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2007.04.22
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
禰々と寅王丸は、武田へ移された。
そして頼重もまた、寺へ移される。
晴信は、高遠と和議の会談を行う。
諏訪の西を高遠。東を武田。
決着後、晴信は頼重と対面を果たす。
だが、それは諏訪の始末のはじまり。
頼重は、腹を切り。
諏訪残党がいる桑原城へと、

由布姫のことも含めて。。。。







特にスゴイという感じではない。

当たり前だ。
『戦わずして勝つ戦』の後始末だけだから。

それは、勘助と由布姫の『運命』の出会いでもある。



でもそんな中にも、
細かく詰めこまれたエピソード


切腹前、頼重が、勘助に寅王丸のことを頼んだり。
(コレは、後のこともある)
晴信摩利支天が、由布姫へ。
そして、ミツのことを思い出したり。

また、
勘助『寅王様の他に諏訪の家系は絶やさねばならぬと存知まする、
   後に災いを残すことに
  『もっともじゃ。
   しかし、うぬは心が痛まぬか
勘助『戦とは、かようなモノにございまする


と、、、、

『悪鬼たる勘助』を皆の前で表現するかと思えば、
原から、勘助、ミツ、信虎のことを聞く、重臣たちがあったり。

板垣『勝たねば、死あるのみ』
晴信『コレが、主君の戦か。。

これでもか!!って言うくらいに
ネタは詰めこまれ、キッチリ作り上げられている







諸角、甘利、飯富
小山田、
教来石、原

ここで、勘助の出自など
いろいろと語られ、ある意味『戦わずして勝った』コトをほめている。

そして、最終的に

教来石『勘助は、人ではありません
    主君のためなれば、人の心を捨てまする

と、勘助の冷血さのネタフリで終わらせている!!

由布姫の結末へのネタフリだけでなく、
重臣たちの勘助の評価も分かる
良い感じの部分である



そのネタフリのため、
『結果』を知っていても、
勘助は、斬るのか?斬らないのか?

と言う気持ちに盛り上げさせている。


由布姫『私は死ぬのは恐ろしくない
    生きている方がおそろしい
    さればこそ、わたしはみたいのです
    生きて、この世を見てみたい
    この城や、諏訪の湖がどうなっていくのか、この目でみたい
    生き地獄だからこそ、それを見たいのじゃ
    死ぬのは、いや
    どんなに辛くとも、生きていたい

まぁ、始末は、勘助の気持ち次第なので
この感じだと、

『晴信の優しさ』が救ったとも言えるかもね


まさかと思うが、コレがネタになるのかな???





ドラマとしては、結構面白かった。
盛り上がりは、それほどで無かったのが
少し気になるところ

まぁ
綿密に描き込まれた人間ドラマであったので、
それは、良いだろう。


勘助の思惑通りに、
諏訪をだまし、高遠をだまし。
全てが、武田の手の内の計画。
そして、結末。


前回を含めて、良い感じだったと言える



心を失い、悪鬼となった勘助。
死の運命にあらがう由布姫の姿。
摩利支天の導きは、
ミツの思いと供に勘助に心を呼び戻した

ってことかな。





最後に。ドラマには関係ない部分ではあるが
平蔵を前にした勘助、太吉、伝兵衛

このやりとりに、
私、感動しましたね(;´_`;)

敵味方に分かれても、
勘助の優しさを感じることが出来ましたので。




ちなみに、わたし的には

なぎなたを回転するところだけで、感動(^_^;




これまでの感想

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第10話 第9話 第8話 第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話





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Last updated  2007.04.22 20:40:46


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