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2018年04月10日

太極拳が普及している国々には、太極拳の検定試験があるようです。
日本の大きな組織にもそれぞれ検定試験があります。

太極拳愛好者は、
・競技大会や表演会を目標に取り組んでいる方。
・検定試験を目標に取り組んでいる方。
・日頃の教室に参加することを目標に練習している方。
など様々です。

私の周囲では、二人に一人ぐらいは検定試験を受けているようです。
上達への歩みは少しずつですが、何かを目標にするとその歩みがしっかりしてきます。

しかし、目標の「一つ」にはなりますが、必ず必要なことというわけではありません。

太極拳との関わり方は人それぞれで、それを大切にすることこそが大切ですし、体との対話は他から与えられるものでもありません。

全国の中には、何ともたちの悪い部活動のような信じられない掟（おきて）がある団体もあると聞いて驚くこともあります。

「私のところは先生の許可がなければ受検したくてもできないんです」
とか、
「私の団体は教室に入ると全員必ず受検しなければならない」
とか…。
もっとすごいのになると、「先輩が合格してからでないと私たちは受検できない」とか。

。

太極拳には、放鬆自然・心静体鬆という言葉があります。
しがらみやストレスや自分で作った自分の鎧を解き放つひとときの太極拳でありたいものです。

…って、あそこ直せ、ここ直せってのがストレスだろ！って言わないでね