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2008.10.18
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カテゴリ: 映画感想
内容
シカゴで暮らすジェリー・ショー(シャイア・ラブーフ)に、
ある日連絡が入る。。。。
空軍の広報に勤める双子の兄弟イーサンが、交通事故で死んだという。
そして自宅へ向かう途中ATMに立ち寄ると、、なぜか大金。
そのうえ、、自宅には奇妙なモノが多数送られてきていた。
そんなとき、電話が鳴り、女性の声が伝えてくる。
FBIが向かっているので逃げろと。。。。。
ワケがわからないジェリーは、そのまま逮捕されるのだった。


FBIで取り調べを受けるジェリーは、
意味が分からないことを捜査官のトーマス・モーガンに主張する。
だが、1人取調室に残された瞬間、、、ふたたび女性からの電話。
窓を壊すので逃げろと。。。。。
次の瞬間。。。窓は破壊される。
多数の捜査官が部屋に入ってくる中、ジェリーの選択は1つしかなかった。
破壊されたビルから飛び降りたジェリー。
女性の指示で逃げながら、指定された車に乗り込むのだった。

内容3
息子・サムの命がかかっている!
謎の女性の電話の指示に従うレイチェル・ホロマン(ミシェル・モナハン)

男が犯人だと感じたレイチェルは、
すぐに車を発進させるのだが、、、どうも、、、男の様子もおかしい。。。。

そして、男の携帯が鳴る。
男もまた、誰かの指示を受けて行動していることが分かり、

ジェリー、レイチェルの2人の逃走は始まる!!






まぁ、
簡単に言うと、

国家保安のための新しいテクノロジーが、
保安のために、人間にとって脅威の行動を取り始める。

と言う感じだ。



そう!!
どうみても、、あんな映画、こんな映画を思い浮かびますよね(^_^)b

そこはね。。。。無視しましょう。。。無視!!
そうしなければ、、


絶対に、面白くありません!!
断言できます。


それを、おいておくと。。。。。。



映画としては、

日常生活の中に『普通』に存在する『潜在的恐怖』を
『もしも』を感じさせながら、巨大な『陰謀』に持っていっています。

日常と、非日常のリンクのさせ方、かなりいい感じで。
見ているモノの『恐怖感』をあおることに成功している。

その一方で、
当然のことながら、テクノロジーおよびそれによって生まれた『監視社会』
または、、『管理社会』に対する批判も当然のことながら表現されている。
もちろん、それもまた『恐怖』なのである。

様々な恐怖感の表現と
映画としての独特のアクションを重ねながら
物語は核心に迫り、盛り上がっていく。。。。


まぁ、、、この手の映画では『普通』ですよね(笑)

だから、特に、あれこれ言うようなモノは存在しない。



ただ、ハッキリ言わせてもらうと。
序盤の30分がねぇ。。。かなり、ツライ。。
イヤ、ネタフリなのは分かるのだが、
逃走が始まる部分までが、『予告映像』で公開されているモノばかりで。
正直なところ、、、見ていても、、、面白くないんですよね。。

こういうのは、『予告』の出し過ぎによる違和感とでも言えるでしょう

一応それ以外のこともありますので
それからあとの展開も含めると、、納得は出来るんですけどね



さて、、もう一つツライ部分。
と言うか、違和感のある部分

それは、、この映画の根幹である2つの部分。
『脅威のテクノロジー』と『展開の演出』

便宜上、、テクノロジーを『イーグル・アイ』とさせてもらうが。


このイーグル・アイが、主人公たちに指示したり、
操ったりする部分には、あきらかに『目的』のための『計算』が含まれている。

だからこそ、途中で2分遅れたとか、、、あるのだ。

が、、今度は、演出的なことも含めて考えると、
明らかな『アナログな部分』、、簡単に言うと『計算できない事態』が
様々な部分に盛り込まれているのだ。
この『計算できない部分』が、
イーグル・アイによる『計算の一部』になってしまっている。

そう!計算しているはずなのに、計算できない演出が存在するのだ。

こう言っちゃなんだが、、
目的地へ向かわせているだけであるし、
様々な人物を恐怖感で操っているのだから、
ダイレクトに向かうことができるはずであるのに、

あるときは、徒歩。あるときは、自分の運転。
またある時は、赤の他人の運転である。
それら以外にも協力させられる人物についても、
協力的な人物もいれば、意味不明な人物もいる。

どうもねぇ。。
映画の『魅せる演出』というのは理解できても、
矛盾と違和感を感じてしまうんですよね。。。

だって、そうでしょ。
車、歩き、公共機関。
どれが、時間にいちばん正確だろうか?

たしかに、プロファイルを行い、
使いやすい人物を使っていると、好意的な解釈もできるだろうが、
計算されている中の、不自然さが目についてしまいました。

おかげで、上映中。
なぜ、さっきはokで、今回はダメなの?
とか、、、
歩かなくなって、車盗めばいいんじゃないの?
とか、、、どうしても思っちゃうんですよね。
そんな風に思っちゃう部分も盛りだくさんです(苦笑)



とはいえ、
1つの映画として考えれば、
恐怖感の演出など、オモシロ味はたくさんあるんだけどね。

全編緊張感と、アクションの楽しさはありましたし!






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Last updated  2008.10.18 18:08:01


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