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これは小さい。 おもちゃのように見えるが 実はすごい。キャンドルではなくライターに見える。ミニ・ランタン!フィールド・マックス説明書には、2・3gのガスで 40分燃焼。100円ショップのライター用のガスは40g入り。ボンベとセットで 山にもって行くとよい。注入時 ガスが少しぐらい漏れても 累計燃焼時間は異常に長い。あわせても 小さい65x25mm。軽い57g。(アルパイン キャンドルなど ろうそく込みで 90gだから これは、より軽い)********************夏のキャンプには、蚊取りマットを使用できるから このキャンドルをもって行く。ベープなどのマットはご存知の通りの小さい板。このマットは 熱によって、マットに しみた 蚊取り・防虫剤が 蒸発する仕組み。だから 熱源があれば 山でもベープ・マットは使える。小さな平たいカップの中で 少しずつ燃やしたこともある。この使い方も 慣れるとすごい効き目。(これは テントの中から 蚊など 一瞬で強制退去)ある程度ゆっくり しかし 家で使うより強烈に という考えで ランタンの熱を利用している。ランタンの外側に クリップなどで留める。ランタンによって 挟む隙間があれば ただ 挟む。熱いところに挟めば、それなりに強烈。暖かいところでは ある程度ゆっくり蒸発する。強烈になるほど 防虫効果の時間は短い。蚊取り線香も(本格的な作りの物は)においがよいので 好きだけど。
2005年07月17日
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この技は 古くからある。このプロがいるくらいだから 奥が深い。少し慣れると 何でも巻きたくなる。特に山用品の中で 手に持つところに巻きたくなる使い出がある技。籐にも 太いものと細いものがある。巻くものによって 太い物には、太いもの。細いものには、細いものとなる。細いもの方がとても高い。(2000円から3000円)太いもの(1000円分で何本分も手に入る)は、表面が荒れているものは避ける。東急ハンズ(太いもの) 釣り道具屋(細いもの) などで 売っている。また、白いものが普通だが、草木染したものもある。(白でも後で漆などを塗れるが、使っているとすぐ色が付いて 迫力がでるので 白のままでも良い。) まず、籐を水に一日漬けてやわらかくする。乾くと縮小してきれいになる。(私は、風呂に放り込む。ぬるま湯の方がもっといいから)はじめと終わりの加工方法で 巻き方は2種類ある。一般的なものは、巻いた籐の内側に巻き込む方法。もう一つは、手間のかかる方法として、はじめと終わり 巻く素材の方に穴を開けて差し込み 固定する。(チョット 余りの長さ調整が難しい)巻き方 巻きながら固定した方が、途中で楽。一周巻くごとに 素材と籐の間へ瞬間接着剤をチョット染ます。(簡単に間へ染みます)これを繰り返す。手に接着剤を付けない様に。一巻きごと 籐の間が開かないように しっかり寄せて巻く。: きれいに巻けます。慣れたら 『飾り巻き』が多種類ある。ステッキや釣竿で 多用されています。お試しを。
2005年07月10日
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シースナイフは、多くのものを物色した。「最高のもの」「オールマイティーのもの」を求めて購入。購入した夜・昼 何時も「のた打ち回る。」惣菜をきっている時チーズを切っている時薪を割っている時『これがオールマイティーになれるか?・・・違う!!』と独り言の繰り返し。お酒を飲んでいる時は、怒りの鉄拳さえある。(笑)分かったのは、一本のナイフでは万能はないこと。では二本ざしではと考えた。確かにアメリカでもカンガルーシースと言ってひとつのシースに2本のナイフを入れることがある。ガーバーなどでも昔売られていたが、カンガルーシースのナイフはとても高額。この日本風が欲しい。^^;なんと和風カンガルーシース日本のカスタムナイフメーカーはたくさんいるが「腕」が外国(アメリカなど)に通じる方は少ない。日本では、話法で売れても外国では、物の<でき>いかんで売れないものは、一本も売れない。この中で、当方が一番信用している佐々木弘司師匠に形から機能まで依頼し、製作工程も見せてもらうこととなったナイフ。