レベルアップ太極拳

カレンダー

カテゴリ

24収勢

(3)

プロフィール

pi-taijiquan

フォローする

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2017年09月14日

いろいろな歩法について確認してきました。
下半身は土台なのでとても重要だからです。
その上で、上半身ももちろん大切です。

土台がしっかりするのはしっかりした家が建つ前提条件ですが、家の素晴らしさを補償されているわけではありません。

ということで、手型･手法の確認をします。

まず、手のひら、掌（ジャン）の確認です。
①五指はゆるめて自然に伸ばします。

②五指を自然に開き、虎口（フーコー＝親指と人差し指の間の水かきのところ）は弧の形を保ちます。
五指がお互いに密着していてはだめです。

といっても指が太くて離れないという方もいます。
それはそれで問題ありません。
大切なのはその中身です。

③掌心（しょうしん＝掌の中央）に丸みを持たせます。
掌心が平らで前方に張り出しているのは緊張につながるのでだめです。
ついでに、動作の中で胸を張るのもだめです。

いろいろな言葉が出てきました。
掌でよく使う名称は、
・虎口（フーコー）
・掌心
・掌外沿（しょうがいえん＝空手チョップをするところ）

「推掌（トイジャン）のときに勁力（けいりょく）は掌根（しょうこん）に達する」なんて言い方をします。
中国語読みしたり日本語読みしたり、ときには混じっていたりですね。
余談ですが、「剣穂」とは、剣の付け根に付ける素麺みたいなひらひらのことです。
読めますか。
そのまま「けんほ」です。

「けんすい」と言ってもよろしいですが、中国語読みすれば「ジャンスイ（Jiàn suì）」です。