れ価格の高騰が続きまして・・・2024/04/03(水) 発送・販売分からの値上げと品揃えのリニューアルをいたします。勿論、製造費と仕入れ高騰分をさかもとこーひーでも負担して、最低限の値上げになっています、ご理解ください。こーひーバッグの種類は・・・「ブラジルクラシクス」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「カフェボッサ」「深煎りグアテマラ」「特上フレンチ&特上アイスコーヒー」「デカフェ・ブラジル」の6種類になります。今までの人気と味わいの違いでお好みに合うよう考慮しました、種類を少なくすることでコストを抑え、値上げ幅を抑えました。(1個あたり¥120、オフィスパックだと¥100(税別)になります。)コーヒーバッグは工場での製造費が大きく、店での手間は少ないので、数が出るように価格設定しています。-¥1,296/10個入り(税込)-オフィスパック(10個×6パック) ¥6,480(税込)(ご自由に6パックお選びください)もっとカジュアルに「こーひーのある暮らし」をお届けしたいと・・・2012年に「ドリップパック」を発売しました。そして、お湯に漬けるタイプ(ディップスタイル)の「コーヒーバッグ」を2017年2月に発売、スタートしました。公民館でのこーひーレッスンが毎年5-6回あリますが・・・最初に届く仮タイトルが「コーヒーの上手な淹れ方」と100%なっています。そこで、そのタイトルでは引き受けられませんと伝えます。コーヒーは上手に淹れるものでは無くて、飲むものだからです。3種類のコーヒーを淹れて、味わいの違いやお好みの違いを、お菓子も頂きながら同じテーブルの方と一緒に楽しんで頂いています。淹れ方よりも豆が大切だと伝えています。(何の公民館もタイトルを変えてくれています)素材と焙煎・ブレンドのクオリティが良ければ・・・コーヒーメーカーでも、カフェプレスでも、ペーパードリップでも、ティーバッグスタイルのコーヒーバッグでも美味しく飲めることを伝えてきました。(業界は老いも若きも上手な淹れ方押しですが)1個に12g使い、粉は細挽きにしていますので、1個で2杯分淹れる常連さんも多いです。「コーヒーバッグ」は95℃以上の熱湯に4分以上浸けるだけですので・・・「カフェプレス」と同じように淹れられます。こーひーの味わいが簡単にしっかりと、しかも安定して味わえます。今では、すっかりさかもとこーひーの柱の一つになっています・・・特に「オフィスパック(10個入り×6パック)」がお得ですので、人気になっています、1種類でもMIXしてもOKです。-¥1,296/10個入り(税込)-オフィスパック(10個×6パック) ¥6,480(税込)(ご自由に6パックお選びください)以下のように、ブレンド2種類、シングルオリジン3種類、デカフェ1種類計6種類です。・やさしい味わい・・・「ブラジルクラシクス」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」・人気No1まろやかな味わい・・・「カフェボッサ」・しっかり深煎り・・・「深煎りグアテマラ」「特上フレンチ&特上アイス」・カフェインレス・・・「デカフェ・ブラジル」これからも、クリーンな味わいのスペシャルティコーヒーのクオリティを大切にしながら、価格を抑えて、日常のこーひーとしてどなたにも親しみやすく飽きのこない味わい・バランスに仕上げていきます。(クリーンで明るい爽やかな味わい、心地よい口当たりと余韻がさかもとこーひーのクオリティの基準です。)大変に心苦しいのですが、ご理解・ご了承をよろしくお願いします。・・・*コーヒーバッグでホットコーヒー淹れる場合-150cc(通常のコーヒーカップ)~200cc(マグカップ)にコーヒーバッグ1個の目安です。-95℃以上の熱湯を注ぎます。(熱湯はさかもとこーひーの基本です。)-4分以上置いて、コーヒーバッグを上下に数回振って引き上げて、出来上がりです。-150cc(通常のコーヒーカップ)ですとしっかりとした味わいになります。-200cc(マグカップ)ですと、やや柔らかめの味わいになります。(常連さんは、コーヒーバッグ1個で2杯分は淹れられると仰っていますね。)-マグカップの方が湯量があって、コーヒーバッグがしっかりとお湯に浸かり、抽出が良い感じです。-300-500cccc位のコーヒータンブラーですと2個の目安です。-グラスサーバーやポットで2人3人分淹れて、カップに注ぎわけても良いですね。*1個に12g使い、粉は細挽きにしています。(多くのコーヒーバッグは8gや10gのようです)なので、香りや味わいがよく出て、常連さんは1個で2杯分淹れる方も多く、喜ばれています。細挽きにしても、嫌な雑味や酸っぱ味苦味がなく、きれいで豊か味わいを楽しめると思います、さかもとこーひークオリティです。【コーヒーバッグ・ブラジルクラシクス】豆でも定番で安定した人気です・・・柔らかな口当たりと甘さ、ミルクチョコレートやアーモンドの余韻「とびっきり普通に美味しいブラジル」です・・・親しみやすい味わいなので、この度コーヒーバッグで新登場しました。ブラジル伝統的な口当たりの柔らかさや甘さの余韻を大切にしました…勿論きれいな味わいで、雑味えぐみ等クリアーしています…キャラクターはミルクチョコレートの心地よさをイメージしています。苦く無く、酸味も感じず、口当たりが良くて、コーヒーらしい香り、心地よい余韻…普通に美味しく飲めますが…ありそうで無いクオリティだと思います。さかもとこーひーの常連さんの日常の暮らしをこーひーで少し心地よいものにしたいと思うと…とびっきりの際立った魅力だけでなく…「とびっきり普通の美味しさ」も大切だと思ってます。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。1296円/10個入り(税込)【コーヒーバッグ・モカ・イルガチェフェ(ハマ)】モカ・イルガチェフェ(ハマ)らしい・・・クリーンな味わいは勿論、フローラルからシトリックな余韻の魅力が嬉しいです・・・口当たりは柔らかく円やかです。モカと言うと酸味の話題がでますが・・・モカで嫌われる酸味はありません・・・完熟度合いが見事に揃ったモカ・イルガチェフェ(ハマ)のクオリティの高さが・・・冷めてからのひと口まで歪みのないクリーンで心地よい口当たりと甘さが長き余韻で続きます。モカ・イルガチェフェ(ハマ)らしい・・・クリーンな味わいは勿論、フローラルからシトリックな余韻の魅力が嬉しいです・・・口当たりは柔らかく円やかです。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。1296円/10個入り(税込)【コーヒーバッグ・カフェボッサ】発売以来すっかりさかもとこーひーの定番こーひーに育ちました。最近は・・・「真ん中のこーひー」と説明すると伝わりやすくなっています・・・「酸っぱくなくて、甘さがあって、円やかなこーひー」です。はじめてのお客様から・・・酸っぱくなくて、苦くなくて、美味しいコーヒー・・・と聞かれたら「ブラジルクラシクス」と「カフェボッサ」を説明します。ブラジルクラシクスの方が少し軽やかな味わいで、カフェボッサの方がまろやかで甘さやコクを感じやすい味わいです。フローラルやフルーティでは無くて…円やかなコーヒー感があって…酸味の無い…そして、苦く無い…円やかなコクのあるこーひー…甘さを感じるこーひー…飲みやすいコーヒー感のある…「カフェボッサ」です。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。1296円/10個入り(税込)【コーヒーバッグ・深煎りグアテマラ】苦いと言うよりも、しっかりとした豊かなコーヒー感と華やかな余韻が魅力的だと思います。さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・この度コーヒーバッグでも登場です。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーで、是非コーヒーバッグで味わって欲しくて、この度新登場です。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。1296円/10個入り(税込)【コーヒーバッグ・特上フレンチ&特上アイスコーヒー】さかもとこーひー開店以来定番の深煎り「特上フレンチ&特上アイスコーヒー」をコーヒーバッグに仕上げました。深煎りのディープでダークな魅力・・・勿論、焦げの無いクリーンな焙煎・・・まろやかなコクと心地よい口当たり・・・キレ良く深い余韻・・・そんな魅力をコーヒーバッグで手軽に簡単にお楽しみください。ホットで淹れて特上フレンチのダークでディープな味わいを・・・アイスで淹れて特上アイスコーヒーの円やかでコクのあるアイスコーヒーの魅力をお楽しみください。-150cc~200ccの熱湯で4分浸けて、氷で急冷、アイスコーヒーの出来上がりです。-水出しの場合は1.5Lの水に2~3個浸けてひと晩で出来上がります。(1Lだと2個、2Lだと3個くらい、濃さはお好みで調整してください。)-500ccのタンブラーに水とコーヒーバッグ1個入れてひと晩置けば・・・一人分の水出しになります。-ホットコーヒーでも美味しいです、マグカップ1杯に1個が目安です。(すっきりとしてしっかり濃いめ苦めです。)*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。1296円/10個入り(税込)【コーヒーバッグ・デカフェ・ブラジル】年々人気になっているデカフェコーヒーはコーヒーバッグでも安定した人気です。さかもとこーひーでは・・・クリーンで飲みやすく、コーヒー感のある素材を使って・・・カフェインレスのこーひーをお届けしていきます。クリーンで柔らかな口当たり、穏やかな味わい・・・ブラジルこーひーの良さが伝わってきます。まろやかなマウスフィールがコーヒーを飲んだという満足感につながって・・・爽やかで明るい余韻がこの素材のクオリティの高さを感じさせます。酸っぱくも無いし、苦くも無いし、やさしい味わいの「デカフェ・ブラジル」です。知らないで飲んだら「デカフェ」とはわからないでしょう、カフェインを避けている方は勿論、通常のこーひーにデカフェを追加するご常連も増えています。*95℃以上の熱湯を一気に注いでください、そして4分以上待ってください。1296円/10個入り(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.03.31
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【深煎りコロンビア】(200gパック、500gパック)まろやかで豊かなコクの深煎り「深煎りコロンビア」です・・・長く定番の深煎りです。「バークレーロースト」と同じように焦げないぎりぎりの火力でダークに焙いて、ビター感ロースト感をより前にだして印象的に仕上げるというものです。ダークでありながらコロンビアのマイルド感を生かしてまろやかで親しみやすい深煎りの魅力になっています。コロンビアの円やかなコクを生かし…ビター感やロースト感をだしつつ…円やかさ奥行きを感じるコク、きれいな余韻にビターチョコレートとカシス等の黒っぽいフルーツ感が魅力的になるよう仕上げました…豊かな味わいの深煎りこーひーになっていると思います。朝に昼に夕に…食後に、デザートと一緒に…たまにはアイスこーひーでも…毎日の暮らしをさりげなくご機嫌にしてくれると思います、お楽しみください。シングルオリジンとして、様々なブレンドでと活躍しています・・・これで、深煎りブレンドの可能性も広がってきました…これからも、スペシャルティコーヒーの深煎りの魅力の可能性をどんどん広げていこうと思ってます。
2024.03.23
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【バークレーロースト】(200gパック、500gパック)発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。深煎りに向いているグアテマラの中でも、さらにダークにして魅力的になるグアテマラを使っています。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。
2024.03.22
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【深煎りグアテマラ】(200gパック、500gパック)さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。毎年深煎りにして魅力的になるようなグアテマラを使っています。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。
2024.03.21
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【やまぶき】(200gパック)春から初夏にかけての新作ブレンド「やまぶき」です・・・「コロンビア・ロスイドロス」を使ったブレンドを考えて、ちょうど「グアテマラ・イエローナンス」もあるので・・・淡い黄色のイメージの味わいにしようと思いました、なかなかのお気に入りに仕上がりました。まろやかな口当たりから、きれいで華やかなときめくような味わい・・・フローラルや柑橘系の余韻が軽やかです、やさしい甘さが長く残って柔らかな印象になって・・・春から初夏にぴったりでしょう。きれいでやさしい味わいでありながら・・・深煎りグアテマラが酸味を包み込んで、まろやかな親しみやすい味わいになっていると思います。フルーツ系やムース系のスイーツにぴったりだと思います、シャルロットオポワールやオレンジと一緒に楽しみたくなりました・・・春の和菓子にもいいでしょう。「深煎りグアテマラ」をベースにして「コロンビア・ロスイドロス」と「グアテマラ・イエローナンス」をブレンドしました。スペシャルティコーヒー20年の積み重ねで、まだまだ新しい魅力の可能性を感じています・・・酸味や苦味を意識させないまろやかな口当たりの魅力、余韻の華やかさ・・・お楽しみください。この季節の定番ブレンドこーひーになってくれるととっても嬉しいです。
2024.03.20
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【コロンビア・ロスイドロス】(200gパック)柔らかでまろやかな口当たりと豊かなコク・・・心地よく華やかな余韻・・・昔から「コロンビア・マイルド」という業界用語があるんですが…そうやって他の産地とは区別されるような素晴らしい魅力がコロンビアにはあるんですね。マイルドな心地よい口当たり、エレガントさを感じるような質感からの余韻に感じる甘さと華やかさが際立っていると思います。今年の「コロンビア・ロスイドロス」は微妙にまろやかさとコクの豊かさが印象的になるようバランス取りました。すっかりお馴染みになった「コロンビア・ロスイドロス」は…毎年毎年素晴らしい円やかさとシルキーマウスフィールでまさに伝説の「コロンビア・マイルド」はこういったことか!と思いつつ…ふた口で飲み干してしまいました。コーヒー好きのみなさんに味わって欲しいコロンビアの伝統的な円やかな美味しさです。ウイラ地区サンアウグスティン ロスカウチョス生産者協会で64の小規模農家の生産になっています。まず、クリーミーマウスフィール、ラウンドマウスフィールと言われる滑らかで円やかな口当たり…さらに透明感が魅力をより際立たせていると思います。そして、ベリーやチェリー、カシス等のフルーツ感から…チョコレートっぽさも感じられ…冷めると、オレンジやトロピカルフルーツ、グレープフルーツのような感じも顔を出して来て、爽やかな余韻を印象的にしていると思います。さらに冷めると、甘く長い余韻が漂って、円やかな口当たりがより魅力的になってくると思います。ゆっくりと寛ぎたい時、お友達とのお茶のひとときに、お気に入りのクッキーやお菓子とともに、こーひーの円やかさが普段の疲れを癒してくれると思います、お楽しみください。コロンビア ウイラ ロスイドロスが正式名称です。(Colombia Huila Los Idolos)生産者: サンアウグスティン ロスカウチョス生産者協会*64の小規模農家からなります。標高:1600-1900m 品種:カツーラ、ティピカ 生産処理:水洗式 乾燥:天日乾燥シェードツリー:シェードツリーを多用した農園 収穫:メインクロップ 10-12月農園面積:平均2ha/軒品種: カツーラ種主体、ティピカ種栽培地: ウイラ サンアウグスチン地区 標高: 1,600-1,900m収穫時期: 10月から12月 (メインクロップ) 5月から7月(フライクロップ)生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥(ハウス内のパティオ乾燥)シェードツリー: シェードツリーを多用、 14の生産者がRA認証を受けている。生産者: サンアウグスチン ロス・カウチョス生産者組合加盟の64の小規模生産者農園面積: 約2ha (農家一軒あたり)コロンビアは、FNC主導の世界第三位の生産国ですが、スペシャルティコーヒーに関しては、近年COEのコロンビアが登場してはおりますが、それ以外には、安定し、かつ素晴らしい品質のコーヒーは非常に少ないのが現状です。高品質コーヒーを産出することで知られるウイラの生産地域は、サンアウグスチン遺跡に近く、この遺跡は現在墓地のみが残るだけになってしまいましたが歴史的なトピックです。「ロス・イドロス」は、弊社のパートナーであるカラべラ社(コロンビアの高品質コーヒーに特化した輸出業者)が日本向けに選抜したオリジナルロットです。カラベラ社は、ウイラ、トリマ、カウカ、ナリーニョなどで活動しておりますが、品質志向の農家と長期的視点で関係を構築し、買付を行っております。彼らとパートナーシップを結ぶ農家は、品質志向、ビジネス志向が高く、中には他の農家への技術的指導を行う者もおります。しかしながらコーヒーの売買(乾燥パーチメント)においては、歩留り、生豆外観、欠点、水分値、水分活性の基準、カッピングによる格付けを満たさねば、彼らの商品として売買できない仕組みを徹底しております。ロス・イドロスはウイラに位置し、2001年に発足した64の小規模生産者から成る生産者組合です。加盟の生産者は高品質コーヒー生産に熱心に取り組み、またグループで高品質コーヒー生産の為の、生産処理工程の標準化にも取り組んでいます。10年前のコーヒー価格が最安値となった「コーヒー危機」の際、コカ等の不法な作物を栽培し、収入を得ていた生産者がおりましたが、同組合では、2002年以来全ての不法な作物を除去し、高品質コーヒー生産の取り組みを始めました。徐々にその成果が出、国内市場価格の35-50%のプレミアムを得るまでになり、生産者の生活向上に繋がりました。2006年に同組合はフェアートレード認証を得ました。オレンジ等柑橘系風味、豊富な甘みとクリーンさが心地よいコロンビアコーヒーです。
2024.03.19
