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えー、さすがニコンも派の三毛さん。そのものズバリ当てられちゃいました。すんごいですねぇー。お見事です!
ということで、予想外のスピードで所持金が少ないのにあっさりと手元へやってきたレンズとは、
なのでございます。
「大口径単焦点好きの銀治さんが、ず、ズームですか?」
と引かれそうな気がします(自爆)
ええ。ズームですよズーム。しかも開放値がF3.5ですよサンハン。
知っている範囲でこのレンズのおさらいから。
1.1963年発売
2.国産初の標準2倍ズームレンズ
3.レンズ構成は7群9枚で、3群ズームタイプ
4.焦点距離を50~70mm、撮影距離を3m前後で最良の描写になるよう設計
5.色、コマ、非点、歪曲収差が出まくる
6.特に周辺部の解像力がなく、シャープさなんてない
7.周辺光量落ちが激しい
8.1974年にマルチコート化
9.1976年に8群11枚構成の新光学系へ変化
そしてニコンユーザーは、「ヨンサンパーロク」あるいは「ヨンサンハチロク」という愛称でこのレンズを呼んでいるようです。
息が長く安価で小型な標準ズームレンズなので、相当人気があって大ヒットレンズになったそうです。しかしながらこのレンズの描写は、ニコンらしからぬ収差のオンパレードであり、キレのないメタメタに甘く、マルチコート以前ではフレアーやゴーストが出まくったそうです。
とまぁ、ここまで書けば、このレンズの特徴である補正し切れていなくためにふわっと軟らかく、周辺光量が落ちるという点は、銀治の好みに合致するんだろうな、と想像していただけると思います。
んがしかし、それだけでドイツ系レンズとキヤノン好きのあたくしが 喰わず嫌いのニコンに対して
食指を動かす訳あーりませんよ。たぶんヨンサンハチロク程度の収差が残ったレンズなら、他にもあるはずですもん。
実は、このヨンサンハチロクの補正しきれていない各種収差の中で最大とも言える特徴が、銀治の「ニコンなんて買うもんか防波堤」をガラガラと崩すきっかけになってしまったぐらい気になってしまったのです。
それは、 糸巻き型歪曲収差
なのですよ。
しかも望遠側。ここがポイント。
ということで、つづく。
2011年一発目の戦略的物欲 2011.01.03 コメント(2)
相場はガタガタなん? 2010.11.19 コメント(4)