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今日のタイトルの「如己愛人」皆さん、ご存知と思いますが 「己(おのれ)の如(ごと)く人を愛する」と言う意味です。 それとは、視点が違うような気がしますが 今世での私の課題が もしあるとしたら自分と他人の境目を大切に、でしょうか? 入院した時、ときめきトゥナイトを読んでいた事は 前に書きました。そこに出てくる蘭世ちゃん(だけでなく、多くの登場人物が)愛する人を命がけで助けようとするんですよね。。。それで死んでしまったり。また生き返ったり。 マンガ家の池野恋さんは、マリア様的な「愛」の象徴であってほしいと 蘭世を描いています。 マンガの中でも、最後の戦いは、蘭世が相手を母性で受け入れることで魔界に勝利をもたらします。 何が言いたいのか?と言うと うまくまとめられるかな?「如己愛人」と言う言葉を知るきっかけになった永井隆先生。 以前紹介した 長崎の原爆を受けて生き延びた 看護士さんの本「凛として看護」に 登場されるのですが これが又、凄い方なのです。。。 放射能医学を専門に学び、 長崎医科大学助教授、物理的療法科部長に就任。 当時、放射線災害予防については 次第に有効な方法が考え出されていたけれど 戦争で多くの患者を診療するとなると レントゲン医学者の被爆量が 身体の限界を超え 亡くなる場合もある- それを覚悟の上で、仕事を続けられました。 そして その胸を、奥さんとなる方に詳しく話し、 万事承諾の上で結婚、二人の子を授かります。 この奥さんも、凄い方です。。。 戦地へ借り出されて人手が足りない中、 一人で幾つもの仕事を抱え、やがて永井先生も白血病に。。。 その事を奥さんに伝えると 「生きるも死ぬるも神様の御栄えのためにネ」 二人の幼子の行く末について相談したら 「あながた命をかけて研究なさったお仕事ですから、 きっと子ども達もお志をついでくれるでしょう」と。 それを聞いて、永井先生も落ち着きを取り戻されました。 その矢先です。 長崎に原爆が落ちたのは。 ご自身も、ひどい怪我を負われている中 永井先生は皆を指揮し、患者を助けます。 従来の白血病に、原子爆弾症が加わったのに 「その絶望は半日もつづかなかった。 原子爆弾症-この新しい病気を研究しよう! そう心に決めた時、それまで暗く圧しつぶされていた心は、 明るい希望と有機にみちみちた。 私の科学者魂は奮い立った」 と、著書の「この子を残して」に書かれています。【送料無料】この子を残して どこまでお強いのだろう。。。 永井先生も奥様も、クリスチャンで深い信仰があるからでしょうか。 もちろん先生も人間なので、心配することもあります。 でもだからと言って、その強さが無くなるわけではないのです。 まずは自分を守って。 自分が元気じゃないと、相手も助けられない。 その通りだと思います。 でも、前回の入院から 今回の震災を経て ずっと考えて思ったことは、 自分を大事にするのも、相手を優先して大事にするのも 「結局、その人の選択なのだ」と言うことです。 誰の命も一番大事。 どうにもならない状況で選ばなければならない事が、 時にあるのではないか?と言うこと。 それは、良い悪いで判断できることではなく もっと深い何かが、そこにはあるような気がします。 もちろん、 そんな状況が訪れないに越したことはありませんが。 でも、私は蘭世ちゃんじゃないので 生き返るなんてことは、あまり無いだろうから(爆) 普段は、一線を引きたいと思います などと、今の私は考えてるのですが 十年後の私は、どうでしょう? わかりません(笑)
April 20, 2011
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前回の日記で、マリア様のことに触れましたが、先日、NHKのプロフェッショナルと言う番組で「山谷の街で命によりそう ホスピス看護主任・山本美恵」さんを初めて知り、「いた! マリア様!」と思いました。 もうご存知の方、多いと思いますが映画「おとうと」で、山谷のホスピス「きぼうのいえ」がモデルになっています。 、【新品】【DVD】おとうと/吉永小百合/笑福亭鶴瓶 私は、本のタイトルの中で、山谷のホスピスと、見かけたことがありましたがずっと山や谷のある自然豊かな場所にあるホスピスだと思い(爆)、その時は、興味も湧かず、手に取りませんでした。 山本さんの言葉で、印象深かったものの一つがこちら。おじさんたちの言葉を聞いているととても自己卑下の言葉が多くて社会を恨んで 人を恨んでそのまま自分も否定しながら最期を迎えるって 悲しいことだと思うんです。自分の人生色々あったけど まんざらでもなかったなってあんな苦しい思いをしてきたけどよかったかなって思いながら旅立っていただけたらと思っていて。 最期の時じゃなくても、自分を否定しながら生きるのは辛いですよね。私の中では(相手に対してもそうですが)、 愚痴も、ok。 日本人の美徳、謙遜も、ok。 