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プロのつぶやき1254「コロンビア・ロスイドロス、やまぶき、深煎りグアテマラ、バークレー・ロースト、深煎りコロンビア」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。さらに、コンビニ払いと代引きも使えるようになりました。3月半ば、今週はようやく春らしい陽気になってきて、身体も気持ちもほぐれてくる感じです。孫の卒園式が終わって、4月には入学式です。息子二人の保育園や小学校入学の頃を思い出しますが、今は孫の成長が嬉しいです。先日、仕事終わって根津へひとっ飛び、20年来の経営者仲間4人で久々に食事・呑み会してきました。コロナの時の危機や最近の話しで盛り上がって、帰りは終電・・・独立してからの苦労をお互い知っているので話しが噛み合って弾みました。プライベートのあれこれもスパイスになります、楽しかった。日本酒メインの小さな和食屋さんだったのですが・・・若い女将の勧めるお酒が柔らかな酒質で、繊細なものから順番にコクや酸が変わって行って、リズムよくいい流れで呑みすぎました(笑)そうそう、少し早く着いたので、根津神社から談志師が生前お住まいだったマンションまで散歩して偲びました・・・根津神社は10年くらいぶりだったかな。そんなこんなで・・・桜やミモザのきれいな春に向けて2種類のこーひーと・・・新しいロットになって少し値上げになる3種類のこーひーのご紹介です。コロンビアマイルドの魅力に溢れる「コロンビア・ロスイドロス」・・・春から夏に向けての新作ブレンド「やまぶき」・・・そして200g袋500g袋と値上げになる「深煎りグアテマラ」「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」です。相変わらずのコーヒー相場の高騰と円安の影響が大きく、仕入が上がった新しいロットを使い始めた「深煎りグアテマラ」「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」の3種類が・・・1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)と値上げになります。心苦しいのですが、精一杯最小限の値上げになっています、ご理解をよろしくお願いします。【コロンビア・ロスイドロス】(200gパック)柔らかでまろやかな口当たりと豊かなコク・・・心地よく華やかな余韻・・・昔から「コロンビア・マイルド」という業界用語があるんですが…そうやって他の産地とは区別されるような素晴らしい魅力がコロンビアにはあるんですね。マイルドな心地よい口当たり、エレガントさを感じるような質感からの余韻に感じる甘さと華やかさが際立っていると思います。今年の「コロンビア・ロスイドロス」は微妙にまろやかさとコクの豊かさが印象的になるようバランス取りました。すっかりお馴染みになった「コロンビア・ロスイドロス」は…毎年毎年素晴らしい円やかさとシルキーマウスフィールでまさに伝説の「コロンビア・マイルド」はこういったことか!と思いつつ…ふた口で飲み干してしまいました。コーヒー好きのみなさんに味わって欲しいコロンビアの伝統的な円やかな美味しさです。ウイラ地区サンアウグスティン ロスカウチョス生産者協会で64の小規模農家の生産になっています。まず、クリーミーマウスフィール、ラウンドマウスフィールと言われる滑らかで円やかな口当たり…さらに透明感が魅力をより際立たせていると思います。そして、ベリーやチェリー、カシス等のフルーツ感から…チョコレートっぽさも感じられ…冷めると、オレンジやトロピカルフルーツ、グレープフルーツのような感じも顔を出して来て、爽やかな余韻を印象的にしていると思います。さらに冷めると、甘く長い余韻が漂って、円やかな口当たりがより魅力的になってくると思います。ゆっくりと寛ぎたい時、お友達とのお茶のひとときに、お気に入りのクッキーやお菓子とともに、こーひーの円やかさが普段の疲れを癒してくれると思います、お楽しみください。コロンビア ウイラ ロスイドロスが正式名称です。(Colombia Huila Los Idolos)生産者: サンアウグスティン ロスカウチョス生産者協会*64の小規模農家からなります。標高:1600-1900m 品種:カツーラ、ティピカ 生産処理:水洗式 乾燥:天日乾燥シェードツリー:シェードツリーを多用した農園 収穫:メインクロップ 10-12月農園面積:平均2ha/軒品種: カツーラ種主体、ティピカ種栽培地: ウイラ サンアウグスチン地区 標高: 1,600-1,900m収穫時期: 10月から12月 (メインクロップ) 5月から7月(フライクロップ)生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥(ハウス内のパティオ乾燥)シェードツリー: シェードツリーを多用、 14の生産者がRA認証を受けている。生産者: サンアウグスチン ロス・カウチョス生産者組合加盟の64の小規模生産者農園面積: 約2ha (農家一軒あたり)コロンビアは、FNC主導の世界第三位の生産国ですが、スペシャルティコーヒーに関しては、近年COEのコロンビアが登場してはおりますが、それ以外には、安定し、かつ素晴らしい品質のコーヒーは非常に少ないのが現状です。高品質コーヒーを産出することで知られるウイラの生産地域は、サンアウグスチン遺跡に近く、この遺跡は現在墓地のみが残るだけになってしまいましたが歴史的なトピックです。「ロス・イドロス」は、弊社のパートナーであるカラべラ社(コロンビアの高品質コーヒーに特化した輸出業者)が日本向けに選抜したオリジナルロットです。カラベラ社は、ウイラ、トリマ、カウカ、ナリーニョなどで活動しておりますが、品質志向の農家と長期的視点で関係を構築し、買付を行っております。彼らとパートナーシップを結ぶ農家は、品質志向、ビジネス志向が高く、中には他の農家への技術的指導を行う者もおります。しかしながらコーヒーの売買(乾燥パーチメント)においては、歩留り、生豆外観、欠点、水分値、水分活性の基準、カッピングによる格付けを満たさねば、彼らの商品として売買できない仕組みを徹底しております。ロス・イドロスはウイラに位置し、2001年に発足した64の小規模生産者から成る生産者組合です。加盟の生産者は高品質コーヒー生産に熱心に取り組み、またグループで高品質コーヒー生産の為の、生産処理工程の標準化にも取り組んでいます。10年前のコーヒー価格が最安値となった「コーヒー危機」の際、コカ等の不法な作物を栽培し、収入を得ていた生産者がおりましたが、同組合では、2002年以来全ての不法な作物を除去し、高品質コーヒー生産の取り組みを始めました。徐々にその成果が出、国内市場価格の35-50%のプレミアムを得るまでになり、生産者の生活向上に繋がりました。2006年に同組合はフェアートレード認証を得ました。オレンジ等柑橘系風味、豊富な甘みとクリーンさが心地よいコロンビアコーヒーです。1620円/200gパック(税込)【やまぶき】(200gパック)春から初夏にかけての新作ブレンド「やまぶき」です・・・「コロンビア・ロスイドロス」を使ったブレンドを考えて、ちょうど「グアテマラ・イエローナンス」もあるので・・・淡い黄色のイメージの味わいにしようと思いました、なかなかのお気に入りに仕上がりました。まろやかな口当たりから、きれいで華やかなときめくような味わい・・・フローラルや柑橘系の余韻が軽やかです、やさしい甘さが長く残って柔らかな印象になって・・・春から初夏にぴったりでしょう。きれいでやさしい味わいでありながら・・・深煎りグアテマラが酸味を包み込んで、まろやかな親しみやすい味わいになっていると思います。フルーツ系やムース系のスイーツにぴったりだと思います、シャルロットオポワールやオレンジと一緒に楽しみたくなりました・・・春の和菓子にもいいでしょう。「深煎りグアテマラ」をベースにして「コロンビア・ロスイドロス」と「グアテマラ・イエローナンス」をブレンドしました。スペシャルティコーヒー20年の積み重ねで、まだまだ新しい魅力の可能性を感じています・・・酸味や苦味を意識させないまろやかな口当たりの魅力、余韻の華やかさ・・・お楽しみください。この季節の定番ブレンドこーひーになってくれるととっても嬉しいです。1620円/200gパック(税込)【深煎りグアテマラ】(200gパック、500gパック)さかもとこーひー開店以来の人気こーひーで・・・10年20年この「深煎りグアテマラ」しか飲まないご常連も多いです。しかし、時々リニューアルしています。深煎りでも強い苦味は避けて・・・クリーンで華やかさがあって、余韻の長い・・・さかもとこーひーのベースになっているこーひーです。毎年深煎りにして魅力的になるようなグアテマラを使っています。ダークチョコレート…滑らか円やかな深煎り…グアテマラの余韻の華やかさ…ハニーライクなフローラル感…冷めてからのジューシー感が魅力的だと思います。勿論、明るいきれいな味わいです・・・そして、以前よりもよりやわらかな口当たりで親しみやすい味わいになりました。最近増えている深煎り好きのみなさんにも喜んでいただけると思います。もっと、ダークでビターな深煎りがお好み方は「バークレーロースト」をお勧めします。普段の暮らしの中のこーひーとして…こーひーだけでも…食後のこーひーとしても…パンやお菓子と一緒に…チョコレートには勿論、アイスクリームにもとっても良く合いますから…チョコレートアイスだったらほんとドンピシャですね。クリームにも合いますので…ショートケーキやシュークリーム、ロールケーキにハード系のパンに菓子パンとなんでもいけそうですね…お楽しみください。余談ですが…この火力より少し強めると微妙に焦げが出てきて…まぁ、普通分からないと思いますが…ざらついた舌触り、滑らかさが欠けてきます…もっと焦げると、舌を刺すような不快な苦味になってきます…僕がよく言う焦がしちゃった深煎りになってしまいます。深煎りでも明るい後味のキレが良いのが魅力だと思いますし…大切だと思います。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)【バークレーロースト】(200gパック、500gパック)発売して2年で深煎り人気No1になって・・・すっかりさかもとこーひーの定番深煎りこーひーとしておなじみになりました。(卸先でも使ってくださるカフェが増えています)深煎りのご要望に応えてよりダークに焙煎した「バークレーロースト」です。深煎りに向いているグアテマラの中でも、さらにダークにして魅力的になるグアテマラを使っています。クリーンで焦げなく・・・ダークでビターなチョコレート・・・ヴァニラを思わせる甘さ・・・柔らかで円やかな口当たり・・・グアテマラを使ったので、グアテマラのハニーライクと言われるキャラからくるんでしょう、冷めた余韻にはカラメルやヴァニラにフローラル感が重なって長い余韻がご機嫌です・・・ヴィンテージのバーボンをストレートでゆっくりと飲んだ時のグラスの底から立ち昇るヴァニラやフローラル感を思い出しました。酸味が無いって感じるくらいにダークな味わいの奥に隠れています。カッピングした時からとっても機嫌が良くて・・・次々とこれからの深煎りの可能性を感じて、ブレンドでもあちこちで活躍しています。柔らかな口当たりで、酸味を感じず、上質なダークさ苦味、余韻の華やかなフローラル感・・・酸味の苦手な方にも、深煎り好きな方にもお勧めします。冷めてからの柔らかな甘さがダークな味わいを引き立てています。20年くらい前にスペシャルティコーヒーに出会って・・・すぐにアメリカのSCAAカンファレンスに飛んで行きました・・・その際ピーツコーヒーのバークレー工場を見学できました。ピーツコーヒーはスターバックス創業者が憧れたお店で・・・その焦げの無い強い深煎りに驚いたものでした。そのバークレーでの印象の強さからインスパイアされた今回の深煎りなので「バークレー・ロースト」とネーミングしました。ドイツ製プロバット焙煎機の焦げずらい熱の伝わり方を活かして・・・深煎りに進行する工程でこれ以上強めると焦げてしまう火力を見つけて・・・焦げる寸前、ぎりぎりの火力でぐーっとダークに深煎りに持っていってます。ざらついた焦げ味のない、冷めてもクリーンでダークな魅力をお楽しみください。さかもとこーひーは通常より豆の量を少なめにと伝えていますが・・・このような深煎りは少し多めにして、濃いめに淹れると魅力を堪能出来ると思います。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)【深煎りコロンビア】(200gパック、500gパック)まろやかで豊かなコクの深煎り「深煎りコロンビア」です・・・長く定番の深煎りです。「バークレーロースト」と同じように焦げないぎりぎりの火力でダークに焙いて、ビター感ロースト感をより前にだして印象的に仕上げるというものです。ダークでありながらコロンビアのマイルド感を生かしてまろやかで親しみやすい深煎りの魅力になっています。コロンビアの円やかなコクを生かし…ビター感やロースト感をだしつつ…円やかさ奥行きを感じるコク、きれいな余韻にビターチョコレートとカシス等の黒っぽいフルーツ感が魅力的になるよう仕上げました…豊かな味わいの深煎りこーひーになっていると思います。朝に昼に夕に…食後に、デザートと一緒に…たまにはアイスこーひーでも…毎日の暮らしをさりげなくご機嫌にしてくれると思います、お楽しみください。シングルオリジンとして、様々なブレンドでと活躍しています・・・これで、深煎りブレンドの可能性も広がってきました…これからも、スペシャルティコーヒーの深煎りの魅力の可能性をどんどん広げていこうと思ってます。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.03.15
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プロのつぶやき1253「調理定年とタイパの時代」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。さらに、コンビニ払いと代引きも使えるようになりました。3月になっても冷え込む毎日で、なんと金曜朝は雪まじりの朝、2℃でした・・・思い出したのが、小学校5年だったか6年だったか、3月に30cmの大雪で、授業止めて校庭で雪合戦したことでした、56年前?そんな寒かった今週、夜はNHKBSの「舟を編む」3回目でさらに盛り上がってきて・・・リズム・メロディ良く、余韻も心地よく、ユーモアも程よく・・・思わず1.2.3と観返して、映画の「舟を編む」まで観返してしまいました。映画とは設定年代が違い、主役も上手く変えて、違いがわかって楽しいです。まぁ池田エライザがお気に入りってこともありますが(笑)辞書や言葉の世界がいきいきとしてきました。そんなこんなで・・・セブンイレブン「セブンカフェ」の10円値上げと、新しいスタイルの店舗のニュースが目に止まりました。まぁ、生豆や消耗品・包材・物流の高騰は自営レベルのさかもとこーひーでも身にしみていますが、セブンイレブンのような大きな会社でも同じなんだなぁーと納得です・・・そうしたら、セブンイレブンのコンビニとスーパーの間のような新しいスタイルの店舗の記事が出ていました。少子高齢化が進むなか、近い将来、3人に1人が65歳以上になり・・・家族のために食事をつくるのが当たり前というルーティンから解放される「調理定年」を迎える人が増えているそうです。まさに、自分がその世代・・・老夫婦ふたり暮らしになって・・・-かみさんが夕食作るのが大変になっていることと、夕食は軽くでよくなっていることで、坂本はご飯と上質な昔ながらの海苔・佃煮・梅干し・沢庵等々とたまに少しの肉魚があれば良いのでご飯だけあればOK、かみさんは元々少食なので、自分の夕食と翌日のお弁当分だけ作ることになっている「調理定年」世代です。子育てしていた若い頃とは全く違ってきました・・・作る量、食べる量、意欲・・・想像できなかったですねー、揚げ物は全くしないですしね。まぁ元々大食漢だったので、落差が大きいです・・・食事会やワイン会でも食べる量呑む量が減ってきて、人並み?になってきました(笑)一方、若い世代では共働きが増え、調理に時間をかけない「タイパ料理」の需要が高まっているそうで、タイムパフォーマンスの略だそうです、知りませんでしたがそれが現実なんでしょう。若い世代は料理に掃除・洗濯・家事と二人で上手に分担するのは当たり前で・・・長男夫婦を見ていても協力しあってますね。一方、リタイアしている友人夫婦は、奥さんいないと家が回らないのが一般的で・・・我々世代は戦後10年経って生まれた戦争を知らない世代で、三無主義と言われたし、学校では男女平等になってきていたんですが・・・まだまだ古い慣習が染み付いています。忙しい毎日ですから、ゆったりゆとりのある暮らし・ひと時がより求められますね・・・何気ない普段のひと時に寄り添えるこーひーでありたいと思います。まぁ、さかもとこーひーは昔の自家焙煎店が勧めていた手挽きミルやハンドドリップは勧めないで・・・簡便な電動のプロペラミルやコーヒーメーカー、カフェプレスで美味しくなると言ってますし・・・コーヒーバッグも増やしてきて・・・手間なくこーひーのある日常・暮らしを伝えてきました。勿論、手挽きミルで挽いたり、ハンドドリップしている時間が楽しいというのはわかりますし、さかもとこーひーのご常連にもいらっしゃいます。しかし「コーヒーは淹れるもではなくて、飲むものだ」とも言っていて・・・淹れる楽しみよりも、味わう楽しみや、コーヒーのあるゆったりとした時間がいいなぁーと思っています。(もっとも、カフェや自家焙煎店は淹れ方の情報発信ばかりで、50年前と変わらないなぁ~と飽きれています!)年々コーヒーバッグの売上が増えていますが・・・コーヒーバッグだけ買われる方、豆や粉とコーヒーバッグを両方買われる方といらっしゃいます・・・簡便で手間かからず、クオリティはきちんとしているので使い勝手良いのでしょう。実際、我が家ではさすがにコーヒーは豆挽いてプレスで淹れていますが、お茶と紅茶はティーバッグ、ただしクオリティは良いものです。昔はティーバッグなんて目の敵にしていましたが・・・ティーバッグでマグカップたっぷりと美味しい紅茶や緑茶淹れるのは手間かからず、ゆったりとしたいい時間です。21世紀になって20年以上過ぎて、時代は進み・・・消費も変化していっているので・・・この変化をしっかり感じて、自店の品揃えやスタイルの参考にしようと思っています。時代が変わり、価値観やライフスタイルが変わっても・・・コーヒーの魅力は変わらないものがあるので・・・不易流行、変わらない魅力を暮らしの変化に合わせてお届けしていきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.03.10
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プロのつぶやき1251「まあ、人のやることには興味ないですから・・・。」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。春の陽気でほっくりしていたら、金曜の朝は3℃土曜日は1℃で、今朝日曜も冷えています、手袋しました。「はじまりの春」「桜ぼんぼりカフェ」「ミモザカフェ」が発売になって、先月からの「花かすみ」もありますので・・・さかもとこーひーは春いっぱいで、今週からぐっと忙しくなっています。金曜の夕方本店に長年のご常連夫妻がいらして・・・試飲の「はじまりの春」を飲んで、奥さんが「まろやか~」とひと言・・・「最近微妙にまろやかなテイストにしているんです」とお答えしました、お客さんのひと言はさかもとこーひーの味つくりの宝です。毎晩布団に入ったら山本夏彦翁の「最後の波の音」読んでまして・・・とっても気持ちが落ち着くなんです。で、昨晩も読んでいたら、来年70歳になるとあって・・・なんとこの文章は69歳の時なんだと、随分と老成した内容で・・・今年69歳になる自分は幼いなぁーと感じ・・・まだまだ先が楽しみになりました(笑)そんなこんなで・・・YouTubeは毎晩観て楽しんでますが・・・テニス、ボクシング、プロ野球その他かな・・・コーヒー関連は全く観ませんし、業界誌も全く見ません。SNSで上がってくるのをチラ見するくらいですね。まぁ、自分がそれだけ歳とったということもあるでしょうが・・・・お陰さまでこの20数年スペシャルティコーヒーの時代になって、農産物として優れた素材を自由に使えるようになったので、後は焙煎やブレンドで常連さんに喜んでもらえる味作りをするだけだから、業界や他店のやることには興味がありません。そうそう、サンクオピエさんが23周年を迎えたそうです・・・おめでとうございます。23周年コースのブレンドも作りました。シェフがブログで「まあまあ元気でやっております。まあ、だいぶくたびれてきましたけどね、、。(笑)日々、疲れをためると本当にきつくなってきたので、ぼちぼちとのんびりやらせていただきたく、よろしくお願いします」シェフ64歳だそうで・・・会うと「仕事減らして、無理しないで!」と伝えています。シェフの料理がますます円熟してきたと感じているので、コンデション整えて、のんびりと長く楽しませて欲しいものです。疲れをためないのが大切ですね、坂本もセミリタイアへ向けて準備しています。イマジネーションや経験、一瞬の集中力はまだまだ衰えませんが、疲れやすいのは受け入れています。「 私は最近のフレンチ(あまり食べに行ってはいないんですが、ネットや専門料理などで見たりする)が、なんだか何を食べているのかよくわからないような料理が多くて閉口します。パッと見て何の料理だかよくわからないような料理が多すぎると思ってます。上手に焼いた肉や魚と付け合わせの野菜に美味しいソース以上!これで良いんじゃないの?というのが、私の考えなんですけどね。日々お客様の反応を見ていても、シンプルなものでも上手にできていれば喜んでいただけるようです。まあ。人のやることには興味ないですからいいけどね、、。」と書いてました。全く同感です・・・さかもとこーひーも、素晴らしい素材が使えれば、業界の流行りとかは関係無いです。気がつくと業界の流れからは全く離れた店になっていますが・・・地味ながら31年になっても毎年微増して、親子が食べていけますから十分です。それと人が美味しいと感じる感覚は本質的にそうは大きく変わらないと思っています。なので、トレンドとかムーブメントは美味しさの本質とは違っていると思っていますし・・・要は流行りに乗って売上上げたいだけだろうと思ってしまいます。儲けたいなら、カフェや自家焙煎店はしないことが第一歩です。同じエネルギーをもっと儲かる業種に使ったほうが良いです。まあ。人のやることには興味ないですからいいですけどね。お客さんの好みや暮らしにどうマッチするかにフォーカスしています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.02.25
