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2009.08.05
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カテゴリ: 読んだ本
訳:赤尾 秀子
1994年11月 東京創元社より


「可哀相な少女を生かしてやれる可能性はただひとつ、殻人(シェルパーソン)プログラム
に入れてやることです」
7歳のおしゃまな少女を襲った病は、容赦なく彼女を全身運動麻痺にまで追い込んだ。
原因不明のためひとり病室に隔離され、涙する毎日。だけど・・・いつの日か自力で
原因を突き止めようと決心した少女はついに宇宙船に生まれ変わった!
名作『歌う船』に続く長編シリーズ、登場。

(裏表紙 紹介文より)


『歌う船』シリーズの第2弾です。
共作ということで、カラーが変わってしまうんじゃないかと心配していたんですが、
全然そんなこともなく、面白く読めました。

マキャフリーは共作を結構たくさんしている人らしいです。
自分の頭の中にある膨大なプロットを表に出したいけど、全部執筆する時間がないというのが
大きな理由の1つ。

有名作家と組んで、その作家のシリーズ設定やプロットを使って作品を作り出すのが
新人作家にとってはトレーニングにもなるし、読んでももらえるというメリット大。
共作作家の多くは元々マキャフリーのファンであることも多いらしく、作品のイメージを
損なわずに新しいものが生み出せているようです。

今度の主人公はヒュパティア・ケイド、通称ティア。
考古学者の娘として、他に人のいない惑星で両親と2人きりで暮らしています。
たいそう利発で、訪れる客達を驚かせることも多く、しっかり者の少女ですが、
7歳の時に異星生物の病原菌により全身麻痺でまったく動けなくなります。
普通だったら動けないままに一生を終わるところですが、ティアを診た医師の尽力により
殻人(シェルパーソン)プログラムに参加できることになります。

殻人(シェルパーソン)プログラムは前作でヘルヴァが受けたプログラムですが、

しかしティアの才能が見込まれ、ティアはプログラムに参加、『頭脳船(ブレインシップ)』
として生まれ変わります。
そしてティアは「筋肉(ブレイン)」としてアレックスを選び、2人の冒険が始まるのです。

次々と起こる事件のため、スピード感のある話となっています。
先へ先へとどんどん進みたくなるのに、その反面で何度も戻って読み返したくなる本でした。



まるでゾンビのように襲ってくる人々を追い払ったり、保護したりしようとしている時は
本当にドキドキしました。
アレックスが死んでしまったり、病原菌に侵されたりしたらどうしようと思って。
だってヘルヴァの例があるからさー、最初の1章でブローンが死んだらどうしようって。(笑)
2人は、ティアが病原菌に侵された関係から、常に菌の脅威にさらされている感じで
怖かったです。
見えない脅威って怖いよね。

クライアが面白いキャラでちょっと好きかも。
最初にティアのブローン候補として面接に来た女性で、攻撃的で自己主張が強くて、
ティアは断ったんですが、後に再開しました。
その時は、ティアの同級生の頭脳船に乗っていて、軍に所属していました。
ぴったりの就職先という感じ。
でも、盗賊と戦ってボロボロになってしまったティアのことを労ってくれたりする
気遣いもあって、ティアのパートナーにはなれないけど、いい人だったんだなと思いました。

ティアとアレックスの関係が、やはりだんだん恋人関係に移行していくんですね。
でも当然かも。
常に一緒にいて、共に危険を乗り越えて、信頼関係を築き上げて・・・としている異性同士
なんだから、恋心が芽生えても不思議はないです。
最後にティアが人間型を手に入れるというのが意外でしたが、そういう解決法もありなんだと
感心しました。

幾多の困難を乗り越えて無事にハッピーエンド♪
楽しかったです。(^^)

旅立つ船





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Last updated  2009.08.05 14:45:56
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