でも度を超して、自己を卑下するのは、体や心に影響が出てしまう時がある- 「愚痴と謙遜」と自己卑下、そのボーダーラインは、どこなんだろう?きっと心身に症状が出ていないかどうか?なのかも知れませんが、 心の病で友人を亡くしてるので、相手が自分を否定する言葉を多く発していると、またその友達まで失うのではないか?と、どうしても心配が先に立ってしまう時があります。 でも「きぼうのいえ」では、どーんと受けとめてあげるんですよね。丸ごと ありのままのその人を 大切に。 もしかしたら自分がこの人だったかも知れない、そういうあったかい視点で。 「自業自得」と言う人もいますが、生い立ちや、経済的な変化など本人の努力ではどうにもならないものを背負った人が多いです。 と、山本さんのインタビューには書いてありました。そう言い切れるのって、凄いなって思いました。その人の歩んできた背景まで思いを馳せ、相手が全てを話さずともちゃんと感じ取っていらっしゃるからでしょうね。。。 本物の愛情が流れているのが、TVの画面からも伝わってきました人生の醍醐味ですね。。。 最後に 山本さんにとって、プロフェッショナルとは自然の流れを大切にして全ての人 全ての流れを信じて 委ねるということが できる人だと思います。 そこまでの信念が無ければ、経済的な面での運営等を考えたら、そもそも始められないし、続けられないでしょうね。。。 私も、場所や形は違っても、山本さんの様な人生おくりたいなぁ。。。初めは山本さん、30代かと思いましたが、年齢を聞き、ビックリ!年を取らない顔つき(骨格とか)の方なのかも知れませんが、お若いです!充実した幸せな人生をおくっていらっしゃるからでしょうね。 色々な大変な事もあると思いますが、とても自然体で素敵な方でした 東京のドヤ街・山谷でホスピス始めました。 きぼうのいえHP山本美恵さんへのインタビュー
December 19, 2010
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もうご存知の方、多いかも知れませんが、今日ご紹介するのは、マックの創設者、スティーブジョブス氏が2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。 最初は、誰?と分かりませんでしたがマックの創設者が凄い方だったぐらいは、どこかで読んだ事があるので、あ~この方かと映画俳優さんみたいと思いました。 スティーブ・ジョッブズのスピーチ 後、おまけおにぎりくん占い私は、ツナマヨでした
April 16, 2010
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先日、妹の誕生日とお店の十周年記念を兼ね、お祝いに温泉で一泊ご招待を受け、皆で萬国屋さんへ行ってきました。http://www.bankokuya.jp/index.html上記の写真が、ロビーです!天井の作りが、まるでインディアンのお家、ティピみたい2才の姪は、ごろんと床に寝っころがって、高い天井を眺めていました。私も子供だったら、ホントはやりたかったな。。。 外は雨でしたが、山の緑が美しく、それだけで幸せ。。。 お風呂もとっても広く、熱めの湯とぬるめの湯、両方あり、今回は、ぬるい方にゆったりとつかることができ、感激!と言うのも、もう少し甥や姪が小さい頃は、子守に体力を使うので、お風呂までは残らず、一緒に泊まりに行っても入らなかったのです。ここにも成長を感じることができました。 今、萬国屋さんのHPを見たら、温泉が東北一に選ばれたと書かれていました。私の拙い説明では、それがさっぱり伝わりませんね。プロが選んだ日本のホテル・旅館100で、総合9位。 おもてなし部門 5位。も、初めて知りましたが、納得です。ちょうど定額給付金プランがあったので、普段よりは、そんなに高くない値段で泊まれたと、義弟は言ってくれました。どうもありがとう感謝感謝です そして昨日は、父の外来に付き添って行ってきました。退院後、大分回復しましたが、間質性肺炎と言っても色々でどんな病気なのか、両親からの又聞きでは、よくわからず主治医の先生に直接お聞きしたかったからです。先生のお話では、治す薬がない。 今は症状が、表に出ていない。 原因は、これと言って特定できない。(タバコの場合も、ある)風邪をひかない様に、人混みを避け、十分気をつけること。などなど、やはりある程度事前に調べていたものの、こわい病気だなと思いました。 治す薬がないと言われると、ムッっときて(何に対してかわかりませんが)色々と調べています。最近私も試しているホメオパシーの中にも、あるといいのですが。。。母も、野菜で病気を治す本を読んでは、毎日、生ジュース(人参、大根、リンゴ)を三人分作って、飲ませてくれます。父も母も、今、生きてくれてることに感謝して。。。 私の方は、「西の魔女が死んだ」の映画がご縁で知り合えた方のところで少しだけお仕事を手伝わせて頂けることになりました。そのお仕事が終わるまでですが、私の体調に全面的に合わせて下さるので、こちらもとても有り難いな。。。と、人とのご縁に深く感謝です。 