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【タンザニア・ムベヤ】(200gパック、500gパック)すっきり爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。ケニアはボリューム感が魅力的ですが・・・タンザニア・ムベヤは軽やか華やかなな魅力ですので、親しみやすいと思いますので、お勧めしやすいですし・・・ギフトにもお勧めです。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・500gのお得パックを用意しました。「タンザニア・ムベヤ」はクオリティや魅力が際立っているし、人気なのに数年前まで割安に仕入れられました。しかし、毎年仕入れ価格が高騰し、今回最低限の値上げをさせていただきます、ご理解ください。(それでも、まだまだお値打ちなこーひーだと思います。)【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。
2024.02.23
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【ミモザカフェ】(200gパック)ダークな味わいと爽やかでキレの良さが人気の春の深煎りブレンド・・・華やかな余韻が春の息吹き、生き生きとした魅力になっていると思います。ベースになっている「深煎りエルサルバドル」が春らしい円やかで爽やかな味わいをつくり・・・「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」がまろやかなこくとキレの良さを出して・・・人気の深煎りブレンドになっています。こちらは、19年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが5年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…やさしい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。
2024.02.22
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【桜ぼんぼりカフェ】(200gパック)22年目の桜ぼんぼりカフェ・・・春らしい香りにまろやかな甘さを感じるように少しリニューアルしました。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいるから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう22年目になります。まず、春らしい香りとやさしい味わい・・・優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「ブラジル」…「モカ・イルガチェフェ」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。
2024.02.21
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【はじまりの春】(200gパック)春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・いきいき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力、甘さに包まれた円やかさ・・・おかげさまで4月に6周年を迎えるおゆみ野店の6周年記念ブレンドです。1年ぶりに飲んだら・・・まろやかな味わいに春の雰囲気を添えて、こういうブレンドだったのかと新鮮な印象を受けました、自分のブレンドなんですけどね(笑)「深煎りコロンビア」を微妙にバージョンアップしているのが良い結果になったようです。まろやかな味わいと華やかな香りと余韻・・・ベースは「深煎りコロンビア」でそこに「グアテマラ・イエローナンス」と「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」で、より甘さや円やかさにフォーカスしながら、春のフローラル感やフルーツ感の魅力をブレンドしました。春の柔らかな日差し・・・円やかでやさしい口当たり・・・いきいき明るい印象・・・余韻の穏やかな甘さ・・・をお楽しみください。上質でエレガントな印象・・・まろやかさと華やかさ・・・柔らかで穏やかな口当たり・・・フルーツ感と甘さの心地よさ・・・スイートシトリック柑橘系の甘さとフローラルな余韻・・・冬が終わって春に向かい、身も心もほぐれて、明るさを感じるイメージです。「はじまりの秋」は60歳になって・・・これから人生の秋がはじまるというブレンドで(今年69才になります、早いものです。)・・・「はじまりの春」は、本店店長に次男、おゆみ野店店長に長男がなって・・・それぞれが新しいさかもとこーひーを積み重ねて行くスタートの春を記念したブレンドです。二人ともキャリアを積み重ねて、任せることが増えています。勿論、さかもとこーひーのブレンドですので・・・春のケーキや和スイーツにもぴったり・・・色とりどりのマカロンにもお勧めです。さかもとこーひーの「はじまりの春」をお楽しみください。
2024.02.20
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【グアテマラ・イエローナンス】(200gパック)円やかなコーヒー感と豊かな味わい・・・口いっぱいに広がるフローラル、フルーツ感・・・際立った個性の魅力「グアテマラ・イエローナンス」です。さかもとこーひーがグアテマラの最高峰農園だと思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」・・・その「イエローナンス」という黄色く熟す品種です。さかもとこーひーでも根強い人気でリピートがとっても多いこーひーですが・・・その世界的な人気の高さと限られた生産量から入手困難な豆で、値上がりし続けて・・・さらにコーヒー相場高騰と円安で仕入れ価格が上がってしまいましたが、なんとか値上げしないでお届けします。エレガントでシルキー上品な口当たり・・・華やかな余韻の魅力・・・冷めると次々と感じられるフローラル、シトリック、チェリー等々・・・お問合せやリピートが多い・・・黄色く熟す品種特有の華やかさにまろやかな甘さが重なって、際立つ魅力になっている「グアテマラ・イエローナンス」です。冷めると円やかさがより心地よく、華やかな長い余韻が嬉しいです。余韻の甘さは和三盆にフルーツ感が重なったような上質で魅力的なものに感じます。最初から、黄色いキャラが印象的で・・・クリーミー&シルキーな口当たり・・・エレガントという言葉が自然に浮かぶ魅力・・・フローラル、シトリック、チェリー、フランボワーズ、アプリコットと次々と押し寄せる魅力・・・ブライトと呼ばれる明るく華やかな印象・・・冷めてからの円やかさと甘さとフローラル感・・・リピートがとても多いのが納得です・・・他のこーひーとの違いが際立っているからでしょう。本店店長が3回訪問して・・・さかもとこーひーが世界で一番だと勝手に思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」ですが・・・その中でも一番のリピートがあるのがこの「グアテマラ・イエローナンス」なんです。本店店長の息子をコロナ前に3年連続でグアテマラの「エルインヘルト農園」に訪問させましたが、農園主のアギーレさんに農園の奥深いエリアまで案内して頂いたようです。その時に…このイエローナンスのネーミングの説明を聴いたそうで…それは、メキシコ原産のナンスという黄色の果物があって、農園には古くからある黄色く熟すコーヒーの品種があり、それが何という品種か分からないために「イエローナンス」とインヘルト農園で呼ぶようになったそうです。インポーターからの説明では…イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイということですが…それだけでは無いようです。冷めてからの明るい印象やまろやかでシルキーな口当たりは「エルインヘルト農園」の土壌栽培収穫精選といった全ての工程のレベルの高さが伝わってきます。しかし、この「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」は黄色く熟す品種なので、赤く熟す品種よりも熟度を見分けづらいんです。その黄色く熟す品種で…見事に揃った熟度が伝わってくるブレの無い味わい、甘さ…素晴らしい農園だと感じます。農園名:エル・インヘルト・ウノ農園農園主:アルトゥロ アギーレエリア:ウエウエテナンゴプロセス:フリィウォッシュド品種:イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイ標高:1,500-2,000m認証:レインフォレスト・アライアンス認証エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28℃と冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。イエローナンスはこのうち、イエローカトゥーラとイエローカトゥアイの二品種(どちらも黄色の実がなります)をブレンドしたコーヒーです。
2024.02.19
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プロのつぶやき1250「グアテマラ・イエローナンス、はじまりの春、桜ぼんぼりカフェ、ミモザカフェ、タンザニア・ムベヤ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。2月半ばなのに、ぽかぽか陽気が続いている千葉です。お正月に水を抜いた膝の調子が良くなってきたので、自宅近所にできたchocoZAPに入りました。根性世代なので、年取っているのについつい限界まで身体を痛めつけないとトレーニングした感じがしないのですが・・・chocoZAPなら15分20分軽く動くにはちょうど良いかと思いました、仕事帰りに寄れる場所なのもいいです。そうそう、常連さんのお宅で久々にこーひーレッスンしました・・・坂本と同世代の女性5名、サンドイッチとケーキとチョコレートを用意してくださって・・・桜ぼんぼりカフェ、陽だまり、花かすみを順番に淹れて・・・2時間和やか賑やかにお喋りが弾みました。コロナ禍でなかなかできませんでしたが、やはり楽しいです。そんなこんなで・・・明るい陽射しとぽかぽかな陽気が嬉しい春に向けての4種類のこーひーと・・・新しいロットになって少し値上げになった「タンザニア・ムベヤ」のご紹介です。名門エルインヘルト農園の「グアテマラ・イエローナンス」・・・おゆみ野店6周年記念ブレンド「はじまりの春」・・・春の香りに心地よい甘さを感じやすくバージョンアップ「桜ぼんぼりカフェ」・・・まろやかな春の深煎り「ミモザカフェ」・・・人気のキリマンジャロ「タンザニア・ムベヤ」・・・お楽しみください。【グアテマラ・イエローナンス】(200gパック)円やかなコーヒー感と豊かな味わい・・・口いっぱいに広がるフローラル、フルーツ感・・・際立った個性の魅力「グアテマラ・イエローナンス」です。さかもとこーひーがグアテマラの最高峰農園だと思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」・・・その「イエローナンス」という黄色く熟す品種です。さかもとこーひーでも根強い人気でリピートがとっても多いこーひーですが・・・その世界的な人気の高さと限られた生産量から入手困難な豆で、値上がりし続けて・・・さらにコーヒー相場高騰と円安で仕入れ価格が上がってしまいましたが、なんとか値上げしないでお届けします。エレガントでシルキー上品な口当たり・・・華やかな余韻の魅力・・・冷めると次々と感じられるフローラル、シトリック、チェリー等々・・・お問合せやリピートが多い・・・黄色く熟す品種特有の華やかさにまろやかな甘さが重なって、際立つ魅力になっている「グアテマラ・イエローナンス」です。冷めると円やかさがより心地よく、華やかな長い余韻が嬉しいです。余韻の甘さは和三盆にフルーツ感が重なったような上質で魅力的なものに感じます。最初から、黄色いキャラが印象的で・・・クリーミー&シルキーな口当たり・・・エレガントという言葉が自然に浮かぶ魅力・・・フローラル、シトリック、チェリー、フランボワーズ、アプリコットと次々と押し寄せる魅力・・・ブライトと呼ばれる明るく華やかな印象・・・冷めてからの円やかさと甘さとフローラル感・・・リピートがとても多いのが納得です・・・他のこーひーとの違いが際立っているからでしょう。本店店長が3回訪問して・・・さかもとこーひーが世界で一番だと勝手に思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」ですが・・・その中でも一番のリピートがあるのがこの「グアテマラ・イエローナンス」なんです。本店店長の息子をコロナ前に3年連続でグアテマラの「エルインヘルト農園」に訪問させましたが、農園主のアギーレさんに農園の奥深いエリアまで案内して頂いたようです。その時に…このイエローナンスのネーミングの説明を聴いたそうで…それは、メキシコ原産のナンスという黄色の果物があって、農園には古くからある黄色く熟すコーヒーの品種があり、それが何という品種か分からないために「イエローナンス」とインヘルト農園で呼ぶようになったそうです。インポーターからの説明では…イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイということですが…それだけでは無いようです。冷めてからの明るい印象やまろやかでシルキーな口当たりは「エルインヘルト農園」の土壌栽培収穫精選といった全ての工程のレベルの高さが伝わってきます。しかし、この「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」は黄色く熟す品種なので、赤く熟す品種よりも熟度を見分けづらいんです。その黄色く熟す品種で…見事に揃った熟度が伝わってくるブレの無い味わい、甘さ…素晴らしい農園だと感じます。農園名:エル・インヘルト・ウノ農園農園主:アルトゥロ アギーレエリア:ウエウエテナンゴプロセス:フリィウォッシュド品種:イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイ標高:1,500-2,000m認証:レインフォレスト・アライアンス認証エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28℃と冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。イエローナンスはこのうち、イエローカトゥーラとイエローカトゥアイの二品種(どちらも黄色の実がなります)をブレンドしたコーヒーです。2160円/200gパック(税込)【はじまりの春】(200gパック)春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・いきいき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力、甘さに包まれた円やかさ・・・おかげさまで4月に6周年を迎えるおゆみ野店の6周年記念ブレンドです。1年ぶりに飲んだら・・・まろやかな味わいに春の雰囲気を添えて、こういうブレンドだったのかと新鮮な印象を受けました、自分のブレンドなんですけどね(笑)「深煎りコロンビア」を微妙にバージョンアップしているのが良い結果になったようです。まろやかな味わいと華やかな香りと余韻・・・ベースは「深煎りコロンビア」でそこに「グアテマラ・イエローナンス」と「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」で、より甘さや円やかさにフォーカスしながら、春のフローラル感やフルーツ感の魅力をブレンドしました。春の柔らかな日差し・・・円やかでやさしい口当たり・・・いきいき明るい印象・・・余韻の穏やかな甘さ・・・をお楽しみください。上質でエレガントな印象・・・まろやかさと華やかさ・・・柔らかで穏やかな口当たり・・・フルーツ感と甘さの心地よさ・・・スイートシトリック柑橘系の甘さとフローラルな余韻・・・冬が終わって春に向かい、身も心もほぐれて、明るさを感じるイメージです。「はじまりの秋」は60歳になって・・・これから人生の秋がはじまるというブレンドで(今年69才になります、早いものです。)・・・「はじまりの春」は、本店店長に次男、おゆみ野店店長に長男がなって・・・それぞれが新しいさかもとこーひーを積み重ねて行くスタートの春を記念したブレンドです。二人ともキャリアを積み重ねて、任せることが増えています。勿論、さかもとこーひーのブレンドですので・・・春のケーキや和スイーツにもぴったり・・・色とりどりのマカロンにもお勧めです。さかもとこーひーの「はじまりの春」をお楽しみください。1620円/200gパック(税込)【桜ぼんぼりカフェ】(200gパック)22年目の桜ぼんぼりカフェ・・・春らしい香りにまろやかな甘さを感じるように少しリニューアルしました。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいるから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう22年目になります。まず、春らしい香りとやさしい味わい・・・優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「ブラジル」…「モカ・イルガチェフェ」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。1080円/200gパック(税込)【ミモザカフェ】(200gパック)ダークな味わいと爽やかでキレの良さが人気の春の深煎りブレンド・・・華やかな余韻が春の息吹き、生き生きとした魅力になっていると思います。ベースになっている「深煎りエルサルバドル」が春らしい円やかで爽やかな味わいをつくり・・・「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」がまろやかなこくとキレの良さを出して・・・人気の深煎りブレンドになっています。こちらは、19年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが5年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…やさしい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。1080円/200gパック(税込)【タンザニア・ムベヤ】(200gパック、500gパック)すっきり爽やかで華やかな味わいから、まろやかな口当たりが心地よい・・・人気のキリマンジャロです。バランス良くて、軽やかさもあって、長い余韻が香りと共に魅力的で・・・発売以来すっかり定番の人気こーひーに育っている「タンザニア・ムベヤ」です。その人気は「キリマンジャロ」という長く親しまれてきた名前ということもあると思いますが・・・スッキリとしたきれいな味わい、やわらかな口当たりからの華やかな風味、長く続く余韻の魅力もあると思います。