日刊シマン

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産後セルフケアインストラクターの吉田紫磨子です。小竹向原、池袋（産後ボディケア＆フィットネス教室）、吉祥寺（産後＆マタニティ）他、聖路加産科クリニック、松が丘助産院、八千代助産院、さかもと助産所でクラスを開催しています。

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2015.02.16

とても悲しくて、信じがたい訃報をうけて、とてもブログ更新どころではないのだけれど、結局何も手につかず、書くことで気持ちを整理したい。けれど、本当に整理なんてつくわけないのだ。

ただもう、行き場のない悲しみと怒り。

産後クラス、そしてにんぷクラスという一見幸せの絶頂のように見える人々。日々そんな人たちと接しているし、このブログを読んでいる人たちもその界隈の方々が多いだろう。

時々、個人的にメッセージをいただくことがある。「虐待」や「DV」、「離婚」「障がい」時には「戦争」のことまで、読みたくないと。だから書かないでくれと。触れないでくれと。

本当に申し訳ないけれど、そういう方にはスルーしてもらうしかない。

なぜなら出産と、「虐待」「DV」「離婚」「産後うつ」は隣り合わせだから。

隣り合わせでいながら、一番遠いところにあるもの。なんて、皮肉なことなんだろう。

産後ヘルプのように、こんな時こそ「そっとしておこう」と放っておかずに、支え合いたい。嘘みたいに強い絆で結ばれたメンバーたちだから、悲しみが大きくて辛い。でもだからこそ、子どもたちもパートナーも支えてほしい。

＜追記＞

私も動揺し過ぎて夜、眠れずにつらつらと思っていたこと。
このたび、交通事故で大切な母の命が亡くなりました。子どもは助かりました。今回の事故については完全に運転手に過失があることがわかっているのですが、もし彼女が2人の子どもたちを別々の保育園に送ることがなければ、こんなこともなかったのではないか。

考えてもどうしようもないことを思ってしまいます。
待機児童の問題。兄弟別々の保育園でも入れるだけマシ、感謝しなければならない、という風潮があります。でもそうでしょうか？明らかにおかしいです。負担が大きすぎます。

色んなところに思いが波及します。今、子どもたちの送迎のために3人のりが許可されているけれど、4人で乗っている人たちもいて・・・それはいいことなのでしょうか？子ども乗せるなら1人までにできるように、父親が送迎を担えるように働き方を変えるっていう発想は出ないんでしょうか？

怒りにまかせて筆を走らせると、ママチャリっていう言葉。何でママなの？出産でダメージを受けた体で、育児をにない、子どもを乗せて走る。自転車じゃないと行けない場所がある。パパチャリ、だめですか？嗚呼、本当に色んな事がおかしいです。