最後に、予見の陽さんの日記で、素敵な言葉が紹介されていました。http://blog.livedoor.jp/jpn0123/archives/51598860.html『七走一坐』という語です。「七回走ったら、一回坐る」という禅の言葉なのだそうで。一つのことに突っ走っていても、途中で一度座って考えることが大切というわけで。どんなときも落ち着いて考えを整理する時間をとることが大切なんですね。。。最近の、いや今年の私に、必要な言葉だな。。。と思ってます。(一生かな?) オマケ:インディアンティピを買いたい方:(有)きたもっくhttp://www.kitamokku.com/teepee/teepee_hanbai.htm楽天では、見つけられませんでした。 _(._.)_楽天トラベル:萬国屋http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/12577/12577.html
May 20, 2009
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以前、メナードのCMで流れていた「Down To The River To Pray」を歌われている島村智才さんを、笑店でも、ご紹介させて頂きました↓http://plaza.rakuten.co.jp/waraumise/diary/200701050000/#commentその後、マイミクさんにもなって頂いたのですが、いつも素敵な文章を書かれています♪今日は、その一つをご紹介させて頂きますね☆"don't make it happen, just let it happen" そう教えてもらったことがある。 故意的に何かを切り貼り仕上げるのではなくて、 何かが生まれてくるようにただ自然に任せることだ、と。 わたしは少々焦る傾向がある。 頭でっかちとも言う。 でーんと構えてたいのに、 ちっちゃい肝っ玉が すぐにぎゃーぎゃー言って ほしい答えに向けて投げかける。 頭でばかり考えるから、想像することを次から試そうとする。 例えば 作動中のカーソルをさらに押してしまったり、 返事を待てずに断ってしまったり。 別の角度から見れば短気とも強欲とも。 そんな私にやっぱり大事、 let it happen させること。 つぼみから花へ開花させたい時は むりやりこじ開けたりしないように、 そっと 水と光と静かな暗がりのくりかえしのなかで あたたかなまなざしを向ける。唯一できることと言えば、目は離さず、手を放せ。 自分の手だって 赤子の時からここまで大きく大きく育ったように、 もっともっと大きな流れを見つめること、ゆだねること。 どうやって大きく手をするかなんて考えたって 私にはわからない。笑 理由を知ることより、その時間を楽しく待つことの方が大事なこともあるってことか。 何かをしなきゃ、って捕われてるとき、 とっても怖くて、何でも限りがあるように感じてしまう。 でもそれだって 全てはマインドが作り上げること、 だったら全てを思うように描き、信じることもまた可能。 見えないところで真実の力は働いているから、 don't make it happen, let it happen. どれだけ天と我慢比べが出来るかやってみるとするか。 今日の私への戒め。 ------------------------最近私も、自転車の時、黄色になりそうな青信号や黄色の信号は、渡らず待ってみよう♪と、とりあえず心がけてます家の母が、そうなのです。きっとこんな小さなことが、大きなことにもつながっていく気がして。。。子供が一日で大人になる訳ではないように、自然の流れと言うものがあって、自ら働きかけることで変えられる部分と待つ部分と、両方あります。その見極めが、時に難しいけれど。。。 春から、姪も保育園に入り、生活もがらりと変わりましたが、大海原を 家族全員大きな木の船に乗って、朝日に向かって漕いでいる情景が心の中に、浮かんできます。Let it go から、Just let it happen。。。って、感じかな?そんな今の私にピッタリの、島村智才さんも歌ってらっしゃる、航海by dede'を、ご紹介して終わりますね。曲を聴いていると、思わずパソコンの前で、体が揺れました。航海 by dede' 島村智才さんのHP:http://music.broblo.jp/shimamura-chisa/
April 15, 2009