飲みやすくて、まろやかで、香りが良くて、豊かな余韻があって・・・多くの常連さんに親しまれるのが納得です。昔から「タンザニア・キリマンジャロ」は人気のコーヒーなんですが・・・少しのレスクリーン、雑味、ざらつきがある豆が多く・・・さかもとこーひーで使えるようなこの「タンザニア・ムベヤ」のようなクオリティがなかなか無いんです・・・勿論、さかもとこーひーの「タンザニア・ムベヤ」はキリマンジャロのトップクオリティです。タンザニアとケニアは華やかさが相通じますが・・・タンザニア・ムベヤは軽やかで優しい味わいが魅力的です。オレンジ系の華やかさに優しい口当たりや甘さでスムースな余韻・・・勿論、その香りや余韻が長く続くところが素晴らしいです。ケニアはボリューム感が魅力的ですが・・・タンザニア・ムベヤは軽やか華やかなな魅力ですので、親しみやすいと思いますので、お勧めしやすいですし・・・ギフトにもお勧めです。冷めると・・・ベリー系のキャラが甘さと共に感じられます・・・スッキリとした余韻の味わいにフローラル感にオレンジやベリーの華やかな甘さが魅力的だと思います・・・優しいオレンジやベリーの余韻がいつまでも心地よいのがいいです・・・お楽しみください。さかもとこーひーのブレンドでもあちらこちらで活躍しています。ご常連のみなさんのリピートが多いこーひーですので・・・500gのお得パックを用意しました。「タンザニア・ムベヤ」はクオリティや魅力が際立っているし、人気なのに数年前まで割安に仕入れられました。しかし、毎年仕入れ価格が高騰し、今回最低限の値上げをさせていただきます、ご理解ください。(それでも、まだまだお値打ちなこーひーだと思います。)【地域】 タンザニア 南部 ムベヤ市域 ムボジ地区【生産者】 イエンガ農業協同組合【グレード】 AB【品種】 ブルボン系統種、ケント種【標高】 1660m【収穫時期】 収穫時期:10~11月【精製方法】 ウォッシュド ・ 100%天日乾燥タンザニアのコーヒーの起源は、1893年にインド洋ブルボン島(現フランス領レユニオン島)から、キリスト教イエズス会宣教師によって伝えられました。日本においては、キリマンジャロの銘柄で長く日本の市場で消費者に親しまれてきました。タンザニアのコーヒー生産は90%が小規模農家(0.5ha~3ha)で、10%が大規模農園によって支えられています。従来は個々農家が手回しのミルで処理をし、自宅のお庭で乾燥していました。結果的に、出来上がるパーチメントコーヒーの品質のバラツキが甚だしく、それがブレンドされ、通常品が出来上がる為、品質の安定性に乏しいのが常となっていました。しかしながら、かつては品質が劣るとされていた南部のコーヒーですが、最近は品質志向が高まり、素晴らしいコーヒーが産出するようになっています。現在では、国内コーヒー生産の50%を南部で占めるまでになりました。特にムベヤ地域は、肥沃な山脈が生み出す特異気候からコーヒー栽培には理想的な環境が整っています。潤沢な降雨量と穏やかな気温が、ゆっくりとチェリーをはぐくみ、昔ながらの豊かなコク、香り高い甘味とバランスする酸を併せ持ったタンザニアコーヒーを生み出しております。今回お届け致しますイエンガ農業協同組合は、南部ムベヤ地域ムボジ地区にあり、北にタンガニーカ湖、南にマラウィ湖に挟まれた水源豊富な環境に位置します。2003年に64名の農家でスタートしました。現在では193名の農家が加盟しています。精製方法は伝統的な水洗方式で行われています。各農家は収穫したチェリーを農協に持込、チェリーの熟度で選別されます。ペンタゴン社のミルで外皮を除去した後、醗酵層で12~24時間掛けてミューシレージ除去を行います。その後、長い水路でミューシレージを綺麗に除去し、同時に比重選別も行います。最後はアフリカンベッドで水分11~12%になるまで撹拌しながら天日乾燥をして完成です。昔ながらのコクと豊かな風味をもつタンザニアコーヒーをお楽しみ下さい。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.02.18
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プロのつぶやき1249「コーヒー生豆状況と今年のさかもとこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。雪に弱い関東に雪が降りましたが、雪と雨の境目が千葉の我が家近辺だったようで、大したことなくすぎました。その火曜日は高評価があちらこちらから伝わってきていた「PERFECT DAYS」を観てきました。店主坂本と同い年の役所広司が演ずる平山の朝起きて、トイレ掃除の仕事して、休憩には木漏れ日をモノクロ写真に撮って、銭湯帰りに一杯やって、本を読んで寝る・・・車では70年代のカセットテープかけて・・・。早起きして、仕事して、お風呂入って、寝る前に本読んで早寝する坂本自身の毎日と重なり・・・70年代から2024年までの時のながれを感じ・・・平山が古本屋で100円の文庫本から買った本が幸田文で、思わずじーんとしてしまいました。自分の中のリアルだった日常なのに、遠い風景に感じました。(この後、毎晩幸田文読みながら寝ています)ストーリー、役者、音楽、画と揺るぎないいい映画でした、また観たいですね・・・それにしても役所広司は上手いですね、共演の柄本時生が柄本明に「役所は上手いぞ」って言われたエピソードを聞きましたが、なんかその上手さが伝わってきました。役所広司が消えて、平山がそこにいるって感じかな。そんなこんなで・・・コーヒー生豆状況と今年のさかもとこーひーです。何回か産地状況をお伝えしていますが・・・昨年契約した生豆の在庫が減ってきて・・・新しいサンプルと見積りが届いてきました。この数年と同様で、相変わらず高騰が続いています。相場は高値安定が続き・・・高品質生豆の高騰と円安の影響も続いています、それに物流費もあります。さかもとこーひーが使っている高品質な生豆は品薄や生産者のコスト高の影響もあります。今年のブラジルとコロンビアはなんとか高騰しないで昨年並みを維持していますが・・・特にエチオピアやインドネシア、グアテマラの高騰が厳しいです。今まで割安だったタンザニアも年々上がってきて・・・今までの価格では無理なレベルになっています。ケニア、エルサルバドル、パナマ、コスタリカは元々高いですが、引き続き安定して高いです。また、スエズ運河の治安悪化に伴い、エチオピアの積出港のジプチ港がほぼ機能できておらず運航停止状態とのことで、入港の遅れが懸念されて・・・それが日本国内での価格に影響しています。なんとも悩ましい話しばかりですが・・・さかもとこーひーは暮らしの中のこーひー、ホームこーひー、ホームタウンこーひーを大切にしていますので・・・仕方なく値上げする豆となんとか維持する豆、最低限の値上げになる豆と分けて・・・常連さん、特にヘビーユーザーの常連さんのご負担を抑えるよう知恵を絞っています。エチオピアやインドネシア、グアテマラ等のシングルオリジンは新しい豆への切り替えで値上げになると思います。ただ、それぞれに他のこーひーは選ばないというお好みの常連さんがいらっしゃいますので・・・500g袋用意して、少しでもお値打ちになるようにします。基本的に他のシングルオリジンも同じような考え方になります。原価が大きく上がるブレンドは最低限の値上げ・・・他のブレンドは今の価格を維持しますので、上手に使い分けてください。ベーシックなブレンドで様々なお好みに添えるよう品揃えしていきます、そしてより美味しさを感じてもらえるよう味作りしていきます。シングルオリジンはその豆の際立つ魅力を生かしていきます、今まで通りの魅力・美味しさを大切にしていきます。ブレンドはまろやかな味わい、心地よい甘さを感じるバランスを大切にして、日常のこーひーの美味しさを大切にし・・・ブレンドごとの個性の違いでお好みで選んでいただけるよう品揃えしていきます。そして、人気のこーひーバッグも豆の高騰、工場での製造費、物流費、消耗品費の高騰の負担が大きいです。まず、品揃えを人気のこーひーバッグとご要望の多い豆に変えていきます。ややこしい話しになってしまいますが・・・日常のこーひーとして、お好みに添えるように品揃えを考え直します。エチオピアやインドネシア、グアテマラ等の際立つだった個性のこーひーは500g袋でお値打ちを対応します。まぁ、今までも同じレベルの生豆を使っている自家焙煎店に比べると30%~40%は価格を抑えていますが(こーひーバッグは40%~50%)・・・さかもとこーひーの常連さんにとってはそれよりも毎月のこーひー代が現実ですので・・・素材選びや焙煎やブレンドで工夫していきます。坂本の興味で増えてきた品揃えを考え直して・・・ベーシックなブレンドでお好みを選べるよう、選びやすいようにすることで、無駄をなくして価格を抑える・・・こんな感じです。(まぁ、在庫を減らし、焙煎・ブレンド等の生産性も上げます)なんとも心苦しいのですが、ご理解をよろしくお願いします。喫茶を仕事にして50年・・・昔はブラジルの霜害があるたびに一晩で価格が急騰しましたし・・・サビ病や台風、内乱とあり、その度に対応してきましたので、今回も同じように今までの経験を生かして対応して・・・暮らしの中の毎日美味しいこーひーを大切にしていきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.02.11
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【ハートバレンタインカフェ】(200gパック)24年目の「ハートバレンタインカフェ」です・・・1974年に「恋はハートで♪」とCMで流れた不二家ハートチョコレートは今年88年だそうです。苦味を抑えたやさしい味わい、ミルクチョコレート感からオレンジとミルクチョコレートの爽やかな余韻へとチョコにもピッタリ、こーひーだけでもやさしい味わいとミルクチョコ感で親しみやすいと思います。今年は「深エルサルバドル」をベースにして、いつもの「ブラジルクラシクス」と「タンザニア・ムベヤ」をブレンドしました。苦くなくて、軽めでまろやか爽やかな味わい・・・冷めるとよりまろやかな魅力が感じやすいです、勿論酸味は隠していて・・・チョコレートの後味をキレよくして、次のひと口を誘います。クリーンで爽やかな口当たり・・・甘さとミルクチョコレートな感じが追いかけて・・・まろやかな口当たりとオレンジのような甘さが余韻となって続きます。さかもとこーひーとチョコレートの相性の良さは年期が入っています、元々お菓子好きチョコレート好きですから…さかもとこーひー開店以来30年間こーひーとチョコレートのご機嫌な相性の魅力を追いかけています。円やか爽やか系で、とってもきれいで上品な味わいに…柔らかな口当たりと甘さが心地よいものとなっています。そして…チョコレートをひと口、そしてハートバレンタインカフェをひと口…チョコレートがグッと魅力的に、そして後味がきれいに、次のひと口へと進みます。少し高級なチョコレートにもピッタリ合うように…華やかさ、円やかさに…柔らかなコクをイメージしてブレンドしました…そして、上品な甘い余韻がご機嫌です。
2024.01.25
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【陽だまり】(200gパック)2024年バージョンで少しチューニングした・・・真冬向けこーひー17年目の「陽だまり」です。少しダークな味わい、深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さが冷え込む日々のこーひーとしてぴったりだと思います。風の無いよく晴れた冬の日、窓辺でお気に入りのチョコレートと一緒に和む…そんなあったか~い美味しさをイメージしました。真冬の寒さに縮こまった気持ちや身体がふっと緩む心地よさを感じるようなブレンドを作りたいと思っています。さかもとこーひーの季節の人気深煎りブレンド「ベラノッテ」の真冬バージョンになります・・・ベラノッテは後味のキレ良くクリーンな味わいが魅力ですが・・・陽だまりはそこにダークさ円やかさとコクが加わっています。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「バークレーロースト」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「バークレーロースト」のまろやかさとダークさがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。深煎りの円やかさ滑らかさ甘さ長い余韻の心地よい魅力…お気に入りのチョコレートをひと口…「陽だまり」をひと口…チョコレート…「陽だまり」…ご機嫌です。
2024.01.24
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【花かすみ】(200gパック)より華やかで甘さの余韻を感じやすいように、少しリニューアルした3年目の春のブレンド「花かすみ」です。やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんなイメージです。使ったこーひーは・・・「深煎りグアテマラ」「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。今年は「深煎りグアテマラ」をベースにしたのが改善点です、ダイヤモンドマウンテンとモカ・イルガチェフェ(ハマ)の魅力を引き立てていると思います。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすくまろやかでやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです・・・3年目でさかもとこーひーの春を代表するブレンドになりそうです。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「深煎りグアテマラ」をベースにして・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました2021年12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。一昨年京都に用事があったので、季節は過ぎてしまいましたが鍵善良房に寄って名物の葛切りやわらび餅をいただいてきました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。
2024.01.23
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【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】(200gパック)なめらか円やかな口当たり、華やかでフローラルな魅力がひと口目から広がって・・・少し冷めると柔らかな口当たりと甘さ、フローラル&ジューシーなパナマ特有の魅力・・・クリーンでやさしい味わいですが、しっかりとした質感がクオリティの高さを感じさせます。フローラル感とフルーツ感と甘さの余韻はこの「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」が持つ際立った魅力だと思います。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます・・・上品でエレガントな魅力にコンプレックス複雑な魅力が重なって、なんとも言えない圧倒的な魅力に包まれます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラの「エルインヘルト農園」とパナマの「エスメラルダ農園」は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。
2024.01.22
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プロのつぶやき1244「Calm Days・新春こーひー放談」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。明けましておめでとうございます。といっても、元旦の能登半島大地震、そして飛行機事故と胸痛むことが続きまして・・・日に日に被害の大きさが明らかになっています。自然災害は容赦ないもので、人の力の小ささを実感しています。金沢の友人の無事がわかりましたが・・・さかもとこーひーの常連さんは石川県に何人もいらっしゃいますので、とても心配です。千葉の常連さんが能登半島のご実家にコーヒーを送りましたが、ご実家は大きな被害を受けたそうで、幸いにご家族やご親戚は怪我無くご無事だったそうです。一日も早く復興して、穏やかな暮らしが戻って欲しいものです。坂本自身は暮れに風邪をひきまして・・・なんとか回復したら大晦日の夜から右膝が腫れて、元旦には痛みがひどくなり、2日に休日診療に行って水を抜いてもらい・・・5日の仕事始めにはなんとか間に合わせました。11月12月と忙しかったのに・・・ライブに落語に食事会となかなかゆっくりと身体を休ませられなかったせいだと反省しています(笑)毎年元旦に家族や孫が集まりますが、風邪のために延期しておいてよかったです。そんなこんなで・・・今年は69歳になる立派なアラ古希ですから、コンデション作りが仕事の大きな柱なんだと自覚が必要です。長年毎朝6時過ぎから仕事してますが・・・これを7時くらいに1時間遅らせれば、多少疲れが違うかとさっそく働き方改革することにしました。普段16時くらいには帰っているんですが・・・余裕のある時は15時には帰ろうかと、それでも8時間労働なんですけれど・・・目指せ6時間労働(笑)なんだか暗い話題ばかりになってしまいましたが・・・コロナからアフターコロナと経済的にも厳しい時代になっていますし・・・さかもとこーひーとしても、こーひーのテイストをチューニングしようと思っています。暮れにも書きましたが・・・コーヒー生豆の仕入れ価格の高騰はどうしようもありません。しかし、特別高い豆は香りや酸味のキャラが際立っているものです。さかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って25年くらいになりますが・・・最初はそれまでに無かったクオリティや際立った個性に感動して・・・それをどう焙煎・ブレンドしてさかもとこーひーの常連さんにお届けするかにフォーカスしていました。そしてスペシャルティコーヒーの魅力の多様性も身体に入ってきて・・・価格やお好みに合わせて使い分けられるようになってきました。勿論、雑味のないクリーンな味わい、心地よい口当たりや甘さの余韻は基本ですが・・・日常のこーひーに特別個性的な香りや酸味の魅力はあまり求められていません。さかもとこーひーのご常連はヘビーユーザーの方が多いですし、暮らしの一部になっているのが伝わってきています。そこで、毎日毎日カッピングして、生豆のクオリティや焙煎・ブレンドを追いかけてきましたので・・・使える価格の生豆からクリーンで甘さやマウスフィールの良いものを探して、価格も味わいも穏やかなこーひーによりフォーカスしていくことをさかもとこーひーの柱の一つにしていきます。(とびっきり普通に美味しいをさらにバージョンアップする感じです)さかもとこーひーの定番紅茶に「カームデイズ」があります。(「Calm Days」は、僕が大好きな外山安樹子トリオのファースト・アルバム「All is in the Sky」の収録曲からお借りしました)「calm」 穏やかな平穏なとあります・・・Netflixでアメリカのホームドラマを観ていると会話の中にカームダウンとよく出てきます。誰もが素直に美味しいと感じやすい・・・クリーンで穏やか円やかな味わい・・・甘さが心地よい余韻・・・酸味は感じられない・・・そんな日常的に飲むのにぴったりな穏やかなテイストにチューニングしていきます。(すでにカッピングスタートしています。)一方・・・スペシャルティコーヒーに出会っていらい大切にしてきた「bright」という魅力があります・・・明るい、鮮やか、輝きといった感じでしょうか。これは通常のコーヒーには無かったトップクオリティの紅茶・緑茶やワインなどに共通する嗜好品の際立った魅力だと思いますが・・・際立つ魅力と言うのは感動する方もいれば、なんだかかなぁ~という方もいて、お好みや価値観が分かれます。今まではそういったbrightなテイストもさかもとこーひーの柱としてきましたが・・・高い価格のこーひーで味わって頂くようにしていきます。穏やかな味わいによって、より幅広いみなさんにこーひーの美味しさをお届けしていこうと・・・勿論、価格も穏やかに!少しずつ変わっていきますので、お楽しみにしてください。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2024.01.07