とても幸せな時間をすごした。依頼内容:(^^)1.軍用剣のように、ロックがかかる事。(肩に逆さにつるしても抜けない。)このロックは、全部手作りなのにしっかりしている2.籐巻き、籐の砥石研磨、漆塗り(籐を巻いて、上から研磨し平らにしている)3.ベルト通しつき鞘の厚みを変えず堅牢なベルト通しを3日間師匠と考えた4.バットキャップ・鞘の端などは、黒水牛ただ付けたのではなく四角の切り出しの凹凸を作りパチッとはめ込んでいる5.ハンドル中心は凹型(持つところが内側に湾曲)6.ヒルトは楕円の5mm外出しの真鍮真鍮に飾りまで入れてもらった7.剣の形は、全国で販売されているマキリ型(違法性がない)8.材質は、D2のヘアーライン。大きい方は、5mm厚。9.木の鞘ぎりぎりの鞘の作り方で腕が分かる10.大小2本のナイフ・カンガルーシース型全長 :290mm重量 :312gこの製作時間は、6ヶ月に及んだ。休日ごとに、製作の工程を見に行き14日間見させてもらった。製作の7割ぐらいは見れた??さすがにプロで、通常このような依頼内容では、鞘が太くなるはずが、ぎりぎりの設計をうまくしていただいた。しかしここまでくると、使う気がしなくなり「いつか使おうと思っているナイフ」となった。師匠曰く、「『ターボー』が定年後作るナイフの目標にしたら」と当方の人生にまで、影響を与えかねないものとなってしまった。師匠、ここまで作ってくれてありがとうございました。今回は、当方のトップクラスのナイフの自慢話でした。
2006年07月24日
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これはまた不思議なライター。まずアルミの削り出し。わざわざ、ねじ状になった蓋。ジッポーとはまったく違う機構を備えています。ジッポーと比較早く言えば、火を付ける時は非常に面倒。でもよくよく見てみると、「Leitz」と書いてある。Leitzの刻印ライツ→ライカ1868年にエルンスト・ライツ一世(Ernst Leitz I)による「ライツ」と言う精密機器メーカーがありました。1925年に発売したカメラ「ライカ(Leica)」は有名。そのロゴがあるライターです。底は2箇所に分かれている世界大戦時はライター生産に必要な素材の真鍮が軍需産業に回され、オイルライターのメーカーは他の素材を探しました。 ライターメーカーが目をつけたのは、飛行機廃材のアルミ・・。 ジッポも戦中で、素材を他に代えたほどですからどこの国でも、素材の質が落ちるのも納得できます。しかし戦後のライカのライターは見たことがありません。この『戦中物』は、お国のために作っていたのかな。ちょっと芯を切ってお手入れ(笑)ライカがアルミの塊から削り出しで作ったライター。ただカメラとはまったく違う「低い技術」。荒く、精密さに欠ける削り出しと仕上げ。ライツと印字していなければ、どこの馬の骨?と思うほどです。(笑)意外とその構造から、風には強い。また火の付く芯を守る蓋は水の中に入れても大丈夫なほど密閉されます。戦中での必要に応えた機構と思います。優雅な火ですが風に強い駄洒落(ダジャレ)のような,早口言葉のような?ライカのライター、ライツのライター、ライツアーとなる。(笑)まあ今は戦中ではないのですが、好きなライカのロゴがあるので使っています。m(_ _)m
2006年07月04日
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当方はナイフが好きだが、山にもっていくナイフのご紹介。条件は軽いもの。そして安心して使える「単純な機構」ナイフ。ごてごてした巨大サバイバルナイフは対極の物と思う。大刃ナイフは山では「安心感」を得る物かもしれない。当方は、熊と戦ったこともない。山賊と出会ったこともない。(笑)テントで寝ている時に外でガサガサ音。オオカミか?なんて時のために「精神衛生上」良いぐらいか。(こんな時も鹿や狸、風の音が原因)使う場面は、料理を作る時が最も多い。料理と言っても、大したものはないが山での料理にはナイフは欠かせない。また当方は、渓流釣りが好きなので魚をさばく時は必需品。料理時だけでなく釣っている最中にも使う。立ったままでえらや内臓を取る。腐らないようにするためでなく、何を食べているか探るのだ。時には胃から取った虫等を針につけて釣りをする。当方の実用ナイフは、ライトウェイト 、ライヨールナイフ3pc、トラッパーナイフなど目的に合わせて山や旅にはとても良い。