狎鴎亭的横濱生活

狎鴎亭的横濱生活

Feb 23, 2005
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テーマ: 韓国!(17313)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の午後、イ・ウンジュさんの自殺が報道された。

亡くなったのを発見されたのは午後1時だそうだけど、3時ごろ知った私たちは、インターネットでニュースを見ようと思ったら、どこもダウン。
ニュースが動かない麻痺状態だった。

それくらいこのニュースは衝撃的だったようだ。 
私ももちろんパパもびっくりだった。
何で死んじゃったの?あんなに成功してたのに。
今回撮った映画でもその演技でかなりの評価を得た彼女。まだ韓国の年で25歳だというのだから、実際には23歳だろう。

報道をたどっていくと、この映画が少なからず自殺の理由になっているようだ。

でもだからって死んじゃう?というパパに「他にも理由があるんだよ」と言っていた私。

時間が経つうちに、本当にそれが理由かも知れないとおもい始めてきた。
あまり感心を持ってニュースにかじりついていたわけじゃないのに、彼女の死の理由を考えてた私も、結構ショックだったのかもしれない。

その映画は全体的にとても暗い映画で、彼女の役割もとても難しいものだった。23歳の彼女にはとても演じきれると思えない役割だった。だけど彼女は多分みんなの期待以上に演技した。
でもその映画が与えた影響はかなりのものだったようだ。
それはそれで分かる気がする。

彼女は今は女優としての自分の存在よりも23歳の彼女自身の存在をもっと大事にしたかったのかも知れない。
でもまわりは女優としての将来性や、そこから見込まれる利益の方ばかりを優先して、彼女の気持ちを無視していたかも知れないのだ。
周囲はおろか、母親とも言葉が通じなかったという彼女。どうして良いか分からない、とノートに綴った彼女。
最後の最後に病院を受診した。
多分助けを求めていたのだと思う。

その場で彼女の言葉をありのまま受け止めてくれる人が必要だったはずだ。
医師は彼女の自殺企図を見抜けなかったのか。

何だか彼女がとてもかわいそうに思えた。
誰にも通じない、分かってもらえない気持ちがあったとしたら、それはそれがたとえ心の1%であっても辛いものだ。

彼女が死を選んだ理由なんて結局は誰にも分かるわけじゃない。こうだろう、と想像するだけだ。

彼女を誰一人救うことが出来なかったこと、女優としてではなくて一人の女の子が、こうして死を選ぶしかなかったことがとても悲しい。

哀悼の意を込めて。

* やっぱり呼び捨ては良くないなぁと思い、名前書き直しました^^;





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Last updated  Feb 23, 2005 05:52:53 PM
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