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プロのつぶやき1243「いい自分のお客さん・年忘れこーひー放談2」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*12/30(土)~1/4(木)お正月休みです。なんだかどんより暗い大晦日の朝の千葉です。昨日12/30に大掃除をしながら、いつものように駆け込みのお客さんがいらして・・・さかもとこーひー2023年大団円を迎えました、ありがとうございます。井上尚弥の見事なKOや怪我からの復活が待たれる錦織圭の特別番組観たりしてました。先日、葉書の値上げがニュースになって・・・大きな値上げに思わず電卓叩いてしまいました。さかもとこーひーは葉書と切手代に毎月かなり使っていますので、悩ましいです。同業者に毎月の金額を言うと一瞬で倒れ込まれます(笑)最近は郵便の配達が遅れてあまり当てにならないし、値上げにはなるし・・・前島密が作った郵便制度は今ならインターネット革命のような通信革命でしたから、自覚を持って欲しいものだと愚痴っても・・・誰も前島密を知りません・・・葉書リクエストメインのサンソンで達郎が前島密を声に出したくらいです。そんなこんなで・・・暮れになるとネット注文のお客さんのコメントが増えます。それだけでとっても励みになりますが・・・今年は特にここ数年のコーヒー相場高騰や円安、その他の値上がりに対してのさかもとこーひーの姿勢に励ましのお言葉を数人ではなく、たくさんいただきました。あぁ!こういう常連さんに支えられているんだなぁーとズシンときました。いいお客さんに恵まれているから30年以上食べてこれているんだと。TATSURO MANIAが届いてインタビュー読んでいたら・・・「長年業界を観てきて、やっぱり「いい自分のお客を持っている人が長続きする」そしてそれが継続しているかどうかが重要。」とありました。これはさかもとこーひーとして全く同感なんです、急成長なんて縁のない商売で、さかもとこーひーのいいお客さんがさかもとこーひーを必要としてくれているから・・・嫌な仕事はしないで自家焙煎豆売り専門で食べてこれました。勿論、そういった常連さんに必要とされるよう、クオリティや魅力や価格と磨いています。30年やっていると当たり前に店主が歳をとります・・・常連さんも歳をとります・・・若い常連さんも増えています・・・息子二人は若いです・・・必要とされることでも、同じものではありません。2024年は69歳になります・・・なんだかイメージできませんが、身体は衰えていますので・・・10年くらいかけて事業承継を進めます。古希からは仕事時間を減らしていきます。良いお年をお迎え下さい。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.12.31
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プロのつぶやき1242「来年のコーヒー相場とさかもとこーひー・年忘れこーひー放談」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*12/30(土)~1/4(木)お正月休みです。先週は20℃超えたのに、この週末の朝は0℃!・・・コンデション整えるのに気を使います。お正月はいつものようにのんびり暖かいようです。さかもとこーひーは一年で一番忙しい1週間に入り・・・スタッフ全員集中しています。先日サポートしているお店の新しいコーヒーバッグ3種類が送られてきました。軽め、濃いめ、季節のブレンドと試作通りに味わいの違いがきれいに伝わってきました、いい出来だと。しかし、その店主さんは、3つの違いがお客さんに感じてもらえるかどうか不安だそうです。そうかー、プロだったり、長年の常連さんには伝わっても・・・新しいお店のお客さんはどう感じるのか?・・・なかなか厄介な問題です。勿論、良い素材をきちんと焙煎してブレンドしていますから・・・商品としては素晴らしいと思うのですが・・・。その翌日には別のサポートしている店主さんからお正月用の親しみやすい味わいのブレンドを作ったと・・・エルサルバドル、ブラジル、コロンビアの豆が送られてきました。3つのブレンド案があって・・・Aはバランス良くて、心地よい魅力で良いブレンドになっています。BとCは悪くは無いがどういう美味しさを伝えたいのかが伝わってきません。特別な素材ではない美味しさはなかなか難しいんです・・・不味い味は無いけれども、凡庸な味わいだと商品になりません。この線引きができている店とできていない店の差は明確です。町中華や町のお蕎麦屋さんで、特別な素材を使っていないし、メニューも何十年も昔からある知っているものばかり、目先を変えたものは無い・・・それでも、週に1回は足が向いてしまう美味しいお店もあれば、いつの間にか忘れ去ってしまうお店もあります。グアテマラ、エチオピア、ケニア等々の際立った魅力の豆を使うブレンドは・・・個性を出しやすいですが、バランスが難しいでしょう。普通の素材を普通のメニューでたくさんリピートしてもらえるようにするのはなかなかハードル高くて、技術も感性も必要です。(まぁ、最近SNSで多いのはネットで拾ってパクって、差別化狙い・ウケ狙いのメニューですね。知合いのお寿司屋さんは上握り、特上握り、上ちらし、特上ちらししか無いのに何十年と繁盛しています。その辺にも学ぶことはあると思います。)勿論、美味しいは人それぞれですから・・・さらに厄介です。プロとしては、この線引きが自分の中で明確になっていることが大切だと思うんです。そんなこんなで・・・2023年年忘れこーひー放談です。ここ数年のコーヒー相場高騰と円安、さらに消耗品や送料等も値上がり・・・去年よりも今年はさらに仕入れが高騰して・・・色々と工夫して、さらにお客様にもご負担をお願いしてきました。インポーターさんからの情報では、来年も仕入れが高く厳しいだろうということです。特にエチオピアやマンデリン・グアテマラの高騰が大きいそうです、頭が痛いです。さかもとこーひーはホームこーひー、ホームタウンこーひーを大切にしてきましたし・・・開店当初から「こーひーのある暮らし」の家庭を増やしたいと思ってきました。同時にスペシャルティコーヒーに出会ってからは、とびきりの魅力のこーひーもお届けしてきました。なので、今ある在庫が無くなったら順番に・・・シングルオリジンは価格を変えることになると思います。そして、ベーシックなブレンドは今の価格を維持していこうと思っています。さらに、焙煎のバージョンアップでより様々なお好みの方が、素直に美味しいと感じていただけるような味作りを進化させたいと思っています。まぁ、素材の目利きも、焙煎やブレンドの引き出しも経験積んできています。厳しい時代ですが、腕の見せどころと思って色々と工夫していきます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.12.24
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【ベラ・ノッテお正月】(200gパック)さかもとこーひーの秋冬人気NO1の23年目の「ベラ・ノッテ」のお正月バージョンです。まったり円やかなビターでダークな味わい、豊かなコクときれいですっきりとした後味で深煎りグアテマラ、深煎りコロンビア、タンザニア・ムベヤのブレンドです。まろやかなコーヒー感でどなたのお好みにも合うようイメージしています・・・チョコレートやあんこにもぴったりです。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も23年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2023.12.20
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【新春・夢カフェ】(200gパック)「ゲイシャヴィレッジ農園」を使って15年目の「新春・夢カフェ」を新しくブレンドしました。まろやかな味わい、華やかな余韻・・・お正月休みにゆっくりとくつろげ、和菓子にもショコラにもぴったりな魅力です。ひと口目は滑らかですーっと飲みやすく・・・そこに「ゲイシャヴィレッジ農園」と「深煎りモカ・シダモ」の華やかな個性が余韻となって心地よいです。高級なチョコレート感がベースにあって、フローラル、柑橘系ベリー系のフルーティさ、バランスが良く長い余韻が印象的です。なかなか良い出来に仕上がりました。使った豆は深煎りグアテマラ、深煎りモカ・シダモ、ゲイシャヴィレッジです。華やかなこーひー感の「深煎りグアテマラ」に、新年に向けて「深煎りモカ・シダモ」と「ゲイシャヴィレッジ」の繊細さ、エレガントさ、フローラルな香り、豊かな余韻をブレンドしました。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。
2023.12.19
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「ゲイシャヴィレッジ農園」「ゲイシャ・ヴィレッジ農園」の「イルバボール種」で・・・ゲイシャ種の源流ふるさとから、ゲイシャ種とは違うイルバボール種の新しい魅力をお届けします。柔らかで気品ある甘さからボルドーの赤ワインのような芳醇な味わいとフローラル感に包まれて・・・少しするとアプリコット系のフルーツ感と甘さがまろやかで・・・アールグレイのような感じもあって複雑で豊かな味わいから、この「ゲシャヴィレッジ農園」の素晴らしさが伝わってきます・・・この赤ワインのニュアンスはさかもとこーひーの新しい魅力だと思います。冷め切ると、余韻に柑橘系の爽やかさが漂ってやさしいキレが次のひと口を誘います、勿論素晴らしいクオリティの素材ですので、クリーンで甘さ、マウスフィール、余韻、バランスと心地良いです。余韻は・・・ワイニー、フローラル、アプリコット、アールグレイ、シトリック、スパイシーとまろやかに長く続いて楽しいです。ワイニーなキャラのコーヒーは軽やかさや繊細さに欠けることがありますが・・・この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」はエレガントで繊細な魅力でワイニーさをより魅力的にしているところにクオリティの高さを感じてご機嫌です。「ゲイシャ種」の源流ということで有名になった「ゲシャヴィレッジ」の「ゲイシャ種」ですが・・・その同じ「ゲシャヴィレッジ産」でも「ゲイシャ種」とは違った「イルバボール種」の際立った個性ある魅力が伝わってきます。ベリー系のスイーツや生チョコにぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。お正月休みや真冬に暖かな部屋でまったりゆったりと味わうと、まろやか柔らかで練れた成熟した味わいと甘さがご機嫌なひとときになると思います。・農園名 : GESHA VILLAGE 農園(ゲシャ・ビレッジ)・総面積 :471ha/コーヒー栽培:320ha・地 域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区・区 画 : Gaylee 地区(ガイリー) 区画面積:34.7ha 上記オレンジ部分・標 高 : 1916~1982m・土 壌 : 赤茶ローム層・品 種 : イルバボール種 Illubabor Forest1974種 エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974 年にイルバボアの森で発見される。・開 花 : 3~4 月 / 雨量 : 2000 mm・精 製 :【ナチュラル】フローター除去⇒アフリカンベッドでの乾燥 29 日(1 月中旬~2 月中旬)※ビニールシートで覆い乾燥時間が早過ぎない様、最適な日数で乾燥を仕上げる1.ゴリゲイシャの森 ~ゲシャビレッジの始まり~ゲシャビレッジはエチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置しております。 農園から約 20 kmに位置する Gesha 種の原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。 遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がる Gesha種の現生地でした。様々な Gesha 種が実を付けていました。 ゴリゲイシャの森から持ち帰った様々な品種をまずはカッピングを行い9種類の風味特性に優れる品種を選抜しました。そこから樹形などから 6 種を選抜、試験的に栽培し、試行錯誤の後、風味に優れる 3 品種に絞りました。ゴリゲイシャの森の遺伝子を反映している「ゴリゲイシャ2011」、木の形態、果実サイズ、外観、カップ品質がパナマのゲイシャに酷似している「ゲイシャ1931」、そして風味特性が際立つ印象度の「イルバボール・フォレスト1974」がそれら三つでした。中でも、農園関係者にとっても未知で、思い入れ(興味)が強かったのが、「イルバボール・フォレスト1974」でした。2.ゲシャビレッジ ボルドーレッド25 ナチュラル ~独自の変化を遂げたイルバボール種~エチオピアではラテンアメリカのような単一品種は殆どなく、ゲイシャと並び特定農園の特定品種は貴重なコーヒーと言えます。イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種でした。これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながら(異化受粉)果実味溢れる風味特性を持つゲシャビレッジのイルバボール種となっていったものと推察されます。ゲシャビレッジの選抜過程において、その風味特性は際立っていたと言います。イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と、比較しても驚異的な甘さです。また通常チェリーは成熟の過程で徐々に赤さを増していくのに対し、イルバボールは一気にボルドーワインを連想させるような赤紫となっていきますが、そこから熟度が上がっていきます。面白いことに、チェリーはボルドーレッドながら熟度が上がってこないと果実は枝から離れない特性のため、収穫は均一な完熟のチェリーのみが収穫できる利点もあります。樹高は比較的低く、成長が早い品種でもあり、収穫時期が比較的集中する傾向があり、同農園の事務所近くで収穫のしやすいGaylee 地区(ガイリー)で同種の栽培をすることにしたそうです。非常に特殊でやっかいな品種と言えそうです。Gaylee 地区は農園南東部に位置し、正式名称は『Gaylee-Gesha』と呼ばれています。特筆すべきは農園全体の水源となる Yetgordon 川を有する区画であることです。この河川の恩恵を受けた土壌の水分値は高く、その結果、気温も他の区画に比べ穏やかに変化しています。結果的に、酸が円やかになり、甘味をより濃厚に感じることのできるエリアです。Gaylee 地区では当初、Gori Gehsa種や Gesha1931 種も試験的に植えていましたが、収穫した 3 品種の内、Illubabor Forest1974 種が最も特徴のある味わいになったため、今では Illubabor Forest1974 種のみを育てています。また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上し、その味わいは非常に強い印象の熟したアプリコット、ピーチの濃厚な甘さがナチュラル製法のクリーミーな質感と共によく出ております。加えて、ゲイシャ種との異花受粉によるものと思われるフローラルで甘味が長く続く後味もゲシャビレッジのイルバボールならではの味わいです。ゲイシャ種の選抜過程で発見された貴重なコーヒーをぜひお楽しみ下さい。
2023.12.18
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プロのつぶやき1241「ゲイシャヴィレッジ農園、新春・夢カフェ、ベラ・ノッテお正月」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*12/30(土)~1/4(木)お正月休みです。12月残り半分・・・朝6時ころ家を出ると真っ暗、これから春まで暗い朝が続きます。なのに、昨日は朝16℃!暖かさで何がなんだか分かりません。それでも日々忙しくしています。12/12(火)は本店おゆみ野店スタッフさんが集まり知り合いの検見川初寿司さんでランチ忘年会でした・・・普段会えないスタッフさん同士話しが弾みます。穴子が煮上がったばかりでラッキーでした、それにその穴子の頭をつまみで出してくれました、まかないようです、頭をきれいに食べると言われます(笑)12/30(土)はいつものように大掃除ですが・・・掃除中に買いに来られる常連さん、通販のご注文と数件ありますので、間に合えば大丈夫です。掃除終わって帰ってしまったら、残念ですが来年です、よろしくお願いします。年末年始は生豆のトラックが動かない期間が長いので・・・店中が豆だらけになる季節ですが、今まで生豆切らしたことは無いので、大丈夫でしょう、少し不安ですが・・・。そんなこんなで・・・2024年に向けての3種類のこーひーのご紹介です。お正月むけの特別なこーひー「ゲイシャヴィレッジ農園」・・・ゲイシャヴィレッジを使ったブレンド「新春・夢カフェ」・・・円やかで豊かな味の「ベラ・ノッテお正月」・・・お楽しみください。【ゲイシャヴィレッジ農園】(100gパック)「ゲイシャ・ヴィレッジ農園」の「イルバボール種」で・・・ゲイシャ種の源流ふるさとから、ゲイシャ種とは違うイルバボール種の新しい魅力をお届けします。柔らかで気品ある甘さからボルドーの赤ワインのような芳醇な味わいとフローラル感に包まれて・・・少しするとアプリコット系のフルーツ感と甘さがまろやかで・・・アールグレイのような感じもあって複雑で豊かな味わいから、この「ゲシャヴィレッジ農園」の素晴らしさが伝わってきます・・・この赤ワインのニュアンスはさかもとこーひーの新しい魅力だと思います。冷め切ると、余韻に柑橘系の爽やかさが漂ってやさしいキレが次のひと口を誘います、勿論素晴らしいクオリティの素材ですので、クリーンで甘さ、マウスフィール、余韻、バランスと心地良いです。余韻は・・・ワイニー、フローラル、アプリコット、アールグレイ、シトリック、スパイシーとまろやかに長く続いて楽しいです。ワイニーなキャラのコーヒーは軽やかさや繊細さに欠けることがありますが・・・この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」はエレガントで繊細な魅力でワイニーさをより魅力的にしているところにクオリティの高さを感じてご機嫌です。「ゲイシャ種」の源流ということで有名になった「ゲシャヴィレッジ」の「ゲイシャ種」ですが・・・その同じ「ゲシャヴィレッジ産」でも「ゲイシャ種」とは違った「イルバボール種」の際立った個性ある魅力が伝わってきます。ベリー系のスイーツや生チョコにぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。お正月休みや真冬に暖かな部屋でまったりゆったりと味わうと、まろやか柔らかで練れた成熟した味わいと甘さがご機嫌なひとときになると思います。・農園名 : GESHA VILLAGE 農園(ゲシャ・ビレッジ)・総面積 :471ha/コーヒー栽培:320ha・地 域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区・区 画 : Gaylee 地区(ガイリー) 区画面積:34.7ha 上記オレンジ部分・標 高 : 1916~1982m・土 壌 : 赤茶ローム層・品 種 : イルバボール種 Illubabor Forest1974種 エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974 年にイルバボアの森で発見される。