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急性期では、直接のSTリハ関係以外にも覚えることが多くあります。カルテからの情報収集では、医師の英語表記もあり、調べることもあります。覚えておきたい事項や、わからない用語はできる限り調べて、手帳サイズのバインダーに書きこんでいます。いつでも確認できるように持ち歩いています。マイシステムバインダーのバイブルサイズを使ってます。薄くてぎりぎりポケットに収まる大きさです。内容は、英語用語、略語 occipital lobe 後頭葉、 BAD、 constipation 便秘、・・・・ CSDH 慢性硬膜下血腫、 LVH 左室肥大、・・・薬 ディオバン 降圧薬、 デパケン 抗てんかん薬、・・・・検査、基準値 CRP 0.3以下、BUN 尿素窒素 8~20、・・・・医療用語 ターゲス、タップテスト、ヘモ、・・・・脳画像アトラスをコピーして貼り付けその他、急性期・STリハに関わらず、勉強して覚えたいと思ったこと。いろいろ用語など調べて覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまい、また、同じことを調べていることがよくあったため、ひとつの場所(手帳)に書いていくことにしました。使える知識となるように、辞書的なものにするのではなく、できるだけ暗記していくようにしています。項目ごとにまとめず、時系列で書いて行っています。(国試の勉強法と同じような方法にしています。)かれこれ100ページぐらいいっているので、復習が大変です。
2011年01月30日
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質問も頂いたので、一人職場について考えてみます。就職活動の時に、STの立ち上げで、STが一人職場の病院に見学にいったことがありました。その病院はPT・OTが開設され既に10年以上は経っており、次年度にST立ち上げということでした。また、ST経験者ではなく、新卒の採用を考えておられたようです。PT・OTの先生方はよく相談にものってくれそうなアットホームな環境に見えました。また、系列病院のSTとの勉強会もあり、STの先生に相談する機会もあるようでした。一人職場では、すぐに、気軽に相談する相手がいない勉強会などに積極的に参加して、一般的な知識を得る必要がある。リスクを多く伴う嚥下評価・訓練に注意が必要逆に安全志向になると、リハビリが進めにくい。先輩がいないと「ここまではやっても大丈夫」という見極めがつきにくい。一年後、後輩STが入ってくると、責任を持って指導していかなければならない。(大げさですが)数年後に病院を変わったとき、評価・訓練の手技にギャップを感じる可能性がある。自分独自の評価・訓練になっている恐れがある。どちらかというと、「まずは自分で解決しよう」という考えより、「周りのスタッフに助けてもらいながら頑張っていこう」という気持ちになれる人のほうが、うまく進むと思います。(←私の考えです)まずは自分で調べることがもちろん重要ですが、一人職場ではリハビリ以外にもすることが多いと思いますので、時間がいくらあっても足りなくなるような気がします。さらに立ち上げの場合は、評価・訓練教材など環境設定が一から必要リハビリ実施の単位数の管理など、システム構築が必要(?)。PT・OTと同じやり方で行うとしても、作る時間が必要。 悪いことばかり書きましたが、何人かSTがいる職場でも、まわりにあまり相談せずリハビリを行っていると、「相談」という点では、一人職場と変わらないこともあります。特にSTは、個室で行うことが多いので、自分から相談しなければ、周りのSTには気づかれないことは多いと思います。PT・OTであれば、同フロアで行うことが多いので、間違った手技をしていたら、周りの先輩が気づいて指導してくれることもあります。また、先輩STのいる職場でも、もし、プレッシャーがあると、自分の中で「この評価は、本当に患者様のためにやっているのか? 先輩に言われたからやっているんじゃないのか?」とわからなくなることも出てくると思います。そういう意味では、一人職場では、先輩からのプレッシャーがなくやっていけるかもしれません。学校の先生からは、一人職場にいくためには、わからないことがあった時に、自分で調べて(自分から積極的に相談して)解決していけるような力が必要だといわれました。
2011年01月27日
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仕事の効率を考えることがよくあります。いかに実質のリハビリをしている時間を多くするか。リハビリ以外の時間を最小限に抑えようとしています。もちろん、ベースには、「リハビリの質が大切」というのはあるのですが。リハビリ以外の時間とはカルテを見るなど、カルテから情報収集ている時間リハビリの準備時間看護師への情報聴取や報告、相談リハスタッフ間での情報交換、報告、相談リハビリカルテを書く時間待ち時間(治療、トイレ、おむつ交換、入浴、リハスタッフ同士のバッティングなど)など。慣れてきたとはいえ、まだまだ時間がかかっています。まわりの先輩と比べると、リハビリ以外の時間が長いように感じています。(事実そうなんでしょう。)量的にも質的にも「今日は忙しく、充実して動けたなぁ」と少しでも思えるようにしたいです。
2011年01月23日
