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京都大学が留年や中退に悩む学生たちに「あまり悲壮感をもたずに、冷静になってほしい」というメッセージを、 web
留年や中退する学生は、自分の失敗、破滅と考えてしまうが、京大の学生支援センターでは「そう考えないことだ。日本全体の仕組みとして、一定数の留学や退学を生み出すようになっているのだ」と学生たちに優しく説明している。これが学生たちの胸に温かく響くようだ。
この留年脱出のための工夫として、朝出かけるのがつらい人は、近所の自販機まで行って缶コーヒーなどを買って飲む、といった習慣をつけること。欠席のとき授業の関連情報を入手できない人は、京大生向けの SNS
などを活用し、情報をもらうことなどを提案している。
たしかに私たちの周りには、留年経験者はいくらでもいる。有名人でも少なくないだろう。学生時代の留年、退学だけでなく、社会に出ても、就職で失敗する人は数多い。いやむしろ順調に学生時代を過ごした人ほど世間知がなく、怪しげな会社に入りがちだ。その結果、2度も3度も転職してしまう。
結果としては、留年した人と大差ない人生を送ることになってしまうのだ。社会に出て4年で大学を卒えた学生が喜ばれるのは、留年組より年齢給が安い、というだけだ、とはっきりいう経営者もいるくらいなのだ。むしろ留年組のほうが教養や知識、常識などの世間知をもっている人が多いのではあるまいか?
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