大ちゃんといっしょ！

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2003年11月17日

(5)

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お昼休み、恒例になったボール転がし。

今日も、
「大ちゃん！！注入が終わったら、いつものところへ来てね！」
みんなとお約束をして、
とっとと注入を終わらせて、校庭に出て行きました。

すでに、ボール転がしは始まっていて、
“大”が到着すると選手交代。
“大”は転がす役目に回りました。

他のことをして遊んでいた子ども達も集まってきました。

「大ちゃんに聞かんといかんとよ！」
参加して良いかどうか、“大”にお伺いを立てなくては
ならない決まりらしい･･･(･･;)
「大ちゃん！ぼくたちも入って良いね？？」
「私が聞いてあげる」
と　大ちゃん大好き！ゆきちゃんが通訳をするというのです。
「大ちゃん！一緒に遊んでも良い？？」
“大”に聞いています。
「良いげな！！」とゆきちゃん。
「やった！！」と素直に喜ぶ後から参加組み(^^)

こんなやり取りが数回あって、

「大ちゃんに当たるといかんけん、投げないで転がさんといかんとよ。」
「大ちゃんにもボールを渡して～～～！！」
「ハイ！今度は大ちゃんの番！！」
自然とルールが決っていき、
それでもスムーズにゲームが進み

母は、一切口出しをすることはありません。
する必要もありません。
安心して、見ていられるってすごいことだと思います。

子ども達がそれぞれに“大”のことを気遣い
“大”も一緒に楽しめるように工夫をしているのです。

１年生の時から、一緒に生活してきた絆と言えば大袈裟ですが
でも、これって大切だし、
大人が口で言って理解できるものではありませんよね。
子ども達が自然と学んでくれた思いやりです。

今日もまた、母はひとつ教わりました。
一番弱い“大”に基準を合わせて、
それでも、みんなが楽しめるようにを自分たちで工夫する。
こんな時、大人がつい口を挟みたくなりますが
子どもに任せることって大切だな！！と思いました。
これって、家庭の中の兄弟間でも同じですよね。

子どもって、すごいなぁ～～～！！
改めて＼(^o^)／

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