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去年の5月頃、書の上手な0さんに「体と心」と書いて欲しいとお願いしてました。ちょうど0さん宅へ遊びに行ってた時なので、その場で習字紙に、ささっと半分遊び感覚で書いて頂けるものと、安易な気持ちでおりましたが、書の上手な方ゆえに、頼まれると、時間をかけて構想を練って下さるのですね。作品が届けられたのは、大晦日の夜。まるでかさこじぞうのお地蔵さんのように、家が年末で忙しいだろうと声もかけず、玄関にそっと置いて行って下さったのです。0さんご自身、一昨年と昨年の初めは、都会で一人暮らしの娘さんが病に倒れ、ずっと看病しに行っていたとのこと。その経験から私に、「私、○○ちゃんのこと なんにもわかってなかった。 病気になるって どういうことなのか。 ○○ちゃんの気持ちがわからず、いたらないこともあったと思う。 ごめんね。」と謝って下さいました。 0さんから頂いた作品は、夜寝る前と朝起きた時に目に入る位置に、飾らせて頂いてます。 目を瞑っていても、二つの書から光が降りそそいがれているような感覚がして、これからは体が良くなりそう、そんな予感がしてます。
January 6, 2008
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この間、行きつけの美容室から、電話がありました。何だろう?と思って、電話に出ると、美容師のSさんが、風邪をひかれたとのこと。 お店は、通常通りやっていますが、どうなされますか?と、体の弱い私を気遣って、事前に知らせて下さったのです!と言うのも、去年私は、実際風邪の菌を感じていたので、そのことをSさんにもお話していました。風邪などここ10数年ひいたことなかった彼女は、大変驚いて、覚えていて下さったのでしょう。でも今年は、違います。 風邪の菌を、感じないのです。喉頭炎になりやすく、鼻かぜをひきやすい状態ではあるのですが、体が回復してきています。ただ甥と姪の、水疱瘡月間で、11月はぐずって大変でしたので、声がでなくなり、とうとう安売りしていた吸入器を購入しました。声帯に軽い炎症が起きているだけでも、声はでなくなるとのこと。健康な時も、声枯れは、何度も経験してるので、声の出し方、今度研究みるつもりです。→☆話は、美容師さんとのことに戻りますが、結局、それから6日後、まだ咳は出ると仰ってましたが、お互いマスクをしながらと言うことで、髪を流すのは無しにして、髪を切ってもらいました。幸い風邪はうつらず、少し自信がつきました。
December 6, 2007
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ブログ友達の 、nonohana さん。日記から伝わってくる、nonohana家の日常は、とても可笑しく(失礼!)、しょっちゅう笑わさせて頂いております。^^文武両道で、まるでやんちゃな男の子の様な?(またまた失敬!)、長女さんのお話は、とても愉快です。(うちの三姉妹の様に、カテゴリー別にして欲しい程です。。。)nonohanaさんから了解を頂いたので、本当は全部ご紹介したいのですが、今日は、その中から二つupします。=バスより速い足=今朝は高校のスクールバスは使わず、最寄り駅の1つ前で降り歩くそうです。金欠病のためか。その方が返って早いとか。体力があるとは言え、大丈夫なのかぁ・・・そういえば高校の時も、時間がないとその1つ手前の駅で降り走って学校まで行ったとか。途中、自転車通学の男の子を見つけると、後ろに乗っけてもらってたっけ。と言うより、体力のない男の子だったりすると、筋肉質長女を乗っけるとヨロヨロ。で、おまい、後ろに乗れよ~~~!!!と、長女が男の子を乗っけて、ヒュ~ヒュ~走ったのだと、聞いたっけ。何とかこの教育実習、無事に終わって欲しいものです。-------------------------------------------------------------------------=大学受験される妹さんへ、長女さんからのエール=昨日憧れの大学に行って来て疲れてしまったのか・・・今日はいまいちダラダラぎみです。(次女さんのことです。)手強さを実感して恐れをなしているのかな・・・。姉が留学中でなければ学校で励ましてあげられるものを・・・・。と言っても姉は自分の生活が楽しすぎて妹の受験になどまったく関心がないらしくメールしてあげたら??心強いと思うよ!と催促されてやっと妹にメールするといった親としたらなんだか淋しいような・・・・・。ねえ?もう少し思いやりがあってもいいのにね~!!なんてメール来た??と次女に聞いたら、「頑張って!!女子トイレ凄い混んでるでしょう? 男便使え!」だって!!!笑っちゃうよね!!!受験のアドバイスでもなんでもないし・・・。まるでお兄ちゃんだよね。お兄ちゃんでももっと心細やかなこと言えるよね!!困ったお姉さんです。
June 23, 2007
