ある障害者の独り言

ある障害者の独り言

2009年10月30日
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カテゴリ: 日記

昨夜の通夜で、警備員から受けた仕打ち。
布団に入ってから沸々と怒りが込み上げて来て、眠れませんでした。

このまま済ませては私の精神衛生上良くないので、
葬儀会社に抗議の電話を入れました。

怒りはもうとっくに冷めていたので、冷静に事情を説明したところ
相手も理解してくれたようで、話し合いの場を持つことにしました。
とにかく障害者の苦労を分かって欲しい。
ただそれだけです。

健常者には何でもないことでも、障害者にはとてつもない障壁になる。
相手は商売をしているのだから、
他の障害者のためにも理解して貰うよう努力します。


今日の帰りのホームで、恐れていた事が起こってしまいました。

私の後ろから来た人が、隙間を強引に通ろうとして、
私の鞄を引っかけて行きました。引っ張られた私はバランスを崩し、
必死にそいつにしがみつきましたが、振り払われて転んでしまいました。

幸いすぐそばに近所の友人が2人いて、駅員さんと共に助けてくれました。
私は張本人を捜して、辺りを見回して「どこに行った!」と
怒鳴りまくっていました。
さすがに我を忘れて怒りました。
すぐに50絡みのおじさんがやって来て、謝ってきました。
どうして助け起こしてくれない!自分で転ばせておいて。

私はそいつの肩を掴んで、障害者だって見て分からなかったのか?
と、詰問しました。
そいつはボソボソとではありますが、ひたすら謝ってきたので、
これからは充分注意して、と許しました。

急いでいたから。理由になりますか?
幸い私に怪我が無かったから良いようなものの
もしこれで怪我をしていたら、そんな言い訳は通用しないでしょう。

これで3度目ですが、3者3様です。

他人の事を思いやれる余裕を持ちたい。
そう、心から思いました。






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最終更新日  2009年10月30日 20時47分57秒
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やっぱり・・・  
蕎麦職人2号さんへ

昨日の事もそうですが、今日の出来事も立ち位置が悪ければホームに転落も・・・

考えるだけでも、寒気がします。
いくら急いでいても、横切る時は落ち着いて相手にぶつからないように通り過ぎるのがマナーだと思います。
ぶつかりそうな時は、『通らせてください』の一言を言うのが常識だと・・・

子供にも、普段から言い聞かせていますが、我が子のマナーが悪い時は相手がビックリしても我が子の頭を引っ叩きます。

今は大人の再教育が必要なのかもしれないですね。
さみしい時代です。
でも、こんな時代に負けないでくださいね!!
(2009年10月30日 21時43分23秒)

Re:やっぱり・・・(10/30)  
気まぐれお嬢さん
そうなんです。
転んだのは点字ブロックの上、危機一髪でした。
駅員さんが素っ飛んで来ました。
私が我を忘れて怒り狂ったのも、今考えても当然だと思います。
それにしても、いい大人がどうして謝れないんでしょうね。
今日の相手だって、周りの人達の視線が無かったら、
謝ってくれたかどうか疑問です。
思わず相手の肩をかなり強く掴んで、振り回してしまいましたが、
私ももうちょっと丸くならないといけないと反省です。

人生、終わるまで勉強なんですね。

(2009年10月30日 23時12分26秒)

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