ハンドル裏その中でもビクトリノックス[VICTORINOX]ライトウェイトナイフ|スーベニアALは山のナイフとして定番かもしれない。著名な登山家が持っているナイフへの考えは軽く壊れないものが条件。ライトウェイトナイフの愛用者も多い。WENGER(ウェンガー) 社ではスーベニールの名前で売られている。ビクトリノックスとウエンガー特にライトウェイトナイフは軽くてよい。21gでありながら信頼できるもの。そして価格が大変安いのにこの精密な作りは右に出る物はない。スリップジョイント(ロックがなく、ばねのテンションで刃を支える)も完璧。ある程度使い込んだものは、背ばねが折れる心配もなくなり頼れるものとなる。切れ味もステンレス系だが実用的。テントの設営時から魚のさばきまで応用範囲も広い。何せ軽いのでポケットの中や首につるすなど場所を選ばない。小刃二枚の刃があるため、当方の場合小さい方の刃を剃刀のように鋭角に研ぐ。大きい刃は、刃角25度程度として普通に研いでおく。用途によって使い分けができるために、次に研ぐまでの寿命は格段に伸びる。難点はハンドルがアルミ製なので愛着がわかないこと。煤竹(すすたけ)という囲炉裏の煙で長年燻された竹をハンドルに組み込んだ物を使っている。ハンドルに付け直した事によって愛着度が格段に増す。(23g)使い込むほどに飴色に近くなる色合いがすごい。マーク守屋正さんというカスタムナイフメーカーがいる。銀のカスタムカッター(ブログ) で紹介をした。岡山のカスタムメーカー 守屋 正の写真も楽しい。この方は既存のナイフを改良することが得意。特にビクトリノックスの改造では右に出る人はいない。守屋氏のまじめな性格と高度な技術・精度、そして楽しい発想をナイフに入れる感性は何回依頼しても後悔した事がない。当方の大好きなメーカーの一人だ。このような方に「自分のオリジナルナイフ」を依頼するのも粋に感じるのだが、、、ビクトリノックス・スーベニアはハンドルを変えることで愛着がわく。山用のナイフとして合格の逸品。山にひそかに持っていく宝物だ。ナイフを持っていく方は、どんなナイフを持っていきますか??よろしければご披露ください。m(_ _)m
2008年01月27日
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フッ素革命11テフロン加工(フッ素コーティング)は一般化しており、フライパンなどによくつかわれている事は、皆さんご存じの通り。またレインコートなどの撥水・表面加工にも広くつかわれている事でも有名。(耐熱性から軍事や宇宙開発にも欠かせない存在) JSBさんのブログで紹介されたタケさんの「モンベル最軽量のシェルは雨具になる夢を見る。」の記事が気になっていた。この中に「フッ素革命51」と「フッ素革命11」 が紹介され、ファスナーの防水、鍋のテフロン加工などの話が載っている。いままで焼付(専門業者依頼)が前提だったテフロン加工が、自分加工できるようになった事がうれしい。この「フッ素革命」はお手軽な物。これは山道具でも使わなければもったいない。本日はフッ素革命11 を試した感想など・・・。m(_ _)m山用の鍋・食器類には、表面が滑らかになるため汚れが付きづらく、食器汚れの拭きとりが楽になる。フライパンの焦げ付き防止にはある程度効くようだ。目玉焼きやソーセージを焼いたりして楽しみながら確認した。(^^)(焦げたチタンフライパンでも金属たわし等で磨いて表面を平らにすればコーティング可能だった。)塗布した鍋類<<使用後の雑感>>・耐熱性(-50~300℃)がすごい。山道具でもストーブまわりに有効。(一口にテフロンと言ってもその種類は多く、この製品の成分はテフロンの中でも一番耐熱性がある種類。)重ね塗りができるため、同じ工程を数回行うと効果が上がる。水溶性フッ素樹脂は人体に無害のため、鍋・フライパン・食器類に塗布できることがうれしい。アルミ、ステンレス・チタンと試した。アルミとステンレスは良いとして、チタン製品にあえて使う必要性は、ケースバイケースと感じた。チタンはもともと食品の匂いが移らず腐食にも強い性質がある。この性質をわざわざなくしても、テフロンコーティングをすることが必要な場合は、「焼き物がこびりつかない・焦げない・汚れをふき取りやすい」などフライパン等の場合だけ。チタン製カップ類などはコーティングする意味がない。