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2021年11月01日
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(勁力のお話のつづきです)
疑問に思いつつも少しは勁力の感覚をつかめたかなと思い、勁力という言葉も知らない人に、力と勁力の違いが伝わるか試してみます。

「これ(力)と、これ(勁力)、何か違いを感じる?」

先入観がない人への実験は貴重ですスマイル
予想どおり「分からない」と。

もし講習会で自信満々の講師なら「まだ感覚が分からないようだね」と言う場面です。
分からないのはあなたのせいってわけです。
確かにそれはあり得ますが、あまり一方的な発言になると、まるで信仰が足りないから…と同じです。


それでも、少し説明するとその人は
「力の安定感が違う感じはする。密度が違うというか…」
と面白い表現をしました。

私が少し興味を感じるのは、老師・講師によって「勁力」に違いがあるという発見です。
今まで中国の老師には三人ほどから勁力について、短時間ですが学びました。
その一つに、勁力による手の上げ下げがありました。
その中で、老師が勁力で手を挙げるのを、私が押さえたり押さえられたりという体験をしました。
私は配慮せずに、手を挙げようとする老師にきちんと抵抗しました。

もちろん私も力ではなく、私が理解しているところの勁力での抵抗です。
自分の足裏と老師の足裏とつながりを感じました。


その老師は、頷いて「うん強い勁力だ」と言ってくれました。
結局、老師の勁力には叶わず最終的には持ち上げられてしまいましたが、自分が勁力だと思っていたことを認めてもらい嬉しかったです。

…でもね大笑い、中国の先生に好(ハオ)と言われたら「いいよ」じゃなくて「どうでもいいよ」ということだという笑い話があります。
「今のところ、それ以上は無理だからそれでいいんじゃない?」って意味だとか
まあ、それでも別の二人の老師による勁力も私には同じ感覚だったので、感覚的には納得です。

しかし、ここでまた疑問がわきます。

またかよ

実は、研修会等で日本のある複数の講師から学ぶ勁力とは、明らかに違うということです。
事実、中国老師の一人に日本講師から学んだ感覚で対応したら「それは違う」と言われました。
さらに、日本の講師にも違いがあります。

私は、中国老師がいう「勁力」の方が実感できるので「こっちが本物の勁力だ」と思いたい持ちになりますが、中国の先生だから正しいと判断するのは根拠になりません。
そもそも日本の講師だって中国の老師に学んでいますから。

勁力の違いは老師による表れ方の違いなのでしょうか。
それとも勁力に質の違いや差があるのでしょうか。

何だかこのテーマはもう少し続きますスマイル


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最終更新日  2021年11月01日 00時00分10秒
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