投資逍遥

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2010/04/29
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テーマ: 国債(43)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 来日中の米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の公社債格付け統括責任者、ポール・コグリン氏=写真=は28日、日本経済新聞記者のインタビューに応じた。ギリシャ国債格下げの背景について、財政再建に向け「政権が取れる選択肢が狭まっている」と説明。構造的な財政赤字は各国に共通する問題で、日本も「構図が同じだ」と述べた。
 同氏は「財政赤字は長期にわたるギリシャの構造問題だ」と指摘。27日、市場が不安定さを増す中で格付けを一気に3段階下げたが、「問題は急に出てきたわけではない」と強調した。
 欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)によるギリシャ支援策は「時間稼ぎにすぎない」と指摘。今後も「緊縮財政が実体経済を厳しくし、金利負担の増加が財政をさらに圧迫するリスクを抱える」と、悪循環を懸念する。歳入不足が深刻さを増す一方で緊縮財政に労働組合などの抵抗は強く、政権が打つ手が限られるとの認識を示した。

 日本国債については、国内消化が進む限りはすぐギリシャのような状態にはならないとした。しかし、構図は同じで「先送りは解決をより困難にする」と警告した。「債務残高が積み上がる一方で、高齢化により貯蓄率は今後下がる。リスクは年々高まり、いったん金利が上がり出すと財政は苦境に陥る」と指摘した
。(日経新聞より 編集委員 藤田和明)


【上記の感想】

ギリシャを始めとしてユーロ圏の財政赤字が注目されている。
今のところ日本は心配はないようだが、いつまで持つか。
膨らみ続ける財政赤字を建て直す手段は見えず、問題を先送りしているだけだ。
国債の国内消化が限界に達する日がくることを想像すると、恐くて眠れない?






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Last updated  2010/04/29 01:02:35 PM
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征野三朗 @ Re[1]:12636アクセス/日 (新記録)(06/25) mkd5569さんへ おはようございます。 記…
mkd5569 @ Re:12636アクセス/日 (新記録)(06/25) おはようございます。 10000アクセス超お…

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