全2106件 (2106件中 2101-2106件目)
保険屋さんは、「貯蓄は三角、保険は四角」ということを言います。まとまった資金を準備しようとする時の話です。貯蓄の場合は、コツコツと積み立てて、必要な金額に達するまで一定の期間を要します。保険は、契約当初から必要資金が確保できます。ということで、保険の優位性を表現する言葉で、営業の際に使われたりしています。全くそのとおりで、まだ小さい子どもをかかえたお父さんの死亡保障を確保するためには必要不可欠です。ただ、そこから先については、ちょっとちがうことになります。契約から一定期間が経過して、今度 保険料が高くなるって言われたけど、どうしよう・・・。悩んだ末に相談を受けたりしますが、時間の経過とともに、当初の保障額は必要無くなる、ということを知ってください。死亡の必要保障額のメインは、遺族の生活費ですから、5年、10年経過することで、経過した期間分の金額が減っていきます。先に行くほど、必要保障額は減り続けます。どこかで、全く不要になったりします。だから、「保険も三角」です。右肩下がりの三角です。私は相談者に言っています。「貯蓄は三角、保険も三角」10年、20年、30年と同じ保障額分の保険料を払い続けることは、無駄で、損です。必要のない保険料負担は、見直して貯蓄に回しましょう。
2005/08/06
【食事療養費】入院すると一日三食、病院が出す料理を食べます。症状に合わせた、しっかり栄養管理された食事がいただけます。(味はさておき)私たちは、その一部の780円/日を負担します。大部分は、健康保険から出るからです。敵はこれを、入院時にかかる費用に計上します。いかに膨大な費用がかかるか、を強調して不安をあおり、保険加入させるのが目的ですから、当然です。足し算できるものは何でも・・・ということになります。これは、おかしいことです。私たちは、入院しなくても3食 食べます。 (そうでない人もいるかも・・)栄養管理された食事が、3食たった780円で済みます。一般的には、日常生活で3食780円では済みません。 (そうでない人もいるかも・・)・・・ということは、この食事代は入院費用に足し算するものではなく、引き算してもいいものになります。 (注)「敵」:保険会社・保険販売代理店お気軽にコメントをどうぞ。できるだけ、お返事します。
2005/08/02
【高額療養費制度って知ってる?】ある人が1ケ月入院して、医療費が100万円かかりました。3割負担ですから、30万円払いました。官制保険が70万円も負担してくれていました。ありがたいことです。ところが、さらにありがたいことに、この官制保険はスグレもので、もっと負担してくれて、22万円以上が戻ってきました。結局、本人負担は 8万円弱で済んでしまいました。100万円の医療費に対して、本人負担は8万円弱。この官制保険、スグレ度はどんな民間保険もマネできません。高額療養費 自己負担限度額(月額) 72,300円+(総医療費-241,000円)×1% 72,300円+(1,000,000円-241,000円)×1%=79,890円このくらいの金額なら、貯蓄から払う・・・という選択肢も。3ケ月入院しても、24万円弱。それくらいは、貯蓄を持っておきましょうよ。保険料の支払いで、消えていくお金を貯蓄にまわせば、入院のための費用なんて、あっと言う間に貯まりますよ。これはもう本人の考え方、ですね。「保険で備えるか、貯蓄で備えるか。」 (注)「官制保険」:健康保険お気軽にコメントをどうぞ。できるだけ、お返事します。
2005/08/02
生涯払込み保険料 2,425万円/世帯(財)生命保険文化センター「平成15年度生命保険に関する全国実態調査」の資料より、20才~70才まで保険料を払った場合の世帯平均。人によっては、住宅にかかる費用よりも大きい?貯蓄性の保険を含むとはいえ、すごい数字です。生命保険の保険料は、長期間日本人の家計を蝕んできました。世界の人口に占める日本人の割合は、たった2%です。世界中の保険料の、25%をその日本人が払っています。日本は保険天国です。(もちろん保険会社にとっての)テレビでは、アヒルやタレントが飛び回っています。あの莫大な広告宣伝費も、私たちの保険料から出ています。ぜひもう一度、「保障って何?」と、しっかり考えましょう。一泊二日や日帰り入院を保障してもらう必要が本当にあるんでしょうか?5,000円や10,000円をもらうために、上乗せの保険料を支払い続けるのって、おかしいと思いませんか?自分の手持ちでは対応できないようなリスクに備えるのが保険です。10,000万円ぐらいは、「運が悪かったね」と貯蓄から出しましょう。月数万円の保険料を払うより、月数万円の貯蓄で資産を増やしましょう。以後、生命保険に関して、いろいろな角度から情報発信します。
2005/07/30
18:30~ 相談者Sさん 女性(38才独身) 加入中の生命保険の見直し 7月21日(木)NHK文化センターで行った講座の聴講者 平成3年加入の定期特約付き終身保険 あと少しで保険料が高くなる。どうしたら・・・。 ご本人は独身で、両親と同居。 もし万が一のことがあっても、経済的に困る人は存在しない。 もし今解約すると、解約返戻金や配当金で、掛けた分以上のお金が戻る。 終身部分は500万円、継続しても受取るのは自分ではない。 基本的に、独身者には死亡保障は不要です。あとは自分で判断しましょう。 だれかが背中を押してくれるのを待っていたようです。
2005/07/26
日本人の40才代前半家族の、生命保険料は平均54万円/年です。この数字自体も大きすぎる、と私は思いますが・・・。昨日の顧問会員の保険の整理作業が終わって、ボーゼン。損害保険も含みますが、279万円/年。収入に余裕があるから?収入に余裕がある場合は、貯蓄を十分蓄えれば、保障は不要になります。保険を契約する、という「取引」は、大部分の人が損をすることで成り立っています。損をするものは、できるだけ抱え込まない方がいいに決まっています。利子がちょっとしか付かなくても、預金の方がましです。保険は、契約したとたんに元本割れです。
2005/07/26
全2106件 (2106件中 2101-2106件目)