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えー、新年冒頭でも書きましたが、今年は「タブレット元年」になりますね。そこで、銀治が注目しているいろいろなタブレットを、自分用のメモ的にまとめておきたいと思います。
大雑把な「タブレット」タイプのガジェットの定義は、タッチスクリーン付き液晶搭載で、主にネットへアクセスが目的なモバイル端末としてみました。クラウドな環境だけではなく、動画再生に強いのも特徴かなぁ。それじゃーiPhoneやiPod Touchでイイじゃんとも言えますが、おおよその液晶サイズは7インチ以上12インチ程度と、若干大きいのも特徴でしょうか。もちろんキーボードが付いちゃっているのは除外ね。
OSですが、大きく5タイプがあるようです。Windows系(Windows 7あるいはMobile 6.5前後)、Linux系(UNIX派生も含む)、Google系(AndroidあるいはGoogle OS)、ブラウザ系(自社開発系かな)そしてAppleのMac OS系です。
昨年からいろいろな噂や開発発表があった機種もありますが、多くは先週ラスベガスで開催されていた家電の展示会「International Consumer Electronics Show」(以下CES)にて新たに発表されたモノが非常に多いです。なんで家電の展示会で発表するかですが、ま、モバイル機器という部分から家庭へドーンと攻め入りたいメーカーの思惑もあるのでしょう。
それでは。
ま、1番注目しているし、1番欲しいのはトーゼンの大本命、Appleのタブレットです。その名は「iSlate」ただし予想名ね。
現時点での噂は、10.6インチ程度の液晶と、9.7インチ程度の有機ELの2タイプの内どちらかが出るんじゃないかと。どちらにしても、1月26日前後に発表で3月発売というのが濃厚のようです。
次。
開発とその後に紆余曲折がありましたが、なんとか発売にこぎ着けたのが、Fusion Garageの「CrunchPad」を改め「JooJoo」です。
OSはGoogleのChromeのコードであるWebKitを使ったオリジナル。ブラウザが主体になっていて、各所へアクセスする方式のようです。これはなにが凄いってタッチスクリーンのサイズがなんと12インチと巨大なところ。これだけ大きければ新聞のような細かい文字も楽々読めちゃいそうです。
次。
これもなかなか面白いアイデアが詰まっていると思います。多分ベンチャーのAlways Innovatingの「TOUCH BOOK」です。
発売済みらしいよ。この特徴は、キーボードドッグ形式にしていること。つまりタッチブック本体でも十分に使えるけれども、キーボードがオプション販売になっているんです。OSはLinuxから作ったオリジナルだそうです。でもFirefoxとかも動くんです。
次。
既に発売となりました。Camangiの「WebStation」です。
7インチ液晶で、OSはAndroidです。NECがビッグローブのチャンネルで扱う模様です。現時点のタブレットの中で1番お買い求め易いんじゃないかと(謎)
次。
これも発売済み。Vilivの「Viliv S5」です。
この子はタッチタイプモバイルというよりもほぼPCと言ってイイかもしれません。4.8型ワイド液晶と小さめですが1024×600ドット表示対応なので、細かい表示ができます。OSとしてWindows XP Home Editionを使っています。ただし、XPが載っているだけあって、値段も高い(笑)
次からCES情報。
Freescaleの「Smartbook」です。
これもキーボードが別にあるようですが、本体のみで動くタイプ。7インチ液晶で、OSはAndroidやLinux系をチョイスするようです。
次。
ソニーが発表したのが「Dash」です。
7インチでChumby OS。ただし、今まで紹介したようなタブレットとはちょっと様子が違うように思えるので、参考までに。
次。
あのWindowsのスティーブ・バルマーCEOが基調講演をやったという、HPの「Slate」です。
ある意味Appleを意識しているのか、Windowsがバックについて推し進めそうなタブレットですね。もちろんWindows 7が走っています(笑)
次。
このタイプが多いかもしれませんね。ThinkPadを買ったLenovoから「IdeaPad U1」です。
CESではかなりの種類を発表したレノボ。やはり気になるはこれ。特徴はキーボード分離型。ただし秀逸なのは、キーボード側にもCPUが積まれているんです。タブレット装着時には、Windows 7をCore 2 Duo SUプロセッサで動かし、タブレット単体になると、Qualcomm ARM SnapdragonプロセッサでオリジナルLinuxが動くようです。置いたら速いマシン、でも持って歩けるという形です。
次。
ハードメーカーのDellから「Dell Mini 5」の基調講演がありました。
5インチだそうです。タブレットガジェットですが、SIMカードも挿せるそうなので、電話回線のネット環境も取り込むことができそうです。OSはAndroidなんだと。
次はちょっぴり視点を変えて、プロセッサの話。
ネットブックも今回のタブレット(とひとくくりにしていますが)にしても、大いなる問題はCPUをどうするか、グラフィックはどうするか、が命題なのです。なにしろ充電池駆動ですから、パワフルでも省電力という相反する能力搭載でないとダメなのです。
多くのタブレットに採用されているのがインテルのAtomとか、グラフィックでいうとIONですね。
んで、そのIONのNVIDIAが、インテルへの対抗心をメラメラと燃やして出してきたのが、モバイルプロセッサTegraの次世代モデルであります。この新Tegraは、8つのプロセッサを搭載のデュアル ARM Cortex-A9コア。平均的スマートフォンCPUと比べて性能10倍だけど、消費電力は500ミリワットでPCの20分の1以下なんだそうです。バッテリーでHD動画再生なら連続16時間って凄いですよね。カードサイズに収まっており、発熱量も少ないのでファンいらず。
この新Tegraを採用して、ASUSやMSIやFoxconnやQuantaやCompal等からかなりの数のタブレットが出てくると、NVIDIAのCEOは基調講演で述べました。スゲー。
ちなみに次世代ニンテンドーDSにも採用されるんじゃないかとのもっぱらな噂。
同時にNVIDIAの基調講演中にICD(Innovative Converdeg devices)が開発した「Ultra」をデモしました。
7インチのAndroidタブレットで、SIMスロットもあって、電話関係も搭載。なんと4Gなんだそうです。無線LAN環境がなくとも電話回線の電波で、相当早いアクセスが期待できそうね。そのせいか、電話関係キャリアからの発売となりそうです。
とまぁ、こんな具合にタブレットを囲む状況が進んできました。面白いのはCESの各社基調講演で「タブレット」という言葉をあえて使わずに、「スレート(Slate)」と連呼するところが多かったという話。仮想敵はやはりAppleなんでしょうかねぇ(笑)
追伸:タブレットとは違いますが、似たところで気になるのは、携帯電話。それもGoogleの「Nexus One」が1番かなぁ。日本でも総務省の認可が降りたとかの話が出ています。やっぱりソフトバンクが取るのか、今度はドコモがやってくれるのか。あるいは本国のようにGoogleが直接扱う、しかもSIMロックフリーでってなると面白いなぁ。「Nexus One」の話も長くなりそうなので、また別の機会にでも。
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