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上記の人形のタイトル:「祈り」先日、高橋まゆみさんの人形展を 見に行ってきました。人形展のちらしを見つけた時、見に行けたらと、茶の間の茶箪笥に貼っておきました。叔母や祖母も喜びそう♪と、最初、叔母にもちらしを見せた時は、第一声が「これより、可愛らしい人形、○○で見たことがあるわ。」でした。でも、実際祖母を連れて 人形展を見に行った叔母は、「何度行っても良いほど! 行きたい時は、連れて行くから遠慮なく言ってね!」と一緒に行けなかった私に、人形の写真集をお土産で プレゼントしてくれました。すると次は、我が家のちらしと、その写真集も見た妹も、家族で人形展を見に行き、とても良かった♪とのこと。そんなに良いものとは思わず、人形のにの字も言わなかった父が、急に家でも行こう!と、連れて行ってくれました。本当は、写真集を見せてもらった時点で、お腹一杯になった気になり、祖母や叔母、妹夫婦も喜んでくれた事だし、私はいいかなと内心思ってました。でも、実際人形を見た瞬間、その存在感に圧倒され、写真集で見たのだけれど、全然写真集から受ける印象と違い、ぐいぐい引き込まれました。やはり本物は、違いますね!父も、人形を見ていると、幼少の頃を思い出す様で、自分が思っていた以上の作品に、とても喜んでました。普段は、美術館なので、皆静かに観賞しているのですが、この人形展は、あちこちで、おしゃべりが絶えません。平日でも、沢山の方が足を運んでいらっしゃいました。主人公の人形の殆どが、おじいちゃんとおばあちゃん。「お金がなくったって、戦争があったって、食い物さえあれば、生きていける」人形のモデルになった、おじいちゃん・おばあちゃん達の言葉がパネルに書いてありました。創作者の高橋まゆみさんが、ビデオの中で、確か(間違っていたら、ごめんなさい)「これからは、もっと深いものを表現していきたい。 障害者や痴呆の方も。。。」と仰っているのが、心に残りました。私も、せっかく病を得たのだから、深く深く・・・と、背筋を正された思いがしました。
June 11, 2007
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もうすぐ、アマゾンのカヤポ族長老ラオーニとメガロン(カヤポ族のリーダー)が来日します。→熱帯森林保護団体HP一目お顔を拝見してみたいけれど、会いには行けません。それでも、ワクワクするのが、不思議です。^^以前、熱帯森林保護団体代表の南研子さんが、ホットワイアードにて「先端人日記」として公開されていた日記(2001年12月19日)で、(リンク先を、見つけることができませんでした)とても興味深い、インディオの病気に対する捉え方、治療法が紹介されていましたので今日はそちらを、日記にupします。インディオの集落では、医者の役割を呪術師が引き受ける。呪術師が私に言った。 「研子、この世に病気など存在しない」「じゃあ何故、皆病気になるの?」「それは、たとえばお腹がいたいとする。 そうすると病気の精霊が暮らす国からその波長を察知して、お腹がいたい人に入るわけだ。」なるほど!どおりで呪術師は、最初に患者を診る時、治療をせずに精霊とコンタクトし交渉にはいる。「どの位いらっしゃるつもりですか?」「ウーム、居心地がいいので当分いようかな」など。その日は患者がいくらしんどくても、治療はしない。 また翌日尋ねる。「本人もだいぶ参っているので、いかがなもんでしょうか。 ほどほどのところでおひきとり願えませんでしょうか?」「まあそれなら ここ数日で国にもどろうか。」その後、病気の精霊に礼を尽し、治療に入る。 薬草を使う場合もあれば、祈りの時もある。 カヤポ族の長老ラオーニが、患者を治療しているところを数回見たが、患者の身体をラオーニが摩ると色々な物質が出てくる。 それが直径4センチ位の緑色の石のようなものだったりする。両者とも真っ裸なので、トリックなど当然無い。 「これは精霊のうんちで、精霊はお腹がいっぱいになった。 もう帰ったから大丈夫。」不思議な事だが、大方はこれで皆全快する。----------------------------------------万能な治療法は、どこにもないけれど、大方これで皆全快するなんて!精霊は、いったい何を食べたのだろう?体験してないので、まだよく話の内容がのみ込めてません。いつか質問してみたいな。。。
May 16, 2007
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昨日、きらっと生きるを観て、衝撃を受けました。脳性マヒの植木里美さんが、障害者プロレスに打ち込んでいらっしゃったからです。初めは、少し理解できませんでした。何故、植木さんが、怪我などのリスクもあるプロレスに果敢に挑戦しようとするのか?中学の頃、植木さんは、障害があるから、他の部分は、いい子でなきゃいけない、そう強く思っていたそうです。私の中学の頃と言えば、まだ健康な時だったので、授業中のおしゃべりで、先生から怒られていました。いい子でいるのが恥ずかしい気持ちの方が、強かったかな?でも、今の自分はどうだろう?私にも、思い当たるかも?そんな植木さんをプロレスの道へ導いたのは、一冊の本でした。それは、無敵のハンディキャップ―障害者が「プロレスラー」になった日(著者:北島行徳さん)その本の中にある、「健常者に近づくのではなく、逆に障害者である事を強調する。」この一説で、これまでの自分が、根底からひっくり返されたような気がしたそうです。普通のプロレスだと、観てるとちょっと恐いけれど、レスラー遠呂智の闘いぶりは、こちらも内に秘めた闘志がふつふつと伝わってきて、心の中が熱くなりました。私に合う生き方って?と、考えさせられました。
