想い出は心の宝石箱に。。。

想い出は心の宝石箱に。。。

2018.12.24
XML
カテゴリ: 日々雑感
​​



​   ​​仏教も神道にも関係のない皇子が、 御朱印の魅力 にとらわれ、寺社巡りの

 てくてく
を行っています。
宗旨は違っても仏教の教えの中には、いくつもの好きな

 言葉があります。


 その一つが、
​​ 生者必滅会者定離 。​​

 「 ​生まれた者は必ず死に、出会った人とは必ず別れがくる​ という意味です。

「生者必滅会者定離」は、有名な平家物語の中でも

    生者必滅、会者定離は、憂き世の習ひにて候ふなり。

 とあります。




平家物語



 皇子にも、可愛い妹がいました。

​​​​ 残念乍ら、不幸な結婚の結果精神を病み、若くして急逝してしまいました。

  親より先に逝ってしまう事を<  逆縁  >といい、逆縁の辛さは 親不孝の

なにものでもない と、言われています。​​​​




​​​  65歳以上の高齢者が、人口の4分の1を占める 長寿社会 であるがゆえに、

 不慮の事故や病気で 子供のほうが先に亡くなってしまう ケースが、最近とみに

 増えているそうです。​​​



 ブロ友さんの中にも、そのような不幸な経験の方が何人かおられます。息子さん

 や娘さんを思う、当事者にしかわかり得ない哀しみは、想像を絶するものがあり

 ます。そのような苦しみを綴った記事が掲載されると、どのようなコメントを

 したらいいのか・・・




​​ 「 もし生きていれば 」、「 なぜ死んだのか 」と、彼女は何かにつけて自問を

 繰り返します。「 こんなに辛い思いをするくらいなら、長生きなんかしな

 ければよかった」という、後悔だけが先だつのでしょう。​​




​​ 新聞の読者投稿記事に、 聖なる夜のお願い として、かような記事が

 掲載されていました。​​




========

   クリスマスが近づくと毎年、食事中に向かい合って座っている時などに娘が

     (  何かほしいものある ?  )  と聞いてきた。

     私は、  ( 別に・・  )。

     それでも娘はいつもちゃんとプレゼントを用意してくれていた。セーターなどを

     いつの間にか買って、見つからないようにどこかに隠し、当日   (  はい  )

     と渡してくれた。

     プレゼントには必ずカードがついていて、

     (  1年ありがとう。来年もよろしくね。)

     (  また旅行に一緒に行こうね。  )

     などと書いてくれていた。








去年のイヴの前日、突然娘は別の世界へ旅立ってしまった。

     前夜11過ぎ、布団に入ったまま。35歳だった。

    年が明けて今年の1月中旬、やっと片付ける気持ちになって娘の部屋に入ると、

 クリスマス用の包装がされたプレゼントがあった。 ポーチと手鏡。涙が止まら

 なかった。結局、今もそのまま、部屋を 片付けられずにいる。



 ねえ、今年はお願いがあるの。イヴの夜、夢の中に出てきて、いっぱい話を

 しようよ。だって、

     (  おやすみ )

     それが最後の言葉だったでしょう。

     プレゼント、待っているね。

     大好きな娘へ。


                                                            62歳主婦

=============================




   





クリスマス・イヴという聖なる夜に、 心の平安となるような ひと時 が訪れます

 ことを、心からお祈り申し上げます。



ブログ村ランキング参加しています。

下の画像を応援クリックしてね

              ↓


           にほんブログ村

キリバンまで後
    1,200 アクセス​​
​​









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.12.24 12:05:10
コメント(56) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: