大雄院の本堂にある、障壁図72面は 是真
が筆をとったもので、肉筆の襖絵は
貴重な作品群 。
柴田是真
文化4年(1807年)生~明治24年(1891年)没
江戸時代末から明治中期にかけて活動した漆工家、絵師・日本画家。日本の漆工分野において、近世から近代への橋渡しの役割を果たした工人。
明治皇室御用達の職人集団「帝室技芸員」第一期の筆頭で、明治宮殿の「千種の間 花の丸天井」は傑作であり代表作と言われています。数多くの草花を円形の中に落とし込んだデザインは、後世の絵師に大きな影響をあたえました。
戦災で焼失した柴田是真の代表作、明治宮殿天井画「花の丸図」を、 襖絵
として
復活させると
ともに、日本で唯一の宮絵師の画技を後世に伝えるという、『平成の
大雄院 襖絵プロジェクト
』が
進行中です。
その費用を捻出する為に、大雄院は一般より 寄付
を募り、 2020年4月完成予定
となっています。( 現在 第三次寄付
募集中 )
寄付をすると、お礼として
御朱印
が1枚、授与されるというのです。
大雄院は通年公開ではありませんから、なかなか御朱印を戴ける機会が
ないこともあって、ここはわても貧者の一灯として、心ばかりの寄付をさせて
戴きました。そして送られてきた、御朱印は・・・
第一次
拈華
拈華微笑
(ねんげみしょう)/禅語
インドの霊鷲山上で釈尊が黙って華を拈(ねん)じたところ、会座の衆はその
意味を理解することができなかったが、迦葉尊者だけがその意味を理解して
微笑した。悟りは文字理論によって伝わるものではないという不立文字の
意味を示したもの。
第二次 一華 &第三次 結果
一華
開五葉 結果
成自然(いっかごようひらくけっかじねんとなす)
五葉とは花弁の事。
初めのひと花が花開き、やがて実を結び種となり、その種
からまた花が咲く。自然の理のごとく、初祖達磨の教えが末広がりに栄えて
いく事を二祖慧可(えか)に伝えたとされる言葉。
初めは小さなひと花でも、正しく歩みを積み重ねれば、自然と大きな拡がり
となっていくという事。
この寄付は 第四次
までありますので、後1枚をもって完結となります。
合掌
ブログ村ランキング、参加しています。
下の画像を応援クリックしてね。
↓
リピご首題 瑞玄寺 。。。 2024.04.30 コメント(17)
リピご首題 長遠寺 。。。 2024.04.10 コメント(17)