February 25, 2007
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二人を最初に知ったのは、アンビリーバボーと言う番組でした。二度目は、「きらっといきる」で。その二人と言うのは:NHKの番組紹介より広島県呉市の阿田光照さん(29歳)・陽子さん(23歳)夫妻。15歳のときに事故でけいついを損傷し車いす生活を送る光照さん。14歳のときパニック障害と診断された陽子さん。7年前に文通で出会い一緒に暮らし始めた2人は、車いすダンスで世界選手権3位入賞、さらに介護タクシーを開業と、それまでは「自分にはできない」とあきらめていたことを実現させてきた。生活、仕事、そして生きがい。 番組では、お二人で 力を合わせ生きる姿を 描いています。ここでは、さらっと紹介されていますが、実際はもっと深く心にせまってくる人生を、おくられています。お二人のHPより:いまにも消えそうだった二つの光が、絶望の暗闇でお互いを見つけた。 運命の出会いは、いつしか固い絆を生み、眩いばかりの"光のダンス”を踊り始めたのだった。他の言い方がすぐ思いつきませんが、運命の人っているんだなぁと、助け合って生きる二人の姿を見て、そう強く感じました。詳しいお話は、みつ・ようちゃんのHPで(^-^)陽さんは、光照さんと結婚され、お仕事を一緒に始められた直後に、私と同じ、潰瘍性大腸炎を患っています。何だか人ごととは、思えませんでした。自分に関しては、病気になった表面上の理由は 分かります。 でも深いところにある、本当の理由は?-この経験を、どう還元していけばいいのか?具体的な方法を、もっと回復できる様に、自分自身も色々試しながら、模索中です。とりあえず今は、笑店を通じて情報発信ぐらいしかできませんが。。。36歳で亡くなった私の祖父は、光照さんと陽さんが暮らす呉で、働いていたことがあるそうです。私も広島に住んでいたこともあるので、いつか呉に遊びに行って、光照さんと陽さんの「ひかり介護タクシー」に乗ってみたいな♪あ、介護タクシーだから、だめかも。
February 1, 2007
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外は嵐です。北風がピープー吹く中、心があったか~くなるいしい りょうこさんの作品を、今日はご紹介致します。
October 24, 2006
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朝日新聞に紹介されていた身体障害者通所授産施設,「緑光苑」で制作されているソックモンキー。米国の多くの家庭で愛されていたぬいぐるみだそうです。東京都内のセレクトショップなどで、取り扱うほか、この春からは 百貨店にも広がる予定とのこと。ちょっと自分でも、作ってみたいナ♪「緑光苑」ソックモンキ-が購入できるお店も、紹介させている記事です
March 28, 2006
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出会いの奇蹟こんなに世界は 広いのにどうして ふたりは 出会ったのこんなに 姿は 違うのにどうして 心が 通じるのThe world is so large.Why did you and I meet?Differences are so great,Why do our hearts connect?-----------------------------------エム ナマエさんを知ったのは、「きらっと生きる」の番組でした。盲目のイラストレーター。どうやって絵を描くのだろう?彼のお話では、もともとイラストレーターを職業として、何枚もの絵を描いてらっしゃるから、体が覚えていて、色も絶対色感を持ってるとのこと。一度使用した絵の具の色を 完璧なほどに記憶していて、それが薄らいだり忘れてしまうことがないそうです。(詳細は、エム ナマエ公式サイトの エム ナマエの秘密を読んで下さい。)エム ナマエ公式サイト心で描いているから、人の胸を打つ絵になるのでしょうね。エム ナマエさんのグッズ
March 23, 2006
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去年、いつ治るともわからない関節炎に、ため息が出ていた私の目を覚まさせてくれたのが、「きらっと生きる」に出演された、進行性化骨筋炎FOP患者 北岡幸美 ( きたおか ゆきみ:白い服 ) さんと渡久地優子 ( とぐち ゆうこ :黒い服) さんでした。F0Pは、筋肉が次第に骨になっていく進行性の病気で、200万人に1人が発症するといわれています。全国で十数名しか確認されていない原因不明の病気で、治療法もまだ見つかっていません。関節が固まる部分や進行のスピードは、人それぞれ違います。北岡さんは、3歳のときにFOPを発症しました。現在は、ほぼ立った状態で身体が硬直し、主に首や肩、股関節、足首が固まっているといいます。 