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えー、ノクトン50ミリF1.1も発売になり、多くの 物欲系
写真系ブログで拝見できるようになりました。カラーフィルムやM8で撮られたすっきり写真を見ると、現代設計であるノクトンの潜在能力がよーくわかります。
んで、あたしはといえば、このところズノー50ミリF1.1を使っております。うむ。同じ50ミリF1.1というスペックですが、両者こーも違う描写になるのかと、50年以上時が流れた技術進歩を感じます。
ズノー50ミリF1.1ですが、当時の最新技術と10年以上かかった設計とは言え、本来レンズ設計者が目指したいと思うであろう各種収差の除去なんてぇこととは、富士山山頂と1合目ぐらいの差があると思います。要するに、絵画調と言えば聞こえはいいですが、人間が見ている現実の写しとはまるで違う描写になります。
ノクトン50ミリF1.1ですが、コシナのレンズ設計者が嬉々として設計図を引き、製造者がはやり嬉々として組み上げたのであろうと想像できる、目の前の光をそのまま取り込む撮影という目的を達成しやすい作りになっていると思います。収差の理想についてズノーと同じ言い方をするならば、富士山山頂と8合目程度の差だと思えます。要するに、すっきりくっきり、それでいて極薄のピントがほのかに柔らかさを演出している描写になっています。
さて、必ず選択するとして、みなさんは「つぶあん」と「こしあん」、どちらが好きですか?
いやはや、困る質問ですわ。
何度も書いていますが、銀治は「ふわっと収差があるっていいじゃん」描写も好きですし、「やっぱりシャープですっきりくっきりはいいじゃん」描写も好きです。究極的に選べませんって。
ただし、ひとこと付け加えるならば、「ふわっと描写」と「くっきり描写」の好き度合いは、数年ごとの波で変化しているということかな。好みのバイオリズムとでも言いましょうか。
思い返せば、10代後半が「くっきり期」→「ふわっと期」、20代前半が「くっきり期」、20代後半が「ふわっと期」、30代も同じように5年周期に「くっきり期」→「ふわっと期」と来ているようです。
ちなみに、こしあんのあんまんが好きだった時期もあり、つぶあんの饅頭が好きだった時期ということがあります(笑)
んで、現在は「ふわっと期」なのですが、どーも早めに「くっきり期」が来ているような気がします。それはオーロラを撮り始めたことと、先日のフルサイズ de ノクチルックスをやったことが主な原因になっているのかなぁ。銀治のは2ndノクチですが、フィルムからの引伸しやスキャンでは感じ得なかったぐらい、驚きの「くっきり感」がありましたもん。ノクチって本当はスゲーレンズなんだ、ってね。
そんな精神状態なこの時期に、「くっきり大将」のノクチルックスF0.95は登場するし、「くっくり少将」のノクトンF1.1は登場するし。
ああぁぁ。 僕はどっちへ舵を切るべきなの?
と、お悩み中。
ま、悩んだところでノクチルックスF0.95は、入手すること自体が無酸素エベレスト登山のように難しいんですがね(笑)
2011年一発目の戦略的物欲 2011.01.03 コメント(2)
相場はガタガタなん? 2010.11.19 コメント(4)