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林沖

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S君              .@ 柳生心眼流ではないのですが この動画を見た事はありますか? https:/…
林沖 @ Re:また、関係ない話ですが(06/24) S君          この映画を見たこ…
林沖 @ Re:また、関係ない話ですが(06/24) S君         動画を見ました。 ブ…
S君          .@ また、関係ない話ですが この動画を見た事はありますか? https:/…
S君          .@ また、関係ない話ですが この映画を見たことがありますか? https…
2025.10.29
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カテゴリ: 西忍寺道場
柳生心眼流兵術は、鎧兜を来て戦う武術だ。


鎧を着ていると、当然動きにくい。
それでも敵を倒せるように工夫されている。
しかも、少し習えば、実戦で使えるようになっている。
熟練してからしか使えないようでは、即戦力にならないからだ。

攻撃も防御も、一般的に知られている剣術や柔術とは、かなり違う。

もし、相手がこの武術の使い手で、こちらがその技を見たことがなければ、予測できない動きに対処できないまま殺されてしまうだろう。
見たことも無い動きで、確実に急所を狙われれば、なすすべはない。


腕が上がりにくい。動きが遅くなる。

しかし、柳生心眼流はこう考える。
腰が捻りにくければ捻らなければいい。
腕が上がりにくければ、上がりやすい角度で上げればいい。

腰を捻らないことで、かえって素早く攻撃ができる。
腕を上げる角度が独特なので、反応できない。
鎧の重さを利用して受けるので、受けられただけで重心を崩される。

武術というものは、限られた条件の中で磨かれていくものだ。
特に着衣によって技も変わってくる。
鎧に限らず、きものにおいても動きは制限されるが、制限されるがゆえに動きが工夫され、何気ない動きが特殊な仕組みを持った動きとなる。

日本に着物と鎧の文化があったので、日本の剣術術も柔術も独特な技術体系で発展してきた。


しかし、伝統武術を学ぶ者は、術と着衣の関係を研究し、術の本質を見失うことがないように努めるべきだと思う。





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Last updated  2025.10.29 17:19:15
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