渡久地さんは、2歳のときに発症しました。立った状態で身体が硬直し、座ることができません。指以外の身体が固まっている状態だといいます。 現在FOPは国の特定疾患(難病)に指定されていないため、二人は難病指定を求めて活動をしています。お二人の姿を見て、芯が太くて強そうな印象を受けました。私の場合、関節炎で固定してしまった薬指など、たった一本だけ。膝は両方炎症があって、足を引きずりながら歩いていたけれど、腸の炎症が治まれば(もう治まっていたけれど)、いつかは関節炎も治まるはず。。。と、その兆候はまだ全く見えなかったけれど、そう自分に言い聞かせました。二人のお陰で、私の平常心が、ぽこっと顔を出しました。一日も早く、F0Pが難病指定になりますように・・・J-FOP~光~のHP
March 11, 2006
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2004年6月5日、「きらっと生きる」より藤本隆二( ふじもと たかじ )さん・弘子( ひろこ )さん夫妻は、重度の脳性まひです。今から13年前に結婚し、周囲の反対を押し切り、地域で暮らし始めました。二人は、駅前や街角でビラをまいて、支援者を募りました。はじめは、千枚を配って、ようやく一人来てくれる、という状態だったといいます。 翌年、隆弘君が誕生 。子どもの成長とともに、少しずつ支援者の輪が広がっていきました。 隆二さん:「以前は制度がほとんど無くて、全部ボランティアに頼まないとアカンかったから、すごく大変でした。やっぱり、子育てを始めて“大変やな”ということが、周りに伝わったんちゃうかな」 そして今、月に訪れる、ヘルパーやボランティアの数は 200人。 大家族の藤本家です!!***********************************こういう生き方もあるんだなぁと、とても参考になったお話です。自分のやりたい事を、諦めない気持ちと、助けを求める勇気(?)があれば、何とかなる-それにしても、200人も家族がいるなんて素敵です♪
January 11, 2006
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先日、笑店でも、「まっすぐ」と言う詩をご紹介した 杉田 知代子さん。現在、大手電機メーカーで翻訳の仕事してらっしゃいます。脳性マヒと学習障害もつ、彼女の体験談は、今年のNHK障害者福祉賞で、最優秀賞に 輝きました。タイトルは、「頭がチーズだったから」。数字や日本語を読むのは苦手だけれど、英語を訳さずそのまま理解することが、得意。数字をやると、左側の脳がむずむずして、気持ちも悪くなり、英語を使ってると、右側の脳が熱くなってくるそうです。いいこととわるいことは、半分づつ。私も、杉田さんの様に、自分の特性を理解し、大切にしていけますように・・・杉田さんのHPです。「ちーちゃん」の れんらくちょう
December 10, 2005
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「まっすぐに」As hard as possible Just a simple way to goできること せいいっぱい。 生きるって そうゆうコト。As hard as possible Yes just a way you areできること せいいっぱい。 そう。そのままで。As hard as possible You don't have to patch it up できること せいいっぱい。 ムリしなくて いいんだヨ。As hard as possible Just a simple way to goできること せいいっぱい まっすぐに。
December 6, 2005
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きらっといきる今日は、異なる障害を持つ二人が、4年の歳月を経て、今年4月、結婚生活を始めるまでの素敵なエピソードをご紹介します。京都市で暮らす小坂義夫 さんと瑞恵 さん。夫 の義夫さんは、47歳 。商店街 にある本屋 の三代目 です。脳性まひのため、手足をうまく動かせません。 妻の瑞恵さんは、33歳。ハラーマン・ストライフ症候群という病気のため、身長120センチと小さな体です。視覚障害 もあり、左目はほとんど見えません。初め、義夫さんは、「自分より障害が重い人とは結婚できない」と、瑞恵さんに告げました。その言葉に、“自分を否定されたまま、二人の仲を終わりたくない”。瑞恵さんは、義夫さんの気持ちを、絶対に変えてみようと決心します。そして、義夫さんにメールを打ち続けます。「障害の重い軽いだけで人を見ているあなたは、私と別れても決して結婚なんてできない。本当の私をみてほしい」 やがて義夫さんは、いつも自分のことを真っ先に気遣ってくれる瑞恵さんの大切さに気付き始めます。