<塗布前>アルミ鍋<塗布後>アルミ鍋 調理器具や食器類は、安定した効果を得るために3回以上は重ね塗りをすることが必要。何度か重ね塗りをした後、手で触れてみると油を薄く塗ったようなヌルッとした感触が出てくる。チタンフライパンの場合は、炒める等の目的もあるため他の鍋より塗る回数を増やした。金属類は自然乾燥でなくともドライヤー等使う事が出来るが、重ね塗りは1日程度乾燥時間を開けた方が良いようだ。<塗布前>焦げたフライパン<塗布後>焦げたフライパン「フッ素革命11」と「フッ素革命51」「フッ素革命11」 はキッチン回り、浴室、トイレ、ガラス、鏡、ファスナーなど”硬い”素材に使う品。柔らかいものには「フッ素革命51」という物もあるが有毒性で、鍋・食器には使えない。雨具、ザック、ファスナー、傘、帽子など”軟らかい”素材の防水加工によい。(ご紹介は別の機会に)************以前、テフロン加工についてこのブログでご紹介した事がある。テフロン・セラミック加工<トランギアメスティン> このご紹介したテフロン加工は「焼付」の方法。テフロンを高熱で溶かして付着させているので「厚み・テフロン色」の信頼感は絶大。調理器具や鍋などに対してはこの「焼付コーティング」が数段上。比較して「フッ素革命11」は簡易テフロン塗装の感は否めない。また鍋の素材が薄い場合(山用の鍋は薄い物が多い)テフロン焼付は360度という高温にするため、鍋が軟化してしまう。(快速旅團→團長様ごめんなさい。)その点「フッ素革命11」は塗布するだけなので軟化する恐れもない。また「フッ素革命11」 はコーテイングが剥がれたらまた塗ればよいという手軽さがある。(手や布で触ると剥離状態が分かる)つまり塗布にするか焼付にするかは、素材によって使い分けなければいけないと考えたい。多用途に使えるこの「フッ素革命11」 「フッ素革命51」を手に入れてから、いろいろ試すことが多く忙しい。
2008年08月24日
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山に限らず ビールなどの 空き缶がどうしてもたくさん出る。 山で 空き缶の 再利用をいろいろ考える人も多い。○火器として、、(ストーブ)アルミの空き缶での アルコールストーブこれはすごい。ただ穴を開けて アルコールを入れるだけでも火力はあるが 「もっと火力を!」という ロマンある探求をする人が多い。JSB さん 「とてもユニーク JSBサイト」saraseさん 「アルコールストーブ大好き」Ulgoodsさん 「山より道具」 など 製作進行中の記載もあり 製作心旺盛 の方々。○食事には (オーブン)アルミ缶のトップを 缶きりで「全部」開けて中に 「生もの」 入れ 口を一ひねり。焚き火に入れて 「簡易オーブン」にするという ツワモノ までいる。アルミ箔で 包んで焼く以上の 効果とか。○野外 宴会中には、 (雑貨いろいろ)「寺崎 勉」という野宿しながら バイクを駆る ライダーの本。 「心すれば野宿ライダーになれるかもしれない本」と 野宿のいろいろなノウハウが書いてある。(バイクでの移動が 前提なので 重いもののグッツ 紹介も多いが。)この中にも空き缶利用について 寺崎氏の仲間たちの利用方法が紹介されている。・ 風よけつきのろうそく立て・ タバコ 灰皿各種 (横置き・縦置き・タバコ置き部分も工夫) →大きく切り開くので 使用後 吸殻は別に捨てるのが簡単)・ ふたを全部切って 立派なカップ(私も時々やるので缶きりが必携)・ 宴もたけなわ 小石を入れて 楽器 (マラカスのこと)なんと面白い仲間たちなのだろうか。(本の最後に 仲間たちの服装の写真と一緒に 顔も見える^^)○(そこで真似して)当家でも この「風よけつきのろうそく立て」を良く作る。オートキャンプだけでなく 夏の花火の時 庭でのバーベキュー 七夕夕涼み などで使う。時間にして 2分 程度で 作ることが出来る。H の字 を横にした形に 切る。そして観音開き。 仏壇ろうそくを入れる。捨てるはずだった ビール缶が ランタンに変身。(手袋をして作らないと 危ないので ご注意を )災害時などにも 利用が出来そう。野外での 我が家の 定番 キャンドルランタン。
2005年10月03日
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