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日本言語聴覚士協会のサイトに、「急性期における言語聴覚リハビリテーションの指針」という資料が掲載されていました。会員のみ見ることができます。内容は、1.急性期の言語聴覚リハビリテーションの実態2.急性期言語聴覚リハビリテーションの流れ3.患者本人に会う前の情報収集4.ベッドサイドにおける留意点5.全般的活動性、見当識、精神機能のチェック6.発声発語・摂食嚥下機能のチェック7.言語機能・高次脳機能のチェック8.訓練室における留意点9.予後予測となっており、約20ページわたり詳しく書かれています。今まで、急性期で自分がバラバラにやってきたことがまとまっていたり、再認識できる部分が多かったです。患者側からSTへの要望としては、訓練の早期開始分かりやすい説明STの増員などだそうです。また、ベッドサイドでのSTに期待されることとしては、患者の全身状態を把握した上で、コミュニケーションや摂食嚥下などの当面の問題に対して可能な範囲で援助を行う。他のスタッフに現状と当面の対応策についての情報を迅速に提供すること患者や家族などに心理的サポートを行うこと急性期リハビリに限らずですが、ご家族にお会いする機会が少ない場合もあり、情報収集や言語機能の説明、代償方法の説明などが遅れることがあります。今回、この資料を読んで、いわゆる「STのリハビリ」をすることだけでなく、患者様やご家族への説明や心理的サポートも重要な仕事のひとつだと、再認識しました。
2011年01月17日
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半側空間無視の訓練のひとつとして、プリズム眼鏡を使ったPA療法(プリズム適応療法)があります。このプリズム眼鏡の入手方法を調べましたので、紹介しておきます。あくまでも一例です。「フレネル膜プリズム」というシート状のものを伊達眼鏡に貼り付ける。具体的には、発注は、眼科を通す、眼鏡店に直接注文、ネットで注文など。フレネル膜プリズムは、角度により、見え方が異なる。PA療法の文献を調べて、角度を決める。(文献では7度、10度、12度など)フレネル膜プリズムでは、角度の単位に「プリズム」が使われており、1プリズムは、1m先が1cmずれて見える。20プリズムは、1m先が20cmずれて見える。これらが実際、何度に該当するかは、自分で計算するか、注文先に問い合わせる。このシートの眼鏡への貼り付けは、注文先に貼り付けてもらうのが確実かもしれません。貼り付けの難しさはわかりません。貼り付け料金がかかるところ、かからないところあり。以下の商品では、フレネル膜プリズム1枚で直径65mm程度となっているため、通常は、1つの眼鏡で2枚必要。老眼の患者様へはどうするか? 老眼鏡に貼り付けることも可能だとは思います。また、ゴーグルタイプのものに貼り付けて、患者個人の眼鏡の上から装着できるようにする方法もあるのかもしれません。しかし、(訓練の方法にもよりますが)、基本的に訓練時間のみかける眼鏡で、PA療法では細かな文字を読むことは少ない、と考えると、伊達眼鏡に貼り付けるのが汎用性が高いと思われます。商品は以下フレネル膜プリズム 【お取り寄せ品】 【送料無料】フレネル膜プリズムレンズ屋
2011年01月17日
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この前、調べ物をするために、出身校(養成校)の図書室に行ってきました。先生のところに挨拶に行くと、同期生のことや、いろんな情報を教えて頂けました。トークンテストが標準化されたようです。実際にみせてもらいましたが、A~Eまではトークンの代わりに、トークンを並べた図版を指し示すようになっていました。Fは従来通りトークンを使用。失語症者の標準値もついているらしいです。(これは実際に見ませんでした)新日本版トークンテスト
2011年01月13日
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あけまして おめでとう ございますこの正月休み期間に、少し時間をかけて、あらためて、これからの目標を立ててみました(ほとんどが、STとしての)目標はいろいろあるのですが、日常的な目標としては、「リハビリの評価・訓練を振り返って検討する」ということです。当たり前のことなのですが、再度、目標として立ててみました。急性期担当のため、担当患者様は、目まぐるしく変わります。入院し、退院し、・・・また、次の患者様が入院されてくる。急性期終了後は、自宅退院、回復期へ転棟、施設・療養病院へ転院など、転帰先は様々です。短期間の急性期リハビリの中で、いかに関われるか、また、転帰先にどうつなげられるかを考えていく必要があります。
2011年01月07日
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急性期で、安静度が「ベッド上」となることがあります。かつ、 意識レベル JCS-II桁以上 反応も乏しい 栄養管理が、経鼻経管栄養 or IVH or 急性期で末梢静脈からの点滴のみも場合があります。そのような時、STとして、どう関われるか考えてみます。(今まで実施していたかどうかは別として)口腔ケア 誤嚥予防、口腔内刺激、頬部ストレッチ嚥下機能維持 嚥下反射促通手技、唾液嚥下の確認舌の抵抗運動 ・ 他動運動 舌根沈下による気道閉塞の予防、刺激入力、構音・嚥下機能の維持 自動運動が困難な場合は、他動運動刺激入力(特に言語) 声かけ、呼名、挨拶、系列語頚部のストレッチ 頚部の可動域の確認、ストレッチ(可動域制限の予防・改善)観察 バイタル(血圧、SPO2、脈、体温) 呼吸状態(回数、胸式/複式呼吸、深さ、パターン、左右差) 肺雑音の有無 ポジショニング 体位交換(褥瘡の予防、刺激入力)、側臥位、ベッドアップ呼吸介助 呼吸状態、痰の貯留やSPO2の状態による。血圧の変動や不整脈がある場合は、ポジショニングだけでも緊張します。
2011年01月06日
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