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2004年11月07日

アレルギーを引き起こすかも！輸入とうもろこし

カテゴリ：健康～こころとからだ

とうもろこしは、生食以外はほぼ輸入です。
缶詰はほとんど輸入ですが、最近は、生や冷蔵ものも
あります。

とうもろこしは、レストランや牛丼屋のサラダ、
コーンスープ、調味料などに使われます。
ビールの成分であるコーンスターチもとうもろこしから
作られています。
国産表示されたこれら加工食品にも、輸入とうもろこしは
使われています。

日本がとうもろこし輸入をする大きな相手国・アメリカで
最近問題になっていることがあります。
それは遺伝子組換えのとうもろこしから作られた
コーンスナック菓子を食べた人が呼吸不全になる、
ということが起こっているのです。
そのとうもろこしは「スターリンク」という名称で、
日本では輸入禁止となっていますが、3年程前にお菓子やパン、
ビールなどに使われていたことが発覚しています。
飼料用についても同時期に農水省が検査したところ、
3分2の飼料から発見されました。

とうもろこしは雌雄異花植物なので、遺伝子組み換えが

アメリカではすでにスターリンクの栽培は禁止されていますが、
交雑したとうもろこし畑は今では増えています。
ひとつひとつを検査することはできませんから、
アメリカからの輸入を禁止するしかない。
でもそれは現実問題、不可能です。

アメリカの強い要求に押され、遺伝子組み替えのとうもろこしを
原料として輸入する文書に調印したばかりです。

ＥＵでは、加工品を「自国用」「ＥＵ域内用」「アメリカ用」
「アジア用」と分けて卸す例があります。味や成分なども、
輸出先向けの味を考えて、という題目のもと、原料のランクを
変えることがあります。

かなしいかな、遺伝子組み替え食品受け入れ国1位の日本には、
それら食品が入ってくる可能性が高いのです。

アレルギー成分は摂取すればするほど、蓄積し、
何らかの異常を引き起こします。
子どものからだ、自分のからだを守るのは、自分自身に
他なりません。

現在のアメリカのとうもろこしの30％が遺伝子組み換えです。
加工食品や外食にはくれぐれも気をつけてください。

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