カイバーマンのお仕事2

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2008年04月15日

新必殺仕事人「主水バクチする」感想

(1)

カテゴリ：必殺シリーズ

渡し舟の順番を、坊やと婆やに譲った三味線や。

不浄とは思わないのか。
なんだこの地獄絵図は。
三味線やは「余計な真似をした……」と悔やむが、悪気があったわけでないどうにもならない。

坊やの両親、被害者の供養のため仏像を建てることを考える。
しかも母の手彫り。
しかし人殺したちは、罪に問われなかったとはいえ、自分たちの行った流血騒ぎの記念碑が残ることを喜ばなかった。
何度壊されてもめげない母の姿は町民たちの評判となり、見物客どころか賽銭が投げ込まれる騒ぎに。

まだ出来上がってもいない観音さんが夜鳴きするという噂がたつ。
子授けのご利益があるとか言われ始める。
そして無事に観音様が彫りあがるのだが、出来上がったとたんに仇に取り上げられる。

最後まで戦った母の遺体が大川にあがる。
これだけのことをやっといて、夜釣（この時代なので本当に暗い)に出かける連中の神経を疑う。
いかにも化けて出そうじゃないか。
最後に観音様が本来の居場所に落ち着くのは、「祟り」に屋敷のものが怯えたせいとしか思えない……いい気味だ。

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