・開 花 : 3~4 月 / 雨量 : 2000 mm・精 製 :【ナチュラル】フローター除去⇒アフリカンベッドでの乾燥 29 日(1 月中旬~2 月中旬)※ビニールシートで覆い乾燥時間が早過ぎない様、最適な日数で乾燥を仕上げる1.ゴリゲイシャの森 ~ゲシャビレッジの始まり~ゲシャビレッジはエチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置しております。 農園から約 20 kmに位置する Gesha 種の原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。 遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がる Gesha種の現生地でした。様々な Gesha 種が実を付けていました。 ゴリゲイシャの森から持ち帰った様々な品種をまずはカッピングを行い9種類の風味特性に優れる品種を選抜しました。そこから樹形などから 6 種を選抜、試験的に栽培し、試行錯誤の後、風味に優れる 3 品種に絞りました。ゴリゲイシャの森の遺伝子を反映している「ゴリゲイシャ2011」、木の形態、果実サイズ、外観、カップ品質がパナマのゲイシャに酷似している「ゲイシャ1931」、そして風味特性が際立つ印象度の「イルバボール・フォレスト1974」がそれら三つでした。中でも、農園関係者にとっても未知で、思い入れ(興味)が強かったのが、「イルバボール・フォレスト1974」でした。2.ゲシャビレッジ ボルドーレッド25 ナチュラル ~独自の変化を遂げたイルバボール種~エチオピアではラテンアメリカのような単一品種は殆どなく、ゲイシャと並び特定農園の特定品種は貴重なコーヒーと言えます。イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種でした。これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながら(異化受粉)果実味溢れる風味特性を持つゲシャビレッジのイルバボール種となっていったものと推察されます。ゲシャビレッジの選抜過程において、その風味特性は際立っていたと言います。イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と、比較しても驚異的な甘さです。また通常チェリーは成熟の過程で徐々に赤さを増していくのに対し、イルバボールは一気にボルドーワインを連想させるような赤紫となっていきますが、そこから熟度が上がっていきます。面白いことに、チェリーはボルドーレッドながら熟度が上がってこないと果実は枝から離れない特性のため、収穫は均一な完熟のチェリーのみが収穫できる利点もあります。樹高は比較的低く、成長が早い品種でもあり、収穫時期が比較的集中する傾向があり、同農園の事務所近くで収穫のしやすいGaylee 地区(ガイリー)で同種の栽培をすることにしたそうです。非常に特殊でやっかいな品種と言えそうです。Gaylee 地区は農園南東部に位置し、正式名称は『Gaylee-Gesha』と呼ばれています。特筆すべきは農園全体の水源となる Yetgordon 川を有する区画であることです。この河川の恩恵を受けた土壌の水分値は高く、その結果、気温も他の区画に比べ穏やかに変化しています。結果的に、酸が円やかになり、甘味をより濃厚に感じることのできるエリアです。Gaylee 地区では当初、Gori Gehsa種や Gesha1931 種も試験的に植えていましたが、収穫した 3 品種の内、Illubabor Forest1974 種が最も特徴のある味わいになったため、今では Illubabor Forest1974 種のみを育てています。また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上し、その味わいは非常に強い印象の熟したアプリコット、ピーチの濃厚な甘さがナチュラル製法のクリーミーな質感と共によく出ております。加えて、ゲイシャ種との異花受粉によるものと思われるフローラルで甘味が長く続く後味もゲシャビレッジのイルバボールならではの味わいです。ゲイシャ種の選抜過程で発見された貴重なコーヒーをぜひお楽しみ下さい。1620円/100gパック(税込)【新春・夢カフェ】(200gパック)「ゲイシャヴィレッジ農園」を使って15年目の「新春・夢カフェ」を新しくブレンドしました。まろやかな味わい、華やかな余韻・・・お正月休みにゆっくりとくつろげ、和菓子にもショコラにもぴったりな魅力です。ひと口目は滑らかですーっと飲みやすく・・・そこに「ゲイシャヴィレッジ農園」と「深煎りモカ・シダモ」の華やかな個性が余韻となって心地よいです。高級なチョコレート感がベースにあって、フローラル、柑橘系ベリー系のフルーティさ、バランスが良く長い余韻が印象的です。なかなか良い出来に仕上がりました。使った豆は深煎りグアテマラ、深煎りモカ・シダモ、ゲイシャヴィレッジです。華やかなこーひー感の「深煎りグアテマラ」に、新年に向けて「深煎りモカ・シダモ」と「ゲイシャヴィレッジ」の繊細さ、エレガントさ、フローラルな香り、豊かな余韻をブレンドしました。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテお正月】(200gパック)さかもとこーひーの秋冬人気NO1の23年目の「ベラ・ノッテ」のお正月バージョンです。まったり円やかなビターでダークな味わい、豊かなコクときれいですっきりとした後味で深煎りグアテマラ、深煎りコロンビア、タンザニア・ムベヤのブレンドです。まろやかなコーヒー感でどなたのお好みにも合うようイメージしています・・・チョコレートやあんこにもぴったりです。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も23年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.12.17
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プロのつぶやき1239「イルプル弓田さんに学んだこと」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。*12/30(土)~1/4(木)お正月休みです。12月に入って、朝3℃が続いています、冬ですね。昼間はぽかぽかの千葉ですが・・・。さかもとこーひーは一年で一番忙しい月ですので・・・欠品の無いよう段取りしていつも通りにお届けします。先日、遠方から息子世代の同業の若い人が話しをしにきました・・・だいぶ以前に焙煎見学に来て、それから時々連絡・情報交換しています。3時間近く業界裏話しから始まって・・・・スペシャルティコーヒー、豆売り、カフェ等々業界の根本的な問題を話しました。この業界は上手くいってもそんなに儲かるわけでは無いのですが(利益性・生産性が低い業種なので)・・・それでもみんな好きでやっているので、これからの若い人にはきちんと普通の暮らしができるくらいの商売はしてほしいものです。そんなこんなで・・・フランス菓子のイループルーシュルラセーヌ弓田享さんが亡くなったとFacebooで流れてきました。77歳だったそうです。9歳年上だったんですね。もう35年くらい前・・・確か月刊専門料理での対談だったか記事だったかで過激な発言をされていて、どんなお店・シェフ・味なんだと代々木上原まで毎月通ったのを思い出しました。お店のカフェでいくつも注文して食べて、さらにたくさん買って、一回に一万円くらい毎月使っていました(笑)苺のショートケーキ、オレンジのショートケーキ・・・フォレノワール、オペラ・・・シャルロットオポワール、シブースト、ショソンオポンム・・・エクレール、シューアラクレーム・・・お店でしか食べられないブランマンジェ、アイスクリーム、ミルフィーユ・・・。それまでの洋菓子には無い、鮮やかな味わい、繊細だったり、なめらかだったり、歯ごたえが快感だったり・・・口全体を様々な食感や口当たりで満たし、余韻がまた気持ち良い・・・弓田さんの仰るフランス的な味わいを食べ込んだものでした。坂本はパティシエの修行もしていないし、ケーキ屋をするつもりもなく、紅茶の店で手作りのパウンドケーキとか焼いていただけなのに、毎月毎月通いました。「patisserie francaise その imajination 1 日本とフランスにおける素材と技術の違い」(1985年2月初版)から「フランス菓子おいしいお菓子を味わうために嘘と迷信のない作り方教室」(1991年4月)等々高い本が多かったのですが・・・本が出ると即買って読んでました。さらに、六本木での第1回ケーキ教室まで通いました・・・ランチのクロワッサンとインスタントコーヒーが印象的でした。それまで食べたことがない豊かな風味のクロワッサンにインスタンコーヒーのギャップに驚いたものでした。紅茶やコーヒーを一生の仕事とする人間にとっては・・・・その豊かなケーキやクロワッサンに合わせるのがインスタントコーヒーなのかと時代を実感したものでした。今の70代80代のフランス料理やフランス菓子のシェフたちは・・・仕事としての料理やお菓子を極めても、そのシェフ達自身の暮らしからは遠い商品だった時代なんだろうと思っています。昔は料理の腕は良くてもワインはあまりとか、デザートはあまりといった時代でした・・・それが今のシェフはワインもデザートも当たり前のようにレベルアップしています・・・成熟してきています。勿論、お客さんはさらに食べて飲んで・・・楽しんでいる美味しいもの大好きなかたがたくさんいらっしゃいます。そうそう・・・コーヒー紅茶の坂本がなぜ弓田さんの本読んだり、教室に通ったのか?・・・「美味しさ」を追いかけていたんです。コーヒーや紅茶は液体で・・・口当たりや歯応えや味わいのテクスチャーが弱いので、色々な料理やお菓子の美味しさの構造を知りたかったんですね。それにコーヒーや紅茶を専門としていても・・・お客さんは色々な料理やお菓子やお酒を楽しんでいますから・・・美味しいもの好きなお客さんの感覚も感じたいわけです。最初にインパクトあったのは・・・日本のスポンジケーキはダマがなくて、肌理の細かいスポンジばかりだと・・・しかし、肌理の細かいスポンジの美味しさもあれば、期目の荒いスポンジの美味しさもあるんだと・・・なるほど。そしてシンプルなショートケーキでも・・・スポンジの底をケーキの真ん中になるようにして、シロップをたっぷりと打つ・・・そうすると食べた時に舌が感じるのはスポンジの柔らかな面で、しかも肌理の荒いスポンジにシロップをたっぷり打ってあると、スポンジ、生クリーム、苺が一体となって味わえて、消えていくと・・・これは紅茶の店テ・カーマリーでも、息子たちへの誕生日でもXマスでも手作りケーキで実践しました。あとは、フィナンシェで・・・フィナンシェの肌理の荒さ、焦がしバターの焦がし具合がポイントで・・・有名なお菓子屋さんでも肌理の細かいフィナンシェやバターの焦がし具合の甘いフィナンシェが結構ありますが・・・フィナンシェのアーモンドプードルとバターのリッチな味わいと後味のキレの良い心地よさは肌理荒くざっくりと混ぜて、しっかりと焦がしたバター、そして少しの蜂蜜によってグッと魅力的になると学びました。そんな感じで様々なフランス菓子を食べては、美味しさの構造を学んだ30代でした・・・代々木上原から代官山で移転してからは数回しか行っていませんでした。お菓子という平和な仕事の割には怖い表情、過激な発言が印象に残っています。日本的な洋菓子に対して、フランス的な魅力のフランス菓子を切り開いていくエネルギーが伝わってきたものでした。さかもとこーひーの美味しさの感覚の基礎になっています。R.I.Pさかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.12.03
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プロのつぶやき1238「焙煎サポート行ってきました」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。寒くなりそうで、それほどで無いと思っているうちに12月が見えてきました。暖冬は嬉しいのですが・・・長く暑かった夏から季節感がぶれています。それでも店は忙しくなってきていますので・・・12月のピークをミス無くお届けするよう集中していきます。まぁ、ライブと落語が1回ずつあって、忘年会食事会が3回入っていますが・・・コンデション整えて暮まで頑張ります。そんなこんなで・・・先日の月火の定休日に出張で焙煎のサポートに行ってきました。今度自家焙煎のビーンズショップを開店する方のプロバットの5kg焙煎機での焙煎のセッティングです。この10年15年コーヒー生豆はクオリティの高いものが手に入りやすくなっています、まぁ、このところは価格が高騰していますが・・・しかし、みなさん困っているのが焙煎とマーケティングなんです。だからか、業界誌にも出ない、協会にも入っていない、業界のイベントにも出ないさかもとこーひーに辿り着く人が年に1件か2年に1件あります。まず一般のお客さんとして購入して、気にったら、メールで焙煎見学申し込んで、朝7時頃千葉の外れまで来ます。見学して、色々と相談に乗って、焙煎指導して欲しいとなったら話しを進めます・・・見学だけするのはもっと多くて毎年数名いますが、それで満足する人がほとんどですね。しかし、焙煎を教えて欲しい、ビーンズショップの商いを教えて欲しいという人がたまにいます。まず、カフェ併設したいなら他所に行ったほうが良いと言います、カフェ併設だと将来が見えないんです。(しかし、実際にはカフェ併設で豆も販売する自家焙煎店がほとんどです)ビーンズショップならば3年5年は大変でも、地域に常連さんが増えていけば地味ながらも安定した商いになるし、10年20年30年経っても少しずつ伸びていけます。大きなビジネスにはならなくて、好きな仕事で、地域の常連さんが増えて、安定して長くできる可能性があります。焙煎指導は・・・まず前もって、さかもとこーひーの焙煎の考え方、ルーティーンの大切さ、基準について等々説明しておきます。そして当日、実際には、まずは流し豆というもう使わない在庫になっていた豆を使ってテスト焙煎します。焙煎機を暖機運転して暖めて、投入温度、ボトム温度、火力、排気を焙煎データと照らし合わせながらカッピングで判断していきます。焙煎してカッピングして適正なボトム温度になるように投入温度と火力を探して、水分抜き工程とロースティング工程の火力を探します。カッピングして排気の強い弱いを判断します、ダンパーという排気の弁がありますが、今回は0.5目盛閉めました。排気スピード計を付ける人もいますが、カッピングで判断します。ひと通り基準が出たら、実際に使う豆でロースティングポイントを決めます。まぁ、豆ごとに大体の目安がありますが、最終的にはサンプルスプーンを頻繁に抜いて香りで判断します。1℃毎に豆が化学変化して香りが変わってくるので、その香りで今の状態を判断してここだという瞬間に出します。今回は、2日間で6種類の豆を仕上げました、基準通りに進行できれば商品になります、まぁ、最初は火力調整に戸惑うこともありますが、そこは慣れでしょう。そして、その後は、10gの豆と焙煎表を送ってもらって電話で評価やアドバイスをします。データとカッピングのすり合わせ、これがとっても重要で・・・データとカッピングが相関しないと再現性落ちますし、先にも行けません。ボトムの温度が何度なら表面焼けしているか、何度なら大丈夫か・・・水分抜き工程、ロースティング工程、ロースティングポイント、排気等々カッピングでほとんど判断できます。(内緒の火力やポイントもあります(笑))そういう長期的にサポートしている店が10店舗超えてきました。業界の色々なグループでは生豆を卸すことがありますが、さかもとこーひーではインポーターを紹介しますが、さかもとこーひーを通すことはありません。ただでさえ儲からない商売なのに、仕入れで上乗せされたらきついですから、勿論、何を使うかのサポートはします。さかもとこーひーの名前でFC的にしたらとか、さかもとこーひーが支店を増やせばとか言われることがありますが、その土地に縁のない店ができてもなんだかなぁーと、チェーン店と同じではチープな感じです。ホームタウンこーひーとして、その街のコーヒー屋として親しまれるほうが感じいいと思っています。チェーン店も便利で良いのですが・・・そこに魅力的な個人店もあることが街の豊かさに繋がると思っています。TVのお笑いや歌も良いですが(今は全く見ませんが)ライブの魅力とは別物なのと似ています・・・チェーン店の美味しさとお気に入りの個人店の美味しさも別物です。そうは言っても、さかもとこーひーは地域の常連さんと全国の通販の常連さんとで、通販の方が多いくらいなんですけどねー(笑)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.11.26
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【ベラ・ノッテXマス】(200gパック)まろやか滑らかな口当たり・・・飲みやすく、ケーキやチョコレートにもピッタリ・・・23年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです・・・昨年から「ウガンダ・マウントエルゴン」をブレンドして・・・ウガンダ・マウントエルゴンの甘さを生かして、クリスマスの華やかさに、そのままでも、ケーキと一緒でも親しみやすい味わいに仕上げました。ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、23年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「ウガンダ・マウントエルゴン」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「ウガンダ・マウントエルゴン」を使うことで…「深煎りグアテマラ」のハニーライクな華やかさに心地よい口当たりと甘さの余韻を加え…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も23年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2023.11.22
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【イルミネーションカフェ】(200gパック)イルミネーションカフェのブレンドを考え始めると、年の瀬が迫ってきます。ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージ・・・・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。今年は「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」の華やかなベリー系の魅力をどう生かそうかと考えて・・・バークレーローストのダークさをベースにして・・・冷え込む季節にまったりまろやか、豊かなコクをベースにしました・・・そこにイパネマ農園ラズベリーのベリー感がミルクチョコレートの味わいと重なって、より魅力的に感じられると思います。少し冷めてくると・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルの2つのモカが・・・品よく、華やかで、柔らかくまろやかな味わいに仕上げています。凝ったブレンドですが・・・味わいはラウンドでまとまっています・・・なかなか成熟したブレンドに仕上がったと思っています、心地よい豊かな余韻は格別でしょう。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。
2023.11.21
