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Stephane Grappelli。オルガンもカッコいいゴキゲンな一枚。【No.599】 ・Stephane Grappelli:Plays Cole Porter (1976)「Concord For Café Apres-midi」【No.597】を紹介した際に、Stephane Grappelliの名前を出したのですが、その時に何か一枚アップしたいなと思っていました。Stephane Grappelliは活動歴も長く、傑作とされる作品も多いのですが、私はそれほど沢山持っていません。ピアノトリオをバックにしたMPSから出ている人気盤「Afternoon In Paris」が大好きなのですが、コレはご存知な方が多いかもしれないと思い、今回はパリで録音され、ピアノにMaurice Vander【No.514】が参加したCole Porter曲集を紹介しておきます。これも好きでよく聴く作品です。Cole Porterは大好きなので曲は文句なし。Stephane Grappelliの流麗で美しいバイオリンが心地よい一枚です。曲調も多彩で聴き飽き無いですし、シャレたサウンドで家で流すのにピッタリかなと思いますね。Maurice Vanderのピアノも良いですが、特にサウンド面で一番ポイントなのはEddy Louissのオルガン。音色とかが凄く私好みで気に入っています。演奏面でも相当フィーチャーされてますので、オルガンが好きな人にはオススメです。ただ、この辺は好みもあってバックはシンプルにピアノだけの方がいいという人も多いかもしれませんが…。Stephane Grappelliの演奏は本当に素晴らしく、70年代中期の作品で全体に音がいいのもオススメポイントですね。HMVで試聴可能。邦題は「コール・ポーターでスウィング」(笑)。このタイトルもいいです。冒頭の「It's All Right With Me」からスウィンギーな演奏で引き込まれます。12曲、70分以上収録して1200円というのもコストパフォーマンスが高くて良いと思います。
2009.07.14