義夫さん:「はじめは、背が低いとか、目が悪いとか簡単に言っていましたけど、実際は、ちっちゃくて体力が無いように見えてもそこそこ体力はある、行動力はある、“こんなことできないやろな”と僕の中で思っていることができる。 やっぱり、見かけとか、そんなんやない。僕にとっては、瑞恵がいちばん必要なんやと…」 義夫さんは、瑞恵さんとの結婚を決意します。障害者同士の結婚に反対していた自分の両親に、事あるごとに瑞恵さんを引き合わせて、その人柄を理解してもらおうと務めました。 そして、ついに、プロポーズ。義夫さんは、何も言わず、瑞恵さんの前に婚姻届を差し出しました。 瑞恵さん:「(婚姻届を)“はい、これ”って。紙は近づいてみて、そうしたら婚姻届と書いてあって、え?って思って。そのとき、二人とも号泣してましたね。なんか分からないけど、意味もなく涙を流してましたね」 -----------------------------------瑞恵さんは、障害 のハンディを克服しようと、パソコン、簿記 、秘書検定など、9つの資格を取ってきました。そして、事務職を希望して、30社の面接を受けたのです。しかし、結果はすべて不採用。 努力してこつこつ取った資格は、まったく考慮されませんでした。でも今は、国家資格を目指して、はりやマッサージの技術を学んでいます。背が小さく、力が弱い瑞恵さんにとって、決して楽な仕事ではありません。しかし、企業への就職が難しい今、「障害を持つ自分が仕事に就ける可能性が高いのは、この道しかない」と瑞恵さんは考えています。 -----------------------------------瑞恵さんの力強い生き方に励まされます。 彼女の様に、強くはないけれど、見習いたいです・・・詳しいお話は、きらっと生きるのHPでどうぞ!
December 5, 2005
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今日は、素敵な南瓜のラグを見つけたので、ご紹介します。すずかけArtist コラボレーションラグ
August 2, 2005
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アトリエ(授産施設、小規模作業所)と社会福祉法人プロップステーション、そしてフェリシモが協力して、チャレンジド クリエイティブ プロジェクト(CCP)が生まれました。プロの手が介入することによって 埋もれてしまっていたチャレンジドの才能や感性が 十分作品に活かされ他人事ながら このプロジェクトを知った時とても嬉しく思いました。授産施設、小規模作業所などで販売されている小物などには、あたたかさにあふれたものがたくさんあります。 けれどあともう一息、プロのバックアップがあったら、例えば、雑貨やさんに並んでても違和感のないグッズになるだろうなと、いつも感じていたからです。CCPの様なプロジェクトがどうか日本中に広まりますように・・・
May 12, 2005
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私は、アート作品が大好きです!観てるだけで、ココロ躍り始めます。今日、ご紹介するアトリエインカーブのHPにはNYの近代美術館でも、並んでそうな作品が、ちらほら。アトリエインカーブ良かったら、ぜひ覗いて見て下さい!
April 17, 2005
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障害者を納税者に!をスローガンに、プロップステーションは、IT(情報通信技術)を活用して、チャレンジド(障害を持った人達)の自立と就労を支援する社会福祉法人です。ナミ姉の愛称で親しまれているご自身も重度心身障害の娘さんを持つ竹中ナミさんが、理事長。舌で風を感じる娘の麻紀さん。ダンプの通った後の砂埃でも舌で風とたわむれる。ナミ姉の麻紀さんに対する愛情の深さに、心打たれます。プロップステーションHPプロップステーション
April 1, 2005
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カレルチャペックのガ~ルズティー春は、日ざしがぽっかぽか。 ガールズティーで、のーんびり BREAK TIME !***************************************************************************大病を得て初めて、幼少の頃から障害をもつお友達ができました。彼らは、日本にいながら、まるで異国の人のよう。異文化の中で育まれた感性には、心打つものがあります。と同時に、病気の面では人生の大先輩。心穏やかに過ごす時間が、とても長い人達だなって感じています。私にとって人生の醍醐味の一つは、世界中にお友達をつくること。体力がへってしまった今、近くに異国の友達がいて直に会えることはとても有り難いのです。
March 16, 2005
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