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【ブラジル・イパネマ農園ラズベリー】(200gパック)Xマスシーズンにブラジルの特別なこーひー「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」をお届けします。ブラジルコーヒーの良さをベースにしながら・・・ブラジルコーヒーから高く遠くへジャンプしたような魅力だと思います。きれいで甘くやさしい味にラズベリー&フローラルと上品なミルクチョコレート感が追いかけてきます。エレガント&クリーンな印象から華やかでジューシーな甘さが長い余韻になっています。とってもきれいな酸からこのブラジル・イパネマ農園ラズベリーのクオリティの高さを感じますが・・・その酸味はほとんど感じることなく、上品な香りと味わいに包まれています。完全に冷めると、紅茶やアールグレイの感じも出てきて、余韻をさらに豊かにしてくれます・・・全体をまとめているのがとっても繊細で上質な質感です。まるで高級なラズベリーのショコラのような余韻でしょう。そして、飲み終わって20分30分経っても高級なブルゴーニュ赤ワインのような繊細な質感が漂って、ご機嫌になりました。20年くらい前に、COE(カップオブエクセレンス)の豆に出会った時の香りや口当たり、余韻の魅力の衝撃は一生忘れられないものでしたが・・・それ以来の今までにないコーヒーの魅力との出会いがこの「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」でした。焙煎していると、2ハゼのだいぶ前からフローラル&フルーティな上品な香りがしてきて・・・浅煎り好きな若い人だとロースティングポイントをだいぶ浅煎りにしてしまう感じでした。(そうすると酸が全面に出てしまうでしょう)そこからラズベリー&フローラルな香りに甘さがバランスよくなる瞬間をつかまえて煎り止めました。そうすることで、味わいも香りも多様な魅力がデベロップして、カッピング用語でコンプレックスと言われる複雑な味わいと香りが圧倒的になります。・・・この「ブラジル・イパネマ農園ラズベリー」はブラジルのスペシャルティコーヒー界の名門イパネマ農園の高品質マイクロロットプロジェクトで・・・1887年に開設され2008年にイパネマ農園に譲渡されたリオベルデ農園が生産性が高く、品質的にも優れていることがわかったことからスタートしました。それは、以前の農園主が鶏ふん肥料を惜しみなくこの地に与えてきたことで土壌を肥沃にしたことが大きいようです。地形的にも、険しい起伏の生産区画があり、高いところで標高1310m にも達する場所で整備された区画があることは非常に面白く、品種もイエロー系(ブルボン、カツアイ)に分類されていました。2014~2016 年にはリオベルデエリアに秘められた可能性を発掘するために、ウィスキーやワインからヒントを得、様々な試行錯誤が繰り返されます。・品種と標高から熟成曲線を分析し、理想的な収穫時期を見出し・・・各区画の最適値で収穫すると、高スコアの品質が実現した・・・最適な収穫期間は 20日間続き、それを過ぎると品質は徐々に劣化していった・・・最良の乾燥方法を探るため、2000 m2のアフリカンベッドと 800 m2の屋根付きパティオを設け、様々な技術と方法での自然天日乾燥が試された。さらに、2タイプのコロンビア製の巨大乾燥機によるテストを実施した。32 に分けられ管理された区画のそれぞれに適した品種、顧客の要望に沿った精選方法と乾燥方法を用い、他には真似できないこだわりの一品に仕上げることに挑戦。特に注目はオリーブ選別機を改良して作ったチェリーの選別機による熟度選別です。カッピングによりロット評価を行い、格付け、更に風味傾向により商品名を付けたユニークなものです。ワイン産業のような再現性のあるもので、スペシャルティコーヒーが一段高いレベルに来ています。コーヒー先進国ブラジルならではの取り組みと考えられます。・・・リオベルテ・Premier Cru Blue Edition ・区画: B68 /東斜面・標 高: 1142~1156m・面 積: 8.8ha・収穫時期: 2021/6/25【手収穫】・精製 :ナチュラル・乾燥 :アフリカンベッドで 437時間乾燥・栽培地: マンチケーラ山脈(先住民の言葉で『泣く』の意味、水が豊富であることから)・地 形: 『天に届く泣涕する山脈』と呼ばれる程、標高が高く、山々がうねり、水が豊富にある奇跡的な場所・品 種: イエローブルボン種
2023.11.20
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プロのつぶやき1236「セミリタイアへの道」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。11月中旬、今朝は寒いくらい、秋がなくて晩秋か!・・・天気良いと昼間は暖かいですが、寒暖差に身体がついていきません、くれぐれもご自愛ください。水曜日に銀座博品館で二つ目の立川吉笑真打トライアルに仕事終わってひとっ飛び行ってきました。師匠の談笑師は毎月通っていてその流れで・・・ゲストが談春師だし、勿論談笑師も出るしで、伸び盛りの二つ目若手を観ておこうかと・・・。(土曜日は内幸町ホールで談笑独演会、落語マニアのよう(笑))まず、吉笑が上がったら熱い拍手拍手に驚き・・・吉笑オリジナルの新作落語「一人相撲」で受ける受ける・・・そこへ談春師は一人相撲で爆笑渦巻いていたところを・・・まずは吉笑への厳しくも優しい言葉で応援してから、歌舞伎や講釈ネタでもある「白井権八」に入ると、一瞬で空気が変わり、客席が心地よく静かな緊張感に包まれて、鈴ヶ森のクライマックスへ、名人まっしぐらですね。10数年談春聴いてますが、こんなにも良くなったのかと感心しました、素晴らしい。休憩してから談笑がドカンドカン大受け、これまた空気を変えてつなぎました、トリの吉笑への優しさでしょう。オリジナルネタ「床女坊」で目出たく真打内定して三本締めでお開き、いい会でした。お客は若い世代30代40代が多く、女性も目立って多かったですね、40くらいから贔屓にしている志の輔師は古希になってるし、若い世代からしたらおじいちゃんになるんでしょうね。志の輔らくごでそれまでの寄席のお客とは違う新しいお客を落語に呼んだんですけどね~、大看板になりました。談春談笑両師匠の60代の芸が楽しめるよう健康で元気にしていよう(笑)楽しみはこれからだ。そんなこんなで・・・古希でリタイアした先輩との食事が火曜日にありました。20年くらい前に知り合ったんですが・・・自営からスタートして成功し、目出たく会社を畳んでリタイアです。色々と話し込みましたが・・・商売していてのハッピーなリタイアはなかなかありません、お手本です。数年前からさかもとこーひーには事業承継の案内が役所から届いています。おかげさまで、息子二人が店に入っているのでさかもとこーひーは継続していきますが・・・店主の同級生は完全にリアタイアしている世代ですし・・・60歳65歳と身体が衰えていますので色々と準備を考えています。まぁ、職人仕事なので元気であれば現役でいられますが・・・良いコンデションでいるためにもセミリタイアの準備に入っていきます。(知りあいの80歳になる棟梁は昔は職人を何人も使って大きな仕事していたそうですが・・・リタイアした今は頼まれるとリフォームや修繕仕事をして地域で頼りにされて、喜ばれています。口コミでの仕事だし、マイペースだし、喜ばれているし、いい仕事の仕方だなぁーと思います。)そうそう、今本店とおゆみ野店の2店舗体制ですが・・・来年か再来年には統合しようと思っています。1店舗にした方が仕事のロスが減りますし・・・焙煎量や販売量が増えても今のスタッフで十分こなせますから。(息子二人も休み取りやすくなりますし・・・。)休み明けの通販の量が多く大変で、土日は来店が多いんですが・・・本店が忙しかったり、おゆみ野店が忙しかったりでも、応援に行けずに仕事量に偏りが出てしまいます。1店舗に統合して無理のない安定した仕事ができるようにしたいんです。同時に数年後に店主は午前中で仕事終わりにしたいなぁーと・・・今は4時に帰っていますが、朝6時過ぎから仕事していますので、8時間9時間働いていて、人並みです(笑)勿論定休日にもなんらか仕事していますし(自営商売なら普通のことですが)・・・若い時は12時間労働、休み無し、帰宅しても仕事、不死身だったのでそんなんでしたが、年取って無理したら寿命縮まります。午前中仕事して、ランチしたら終わり・・・コンデション整えられそうです・・・夜の食事会やライブも行きやすい、休みも取りやすい(笑)コンデションさえ良かったら、一瞬の集中力は衰えていませんので、まだまだ仕事のクオリティ上げられそうです。晩酌止めて、夜の食事量減らして、朝晩のストレッチと軽い筋トレしていますが・・・以前よりコンデション良いです。美味しい不味いって仕事して50年・・・あと10年15年?・・・そろそろ最終コーナー回ります。自分のやりたいように仕事して、ふらふらと一生過ごしたいなぁーと思っていましたが、なんとかなりそうです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.11.12
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プロのつぶやき1235「令和版・現代こーひー論」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。11月に入りましたが・・・なんと昼間は25℃超える毎日です、朝晩は過ごしやすいです。最近さかもとこーひーを使ってくださっている本八幡のアンジュールカフェさんに通って・・・チーズオムレツと自家製パンのランチしたり、ピザトーストだったり、ハムオムレツだったり・・・そして元々パティシエの修行した店主さんが作るケーキサンマルクやクッキーでお茶したりして・・・アンジュールカフェさんのテイストを感じてきました。さかもとこーひーの「エスプレッソNo6」を使ってラテやドリップコーヒーを淹れてくださっているんですが・・・「エスプレッソNo6」をベースにして、もう少しオムレツやピザトーストやケーキにぴったりと合うテイストにしたいと思ってました。そして新しいブレンドのサンプル作って・・・オペラと一緒に合わせてみました。「エスプレッソNo6」よりも少し華やかでキレの良さを出したので、美味しいオペラにぴったりで・・・ひと口毎に新鮮な美味しさを味わえて、即オリジナルブレンドに決まりました。(次のご注文から新しいオリジナルブレンドになると思います。)オペラはコーヒー使いますし、ティラミスもコーヒー使いますから・・・この新しいブレンドを使ってくれたらケーキもコーヒーもグッと引き立つと思います・・・こういうのはとっても楽しい仕事です。(腕の良いパティシエさんでもコーヒーのことは門外漢なので、インスタント使ったり、クオリティのいまいちなコーヒー使ったりですので、残念だと常々感じています。)そんなこんなで・・・先週取り上げた「令和版 現代落語論」(立川談笑著)が日に日に身に沁みてきました。戦後の経済成長で時代が昭和・平成・令和と進み、衰退成熟し・・・暮らしも価値観も変わってきています。落語は江戸・明治・大正・戦前戦後といつの時代も聴き手にとって身近でリアルだったんだと・・・落語は古典芸能ではなく、現代人のためのエンターテイメントであったんだと・・・そして、伝統芸能であり大衆芸能だったんだと。それが昭和40年代50年代に大きく時代が変わって・・・名人の古典落語の劣化コピーばかりになって寄席に人気がなくなっってしまったと・・・そこで29歳の談志師匠が「現代落語論」で・・・このままでは伝統芸能の道を辿る、大衆芸能としては滅びてしまう・・・と書き、実際50年経って、談志師やその弟子・孫弟子や他の流派の若手たちが時代にリアルな落語に仕上げてきて今の盛んな落語界になっていると実感しています。(実際、昔お客は男ばかりだった時代から最近は女性客が当たり前に多いですし、女性の落語家も増えていて、それもリアルです。)そもそも美味しいもの好きで、味の仕事を目指していた坂本がコーヒー・紅茶を専門としてきたのは・・・フレンチや和食、ワイン等は突き詰めていくと(オタクな性格なので)自分の暮らしとはかけ離れた高級な仕事になってしまうということが理由の一つにあります。(まぁ、今はフレンチでもワインでも和食でも素晴らしいものが身近になってきたものもありますが・・・。)先日、さかもとこーひー開店当時からの常連さんで、さかもとこーひー本店に移転して以来15年間ウエルカムフラワーをアレンジしていただいているアトリエベアグラスの笹原先生と話していて・・・「手の届く贅沢」「家庭人の花」というテーマでアトリエを30年やってきたと聞きました。さかもとこーひーも暮らしの中のこーひー・紅茶として30年40年やってきたのですが・・・それは「大衆むけの嗜好品」と言えるなぁーと思ったのです。「大衆芸能」と「大衆むけの嗜好品」・・・チケットが安いとか、こーひーも必要とする人には手が届く価格です・・・気取らず身近な楽しみで大衆的です。紅茶もアフタヌーンティーとかイギリスのエスタブリッシュなスタイルもありますが・・・紅茶の店テ・カーマリーの時から高級感よりも気取らず身近な紅茶の魅力を伝えてきています。こーひーもマニアックにならず、淹れ方も気軽に、しかししっかりとしたクオリティやテイストで・・・こーひーだけでも、朝食でも、お菓子と一緒でも、食後でも・・・一人でも家族とでも友達とでも・・・そんなことを大切にしてきましたが・・・なんだか「令和版 現代落語論」から伝わってくる談笑師の落語と重なっているなぁーと思っています。談笑師は落語を「心のデトックス」と言っていますが・・・こーひーも栄養摂取とは関係ないので「心のデトックス」に通じるかなぁーとも思っています。そして談志師が晩年唱えていた「江戸の風」・・・「富士と桜と米の飯」日本人が無条件で好きなものの例えですが、そこに感じる、心を震わせる何か・・・いくら時代が変わっても内容が現代でも、心が安らぐ何か、古い時代からの「つながり」を感じることで心がふわっと楽になるとしたらそこに現代における落語の存在価値があるのではないかと仮説と言いながら・・・談志師がこだわった「江戸の風」の正体もまたそこにあるはずだと・・・。こーひーや紅茶、お茶でお茶をするひとときにもそんなふわっとする安らぎを感じてもらえたら、この仕事50年してきてよかったなぁーと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.11.05
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プロのつぶやき1234「怪物に出会った日~令和版 現代落語論」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。朝昼晩と過ごしやすい陽気になっています・・・先日コーヒー商社の担当営業が来て、試飲の「アフターダーク」出したら・・・お替わりリクエストされて、プロが「美味しいですね~」と一般のお客さんになって、ご機嫌でした。「アフターダーク」は自分でもかなり気に入ってますので・・・。食欲の秋とばかり・・・サンク・オ・ピエ、秋のコースを堪能し、次週は食事会仲間が予約の取れない焼肉店を予約してくれて・・・武蔵小山まで行ってきました。焼肉はそんなに詳しくないのですが・・・いくら食べても食べられる美味しい肉で、特に最初に出てきたキムチがすごくて、発酵食品の美味しさ全開で、きれいな酸味には驚きました、しかも品の良い味わい・・・毎晩お気に入りの沢庵食べてますが・・・真っ当な漬物は共通していますね。そんなこんなで・・・楽しみにしていた井上尚弥チャンプを書いた「怪物に出会った日」が届きました。日本ボクシング最高傑作と言われる井上チャンプの何が凄いのかを、闘い敗れた10人の選手のインタビューで書かれています。まぁ、帯の「その拳は絶望の味がした。」が全てを伝えていると思いますが・・・。どきどきしながら三分の一ほど読んだら・・・次の日「令和版 現代落語論」立川談笑著が届きました。「現代落語論」と言えば談志師が1965年29才で書いた本で、この時10才でしたから流石に後追いで20代で読みました。1985年には「あなたも落語家になれる-現代落語論其2」これも夢中で読みました。どきっとするような鮮やかな表紙をめくると、高座の金屏風を思わせる装丁・・・そして表紙カバーを外すと白黒で談志師と談笑師・・・お見事。因みにサインが書かれていますが・・・談笑師のサインはコロナ前に国立演芸場でもらいました・・・その時名前を聞かれて・・・「親不孝の孝です」と言ったら、なんと師匠が一瞬吹いて、プロを吹かせたのは密かな自慢です(笑)伝統芸になっていた落語をこのままでは能狂言の道に進んでしまうと・・・「伝統を現代に」と掲げ・・・さらに平成・令和と進んだ今の「現代落語論」を毎月独演会に通っている談笑師が書いたので・・・楽しみが止まりません(笑)広瀬和生さんが書いた副読本が付いてきて、中江有里さんとの対談が最後にあって流れが素晴らしいんです。中江有里さんは以前児玉清さん司会のBSの週刊ブックレビューで知りましたが・・・対談できて羨ましい(笑)広瀬和生さんは・・・落語とは目の前の観客に語りかける大衆芸能であり、目の前というのはライブであることと、同じ時代を生きていると・・・その二つの本質があると・・・そして、その二つの本質を忘れて、1990年代は落語が衰退していったと。落語はいつの時代も聴き手にとって身近でリアルだった・・・落語は古典芸能ではなく、現代人のためのエンターテイメントであったと。戦後昭和29年以降高度成長期にどんどん日本人の暮らしが変わっていったのです。そして、評論家や作家たちが伝統芸能としての古典落語と新作落語の線引きをしていった。文楽志ん生圓生といった昭和の名人がいて彼らはその時代にあった自分の落語をこしらえた・・・次の世代にも談志志ん朝小三治圓楽といった人々が今の古典落語を創らなければならないと意識して自分のスタイルを作っていったわけです。この辺はリアルに体験しています。だが、大半の凡庸な落語家は昭和の名人の劣化コピーを披露するばかりで、1990年代に寄席はアンダーグラウンドな世界になってしまいました・・・なので寄席には全く通わず、独演会ばかりになって、今でも寄席にはほとんど行きません。だが、談志は寄席の外側の世界で闘いを繰り広げ・・・志の輔、談春、志らくといった優秀な弟子を育て・・・志の輔らくごで落語マニアとは違うファンを増やし、談春は2000年代の落語ブームを牽引し、志らくはTVの世界に打って出たわけです。志の輔師はもう30年追いかけていて・・・正月の志の輔PARCOは無事チケット取れました、第一回から通っています。談春師も20年通ってますね。この10年は談笑師が一番多いです。落語は年寄り向けの古臭い芸能じゃない・・・現代人のためのエンターテインメントなのを高座で証明してきました。それに続いたのが談笑である・・・古典落語の本質を鋭く分析して古典の演目を観客にグッと近づけ・・・その理論と実際の落語の解説と映像をリンクさせているので・・・これまた楽しみが止まりません。伝統を現代に・・・これはこーひーにも通じるテーマで・・・さかもとこーひーは独立した時からホームこーひーを届けていますが・・・スペシャルティコーヒーとの出会いで、手にした素晴らしい素材を平成・令和の日本の暮らしにどう届けるかが大きなテーマになっています。昭和のまだ畳が当たり前で茶の間で飲むコーヒーから、畳の部屋が無くなっている今の時代のコーヒーへ・・・ちゃぶ台の和食が当たり前だった時代から和洋なんでもありのテーブルとソファの食卓の時代へと・・・コーヒーは大衆むけの嗜好品というのが本質の一つでしょう。これから「令和版 現代落語論」を読み始めます。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.10.29
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【アフターダーク】(200gパック)よりダークに、より華やかに、まろやかでメロウな魅力に・・・リニューアルした10年目の「アフターダーク」です。余韻で舌の上に心地よく残るメロウなチョコとフルーツな感じはたっぷりブレンドした「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力です。さかもとこーひーを代表する深まる秋のブレンド「アフターダーク」・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の仕入れ価格が抑えられ、量も確保できたので・・・今までよりもたっぷりブレンドできました。ただパカマラの量を増やしてもバランス崩れますし・・・面白くも無いので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドの一つの「アフターダーク」を10年目でリニューアルです。元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついています、お楽しみください。出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・今までよりもダークでディープ、まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感に仕上げました。去年までは「深煎りコロンビア、深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、パカマラ」でしたが・・・今年は「バークレーロースト、深煎りインドネシア・ブルボン、パカマラ」とブレンドを作り直して、勿論パカマラの量を増やしました。10年前最初のイメージは・・・深煎りの新境地と言いますか・・・昭和の深煎り自家焙煎でも無い・・・ピーツやスタバのような深煎りでも無い・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです・・・円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力でした。そのイメージをさらにダークに味わい深く、パカマラの妖艶な魅力を生かしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2023.10.24
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【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック)秋が深まってくるとお届けしているパカマラ種です・・・今年は名門パナマ・レリダ農園のパカマラ種です・・・「パカマラ種」が年々価格高騰して使いきれなくなっていますが「パナマ・レリダ・パカマラ」は手が届く価格で買えましたので、これ幸いとお届けします。ひと口目、レリダ農園らしい上品で柔らかな口当たりからパカマラ種特有のフローラル感、フルーツ感、ブルゴーニュの赤ワインのような余韻と堪能できます。少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。品種: パカマラ種栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区農園: レリダ農園(Finca)内のアメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate)農園主: アモルソ一家収穫時期: 1月から3月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL343 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL345 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL34
2023.10.23
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プロのつぶやき1233「パナマ・レリダ・パカマラ、アフターダーク」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。今朝11.5℃でした、秋が深まって好きな季節になってきました・・・10℃切ると好きではなくなるんですが(笑)今週はロッテマリーンズがクライマックスシリーズで頑張って・・・テニスのジャパンオープンでは20歳の望月慎太郎選手がツアーレベルでやっと初勝利上げたら、第1シードの10位フリッツ選手、そしてポプリン選手にも勝って錦織選手以来のベスト4と才能が爆発して・・・日本世界のテニスファンが驚きました。そうそう、昨日土曜日は千葉市更科公民館でのこーひーレッスン・・・こちらではコロナ禍を挟んで3回目になります、来年の依頼も受けましたので、毎年恒例になってきました、励みになります。11月も市内の公民館であります。2時間3種類のこーひー飲みながらお話ししたり、質問に答えたりしていると、さかもとこーひーのコアーな常連さんとは少し違った一般のお客さんの暮らしや疑問点が伝わってきます。そんなこんなで・・・深まる秋に向けてのこーひーのご紹介です。年々高騰して使いずらくなってしまったパカマラ種ですが名門パナマ・レリダ農園のパカマラ種を使える価格で手に入れました。そこで・・・華やかでエレガント、優しく上品、妖艶な魅力の「パナマ・レリダ・パカマラ」・・・そのパカマラ種をたっぷりブレンドした10年目の「アフターダーク」・・・2種類のご紹介です、お楽しみください。【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック)秋が深まってくるとお届けしているパカマラ種です・・・今年は名門パナマ・レリダ農園のパカマラ種です・・・「パカマラ種」が年々価格高騰して使いきれなくなっていますが「パナマ・レリダ・パカマラ」は手が届く価格で買えましたので、これ幸いとお届けします。ひと口目、レリダ農園らしい上品で柔らかな口当たりからパカマラ種特有のフローラル感、フルーツ感、ブルゴーニュの赤ワインのような余韻と堪能できます。少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。品種: パカマラ種栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区農園: レリダ農園(Finca)内のアメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate)農園主: アモルソ一家収穫時期: 1月から3月生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL343 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL345 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL342160円/150gパック(税込)【アフターダーク】(200gパック)よりダークに、より華やかに、まろやかでメロウな魅力に・・・リニューアルした10年目の「アフターダーク」です。余韻で舌の上に心地よく残るメロウなチョコとフルーツな感じはたっぷりブレンドした「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力です。さかもとこーひーを代表する深まる秋のブレンド「アフターダーク」・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の仕入れ価格が抑えられ、量も確保できたので・・・今までよりもたっぷりブレンドできました。ただパカマラの量を増やしてもバランス崩れますし・・・面白くも無いので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドの一つの「アフターダーク」を10年目でリニューアルです。元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついています、お楽しみください。出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・今までよりもダークでディープ、まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感に仕上げました。去年までは「深煎りコロンビア、深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、パカマラ」でしたが・・・今年は「バークレーロースト、深煎りインドネシア・ブルボン、パカマラ」とブレンドを作り直して、勿論パカマラの量を増やしました。10年前最初のイメージは・・・深煎りの新境地と言いますか・・・昭和の深煎り自家焙煎でも無い・・・ピーツやスタバのような深煎りでも無い・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです・・・円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力でした。そのイメージをさらにダークに味わい深く、パカマラの妖艶な魅力を生かしました。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。(土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/200gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.10.22
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プロのつぶやき1231「最新のプロバット12kgで焙煎してきました」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。朝20℃を切るようになって、急に肌寒さを感じています。あの長かった暑さはどこに行ってしまったんでしょう?日中は半袖で心地よく、朝晩は少し冷え込んで・・・いい季節にやっとなりました。10月になって仲間が新しいプロバット焙煎機12kgを入れたので・・・水木とそのセッティングサポートに行ってきました。2日間で20数回焙煎してはカッピングの繰り返しなので、終わるとくたくたに疲れてしまいました。数年前とは違いますね(笑)帰宅してシャワーしたら9時前にはバタッと倒れ込んで、朝5時半までぐっすり・・・翌日は新しくこーひーを使ってくださっている本八幡駅近くのアンジュールカフェさんでランチしてきました。お昼前に着いて挨拶したら・・・いきなり達郎や佐野元春、談笑師国立演芸場独演会の話題で盛り上がって・・・坂本より少し年下とわかってきました。青山のパティスリーで修行し、独立して24年の繁盛店です。チーズオムレツに自家製のパンのトースト、マカロニサラダ・・・アイスクリームやソルベ、こーひーが付くランチです。我が家の自家製パンをトーストして、自分でオムレツ作ったブランチのようなご機嫌さです。焼き菓子やフレッシュなケーキもたくさんあって・・・どれも歪みのない腕の確かな美味しさで、若い人のカフェとは違う落ち着いた居心地のよさ・・・そんなお店でこーひーを淹れてくださって、とっても励みになります。そんなこんなで・・・最新のプロバット焙煎機12kgのセッティングサポートしてきました。基本的な構造はさかもとこーひーの12kgプロバット焙煎機と同じなんですが・・・タッチパネルのデジタルになったことと、豆の温度を測る熱電対の位置がドラムの下の方に移ったのが大きな違いです。タッチパネルは慣れれば火力がデジタルですから使い勝手良いでしょう。豆温も慣れれば大きな違いはありません。ボトムの温度の検証とロースティングポイントの調整で大丈夫です。勿論、排気はダンパーの微調整で見つけていきます。1日目はまず各基準を探していきます・・・焙煎機を暖機運転して安定させて・・・豆を投入して焙煎スタートすると、豆の温度が下がってボトムと言われる一番下の温度になってから上昇していきます。まずは、このボトムの適正温度を見つけます・・・この温度が高いと表面焼けになって、深煎りにすると焦げてざらつき不快な苦味になりますし・・・中煎り浅煎りでも水分抜けは悪いし、舌に刺激的な辛味と呼んでいる味わいになって、重い酸味にもなりますので要注意です。お店によっては浅煎りのコーヒーにこの状態が時々あります・・・後味がすっきりしないのですが、お店の人が気づいていないことがあります。場合によっては酸味がとっても不快な酸っぱいものになっています。(後味の重さをコクだと思っている人が時々いますね)ボトムが低すぎると、焙煎初期のカロリー不足になりますので・・・豆の成分のデベロップ不足になって、味わいの薄い、ぼやけた味になることが多いです。焙煎は水分抜き工程からロースティング工程へと進みますが・・・基準としては排気の強い弱いを見つけていきます。ダンパーと呼ばれる排気弁を調整します。プロバット焙煎機の場合は強制排気で排気が強いのでダンパーの調整がデリケートになります。排気が強いとカロリーが豆に伝わりづらく、デベロップ不足になりがちで、火力を強めると温度の高い熱風が速いスピードで豆の表面を抜けるので、場合によっては表面焼けになります。排気が弱いと煙がこもったり、焦げの原因になりますので・・・カッピングでちょうど良い排気を見つけます。これは外の煙突の高さにも影響受けますし、適正な排気はカッピングでの判断になるのでなかなか厄介です。風力計付けても、その排気が適正かどうかは風力計は教えてくれません(笑)この辺が決まってくると水分抜き工程の火力、ロースティング工程の火力、深煎りの工程の火力とカッピングで見つけていきます。以上を、初日に10回くらい繰り返して、一つ一つの基準をカッピングで見つけます。基準が決まってしまえば、その基準にしたがって焙煎を進行すれば良いのでデジタルのデータが役立ちますが・・・基準はカッピングで見つけるしかありませんので、カッピングスキルや味覚レベルが低いとその基準が甘いものになってしまいますので・・・焙煎機がデジタル化されても、結局はアナログな味覚レベル次第となるのが、味の仕事の怖いところだと思います。で、2日目は一つ一つのコーヒーを商品のロースティングポイントで焼いて、確認を繰り返します。扱っている豆を順番に午前午後と焙煎してはカッピングの繰り返しです。当然小さい焙煎機とはロースティングポイントが少しずれていますので・・・ロースティングポイントの少し前からサンプルスプーンで豆の香りを頻繁に嗅いで、豆の成分がデベロップしたタイミングで煎り止めて、カッピングで確認します。微妙な香りの変化で、今豆がどうなっているかを瞬間瞬間で判断して、バランスよくデベロップした香りになった瞬間に釜から出します。これが一瞬一瞬の判断で嗅覚やイメージを使うので脳が疲れます。全種類ドンピシャで決めましたので、豆の無駄が出ません(笑)無事終わって帰ろうと思ったら・・・ブレンドの相談があって・・・そこから5種類のブレンドをカッピングで仕上げました。どういうお客さん、お好みに合わせるブレンドなのか、季節は、価格はと聞きながら仕上げました。さらにディスプレイの相談、お客さんからの質問の相談、価格の話しとスタッフさんからも熱心な質問が続きました。5kg焙煎機よりも安定した焙煎ができて、生産量増えますし、同じ豆でも比べるとデベロップの状態が良くなって、一つ一つカッピングする度にスタッフさんが自然な笑顔になって美味しくなったと伝わってきました。ホームコーヒーがもっと広がると嬉しいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.10.08
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プロのつぶやき1230「30年ぶりに復活、ビクトリア・サンドイッチ・ケーキ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。涼しくなるかと思っていたら・・・昼間はまだまだ暑く・・・あっという間に10月になってしまいました。仲間が新しくプロバット焙煎機の12kgを入れるので、水木と焙煎のサポートに行ってきます。地域の常連さんが増えて、焙煎機を大きくします。12kgの焙煎機にすると生産量が増えますが・・・実は同じ生豆を同じプロバット焙煎機で焙煎しても・・・5kgよりも12kg焙煎機の方が味が良くなるようです。さかもとこーひーがサポートしているお店から、自店とさかもとこーひーの同じ豆を比較すると少し差があって、どうしたら良いのか聞かれることがあります。答えは・・・お客さんを増やして焙煎量を増やすこと、そして大きな焙煎機を使えるようになることと伝えます。大きな工場の焙煎機になると違ってきますが・・・自営レベルでは少量では安定して焙煎出来ない問題がありますし、熱の伝わり方も違いがあるようで・・・適正な大きさ・焙煎量があると思っています。同じ生豆、同じプロバット、同じ焙煎方法で何店も比較するとわかってきました、カロリーの伝わり方の違いでしょうか。業界では1kgの焙煎機が多いそうですが・・・このような比較はなかなか出来ないので知られていないでしょう。なので、さかもとこーひーでは自営レベルのマイクロロースターは12kg焙煎機からと考えています。勿論、経営的にも健全になってくる販売量です(喫茶もやっているとなかなか大変です、何をやらないのかが大切です)。さかもとこーひーの仲間では4台目になります・・・みんな地道に常連さん増えてきてホームこーひーが広がって嬉しいです。そうそう、金曜日に千葉市稲毛区の草野公民館でこーひーレッスンがあり・・・いよいよ秋シーズンになりました。10月11月と公民館でのこーひーレッスンが続けてあります。草野公民館は2回目で・・・質問も多く、和気藹々と楽しく盛り上がりました。内容はいつも通りで・・・「コーヒーはフルーツだ!」で農産物としてのコーヒー、土壌や完熟した実の大切さを話しながら・・・豆や粉に挽いた香り・・・そして3種類のこーひーをお菓子とともに比べながら楽しんでいただきました。3つの味わいの違いや雑味えぐみのない、後味の心地よさを感じてもらえたと思います。そんなこんなで・・・30年ぶりに、ビクトリア・サンドイッチ・ケーキが復活しました。さかもとこーひーホームページの「さかもとこーひーの基本・バックナンバー」のケーキブックにレシピがありますが http://www.sakamotocoffee.com/cake/vict.html ・・・焼くのはとっても簡単なのですが、なかなか自分で焼く気持ちにならなくて、津田沼ブラウンサウンドコーヒーのmarucoff まるちゃんの焼くケーキが手作り感溢れてとっても美味しくて気に入っているので・・・「ビクトリア・サンドイッチ・ケーキ」焼いてと頼んでいたら、なんと焼いてくれました。坂本はセルクルで丸く焼いて3枚にカットしてカシスのジャムを挟みましたが・・・まるちゃんはパウンド型で焼いて、しかも生地はやさしい味わいに仕上げて・・・カシスジャムにクリームも加えて・・・女の子らしい美味しさになってました。なんてことない地味なイギリスの家庭のお菓子ですが・・・ラテやミルクティと一緒にいただくと、それはそれは美味しいものです。イギリスの家庭菓子の良さですね。イチゴやブルーベリーのジャムもよく使うようですが、バターたっぷりのリッチな生地なので、カシスが気に入っています。ケーキ屋さん、フランス菓子屋さんでは作らないお菓子だと思いますが・・・お茶のひと時に大満足な美味しさだと思います、ただバターたっぷりですので、その辺は要注意でしょう(笑)季節のフルーツたっぷりなケーキも嬉しいですが・・・こういう家庭のお菓子を紅茶やこーひーと一緒に頂く方が好きです。ただ混ぜて焼くだけですので・・・是非お試しください。イギリスの代表的な家庭菓子です。 正式には「ヴィクトリアサンドイッチケーキ」というそうです。本来は薄く2枚焼いてジャムをぬり、重ねるようですが、セルクルで焼いて半分に切り作りました。バターケーキにジャムをはさむだけですので、バターとジャムの美味しさがポイントです。ジャムは濃い味のほうが生地に負けないで美味しく出来ます。メレンゲを作らないで全卵で混ぜますから、さらに簡単なお菓子です。この生地を基本にして、型を変えたりナッツやドライフルーツ、スパイス等でアレンジしても楽しいお菓子になります。マーブルケーキにしても美味です。まず簡単なのが好評です。家庭菓子のほのぼのとした美味しさが魅力的です。バターと卵、牛乳の基本の材料の良さにジャムの香りと酸味がアクセントになってます。珍しい物はなにも使っていませんが、ひとつひとつの品質が落ちると美味しさのかけらも無い色あせたお菓子になってしまいます。大地の豊かな実りを素朴で魅力的なお菓子に仕立て上げたイギリスの良さがいっぱいの美味しさです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2023.10.01
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